GoTo西表2020の最近の記事

それまで家族会員だった、ANAマイレージクラブの「スーパーフライヤーズ会員」
実は春先に裏修行を行っており今年私単独で「プラチナメンバー」になっておりました
これでJALの紅組に加え、ANAの青組も制覇
はれて紫組になりました
 

iriomote00.jpg
 

ということで9月の秋分の日、敬老の日を交えた連休
旅にでることにしました
これがANAのマイレージ会員解脱後、初となるフライトとなります
何度も通ったプレミアムチェックイン&専用の保安検査場を潜り抜け
 

iriomote01.jpg
 

やってきたのは新千歳空港国内線ANAラウンジ
裏修行時にはソーシャルディスタンス真っ最中で氷を置かないなどかなり不便していましたが、かなり通常に戻ったようです
このあと2回乗り継ぎますので、頼もしく思えます


iriomote02.jpg
 

さてラウンジといえば樽生ビール
新千歳空港のANAラウンジには
「サッポロクラシック」「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り」
それに「サントリー角ハイボール」のサーバーが置かれていました
 

iriomote03.jpg
 

そのほかアルコールは
宮崎県霧島酒造の本格芋焼酎「黒霧島EX」
長崎県壱岐 猿川伊豆酒造の麦焼酎「猿川 角デラックス」
ケンタッキー州のバーボン「メーカーズマーク(レッドトップ)」
それとわが北海道が誇るウヰスキーメーカー「ニッカ」の「スーパーニッカ」
 

iriomote04.jpg
 

このラウンジには珍しいものが有りました
それが「東京レモン・エイト・クランチチョコレート」
 

iriomote05.jpg
 

朝食にとコンビニで買ったサンドイッチとともに
朝から樽生ビールやらせてもらいます
そう今日レンタカーの運転はなしということで、たっぷり飲んでいくことにします
 
 

iriomote06.jpg
 

そうこうしている間に搭乗じかん
ANA050便に乗って羽田空港を目指します
ちなみに搭乗の斎はソーシャルディスタンスを意識して、後ろの席からカテゴリー毎に呼び出される搭乗方式に替わっておりステータスの優先搭乗は有りませんでした
 

iriomote07.jpg
 

搭乗する機材はボーイング777-200
ボーイング社が開発した長距離用ジェット旅客機で、機内には通路が2本ありより多くの乗客が搭乗できるように開発された機材です
残念なことに先般の報道によると
ANAは今年度5,100億円規模の最終赤字を見込んでおり
事業構造改革の一環として機材の一部を早期退役させますが、ボーイング777型機については大量の22機が早期退役の対象になっているようです
まぁ長距離向けの大型機と言うこともあり、燃費が悪かったり整備にお金が掛かったりとするのでしょうね

 

iriomote08.jpg
 

1時間40分のフライトで羽田空港へ到着
トランスファーを経由して制限区画からは出ないようにしたのですがこれが正解
この連休、久しぶりに飛行機に乗る客が激増したのですが
それまでの減便体制のままスタッフの数を減らしていたことが裏目に出て
この日は羽田空港はかなり混乱が有ったようでした
(この話は現地についてから聞きましたが、保安検査を通過できないなどの問題から羽田発の便にかなり遅れが出たようです、おかげで私の乗った便も30分ほど遅れました)
いや~制限区画から外に出て何か食べようと考えなくて正解でした
 

iriomote09.jpg
 

ということで本日2回目のラウンジ訪問
羽田空港ANAラウンジでまったりすることに
 

iriomote10.jpg
 

ここ羽田空港のANAラウンジ
ドリンクを提供するカウンターにエスプレッソメーカーやソフトドリンクのサーバーが並んでいますが・・・・
 

iriomote11.jpg
 

お目当てはやはり生ビールのサーバー
まだ午前中ですが「サッポロ黒ラベル」を頂くことに
サッポロビールの他のメーカーのビールもありますが
実は新千歳空港では「黒ラベル」ではなく「サッポロクラシック」がデフォルト
もしかるするとラウンジで初の「黒ラベル」だったかも知れません
 

iriomote12.jpg
 

そして宮崎の誇る霧島酒造の黒霧島
こいつは炭酸割りでいただきます
 

iriomote13.jpg
 

ふと見ると日本酒も並んでいました
埼玉の日本酒「石井酒造 豊明純米吟醸」
山梨の日本酒「甲斐男山 純米酒」
茨木の日本酒「霧筑波 特別本醸造 辛口」
昨今ビールやワインだけだったラウンジも日本酒がこうして並ぶようになりました
 

iriomote14.jpg
 

ANAの航空機が並ぶ羽田空港第二ターミナルのエプロンを眺めつつ
ビールや日本酒、焼酎を頂きましたが
目的地に着くまでヘロヘロになりそう
 


iriomote15.jpg
 

続いてANA469便に乗り沖縄那覇空港へ
機材はなんとB777-300
エコノミークラスは3-4-3となるワイドボディ
羽田~那覇は通常ならドル箱路線なんでしょうね
 

iriomote16.jpg


さて3時間のフライトの後は
またまたラウンジ梯子
3つ目は那覇空港ANAラウンジとなります
 

iriomote17.jpg
 

いつものようにオリオンビールをいただきますが
 

iriomote18.jpg
 

ここで昼食
制限区画内の売店で買ったスパムおにぎりをつまみにいただくことに
ただし羽田から便が遅れたことから、大急ぎでいただくこととなりました
 

iriomote19.jpg
 

さて本日最後のフライトは
ボーイング 737-800で
トリプルセブンに2回乗った後なので、ちょっと物足りなさを感じますが
まぁ1時間のフライトですので問題ありません

ちなみに何故、新千歳〜那覇〜石垣や新千歳〜名古屋〜石垣などのもう少し楽なフライトにしなかったかと言うと、今回のチケットがマイルを使った特典航空券だったからに他ありません
と言うよりこうした連休に特典航空券で石垣まで取れてしまう事自体が通常ではなかったのですが
 

iriomote20.jpg
 

たどり着いた「南ぬ島 石垣空港」
ただし旅はまだまだ続きます
 

iriomote21.jpg

コロナ禍で閑散とした石垣島

| コメント(0)

バラエティー番組などに登場し昨今ではタレントとして有名な具志堅用高氏
天然とも思えるキャラクターが受けているようで、長く売れ続けているタレントです
しかし現役時代は世界王座防衛13度の戦績を残し、カンムリワシの異名をとる闘争本能むき出しのボクサー
沖縄県石垣市出身ということで、ここ石垣市では当然ながらヒーロー
石垣島から離島に向かうフェリーの「離島ターミナル」には銅像が設置されていました
フェリーに乗る際の記念撮影スポットとして有名で普段の休日なら順番待ちが当たり前のようですが、今回は割と簡単に撮影出来ました
 

iriomote22.JPG
 
 
そんな石垣島離島ターミナル
6年前に伺った時とは違い、閑散としていました
 

iriomote24.JPG iriomote23.JPG
 

街の様子も本当にここが観光地と思えるほど
日本最南端のアーケード街「ユーグレナモール」も3連休の始まりの土曜と言うのに御覧のあり様
 

iriomote25.JPG
 

アーケード中央にある「石垣市公設市場」に至っては
本当にここ営業しているのと言った具合
おそらくは営業していないだろう店舗を数多く見てきました
「GoToトラベルキャンペーン」を批判するTVのコメンティターを数多く見ますが
こうした現実を本当に見ているのか?と思うことの多い昨今です
 

iriomote30.JPG iriomote26.JPG
 

そんな商店街に「IMUGE.」ののぼりを見ました
それが大正・昭和・平成を経て
一世紀ぶりに蘇る琉球スピリッツ
琉球庶民が愛した幻の自家製芋酒「イムゲー」
こん回は時間がなく楽しめませんでしたが、次回はこいつを楽しむ為に石垣島を楽しんプかと思います
 

iriomote27.JPG
 

さてそんな石垣島を後にし離島を目指しますが
尖閣諸島周辺の領海警備をめぐる海上保安庁が最前線たる石垣島には海上保安庁の艦船が集結
それでもまったくと言ってよいほど足りない状況の中で頑張ってくれている方々に敬意を表します
 

iriomote28.JPG
 

さて2時間超の航海でたどり着いた目的地近くで
神のご加護か
絶景とも思える夕日を拝むことが出来ました
まるで私どもを祝福してくれるかのように思えました
 

iriomote29.JPG

石垣島離島ターミナルから2時間10分の航海を経て
たどり着いた西表上原港
乗って来た「サザンパラダイス(八重山観光フェリー)」からは多くの荷物がバケツリレーのように手渡しで渡され降ろされています
そうこのフェリーは観光にとどまらず島民の足であり生活物資の輸送手段であったりと
島には欠かせないインフラなんです
 

iriomote31.JPG
 

亜熱帯海洋性気候に属する今回の旅の目的地
西表島
真っ赤できれいなハイビスカスが迎えてくれました
 

iriomote32.JPG
 

次に宿近くでヤギも迎えてくれました
人間にも随分慣れている様子ですが
「沖縄タイムス」によると
野草が餌で飼いやすいためか、西表島では食用ではなくペットとして飼われているヤギが増えている
中には昨年から話題の『海を泳ぐヤギの「ヤン」』なんて話も掲載されていました
 

iriomote33.JPG


さて今回西表での宿は「ヴィラ西表」
海や山へのアクティビティが豊富との事で予約いたしました
(宿泊プランがアクティビティ込みでGoToトラベルキャンペーンが使えるのでかなりお得です)
 

iriomote34.JPG
 

ちなみに札幌の自宅を出てから12時間超
まるで海外に行くような時間がかかってしまいました
朝食時は食卓となるテーブルで受付

予約はもちろんGoToトラベルを使っての予約でした
一泊目が
【GoToパック】★ジャングルナイトツアー&ゆんたくセット付★西表島を満喫/2食付
二泊目を
【GoToジャングル】★マングローブカヌー&シャワートレッキング滝つぼ滝上付★大自然満喫/2食付
というもの

Gotoトラベルキャンペーンの割引を使い上記のツアーを付けて2泊2人で28,500円(消費税込)
大変お得なプランでした

ちなみにこのGotoトラベルキャンペーン
8月までの後日キャンペーン割引が返金されると勘違いして申し込みしてしまい
キャンペーンクーポン無しで申し込んでしまいましたが、オーナーのご厚意でクーポン付きのプランに変更でき、無事割引が使えることに
 

iriomote35.JPG iriomote43.JPG
 

部屋はこの本館
リゾートヴィラらしく南国風白づくりの建物の2階
その名の通りヴィラ風な雰囲気が漂っています
テーブルと椅子が有りますので、ここでビールでも飲みたいのですが
夜でも30度近い気温
それに加えてここは飲み物持ち込みには手数料(500円)がかかるとの事でした

 

iriomote36.JPG
 

部屋はハーバービュー【スタンダードツイン】
ツインベッドとベッドの間に椅子とテーブルが置かれています
部屋の大きさに余裕が有りました
クローゼットには冷蔵庫と電気ポットが有ることから
結局はビール持ち込み料500円払いエアコンの効いた部屋で一杯やることに
 

iriomote38.JPG iriomote39.JPG
 

窓からはハーバービューの名の通り
上原港が望めます
周りに大きな建物も無いことからカーテンは閉めずに寝ましたが
早朝朝日が部屋に入り込んできて目覚めさせてくれました
 

iriomote37.JPG
 

トイレ・バスルームなどの設備は古いのは否めませんし
離島ということもあり空き缶・ペットボトルは島外に持ち出して注文しなければなりません
電気ポットは有りますが、食材は持ち込み不可
まぁ南国ですから、そういった食品目当てに虫が集まるのも必然ですね
今回もお風呂には可愛らしいイモリが遊びに来ました
 

iriomote40.JPG iriomote41.JPG
 

そうここはその昔、マラリアが蔓延したこともある
とても日本とは思えない南国
イモリが居るということは蚊が居るとの同義
キャンプ道具のUSBを電源とする電気式蚊取りを持ってきていました
 

iriomote42.JPG

今回ヴィラ西表の宿泊プランに含まれていた食事
「島魚の漬け丼御膳」か「ラフテー丼」
アクティビティがメインだったことから食事はそんなに期待していませんでしたが
これが期待を良い意味で裏切ってくれました

まず到着してすぐの晩飯は
「島魚の漬け丼御膳」を頂くことに
漬け丼は無論、刺身も美味しいし、具だくさんの味噌汁や添えられたナスの煮つけなどもなかなかイケました
聞くところによるとオーナーがどこぞより連れてきた一流職人が厨房に居るそうです
私が伺った際も年配の男性がスタッフと真剣に打ち合わせしてましたので、きっとあの方なのだろうと思っています
 

iriomote46.JPG
 

さてそんな食事の会場はヴィラ西表本館
私どもは2階から降りてすぐと言った利便性の良いダイニング
そんなダイニングにはカウンターやテーブルにはこれでもかと沖縄の泡盛が並んでいます
 
 
iriomote44.JPG iriomote45.JPG
 

けれどまずはビール
沖縄と言えば「オリオンビール」
冷えていて旨かった
 

iriomote48.JPG
 

2日目は「ラフテー丼」
これまた添えられた椀が美味い
 

iriomote47.JPG
 

ラフティ丼には温泉卵が載ってますが
これを崩しながら頂くことに
 

iriomote49.JPG
 

ちなみにご飯と味噌汁はお替りが出来たので
2杯目は残しておいた刺身を使い漬け丼風にしていただきました
 

iriomote50.JPG iriomote51.JPG
 

次は朝食
朝食は8時からと早起きの私には少し遅めに感じますが
ここは南国時間も楽しまねばなりません
 

iriomote52.JPG

和食はゴーヤのゴマ和え、パパイヤとニンジンのしりしり、焼き魚、肉団子、デザートはピーチパイン
ご飯はしゃけフレーク載せ
もちろんこれもお替り可能です
具材たっぷりの味噌汁に漬物
温泉卵とサラダ

洋食はゴーヤ・スパム・しめじのソテー
パパイヤのツナマヨ、オムレツ、揚げ焼売、ポテトサラダ、ウインナー
パンはクロワッサン、バターロール、パウンドケーキ
サラダにビンヨンの効いたタマゴスープ
と言った具合 

西表滞在中はここヴィラ西表でしか食事はしませんでしたが
ボリュームは充分
しかも美味しく頂かせてもらい満足の食事でした


iriomote53.JPG iriomote54.JPG
 

さてそんな着いたばかりの晩飯を済ませたら
ここヴィラ西表催行の「ヤシガニナイト星空ツアー」に参加いたします

「ヤシガニ」
カニと名がついていますが、実は陸生のヤドカリのなかまで、比較的に長寿なことで知られ大きいものになると体長は3~40cmほどにもなるのだとか
その名の通り主なエサはヤシの実
器用にヤシの木に登り実を採って食べるそうです
そんなヤシガニ、石垣島など南国の珍味として知られていて
乱獲のため、今では絶滅危惧種に指定されているのだとか
そんな絶滅危惧種となってしまったヤシガニを一目見ようと、宿泊しているヴィラ西表が催行する「ヤシガニナイト星空ツアー」に参加することにしました
 

iriomote56.JPG
 

9月の連休に伺ったこともあり、こういったヤシガニツアーはたくさん催行されているのに加え、ヤシガニが見に行きやすいポイントは限られているようで
そんなポイントには先客がいたため当初(海岸線に向かう林の中)はヤシガニを見つけることは出来ません、ツアーガイドも一生懸命探しますが見つかりません
ところが浜辺での星空観察の後の帰路、居るは居るは・・・・
どうやら先客に驚き奥に引き込んでいたのが戻ってきたようでした
これでこのツアーの目的は達成でき、ツアーガイドもほっとした様子でした
 


 

ヤシガニナイト星空ツアーの名の通り星空観察も致しますが
ここ西表石垣国立公園は日本初の「星空保護区」に認定された世界屈指の美しい星空を体感できる場所
島の90%以上が手つかずのジャングルに覆われているその西表のビーチで満天の星を鑑賞するのもこのツアーの醍醐味でした
今晩は月もなく満天の星空ですが、残念ながら小雨がちらつく天候
ただし流石は「星空保護区」に指定されているだけのことはあり
多少の雲のなんのその、これぞミルキーウェイと思える天の川が望めました

もう一つここ西表は日本で唯一、南十字星を見ることができる場所
スマホアプリの「星座表」で南十字星を探しつつの鑑賞となりましたが、残念ながらこの日は見られませんでした


iriomote55.JPG
 

そんな星空観察をした西表島の砂浜では
天然記念物の「オカヤドカリ」に出会うこともできました


iriomote57.JPG
 

他にも日本最大のムカデ「タイワンオオムカデ」と遭遇
見るだけでぞっとしますが、飼育は容易で飼われている方もいらっしゃるのだとか
 

iriomote58.JPG
 

そうそう奄美大島でも珍しいカエルを見ましたが
ここ西表でも「サキシマヌマガエル」に出会えることが出来ました
やはり夜行性の動物の多い西表島
ジャングルでのナイトツアーは価値がありました
ちなみに写真には撮れませんでしたが、ヤシガニを探しにちょっと踏み込んだ林の中にはこれまた夜行性の「ハブ」がいたりもしました
こうした遊びにはやはりガイドが不可欠ですね
 

iriomote59.JPG
 

ヤシガニナイト星空ツアーの後は約30種類の泡盛(古酒含む)を楽しむことができる
琉球泡盛、古酒・飲み放題「ゆんたく」
戻ってきたヴィラ西表本館のその名の通りリビングで行われます
 

iriomote61.JPG
 

さてその「ゆんたく」
沖縄地方方言で、「おしゃべり」の意味だそうで
南国時間を愉しむべくゆったりおしゃべりして過ごすそんな感じだそうです
ここヴィラ西表で行われるゆんたくは珍しい琉球泡盛や古酒を丁寧で知識豊富なスタッフによる解説付きで堪能させていただきました
そんな琉球泡盛、古酒の肴はおしゃべり
同じ目的を持って訪れた客同士のコミュニケーションの場なのですが、中にはここで出会って結婚したって話もあり、当初は出来すぎた話だろうと話半分に聞いていましたが
私が札幌から来たことを話すと、実は先日そんなカップルの結婚式に参加するため北海道に行ってきたばかりだと話しており、空港などの交通情報の詳細もよくわかっていることから
真実味の強い話のよう?なんてほろ酔い気分で聞かせていただきました
ちなみにこのヴィラ西表
今でも一人で来ている女性が多いようでした
 

iriomote60.JPG
 

もう一つ聞きたかったのが、Web上に広がっている、ここヴィラ西表の口コミの悪さ
あまりにも多くの人が酷評していることから
私自身も警戒しすぎてしまい、ナイトツアー時に使うだろうヘッドライトやカヌーブーツなど
レンタル料を吹っ掛けられると勘違いして持参したくらいです
ただそんな悪評の口コミの中にはふつう専門家でもなければ突っ込まないような内容もあって
何だか変だな~と思っていたこともあり
酔いに任せて聞いたところ、やはり同業者からのやっかみも多いんだとか(真実はわかりませんが)
まぁそのくらいここヴィラ西表に客が集中しているという事なのかもしれません

西表島2日目
前日の晩はゆんたくで泡盛や古酒を夜遅くまで飲み明かしたので
翌朝はアクティビティを申しこんでいないこともあり、ゆっくり寝ていようと思っていましたが、ついつい普段の癖で6時前には起きてしまいました
ゆっくりと上原港まで散歩、朝日を眺めにやってきました
普段の心がけか、たまたまか絶好の天候
今日は良い日になりそうです
 

iriomote62.JPG
 

上原港の隣にあるこじんまりしたビーチ
「まるまビーチ」
当初ここで朝日を拝もうと思ったのですが
「ハブクラゲが大量発生しています」の立看板がったので
ハブがこの辺でうようよしているとと勘違いしてここで朝日を拝むのをあきらめていました
私はこの砂浜近くにハブが居て、海にはクラゲが居ると思っていましたが
実はハブクラゲというクラゲが居るだけだったんですね
 

iriomote63.JPG
 

西表島上原港の桟橋から下をのぞくと
いかにも南国らしいハタタテダイらしき魚影が見て取れます
 

iriomote65.JPG
 

ついでに見えたのが
沖縄地方でイラブーと呼ばれるウミヘビ
「エラブウミヘビ」も見えていました
ハブの70-80倍の強さと言われる毒を持つ蛇ですから、こうしてみている分にはよいのですが海を泳いでるときにはお会いしたくないやつでした
 

iriomote66.JPG
 

それと港の防波堤にへばりついているシャコ貝らしき貝の姿もありました
これらだけ見ても流石は西表島、自然は濃いようです
 

iriomote71.jpg
 

さてこの日のアクティビティは午後からのシュノーケリングのみ
午前中は何も予定が無かったこともあり
そんな自然が濃厚な西表島上原港の桟橋でサビキ釣りをすることといたしました
狙いは沖縄ではとてもポピュラーな小魚「ミジュン」
まぁイワシを想像してもらえば当たらずも遠からずです
 

iriomote64.JPG
 

サビキの仕掛けには上カゴで寄せ餌となるアミを入れ、数分であたりが来ました
 

iriomote68.JPG
 

釣れたのは見たこともない魚
黄色い魚体に筋が入っていて尾びれ手前に斑点が見て取れます
 

iriomote69.JPG
 

後日石垣島の居酒屋に沖縄地方の魚類図鑑が、壁に貼ってあり
それを見た限りは「ヨスジフエダイ」の幼魚だと思われます
釣り人には人気の魚でもちろん食用なのですが、残念ながら小さすぎました
4匹ばかり遊んでもらいましたが、肝心のミジュンは姿もなく諦めることに
 

iriomote70.JPG
 

さて昼からいよいよお目当てのサンゴシュノーケル
朽ち果てた船を尻目に港を後にします
 

iriomote67.JPG

奇跡の島「バラス島」上陸

| コメント(0)

えっ海に人が立っている・・・・
そう思わせているのは今回の目的地バラス島
西表島上原港と鳩間島の間にある小さな無人島
場所をしょっちゅう変えることに加え潮が満ちるとほとんど姿を消すことから地図には載っていない島で
別名「奇跡の島」とも呼ばれています

そうそう竹富島と小浜島の間に潮の満ち引きで現れたり隠れたりする
通称「幻の島」と呼ばれている島が有り、そちらは6年前に訪れていました
 

iriomote72.JPG
 

さてこのバラス島へは宿泊するヴィラ西表のツアーで、この後の遠征色サンゴシュノーケルと合わせやってきました
このバラス島、石垣島からは40分はかかりますが
西表島の上原港から10分ほどで到着できる
西表でのアクティビティの定番となっています
 

iriomote73.JPG
 

潮が引いたときでも全長数十メートルにしかならないバラス島
真っ白なサンゴの欠片だけでできていて
世界中を探しても2つだけしかない、まさに奇跡の島です
ちなみに北半球ではここだけ、もう一つはオーストラリアのグレートバリアリーフと言えば、貴重さが判るのではないでしょうか
 

iriomote74.JPG
 

一日に数時間しか海の上に姿を現さないので、干潮時でないと訪れることはできません
そんなわけで午前中には訪れることが出来ず、午後出発となってしまったわけです

もっともそんな奇跡の島の狭く、十畳ほどのスペースしかありません
おそらくこの日は日本で一番人口密度のある島だったかもしれません
また今回は連休中ということもあり、次から次へとツアーの船がやってきます
それでもある程度のルールがあるのか、そんなツアーの船は北順番に順番待ちをしているようでした
 

iriomote75.JPG
 

さてそんな奇跡の島「バラス島」
近くに見える鳩間島からバラス島にいたるまで海の透明度はピカイチ
それに加え押し寄せるツアー船を動画に収めてみました
 


 

さてツアー船は一度、上原港にもどりバラス島観光のみの客を下ろしたら
次はいよいよ今回の旅のテーマ「遠征色サンゴシュノーケル」となります

石垣島と西表島の間に広がる広大なサンゴ礁海域は、東西約20km、南北約15kmにわたって広がっており、北半球最大の規模を誇り
石垣島の「石」と西表島の「西」をとって石西礁湖と呼ばれています
今回の旅の目的はその石西礁湖サンゴ礁でのシューケリング
宿泊債のヴィラ西表が催行する「遠征色サンゴシュノーケリング」に参加することに
このツアーはとあるスポット(秘密だそうです)で色とりどりのサンゴを楽しもうというもの

ヴィラ西表に行く前は奇跡の島「バラス島」上陸とセットになったツアーにしようと思っていましたが、ここのオーナーのお勧めでこのツアーにしたのですが、これが大正解でした
 

iriomote76.JPG
 

というもの前エントリーの「バラス島」にも上陸
周りでシュノーケリングしている観光客の姿も垣間見ましたが
その時見たサンゴ礁とこのサンゴ礁ではまるで別物


それに加えこの日は晴天
太陽の光がサンゴに降り注ぐ海中でテーブルサンゴや枝サンゴを見ましたが
これが本当に日本なのかと疑ってしまうほどの美しさでした
 

iriomote77.JPG
 

そんなサンゴ礁には
アカネハナゴイ
 

iriomote81.JPG
 

そしてデバスズメダイなど鮮やかな色の魚たちの乱舞している姿が見られます
 

iriomote78.JPG
 

オキナワスズメダイの幼魚の群生も見てとれました
 

iriomote79.JPG
 

少し大きめ、15cmくらいだったかと思いますが
尾鰭にある白色の斜走帯のある魚
おそらくニジハタなのでしょう
こちらに気づいても逃げ出す様子は見られませんでした
 

iriomote80.JPG
 

そんな熱帯魚が乱舞するポイントを2か所まわり
サンゴ礁で乱舞する色鮮やかな魚と戯れてまいりました
 

写真は幸運を呼び込むといわれているパワースポット『クーラの滝』です
そう西表島3日目はこれまたヴィラ西表が催行する
「秘境マングローブカヌーツアー」
マングローブカヌー(SUP)+シャワートレッキング+滝あそび+滝上ランチ付き
というツアーに参加いたしました
西表島にはピナイサーラの滝という有名な滝がありますが、トレッキングが少し大変とのことでこちらのツアーにいたしました
 


 

まずは宿であるヴィラ西表からバンに搭乗しツアー出発点となる「クーラ橋」へ
 

iriomote83.JPG
 

クーラ橋から下を眺めると、これから遡上するクーラ川と生い茂るマングローブ林が見て取れます
そう西表島の魅力と言えば青い海は無論ですが、島全体に広がる「マングローブ」も魅力の一つ
なにせ島全体の90%以上を亜熱帯の自然林に覆われている大自然の宝庫
世界自然遺産登録候補地というのもうなずけます
 

iriomote84.JPG
 

さてクーラ橋からけもの道のような道を降りて、カヌー乗り場へ
十数艇のカヌーやらサップが置かれていました
カヌーはタンデム艇ばかり、最近入れ替えたようでシットオンカヤックがほとんどでした
シットオンより普通のカヌーが乗りなれているので良いなと思い、そちらをチョイス
 

iriomote85.JPG
 

団体でクーラ川を源流部であるクーラ滝に向かい遡上いたしますが
途中で頭上まで生い茂るマングローブの林に難儀することに


iriomote86.JPG
 

ただ途中で見かけた
夏の早朝にだけ花を咲かせる「サガリバナ」
季節は終わりに近づいていましたが、まだかすかに咲いていて目を楽しませてくれました
 

iriomote87.JPG
 

そしてサイズは小さいなりも
巨大な板根を持つ「サキシマスオウノキ」にも出会いました
 

iriomote88.JPG
 

そんなクーラ川も水深が浅くなり、航行不能
カヌーを係留したら

 

iriomote89.JPG
 

次は渓流をトレッキング
滝を目指します
 

iriomote90.JPG
 

渓流を歩くこと10分少々
ようやく目的地、幸運を呼び込む「クーラの滝」が見えてきました
流石に連休ということもあり滝は満員御礼
 

iriomote91.JPG
 

滝の撮影スポットがすくまで、滝の上まで行って周りを見下ろします
ただここで足を滑らせ転倒、幸運は逃してしまったかもしれません
実は今回カヌーブーツは自宅から持参したものを使っていました
履きなれていますし、前評判の悪いヴィラ西表のツアーでしたので
カヌーブーツ等のレンタル料も取られるかと思っていました(ちなみにヴィラ西表のHPにその辺の細かな表記はありませんでした)
実際にはこの秘境マングローブカヌーツアー参加者には無料で貸し出しているようですし
しかもこのツアーに合致した濡れた岩場でも滑らないフェルト底のタイプ
持参したカヌーブーツでは滑りやすかったようです
 

iriomote92.JPG
 

先客がいなくなったところで滝上から舞い戻り撮影タイム
クーラ滝でマイナスイオンをたっぷり浴びてきました
 

iriomote93.JPG
 

そうそう評判の悪いコメントばかりを見ていた
この滝での弁当タイム、もちろん弁当は冷えてはいましたが、それなりに食べれましたし、ボリュームもあり満足でした

 
iriomote94.JPG
 

これは余談であり、私自身の感想以外何もありませんが
なんだかヴィラ西表についてのコメントには、もしかしたら同業者のねたみなどもあるのか
話半分くらいに見ておいたほうがよさそうです

西表島といってすぐに思い出すのが「イリオモテヤマネコ」
西表島にだけ生息する国の特別天然記念物です
けれど島に約100頭程しか生息していなく絶滅危惧種に指定されるネコです
島の人でさえ年に1度見れればラッキーというネコですから、数日しか滞在しない我々の前に姿を現すことはまずありませんでした
まぁ唯一見れたのが石垣島離島ターミナルで売られていた「ぬいぐるみ」
なかなか愛嬌があってよいですね
今回宿泊した上原~船浦周辺近くの道路には「子ネコ注意!!」の看板がありました
私がここを訪れた9月下旬はちょうどイリオモテヤマネコの子ネコの巣立ちの時期にあたるため立てられているのだとか
そう夜行性であるイリオモテヤマネコ、夜間走行する車にひかれる事故が絶えないそうでこんな看板が立っているのだとか
そんな地域にいたのですが、やはりイリオモテヤマネコには出会えませんでした
 

iriomote96.JPG iriomote95.jpg
 

西表島の名物ピーチパイン
冷凍のパイン棒(カンピラ農園産)なんと100円を無人販売所で購入
上原港ターミナルでいただきます
 

iriomote98.JPG iriomote99.JPG
 

「西表牛」の放牧の様子も見てきました
人口が200人の西表島になんと1000頭の牛が飼われています
上記で紹介した西表名物パインも食べて育てられています

そういや八重山の和牛は石垣牛をはじめ有名和牛がずらり
ここ西表では食べなかったので、石垣島で食べることにします
 

iriomote97.jpg
 
 

さて楽しかった西表島ですが残念ながら帰路に就くことに
そう帰りの飛行機の関係や、波の状況を鑑み前日に石垣島へ渡っておかねばならないんです
それに加えこの日は波高し、西表島の上原港から出港する便は外洋の波の影響を受けやすくしょっちゅう欠航しているのだとか
聞くところによると、観光客が多く押し寄せる9月の3連休という理由で
普段なら欠航するところを、多少無理うを押して船を出すとのことです
実はちょっとした揺れでもすぐに船酔いになる私ですから、これは船が出るとはいえ心配です
それを助長するかのように石垣島から渡ってきた乗客の下船の様子を見ると
ほとんどの方が船酔いだったようで青ざめた表情で降りてきたりもしました
 

iriomote100.JPG
 

船には早めに並び、なるべく広めの席を確保
出港直後かなり揺れました
上記写真のフェリーが波に乗りジャンプするほどです
なるほどこうした波が襲うから欠航になるのだと納得

途中、周辺の領海警備をめぐる最前線の拠点となる石垣
海上保安庁の巡視船「いぜな」にも遭遇
こんなひどい波の中でも監視を欠かさない海上保安庁の職員に敬意を表し
船酔いに恐れている自分にも恥じましたが
そうした巡視船から元気をいただいたおかげで何とかひどい船酔いにならず石垣港へたどり着くことができました
 

iriomote101.JPG

軽い船酔い気味でたどり着いた石垣港離島ターミナル
この後、居酒屋の予約はしてありますがそれまで3時間近く時間が有りました
どこかへ行こうとも、レンタカーはどのサイトで探してみても全て貸し出し済み
諦めていたところ、その離島ターミナルにある「石垣島トラベルセンター」にレンタカー有りますの看板を見つけました
と言うことでレンタカーを確保したら
時間がないのですぐに出発、石垣島の名蔵湾沿いを北上します
 

iriomote102.JPG
 

目指すのは『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では、沖縄県内唯一の三つ星と評価される
全国で8ヶ所しかない国定の名勝地「川平湾」へ
 

iriomote104.JPG
 

駐車場に車を停めると目の前には土産屋に交じって
グラスボートのチケットを売る店が並びます
透明度の高い川平湾で美しい珊瑚礁を船の中から見ることができるというもの
ただし
サンゴ礁は西表島でさんざん見てきたことに加え時間がないのでグラスボートはパス


iriomote103.JPG


てなわけで時間内で楽しめそうなのは展望台からの景色
展望台に昇りそこから
眺めた風景はよく写真などで見る川平湾
この日はスコールが降ったりする天候でしたが
たまたま日が差して
川平ブルーが冴えた時、写した写真がこれ
いや~時間がないのに無理して伺った甲斐がありました
 

iriomote105.JPG

川平湾の駐車場から歩いて10分ほど
沖縄県の最高峰「於茂登岳」を望む地に地釜手作り泡盛「高嶺酒造所」はありました
1949年の創業以来、全工程手造りで泡盛造りを行う酒造所です
ちなみに先日まで滞在した「西表島」はその石垣島の名峰「於茂登(おもと)岳」の西に位置するので、「いりおもて島」の名がついたのだとか
 

iriomote106.JPG
 

そんな高嶺酒造所ではガラス越しの見学ギャラリーで工場見学は自由
手作り製法や直火式地釜蒸留での製造過程を見ることができるんです
残念ながら新型コロナ感染防止のためスタッフによる解説はありません
ちなみに見学通路に並ぶ甕は今ではステンレスタンクに替り、ほとんど使われていないようです
 

iriomote107.JPG
 

さて高嶺酒造所での酒造りはまずタイから輸入した硬質のタイ米を蒸し
蒸し上がった米を麹棚に移し、純粋培養された「黒麹」を散布しよく混ぜ合わせます
その後、二晩置いておくと「米麹」が出来上がります
 

iriomote109.JPG
 

さらに於茂登連山の天然水に泡盛酵母を溶かした水に「米麹」を仕込み
酵素と酵母の働きで発酵させること約2週間、「もろみ」が完成します
 

iriomote110.JPG
 

そしてここ高嶺酒造所の最大の特徴である「直火式地釜蒸留」
昔ながらの製法にこだわっていて、レンガ製の直火蒸留釜による蒸留が行われています
発酵の完了した「もろみ」を特製の地釜に入れ水の沸点よりアルコールの沸点が低いことを利用して蒸留するとチョロチョロと芳醇な香りの泡盛が生まれるんだそうです
 

iriomote108.JPG
 

これもまたそうした蒸留窯なのでしょうか
脇には土に埋められた甕も見て取れます
 

iriomote111.JPG
 

続いて高嶺酒造の於茂登の試飲
主要銘柄の『於茂登』は無論
3年以上熟成させた古酒、ひらがなのラベルの『おもと』や
極めつけは、2008年県知事賞受賞酒『おもと6年古酒43度』などを試飲
 

iriomote112.JPG
 

試飲コーナーはショップにもなっており
もちろんここでお土産を物色
 

iriomote113.JPG
 

石垣島にそびえる県内最高峰の於茂登岳からの命名された『於茂登(おもと)』30度と
結構貴重なこの泡盛と言う事で、13年ものの「おもと」甕入りを購入
このあと居酒屋を予約していることもあり足早に高嶺酒造所をあとにしました
 

iriomote114.JPG
 

そんな高嶺酒造所、youtubeにアップされた動画があったので載せておきます
ちなみにFacebookにその時の様子をUPしたところ
北海道の某酒蔵の杜氏より、私も高嶺酒造所で「古酒のボトルキープ」をしているとのことでしたが
高嶺酒造所のHPを覗いたところその名を見つけました
私も預けてくればよかったと多少後悔
これは次回の楽しみとします
 

棚ぼたで借りれたレンタカーを返しやってきたのは
石垣島でおそらくは一番人気の居酒屋
まぐろ専門居酒屋ひとし 本店
予約が取れないことで有名なこの店
数日前にそのことに気づき、かなりの回数電話を入れ何とか予約を取り付けたお店です
まぁ予約と言っても、何時に来て呉れではなく、1巡目の客が帰ったら店の方から電話で呼び出してくれる方式
午後6時半ころ待望の電話が鳴り、ホテルから早足で居酒屋ひとしを目指します
 

iriomote115.JPG
 

そんな人気店、予約がなかなか取れないうえに
ここを伺ったのが9月の連休
カウンター席・テーブル席合わせて100席あるにもかかわらず
店頭で大勢の方が返されていました
 

iriomote116.JPG
 

今回案内されたのは座敷席
さてここで酔いつぶれるまで飲もうとも思いましたが
残念ながら入店から2時間で帰るシステム
まぁ人気店なのでこのあたりは仕方ありませんね
 

iriomote117.JPG
 

ということでまずは
オリオンビールの樽生で乾杯
メニューを覗きます
 

iriomote118.JPG
 

ちなみにカウンター席はこんな感じ
厨房での様子が見て取れるのでこちらもよさげです
そんなカウンター席ですがあれ空いてるじゃん、と思われるかもしれませんが
次の予約客を待つばかりにセットされていました
ここで気になる短冊状メニュー(ピンク)を見つけました
それが「ミジュンの唐揚げ」
これはすぐに頼むことに
 

iriomote125.JPG
 

さてここまぐろ専門居酒屋ひとし
その名の通り、カウンターの冷蔵ケースには新鮮なまぐろがこれでもかと並んでいます
 

iriomote126.JPG
 

という事で、ここに来る方が必ず頼むという
刺身盛り合わせ(2人前)1,500円をオーダー
びっくりしたのはそれがすぐに出てきたこと
頼む前から、もう予め皿に盛られ準備しているようです
といっても明らかな作り置きではなく、つい先ほど造られた刺身です
まぁそのくらいたくさん頼まれているんですね
刺身の内容はというと
本まぐろ・大トロ・中トロなどの看板メニューは無論
沖縄らしくイラブチャー・ミーバイなども造りに加えられていました
 

iriomote119.JPG
 

とこの辺りで沖縄泡盛に移行
いやもとい石垣泡盛
先ほど行って酒蔵見学させていただいたばかりの
地釜手作り泡盛「高嶺酒造所」の於茂登(30度)を5合瓶で頼みます
水割りでいただきたいというとたっぷりの氷と水を添えてくれました
 

iriomote120.JPG
 

さて次は短冊メニューを見て頼んだ
ミジュン唐揚げ 450円
実はここへ来る前に西表島上原港でサビキ釣りをしたのですが
釣れはしませんでしたが、このミジュンがお目当てでした
イワシのような大衆魚であるこのミジュン
ここ沖縄ではかなりポピュラーな魚のようで、周りにいた方々もみなこのミジュンの唐揚げを頼んでいました
 

iriomote121.JPG
 

さて他に頼んだのは
必ずコレを食え!とガイドブックにも掲載されている

まぐろ寿司(セット)980円
・大トロ2貫
・中トロ2貫
・シソ鉄火巻1本
選び抜かれた3種の部位を食べ比べします

そして手前にあるのは
「石垣牛寿司」タレと塩がありますが、ここは塩でいただきます
まぐろはもちろん石垣牛の握りは、ここに来たら必ず食べて欲しい一品
石垣牛を表面だけ炙ったレアな石垣牛の寿司
噛むと柔らかくジューシーな肉汁がほとばしり最高のにぎりでした
 

iriomote122.JPG
 

これまたおすすめメニューの
「まぐろと海ぶどうの軍艦巻き」
ネギトロに海ぶどうが載っていて、プチプチと弾ける食感が良かった
 

iriomote123.JPG
 

最後に30分ほど待って出てきた
「うに茶碗蒸し」
茶碗蒸しに生ウニが乗っているうえ、チーズやアボガド?などが入っています
実は私どもの隣の席の方が常連のようで、その方が頼んでいるのを見て頼んだ一品
通常メニューではなくやはり短冊メニューにあった、裏メニューのような茶碗蒸しですが
これが美味い、私のお気に入りとなりました
さて、ここへきてもう2時間たってしまい於茂登5合瓶は飲み干せずお持ち帰り
これだけ食べて呑んで一人4千円は特筆すべき居酒屋
なるほど人気店なのは納得でした
 

iriomote124.JPG

さて石垣島での宿は常宿と言ってもよい東横イン石垣島
GoToキャンペーンのおかげで、繁忙期だというのに
今回は35%OFFの4,755円で宿泊出来ました
 

iriomote133.JPG
 

部屋も上層階
部屋からは石垣港 浜崎マリーナの夕日がきれいでしたが
よく見ると海上保安庁の巡視船 第十一管区(石垣)所属の「よなくに」も停泊しておりました
 

iriomote134.JPG
 

そんな東横イン石垣島の朝食はコロナ対策として、ビッフェ形式は中止
パック詰めのお弁当を部屋でお召し上がりくださいといったコンセプトに替わっていました
そんな東横イン石垣島の朝食弁当は
・パン(ジャム、マーガリン)
・白飯弁当
・ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)
の3種
実は朝7時半のバスで離島ターミナルから空港へ向かうため、東横インでの朝食はあきらめていましたが
これならその弁当を空港に持っていき食べることが出来ます


iriomote127.JPG
 

離島ターミナルからは朝早くの空港行バスに乗り、南ぬ島 石垣空港へ
到着は7時39分
そんなわけで空港は閑散としているうえ、店はほとんど閉まっていました
 

iriomote128.JPG
 

そんな中、朝早くからやっている「石垣島ミルミル」でオリオンビール樽生を購入
 

iriomote130.JPG
 

ホテルでいただいたジューシー弁当は空港でいただくことにします
 

iriomote129.JPG
 

さて帰りの便ももちろん、ANAのマイルを使った特典航空券(まぁ実質無料)
石垣から羽田なんて便利な便が取れるわけもなく、帰路も細かく乗り継いで帰ります
まずは朝一の9時15分発ANA1764便で沖縄那覇空港を目指します
 

iriomote131.JPG
 

新石垣空港から沖縄那覇空港へは、わずか1時間のフライト
この日は雲も少なく高度が低いことから絶好の遊覧飛行となりました
写真はそんな飛行機からの眺め、隆起したサンゴ礁から成る島「多良間島」
島の周りにサンゴ礁が生息する海が広がっていました
 

iriomote132.JPG

写真はANAのマイレージカード
スーパーフライヤーズカード(SFC)
ステイタスはなんとダイヤモンドです
とはいえこれは私のカードではなく奥さんのスティタスとなります
私自身もANAのスーパーフライヤーズカードは持っているのですが、これは格が違います
今回はそんなお話
 

iriomote152.JPG
 

さて沖縄那覇空港での乗り継ぎ、外に出る時間もないのでラウンジで過ごします
いつもならANAのラウンジ受付の後、そのまま左へと進みANAラウンジへ進むのですが
今回から我が家の奥さんのおまけ(同伴者)として、受付右のANAスイートラウンジに入ることが出来るようになったんです
 

iriomote136.JPG iriomote151.JPG


ということで今回はプレミアムメンバー向け最上級ラウンジ
沖縄那覇空港ANAスイートラウンジ初潜入
ANAが展開する最上級ラウンジ、ANAスイートラウンジ(国内線)は、全国に羽田・伊丹・新千歳・那覇の4箇所にしかないレアものなんです
 

iriomote137.JPG
 

どれほどのレアものかというと
飲み物やブッフェのあるカウンターはこんな感じ
 

iriomote138.JPG
 

樽生ビールもヱビスビールやプレミアムモルツ、一番搾りプレミアムなどビビールサーバーにはプレミアム系のビールがずらり
けれどやはり飲んでしまうのはオリオンビールだったりもしますが
 

iriomote139.JPG
 

さてANAラウンジとANAスイートラウンジの一番の違いが食べ物
ANAラウンジにある食べ物というか酒のつまみは「すなっくみっくすおつまみ」というおかきミックスのみ

ところがANAスイートラウンジはというと
こうした「チョコレートデニッシュ」や
 

iriomote140.JPG
 

おにぎりが三種あったり
「明太子」
「油みそ」
「ツナマヨ」
 

iriomote141.JPG
 

そのうえデザートに地元沖縄で愛され続けているブルーシールの「アイスクリーム」全5種(バニラ、チョコレート、ストロベリー、マンゴー、シークヮーサーソルベ)が並んでいたりするんです
 

iriomote142.JPG
 

ということでここで本日2回目の朝食
オリオンビールとおにぎり、ブルーシールアイスをいただくことに
 

iriomote145.JPG
 

まだ午前中という事で遠慮しましたが、氷が詰められたワインクラーに日本酒やワインが冷やされていました
「純米吟醸 ゆきつばき」雪椿酒造(新潟)
「ハーディーズ・ノッテージ・ヒル・リースリング 2018年」バンクサイド・ワイナリー(豪州)


iriomote143.JPG
 

サントリーが扱うウイスキー3種
「メーカーズ・マーク」(バーボンウイスキー)
ワールドウイスキー「碧Ao」
そして「知多」
フランスワイン「シャトー・ラグラーヴ・オベール2016」もその奥に隠れていました
 

iriomote144.JPG
 

特に知多蒸溜所で醸された「知多」には、ここにあるからには飲まねばならない
そんな欲求に支配され
まだ午前中だというのに、ハイボールにしていただきました
 

iriomote146.JPG
 

まぁそうこうしている間に搭乗時間
ANA462便で東京羽田を目指します
この沖縄那覇~羽田はドル箱路線なのでしょうね
機材はB777-200が使われていました
そうこれもまた新型コロナの影響で退役するかもしれない機材の一機です
 


iriomote147.JPG iriomote148.JPG
 
 
窓際の席をとっていたおかげで
那覇空港のタクシーウェイには
日本トランスオーシャン航空の特別塗装機「ジンベエジェット」(ボーイング737-800型機)を見ることが出来ましたし
 

iriomote149.JPG
 

そうそう出発する際は瀬長島に向け離陸するのがほとんどのここ那覇空港
飛び立つ瞬間、琉球温泉瀬長島ホテルや
今話題の瀬長島ウミカジテラスも望むことが出来ました
 


iriomote150.JPG

9月の連休を使って行った八重山、西表の旅の話もこれが最後のエントリー
今回の旅はANAを使った旅
連休に加え、マイルを使った特典航空券という事もあり
新千歳~那覇や羽田~石垣などの普段から人気の路線が取れるはずもなく
石垣~那覇、那覇~羽田、羽田~新千歳と2回乗り継ぎ帰ることとなりますが
これが逆に乗り継ぎ時のラウンジ訪問回数が増えることも意味します
ということでラウンジの梯子
羽田空港でのトランスファーでは羽田空港ANAスィートラウンジを訪問
前述の那覇空港ANAスィートラウンジでも述べましたが、通常のANAラウンジとは違い国内線には4か所しかない上質で貴重なラウンジ
今回も初訪問となります
 

iriomote153.JPG
 

ラウンジにはいるとそこはゆったりとした造りになっていました
それもそのはず、ANAスイートラウンジは通常のANAラウンジと同じ面積にもかかわらず、座席数をかなり控えめに設定されているからです
そこに白を基調にしたインテリア
掃除が大変そうな(これは職業柄)イスが並びます
 

iriomote154.jpg
 

奥には水と緑が調和した癒し空間「THE PARK」がありました
天井からは緑がたくさん飾られて、水が流れるオブジェがあります
その名の通り公園がテーマなのでしょう
 

iriomote155.jpg
 

このANAスイートラウンジ
4階に位置している関係からか、窓からANAの機材が駐機するエプロンがよく見て取れます
ということで窓際の席をGET
 

iriomote156.JPG
 

席を確保したら
次はアルコールなどの並ぶカウンターへ
 

iriomote157.JPG
 

ANAスイートラウンジという上質なラウンジという事もあって
ビールサーバーは「プレミアムモルツ」「ヱビスビール」などのプレミアムビールが並びます
 

iriomote158.JPG
 

ワインは「ヌヴィアナ・テンプラニーリョ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2018年」(スペイン)
日本酒は沖縄那覇空港にもあった「純米吟醸 ゆきつばき」雪椿酒造(新潟)
「ハーディーズ・ノッテージ・ヒル・リースリング 2018年」バンクサイド・ワイナリー(豪州)
ワインクーラーではなく冷蔵庫で冷やされていました
 

iriomote159.JPG
 

那覇空港にもあった
ワールドウイスキー「碧Ao」
そして「知多」の他に
麦焼酎/壱岐焼酎 猿川 25度(伊豆猿川酒造場)
黒霧島EX(霧島酒造)と並びます
 

iriomote160.JPG
 

食物はというと
おにぎりが、さけ、ツナマヨ、うめの三種
パンは人気のクロワッサンにミルクパン
残念ながらクリスピー・クリーム・ドーナツの『オリジナル・グレーズド・ドーナツ』は新型コロナの影響で提供を中止されておりました
 

iriomote161.JPG iriomote162.JPG
 

そうそうANAスイートラウンジで私が良いな~と思えた設備がコレ
マッサージチェア
そんなのどこにでもあるでしょう・・・という方がおられるかもしれませんが
ここ羽田空港ANAスイートラウンジに置かれているマッサージチェアは一味違います
そう写真を見てお分かりの通り、航空機が駐機するエプロンを眺めつつ
マッサージが堪能できるよう設置されているんです
いや~通常は隅に追いやられているマッサージチェアですがこれは考えましたね
 

iriomote163.JPG
 

さて滞在時間が短かったため、この程度の調査で終わりましたが
次回はこのマッサージチェアやシャワールームも調査範囲に含め調査したいと思います
 

iriomote164.JPG
 

ということで八重山ではまだ行き損ねていた「西表」でしたが今回
GoToトラベルキャンペーンの後押しもあり来島しましたが
海も御覧の通りでしたし、島の自然も豊かで楽しませていただきました
後残された八重山の島は「与那国島」「波照間島」「黒島」「新城島」くらいでしょうか
何とか機会を作り伺ってみたいものです

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうちGoTo西表2020カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは宮古島&お伊勢参り2021です。

次のカテゴリは沖縄2018です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。