2年前に中国で公開され空前のヒット作となった
「非誠勿擾(フェイ・チェン・ウー・ラオ)」
先週DVDを借りてきてようやく観ることができた
邦題には「狙った恋の落とし方。」とその内容に似合わない題名が付けられていました
日本ではあまり注目されていませんが、この映画は北海道観光の救世主ともいえるような作品で、この映画のロケ地を一目見ようと北海道を訪れる中国人観光客は後を絶ちません
特に富裕層が多いようで先般訪れた新千歳空港国際線旅客ターミナルのロイヤルラウンジなどは中国人・台湾人でほとんど占められていました
この映画の魅力は画面いっぱいに広がる北海道、道東の雄大な景色にあるようです
ロケ地として使用された、JR北浜駅や能取岬、斜里(キリスト兄弟団斜里教会、斜里町立国保病院)、ウトロ(岩尾別温泉ホテル地の涯、知床グランドホテル北こぶし、国設知床野営場)そして阿寒湖畔 あかん「鶴雅別荘 鄙の座(ひなのざ)」それと有名になりすぎた阿寒の居酒屋
これらには今もなを中国人を連れた観光バスがひっきりなしに訪れるようです
昨晩この映画を観た感想は風景もそうですが、何よりも映画自体が面白い
その歯に衣を着せないはっきりとした物言いなどは中国人の気質をあぶり出し、こりゃ日本人には無理だなと思わせました
そして近年の豊かになった中国の富裕層の広がりも垣間見せてくれました
ちなみに昨年末この映画の続編「非誠勿擾Ⅱ」の話が出ていましたが、ちょっと観たいような観たくないような
ちょっと複雑な気持ちです