シンガポールGP2009の最近の記事
先週行われたイタリアGPはバリチェロが優勝
ブラウン・メルセデスのワンツーフィニッシュとなりました
さて次はいよいよシンガポールGP
開催まであと10日と迫ってきました
このシンガポールGP、郊外ではなく街中で行われる為観戦しやすいのが魅力ですが
治安が良く観戦チケットがリーズナブルなうえ航空券やホテルを安くおさえると鈴鹿で日本GPを観にいくのとさほど変わらない予算で観戦できることから人気のようです
航空券、ベイエリアのスタンド席のチケット、カンガルーTV、オーチャードのホテルの予約も終わっていましたが、なにやらこの100年に一度の不況
F1にも影を落としているようです、ナイトレースとして名高いこのGP、チケットの売れ行きは88%程度ですが、近隣のホテルには空き部屋がちらほら
写真はこの春、マリーナ地区にあるコンラッドにスティした際、コースを見下ろし写したものです
その写真に写っているF1コース脇のこのホテル「パン・パシフィックホテル」(丸いプールが見えるホテル)
ここなら便利だろうな~と思ってましたが、このホテルにも空き部屋があるようでGP価格も何のその、何と投売り?されてます
円高とあいまって一泊1室20,000円くらい(2人で使用しますので1人1泊10,000円)
笑っちゃいますがF1です、鈴鹿GPあたりでは考えられません
早速ホテルを変更することに
もっともこれにF1税が加算されるかもしれませんが
というのも移動にこのEZリンクカード(ピンクのやつ)を使いMRTを使えばよいのですが、観戦後は近くのシティホール駅がえらい混雑するようです
それにすぐにホテルに戻ってシャワーを浴びれるのは嬉しい
ナイトレースといえどなんたってここは赤道直下です
スーツケースはJALフライトキャディサービスの無料枠+JAL手ぶらサービス(500円)で自宅から宅配しチャンギ国際空港で受ることになっております
来週は連休もあるのでその前に集荷、そろそろ準備の段階に入ってきました
シンガポールGP観戦の為の渡航まで、あと1週間となりました
電車にスーツケースを持ち込むのも空いてれば問題ないのですが、混んでいたら大変と思い
今回もJALフライトキャディサービスを利用することにしました
まあこの無料枠も今年度限り、JALの経営状態の悪さはここ数日新聞などで見聞きしてますがしかたがないでしょう
それに加え今回は新千歳空港~成田空港~シンガポール(チャンギ)空港と羽田を絡ませずに行きます、これによって新千歳空港にてスーツケースを国際線カウンターで預けることも出来ますのでJALの手ぶらサービスも利用可能です
これにJALフライトキャディサービスを加えると、自宅に宅配業者がスーケースを集荷しに来てくれ、チャンギ空港にて受け取るという便利なもの、500円とリーズナブルなので今回試して見ます
乗り継ぎは面倒ですが、ディバック一つでチャンギ空港までいけるのは楽チンですね
明日の夜から道東に帰省
帰ってくる日が宅配業者の集荷の日に当たるのですが、なにかあったら出荷できません
ちょっと早めですが今晩取りに来ていただくことに
日章旗は海外でのスポーツ観戦のため先ほど買ってきました
(レース中は自重しようと思いますが、そのあとで使う機会があればと願ってます)
思ったより売っているところが少ないのに時代を感じました
ラリージャパンなどでは北欧の国の旗を掲げるのをよく見かけますし
海外通販でアメリカのサイトを覗くと、そこの多くでは星条旗や州旗が当たり前のように売られてるんですけどね、お国柄ですね
最近この日章旗を見る機会がスポーツの国際大会に限られてきたような気がします(札幌ドームでは良く見ますが)
さてこれを使う機会があればとスーツケースに夢を詰め込めます
がんばれ中嶋一貴選手
海外への渡航は直行便が便利
・・・・なのは判っているのだが、いかに低料金でちょっと贅沢な旅を楽しもうかという我が家には縁がない
チャーター便を使ったツアーは夢のような話ですし
直行便だとマイルを使って特典航空券に替えたり低価格のチケットを買ったりするのには無理がある
そんなわけでどうしても成田空港を拠点とした乗り継ぎ便が多くなってしまいます
そんな我が家に朗報だったのが、新千歳空港~成田空港の運行が1日に2便となり朝一の便が出来たことと
そして今年6月に成田空港第2ターミナルに国内線から国際線への乗継ぎ専用の出国審査場、保安検査場がオープンしたことだ
成田へ向かう朝一の便が出来た事に加え最短乗継必要時間を現在の80分から60分に短縮したことで、その日の午前11時以降の成田空港発着の国際線に乗れることになった
今回はこの手段でシンガポールに向かいます
朝7時のJRに飛び乗り新千歳空港へ
空弁買ってサクララウンジで朝食といきたいところですが、成田のFラウンジでビッフェが待ってます
ここは我慢、すきっ腹ですが朝からビール
成田へと向かう機材は737-800ということで、Jクラスではなくエコノミーにしました
行きも帰りも15列目の席を確保してあります、ここは非常口がある席でもないのにJクラスの後ろということもあり足元はこんなに広々としているからです
「いかに低料金でちょっと贅沢な旅」こんな小さな贅沢を楽しむ我が家の旅の始まりです
そうそうもう一つの贅沢がラウンジでの食事
成田空港JALファーストクラスラウンジでブッフェです
でも乗り継ぎ時間が狭まったおかげでここに居る時間も限られてしまいます
あわただしく食事を済ませサテライトの搭乗口へ
いつものシャワーやマッサージは受けられません
なんだか良かったんだか、悪かったんだか
JALではボーイング747いわゆるジャンボの2階席(アッパーデッキ)が閉鎖されることになった
航空需要の低迷がその理由だそうだが、アッパーデッキのシートならびに客室乗務員2名を減らすことにより、その分貨物を増やすようだ
アッパーデッキは子供連れを制限していたようで静かにすごせる場所でもあった
何よりも屋根裏部屋のような感覚があり、居心地の良い空間だっただけに残念です
今回のシンガポール渡航は、格安のエコノミーチケットですがJAL国際線アップグレード特典によるアップグレードが可能
当然のようにアッグレードポイントを利用しエコノミーからビジネスクラスへアップグレード
2泊3日の弾丸旅行ですからゆったりと寝て行けるビジネスクラスといたしました
ついでに機材が747ということでアッパーデッキ最前列をアサインしてありました
JALではここに乗るのもおそらく最後のアッパーデッキです
シートもシェルフラット
これだとほぼフラットの座席に寝ていきながらシンガポールに向かえます
ついたらその日は日付が変わるまで観戦なのでこれは嬉しい(しかも1時間の時差がプラス)
帰りは747ではなくちょっと小さめの機材777-200
シートはビジネスですが、フラットには出来ません
しかし疲れたのかぐっすり眠っているうちに帰国となりました
さてこの帰りの便ですが、中嶋一貴選手をはじめ解説で来られていたマッチこと近藤真彦さんや山田優さん、川井(ちゃん)さんそして片山右京さんも同乗されるなど豪華便でした
経営再建中とはいえ、さすが日本の翼
シンガポールGPからの帰りチャンギ空港のラウンジ「SATS」で朝食をとっていた時のこと
モータスポーツジャーナリストの今宮純さんらしき方が臨席されていました
別段聞き耳を立てていたわけではないのですが、わりあい大きな声で話をされていて
その中にJALの機内食「らーめんですかい」をまるでF1の話をするかのように熱く語っておりました
ああきっと同じ飛行機だな、ビジネスだし機内での席も近くだろうななどと考えながら聞いておりました
さてその「らーめんですかい」
機内で食べるにはちょっと気が引けますが、(多分)あの今宮さんがおっしゃるのだし食べてみようと頼みました
それがこれです
なるほど「空の上のご当地ラーメン」でした
なるとには飛行機柄が
化学調味料の味がなんだか心地よい味です
ところで実は行きの機内でも「そばですかい」をいただいておりました
以前JALの国際線では日本への帰路の際、ざるそば出したりして「JALそば」などと愛称が付されるなど郷愁を誘う機内食としての地位を確立しておりましたが、その後継者ともいえるのが、この「そばですかい」ではないでしょうか
日本航空と日清食品が共同開発したこの「そばですかい(SOBA de SKY)」
今度機内で買って帰ろう
さてついでといってはなんですがJALシンガポール便のビジネスクラスの機内食はこんな感じです
行きも帰りも洋食(Tボーンステーキ)にしました
日本人はやはりスーテーキには目がなさそう、私ならずとも皆さん頼んでおりました
※行きの便の機内食
えっそうすると和食が余るんじゃないかって
大丈夫です、特にシンガポールからの帰路のビジネスクラスは次週が鈴鹿とあって白人の関係者が多く
そんな方々は皆さん和食をチョイスしてました
和食は外国の人にはかなり人気があるようです
ちなみシンガポール現地での食事はホーカーズ(屋台村)かバーガースタンドになってしまい今回の旅行で食べたまともな食事は機内食と空港ラウンジのみとなってしまいました
シンガポールGPでの宿はマリーナ地区にある「パンパシフィックホテル シンガポール」
ホテルの脇にF1コースがあるような立地の良いところにスティできました
タクシーも道路閉鎖と警備のためホテルと連絡をとりながらようやくたどり着くような場所
観戦用だろうとは思いますが騒音防止用としてベットの脇にはなんと耳栓が置いてあるなどF1と密接したホテルでした
高級ホテルの連なるマリーナ地区のホテルともあって、高級感のあるホテルでした
部屋はもちろんバスルームなども広く設備が良いうえ、無線LANなども使えます
東南アジアで最高層である35階のホテルですが、流石に激安(だったと思う)部屋ということもあり、スティした部屋は9階と階層も低く、F1コースまでは見渡せません
部屋から見えるこのプールの向こうにコースはあるのですが・・・・
ちなみにこのプールのベランダからは、まるでスタンドから観ているような
景色になるのですが、そこの入り口には「ビューイングギャラリー」と書かれた看板があり
行く手を遮っております
これがF1の為のものなのかどうかはわかりませんが、38シンガポールドルでシャンパン片手にF1を観るというのは悪くないかもしれません(ちなみにブランチと書かれていたので違うかも知れません)
追記:この看板を良く見ると6pmとなっているので、ブランチとなっておりますが
やはりF1のビューイングギャラリーですね
シャンパン片手にってのも悪くはなさそうです
朝早くにシャワー替わりにプールで一泳ぎしたあと、このベランダからコースを覗くと
ドライバーらしき人がランニングしておりました
でも何といっても一番良かったのが、この下の写真からも判るように
F1が終わるとすぐに帰れること
なにせ夜中でも28度はあり湿度も高い赤道直下の気候
歩いて帰るには辛いし、MRTも混雑していてなかなか乗れません
タクシーなどは論外
歩いて5分の立地は助かりました
肝心な値段ですが、1泊1部屋315シンガポールドル
F1開催の1週間前に投売り(だと思う)されていたときに予約しました
マリーナ地区ということでF1税30%がかかると思いきや掛かりませんでした
ただし10%のサービス料と7%の税はしっかりと取られました
それでも日本円に換算すると1泊24千円程度、2人で利用しますので1人あたり12千円ほどでした
そうそうマーライオンを観に行ったときのこと
道路があちこち閉鎖されている関係で、ザ・フラトンホテルから地下道を通り見に行ったのですが
そのフラトンの屋上を見上げると、なにやら特設のテントが目に飛び込みます
このテントの真下にはF1コースのヘヤピンコーナーがあるところですから
ここで食事をしてF1観戦・・・・そんな方の為にあるのかな
ちなみに土曜の朝でしたのでシャンパンブランチの準備中でした
ああ次回の観戦はここに泊まってみたい
スポーツ観戦はTVでって人も多いのではないでしょうか
TVですと一番良いところからの映像が見れるうえ多種の情報がTVで表示されたり、スローモーションで再生されたりと至れり尽くせり
でも「生」に勝るものはこの世に存在しません(きっぱり)
F1も爆音とどろくスタンドで観るのが一番と思いますが、現在の順位などの情報もスタンドの大モニターだけですので、今ひとつ
そんなモータースポーツ観戦を根底から覆したのが、このカンガルーTV
モニター付きの携帯端末ですが、その内容が濃いんです
TVで配信されるであろう映像、順位などは勿論、ラップタイムの表示、オンボードカメラからの映像それにピットからの交信まで聞こえると言う優れもの
今回のF1シンガポールGPのため日本で予約しておきました
入場後はやる気持ちを抑え予約したカンガルーTVを取りに伺います
写真のブースでバウチャーを渡してカンガルーTVをレンタル
あとは会場で走るマシンを見ながらカンガルーTVに目を走らせるだけです
フリー走行ではほとんど観ませんでしたが、予選は順位や予選落ちがすぐに判るので重宝しました
ちなみに目の前では激戦が繰り広げられていたのですが、モニターを覗いていると後ろからも熱い視線が・・・
現地の方でしょうが、皆さんこのカンガルーTVに興味があるようです
いたるところで質問攻めに合いました
どこで借りた、幾らするんだというのが、ほとんどですが
みな同様にナイスアイテムとかナイス・・・・と言ってました
それに隣で撮影していた白人がこちらをちらちら見るので差し出して見せると、覗き込んでOKと合図します
これで撮影の際の隣人とのトラブルも解消されたようです
もはやF1観戦の必需品ですね
ところでレンタルした際、レシート?には日曜の午後6時に返せと書かれていましたが
日曜の午後6時といえばまだ決勝スタート前
返せるわけは無いよな~何か変だとレンタルした時間を見ると6時間ほど違ってます
どうやらもらったレシート?には時差があるようです、レンタル会社の関係でヨーロッパあたりの時間でレシート?が発行されたのではないでしょうか
午後11時無事何事も無かったように返却いたしました
F1シンガポールGPは仕事の関係で1日目はパス
観戦は2日目のフリー走行からでした
まずは今回取ったチケットであるベイグランドスタンド席からゆったりと観戦です
右はシンガポールのビル群そして左にはシンガポールフライヤーとシンガポールの夜景が広がります
ああシンガポールGPを見に来たんだと感傷にひたっていると、目の前をF1マシンが爆音とともに駆け抜けていきます
さて目の前を通り過ぎるマシンを撮影しようとしましたが、ナイトレースということで暗いのとF1マシンがあまりにも早いので、まったく写りません
そこでここシンガポールGPの目玉であり昨年のシンガポールGPでは「最強」と評されたウォークアバウトを試してみることに
ウォークアバウトは自由席とも少し違い、サーキットの決められたところをぶらぶら歩きながら見るといった感じの観戦形態のチケットです
割り付けられた指定席となるスタンド席とは違い、制限はあるにせよ自分の見たい場所からの観戦が可能です(場所とりが必要と思ったのですが、現地の方はぱっと見るだけなので待ってさえ居れば割と良いところが確保できます)
昨年はかなりアバウトだったらしいのですが、今年は入れるところがかなり制限されてしまいました
今回買ったベイグランドスタンド席のチケットでも、このウォークアバウトがセットになっております
さてF1マシンとの距離が10mもないような場所に移動
デジタル一眼に標準レンズをセットしスタンドの金網にへばりつき撮影です
で、何とか撮影したのがこいつです
うまく写りません、腕が悪いことに加えF1マシンはほんと早いんです
コンパクトデジカメで動画を撮って見ましたが、こちらはわりと上手く写りました
速度と距離感が判りますでしょうか
2日目フリー走行から予選までの間立ち寄ったF1ビレッジ
F1が展示されていたりコンサートのステージがあったりF1グッズやらのテントが軒を並べておりますが、ここは何よりもビールです
決勝終了後このステージでは「バックストリート・ボーイズ」がコンサートをひらいておりました
ちなみにメインスタンドにはチャカ・カーンが・・・と魅力たっぷり
残念ながら翌日は朝一の便なので見に行くことは出来ませんでした
ナイトレースということで日はとっぷりと暮れてはいますが気温は28度くらい
湿度も高く汗がひくことはありません
そんなわけで、このF1ビレッジの一番人気はビールの屋台となりました
テーブルや椅子が並べられており完全にビヤガーデン状態です
タイガービールが人気でした
夕食はシンガポール名物の「チキンライス」
チキンは美味しいのですが、お米は長米ちょっとパサパサした感じが馴染めません
前回チャイナタウンのホーカーズ「海南鶏飯(海南風チキンライス)」で食べたチキンライスのように鶏で煮込んでちょっとじめっとした感じのが好みです
まあ好みもありますがスポーツイベントの屋台の弁当です、十分美味しい
予選はベイグランドスタンド下を抜けるトンネルの中から観戦です
ここはF1までの距離は最短5mなかったのではないでしょうか
シンガポールGPの魅力がここにあります
ただ爆音がトンネルに反響します、耳栓がないとかなり辛い
そんな音も動画には入ってました、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン
予選は7位ですが本選で2位のティモ・グロック
今回の走りを見てファンになりました
レッブルといえばセバスチャン・ローブ、いやもといセバスチャン・ベッテル
予選は2位
バリチェロです
まだまだ現役
予選3位のニコ・ロズベルグ
標準と100Mのレンズでの撮影となりました
いや~シンガポールまで来た甲斐がありました
なるほどリピーターが多いわけです
ちなみに携帯電話でF1を撮られている猛者も大勢おりました
沢木耕太郎著「深夜特急」の中で主人公が、「インドの安食堂でカレーを手で食べていると店の主人にどうしてスプーンを使わないのか、と聞かれ「ここがインドだからさ」と答えるシーンがあります
現在の日本人ならそれくらいは容易く実行しこの程度は言えるでしょうが、沢木さん自身が「旅の熱病」にかかり小説同様の旅をされたは、なんといっても30年は前、昭和50年代の話です
あまりにもかっこよすぎます
そこで私もインドに行ったら手でカレーを食べてみようと常々思ってますが、インドはその距離もそうですが精神的に遠くなかなか行けません
かわりにシンガポールのリトルインディアで試してみることに
そうシンガポールGPはナイトレースのため昼は多少時間があります
といってセントーサ島などの観光地は混雑しているでしょうし
前回のシンガポール旅行で行けなかった「リトルインディア」「アラブストリート」をぶらつくことにしました
MRTで向かったのはリトルインディアにあるホーカーズ
朝食に食べたこのバナナの葉を皿にしたチキンカレー絶品でした
なれない右手の人差し指と中指を使い食べたところ
給仕してくれたおじさんが、あそこで手を洗えなどと心なしか親切にしてくれるます
写真には撮れませんでしたが、造ったおじさんに、旨いよと親指を差し出すと
どうだ旨いだろと微笑んでくれます
まじで旨かった、おじさんたち長生きしてください
また必ず食べにきます
世界三大がっかりの筆頭として知られる「マーライオン」
がっかり返上とばかりに今回はなかなか派手ないでたちです
それもそのはずシンガポールGPヴァージョンです
ところがそんなマーライオンの周辺には人もまばらです
何故・・・・
それはここにたどり着くまでが大変だったからでしょう
というのもF1シンガポールGPのコース「マリーナベイ・ストリート・サーキット」はマーライオンのあるマーライオン公園のすぐ傍をF1が駆け抜けるよう設計されてます
シンガポール川を渡すこのエスプラネード橋もコースの一部
ということでF1が終わるまで橋は通行不可となります
マリーナからは目の前ですが歩いては行けません
ちなみにこの橋をF1が渡りますが、橋の向うにはドリアンの愛称で親しまれる「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」があります
決勝はこの建物の脇で見ることになりました
遠くを見渡すと昨晩観戦した「ベイスタンド」やその向うに「シンガポールフライヤー」を見ることが出来ます
これはあとで気付いたのですが、一番左端にあるのが今回スティした「パン・パシフィックホテル」です
F1コースに近く利便性が良かったのが判るかと
で、どうやって行ったかというとMRTを使いシティホール駅から隣のラッフルズプレイス駅へ向いここで下車
その後かなり迷いましたが、なんとかたどり着きました
私が行ったルートはベルボーイが鎮座するフラトンホテルの玄関を何気なく入っていき、ホテルの地下道からマーライオン公園へと抜けるというもの
このルートを見つけられないのか、マーライオン公園の観光客はまばらでした
まあ他にもルートはあったかもしれませんが
ところでシンガポールのホテルといえばどうしても「ラッフルズ」を思い浮かべてしまいますが
地下道を抜けたフラトンホテルも格式の有るホテルです、コロニアル調の建物は以前は郵便局として利用されていたとか
とくに川沿いにある「川に飛び込む子供」の銅像が有名です
さてそのフラトンホテル
コース的にも立地の良い場所に有り、次回利用したいホテルの筆頭ではあります
が、ちょっと高そう
訪れた日にはシャンパンブランチが用意されておりましたし
屋上にはなにやら観戦用のテントが・・・・
きっとこの中で食事とかシャンパン片手に観戦するような方々がいるんだろうな~
やはりF1観戦はセレブの嗜みなのでしょうか
帰りはこのままリトルインディアへMRTで向かいます
ちなみにここシンガポールの公共交通機関は日本のSuica同様、ICカードが利用できます
「EZリンクカード」と名づけられておりますが、この春のシンガポール旅行の時そのまま持って帰ったものを今回携えてきました
こういったICカードが普及してくれたお陰で海外でバスや地下鉄に乗るのがほんと楽になりました
小銭を簡単に見分ける事はおろか幾らのキップを買えばよいのかも駅ですぐには判断できません
その点、ICカードなら少し余計に入れておけば現地の方同様に交通機関が利用できます
ちなみに改札機はこんな感じで抜けます
地下鉄車内はつくづく多民族国家シンガポールを思わせます
多民族国家・シンガポール
多種の民族に加え多種の宗教が混在しています
そのシンガポール、国自体は小さいのですが、街のあちこちに明確にそれと判る名称の付いたコロニーがあるようです
チャイナタウンは別格として前述のリトルインディアそしてアラブストリート周辺で暮らす人々がそれにあたります
ということでリトルインディアの次は「アラブストリート」を覗いてみることに
リトルインディアからクイーンズストリートをぶらぶらと歩いてアラブストリートを目指します
耳を澄ますとどことなくコーランが聞こえてきます
どうやら礼拝中のようです
ちなみにアラブストリートといってもアラブ人を見かけることはありませんでした
どうやらここは「ムスリム」の暮らす街?のようです
しばらく歩いているとサルタンモスクにぶつかりました、黄色いアラビア風の屋根が印象的です
玉葱のような形をした屋根がある特徴的な建物なのでそれがすぐにモスクだと判るのですが、日本で見かけることはほとんどない異国情緒ただよう風景です
訪れた日が日曜日の礼拝の日しかも午後、ちょうど礼拝が始まる時間に当たっているようで周辺にまでコーランが響き渡っておりました
夜に訪れればアラビアン・ナイトの気分が味わえるのでしょうが、今晩はF1シンガポールGP決勝です
気分はシンドバットくらいに留めておくことに
このサルタンモスク、普段なら見物も可のようですが、ここは神聖な場所しかも礼拝中ということもあり今日は外から眺めるだけにしておきます
サルタンモスクに向かう道は城下町風にショッピングアーケードになっておりましたので、ここでちょっと物色
外は30度はあろうかという気温ですが、店の中は気持ちよいくらい冷房が利いておりました
ちょっと長居してしまいそうです
そうそう泥棒市も覗きに行きましたが、まだ仕入れの真っ最中なのか出店はありませんでした
そんな泥棒市付近で見かけたバイク、これから出店をひらくのでしょう
さてどこから仕入れてきたのでしょうか
まだお昼時、けれどもしかしたらやっているかな~と、とあるバーを覗くと開いているどころかほぼ満席
といっても皆さん食事に来られたわけではありません
テーブルやカウンターにはピンクに染まったカクテルが並んでおります
正確にはピンクではなく「夕焼け色」
ここシンガポールの夕焼けは世界一美しいなどと言われますが、昔はこのバーからもその美しい夕焼けが見れたのでしょう
その世界一美しい夕焼けを模したカクテル「シンガポール・スリング」
まだ昼間ですがシンガポールの夕焼けを飲み込みに(スリングしに)ラッフルズホテルのロングバーへとやって来ました
このシンガポール・スリングを飲みに来られた方の胸にはF1シンパポールGPのチケットとなるパスが掛けられております
ここで一杯ひっかけ、ゆったりとした時間を楽しみつつマリーナ・ベイ・サーキットに向かわれるのでしょう
昨晩予選が終了し眠りについたのは深夜、朝はゆったり起きられて散歩でもしようと思いきや、北緯1度の赤道直下、ふと温度計を見ると30度の気温
ちょっと冷たいものでも飲みに・・・・といったところでしょうか
私も皆さん同様「シンガポール・スリング」を飲みにやってきました
テーブルには落花生がど~んとおいてありますが、こいつの殻を無造作に床に捨てるのがラッフルズ流
当然のように試してみます
天井にはこれぞ「天井扇」といったものがゆったり並んで扇がれておりました
ちなみにこのロングバーは「シンガポール・スリング」発祥の地として観光名所になっているようです
レシピもありますが、お土産にここのグラスと原液がセットになったものを下のラッフルズアーケードで買っておきました
冷たい炭酸とトロピカルフルーツを持って真夏の暑い海のキャンプで再現したいものです
このロングバーやラッフルズアーケードのあるラッフルズホテル
サマセットモームが東洋の神秘と称え、チャーリーチャップリンなどがこよなく愛し
G7まで行われたこのホテルにはなにか独特の雰囲気があります
特に人気なのはホテル玄関に威厳をもって佇むインド人の門番(ベルボーイ)
一緒に写真を撮ろうにも通りすがりの観光客の要求にこたえてはくれません
しかもロビーにすら入れてくれません
やはり一度ここに泊まるってみるしかなさそうです
といってもこのラッフルズホテル
部屋はみなスイートルーム
F1期間中でなくとも一泊7~8万はするんだよな
ラッフルズのロングバーでまったりし、夕暮れになったらのそのそマリーナベィ・サーキットってのも良いのですが
いつものように弾丸旅行
渡航前参考にさせていただいてましたMIXIにある某コミュニティのオフ会に申し込んでおきましたので、また急ぎMRTでチャイナタウンに向かいます
途中シティホールにあったブリヂストンのF1コーナー
マシンが一台展示されておりました
が・・・・ゆったりと眺めている時間はありません
さて華橋の拠点となったチャイナタウン
その生い立ちから世界の港湾都市に存在します
(日本のチャイナタウンも横浜・神戸などの港に存在します)
ここシンガポールにあるチャイナタウンも有名ですが、シンガポールは華人が国民の4/3を占めておりますのでチャイナタウンの意味合いは他とは少し違うのかもしれません
ただ寺院があったり雑貨や食べ物の屋台があるのは同様です
同様でない点はもう一点、食べ物の屋台はここシンガポールは独特で「ホーカーズ」と呼ばれる屋台村に集中してます
してますって言うよりか、そうさせられているようです
屋根があり水道やトイレなどの設備が整えられ、清掃員がいるうえ食器などの回収員?やシステムがあるようで、衛生管理にはかなり力を入れているようです
異国情緒あふれる屋台で一杯やりたいと考える観光客には嬉しい配慮です
この辺が一党独裁の強みかもしれません
さてそんなチャイナタウンのホーカーズで行われたMIXIIのオフ会、シンガポールGPのリピーターの方も多く話を聞き色々参考になりました
2時間あまりですが楽しく過ごさせていただきました
ところでその時、私が撮った写真だと主張したく北海道を代表するマスコットキャラクター(日本ハムファイターズ)の人形をビールに掛けて撮影したところから、話題が変わってしまいパ・リーグ終盤戦の話になってしまいました
ただいつも思うのはこういったところで生樽のビールをジョッキでグイッと飲みたいのですが、アジアの屋台や普通のレストランで生樽ビールを頼むことはほぼ出来ません
これはビール工場自体に問題があるのか、それとも流通なのかとも思いますが現代の都市でこれはないでしょう
シンガポールだけを見てもそうですが、これだけ管理されていてもやはり衛生管理に問題があるのでしょうか
それに気温は毎日30度、需要がないとは思えないんです
私にとってアジア各地を歩く際、極めて重要な問題として考えさせられます
F1シンガポールGP
決勝前のドライバーズパレード(ドラパ)の様子です
往年の名車しかもオープンカーに乗っての登場
トリを勤めるは、ポールポジションの「ルイス・ハミルトン」
ユニオンジャックがこの日ばかりはとはためいていました
ドライバーズパレード・決勝はエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイの脇で観戦
この距離、この一体感がF1シンガポールGPならでは
まもなく決勝スタートです
右下の写真のバリチェロ(バリケロ)レース前なのに背中を丸くしてお疲れモード
右下の写真セヴァスチャン・ヴェッテルの飲んでいるのはもちろん「レッドブル」
左下の写真はこちらも二世、ケケ・ロズベルグの息子ニコ・ロズベルグ
忘れるところでしたキミ・ライコネン
乗っているのはフェラーリ 250TR?
手には何故かレッドブル
いよいよF1シンガポールGP決勝です
スタート前にマシンがウオームアップのため1周します
(これでも)ゆっくり走っているようなので動画で撮影してみました
この日は折角のF1をこの目にしっかりと焼きつけようと、カメラはそこそこに観ておりました
F1が駆け抜けていくのが、まさに目の前10mもありません
いや~迫力があります
コーナーでふらつき立て直すマシンを見る事ができたり、ナイトレースとあって後半ブレーキローターが真っ赤に焼けている様子などが見て取れました
それと観ていたポイントが良かったのか、なんと目の前でロマン・クロージャン(ルノー)のマシンがスピン
後ろ向きでコンクリートウォールに右後ろのタイヤをヒットさせマシンに大きなダメージを負わせてしまいました
右後ろのタイヤがそっぽを向いた状態でしたが、危険を回避しようとクロージャンはさっと避難路に車を移動させてしまったので、残念ながら写真は撮れませんでした
けど・・・・この目でF1のクラッシュの現場を目撃することができ感激です(クロージャンのファンの方申し訳ございません)
ちなみにこのコーナーはあのクラッシュ・ゲートと呼ばれる、ネルソン・ピケjrが故意にクラッシュさせたのではと疑惑のもたれているコーナーです
こんなところでルノーがクラッシュしなくても・・・
(画像をクリックすると動画が再生します:ハミルトンのウイニングラン)
結局この週末はハミルトンのポールtoウインで終了、今期2勝目を飾りました
そして2位にはなんとトヨタのティモ・グロックがはいりポディウム(っていうのかな?)、トヨタの過去最高位が2位でしたからそれに並ぶ快挙
トヨタには縁もゆかりもありませんが、やはり嬉しい
こちらも来た甲斐があったというものです
F1シンガポールGP人気の秘密に「ウォークアバウト」があり好きな場所(決められたエリアの中ですが)から迫力あるシーンを見せてくれました
そしてもう一つ極めつけとも言えるのが、レース後のコース開放にあるのではないでしょうか
これはF1が駆け抜けたばかりのコースにレース後になんと入れてくれるというものです
もっともこれは意図したものではなく自然発生的なもののようですが・・・
市街地コースということもあり
コースになだれ込むというよりは、なんとなくコースを通って余韻を楽しみながら帰るというのが、正しいのかもしれません
私は今回エスプラネード橋から入りクラッシュ・ゲートを尻目にラッフルズ通りへとF1が走ったコースの一部をたどって歩くことが出来ました
皆さんほんと笑顔で楽しいんでいるのが見て取れます
これってすごく良いですね
ティフォシが旗を振り歩いていたり
あちこちで記念撮影されたりと
特にクラッシュした場所はF1の破片を拾おうと人気で、クルージャンがヒットしたコンクリートウォール周辺はまるで掃除でもしたあとのよに綺麗になっておりました
それとこちらも人気のゼブラゾーン
ちなみに私もコースの途中に落ちていたF1のタイヤカスを拾って歩きました
下の写真は戦利品です
タイヤカスというより「熱戦の痕跡」と言った方が良いかもしれません
今回の旅の一番のお土産になりました
P.S.もしもどなたか奇特な方がいられてこのお土産(熱戦の痕跡:タイヤカスともいう)1欠片でも欲しいと思われる方は、このエントリーにコメントしてみてください
(もっともお知り合いの方に限らせてはいただきますが・・・・)
シンガポールGP観戦を終えて
パン・パシフィックホテルに戻ってきました
夜12時をまわってますが部屋からプール越しにコースを覗いても暗くてなにも見えません
途中に食事のできるレストランもなく、バーガーショップで買ったハンバーガーをワインとタイガービールでやってます
さて今回の旅は土曜の朝出発し、月曜の夜に戻るといういつもの弾丸旅行
出発が札幌というハンデを背負ってはおりますが、さほど無理なくF1観戦や観光ができたのではと思っております
理由はいくつか挙げられますが、まずシンガポールGPがナイトレースということで夕方に着いてもその日のフリー走行・予選が見れたという点
それに昼は暇なので観光やオフ会に行くこともできたという点でした
双方ともに市街地コースということと、コース脇のこのホテルが取れたのも大きかった
それにシンガポールGPならではの良い点がいくつもありました
今回と3月に訪れた時の話を総括すると
「至近距離での観戦」・・・・・規制がおおらかなのか観戦場所からF1との距離が近く迫力があります
「ナイトレース」・・・・・独特の雰囲気があります
「観客が少ない」・・・・・・多分これが一番、ウォークアバウト(自由席)で金網や柵にへばりつきますが、さほど苦労なく好ポジションで見れます(少なくとも2~3時間前に並ばなければならないということがありません)その割りに白人の観客も多いようです
「チケットが安い」・・・・・ウォークアバウトなどのチケットが安く、限定はされますが好きなポジションから見ることが出来ます
「交通の便」・・・・・市街地コースならではの近さ、取ろうと思えばコース脇にホテルが数件あります、遠くてもサーキットまで2~3時間などいうことはありません
「公共交通機関」・・・・交通網(MRT)が整備されEZリンクカードとあわせ市内観光(シンガポール国内)など便利に利用できます
「不健全な治安?」・・・・・近隣諸国からの出稼ぎ労働者は特定の場所に隔離されたりもします、そいった政策のおかげかスリなども少ないとか、途上国を旅される方は痛感すると思いますが結構重要な要素です
「観光立国」・・・・・・これも不健全な治安かと思いますが観光客についてぼるようなことは少ない、特にタクシーなど規制が厳しく注意していればぼられるようなことはまずないようです
「物価」・・・・・・一人当たりのGDPは日本より高いのですが、現地の物価はさほど高くはありません
「レース後のコース開放」・・・・・理屈なしに楽しい
「雨がふらない」・・・・・・昨年と今年に限ってですがレース中雨が降りませんでした、何故?ということにしておきましょう
こんなところでしょうか
特に南アジアのおおらかさか、全般的にセコセコしたりカリカリすることがないのが良いですね
例えば自由席であるウォークアバウトに数時間前から大きく場所取りしたり脚立や三脚が並ぶなどということはありません
(ちなみに禁止事項のようです)
Webで悪い点はあまり出したくはありませんが、参考のため
「暑い」・・・・北緯1度ですからしかたありませんネ
「酒類が高い」・・・・税金の関係でしょうが、煙草同様高いです、これは気温とあわせビールが高いのは問題です
「レース後レストランが閉まってる」・・・・・これはもしかしたら規制かもしれません、レース終了くらいに一斉に閉店してました
あとびっくりしたのが、愛煙家には悪名高いシンガポール、しかもF1のレース中なのにコース脇で煙草吸ってる方が結構いらっしゃいました(喫煙出来るか否かの確認はしてません)
これって愛煙家のF1好きの方には朗報でしょうか
以上が今年私がシンガポールGPを見た際の感想です
どうです行ってみたくなったでしょうか
シンガポールGPはしっかり来年のスケジュールに入っているようですヨ
日本GPはもちろんいいのですが、ちょっと足を伸ばすと、一歩足を踏み出すとそこには素晴らしいものが待ってます
シンガポールGPお勧めです
一歩足を踏み出したとたん、もうはや踏み外しそうです
ドバイ・アブダビGPもいいんだろうな~
話を札幌ドームから、シンガポールに戻します
F1シンガポールGP翌日は朝6時にホテルをチェックアウト
タクシーでチャンギ空港へ(朝一でしたので予約しておきました)
早く行ったのはいつものようにさっさと出国手続きを済ましてしまい、空港ラウンジでのんびりするためです、ホテルは朝食つきのプランではないのでチャンギ空港のラウンジで朝食です
いつものラウンジ乞食の復活です
まずはJAL指定のラウンジ「SATS」へ
ここの食事は粥が美味しいのと、ワインなどの飲み物が豊富
朝からビールもいっちゃいます
こちらには同じ便で成田に向かう関係者らしき方もおりました
続いてカンタス航空のファーストクラスラウンジ
ここには利用者も少なく、設備も良いことから
コーヒーを飲みつつPCで写真の整理などして過ごしました
ここのアイスクリーム旨いです
ちなみに先般これは何でしょうなどと問いかけてあった
これ・・・・・実はトイレではなくシャワー室でした
適当なことを書き込み申し訳ございません