苫小牧で落葉きのこ狩り

| コメント(0)

rakuyou01.JPG
 

我が家のキャンプの基本はキャンプ場周辺での収穫を元にした旬を味わうキャンプ
秋を迎える北海道には様々な旬がありますが、一番手短なのがキノコ類
先般収穫した舞茸はその最上位に分類されますが、わりと簡単に取れるのが「落葉キノコ」
しかも落葉キノコの裏面はスポンジ状の管孔状になっていて、割合区別がしやすいのも嬉しいですね
 

rakuyou02.JPG
 

落葉キノコの名で通っているこのキノコ「ハナイグチ」が正式名称のようですが
北海道はどこでもこの時期簡単に採れるキノコです
というのもこのキノコが生える環境には必ず唐松林が必衰ですが、この唐松
建材としてはほぼ需要がほとんど無いのですが、この唐松は成長が速いこと、それにまっぐに伸びるのがその特徴で現在のような金属製の足場がない時代、建築物の足場として活躍したり、防風林として使われたりしました
特に炭鉱で坑道を支える樹として使われたため、現在も炭鉱周辺で古い唐松林を見出すことができます
夕張周辺で落葉キノコが多く採れるのもそういった理由なのでしょう
 

rakuyou03.JPG
 

さて今回、ベストタイミングでマルトマ食堂に行ったせいか
苫小牧アルテンのキャンプ入場時間には早すぎてしまい
入場出来までの間の時間つぶしとして
苫小牧某所で1時間余り散策
そこで思ったよりもたくさんの落葉キノコを採ることができました
 

rakuyou04.JPG
 

ところでこの落葉キノコ
スーパーで売っているキノコとは違い下処理を済ませねばなりません
まずは塩水に漬け虫を追い出し
ちょっとお湯に通して落葉の葉などを落とします
 

rakuyou05.JPG
 

下処理を済ませら落葉は
焼き肉の際、バターで炒めてみました
これ結構いけました
 

rakuyou06.JPG
 

翌朝は定番の落葉キノコの味噌汁
独特の「ぬめり」感がたまりません
 

rakuyou07.JPG
 

それでも余った落葉キノコはおろしポン酢や鍋に入れて楽しみました
 

rakuyou08.JPG 
 

欲を言えば今年もう一度くらい
こうした落葉キノコキャンプしたいものです

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2015年10月10日 06:34に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「苫小牧「海の駅ぷらっとみなと市場」」です。

次の記事は「苫小牧アルテンで秋の味覚キャンプ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。