2015年10月アーカイブ

写真は弟子屈町で摩周湖の次ぐ観光名所「硫黄山」
毎日硫黄の噴煙が立ち上っていて地球の息吹を感じさせる場所です
 

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さてタイトルにある川湯のアイスクリーム屋さん「手づくりアイスクリーム専門店 くりーむ童話」はそんな硫黄山近くの牧場にひっそりりと佇むように店舗を構えるお店です
我が家の奥さんの実家のある中斜里から車で40分程度ということで、ちょっとドライブといった面持ちでアイスを食べに伺いました
 

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このお店は川湯を訪れる観光客はもちろん、あちらこちらの物産展へ出店しているようで結構な知名度のあるアイスクリーム屋さんのようです
ちなみに私どもが最初に訪れたのは開業当時の24年ほど前
我が家の奥さんの従兄弟が営んでいると聞いて訪れたのが最初でした
もともとはすずきファーム(ちなみに我が家の奥さんの旧姓も鈴木です)名乗っていることからわかる通り、ここ川湯の地で牧場を長く営んでおり乳製品の原料を生産していただけあって
そんな乳製品をふんだんに使ったアイスクリームが美味いのは当然のようです
今回はバニラと抹茶アイスのコンビで頂いてみました
 

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ところでアイスクリームのショーケースを覗くと中国の簡体文字とハングル文字の札が付けられていました
 

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聞くところによると最近ではここを訪れる海外(アジア)のお客さんも多くなってきたのだとか
そういえば数年前、中国で公開され空前のヒット作となった
非誠勿擾(フェイ・チェン・ウー・ラオ)」はこの周辺がその舞台でした

そんなことも背景にあるのか
最近では海外の物産展などにも進出しているようですが、
同じ北海道は浜中町のブランドであり「ファームデザイン」のチーズケーキがタイで絶大な人気を誇っていますので、くりーむ童話のアイスクリームも同様に暑い東南アジアの国々で人気商品になってもらいたいものです

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硫黄山の麓、川湯にあるクリーム童話でアイスクリームを堪能した後はこちらも我が家の奥さんの親戚にあたる「川湯パーク牧場」へ
いつもここで悩むのですが、次回こそここでホース・トレッキングなどど洒落こみたいものです
 

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その後、硫黄山をさらりと眺めちょっと早めのランチにいたします
伺ったのはクリーム童話の系列店(というのか)
弟子屈町のカントリーキッチン「ちゅっぷ」
いかにもログハウスの似合う土地柄に建てられたレストランですが、店内はなにやら家庭的な雰囲気が漂うお店でした
 

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メニューはカレーがメインですが、ここはパンとカレーが美味しいとのことでしたので、パンとサラダ、コーヒーがセットになったカレーセットを頼むことにします
 

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ちなみに我が家の奥さんは
目玉焼きカレー( ぱん付)
目玉焼きが素朴な感じを演出しています
 

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私も同じものを頼みたかったのですが、絵にならないので違うものを
ハンバーグカレー (ぱん付)
このハンバーグ自家製のようでジューシーで旨かった
 

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で、そのカレー
野菜などがかなり煮込まれたカレーのようで食べた時は甘いと感じましたが、次第に辛さがにじみ出てくる本格派
また川湯に来ることになったら、再度訪れてみたいものです

マルトマ食堂のほっきカレー

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日本一のホッキの漁獲量を誇る苫小牧市
そんな苫小牧には様々なホッキ料理のお店があるが
その筆頭は何といってもマルトマ食堂の「ほっきカレー」だろう
 

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お店は苫小牧市公設地方卸売市場に併設
窓からは苫小牧港が望める食堂です
ただ過去10数年の間に何度か訪れていますが、私が訪れることのできる土曜日はいつも混んでいます
朝5時からやっているのですが、港の朝は早く漁協や漁師さんたちが朝食を食べにやってきますので当然混雑
その後は観光客がポツポツやってきますが、昼近くなると並ばなければ入れないほど混雑するんです
今回はその合間をついた時間に訪れましたが、朝の一仕事を終えたスタッフの方が朝食をとっているくらいの程よい時間に伺うことができました
 

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さてメニューは2種類
一つは通常の食堂のようなメニューですが、ここには観光用なのかもう一つメニューがあります
それがホッキシリーズと言うべきホッキを使った料理が並ぶメニュー
 

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当然この中から選ぶのは「ほっきカレー」
久々に味わう、マルトマ食堂のほっきカレー
ホッキの出汁(エキス)が効いているのでしょう、程よい甘みが感じられる真っ黒なカレーはいつ来ても美味しい
トッピングされたホッキもたくさん入っていて、これが千円というのもうなずけます
たぶんこのトッピングされたホッキとエキスとなったホッキは別ものなのでしょう
ブイヤベースのように作られていると思われます

しかもカレーなのになぜかお味噌汁も付いてきます
まぁ並んでも食べる価値はありそうです
 

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我が家の奥さんは
ここで評判の「マルトマ丼」
これはいかにも観光客用のようで、丼は思ったよりもこじんまりしていました
ただネタは
ホッキはもちろん、大きな海老にアワビ、イクラ、ウニ、ブリにマグロと
たっぷり丼からこれでもかとはみ出しておりました
 

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再来週はなにやら隣接する苫小牧市公設地方卸売市場で苫小牧漁港ホッキまつりがあるのだとか
マルトマ食堂はとんでもなく混むんだろうな~

苫小牧のマルトマ食堂でほっきカレーを食べた後はキャンピングカーを停めてある道路向かいにある海の駅ぷらっとみなと市場へ
ここで今晩のキャンプに使う食材の買い出しです
 

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ここは元は苫小牧公設食品卸売センターと呼ばれており
苫小牧市公設地方卸売市場に隣接した施設でした
元々苫小牧駅前に自然発生的に形成されていた朝市の参加商業者がここに移転してきた経緯もあり
いまは朝市としての性格をそのまま生かした市場として
「海の駅ぷらっとみなと市場」の名で営まれています
朝市ということで朝早くから営業しており
私が伺った朝8時には全店営業されているほどでした
今回伺った山本水産もそんなお店の一つ
 

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伺った理由はこの牡蠣
厚岸の牡蠣、しかもかなり大ぶりなサイズが並べられていました
けど結構なお値段
 

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3個セットでも1,000円でしたが、貝付き牡蠣がどうしても欲しかったので
2セット購入まぁ厚岸の牡蠣の上物なので仕方ないかな
「R」の食べ物である牡蠣とキャンプのシーズンが一致しないのでこれは仕方ないことなのかもしれません
 

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ついでに向かいの店「サンワルド」で生帆立も購入
今日のキャンプで焼き物にしていただく予定です
 

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ここサンワールドでは「むきサメ」なるものも売られていました
ちょっと興味が・・・・・・そそられます
 

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さてここ「海の駅ぷらっとみなと市場」には
「ほっき貝資料館」なるものがあります
せっかくなのでこちらものぞき
目的地のキャンプ場を目指します
 

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おっとその前に今回のキャンプに必要なとあるものを探しに行きます

苫小牧で落葉きのこ狩り

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我が家のキャンプの基本はキャンプ場周辺での収穫を元にした旬を味わうキャンプ
秋を迎える北海道には様々な旬がありますが、一番手短なのがキノコ類
先般収穫した舞茸はその最上位に分類されますが、わりと簡単に取れるのが「落葉キノコ」
しかも落葉キノコの裏面はスポンジ状の管孔状になっていて、割合区別がしやすいのも嬉しいですね
 

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落葉キノコの名で通っているこのキノコ「ハナイグチ」が正式名称のようですが
北海道はどこでもこの時期簡単に採れるキノコです
というのもこのキノコが生える環境には必ず唐松林が必衰ですが、この唐松
建材としてはほぼ需要がほとんど無いのですが、この唐松は成長が速いこと、それにまっぐに伸びるのがその特徴で現在のような金属製の足場がない時代、建築物の足場として活躍したり、防風林として使われたりしました
特に炭鉱で坑道を支える樹として使われたため、現在も炭鉱周辺で古い唐松林を見出すことができます
夕張周辺で落葉キノコが多く採れるのもそういった理由なのでしょう
 

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さて今回、ベストタイミングでマルトマ食堂に行ったせいか
苫小牧アルテンのキャンプ入場時間には早すぎてしまい
入場出来までの間の時間つぶしとして
苫小牧某所で1時間余り散策
そこで思ったよりもたくさんの落葉キノコを採ることができました
 

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ところでこの落葉キノコ
スーパーで売っているキノコとは違い下処理を済ませねばなりません
まずは塩水に漬け虫を追い出し
ちょっとお湯に通して落葉の葉などを落とします
 

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下処理を済ませら落葉は
焼き肉の際、バターで炒めてみました
これ結構いけました
 

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翌朝は定番の落葉キノコの味噌汁
独特の「ぬめり」感がたまりません
 

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それでも余った落葉キノコはおろしポン酢や鍋に入れて楽しみました
 

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欲を言えば今年もう一度くらい
こうした落葉キノコキャンプしたいものです

なかなかキャンプに行けない2015年
GWと6月・8月に1回ずつと計3回しかキャンプに出かけていません
季節は雪虫が舞う季節となり、キャンプシーズンもあとわずか
ということで先々週の週末に、これが最後のキャンプになるかもと苫小牧アルテンにやってきました
今回は単独でのキャンプということで、落葉キノコ採りのあとは温泉につかり諸星大二郎のマンガ「西遊妖猿伝」を読んで過ごすというまったりとしたキャンプです
そうそうもう森伊蔵をやりつつ読んだのですが、秋も深まりお湯割りが美味しい季節となりました
 

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アルテンにした理由は北海道にやってきた爆弾低気圧の影響で金曜から土曜にかけ大雨がやってきていたのですが、なぜか道南の苫小牧から洞爺にかけて天気予報は天気マーク
もう寒い時期でもありますし、電源を使い電気ヒーターでぬくぬくキャンプがしたかったからです
そして私の思惑通りキャンプ場には人はまばら
バンガローには人が入っていましたが、キャンプサイトは総勢で6組
まるで貸切のようなキャンプが楽しめました
しかもこうしてキャンプ場は沢山の防風林で守られていますので多少の風は防いでくれているようでした
 

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さて今回のキャンプは秋の味覚キャンプ
苫小牧の海の駅ぷらっとみなと市場で牡蠣とホタテを仕入れ
苫小牧某所で落葉キノコを採り
それを食材にキャンプを楽しもうといったものです
 

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牡蠣とホタテはBBQコンロで焼きにします
アメリカ製(正確には違うけど)US仕様のコールマンのBBQコンロはふたが閉まる仕組みになっていて
こうしたとき蒸して使えるので大変便利厚岸の牡蠣は焼き牡蠣に
 
ホタテはバター焼きに
ただこのホタテは失敗
取れたての刺身用の活ホタテを買ってしまったうえ
砂も吐かせず焼いたので多少じゃりじゃりしてました
活きが良ければよいというものでは無いようです
 

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落葉キノコはというと
バターでソテーしましたがこれが結構いけました
次回はスパゲティの具にでもしてみようかな
 

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落葉キノコの定番といえばやはり味噌汁も外せませんね
 

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そうそうキャンプでの朝の定番と言えば
我が家はお盆休みに買ってきたベトナムはチュン・グエン・コーヒー
ベトナムコーヒーのゆったりとした淹れ方のコーヒーがこういったキャンプにはよく似合います
 

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ということでこのアルテンでのキャンプが今年最後のキャンプになりそう
って今年4回しかキャンプできなかったんだよな
もう一回ぐらい行きたいな〜

羽田空港第一ターミナルの搭乗ゲート前になる制限エリアには
飲食エリア「CAPTAINS’ TABLE(キャプテンズテーブル)」という名のレストランがあります
搭乗手続きを済ませセキュリティを潜ったあと、ちょっと小腹が減ったなんてときに重宝するお店です
どちらかというとJRでいうところのホームの立ち食いソバといったところかな〜
もちろん(座って食べることもできる)立ち食いソバ「SANGOAN HANEDA」もあり
店に来たら、さっと頼んで、さっと食べて去っていく粋な江戸っ子を気取れるような店が並んでいます
 

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そんな立ち食いのお店のうち、今回訪れたのは立ち食いソバではなく
立ち食いのお寿司屋さん「まぐろ寿司 築地 又こい家」
築地の名が示している通りマグロが美味しいお寿司屋さんです
特に自慢の流氷南鮪がおすすめなんだとか
 

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ただこの築地 又こい家
そこそこのお値段ですが、いつも混んでいます
L字型のカウンターにはいつも6〜7名の方が江戸前寿司を楽しんでいます
そこで今回テイクアウトしてJALのラウンジで頂くことにしました
頼んだのは「おまかせ5貫にぎり」と「あなご寿司半箱」です

頼んだ時にラウンジで食べられるのですか?
と聞かれたところを見るとこうしてテイクアウトしラウンジで食べている方が多いという証拠なのでしょう
 

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10分も待たずに頼んだ寿司をテイクアウトし
JALダイヤモンド・プレミアラウンジに入室
遠くに国際線ターミナルをと航空機を望むラウンジで食べることにしました
 

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D&Pラウンジにまでテイクアウトしたお寿司を持ってきたわけは
ここで自慢のプレミアムビールをたっぷり飲みつつお寿司を摘みたかったからです
まずはアサヒのプレミアム生ビール熟選で頂くことに
 

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寿司は本来
日本古来からある馴れ鮨にあるように数日から数ヶ月乳酸発酵させて作るのが基本ですが
それを「早や寿司」として生のネタを乗せて作る江戸っ子のファストフードとして発達し
いまやこちらが寿司の代名詞になっています
ということはこの立ち食いのお寿司は本来の江戸前を再現させているとも言えなくもありません


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もちろん流氷南鮪らしきマグロを含め美味しかったです
そういえば私の勤務する小樽の駅構内にも伊勢鮨という立ち食いの寿司屋があるので
今度何か良いことがあった日にでも会社帰りに立ちよることにします

羽田のDPラウンジでテイクアウトした寿司をつまみにビールを数杯やったのですが
1人前を2人でシェアしたため、昼食にはちょっと物足りませんでした
ということで機内で空弁にしようと、またまたキャプテンズテーブルにやってきました
 

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お目当ては「銀座木村屋總本店」
あのアンパンの元祖としてで有名な木村屋さんです
 

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パン酵母であるイースト菌の替りに日本酒酵母を使った日本人になじみの深い酒種生地
十勝産の小豆で作ったアン、梅酢で漬け込んだ桜の花びらと
日本人のために作られたようなパンがここ木村屋のアンパンです
今回そのアンパンはお土産にいたしました
 

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羽田空港から奄美大島空港までは2時間近い空の旅
ということで機内に持ち込んで空弁にしたのは
「全粒粉のキッシュ(ほうれん草&ベーコン)」
「銀座手作りビーフカレーのパン」
「かつサンド」
ラウンジでさんざん生ビールを飲んだ後だったので飲み物は酎ハイにハイボールにいたします
 

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そんな空弁を食べていると今回の目的地である
東洋のガラパゴス「奄美大島」が見えてきました(ちなみに写真は帰路飛び立った後の奄美大島)
ということで先週の体育の日を交えた3連休は
この奄美大島の自然に戯れ、島料理と黒糖焼酎に酔いしれることとなりました
 

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東洋のガラパゴス「奄美大島」

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沖縄と鹿児島の中間に位置する「奄美大島」
自然が色濃く森は豊かな緑が映え
エメラルドグリーンに輝く透明な海がどこまでも広がります
そんな奄美大島ですが、昨年7月にLCCのバニラエアーが成田~奄美の便を就航するまでは観光地としては忘れ去られたような秘境的な島でした
今回私が島を訪れた時の感想も、さすがに体育の日を絡めた連休だったこと、それと前述のLCCバニラエアが就航していることなどから
そこそこ観光客は来ていましたが、それでもこんなものかと言った程度
特に最近どこに行っても見かける中国人や韓国人観光客を見かけることはありませんでした
 

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奄美大島は、沖縄や佐渡ケ島に次ぐ大きな島なのですが
極めて古い時代に大陸から離れて孤島化し、一度も海没しなかった歴史をもっています
そのため、動植物たちは独自に進化を遂げ、固有種の豊かな極めて貴重な地域となりました
ゆえに「東洋のガラパゴス」とも言われています
アマミノクロウサギやルリカケスなどが有名ですね

そんな奄美大島に行く機会が先々週の体育の日を絡めた連休にやってきました
 

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航空券はいつもの「おともdeマイル」
一人が1区間1万マイルで飛べるだけではなく、もう一人も26,500円ほどで往復できる格安チケットでこれを使えばマイルは消費しますが、LCCと大差ない運賃で奄美まで行くことができます
千歳空港から羽田空港、羽田空港から奄美大島空港と2区間ですので2万マイルと53,000円ほどと実際にお金を使うのは千歳空港から奄美大島空港まで一人当たり26,500円と言ったところです
3連休にこの価格の航空券は激安かと
それにこのおともdeマイルは空いていれば前便に変更できるのも嬉しい
今回千歳空港から羽田空港の行きと帰りで前便変更をかけました
荷物の制限もほとんどないうえ、ラウンジで生ビールを飲みつつ旅をする我が家にLCCという選択はありませんでした
 

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ということで羽田空港のDPラウンジで生ビールを堪能した後は12時30分発
JL659便に乗って奄美へ向かいます

羽田空港から奄美大島へ向かう機内では、相撲の力士さんとご一緒しました
丁髷を結い浴衣姿のなりでしたが、鬢づけ油の檳榔の香りが独特です
こうした浴衣姿で移動するのをテレビなどで観ますが、これは相撲界のルールなのでしょう


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さてその力士さん、豪栄道と名前の入った浴衣を着ていて、一瞬豪栄道豪太郎関かとも思いましたが、私よりも身長がなく付き人も居ないことからどうやら違う力士のようです
帰ってから調べたところ、同じ境川部屋で奄美大島出身の勝誠さんのようでした
ちなみに辿り着いた奄美大島、相撲が大変盛んで子供は男であれば必ずまわしを締めた経験があるほどの相撲が盛んな島でした
そう言われてみれば奄美でも相撲の土俵をあちこちで見ました

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と言うことで奄美大島空港に到着
これから3日あまり自然と戯れ、島料理に舌鼓をうちつつ黒糖焼酎に酔いしれることにします

今回奄美大島での宿は名瀬中心部にある
ホテルウエストコースト奄美にいたしました
玄関先のハイビスカスが南国を演出しているこのホテルがそうです
 

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宿をこのホテルウエストコースト奄美にしたわけは、なんといってもまずは利便性
奄美空港から出る名瀬行きの乗合バスの終着がここウエストコースト前ということで
ドア・ツー・ドアで空港からホテルにチェックインができるほど便利
千歳空港や経由地の羽田空港のラウンジでたらふく生ビールを飲んできても
乗合バスであれば飲酒しても大丈夫ですね
そのくらい奄美空港ではレンタカーを借りる方が多かった
そのうえ島一番の繁華街も歩いて数分の立地の良さが魅力のホテルでした

しかもこのホテル、そんな繁華街近くのビジネスホテル
リゾートホテルもないわけじゃなかったのですが、ここ奄美大島は昨年7月にバニラエアが就航して観光客がのきなみ増えてきているようですが、まだまだ観光地としては未開拓の部分も多く
リゾートホテルにしても沖縄や石垣あたりと比べると見劣りがしてしまいます

それに今回の奄美観光はアクテビティや夜の飲食で予定がビッチリ詰まっていてホテルは寝るだけといった感じなので、あえて高級ホテルは避けてコストパフォーマンスの良いビジネス系のホテルにしました
 

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今回のこのホテルウエストコースト奄美は島料理がふんだんな朝食が付いて2人1部屋で8千円(一人4千円くらい)たいへんコストパフォーマンスが良くて
浮いたお金は晩ご飯に回すことになります

そんなビジネスホテルでしたので部屋はそれなりの広さ
セミダブルのベットはシングルで泊まっても使うような部屋でした
 

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デスクはビジネスホテルなので小さいながらも充実
コンセントに有線LANの取り出し口(無料)
それとTV(日本製)と空気清浄器が設置されていました
 

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トイレと風呂はいかにもビジネスホテルらしくユニットバス
ただ風呂の浴槽はマンションサイズで少しだけ広めでした
 

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さてこの辺からは次回来た時のメモ替りとなりますが・・・・
付属されているのは
電気ポットとコーヒーカップ
浴衣というか薄手のガウンも常備されているようです
 

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冷蔵庫も空の状態でありましたが、節電のためか電源が入っていなかったため、部屋に入った時にすぐにスイッチON
近くのお店で買ってきたオリオンビール6種を買ってきて晩酌用に冷やしておくことにします
 

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さてホテルで一息ついたら
さっそく目の前の繁華街「屋仁川通り」にでも繰り出すとしますか
 

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奄美大島名瀬の「郷土料理_春」

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奄美大島最初の夜は奄美大島の郷土料理を提供しているお店
「郷土料理 春」に伺いました
奄美市名瀬にある屋仁川通りの裏側の通りのちょっと奥まった場所にひっそりとたたずむ
そんなお店でした


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店の中にはいるとまずはカウンター席が並びます
このカウンターでも良かったのですが、奥にある座敷に案内されます
店の構えからは想像できなかったのですが、お店は結構広く
この座敷には20~30名ほどの人数の宴会もできるお店のようでした
 

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今回このお店はあらかじめ予約してあったのですが
予約通り郷土料理コース(3,500円/飲物込)といったお任せで頼むことにしました
コースは飲み物込となっていますが、オリオンビールが2杯に加え奄美大島の黒糖焼酎 開運酒造の「れんと」が飲み放題というコストパフォーマンスの良いコースになっています
ちなみにこうしたお任せ料理に黒糖焼酎やビールが飲み放題と言うのが、ここ奄美大島では標準的なプランのようです

ということでまずはオリオンビール
生でいただきます
お通しはモズク酢
モズクは地元奄美のものなんだとか
 

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お造りは3点
「キハダマグロ」
「千年ダイ」
「ミズイカ?」
このミズイカ(アオリイカ)と思われるイカが甘くて美味かった
そうそう甘いといえば醤油
奄美の特産だそうですが「あたりや甘露(醤油)」という少し甘めの醤油がここではデフォルトのようでした

 

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次に出てきたのが
豚骨の味噌煮込
箸で簡単にちぎれるほどじっくり煮込まれていました
 

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オリオンビールは喉を潤す程度にして
この辺で地元特産の黒糖焼酎にチェンジです
最初に出てきたのが、写真の「れんと」でした
なにやら音響熟成とラベルに書かれていましたが、どうやら焼酎にクラシックを聴かせて熟成させるお酒のようです
ちなみにこの「れんと」が気にって明後日、レンタカーを借りて宇検村にある開運酒造を訪ねることになります
 

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黒糖焼酎れんとを味わう酒の肴は
まずはグルクンの唐揚げ
 

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そして
ヘチマとゴーヤの味噌卵とじ
なんだか沖縄料理のようですが、そういえば鹿児島県と沖縄県と県は違えど奄美は方言も含め沖縄県と同様に琉球文化圏の位置づけとなっています
 

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れんとは鹿児島の芋焼酎のような臭みがまるでなく
まるで甲類焼酎のようで、ぐいぐい進んでしまいます

アオサと鶏肉の茶碗蒸し
アオサはこちらではなんにでも使われるようで
翌朝食べた納豆もアオサを混ぜていただきました
 

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〆は
鹿児島県奄美の郷土料理「鶏飯」
ちなみに所謂「とりめし」ではありません
鶏の出汁の効いたスープを鶏の身を乗せたご飯にかけていただく
奄美のお茶漬けといったところでしょうか
漬物と言えば添えられているのは、なんとパパイヤの漬物です

焼酎はれんとの他に
これまた開運酒造の「紅珊瑚」(ちょっとお酒に琥珀色がついたやつです)
龍郷町にある山田酒造「長雲」をいただき味比べさせてもらいました
 

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ちなみになぜかここ郷土料理 春
「au」の電波がかなり悪かったのが気がかりでした

さてこの郷土料理 春で黒糖焼酎に目覚めてしまったこともあり
もう一軒ばかり黒糖焼酎を飲みに行くことにします

小銭を支払いその場で立ったまま酒を飲む行為
「立ち飲み」
おもな立ち飲みは酒屋の片隅に立ち飲みのスペースがあり
酒屋で買った酒をその場であけて飲むことら発達したようです
酒の肴は同じく店で買った缶詰(サバ缶等)
同類の人々が夕暮れごとに酒屋に集まり、日々の話題を口にして立ち飲みに興じていたそうです
まぁ立って飲むわけですから、足腰が立たなくなるくらいまで飲むことがないってのが一番の魅力なんでしょうね

ちなみにこれは日本独自の文化かと思いきや
イギリスのパブにもカウンターまで客が自らおもむいて直接バーテンダーに注文し、飲み物を受け取ったらその場で清算するそんな粋な飲み方があるようです
今度ロンドンあたりで、そんな粋な飲み方に挑戦してみたいものです
 

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奄美大島に着いた早々に行った郷土料理 春
ここで黒糖焼酎の美味しさに目覚めてしまい
次に向かうのはそんな黒糖焼酎が飲める立ち飲みのお店
「奄美時代屋たっとかんばぁ」でした

店内はいると椅子をすすめられましたが、ここは立ち飲みにこだわります
 

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お店は奄美の台所を支え続けている?末広市場の入り口付近にありました
店の前や店内にはなにやら昭和を髣髴させるポスターが貼られていてなにやら昭和のレトロ感を演出しています
けれど店内のお客さんは平成生まれと思われる若い方で盛り上がっていました
 

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さて今はそんなレトロなポスターよりも
今は黒糖焼酎の瓶が並んでいる棚に目が行ってしまいます
こうして棚をみてもこの奄美大島には結構な酒蔵があるようです
 

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さて今回この「たっとかんばぁ」で飲んだのは
お好きな3銘柄を選んでいただく「黒糖焼酎めぐり」700円というやつ
立ち飲みの伝統に従い、頼む都度この現金入れと書かれた缶にお金を入れて頼む飲み屋さんです
まぁ現代風ですからイギリスのパブ風に代金を商品と交換にその場で支払うキャッシュ・オン・デリバリーの形態をとっています
 

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選んで飲むといってもまだ銘柄がわかるほど黒糖焼酎に精通しているわけもなく
お店の主人にお任せいたします
選んでくれたのが
町田酒造の「里の曙」
奄美大島の最も小さな酒蔵富田酒造場の「龍宮」
西平酒造の「加那」
の3種
ちなみに明後日この加名の製造元である西平酒蔵を訪ねて
西平社長自ら酒蔵を案内していただき黒糖焼酎の作り方や西平酒造の歴史について教えていただくことになったきっかけの一杯がコレでした
 

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さて今回「奄美時代屋たっとかんばぁ」で立ち飲みを経験させていただきましたが
考えてみれば2人でちょこっと飲んで700円
随分安く飲めるお店でした


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いつの日か黒糖焼酎に精通して、この
チキチキ黒糖焼酎利酒選手権!!一回五百円に挑戦したいものですね

奄美の一番の賑やかだったであろう奄美市名瀬の「中央通りアーケード街」
3連休初日の土曜日の夕方5時ころに訪れたのですが、訪れる人もまばらで閑散としていました
ここ奄美は近隣に沖縄や石垣を控え日本人観光客の目にもあまりとまらないうえ
私の勤める小樽のように、大挙してやって来る中国人や韓国人からは目のつけられていない秘境的な観光地のようです
でもここも中国人やアウトドアウェアに身を包んだ韓国人が自然やアウトドアを楽しみににやって来るようになったら、こうしたアーケード街も変わってしまうんだろな〜

 

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そんな中央通りアーケード街から宿泊しているウエストコースト奄美に向かう途中
派手な黄色い看板に目が留まりました
それが「ゴーゴーカレー奄美スタジアム」

ちなみに私はカレーが大好き
北海道のご当地カレーは無論、シンガポール、台湾などでもカレーを食べ歩いています
そんな私が今一番食べたかったのが、金沢の「ゴーゴーカレー」
名前の通り5時間かけて煮込み、55時間寝かせている黒く濃厚なルーが特徴のカレーで石川県に本拠を置くフランチャイズ店で全国に48店舗展開しているのだが、なぜか私の住む北海道には1店舗もない
いつか金沢を訪れた時にでも食べに行こうと思っていたところ、なぜか奄美大島の名瀬にそのチェーン店はあったんです
 

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奄美の島料理ばかりではあきがきそうなのでここはテイクアウトして夜食にオリオンビールとともにいただくことにします
「すべてはお客様の元気のために」とポリシーが書かれた看板が見て取れますが
このゴリラのモデルは石川県出身のプロ野球選手松井秀樹なのだとか
 

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このタッチパネル式の券売機で支払ってから券を見せてオーダーします
 

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ちなみに頼んだのはゴーゴーカレーと
 

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ロースカツカレーの目玉焼きトッピング
どちらもキャベツがたんまりついてきます
この黒みがかったカレールー甘さが引き立っているうえ濃厚で美味しかった
ホテルのレストランの味です
 

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さてこのゴーゴーカレー店内ではこんなものが放映されていました
【ゴーゴーカレー】ピンキー劇場 〜メジャーカレーワールドチャンピオンクラスに挑戦の巻〜
 


 

さすがにカレー好き、大食いの私でもこれは到底無理そうだ

今回の奄美大島の旅
ホテルが奄美の名瀬港に近かったことから、港で釣りをしようと
サビキ釣りのセットをスーツケースに詰めやってきました
ということで、奄美2日目の朝にさっそく港で釣りに挑みます
 

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港の中には如何にも南国らしく、熱帯魚が優雅に泳いでいます
コマセにはそんな魚たちが寄ってきたりもしましたが、私の仕掛けたサビキに関心すらないようでアタリは有りませんでした
やはり北海道から持参したサビキの仕掛けが悪かったのかもしれませんね
 

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まぁ釣れなくてもボーと海を眺めているだけで良いかな~などと思って釣竿を持参しての釣りでしたが、そんな奄美港港内に思わぬ珍客がやってきました
それがこの動画に映されている「アカウミガメ」です
釣りをしている足元の下、数十センチのところを優雅に泳いでいきます
港内を回遊しているのか、幾度となく私が釣り竿をだしているまえを嘲るかのように通り過ぎて行きました

考えてみると、ここ奄美はあちこちの海岸に毎年ウミガメたちが産卵に訪れるほどウミカメがたくさん生息する地域です
野生のウミガメを見たのはハワイノオワフ島以来これで2回目と感動していたら
なにやら地元に方に聞いたところウミガメを見ること自体はそれほど珍しいことでもないのだとか
さすがにここ奄美は自然が濃い秘境のようですね
 


 

そんな奄美大島
ウミガメに関する施設もあります
奄美大島最北端には「用崎灯台」と呼ばれる灯台があり、その麓には「夢をかなえるカメさん」という像が設置されています
そうですウミガメと言えば「浦島太郎」がまず頭に浮かびますが
その浦島太郎のの伝説にまつわる像が写真の「夢をかなえるカメさん」なんだそうです
 

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(奄美大島観光物産公式サイトより拝借)
 

ちなみに奄美大島は浦島太郎の伝説の舞台一つとして数えられていて
奄美には、海のはるか向こうに神の国・龍宮があり、その神が人々に幸せをもたらすという『ニライカナイ伝説』が今をなお伝承されているとのことです
もっともそんな伝承がこの奄美に残るのもこうしてウミガメがたくさん生息しているからなんだでしょう
それにしても珍しくないとの地元の方の話ではありますが
こうしてウミの使者に出会た事ですし何かご利益があるかもしれませんね

さて奄美2日目となる日曜日
近くの名瀬港で釣りを楽しんだ?後はホテルで朝食です
ちなみにこのホテルの料金は2人で1泊9千円弱、3連休のハイシーズンでの料金でしたから
サービス程度の朝食なんだろうとあまり期待はしていませんでした
そんな朝食は2階の「さくらダイニング」でビュッフェスタイルで提供されていました
 

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通常のハムや卵焼きサラダなどの一般的な朝食メニューの他に
地元特産品を生かした料理が並びます
まずは沖縄でも有名な奄美特産の「奄美もずく酢」
かけられた酢はこれまた特産のきび酢でしょうか?
それと「にがうり味噌」
粒味噌と炒めてあるようでこいつが絶品でした
こういったモズクやにがうりなどの食材はここ奄美が琉球文化圏であることを知らしめてくれます
 

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続いて「アオサのかき揚げ」「もずく入りつきあげ」
ここ奄美ではアオサの需要が多いようで昨晩の郷土料理屋のお任せ料理や、ビュッフェに並べられていた納豆もアオサを入れて食べていましたが、磯の香りも楽しめ結構いけました
島豆腐は沖縄同様に重くずっしりとしたタイプ、それを冷奴と麻婆豆腐でいただきます
 

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とこんな感じで2日にわたり朝食の島料理楽しませてもらいました


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さぁ朝からしっかり食べてスタミナをつけたことですし
今日一日奄美のアウトドアアクティビティ楽しみたいと思います
まずはお決まりの「金作原原生林」の探索へ

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