先週末は「恵山ごっこまつり」に参戦するため函館を訪れました
ちなみにその恵山ごっこまつりは昨年に続き2回目の参戦です
てなわけで土曜日の早朝に自宅のある札幌を出発し、朝からやっている人気のお寿司屋を目指します
目的地は函館市民の台所「はこだて自由市場」
ここには何軒か飲食店が入っていますが、今回訪れたのはそんな市場の片隅に佇む「すし雅」
カウンター5席のみといったこじんまりとしたお店なんですが
この自由市場で仕入れた新鮮なネタの寿司が安価で食べられるとあって最近話題となっていて、待つこと必至のお寿司屋さんです
そんなわけで今回は9時半の開店に合わせ伺いましたが、すでに先客が4組いられ近くのにあったフリースペースで1時間ほど待ちました
ちなみに待つ際は店頭にある順番待ちの紙に名前と携帯電話の番号を記入し呼ばれるのを待つシステムです
着席し店に貼られたメニューを見ると
おまかせは一貫80円からと、とても観光地価格とは思えないリーズナブルなメニュー
今回私がおまかせ握り(松)と我が家の奥さんが(竹)をチョイス
カウンターには長時間の飲酒はお控えくださいと有りましたが
お酒をダラダラ飲みながらだとなかなか席が空かないのが難点
待っている方のことを考えると軽く一杯か二杯と言ったところでしょうか
冷蔵庫にはここ函館に醸造所のある「五稜純米辛口」とキリン「TAPPY」の小型サーバー用ペットボトル(キリンビールの一番搾り3ℓ)が出番を待っていました
残念ながらここには車で来ているのでお酒は次回の楽しみに取っておきます
ネタケースの中にはつい先ほどまで近海を泳いでいたかのような目をしたソイや
タコの頭、真鱈の白子、美味しそうなマグロが並んでいます
写真の甘エビの頭がたくさん入ったお椀はセルフでよそおいますが、なんと無料でした
そうこうしている間におまかせ握りスタート、ここは一遍に10貫よそわれるのではなく
いかにも寿司屋らしい1貫ずつ提供するスタイル
まずは先ほどネタケースに入っているのを見たソイの握りから
握りには仕事がなされており、そのまま醤油を着けずにいってくださいとの事
続いてほっき貝
生の状態で提供しているようで、赤っぽくなく紫褐色な身の色のネタ
これも市場にあるお寿司屋の特権ですね
そして函館と言えばなにはなくともイカってことで
丁寧なお仕事がなされたヤリイカが出てきました
ボタンエビの握りは尻尾が有りません
これも店主の拘りか?
本マグロの赤身は青森産だそうです
ということは大間でしょうか?
絶妙な酢の〆加減のシメサバ
ほっき貝のそうでしたが
ホタテは貝からさばきだてのようでコリコリ感が堪りません
サーモン
イクラの醤油漬けは小さな丼で提供されました
最後は「芽ネギ」
さっぱりとした芽ネギは脂っこい寿司の握りを食べた後の口直しとして出されたのでしょうが
私どもはこのあとネタケースにあった
「真鱈白子軍艦巻き」を追加オーダーしてしまいました
もちろんこれも絶品でした
我が家の奥さんが頼んだおまかせ握り(竹)にあった
激うまタコ頭や
タラコの巻物も美味しそう
少し待ちましたが、お店の接客も丁寧で素晴らしいうえ
お寿司は新鮮なうえ丁寧な職人技が垣間見え
素敵な朝飯兼昼飯となりました
また函館に来たらお邪魔させていただきます