奄美大島最初の夜は奄美大島の郷土料理を提供しているお店
「郷土料理 春」に伺いました
奄美市名瀬にある屋仁川通りの裏側の通りのちょっと奥まった場所にひっそりとたたずむ
そんなお店でした
店の中にはいるとまずはカウンター席が並びます
このカウンターでも良かったのですが、奥にある座敷に案内されます
店の構えからは想像できなかったのですが、お店は結構広く
この座敷には20~30名ほどの人数の宴会もできるお店のようでした
今回このお店はあらかじめ予約してあったのですが
予約通り郷土料理コース(3,500円/飲物込)といったお任せで頼むことにしました
コースは飲み物込となっていますが、オリオンビールが2杯に加え奄美大島の黒糖焼酎 開運酒造の「れんと」が飲み放題というコストパフォーマンスの良いコースになっています
ちなみにこうしたお任せ料理に黒糖焼酎やビールが飲み放題と言うのが、ここ奄美大島では標準的なプランのようです
ということでまずはオリオンビール
生でいただきます
お通しはモズク酢
モズクは地元奄美のものなんだとか
お造りは3点
「キハダマグロ」
「千年ダイ」
「ミズイカ?」
このミズイカ(アオリイカ)と思われるイカが甘くて美味かった
そうそう甘いといえば醤油
奄美の特産だそうですが「あたりや甘露(醤油)」という少し甘めの醤油がここではデフォルトのようでした
次に出てきたのが
豚骨の味噌煮込
箸で簡単にちぎれるほどじっくり煮込まれていました
オリオンビールは喉を潤す程度にして
この辺で地元特産の黒糖焼酎にチェンジです
最初に出てきたのが、写真の「れんと」でした
なにやら音響熟成とラベルに書かれていましたが、どうやら焼酎にクラシックを聴かせて熟成させるお酒のようです
ちなみにこの「れんと」が気にって明後日、レンタカーを借りて宇検村にある開運酒造を訪ねることになります
黒糖焼酎れんとを味わう酒の肴は
まずはグルクンの唐揚げ
そして
ヘチマとゴーヤの味噌卵とじ
なんだか沖縄料理のようですが、そういえば鹿児島県と沖縄県と県は違えど奄美は方言も含め沖縄県と同様に琉球文化圏の位置づけとなっています
れんとは鹿児島の芋焼酎のような臭みがまるでなく
まるで甲類焼酎のようで、ぐいぐい進んでしまいます
アオサと鶏肉の茶碗蒸し
アオサはこちらではなんにでも使われるようで
翌朝食べた納豆もアオサを混ぜていただきました
〆は
鹿児島県奄美の郷土料理「鶏飯」
ちなみに所謂「とりめし」ではありません
鶏の出汁の効いたスープを鶏の身を乗せたご飯にかけていただく
奄美のお茶漬けといったところでしょうか
漬物と言えば添えられているのは、なんとパパイヤの漬物です
焼酎はれんとの他に
これまた開運酒造の「紅珊瑚」(ちょっとお酒に琥珀色がついたやつです)
龍郷町にある山田酒造「長雲」をいただき味比べさせてもらいました
ちなみになぜかここ郷土料理 春
「au」の電波がかなり悪かったのが気がかりでした
さてこの郷土料理 春で黒糖焼酎に目覚めてしまったこともあり
もう一軒ばかり黒糖焼酎を飲みに行くことにします
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