2011年6月アーカイブ
一昨日の夜、日本ハムファーターズvs阪神タイガースの試合
当初応援に行くつもりはなかったのですが、虎ファンの同僚が行けなくなったため
急きょ札幌ドームへと足を運ぶことになりました
席は虎ファンに譲っていただいたので
一塁側のタイガースファンが多い場所
周りでは関西弁がいきかっておりました
そうそう結構前のほうの席、サッカーがおこなわれる際、稼働する部分の席なのですが
この辺りは傾斜が割となだらかで前の方が視界を遮り見ずらいというのも分かりました
この日の先発はダルビッシュ
「快投」という言葉がぴったりなくらいのピッチングでした
もっとも阪神ファンにしてみれば、前日も無得点で敗戦
この日も点が入りそうな気配があったのは、ワイルドピッチがあって3塁まで進んだチャンスのみ
ファンのいらいらはかなりつのっていたようです
試合終了後、後ろからはタイガースのレプリカユニフォームがとんできたり
ライト側の応援席からはかなりの数のメガホンがグランドに投げ込まれていました
試合終了後、なにやらいそいそやっている方がいらっしゃいます
消火器を抱えている方も多かったのでもしやと思いましたが、やはり花火でした
さてこの日ダルビッシュは完封
開幕で負けた後は7連勝だとか、そういえば開幕戦も応援に行きましたが
ダルビッシュの珍しい負け試合を見に行けたのだったのかもしれません
もしかしてある意味ラッキー?
キャンプのあとは温泉です
隣接する丸瀬布温泉「やまびこ」で一っ風呂
貸しタオル付きで大人一人@500円
バスタオルも+100円で貸してくれ、何の用意がなくても入れるようだ
中くらいの浴槽に加え水風呂、打たせ湯、サウナがあった
残念なのは浴場の目の前に塀があり風景が楽しめないこと
そういや以前来たときは夜この塀が開いていていこいの森が一望できたこともありました
露店風呂もありますが、同様に塀で囲まれてしまってます
けれどそれなりにゆったり浸かれるお風呂でした
キャンプの後はやはり温泉がいいですね
帰りはまた高速道をひた走り2時間半で札幌へと舞い戻ります
途中カムイコタンあたりの「春もみじ」が目を楽しませてくれました
ご近所グルメです
我が家から歩いて5分くらいのところにある厚別区のカレー屋さん「ふらのや」
近くを通るたびに美味しそうな匂いを漂わせていました
11時半開店に合わせていったので、空いていましたが帰るころには満席になっていました
そんな時には入口にある漫画でも読んで待っているのかな
札幌のカレー屋さんらしく「スープカレー」がありますが、ルーカレーもあります
富良野の本店同様、食材は富良野産をメインとした道産食材で作られているとか
今回頼んだのはは「トンカツカレー」と「動産野菜の野菜カレー&チーズのトッピング」
ターメリックの利いたご飯にルーがかけられていますが、双方ともに結構な量で満足
それに近所に美味しいものが食べられるところができたのが嬉しい
ちなみに店内には「北の国から」のBGMが流れていました
さてしばし寄り道していましたが、台湾の旅に戻ります
アジアの都市には必ずと言っていいほど屋台が存在ましす
現地の方々が普段食べているその土地の料理などが、格安で食べられ
雰囲気も味わえるのですが
今一つ衛生面が気になるところでした
そんな不安を払拭するかのように、最近アジア各地にはホーカー(屋台村)などと呼ばれる施設があちこちの国にできました
こういったところは屋根つきのところが多く突然のスコールにも安心できますし
水道も完備され食器などを共同で管理したり共同の水洗トイレがあったりします
こういったホーカーに屋台を集め観光客にも安心して来てもらえるよう努力されているようです
美食の国、台湾にも当然あります
台北で一番大きな夜市である士林夜市にも「美食広場」と名づけられた屋台村があります
大きな建物の中に150件ほどの屋台が隣接しています
テイクアウトのお店がほとんどですが、中にはテーブルと椅子のあるお店もあり
台湾食べられる屋台のほとんどが網羅されているようです
ソーセージの串焼きや蒸し落花生のお店など触手が伸びそうですが、ここは行っておきたいお店がありました
それが「豪大大雞排(ハオダダージーパイ)」
20センチ以上はあるのではと思わせる巨大なフライドチキンです
私が行ったGWはNTD55(165円くらい)ですので決して安いわけではありません
けれど買うまでは15分くらい並ぶほどの盛況ぶりでした
買ってすぐに熱々をほおばりましたが、どうしてもビールが飲みたくなり美食広場場内を探しまくりました
ここ台湾の人も気温は暑いのにかかわらず、食事時にビールって方が少ないのに驚かされます
ちなみに屋台で座って飲むときもビールは近所の店で買って持ち込むことが多いようで飲み物で儲けようという気はほとんどないようです
台北の士林夜市のエントリーを書き綴っていたときのこと
ちょうどこのマンガ「太陽の黙示録」(かわぐちかいじ著)を一気に読んでいたのですが、その中にこの士林夜市が舞台の話もありました
主人公は台湾で育てられた日本人となっており
その台湾の文化としてこの夜市や市場が紹介されていました
(アマゾンHPより拝借)
ちなみにこの太陽の黙示録
2002年8月10日10時20分、京浜大地震(M8.8)が日本を襲い
日本列島が真っ二つとなる未曾有の天災とその後の混乱や復興の話となっています
そうまるで今回の震災を予想していたのかとも思えるマンガでした
もちろんマンガですから、ヒーローというかリーダーシップあふれる主人公などが出てきます
まあこのあたりは三国志そのものですが、ある意味うらやましい限りです
残念ながら機会があれば読んでみたい一冊になってしまいました
いやもとい17冊だった
さて台湾旅行記も2日目に突入です
(といってもちんたら更新してますのでなんですが、まだ4月30日の話です)
今回の宿から歩いて5分くらいのところにMRT中山國小駅があるのですが、その近くには屋台街「雙城街夜市」があります
夜市といってもこの屋台街は24時間やってますので朝食をとることも可能です
いつもの弾丸旅行に加え、今日は故宮博物院の見学
中国は大陸から大挙して観光にやってきているということなので、かなりの混雑が予想されます
朝一の開館とともに訪れようと早めにホテルを出発
そんなときに24時間やっているこの屋台街は助かります
ただ残念なことにお店の半分は閉まっておりました
朝やっているお店にお目当ての屋台はありませんでしたが、なにやら美味しそうというか興味をそそる食材が並びます
麺を主体とした屋台が多く並んでいました
で何を頼んだかと言うと
「五穀美食」という屋台にあった「赤肉加哩飯」の看板が気になりついついカレーライスを頼んでしまいました
なんでこんなところで中華料理ではなくカレーと思われるでしょうが
食べたかったのでしょうがありません
まあこれも台湾の屋台料理ということで・・・・
味は昔懐かしい家庭のカレーライスでお腹に優しい味でした
台湾の朝食に欠かせない「蛋餅(ダンピン)」もいただきました
これは小麦粉を溶いて鉄板で薄くのばした中にネギと卵が合わせて焼かれたもので
地元の方々の朝食の定番のようです
さてお腹もふくれたことですしこれから故宮に向かいます
さて台北観光の目玉「故宮博物院」へとやってきました
観光名所とあって行き方は簡単
MRTで士林駅まで行き、ここで公共バスに乗り換えます
紅30の故宮博物院行きの他にも255、304、815と結構な本数が出ていたのでわりとすぐに乗れました
台湾の物価は他のアジア諸国と比べると少し高めですが、地元の方の利用する
公共交通機関は安めに設定されているようで、1回の乗車で50円程度
おかげで両替したお金も全然減らないという有様です
目の前に「故宮博物院」が見えてきました
「天下為公」と書かれたアーチをくぐり入場いたします
収蔵品はその量・質ともに特筆すべきもの、世界三大ミュージアムに数えられるとか
その品々は隋・唐・宋・元・明・清の歴代宮廷の収蔵文物を国共内戦で追われた蒋介石ら国民党幹部が台湾に渡るときに一緒に船で運ばれたそうです
そして現在それが台北の故宮博物院にあり、こうして見に行くことができます
そうあの中国にそのまま残っていたら文化大革命の際、生き延びたかどうか定かではありません
そんな歴史に翻弄された収蔵品ですが、歴史的価値の高いお宝であることに違いありません
前回来たときも2時間くらいかけて見ましたが、ほとんど駆け足で見たという感じです
今回は時間もありますしじっくりと見ようと画策しておりました
チケットは今回台湾観光協会からプレゼントされましたが、大人NTD160(480円くらい)で入場できます
学割が利くようですが、その他「軍人割引」「警察官割引」なんてのがありました
少しは台湾で散財しようと今回日本語の音声ガイドを借りました
(NTD100ですから300円くらい)
持ち帰りできないようパスポートが人質です
これは音声(日本語)で展示物を丁寧に解説してくれるものです
ただこれでしっかり聞いているとあまりにも丁寧に解説されるので1日やそこいらで回ることは不可能と思えるほどでした
まあそのくらい展示されているものが多いのですが・・・
今回開場と共に入場、混み出すまえに「翠玉白菜」から見学することにしました
これが正解だったようで、入場者のほとんどを占めているだろう大陸からの観光客が余りにも多いうえ、添乗員に連れ添われながらピーチクパーチク捲し立て故宮を跋扈しておりました
写真は故宮博物院にて土産に買ってきた翠玉白菜の風鈴
そう翠玉白菜はよく見るとキリギリスを見ることができますが、はたしてこの風鈴
夏は涼しげに鳴いてくれるでしょうか
今回は2回目の訪問
前回も素通りのような感じでしたが、今回3時間あまり見て回ってもやはり素通り
ちょっと見てきただけって感じです
とはいえ3時間も見て回ると足は棒
ということで次は温泉です
故宮博物院を歩き回り足が棒になったせいで無性に温泉に入りたくなりました
そう台北から日帰りで行ける範囲内に台湾では三大温泉に数えられる「北投温泉」があります
故宮博物院近くの士林駅からは少し離れていますがMRT淡水線を乗り継ぎ向かったところ30分ほどで新北投駅にたどり着けました
さっそくなんだか怪しいモニュメントが迎えてくれます
まずは「北投温泉博物館」で北投温泉の歴史を勉強
北投温泉は日本統治時代に温泉好きな日本人が開発
政府やら民間やらでこぞって温泉旅館が作られ、高級リゾートになったそううです
孫文や当時皇太子だった昭和天皇も尋ねられたとか
北投温泉博物館はもともとは「北投温泉公共浴場」だったそうで、いまもその面影が残っています
もっとも当時のお風呂には入れませんが、見ることは出来ます
ローマ風とでも言うのか今でも使えそうな感じです
風光明媚なこの北投
園内を流れる渓流は天然の温泉で足湯を楽しむ方も大勢いました
その源泉は「地獄谷」
道を間違えかなり放浪してしまいました
ここの日帰り湯に入りたいと画策していた「瀧泉温泉」
残念ながら今は営業していないようで入浴はできませんでした
辿りついいた「地獄谷」
蒸気の煙が、辺り一帯に立ち込めていますが、その泉はエメラルドグリーンに輝いています
なにやら青湯という珍しい泉質なんだとか
ここまで来たからには、ここは一つ青湯に入らねばならないようです
先日TVを見ていると「讃岐うどん丸亀製麺」の社員が選ぶ讃岐うどんの美味しい店ランキングみたいなことをやっていた
一度四国にはうどんを食べに行こうと決めているので参考にしたい
そういえば最近我が家の近くに丸亀製麺のお店が出来た
けれど昼時はいつも混んでいるようだ
こういってはなんだかそんなに混んでいないお店もある
それがイオンスーパーセンター三笠店にある
そこの漫遊諸国 麺屋通りと名付けられたフードコートにある丸亀製麺は、混んでいても写真の程度である
まあ地域柄ということなのだろう
ということで今回キャンプの買い出しに伺ったついでに立ち寄った
ちなみにこの漫遊諸国 麺屋通りにはそば屋は入っていない
ちょっと離れたところにある
中国では小麦で作られたのが「麺」、その他の穀物のものは麺として扱われないようだが、ここはそういう事だろうか
TVで見たのだが、四国のお店ではなく大阪に本店のあるチェーン店のようだ
そういえばここはイオンだった
頼んだのはシンプルに「かけうどん(280円)」そして「野菜かき揚げ(120円)」である
そうここのかき揚げの大きさは半端ではなく大きい
作り方も変わっていて天ぷらを揚げる油の中にタネを筒状の型に流し込んで作るようだ
玉ねぎが主体で作られているようだが、パリッとしていて旨い
ただ量的にはちょっとでかすぎでかき揚げだけでお腹いっぱいになってしまった
頼んでしまったあとで気がついたが、今晩はアスパラや焼き肉三昧
軽くすませるためにうどん屋にしたんだった
今年で8回目(8年目)となる、アスパラガスの収穫体験
いつものように美唄町の「うちやま農園」にやってきました
ここうちやま農園はアスパラ専門にやっている畑ですので、かなりの極上品が味わえます
そうそう昨年は箱根にある著名人がよく泊まる某ホテルのかたもいらっしてました
昨年から小豚も買い始めたそうですが、今流行りのチーズを作る過程でできるホエーを食べさせたホエー豚ならぬ、アスパラを食べさせる「アスパラ豚」として美味しそうに育っておりました(これは不謹慎か)
収穫体験はいつものように貸切、レクチャーを受けた後
この畑全面にあるアスパラを吟味して収穫です
収穫体験と名付けられていますが、ようはイチゴ狩りやサクランボ狩りのようなもの
違うといえば、収穫してそのまま食べるというもので無いことでしょうか
といいつつ何時もマヨネーズ持参で畑に入ります
そう捥ぎたてのアスパラガスは癖もなく思ったよりも柔らかくて美味しいんです
塩でも良いのでしょうが、やはりマヨラーとしてはマヨネーズですよね
ポリポリ言わせながら3~4本いただきました
今晩は新十津川のコテージを借りていますので、今日の昼に収穫したものを夕方には茹でたり炙ったりしていただこうという魂胆です
それなりの収穫がありましたが、今年のアスパラは例年のものと比べ少し細い
どうやら昨年の夏の雨の多さがアスパラの根が育たない原因となったうえ今年春からの天候不順がかさなったためではと呟いていました
えっ充分太いんじゃないかって
いいえ、例年収穫してるアスパラは根元が3cmはあろうかというサイズのものばかりなのでこれでも細いほうなんです
まあこんな年もあります
来年また期待するとして、収穫したアスパラは美味しく頂きました
それは次回エントリーにて
美唄のうちやま農園でアスパラガスを収穫した後はそこからほど近い新十津川町の貸別荘「コテージ ヴィラトップ」へ
このコテージ安いうえに10人から20人は泊まれる大きさがあり
設備が整っているので今回のような大人数の際、大変重宝します
温泉が隣接しているのもうれしいですね
もっとも我が家はキャンピングカーで来ているのでこちらに宿泊
ついでに電源も取らせていただきます
このコテージの魅力の一つに庭にBBQ用のコンロが常設されており
住みさえ持ってくればすぐにBBQが楽しめるところです
今回は焼き肉(鹿肉のジンギスカンが美味かった)の他に先ほど採ってきたアスパラガスをそのまま炭で焙ります
他にもアスパラガスをボイルしたり、天ぷらにしたりして頂きました
そうそう今年初のタケノコも味わいました
これが生樽ビールに良く合うんです(そういえばこの日はワインのオフ会でしたっけ)
この日は気温もそこそこ上がり楽しいBBQとなりました
お付き合いいただきました皆さんありがとうございました
翌日は前日に揚げたアスパラ天のうどんを食べ
新十津川温泉でBBQの油を落としさっぱりして帰りました
また寄り道してしまいましたが、再度台湾旅行記に戻ります
北投の地獄谷の青湯を見て、やっぱりここまで来たのなら温泉に浸からないとと思い立ち
「北投公園露天温泉」へやってきました
北投公園の樹々に囲まれた自然の景観と優良な温泉である青湯が楽しめる温泉です
この「青湯」はアジアにはここと日本の秋田にしかないそうです
入湯料は一人NTD40(120円くらい)と安いのは良いのですが、入ろうとしたところ拒まれました
どうやら入れない時間帯に来てしまったようです
仕方がないので喫茶店でビールを飲んで(普通は風呂上りに飲むものとは思いますが)時間をつぶし
開場まで待ちます
ここの温泉には温度の違う、4つの浴槽と水風呂があり
一番暑いところは45度ほどの温度があり、長く入ってはいられないほどでした
ちなみに入浴は日本のそれとは違い水着での入湯
あまり派手な水着では入れないと聞いてましたが、日本人なのでしょうビキニ姿で来られた方もいらっしゃいました
ここでゆっくりと温泉に浸かったおかげで、ちょっと旅の疲れも取れました
昨年日本の加賀屋が高級温泉ホテルを建てたようですが、一度泊まってみたくなってきました
まあそれは次回として、さて飯でも食べに行きますか
台北の鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)信義店へやってきました
今ではアジア各地に出店していますが、実はこの小さなお店が本店
愛らしいマスコットが迎えてくれました
MRT新店線「中正紀念堂」から永康街の入口にある鼎泰豊を目指す途中、「中正紀念堂」「國家音樂廳」などがありましたが、ここは無視
目もくれず鼎泰豊に向かいます
さて店の前では、入店を待つ人々
ここでメニューを渡されオーダーを取っていました
どうやら来店客の回転率をあげようという魂胆のようです
けれどこんな人気店で待つことなく頼んだ料理が暖かい状態で出てくるのは嬉しい
ここは世界中に「小籠包」の名を知らしめた
鼎泰豊ですからシンプルに小龍包を頼みます
店内はさほど広くはありません
お目当ての小龍包の食べ方をスタッフから教えていただき
早速試してみます
細長く切った生姜を醤油に浸したあと小龍包にトッピングして食べるのが
「鼎泰豊流」
テーブルには小龍包の食べ方マニュアルまでありました
他にも台湾ビールと雲呑麵を頼みましたが、こちらも美味かった
日本では厨房はどちらかというと隠しがちですが、ここは1Fの一番目だつところにありました
マンパワーを感じます
よくよく思い起こしてみると、これが台湾のレストランでまともに食べた 唯一の食事となりました(他は屋台)
惜しむらくは私の住む札幌にお店がないことでしょうか
今後なんとか出店願いたいものです
アジアンスイーツとして人気を博した
冰館 (台北本店) アイス・モンスターのマンゴーかき氷
昨年1月に経営者と元妻の財産争いにより、突然お店を閉じちゃったんだとか
以前、鼎泰豐の本店で小龍包を食べ、その足でアイスモンスターのマンゴーかき氷を食べるというのが台北グルメの定番でした
そんな人気店の閉店で台北の永康街を訪れる観光客は2割も減ったんだとか
昨年6月から「F&Bグルメグループ」が引継ぎ、名前も新たに「永康15」(ヨンカンシーウー)として以前のメニューのまま永康街でマンゴーかき氷を売り続けてくれています
人気メニューの「超級新鮮芒果冰」は食後とあって量的にはちょっときついので
パンナコッタ入りの新鮮芒果奶酪冰を頼んでみました
以前の店より立席が増えたんだそうですが、なんとか着席
慰謝料トラブルの原因となったマンゴーかき氷を味わってきました
MRTで市政府駅から10分ほど歩いたところに、目的地の台北国際金融センターはありました
地上101階建てということで台北101と呼ばれていますが、建てたのは日本の熊谷組などが中心となったJVです
台湾新幹線もそうですが、台湾にはこうした日本企業の最新技術が活かされているのが嬉しい
早速チケットを購入して上に登りますが、少々待たされます
周りには中国は大陸からの観光客でしょう、五月蝿いんですぐにわかりますがこれが多かった
ようやくエレベーターに乗り込んだと思ったら、あっという間に頂上に着いてしまいました
表示されているエレベーターの上昇速度はなんと毎分1,010m
時速に直すと60km/hほどだとか
このエレベーターは勿論日本製
「東芝」のマークが誇らしげに表示されていました
いまTVドラマでJINが人気ですが、その中で登場する
「からくり儀右衛門」こと東芝創業者の一人「田中久重」の顔が浮かびます
午後6時くらいに昇りましたが、黄昏には少し早い時間
ちょっと時間を潰そうとしたところいいものがありました
そうラッキーなことに「台湾ビール」の生樽がここあるじゃないですか
さっそく初の台湾ビールの生樽を味わいます
そうそうマーキングも忘れません
地上高さ509.2m
今まで小用をたしたなかで、一番高いところにあるトイレです
そうこうしている間に日も傾き、夜景が望めるようになってきました
残念ながらちょっと天気が悪かったのですが、ご覧の夜景です
いや〜待っていて、良かった
帰り際に風による防振目的のTMD(チューンドマスダンパー)も見学
そうそうここは台風の国「台湾」であることを思い起こさせてくれました
MRT市政府駅への帰り道の途中に見た台北101です
このあたりから見られる台北101の年越し花火大会
いつか正月に訪れて見てみたいものです
日本の消防署なら絶対にこんなの認めないぞ
晩ご飯は昨日に引き続き「夜市」でいただきます
といっても朝食にカレーを食べた屋台があった雙城街夜市へ再度向かいました
とはいえ朝と夜とではその活気や風景が全く違います
そうこの賑やかな喧騒を味わいたくて台湾に来ているのです
ちなみに今回宿泊したランディス台北から歩いて10分かからないところに、この夜市がありますが、日本のビジネスホテル「ホテルサンルート台北」もこの近くにあるこので、この夜市は日本人に大変人気があります
この日も日本人が数多く出没していました
マッサーヅ(ジ)店などもそんな日本人目当てのようで繁体字よりも多くの日本語が氾濫していました
夜市の屋台の方も日本語で接客してくれたりもします
たとえば大と小どちらにするかと聞かれスモールサイズと答えると
「本当に小さいので良いのか?」と聞き返されるほどです
(日本人ってのがバレバレですね)
その日本語での受け答えも割とそっけなく、それがかえって日本人からかすめ取ってやろうという意図が無さそうに感じました
台湾はこのへんが気楽で警戒心なく楽しめます
どこぞの国とは違いますね(まあそう思っていつだけかも知れませんが)
で、頼んだのが台湾庶民の味「魯肉飯」(ルーロウハン)
こいつが美味かった
それと牛肉麺(ニュウロウミエン)
ビールは近くのスーパーであらかじめ買っておきました
昨日覚えたのですが、ここ台湾の屋台でビールを冷やして置いてある店は少なく
ビールなどの飲み物を飲みたい方は自分で持ち込みする
これが夜市の楽しみかたのようです
(勿論店で出している時はそちらを頼みますが)
そういえば以前香港の麺のおいしい店でもビールを頼むと近くで買ってこいって言われました
アジアのこういった屋台は飲み物で儲けようという意図が全く感じられません
ビールを飲んでいるとこの店に寄る方が皆さん頼む餃子が食べたくなりましたが、今日は残念ながらこのへんで打ち止めです
さて今日は歩き疲れたので、マッサーヅ店?にでも行くとしますか
オホーツクの毛ガニ
5月28日~6月17日のあいだ資源保護の為休漁しておりましたが、つい先日解除となり
休業明けの朝、浜茹でされたものが夕方冷凍ではなく保冷の状態で我が家にやってきました
そう冷凍ものでは決して味わえない味覚がここにあります
一ぱい600gはあり、身はびっしりと詰まっておりました
カニ味噌もご覧の通り
北海道に住んでいて良かったと感じる一瞬です
そう北海道はこれからアスパラにはじまりカニやウニなど美味しものがイッパイの季節を迎えます
とはいえいくらなんでも夫婦で食べられる量は2匹が限界
もったいないけどあとは冷凍します
週末はニセコでタケノコ採りキャンプ
その時にでも生ビールのつまみに出しますので、参加の皆さんお楽しみに
台湾のマッサージといえば「足裏マッサージ」が有名ですが、全身マッサージもやってます
親日の台湾ということもあるようですが、日本語の通じる店が多く
しかもここ「雙城街」は前述のエントリーのとおり日本人ビジネスマンに人気のサンルート台北のある地域ですから、目にする看板はまるで日本のようです
ということで夜市で晩飯を食べていると目の前にあるマッサージ屋さんにどうしても目が行ってしまいました
今日は一日歩き疲れたと入ったのが「三葉足健体療中心」
「足裏マッサージ」や「全身マッサージ」が40分たっぷり受けてもNTD450(日本円で1,350円ほど)これは行かなきゃ損ですね
私は全身マッサージを受けましたが、一番上の写真のように足で体重をかけ揉んでくれ慢性的な腰の疲れも取れました
さあこれで買い物に行く元気も出てきました
台湾を日本が統治していた時代の産物「高砂麦酒」
いまは台湾ビールと名を変え庶民に愛されています
昼はもちろん夜でも暑い国ですからビールの消費量もさぞかし多いことでしょう
ところでその台湾ビール、台湾で作られたビールのせいか中華料理に合うような気がします
おそらくは発泡が少ないのがその理由ではないでしょうか
そんな台湾ビールを自分用の土産にしようと台北のローカルなデパート「勝立生活百科」へやってきました
ここは生活必需品からお土産、その他なんでこんなものをと言うものまで売っています
お目当ての台湾ビールの「生」しかも「金牌ブランド」がありましたので、24本入りを箱買いです
ついでにバラマキ土産用に「パイナップルケーキ」(10個入りNTD100:300円くらい)があったのでこちらも購入
ちょっと重かったのですが、担いで帰りました
翌日JALのカウンターでこいつを預けることになったのですが、エグゼクティブカウンターの女性もちょっと苦笑い
いよいよ帰国
帰路の便はホテルからほど近い松山空港からではなく桃園国際空港からの便となりました
ホテルからMRTを乗り継ぎ台北駅へ
ここから9:00発「左営」行きの台湾高鉄で桃園へ向かうことにします
ちなみに台北駅に着いたのは乗りたい新幹線の発車10分前でしたのでちょっと焦りぎみ
窓口で大陸顔のちょっと美人なスタッフに筆談で有座(指定席)券を発券してもらい、ほくほくしながら改札を潜り抜け新幹線のホームへ
そこにはまぎれもない「のぞみ(700系)」の台湾バージョン「700T」がありました
4年ぶりの台湾新幹線と再会です
カラーリングこそ違いますが車内は日本のそれとほぼ一緒
正面から写真を撮っているとそこは危ないとスタッフから注意を受けたので、しぶしぶ乗車
切符を見ながら席を探したところ、どうやら一番後ろの席をあてがってもらったようでした
座席に着いたところでいきなり発車(危なく乗りそこねるところでした)
車内販売が回ってきたら飲み物でもと思ったが、台北から桃園間は19分で着いてしまうのでその間に買うのはちょっと無理
かわりに自販機がありましたのでこちらで飲み物を買いますが、財布には小銭がいっぱいあり、その小銭をさばくのにちょうど良い機会となりました
久々に「テツ」の血がたぎる瞬間
ついでに用もないのにトイレとビジネスシートも見学です
さてそなことをしてる間にあっという間に桃園に到着
ここからはバスで桃園国際空港へ向かいます
高鉄桃園駅から桃園国際空港までは「統聯客運(緑バス)」
Uバスと呼ばれるバスに乗ります
ちなみに「統聯客運(緑バス)」は台湾で一番大きな旅客バス会社
日本の三菱ふそうや日野のバスを使っていることから、よく目にとまり走る姿を何度か目撃いたしました
いつか観光で乗ることもあるだろうと思ってましたが、まさかこんな所で乗ることになるとは思ってもみませんでした
高鉄桃駅を出ると人影はほとんどなく、統聯客運のバスが3台ほど停まっているだけです
どこでチケット買うのかと思いきやバスの前に小さなカウンターを置き運転手のような方が売っていました
桃園国際空港まで片道15分ほどですからNTD30(日本円で90円くらい)とちょっと高め、しかも台北市内のバスはOKだった「悠遊カード」は使えませんでした
まだ少し残高があっただけに残念
車内には7~8人くらいしか乗ってませんのでゆったりしています
ここから田んぼや牛をながめつつ田舎道を走り空港へ向かいます
山菜の王様「タケノコ」(私の住む北海道では根曲り竹を指します)
採るものある意味命懸け、その上非常に体力を使いますが
その後の皮むき、これが大変
タケノコ初心者の頃は手で剥いていましたが、本数が多いと指の指紋がなくなるのではと思えるほど爪や指を酷使します
しかもタケノコ採りに体力を使い果たしたあとだけにこれがかなり大変です
そんなことを繰り返すうちにこれはあったほうが良いと買ったのが、タケノコ皮むき機「ムケル君」でした
手動でしたが簡単に剥けるので爪や指への負担は大幅に減りました
今回これを共に使うMさんから提案を受け、ついでに電動化へ尽力いただきました
それがこの「むける君電動化バージョン」です
モーターが壊れるのを見越して電動ドライバーを動力源としました
(電動ドライバーは割と安く手に入りますし)
実際に剥いたのがコレです
タケノコの先を茹でて柔らかくしておくと、あっという間にタケノコの皮が剥けます
ものの10分でこれだけ剥けました
早速「青椒肉絲」と「卵とじ」
アスパラとともにペペロンチーノにしていただきました
う〜ん、北海道の初夏の味です
桃園国際空港へとやってきましたが、JALのカウンターは長蛇の列、かなり混雑していました
(といいつつエグゼブティブカウンターですんなりチェクインしてますが・・・)
GWということもあるでしょうが、金美齢さんの「謝謝(ありがとう)台湾計画」が効いたような気がします
そう私どもの今回の旅は台湾からの義援金に感謝するそんな旅でした
ここでえっと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はこの台湾旅行はゴールデンウイークの話、もう7月にはいるというのにまだとろとろ書き綴っております
そろそろ終わりますのでもうちょっとだけお付き合い願います
タイトルに戻りますが、海外のICカードを使っていて困るのが、使いきれなかった残高
まあ次回のために残しておいても良いのですが、ついつい使い切りたくなるのが心情です
そう今回の台湾の旅はこの「悠遊カード」を使いこなす旅でもありました
実際にMRTやバスと台北では便利に使うことができ
台北市民の生活の一面も見ることができました
けれどついつい日本のつもりでチャージしすぎて(といっても600円×2枚ですが)、最後に残高が残ってしまいました
そんな残高を消化しようとやってきたのは桃園国際空港にあるセブンイレブン
そうコンビニでもこの「悠遊カード」は使えます
ここのセブンイレブンでは今晩自宅についてから食べようと「中華おこわ&鶏のもも肉弁当」と阿里山鉄道の奮起湖駅にある有名な駅弁をモチーフにした「奮起湖鐵路便當」を購入
ついでに噂の「茶葉蛋」という、ウーロン茶で煮たゆで卵も購入しました
確か全部でNTD160(480円くらい)だったかと思いますが、「悠遊カード」の残高も無事使いきることができました
台湾は日本の文化とも言える弁当の文化を引き継いでくれている国でもあります
次回は駅弁片手に阿里山鉄道にも乗ってみたいものです