福岡・佐賀2024の最近の記事

さてゴールデンウィークに高野山や南紀白浜などを巡る和歌山の旅から帰ったばかりですが
JALのタイムセールにて5月中旬、新千歳~福岡(直行便)を片道8千円程度で手に入れたことから
今度は北九州の旅に出かけることとに
まずはいつものように新千歳空港JALファーストクラスカウンターでチェックイン
 

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さて今回の北九州の旅の目的に最初に頭に浮かんだのが
「柳川の川下り(お堀めぐり)」
滞在する博多から西鉄電車で行けることから当初はその予定でしたが
折角なので世界文化遺産 宗像大社や日本三大朝市である呼子の朝市、ついでに吉野ヶ里遺跡なども見たくなり結局レンタカーを借りて巡ることとなりました
  

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チケットは午前便ということで、新千歳空港ではまずはJALダイヤモンド・プレミアラウンジにておにぎりと美味しい味噌汁で朝飯
到着後レンタカーの運転がありますので、残念ながらラウンジのビールは飲めず
ノンアルコールビールで旅の無事を祈りカンパイ
 

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福岡空港までは2時間半のフライトとちょっと長め
到着後レンタカーを借りたらすぐに「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして世界文化遺産登録された宗像大社総社辺津宮を目指しました
 

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この日は宗像歴史観光ボランティアの解説で2時間かけて、宗像大社総社辺津宮と8万点もの国宝が眠る神宝館を見て回ります
まずは手水舎ですがここには柄杓がなく、楕円形の岩(一枚岩)に付けられた蛇口から常に水が流れ出ており
手ですくって身を清めます
  

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参道を少し進んだところにある神門の神紋は大きく煌びやかな「菊の御紋」がありました
皇室の御紋である十六菊花紋を勅許を受けて使用しているそうです
見逃すところでしたが、こうしたものに気づかせてくれるのもガイドさんがいるからですね
こうしたものからも宗像大社と皇室との深いつながりを感じざるをえません
 

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神門をくぐり中に入ると切妻造りの拝殿と本殿が見て取れますが
拝殿と本殿は創建は不明ですが、戦乱などの影響による火災で数度消失
直近では1557年に一度全て焼失され
現在残っている本殿は1578年、拝殿は1590年と戦国時代真っ只中に建てられたそうで
安土桃山時代の神社建築の特徴がよくあらわされており、国の重要文化財に指定されています
  

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拝殿の奥には「神勅額」が見て取れますが
ここ宗像大社の利益は、航海・交通安全、縁切り・縁結び(恋愛成就)、安産祈願、商売繁盛など
特に「道主貴」と称され、古くから海上・交通安全の神としての神威があり、交通安全はここ宗像大社の御利益は絶大なようで、この辺りでは宗像大社のお守り(ステッカー)が貼られている車をよく見かけます
車のお祓い所もだだっ広くとられていることからも、ここ宗像大社で交通安全祈願と車のお祓いをする方は多いのでしょうね
聞くところによるとわざわざ本州のほうから関門海峡を渡りお祓いに来られる方もいらっしゃるのだとか
 

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見事な佇まいを見せる本殿の屋根は日本伝統の「こけら葺」
多数の薄い木材を重ねながら葺かれたもので
白い壁と朱塗りの柱と合わせ重厚な趣があります
ちなみに数年前に葺き替えしたそうです、その時は真新しい木材の色だったそうですが、すぐに今の色に変色したそうです
  

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この塀の格子窓の一部からようやく「辺津宮」と書かれた看板を見ることが出来ました
何故だかわかりませんが、こんなわかりずらい場所にしか辺津宮を示すものはないのだそうです
まぁガイドさんがいなければ気づかなかったポイントでもあります
 

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本殿の周辺には大小のお社が24社あり、121の神様が祀られています
そんな中に酒の神を祀る松尾神社もありました
 

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木々に囲まれた参道は木漏れ日が差し込むとなんとも神秘的な高宮参道を歩いて、市杵島姫神の降り立った地、宗像大社総社辺津宮の、一番の聖地「高宮斎場」に伺いましたが
ここは沖ノ島で行われた祭祀を遺す場所で、いまでも祭礼日にはこの高宮斎場で儀式が執り行われているそうです
私の住む北海道では季節的にまだそんな時期ではありませんでしたが、参道を歩いている際に数か所、蚊に刺されてしまいました
 

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辺津宮では、宗像大社三社がまとめて参拝できるように分霊されています
向かって右手が第二宮(沖津宮分社)御祭神は田心姫神
左手が第三宮(中津宮分社)御祭神は湍津姫神とされています
ここ辺津宮に分霊されているのは中津宮は大島にあってフェリーに乗る必要がありますし、沖津宮はそもそも普段立ち入りができないためです
社殿は「唯一神明造」と呼ばれる伊勢の神宮のみにみられる様式
というのもこれらの社殿は伊勢の神宮から下賜されたもので、「神宮式年遷宮」で古くなった伊勢神宮の別宮をそのまま下賜されたものだそうです
遷宮の際に柱とか板を下賜されることはよくあるそうですが、丸まんま賜されるのはここ宗像大社だけなんだそうです
  

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産廃の最後、市杵島姫神を祀る辺津宮を参拝御朱印を賜りました


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こんな感じでガイドの解説で世界文化遺産宗像大社総社辺津宮を堪能させていただきましたが
帰りには神の使い蛇にも遭遇したりもしました
ということで次は8万点もの国宝が眠る神宝館へ
 

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宗像大社辺津宮の境内に位置する神宝館
ユネスコ世界文化遺産で神の島とも呼ばれる沖ノ島で行われた古代祭祀遺跡の発掘調査により出土した、8万点に及ぶ膨大な数の貴重な歴史的資料を収蔵展示しています
そんな神宝館を宗像歴史観光ボランティアの解説で見て回ることに


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海の正倉院ともいわれる沖ノ島の出土品は約12万点で、そのうち約8万点が国宝だそうです
神宝館ではそんな国宝の一部をこうしてガラス越しに見ることが出来ます
  

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展示品のトップは朝鮮半島の新羅で作られた「金製指輪」
1500年前の指輪だそうですが、いまでもピカピカです
  

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出土した沖ノ島の模型なども置いてありましたが
玄界灘に浮かぶ沖ノ島は、島の周囲が4kmの小さい孤島
この島で4世紀後半から9世紀頃まで国家的な祭祀が行われてきました
いや今もなお、国家安寧のご祈祷を宗像大社の神職が交代しながら毎日欠かさず行っているそうです
なるほど神の島ですね
  

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多くの神鏡
中国の魏時代の漢式鏡「三角縁三神三獣鏡」をはじめ
「蘷鳳鏡」「鳥文縁方格規矩鏡」「内行八花文鏡」「六獣帯鏡」などすべて国宝
これらが沖ノ島の祭祀遺跡群に何気に並べて置かれていたそうです
最初に見つけた方はさぞびっくりされたでしょうね
 

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「桂甲小札」(国宝)
徒歩戦が主流だった時代の短鎧と違い、桂甲は騎馬の戦闘用に作られたもの
小さな鉄片、小札を上下に革紐で連結しただろうこの形式の鎧は、短甲とは比較にならぬほど制作に手間がかかる鎧なんだそうです
 

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「盾中央鉄板」(国宝)
端っこにリベットが打たれたような跡があるので、「盾に取り付けられていた鉄板」だと考えられています
 

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「鉄剣、鉄刀、鉄地銀張鎺」(国宝)
伊勢神宮に奉納される玉纏御太刀の祖型と言われています
 

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「金銅製歩揺付雲珠」(国宝)
馬具飾りで、先端に花びらのようなものが多数付いていて、馬が歩くとそれがヒラヒラと揺れるんだそうです
 

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「金銅製帯金具」 (鉸具)
「金銅製帯金具」 (帯先金具)
双方国宝
帯を装飾するための飾り金具ですが、金色に輝く玉虫装飾は三国時代新羅の代表的な技法なんだそうです
 

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金銅製のミニチュア織機
「金銅製高機」(国宝)
非常に精巧な造りで、部品はほぼ揃っており、組み立てると実際に織り成すことができるそうです
 

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幡や天蓋を吊り下げる
「金銅製龍頭 一対」(国宝)
唇がべろ〜んとめくれた、龍の頭部を模しています
東魏時代・6世紀
 

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中国唐時代の色彩豊かな鉛釉陶器
「唐三彩長頸瓶片」(国宝)
これは復元すると高さ25cm前後の緑色を基調とした優美な長頸瓶となるそうです
唐三彩の多くが洛陽や西安郊外の貴族層の墓から出土していますが、この唐三彩は遣唐使によって持ち込まれた可能性が高いそうです
 

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「三十六歌仙扁額」
江戸時代に当時の藩主だった黒田光之によって奉納されたもの
本来なら拝殿に掲げられるので表面は傷ついてしまいますが、奉納された直後に本殿奥に保管されたため色あせることなく保管されています
 

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「石造狛犬 一対」(重要文化財)
子獅子を抱く阿形と紐をくわえ手毬を前足でかかえる吽形の二対
中国宋代の作風と伝えられるそうです
 

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「木造狛犬一対」(重要文化財)
1本の楠で作られた狛犬
なんだか筋肉粒々で勇ましいですね
  

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最後になぜかここにある
旗艦「三笠」の羅針儀(羅針儀は、三笠に搭載されていた計器で唯一現存するもの)と「神光照海」という揮毫
東郷平八郎率いる日本連合艦隊が、当時世界最強と呼ばれたロシアのバルチック艦隊を打ち破った「日本海海戦」
くしくも神宿る島・沖ノ島近くの海域である対馬海峡が戦いの舞台となりました
そんなこともありここ神宝館に展示されているのかな
ちなみに神宿る島宗像・沖ノ島は2018年以降、一般人の上陸を全面的に禁止することを決定しています
ただ私の伺った先月ですが、日本海海戦があった歴史的な5月27日
宗像大社では「沖津宮現地大祭」というお祭りが行われたそうで、規制されている沖ノ島ですが、この日に限り、抽選で選ばれた約200名の男性が入島することができたそうです
 

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観光ボランティアの解説で神宝館を見学したあと
ガイドと別れて向かったのが「世界遺産ガイダンス施設、海の道むなかた館」
その名の通り宗像・沖ノ島と関連遺産群のガイダンス施設で、
閉館間際でしたが、シアタールームの大型スクリーンで、遺産群の中核ですが行くことのできない沖ノ島を体感させていただきました
 

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他には地域学芸員の解説で金製指輪のレプリカや
 

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三角縁神獣鏡を実際にふれる体験もさせていただいたりしましたが
ずっしり重いうえ、実はこの神様や獣など刻まれている面は裏側で
表面は磨かれた鏡だという事にはじめて気づかせてくれたりもしました
  

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さて格安のチケットが取れて急遽決まった福岡旅行ですが、実は宿探しが大変でした
というものの私が伺おうとした5月中旬の週末
海の中道海浜公園 野外劇場にて行われる福岡の野外音楽祭「CIRCLE'24」が行われるからだと思いますが、定宿とする東横インなどはどこも満室
高額なホテルくらいしか空いていない状況でした
そんななか見つけたのが「プレジデントホテル博多」
博多駅からは少し歩きますが、繁華街からは逆に近いという立地のホテル
実はとあるマンガで有名になったホテルです
てなわけで今回のエントリーはそんなプレジデントホテル博多の備忘録になります
  

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さてそのとあるマンガがこれ
本の表紙の背景にあるホテルが今回泊まったプレジデントホテル博多とそっくりですが
それもそのはずプレジデントホテル博多など九州5県でホテルの清掃事業を展開するビルメンテナンス会社セイビ九州が実在の社員をモデルにし客室清掃員のリアルを描いたマンガ
『客室清掃の魔法 (幸循環を生み出す客室清掃マジック)』
『客室清掃の魔法2 (幸循環を生み出すチーフへの道)』
ホテル増加の裏側を支える仕事の実態に迫る業界必読の二冊でした
ちなみにこの本はホテルで販売しておりました
(私の勤める会社も同様の会社で関連する会社とちょっとしたお付き合いもあることから興味深く読ませていただきました)
  

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今回初めての宿泊となりますがチェックインに訪れたロビーのそれはビジネスホテルというよりはシティホテルの雰囲気
最近のホテルの宿泊費上昇から鑑みると、まぁこれで1泊1万4千円弱(2名1室)×2泊は妥当なところでしょうか
アイスペールを頼んだところすぐに出していただくなどサービス対応も良かったですし
6Fサービスルームには製氷機、そして夜食を頼む際に重宝する電子レンジも設置と私が望むものはほとんど揃っていました
  

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宿泊したのはダブルルルーム(12.0㎡)
ベット枕元にはコンセント(100VとUSB)
大型テレビがありました
  

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デスクには小型冷蔵庫(すでに電源は入れられていました)
ポットにマグカップ、ドライヤー
そしてペットボトルの水が2本サービスで置かれていました
 

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トイレと浴室はユニットタイプ
浴室はビジネスホテルより少し広めと言った感じ
アメニティの揃えも良いですし、入浴剤がロビーに置かれていたのも嬉しい配慮です
さてホテルで一息ついたら夜の博多に繰り出すこととします
 

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博多最初の夜はプレジデントホテル博多から歩いて十数分のところにある
京風もつ処「越後屋」博多駅前本店に伺いました


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地元出身の方のお勧めとのことでこのお店をあらかじめ予約し来店
そこはやはり人気店、写真は帰り際に撮影しましたが
のれんをくぐり店内に入るとほぼ満席状態でした
 

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博多で西京味噌を使った京風もつ鍋のお店「越後屋」でもつ鍋コースやってます
コースの内容は本日の前菜3種盛り・炙りハツ刺し・センマイ刺し・お好みのもつ鍋・チャンポン麺 ・デザートで3,300円
 

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これにお得な飲み放題(飲み放題 +¥2,200)を加え、1人5,500円となりました
まずはビールということで頼んだビールはキリン一番搾り
私の好みのビールの銘柄の一つ
これは杯を重ねそうです
 

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前菜の前菜三種盛は
炙りチャーシュー、鶏皮、もずく


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炙りハツ刺し
 

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センマイ刺し
 

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定番、西京味噌の白味噌のもつ鍋は
京都から取り寄せた白味噌仕立てのスープでもつを煮、ニラを鍋の中心に一列に並べ、その上に鷹の爪を一直線に飾り、傍らに揚げ豆腐を添えるという美しい盛り付けのもつ鍋
地元の方一推しだけあって越後屋にしてよかったと思う瞬間でした
特に九州産柚子胡椒を入れて揚げた絹ごし豆腐が絶品でした
 

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福岡食肉市場から直に仕入れた「もつ」はもちろん
野菜は福岡産にこだわった、キャベツ、ニラ、ゴボウなど
西京味噌仕立てのスープで煮込まれこれが美味しかった
 

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最後はちゃんぽん麵で〆
ちなみにスープが少なくなったら足してくれます
これも地元出身の方から聞いていたので
もつ鍋を食べる際もスープを残したりせず遠慮なく頂いていました
 

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そんなことでもつ鍋とビールでお腹いっぱい
最後に出てきたデザートは無理やり腹に詰め込んだと言った具合でした
いや~満足満足、ごちそうさまでした
 

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博多の越後屋でもつ鍋を堪能した翌日は朝早くに起き、朝飯も食べずにレンターカーを駆って「呼子の朝市」にやってきました
そんな呼子の朝市は大正時代から開かれている歴史ある朝市
石川県の輪島、岐阜県の飛騨高山と並ぶ日本三大朝市の一つとされています
輪島朝市飛騨高山宮川朝市はともに2022年に伺わせていただきましたが
残念ながら石川県輪島の観光名所「朝市通り」は、今年の元日に起きた能登半島地震で発生した火災で200棟以上が焼け、およそ5万平方メートルが焼失してしまいました
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに被災者の方々に心からお見舞い申し上げます
 

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私が訪れたのはまだ朝の8時でしたが
約200mの朝市通りには、そこそこ露店が並んでいました
朝市は12時くらいまでやっているそうですが、最大で50軒近くの露店が並ぶようです
そんな朝市通りにはとれたての魚介類や加工品は無論、野菜や花なども販売されていました
 

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そうそう朝市の入り口付近にはぐるぐるまわる、イカ干しのハイテク機械「いかぐるぐる」が回っていました
呼子漁港は玄界灘に面し、海の幸が豊富な漁場がありますが
呼子といえば特にイカが有名で私が訪れた5月はヤリイカのシーズンとなっています
新鮮なイカの活造りを提供してくれる店も多いのですが、有名店はかなり並ぶそうですし
時間的な制約もあり今回はあきらめました
  

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てなわけで朝市名物ヤリイカの一夜干しの屋台もあります
 

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朝市通りでは元気のいい露店のおばちゃんの声がこだましていますが
売っているのはカサゴでしょうか
発泡のケースの中にはモンゴウイカらしきものも見られました
 

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「さばみりん干し」「いわしみりん干し」「かます」「めざし」や
 

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イカの加工品
「イカの三升漬」「イカ梅」「イカ昆布」「イカ明太」なども売られています
よく見ると上記と合わせ、これらの商品は「呼子朝市 木屋」という名の商品のようで


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てなわけでそんな呼子朝市 木屋の店舗に行くと
美味しそうな「魚コロック」「揚げいかしゅうまい」「おさかなドーナッツ」など
食べ歩きにぴったりのものが売られていました
  

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そう呼子の朝市といえば「食べ歩き」
おさかなドーナッツを食べながら散策することに
これ白身魚のすり身入りですが、もっちりふわふわの食感が楽しめました
 

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他には「食べていかんね~、大きかとばやっけん」と威勢の良い声が聞こえてくる方向を見ると
そこにはサザエのつぼ焼きが焼かれていますが
ここは「島人ぬ宝」
玄界灘に浮かぶ松島でとれたさざえを焼いて出してくれるお店です
 

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お目当てだった海鮮焼きのお店「かま笑」では
 

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お目当てとしたのは数量限定の「下足付きいか串(とってもやわらかい)」お刺身用いか使用を購入
一緒にノンアルコールビールを勧められ店内でいただくことに
このイカ焼き、焼いているところをずっと眺めていましたが
焼くのに非常に手間のかかる逸品
もちろん柔らかくてうまかった
 

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店内ではイカの塩辛が販売されていますが
ノンアルコールビールのつまみにこいつを試食させていただきました
 

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ここでのもう一つのお目当て
いかしゅうまい発祥のお店「呼子萬坊」のイカシュウマイ
 

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テイクウアトメニューには
「蒸しいかしゅうまい」
「揚げいかしゅうまい」
「いかの天ぷら」などがありますが
 
 

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ここは蒸しいかしゅうまい・揚げいかしゅうまいをいただきました
特に蒸しいかしゅまいがプリップリで美味しかった
 

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呼子朝市から柳川の川下りを目指しレンタカーを走らせていると
ラジオFM佐賀からなにやら興味ある話が聞こえてきた
それが佐賀県小城市にある天山酒造で初夏の蔵開きが行われていると言った情報で
蔵開きが行われているのが、ちょうどその当日
しかもそのとき走っているのが、ちょうど佐賀県小城市といったこれ以上ないようなタイムリーな話でした
これは我が家に天山酒造の初夏の蔵開きに寄っていきなさいと言わんばかりの話
しかも次の予定の柳川の川下りまで、少し時間に余裕があったことも幸いでした
 

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(天山酒造HPより拝借)
 

蔵開き会場には車を停めるは難しそうですが、付近の小学校のグラウンドを臨時駐車場にしていたようなのでそこに停め無料のシャトルバスで会場に向かう事としました
 

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てなわけで佐賀県小城市にある天山酒造の初夏の蔵開きに参戦
ですが、シャトルバスが会場に着くとそこには長蛇の列ができておりました
ちなみに酒蔵の前を流れる川は
祇園川という天山山系の水を集める清流でこの川は全国有数の源氏蛍の里
天山の中腹から湧き出る清冽な伏流水は酒造りに理想的な名水(中硬水)で、天山酒造の酒造りにおいて欠かすことのできない「宝の水」なんだそうです
 

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ちなみに長蛇の列のほとんどが、蔵開きで特別販売される限定酒を求めにきたお客さん
例年行われているようでこうしたキャリア持参で来られている方も随分見かけました
ちなみにこの日、販売された限定酒は
【蔵開き限定 残雪天山】
【蔵開き限定 七田 秋津25】
【蔵開き限定 七田 寒熟 愛山】
【蔵開き限定 温故知新 vitage2010】
の四種
皆さん箱買いされていたようでした
 

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蔵の中は思いのほか大きく
大型の放冷機などが見て取れます
 

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限定酒を買うことはあきらめましたが
せめて飲み比べだけでもと列に並びます
(私は残念ながらレンタカーの運転があり飲めませんが)
飲み比べは3種類
「七田コース」が
七田 七割五分磨き 春陽・七田 純米吟醸 13 山田錦・フェミナリーズ世界ワインコンクール2021 純米吟醸 愛山50
「天山・岩の蔵コース」が
岩の蔵 純米吟醸 山田錦・さがの華(九州限定)・天山 ゆぞ酒・令和5年全国新酒鑑評会 金賞 大吟醸 飛天山 山田錦・
「夏酒コース」が
天山 夏吟 山田錦・七田 夏純 出羽凛々・インターナショナルワインチャレンジ2014年スパークリング部門金賞・トロフィー 天山 純米吟醸生おりがらみ
といったところ
 

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これらが蔵開き限定「Kensuky's Sake Bar」でなんとワンコイン(500円)で飲み比べが楽しめるといった趣向
 

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ガラスのグラスで試飲できるのも嬉しいところ
きっと天山酒造さんのこだわりなんでしょうね
 

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ということでちなみに私はドライバーなので試飲できず、カミさんが代わりに夏酒セット試飲していました
飲む比べは場所がいっぱいで、「名水と蛍の里に銘酒ありTENZAN SAKE BREWERY」の看板前でいただきました


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そんな初夏の蔵開きにには「2024 MISS JAPAN SAGA」の方々も華を添えておりました


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天山酒造の事務所近くには国内外で受賞した賞状がずらり
  

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まぁせっかくここまできて飲めないのも悔しいので
限定酒は買えませんが直売所には天山酒造の日本酒がずらり
 

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ということで限定酒は買えませんでしたが、七田の純米大吟醸買って帰ります
 

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さて今回の訪問で初めて知った天山酒造
実はかなり有名な蔵だったようで、札幌に帰る際に訪れた福岡空港JALダイヤモンドプレミアムラウンジで提供されるお酒のうち、日本酒はたまたま酒蔵開きで行った天山酒造の純米吟醸(羽田は現在『作』を提供)が提供されていてびっくり
無理して訪れておいてよかったというのが本音のところでした
ちなみにJALダイヤモンドプレミアムラウンジでは国内線でも日本酒やワインを楽しみたいとの要望で、お酒の提供をやってるんです
 

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福岡屈指の観光名所柳川へやってきました
これは今回の旅の目的である「柳川」で柳川観光目玉の川下りをするため
 

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途中天山酒造で道草を食いつつでしたが、何とか予約時間少し前にたどり着くことが出来ました
 

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今回川下りを体験する会社は水郷柳川観光
昭和36年創業の老舗で「どんこ舟」という名の持舟数60艘といった大手の船会社?です
(ちなみに柳川の総数は200艘程度)
コースは約1時間くらい、この日は晴天と言う事に加え雰囲気が味わいたいため貸し笠を借りての出港です
この日は若い船頭さんが竿1本で小さな舟を巧みな竿さばきを見ることが出来ました
 

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コースは二ツ川からスタート
柳川は藩政時代の遺産が息衝き、中心市街地2km四方に延長60kmにも及ぶ堀割と共生する世界有数の水路のまち
まずは三柱神社の鳥居の脇を通ります
 

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頭がぶつかりそうなほど狭くて暗い橋の下をくぐったりしました
 

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川から掘割へと入っていきますが
その前に難所となる柳川城掘水門を通らねばなりません
見たところ、どんこ舟のサイズギリギリの幅
若い船頭さんはなんなく通過しておりました
 

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なぜこんなにも水路が張り巡らせたのか
それは柳川の水路は湿地帯で低い土地であったため、水はけを良くし水害から街を守るために作られたものであると同時に、人々の生活用水の確保のためにも使われていたそう
その名残りとして家々には、掘割に下りるための階段が残っていました
昔はそんな掘割で洗い物をしたりもしていたそうです
 

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なかにはこんな自宅からすぐカヌーに乗れる家までありました
柳川ならカヌーで通勤、そんなことも可能かも知れません
 

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北原白秋もここ柳川出身
お堀にはそんな白秋の歌を詠んだ碑がありました
 

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コースの途中に水上売店があったりもしますが
今回のツアーでは寄らないようです
 

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大きなサギが水路の魚を狙っていますが
川下りのどんこ舟は慣れているのか警戒はしないよう
 

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水路で魚を見かけることはありませんでしたが
カメはあっちこちでたくさん見かけました
 

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そんな水路では、ひもで網を上げて魚を捕る伝統的な蜘手網漁を見かけましたが
これはあくまで観光用
その昔はウナギとか鯉、ナマズが捕れたそうです
そういや柳川といえば鰻の蒸し料理が有名でしたね
 

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柳川1号橋をくぐる際に音の反響を利用し響かせ、船頭さんが柳川川下りの定番舟歌「柳川おだん節」を歌ってくれましたがなかなか魅力的でした
ちなみにこの歌、柳川出身の歌手内山田洋氏が作曲したのだそうです
 


さて昨今物議をかもしている柳川の川下り名物「橋越え」
youtubeの動画でよく見ます
これは低い橋をくぐるとき、橋の欄干に飛び移ったかと思えば橋の上を歩いて、橋の下を通過してきた舟に飛び乗る「八艘飛び」のパフォーマンス
たまたま出発点に戻る待合の間に見ることとなりました
 


 

ただ船頭さんが客を残したまま船から降りるといった危険な行為
今回予約した水郷柳川観光など船検を受けている会社はこの橋越えを禁止しているとの事
確かに知床や保津川下りの事故を鑑みると、正しい判断だと思いますし
応援したくなります


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柳川観光目玉の川下りを楽しんだ後は吉野ヶ里歴史公園にやってきました
ここには国内屈指の弥生集落跡「吉野ヶ里遺跡」がありますが
その吉野ヶ里遺跡、平成元年に一般公開されたときは、中国の史書『魏志倭人伝』に記された邪馬台国の姿を彷彿させるとして大きな話題となった遺跡です
以前から一度見てみたいと思っていましたが、今回ようやく訪れることが出来ました
 

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歴史公園センター東口から入場
まずは「南内郭」にある
復元された物見やぐらから見学開始
この物見やぐら、魏志倭人伝に記された楼観跡と推定されるもので
 

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復元された物見やぐらは床高6.5m、高さは12m
佐賀平野を遠くまで見渡せます
ただ弥生時代の吉野ケ里遺跡には、復元されたものよりも大きな約20メートルの物見やぐらが建っていたと推測され、そこからは平野と有明海を眺めることが出来たといわれています
当時も敵をいち早く発見、監視するのに役立ったんでしょうね
 

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物見やぐらからは
隣接する吉野ヶ里のクニの交易の中心地「倉と市」や南内郭が柵などによって囲まれた様子も見て取れました
 

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復元された竪穴住居の元は王の家をはじめ、その妻の家であったと考えられています
 

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復元された住居跡の中は思ったより広く
内には人形や土器を配置して当時の生活を再現
炉の跡もあったりしました
 

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続いて「中の村」にある高床倉庫群
床を高くすることで、風通しをよくした倉庫が並んでいました


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あくまで復元されたものですが
当時の吉野ヶ里の繁栄ぶりがうかがえます
 

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吉野ヶ里集落の中で最も重要で神聖な場所とされる
「北内郭」
 
 
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主祭殿2階では王と人々が座る集会の様子を再現していたり
 

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3階には霊からお告げを聞くために手に笹を持ち祈る巫女を再現されていたりしました
なんだか邪馬台国の女王卑弥呼を彷彿させますね
 

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最後に「北墳丘墓」
ここは吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている特別なお墓と考えられています
 

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墳丘内にはこれまでの発掘調査で発見された
弥生時代中期前半から中ごろにかけての14基の甕棺墓の実物が展示されていました
・・・と、こんな感じで見て回りましたが
当日の気温は5月だというのに30度と無茶苦茶暑く
遺跡周辺の草むらあたりからやってきただろう蚊に刺されつつ
弥生時代にタイムスリップしたかのように1時間ばかり復元された遺跡を見て歩きました


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30度の気温の中、蚊に刺されつつ1時間ばかり吉野ヶ里遺跡を見て歩いたのですが
帰り際に立ち寄った吉野ヶ里公園の売店前には魅惑的なポスターが貼られていました
それが九州のご当地アイス、竹下製菓のブラックモンブランでした
  

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そのブラックモンブラン
バニラアイスをチョコレートで覆い、さらにその外側にクッキークランチをまぶしたザックザク食感のアイスバーで
暑い中歩きまくったことから、公園の売店で購入し試してみました
まぁ本音でいうと食べるとクッキークランチがパラパラ落ちてきて食べずらい面もありますが
50年前に誕生したとは考えられない贅沢なアイスでクセになりそうでした
まぁ地元の方々は落とさずに上手に食べるのでしょうね

さてその佐賀県小城市に本社を置く竹下製菓の「ブラックモンブラン」
誕生から50年が経過するといったロングヒット商品だそうで
北海道に居住する私は初めて目にしたものですが、九州人にとっては誰もが知っているソウルフードとも呼べるような存在なんだそうです
  

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TBSの特集が組まれていたようで、Youtubeにその時の番組がUPされていました
番組の中でもやはりクッキークランチがパラパラ落ちると言った話が有り
「永遠の悩み」と語られておりました
また九州に行くことがあったら探しても食べてみるつもりです


福岡の夜といえば屋台
福岡市内には天神・中洲・長浜の3つのエリアに集中し100軒を超える屋台があり
ラーメンや焼き鳥、おでんをはじめ福岡名物や絶品グルメが味わえます
今回訪れたのはそのうちの中洲・那珂川通りの屋台
ここは那珂川の川沿いの土手にびっしりと屋台が並ぶ観光名所
せっかく福岡に来たならばと中洲の屋台ではしご酒、そんな思いで伺いました
この日は週末の土曜日、日が暮れ赤ちょうちんが灯るころは混雑するだろうと
まだ日が落ちる前に訪れました・・・・・・・が、すでに中洲・那珂川通りは大勢の方で溢れていました
それに以前来た時とは違い韓国辺りから来られただろう外国人が多かった
もう今やこうした観光地にとってコロナ禍は過去の話のようです

 
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すでにどの屋台も満席で空席待ちしている屋台がほとんどでした
人気の「博多屋台 よっちゃん」は満席
 

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そして、おでん・牛タン・串焼き・博多長浜ラーメンの看板を掲げる「大ちゃん」
中洲では30年以上の歴史があるお店だけあって、こちらも無論満席
 

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ちなみに屋台は総じてお値段はちょい高め
けれどちょっとこんなおでんで一杯やりたかったな~
平日に伺えたらまたチャレンジすることとします


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呼子の朝市、柳川の川下りに、吉野ヶ里遺跡などを堪能し博多に戻ってきた後は
博多名物の鶏皮焼きを食べようと竹乃屋にやって来ました
 

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人気の店舗のようで店内は満席
予約なしの方は帰されているそんなお店でした
 

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伺ったのは社長の道楽?なのかワイン醸造所を兼ねた店舗である「博多ワイン醸造所竹乃屋」と言う店舗
 

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ここはRKB毎日放送のサンデーウォッチという番組を収録したYoutube「九州発!都市型ワイナリー竹乃屋」で見ていたこともあり
博多2日目の夜はココと決めあらかじめ予約してありました
 


 

てなわけでまず頼んだのが、「店内醸造 樽出し生ワイン3種飲み比べ」
その名の通り博多ワイン醸造所竹乃屋で醸造した樽出し「生ワイン」の飲み比べ
濾過や加熱処理を行った瓶詰ワインでは味わえない美味しさを楽しめますとのこと


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グラスに注いだ盛りも良いですし
目玉商品だけのことはあります
我が家の奥さんがいただきましたがわずかに微発酵していたようです
 

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私と言えば今日一日、炎天下の中歩き回ったこともあり
まずは生ビール
 

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そんな酒の肴にするのは
もちろん看板メニューの博多ぐるぐるとり皮 3種食べ比べセット
(竹乃屋味4本&レッドチリ味3本&ゆずこしょう味3本)


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博多ぐるぐるとり皮を食べていると
ガラス越しに目の前で豪快に串焼きを焼いているのが見ることが出来ます
 

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何を焼いているのかメニューで確認したところ
この「阿蘇の赤牛」で間違いなさそう
かなりのオーダーが入っているようです
 

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あか牛三種食べ比べセットはさすが専門店の味
「あか牛トモバラ串」
「あか牛ウデ串」
「あか牛肩ロース串」
塩味で焼いてもらいそれにお好みで
九州発!美味しいスパイス『うますぱ』をかけて頂きました
 

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ワインにこだわっている店だけあって、『あつあつ アンチョビポテトサラダ』などワインにピッタリな肴が用意されていました
 

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そうそう博多らしく
凍結レモンサワーには博多らしく替え玉ならぬ「替えサワー(209円)」なるものがあり
レモンの味がなくなるくらい3杯もお替りしてしまいました
こんな感じで楽しみましたが、予約しなきゃ入店出来ない人気のお店て言うのも良くわかりました
 

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地元出身の方の一押し
薬院いある八ちゃんラーメンのとんこつラーメン
竹乃屋でぐるぐる鶏皮焼きを食べた後、〆のラーメンってことで伺いました


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創業は1968年、もとは深夜専門店だったそうですがコロナの影響か夕方からやっているとのことで伺いました
人気のお店ですが、運よくほとんど並ばずに着席
厨房を覗くと手際の良く面を茹でラーメンを作っているのが伺えます
 

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メニューには
ラーメン 750円
大盛ラーメン 900円
とあり、替え玉は 150円となっています
 

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大盛を頼みましたが、さほど待つことなく着丼
白濁したスープにきめ細かい気泡が浮いています
  

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紅ショウガとおろしにんにくをたっぷり載せていただきましたが
濃いとんこつスープが細麺に絡まり絶妙な味わい
 

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とんこつスープもすべて飲み干し
ごちそうさまでした
いや~美味しかった、さすが地元出身の方のお勧めだけありました
 

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ちなみに帰り際、福岡空港のANAフェスタには
「八ちゃんらーめん」の半生がお土産として売られていましたが、よく見ると「大宰府」と謳われています
薬院にある八ちゃんラーメンの店先には「八ちゃんラーメン」には支店はない旨表示されていましたが
関係はいかに、真相は闇の中と言ったところでしょうか
 

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さて今回の福岡・佐賀の旅はJALのタイムセールで格安(片道8千円弱)で購入したチケットってこともあり
新千歳への帰りの便は朝7時45分といった早朝便になってしまっていました
まぁこれでは2泊3日と言っても、2泊2日くらいの旅程になってしまいますね
とあ言え、そこはなんとか駆け足しで福岡・佐賀を堪能しました
そんな旅の最後を飾るのはやはり航空会社のラウンジ
出発までは福岡空港JALダイヤモンドプレミアムラウンジでまったりすることとします
 

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ここに伺ったのがまだ朝の6時ということでDPラウンジはガラガラでした
 

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一番奥の滑走路やエプロンが眺められ、ゆったりと座れるソファー席に陣取ります
それにしてもJALのラウンジだと言うのに、目の前にはANAのスターウォーズジェットが駐機していました
 

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新千歳空港のようにANA系列とJAL系列とで搭乗口が分かれていますが
ラウンジからの導線を考慮してJAL・ANAの搭乗口付近にラウンジがあるため
それぞれのラウンジからはその航空会社の機材がエプロンに駐機することになります
こうしたJALのラウンジの目の前にANAの機材があることはまずありませんが
福岡空港は違うようですね
  

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さて席を確保したら次は朝食
ラウンジのブッフェには福岡で大人気のクロワッサンを手掛ける三日月屋のクロワッサン
 

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さらに「高菜パン」「イチゴデニッシュ」
そして福岡空港らしく「明太ポテトパン」がありました
残念ながらJAL特製焼きカレーパンはまだ提供前の時間でした
 

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明太ポテトパンを割ってみるとこんな感じで明太子が詰まっています
 

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おにぎりは
「鶏めしおにぎり」
 

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そしてこれまたご当地メニューの
「明太子おにぎり」
 

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これも割って中を覗いてみました
 

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さてJALは国内線でも日本酒やワインを楽しみたいとの要望て始まったお酒の提供を今年からはじめており
ここ福岡空港JALダイヤモンドプレミアムラウンジでは
 

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日本酒は昨日たまたま酒蔵開きで行った佐賀県小城市にある天山酒造の純米吟醸が並んでいました
ちなみに羽田空港では『作』(2024年5月)を提供しています
 

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ワインは
白がココファーム『風のエチュード』
 

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赤がルイ・ジャド『ブルゴーニュルージュ』
 

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スパークリングワインはフランス・ビコーズ『アイム ブランド・ド・ブラン』
と言った大盤振る舞い
けれどここで飲むと今日一日潰れてしまいますので、涙を飲んで我慢いたします
 

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当然JAL・DPラウンジの目玉であるプレミアム生ビールもお預け
 

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代わりにノンアルコールビールで
博多明太子おにぎり、美味しい味噌汁をいただき朝飯といたします
 

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さて朝早くの搭乗(7:45出発)でしたが、搭乗客も少ないためか
J-AIRでの運行、搭乗する機材もエンブラエル170といった小さな機材でした
車窓ならぬ空窓を楽しみつつ、2時間20分のフライトとなりました
 

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