恵山ごっこまつり2025の最近の記事

先週末は「恵山ごっこまつり」に参戦するため函館を訪れました
ちなみにその恵山ごっこまつりは昨年に続き2回目の参戦です
てなわけで土曜日の早朝に自宅のある札幌を出発し、朝からやっている人気のお寿司屋を目指します
 

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(函館市ポータルサイトより拝借)


目的地は函館市民の台所「はこだて自由市場」
ここには何軒か飲食店が入っていますが、今回訪れたのはそんな市場の片隅に佇む「すし雅」
カウンター5席のみといったこじんまりとしたお店なんですが
この自由市場で仕入れた新鮮なネタの寿司が安価で食べられるとあって最近話題となっていて、待つこと必至のお寿司屋さんです
そんなわけで今回は9時半の開店に合わせ伺いましたが、すでに先客が4組いられ近くのにあったフリースペースで1時間ほど待ちました
ちなみに待つ際は店頭にある順番待ちの紙に名前と携帯電話の番号を記入し呼ばれるのを待つシステムです


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着席し店に貼られたメニューを見ると
おまかせは一貫80円からと、とても観光地価格とは思えないリーズナブルなメニュー
今回私がおまかせ握り(松)と我が家の奥さんが(竹)をチョイス
 

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カウンターには長時間の飲酒はお控えくださいと有りましたが
お酒をダラダラ飲みながらだとなかなか席が空かないのが難点
待っている方のことを考えると軽く一杯か二杯と言ったところでしょうか
冷蔵庫にはここ函館に醸造所のある「五稜純米辛口」とキリン「TAPPY」の小型サーバー用ペットボトル(キリンビールの一番搾り3ℓ)が出番を待っていました
残念ながらここには車で来ているのでお酒は次回の楽しみに取っておきます
  

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ネタケースの中にはつい先ほどまで近海を泳いでいたかのような目をしたソイや
タコの頭、真鱈の白子、美味しそうなマグロが並んでいます


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写真の甘エビの頭がたくさん入ったお椀はセルフでよそおいますが、なんと無料でした
そうこうしている間におまかせ握りスタート、ここは一遍に10貫よそわれるのではなく
いかにも寿司屋らしい1貫ずつ提供するスタイル
まずは先ほどネタケースに入っているのを見たソイの握りから
握りには仕事がなされており、そのまま醤油を着けずにいってくださいとの事
 

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続いてほっき貝
生の状態で提供しているようで、赤っぽくなく紫褐色な身の色のネタ
これも市場にあるお寿司屋の特権ですね
 

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そして函館と言えばなにはなくともイカってことで
丁寧なお仕事がなされたヤリイカが出てきました
  

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ボタンエビの握りは尻尾が有りません
これも店主の拘りか?
 

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本マグロの赤身は青森産だそうです
ということは大間でしょうか?
 

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絶妙な酢の〆加減のシメサバ
 

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ほっき貝のそうでしたが
ホタテは貝からさばきだてのようでコリコリ感が堪りません
 

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サーモン
 

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イクラの醤油漬けは小さな丼で提供されました


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最後は「芽ネギ」
さっぱりとした芽ネギは脂っこい寿司の握りを食べた後の口直しとして出されたのでしょうが
 

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私どもはこのあとネタケースにあった
「真鱈白子軍艦巻き」を追加オーダーしてしまいました
もちろんこれも絶品でした
 

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我が家の奥さんが頼んだおまかせ握り(竹)にあった
激うまタコ頭や
 

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タラコの巻物も美味しそう
少し待ちましたが、お店の接客も丁寧で素晴らしいうえ
お寿司は新鮮なうえ丁寧な職人技が垣間見え
素敵な朝飯兼昼飯となりました
また函館に来たらお邪魔させていただきます


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はこだて自由市場を散策

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お寿司を食べに、はこだて自由市場のある「すし雅」までやってきて
客待ちの時間が合ったことから、はこだて自由市場をぶらつくことに
 
 
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鮮魚店を中心に塩干物店、青果店など約40軒が並んでいますが
ここは函館市民の普段使いの市民の台所として重宝されているようですが
実際に前回エントリーの「すし雅」もここから新鮮な魚介類を仕入れているようです
 

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毎月8日のつく日は、はこだて自由市場の特売日ってことでこの日は「自由8の市」が開催中で賑わいを見せていました
 

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この市場で目を引いたのが、冷凍の特大ゴッコが1匹700円
このゴッコ今回の函館行のテーマとなっている魚ですね
 

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店舗ではすぐ食べられるように刺身の状態で売られてもいましたが
これは市場内にあるイートインコーナーでそんな刺身を色々買って、自分で海鮮丼を作って食べることもできるようなっていて、ご飯なども売られておりました
それはまるで釧路の和商市場のようでした
 

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他にも炭火焼きコーナーがあり、一人1時間500円を支払うと利用でき
購入した商品をその場で焼いて食べられるなどのサービスが充実していました
もしかしたら函館駅前の朝市当たりよりリーズナブルで便利なのかもしれません
 

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函館は北海道内では最も南側に位置する都市で、積もる量は札幌の2/3程度と道内では少な目ですが
今月はじめ停滞する低気圧の影響を受け積雪40センチを観測、今シーズン1番の積雪となりました
今回恵山ごっこまつり参戦の為、函館に宿泊することとしましたが
そうだ新雪で雪化粧した五稜郭が見られぞと思い立ち
五稜郭の手前にある107mのタワー「五稜郭タワー」に登ってみることとに
 

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地上90mの展望2階からは、日が差して真っ白で眩しいくらいの函館の街が見て取れます
ちなみにこの展望台の外国人率は50%をはるかに超えているようです
 

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さてお目当である五稜郭の星形の堀も新雪で真っ白に雪化粧
この五稜郭の星形要塞は日本では珍しい中世ヨーロッパの建築方式
幕末の函館開港に伴い、外国からの防衛のために作られたそうですが
中央には蝦夷地の管理のために作られた箱館奉行所の屋根にも雪がたんまり積もっていました
 

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反対側に回ると函館山が見て取れます
函館と言えば、日本三大夜景の一つが望める函館山展望台からの素晴らしい眺望の夜景が思い浮かびますが
5年前にクリスマスシーズンの函館ロープエーウエイに乗って夜景を見に行った際もそうでしたが
土日などは非常に多くの観光客が訪れるようになりオーバーツーリズム気味
ロープウェイに乗るのも長蛇の列なうえ、たとえたどり着いても展望台では多くの人が並んでいる状態なので、今回はあきらめることに
  

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五稜郭タワーから雪景色の五稜郭を眺めた後は
函館市北洋資料館にも立ち寄り北緯42度以北の千島列島海域やベーリング海、オホーツク海などを漁場とする北洋漁業の歴史について学んできました
まずは入り口でホッキョクグマに迎えられます


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入ってすぐのところに鎮座する大きなトドの剥製
これは北洋漁業の際に網にかかってしまったトドなんだそうです
 

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昔の北方漁業の歩みでは
厳しい北洋の自然と戦いながら生きた、先人たちの業績の紹介
縄文時代の漁撈からアイヌや北方民族の漁撈、江戸時代の和人の漁業への進出などの展示物がありました
当時の漁の対象だったのでしょう、セイウチやアザラシなど海獣の迫力ある剥製も展示されていました
 

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北洋航海に航海体験ができる体験室
これは荒波を行く独航船に実際に乗っているような臨場感を3分間味わえるアトラクションですが
思いのほか揺れて軽く船酔いしてしまいました
 

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カニ工船 「洋光丸」の精巧な模型
 

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内部には船内に備えられた缶詰工場も再現されており
当時獲ったカニはその場で缶詰に加工され保管し、北洋漁業の基地である函館に帰ってきたそうです
ちなみに漁に出ると3ヵ月以上は帰ってこれないらしく、船酔い体質の私には到底無理な仕事です
 

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そんなカニ工船内で造られていた
あけぼのブランドのニチロの缶詰も展示されています
 

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捕鯨船「寳壽丸」のコーナーでは、銛を発射しクジラを捕獲するノルウェー式捕鯨砲が展示されているほか
クジラは余すところがないぐらい食べられるほか、鯨油やヒゲの利用などクジラの全身がどんな商品に利用されているかという展示がなされていました
そういやここ函館では正月の伝統料理として「クジラ汁」が有名でしたが、この北洋漁業あってこその料理だったんですね

こんな感じで北洋漁業が国内需要のみならず、海産物輸出で外貨を獲得するなど、戦前戦後を通じて日本経済を支えた重要な産業であることを学んできました
これだけ展示が豊富だったのに関わらず入館料は大人100円、しかも駐車場2時間無料ってことで五稜郭タワーにも行けるなどお得感満載の資料館でした
 

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ここ数年ホテルの宿泊費の高騰している
理由は訪日外国人(インバウンド)需要の増加とのことだが、安いホテルで国内旅行を満喫している私としてはこれはなかなかつらい
もともと格安の東横INNなどのビジネスホテルを主体に利用しているが、そうしたビジネスホテルの宿泊料金も値上がり傾向だ
そんな宿泊費高騰に対する私なりの対策が、俗にいう老舗シティホテル
どちらかと言うと築年数が多くなっているホテルを主体にホテルを探し予約するようになりました
例えば前回の沖縄の旅では那覇の繁華街松山の老舗ホテルタイラに宿泊しましたが
部屋はツインルームなのに宿泊費は何と2人で1泊6,300円と言った高コスパなホテルでした
それに老舗ホテルの特徴として公共交通機関の駅に近いのも嬉しいところ
そりゃそんな昔に駅から遠い場所にホテルなんか建てないでしょうからね

そんなホテルを探していて、今回私のお眼鏡にかなったのが五稜郭近くのホテルテトラ
2人で1泊7,600円、しかも駐車料金は無料
もちろん函館の足たる路面電車の駅までは徒歩圏と言った立地で
スキンヘッドの三浦社長をモチーフにしたという、通称ハゲ割くんが迎えてくれました


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部屋はセミダブルルーム
当初、喫煙の部屋しかなかったため仕方なく喫煙にしましたが
当日禁煙の部屋が開いているそうで急遽、部屋を変えていただきました
 

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部屋の設備はエアコン(これは冷暖房双方)、電源が入れられていた空の冷蔵庫(これポイント高いです)
液晶テレビ、湯沸かしポットに日本茶、オープンなクローゼットにはハンガーが2個のみ(これは急に部屋を変更したからでしょう、もとはシングルユースの部屋かと思われます)


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ユニットバスは狭いのですが・・・・
  

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そこはホテルから車で12分くらいのところにある谷地頭温泉が早朝からやっていることもあり
そちらで入浴することに
谷地頭温泉は源泉かけ流し、鉄分を多く含み茶褐色をしている湯が特徴的な温泉で朝から手足を伸ばしゆったり湯に浸かることに
ちなみに今回も活躍した我が家のeKワゴン
もう17年落ちですが、走行距離はようやく5万キロを超えたくらい
冬タイヤも新調した事ですし、まだまだ頑張ってもらうつもりです
 

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ホテルテトラの設備の続きですが
今回私の宿泊した2階には、電子レンジと自販機(観光地価格でした)それと洗濯機が備えられておりました
 

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他にも1階に中華レストラン「龍鶴」があり
 

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レストラン龍鶴では宿泊者様限定で、
しょっぱい酸っぱい対決!と銘打って
・男梅サワー
・濃いめのレモンサワー
サワー1時間、飲み放題というサービスと


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夕食の時間帯に函館カレーが無料で提供されており
カレーを肴に濃いめのレモンサワーをいただきました
 

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我が家の奥さんはと言うと函館名物の塩ラーメン
塩ラーメン鶏ガラあっさりスープとストレート麺が飲んだ後の〆にちょうどよかったようです
 

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もう一つの宿泊者様限定が
朝に出汁茶漬け無料ってことでした

実は当初はホテルはセンチュリーマリーナ函館を予約していたのですが
日曜日は朝11時に恵山ごっこまつりに参加するため、センチュリーのような朝食が豪華なホテルに泊まると
朝食を食べ過ぎてしまい、主目的であるごっこまつりでゴッコ料理を楽しめないといったことから
ホテルを変更したといった経緯があり
逆にこれくらいの朝食がちょうどベストでした
 

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そんなわけでまたにレストラン龍鶴に立ち寄りますが
そこにはセルフですがテーブルに保温ジャーと鍋が置かれていて
   

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好きなふりかけってことで、シャケにかつお生姜とこんぶ、おかか、がりがり梅をご飯にのせ、出汁をかけて出汁茶漬けにしていただきました
 

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他にもドリンクバーには
温かいコーヒーがあり
ゆったりモーニングコーヒーを楽しみましたが
こうしたサービスがあるのは嬉しいですね
というわけで今回のエントリーは私の覚書となりました
 

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小田島水産の塩辛BARにやってきました
というのも昨年の同日に小田島水産食品の塩辛工場見学を行い、ここで造る木樽造りの塩辛が普段食べている塩辛とあまりの違いがあるのにビックリしたのですが
そんな小田島水産食品の直売所には塩辛バルが有ると聞いていた事もあり、今回は満を持して車をホテルに預け路面電車に乗ってやって来ました


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さてその小田島水産食品の直売店兼塩辛バル
元は塩辛の試食会を開催した際など、日本酒を持参する方が多くいて
それならと飲食の免許を取得して、店で出すようになったのだとか
  

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お店にはこんなカウンター席や小上がりなどもありました
 

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直売店も兼ねていることから
店内の巨大な冷蔵庫には多種の塩辛が並んでいます
  

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てなわけで塩辛食べ比べとお好み3杯飲み比べを塩辛のおともを添えてやってます
日本酒は五稜に函館奉行、奥尻をチョイス
ちなみに函館奉行は函館産の酒造好適米「吟風」を小西酒造(兵庫県伊丹市)に依頼して醸造しためったにお目にかかれない日本酒で、フルーティで飲みやすいお酒でした
そうそう昨年だったか五稜の蔵の森糸杜氏を招いてコラボ企画が行われたとのことですが
そういや五稜の蔵も木樽造りの日本酒がありましたね
 

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食べ比べの塩辛はびっくりするほど、お酒が飲みたくなる味
なるほどこの塩辛バルが出来たわけです
 

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着色料では出すことのできない発酵が生む優しい「さくら色」の塩辛は
昔しのいかきりこみ塩辛(塩分11%)
これは日本酒が何合でもいけちゃいます
  

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塩辛をチーズや芋に載せて食べたかったのですが、そんな要求にも対応しているようで
「塩辛のおとも(600円)」なるメニューがあり
カマンベールチーズと厚沢部産じゃがいも、それとおにぎりがセットになったプレートを頼みます
ちなみに皿の下にひかれているのは、木樽を活用したプレート
小田島水産の塩辛づくりにかかせない木樽
使われなくなった90年あまり前の木樽をお盆としてアップサイクルして提供しているとのこと
カマンベールチーズは無論、厚沢部産のメイクイーンでしょうか芋と塩辛の相性が抜群でした
  

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最後にこうした商品も出してますと勧められ試食した
さきいかは柔らかくて、絶品でした
そういや昨年工場見学で伺った際に昔はさきいかも作っていたと大きな機械を見せてもらったのを思い出しました
もちろん土産に買って帰ります
 

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小田島水産食品の塩辛バルで一杯ひっかけた後はちょっと歩いて
「CRAFT BEER BAR WHITE SEED」にやってきました
このお店は函館の歴史的建造物(旧守屋住宅)をリノベーションした何店舗が入る複合の建物にあるのですが
このお店に行くのは実にわかりづらい
まぁそれでも来てくれる客だけを迎い入れる・・とそんな側面もあるようです


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まずこの懐かし感のある木製の玄関引き戸を開け中に入ると
そこには身体に優しいランチが食べれるお店「hakko kitchen」があり
さらにこの建物内の通路を奧に行くと
目的の「White Seed」があると言った具合です
  

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店内カウンター席が数席と
 

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立ち飲み用のテーブルが置かれています
そうそうそれに最近日本酒の生原酒を提供する酸素や光を透過しない特殊な生樽サーバーを見かけますが
この店の奥にはアルミの生樽サーバーに混じって、同様な作りの海外樽のビールが見て取れました
 

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奥のカウンターの向こうの壁には12個ものタップが並んでいます
 

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モニターに映されたタップメニューを見ると
「BEANS THRW IPA」
「鬼の宴 加藤SPVer Dunkel Weizen」
「鬼の狼狽 Rauch Weizen Bock」
「Rhythm & Belgian IPA」
「Siren West Corst IPA」
「黒刻 Imperial Milk Portor」
「とりあえずビター」
「Tropicalia American IPA」
「樽前スチーム Steam Lager」
「サワー ノウワサ sour」
「CLASSIC Pilsner」
「Edelpils pilsner」
の12種
 

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てなわけで店主の平松さんのお酒への拘りを聞きつつ
ヴァイツェンを2種
平松さんもファントムブルワーとして委託して自分自身のレシピで醸した
のぼりべつ地ビールの鬼の狼煙と鬼の宴いただいてます
私のいただいた鬼の狼煙はカツオだしをふんだんに加え仕上げたもの
まさかビールにかつおは似合わんだろうと思いきやスモーク香とよくマッチしていました


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店の冷蔵庫に眼をやると
見たこともないような、海外のクラフトビールも並んでいます
次回来た時にはこいつも良いな~なんて思い、店を後にしました


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函館の夜、本来なら「日本酒Barつる乃」で一杯やるはずが、とある理由で断念
てなわけで急遽予約しなおし伺うこととしたのは1968年創業の老舗の料理屋「四季料理みしな」
以前から目をつけて置いたお店で、全国各地から仕入れた25~35種類の日本酒が常時揃い
そのラインナップは日本酒Barつる乃同様に函館屈指のお店です
 

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店内にはL字型のカウンターがあり、カウンターの空いた席に案内されますが
NO.6などの新政の空き瓶、魔王などの焼酎の一升瓶
さらに琉球泡盛など多種多様な日本のお酒がならんでいます
 

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他には小上がり席、さらに奥には座敷が有るようです
 

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こんなお店ですから日本酒を呑まなきゃと
黒板とテーブルに置かれたメニュー「本日の地酒(半合)」に目を通すと
充実の日本酒がずらり
まぁよくこれだけ仕入れたものと感心しきり
 

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まず頼んだのが
十四代槽垂れ本生純米吟醸(山形県村山市の高木酒造)990円
而今千本錦純米吟醸(三重県名張の木屋正酒造)660円


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続いて昨年訪れた佐渡島の天領酒造の
雅楽代日和新酒生酒 440円
 

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芋焼酎の「宝山」で有名な鹿児島の西酒造
天賦純米吟醸 550円
 

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お通しは千切り野菜のサラダ
  

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合わせる肴はお勧めの黒板からチョイスすることに


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知内産一番ニラとしらすの玉子とじ


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函館産子持ちばばがれいの煮付け
和食の職人技が垣間見える美味しい肴です
 

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函館に来たのならマグロも食わないとと
本マグロのユッケ
 


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田酒山廃の燗酒をサービスでいただいたおしんこと共に食べて〆
ごちそうさまでした
また函館に来たら伺います
その時は日本酒Barつる乃と梯子かな
  

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2月上旬の週末1泊2日の日程で函館にやって来たわけは「恵山ごっこまつり」に参戦するため
恵山沖などで水揚げされるで獲れる「ごっこ」(ホテイウオ)をテーマとしたフードイベント
ユーモラスな姿と愛くるしい姿が特徴の、冬が旬の珍魚「ごっこ(ホテイウオ)」
12月から3月にかけてが旬ですが、以前は市場には流通せず、漁師の間でしか食べられていなかったそうですが
それを逆手に取ったイベントがその恵山ごっこまつり
昨年に続いて2回目の参加となります


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そんな恵山ごっこまつりは道の駅なとわ・えさん 特設会場を会場として開催
天気に恵まれたこの日、開催前には急遽駆け付けた大泉函館市長のねぎらいの言葉が有り
その後「恵山ごっこまつり実行委員会」の泉義峰会長は恵山地区では先月起きたタンカーの座礁事故で、一部の地域でウニや海藻類などの今シーズンの漁を取りやめる影響が出ていて「ごっこまつり」の開催も一時、危ぶまれていたが、「事故の後、ぎりぎりまで検討を重ね開催を決めました。恵山の魚の魅力を広めたいので、これからも多くの人に食べてほしいと思います」と話していました
 

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恵山ごっこまつりの目玉は、恵山沖などで水揚げされるごっこをふんだんに使った郷土料理「ごっこ汁」
1杯400円で「ごっこ汁」が販売されるとあって、そんなごっこ汁「チケット」の販売には長蛇の列
もっとも我が家も販売開始90分前から列に並び、難なく手に入れました
 

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いよいよ11時となりごっこ汁の提供が始まります
用意された850杯の「ごっこ汁」を浜の母さんたちが素早くよそってくれていました
 

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恵山ごっこまつりで提供されるごっこ汁は味噌ベース
居酒屋などでは醤油ベースで提供されることが多いようです
 

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ごっこを箸で持ち上げてみましたが、コラーゲンたっぷりなプルプルの身からでる出汁は格別で、北海道の冬の郷土料理
いやもとい函館の冬の風物詩と言えるでしょう
 

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ごっこ汁のほか会場では
新鮮魚介類(鮮魚・焼き)の販売も行われていて
砂原漁協ホタテ養殖部会によるホタテの販売や
 

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小ぶりですが身のずっしり詰まったホタテ焼き
 

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えさん漁協 尻岸内青年部による
生ごっこ、生干しごっこ,ツブ,タコ,海藻類 などの販売
ただしごっこは前日から不漁だったようですぐに完売してました
それでも函館では今が旬のウニ
(鹿部漁協などでは夏季はコンブ漁で忙しくこの時期にウニ漁がおこなわれるそうです)
  

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こんな生アワビが、安価(2個500円)で売られていたりします
 

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ウニやアワビも良いですが、今回のお目当てはあくまでごっこ
えさん漁協 古武井青年部で行われている特製焼きそば、鉄板焼き(生干しごっこ・タコ)に並びます
  

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ただ私どもの前で焼かれたごっこはちょうど売れ切れ
焼き方の方から、申し訳ない少し待ちますが大丈夫と聞かれ
まぁ札幌からはるばるこのごっこを食べにやって来たのですから、なんぼでも待ちますよと伝えたところ
待っている間に食べてと少し焼きが入りすぎた隅にあったゴッコ焼きを手渡されたうえ
親方らしき方がそれなら特盛にしてやってと、おもわぬ親切に触れました
ということで、ごっこ汁にごっこ焼きとごっこ三昧
 

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ただ貰いすぎたこともあり
1カップが土産となり
自宅に帰ってからフライパンで焼き直しビールのつまみとなりました
(それでもこのゴッコ柔らかくて美味かった)
  

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翌朝テレビを見ていたらNHKで今回の恵山ごっこまつり2025を紹介
あまりメジャーになって、これ以上来場者が増えるとまた並ぶのに大変ですが
これは恵山をはじめとした地元の海産物を伝えるイベント
まだまだ発展してほしいものです(ただしインバウンドは避けたいですが)


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