2013年1月アーカイブ

さて今年の年末年始は「ローマの正月」(アサさんコメントの文言が気に入ったので使わせてもらいますね)と題して
暦通りの6日間のお休みを利用してイタリアを旅行し、あるものを詣でてまいりました
もっともイタリアで詣でるといえばキリスト教の総本山「バチカン」なんでしょうが、私が詣でたいものはまた別のものです
 

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その話はまた後にして
ここ数年海外に渡航するごとにその利用頻度が増えてきているのが、海外での「Wi-Fi」の利用です
以前は小型のノートパソコンを持参しホテルのLANを利用して観光地の情報などの調べ物をしたり、チケットを入手したりBlogを更新したりするのに使っていました
ちなみにホテルでLANに接続するには日本のビジネスホテルのように無料ってところはほとんどなく、どのホテルも結構な料金が課せられます
それに観光地を歩きながら調べ物をしたりするのは無理でした

ところが最近そういったことはiPhoneを使えばほとんどのことが済ませられるようになってきています
3Gは海外を網羅していますので、どこでもインターネットに接続が可能、便利この上ないのですが一つ落とし穴があります
そう海外での「パケ死」です
知らず知らず高額な通信業者に繋がってしまいとんでもない高額な料金を請求される
割とよく聞く話のようでこんな調査結果もあります
『海外利用時のデータ通信、6人に1人が“パケ死”を経験──インターコミュニケーションズ調べインターコミュニケーションズが、海外渡航時のスマートフォン利用に関する調査結果を発表。利用意向は高いが、6人に1人が高額請求を受けたという結果になったという。』
[ITmedia]より

もっとも私の使うiPhoneのキャリアはau
『海外ダブル定額』を使えば1日最大2,980円で使い放題となります
ちなみにiPhoneは勝手に一番電波の強いキャリアにつなげてしまいますので、“海外ダブル定額の対象 以外の事業者”にも接続されてしまうことになり、使い放題を利用するには手動での設定が必要不可欠です

それになにより1日2,980円って高いですよね(もっとも日本を基準にしすぎているんのでしょうが)
私と奥さんとそれぞれ別々のスマートホンを持っていくので2台合わせると1日なんと5,960円にもなってしまう計算です

 
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(グローバルデータより拝借)
 

そこで今回タイトルにある
「海外でインターネットするならイモトのWi-Fi」ってことで、グローバルデータのWi-Fiルーターをレンタルすることにしました
これだとイタリアでどこでも1日980円でWi-Fiが利用可能
しかも5台まで使えますから私のiPhoneと奥さんのスマートホン(アンドロイド)それに先日買ったばかりのタブレット(アンドロイド)まで幅広く使えしかもリーズナブルな料金で済みました

借りたのは出国する成田国際空港第1ターミナル
Webであらかじめ申し込んでおき、空港のQLライナーって店舗でまずはレンタル
 

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イタリアのローマ・フィウミチーノ国際空港に到着後、バゲッチクレームにてスーツケースを待つ間、早速ルーターを起動し繋げてみます
 

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Wi-Fiの設定画面で指定のIDをチョイスしてパスワードを入力
すぐに使えました
 

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Facebookに写真をアップロードしたり
イタリア旅行の最中も込み入ったローマの道で迷ってもGPSと地図アプリを使ってホテルやレストランを捜し歩くのはもちろん
バスに乗った時などどこで降りたらよいのか判らないとき、目的地をブックマークし一番近づいたところで降車したり
長い長い行列のできるバチカン美術館もあらかじめインターネットで予約しておきチケット替りに本来ならプリントして持っていくであろうWebチケットをタブレットの画面を見せて入場したりなどかなり重宝させてもらいました
 

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特に今回のイタリア旅行は鉄道やバス・トラムなどの公共の交通機関を使うことが多く
その路線や時刻表を検索するのにそれぞれの現地で調べる際、大変重宝しましたし割合安定的に利用することができました

おかげで事前に計画を練っておいたわけでもないのに、イタリアの片田舎にあるこんな聖地にも赴くことができました
 

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このお話また後日
山のように写真も撮ってきましたので楽しみにしていてくださいね

昨年から今年にかけての年末年始はローマをはじめとしたイタリア観光に行ってきました
とはいえパック旅行いわゆるツアーですと年末年始はかき入れ時ですから
ツアー料金は目の玉が飛び出るほど高く、一人30万円から40万円は覚悟せねばなりません
これに燃油サーチャージが加算されのはもちろん
行きは仕事場から夜、直接空港に向かい渡航
帰りも帰って来た足でそのまま職場に直行がデフォルトの我が家ですから
出来ればビジネスクラスで行きたい
けれど年末年始のツアーでビジネスを選択するとさらに+50万円とか法外?な料金になってしまいます
 

(JAL_HPより拝借) 

そこで今回は貯まりに貯まったマイルを使っての渡航となりました
(なんと33万マイル貯まってました・ハワイなら8回行けちゃうほどのマイルです)
そう「国際線特典航空券」での渡航です
これだと基本は無料、燃油サーチャージがかかるだけですからお財布にもとても優しい
その分、ホテルやレストランで散在出来ますしね
問題は考えることは皆同じ、その国際線特典航空券を取るのが大変難しく狭き門となっていました

ただし最近のアジアの情勢に起因し上海や仁川経由でいけば取れないわけではありませんでした
そこで航空券が取れない事態を鑑みて仁川経由でパリへの航空券を押さえてありました
 


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さて国際線特典航空券はJALのグループであるワンワールド加盟の航空会社でしか取れないかと言うとそうではありません
ある程度制限はありますが、ワンワールド以外のコードシェア便でもOKです
特にスカイチームとグループは別なのに何故か中の良い「エール・フランス」
このコードシェア便である成田~パリ便がほぼ希望通り取れることになりました
ここで前述の仁川~パリ便から変更をかけます


さて今回はここからの話です
パリのシャルル・ドゴール空港に着いてからその先をどうするか
今回はイタリアのローマを目指すわけですが、当初この区間はヨーロッパを席巻するLCCでの移動を考えていました
とはいえもうすでに渡航の日程が迫った時期でしたので、LCCと言えどそんなに安くは有りません
それに超過の荷物の料金も掛るでしょうからこのあたりも心配でした
 


(JAL_HPより拝借) 


そんな航空券のをどうしようか悩んでいるさなか
JMB提携航空会社の国際線特典航空券が「ゾーン制」から「距離制」へ変更になりました
判りづらく公平性に欠くこの制度を統一化しようというのが今回の制度改定のようですが
なんとこれにより成田~パリ~ローマの路線
ゾーン制だったときにはビジネスクラスのマイルが120,000マイル必要だったものが、85,000マイルで行けることになりました
差し引きすると35,000マイルもお得になってしまいました
実際には千歳~成田までの国内線の移動が別途必要になり、その路線分を国内線の特典航空券14,000マイルでカバーしなければなりませんが
それでも差し引き21,000マイルもお得な制度に変更となったのでこれを使わない手はありません
 


 

ということで今回の旅はいつものJAL便ではなく
エール・フランスのビジネスクラスを合計99,000マイルを使っての旅となりました
目指すパリ・シャリドゴール空港はエール・フランスのハブのホーム空港
ヨーロッパ各地にその路線を網羅していますので使わない手はないですよね
しかもビジネスクラスが継続されますから、パリ~ローマへの路線もビジネスクラスとなります
荷物の重量オーバーで超過金もないでしょう
しかもチェックインやセキュリティはプライオリティを使えますので並ぶ事はありません
もちろんラウンジも使えます

これもそれも今回JALからJMB提携航空会社、国際線の特典航空券「ゾーン制」から「距離制」へ制度変更してくれたおかげですね
いつもながらJALに感謝

はじめて海外に旅立ったのは今から約30年近く前
忘れもしないこの成田空港国際線第1旅客ターミナルからでした
もっともそのころ第2旅客ターミナルというものはなく単なる国際線旅客ターミナルだったんですけどね
第2ターミナルからの連絡バスの車窓には、そんな昔を思い起こしてくれる風景がありました


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もっとも最近では成田国際空港といえば第二旅客ターミナル
JALをはじめとしたワンワールドアライアンスの航空会社がおもに利用する第2旅客ターミナルにしか足を運ぶことはありませんでした
今回はJALのマイルを使っての渡航ですが、コードシェアしているのが、この第1ターミナルを使うスカイチームアライアンスのエール・フランス航空
チームが違うからと言って別に敵ってわけではないのですが、なんだか野球のビジーター応援というのかサッカーのアウェイ観戦というのかそんな気分でこの第2旅客ターミナルに足を踏み入れます

もっとも今回はマイルを使った特典航空券での渡航ですが、ビジネスクラスをチョイスしてますから、正々堂々チェックインは「ラ・プルミエール」、セキュリティは「スカイ・プライオリティ」を通らせてもらいます
(将来スカイチームもどこかの航空キャリアのステータスが欲しいですね)
 

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出国したら早速、第1ターミナル北ウィング4階にあるエール・フランスのラウンジへ
5年ほど前リニューアルオープンしましたが
世界で初めて新デザインが採用された、ちょっとお洒落な空間です
 

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いかにもヨーロッパって雰囲気の椅子が並びます
年末年始で込み合って言うかと思いきや割と空いていました
そこでこれから乗るB-777の機材が望める席につきます

ちなみにこのラウンジ
もちろんWi-Fiはあるのですが、私の座った席には電源はありませんでした
どうやら電源があるのは中央のパティション側の席だけのようです
最近はこうしたラウンジでiPhoneやらデジカメの充電を行うのがデフォルトになっているので、この辺はちょっとがっかり
 

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けれどエール・フランスってことで
ワインを中心に飲み物に期待します
 

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ちなみにエール・フランスといって真っ先に思い浮かぶ「シャンパン」は残念ながらありませんでした
かわりってわけではないでしょうが、写真のシャブリ
私は飲みませんでしたが美味しかったとのことでした 
 

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生ビールのサーバーがありましたし、冷蔵庫に入った缶ビールもサントリープレミアモルツ
さすがエール・フランス、レベル高そうです
 

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さて写真に写っているビールサーバーの前の小皿の焼き鳥これが旨い
焼き鳥ってのは正しくないのかもしれません、鶏の冷製を串刺しにして間に葱を挟んだ焼き鳥風のフレンチだったのかも
とにかくこれが生ビールにあって旨かった

写真のエール・フランスのロゴの入ったグラスも良いですね
一個欲しいくらいです 
 

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そうこの日は仕事納めの職場から直接来ていて、すでに夜の8時ちょっと過ぎたあたりでしたが
小腹がすいていました、バゲットやサンドイッチも美味しいのですが
ここは自粛せねば、このあとエール・フランスしかもビジネスクラスの機内食が待っています
 

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エール・フランス航空といえば、まず思いつくのがエアバス
特に2階建てのA380が頭に浮かびます
けれど残念ながら今回は便の関係でこのエアバスに搭乗することは出来ませんでした
パリ・シャルルドゴール空港で2階部分のボーディングブリッジを渡ってみたいってのが私の小さな夢なんですけどね
 

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ということで今回搭乗したのはBoeing 777-300
JALでもおなじみの機材です
まあそれはそうでしょう、このB777-300はボーイング社が開発した「世界最大の双発機」
座席数も500近くある上、燃費も良いということで各航空キャリアが長距離路線で使う名機です

今年の正月はその名機B777-300でエール・フランスのビジネスクラスのサービスを満喫する旅となりました
ちなみにエールフランスのビジネスクラスは「AFFAIRES(アフェール)」と呼ばれています
 

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写真はその肝心かなめの座席です
前の座席の下に結構なスペースがあり足元は広々しています
それに小物入れ(シューズボックス?)があってとても便利
もちろんモニターは大きめのサイズ
ただし今回は宿日直など年末あわただしくて寝不足の日が続いたため
ちょっと疲れが溜まっていて休息を取るためにも終始寝ていくつもりなので、映画はパスです
 

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優先搭乗で早めに搭乗していたので、ちょっとシートをフラットにしてみました
完全とは行きませんが寝ていくにはこれで充分です
それにJALのシェルフラットと違い、ほんのちょっとした段差がありますが、これが幸いして体が前にずれずに済み寝やすかった
 

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さて搭乗したら、まずはシャンパンのウエルカムドリンク
ここにきてようやくシャンパンにありつきました
 

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座席にはノイズキャンセリング機能付きヘッドホン、PC用電源が装備されています
電源は「EmPower」110Vと記載されていて日本製のプラグにも対応していました
ただしこの電源が使えたのは飛行を初めて2時間か3時間たった後のことでした
 

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そしてファーストクラス・ビジネスクラスの乗客にアメニティが提供されます
AFとロゴの入ったポーチに入れられ
機内で使うアイマスや耳栓、機内用の靴下、靴を入れておく袋、歯ブラシ、面白いところではノイズキャンセリングヘットホン用の耳あてなどが入っていました
パリへ向かう便でいただいたものを行きと帰りに使用しましたが、帰路の分は旅の土産に使わずに持って帰りました
まあ使うことはないと思いますが
 

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最後にちょっと不思議だったのが、このデスク
椅子までありますが機内エンターテインメント用でしょうか?
 

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今回のローマの正月と題した旅行、まず最初の機内食となったのは
エール・フランス航空、成田空港発パリ・シャルルドゴール空港行きAF277便
ビジネスクラス「アフェール」の機内食です
前方にファーストクラスのキャビンが見えますがこちらは見ないことに
 

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メニューには何故か「NEWYORK BigApple」の文字が
パリでニューヨーク料理流行ってるのかな?
 


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まずは前菜
「グルメアペタイザーと季節のサラダ」
鴨胸肉のロースト、オレンジ風味
サーモンのタルタル、帆立貝柱のハーブマリネ

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メインは私が日本人向けメニューからおすすめの
「鶏胸肉のグリル、生姜醤油風味」
筍、ほうれん草、絹さや、人参、椎茸、葱のソテー
ジャスミンライス

日本発の便では和風っぽいの頼む私です
 

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で奥さんが
「牛フィレ肉のグリル赤ワインマスタードソース」
付け合せにバター風味のブロッコリーとポテトコロッケ

とこちらも旨そう
 

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デザートはさすがに先ほどラウンジでつまんだばかりでしたので、お腹がくちていて私はシャーベットとコーヒーのみ
で奥さんがアーモンドペストリー、チョコレートムース、抹茶のマカロン・・・・頑張るな
 


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とこれは日本時間で夜の11時くらいに供された食事になりました
このあとチーズやら夜中にお腹が空いた方向けにエクスプレスミールもありましたが、これはパス
 

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ここにたどり着くまでの睡眠不足解消のため、ここで6~7時間たっぷり寝ます
そして朝食
ちょっと小さめに焼いたクロワッサン(iPhoneと比べてみてください)
新鮮なフルーツ、シリアルヨーグルト
そしてスクランブルエッグ

エールフランスのビジネスクラス「アフェール」の機内食をたっぷりと堪能させてもらいました
 

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そんなこんなで13時間半のフライトもあっという間に過ぎ去り、パリ・シャルルドゴール空港が近づいてきました
とはいえまだフランス時間で夜中の3時
パリ(ロワッシー)の夜景もちょっとさみしげです

一昨日からTBS系列で放送されている「木曜ドラマ9『あぽやん~走る国際空港』」
後半から見たのですが、身に覚えのある成田国際空港第2旅客ターミナルの施設が随所に出ていて思いのほか楽しめました
 


(JAL_HP:ジャルパックが舞台となったTBSドラマ「あぽやん~走る国際空港」にせまる!より拝借)

 

さてそのドラマの舞台となる「成田国際空港」
日本の空の玄関口といっても良い空港と思いきや実は24時間運用の空港ではありません
世界のハブ空港がほとんど24時間運用ということを鑑みるとこの辺はちょっとさみしい話です
もっとも騒音問題などは地元の方にしか判らない問題でしょう、そのため地元自治体との話し合いの末、運用時間が決められています
運用時間は「6時~23時までの17時間」ということで、離着陸はこの時間内にしなければなりません
当然余裕をみておりますので、夜の23時ぎりぎりに発着時間を設定するわけにはいきませんから1時間前の22時あたりが最終便の発着時間となっております

話は変わり今回搭乗したエールフランスAF277便の発着時間は21時55分となっていました
上記の話からわかるように成田空港からの出発をギリギリにまで遅らせているわけですね
しかもこのAF277便なんと13時間以上かけのんびりとパリ・シャルルドゴール空港まで飛んでいきます
何故か・・・・さてこれからが本題です

写真は「サロンアフェール/ビジネスラウンジ」のクーポンです
成田空港のチェックインカウンターでいただきました
このクーポンには
『STAR WING(AF277便)をご利用のお客様へ
ご到着後、このクーポンにてシャルル・ド・ゴール空港2Eターミナル、ゲートKの「サロン アフェール/ビジネスラウンジ」にておくつろぎいただけます。』
と印字されています
 


 

エール・フランス「AF277便」はなんと早朝というか深夜3時にパリ・シャルルドゴール空港に到着いたします
ここからヨーロッパ各地に向かう飛行機が飛び立つのは数時間後
パリへと向かうロワッシーバスはまだ出ていませんし、空港施設は飲食店を含めみな閉まっています
まあAF277便はちょっと朝、早すぎる時間についてしまうためギリギリに飛び立ったり、ゆっくり飛んだりと時間を調整しているんでしょうね


それにしても早い時間にパリ・シャルルドゴール空港に着いてしまうため
このAF277便の客が、空港で彷徨う事がないようわざわざラウンジを開けていただいているというわけです

とはいえこのラウンジの場所、昨年の正月のフランス観光の際一度利用したはずなのに判りづらかった
それもそのはず出発の際使うラウンジを逆ルートで向かわねばならないからです

 


 

そしてようやく辿り着いた「エールフランス・サロンアフェール/ビジネスラウンジ」
 
 

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本日の一番乗りでした
いつもなら利用者の多いこのラウンジもこんな時間とあってだれもおらずがらんとしています
 

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とはいえこんな時間ですから、普段のように飲み食い出来るわけではありません
エスプレッソメーカーでコーヒーを淹れたり
缶やビン類の飲み物が頂けるだけです
 

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食べ物は食事が取れると言ったものはなにも無く
スナック菓子が置いてあるだけでした
 

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とはいえここでは一つ目的がありました
私はどちらかと言うと朝風呂派です
夜だと電話が鳴ったり宅配便か来てゆっくり入れないのがその理由です
まあ残念ながらこのラウンジに風呂までは有りませんが、欧米に多いタイプの大量のお湯が使えるシャワーがありましたので、朝シャンとしゃれこむことにします
 

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さてアメニティですが、ここを利用するとこいつが使えます
お土産にでもできそうなセットですが
なんとこれが「ロクシタン」のセットなんです
ちょっと高級感ありますね

 

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さてシャワーからあがったら、これまた朝シャン(こちらは朝からシャンパンの略です)
しようかとも思いましたが、残念ながらシャンパンもまたありません

かわりにビール
ハイネケンのピルスナーをポテチつまみつつ頂くことに
 

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ちなみにこのときフランス時間でまだ朝の4時前でした

午前4時半のパリ・シャルルドゴール空港
イミグレ(入国審査)で複数の列をなすための仕切です
判り易く「SKY PRIORITY」と書かれたエールフランス航空の優先通路が設定されていますが、まだ時間も早くこのイミグレに並ぶ人は皆無でした
係員と「コンニチハ・オハヨウゴザイマス」と日本語で挨拶を交わしフランスへ入国です
 

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さてここからイタリアのローマに飛び立つわけですが、その際にフランスを出国しイタリアで入国の手続きが有るかと思いきやそうではありませんでした
それは「シェンゲン条約」というものによって協定が結ばれているからです
このシェンゲン条約、(ヨーロッパにおける、相互国境間での検問廃止並びに共通の出入国管理政策に関する取り決め)なんだそうですが、シェンゲン条約の実施国間の移動では入出国の手続きが無くなるという便利な制度です

ちなみにシェンゲン条約に加盟しているのはベルギー、フランス、ドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、イタリア、ポルトガル、スペイン、ギリシャ、オーストリア、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン
とあるヨーロッパの国が見当たりませんが、まあそれはそれとしてヨーロッパが一つになりつつ有るんだという事を今回感じさせてもらいました
 

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パスポートコントロールを通ることなくセキュリティを潜っただけなんでなんだか腑に落ちませんが、すぐにローマ行きの便があるターミナル2Fへ向かいます
そのパリ・シャルルドゴール空港ターミナル2F
この日は12月29日でしたが、いまだクリスマスムード漂う飾り付けがなされていました


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出発まではまだ1時間以上時間がありますので、エールフランス・ターミナル2Fのラウンジを散策することにします

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このラウンジ2階構造になっていて上階に入り口があります
興味があって下に降りましたが、1Fと2Fは同じ構造
ガラガラで誰もいなかったのでダイニングエリアとパソコンコーナーの写真をパチリ
 
 

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食べ物はお腹に貯まるような料理は有りませんでしたが
美味しそうなクロワッサンやパンが数種類並べられています
 

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当然のことながらフランスパンもあります
スライスされたうえジャムやバターが豊富に添えられていました
イタリアもそうでしたがここフランスもパンも美味いうえバターとジャムがものすごく美味しいんです

ちょっと変わったところではフランスみかん「クレモンティーヌ」がここにありました
フランスでも今ぐらいがみかんの季節なんでしょうか?
 

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少し小腹がすいてきましたがここは我慢
このあと乗るローマ行きは2時間くらいのフライトですが、なんと食事が出ますのでここはコーヒーのみにしておきます

パリ・シャルルドゴール空港からローマ・フィウミチーノ空港までは2時間とすこしのフライト
雲ひとつない快晴の中、イタリア手前では眼下にはこんな素晴らしい光景が広がっていました
白化粧されたヨーロッパ・アルプスの山々が、何だか神々しく感じます
 

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こんなところをナポレオンやハンニバルが軍隊をひきいて超えたというのはちょっと信じがたい話ですね
この光景を眺めつつ昨年パリのルーブル美術館で見たナポレオンのアルプス超えの肖像画を思い出してしまいました(写真右、写真左はWikipediaより拝借)

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写真は帰りの便のローマ・フミチーノ空港で見たエールフランス・エアバスA321です
ヨーロッパといえばやはりこのエアバスですね
 
 

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今回成田~パリ・シャルルドゴールをマイルを使った特典航空券で取ったわけですが
折角なのでビジネスクラスで予約してありました
その延長となるパリ・シャルルドゴールからローマ・フミチーノ間も当然ビジネスクラスとなるわけですが
ビジネスクラスといっても、こうして3列のシートの真ん中が空席として与えられるだけです
もともとビジネスクラスのシートが設定されていない機材なので仕方のないところです

LCCの台頭するヨーロッパの航空業界もかなり厳しいのでしょう
 

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食事は流石にエールフランス、特にパリからの発着分の機内食は美味しい
さほどお腹がすいていないのでクッキーはお土産にしましたが、これがあとで行動食として役に立つことになりました


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これでもビジネスクラスって感じもしますが
3列の真ん中の席が空いているので、食事の際などは便利でした
 

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帰りのローマ・フミチーノからの便の機内食はこんな感じ
このオムレツ結構いけました
 

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空港でドアがオープンしてから、チャンスがありましたので
キャビンアテンダントに了解を貰ってエアバスA321のコクピットを撮らせていただきました


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ヨーロパ・アルプスを眺めたりエアバスのコクピットが覗けたりとラッキーな事もありましたが、このあとのイタリアでドタバタ続きの旅が始まります

ロストバゲージ

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写真は空港ターミナルと駅とを結ぶブリッジから撮影したものです
場所はイタリアはローマ・フミチーノ空港
別名レオナルド・ダビンチ空港とも言うそうです
ようやくここまで辿り着きました
現地の時間で午前9時半(時差8時間)のことですが、前日の夕方千歳空港を飛び立ってから24時間と少しが経過しておりました
 

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さてこのローマ・フィミチーノ国際空港ひとつあまり良くない評判を聞き及んでおりました
そろがタイトルの「ロストバゲージ」です

ところでそのロストバゲージって・・・・・
『空港で、航空会社に預けたスーツケースなどの荷物が、到着後ターンテーブルから出て来なかったり、荷物遅延となる場合をいいます。その理由としては誤搬入、経由地での降ろし忘れ、あるいは他の旅行者が荷物の取り違えたりなどさまざまな原因で発生いたします 』

大体において、預けた荷物を受け取る場所の事を「バゲッジクレーム」と言うこと自体なにか不安を感じさせます
荷物が出てこないとクレーム(宣言)する場所って名前が付いているくらいですから、これって「バゲッジクレームが結構煩雑に発生しているのだと容易に推測できるからです

特にこのローマ・フィミチーノ国際空港のバゲッジクレーム
ラテン系というかイタリアの体質というのかロストバゲージが多いと評判で
はたしてスーツケースが出てくるのか否や心配しておりました
特にそんな折以前ご一緒した知人からロストバゲージの報告があり、不安を駆り立てておりました


それに実は今回の旅は仕事が終わった後会社から空港へ直行、ちょっとしたものを抱えておりました
もしもそれがロストバゲージにでもなったら、そんな時のためそれはスーツケースには詰めずに手持ちで通したくらいです  



 

実際にはどうだったかというと
CTS(千歳空港)で預けた荷物がNRT(成田空港)~CDG(シャルルドゴール空港)~FCO(フィミチーノ空港)と乗り継ぎしたわけですが
私同様24時間の旅を同行したスーツケースが、途中一度もピックアップすることなくきちんとローマ・フィミチーノ国際空港のバゲッジクレームでターンテーブルから出てきました
しかもターンテーブルが回りだすとともに・・・・・これで一安心
4泊5日のローマ滞在、着替えその他それなりに荷物もありますので、スーツケースが無事出てきたときにはちょっと感動しました

もしかすると一緒に付けられた「プライオリティ(ファーストクラス)」のタグも一役買ってくれていたのかもしれません
 

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なにせロストバゲージの要因の一つにこのバゲッジクレームでお客が間違えた持っていくという話もききます
そんな心配もこの「F」のタグのおかげで、タンテーブが回りだすやいなや真っ先に出てきてくれます
遅いかただと10~20分くらい待たされるこのターンテーブルですが、いつ出てくるか判らずボーとしている事はまずないので、取り間違えられる心配もないのが嬉しいところです

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ローマ観光と言えば、いま必需品とされているのがタイトルのローマ・パス「ROMA PASS」
2006年の発売以来好評を博している商品です
このローマパスの価格は€30
それで下記の通り公共交通機関である地下鉄やバス、トラムが3日間にわたって利用できるほか、2か所の施設に無料で入館できる というすぐれものです
 

『ローマパス』の内容は
・3日間有効
・ローマ市内の最初の2つの美術館・博物館施設が無料
•3つ目以降のローマ市内すべての美術館施設が割引き
•ローマ市内のバス(ATAC社)乗り放題
•地下鉄A線、B線乗り放題
•地下鉄メトロのローマ=リード線、ローマ=パンターノ線、ローマ=ヴィテルボ線が無料
となっておりローマの観光に対する取り組みを感じます
 


(ローマパス公式HPより拝借:クリックするとサイトにジャンプします) 


ローマ・フミチーノ空港でも売っていると何かで見た記憶がありますので、ちょっと空港を散策
すぐに買えるかと思いきやそれは大いなる間違いでした
このローマ・フミチーノ空港はだだっ広いうえ、ターミナルの数も多くどこで売っているのかさっぱり判りません
そこでインフォメーションで訪ねてみたところ、現在いるターミナル1からはるか彼方のターミナル3のツーリストインフォメーションで売っているとのこと
そのターミナル3まで歩いて行ってみると、何やら行列の出来ている場所があります
それが目的地のツーリストインフォメーンのようでした
ツーリストインフォメーションと書かれた看板の横には「ROME PASS」と表示されています
みなさんの目的はもちろんこのローマパス、10分ほど列に並んでパスを購入します
 

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このパスで地下鉄の他、コロシアムなどの施設が2か所入る事が出来ます
 

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「コロシアム」ですが、ここにはローマパス専用のレーンがありました
入場券を買う列はいつも長い列になっているようですので、このローマパスがあれば入場券は買わなくとも専用レーンからの入場が可能でこれだけでもパスを買う価値があるというものです
 

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カルロ・ビロッティ美術館(ヴィッラ・ボルゲーゼ)のもこのパスで入場できます
ただし人気の美術館なので予約は忘れずに
 

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ローマは市内を地下鉄が網羅されていますが、乗るたびに切符を買うのは面倒
そこでこのローマパスをかざすだけで地下鉄に乗れるのは便利この上ないですね
この地下鉄を使いこなすためにもローマパスは必需品です
 

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しかもこういった趣のある「トラム」にも乗車できました
 

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もちろんバスにも乗れます
このローマパスのおかげでローマ市民の目線で観光することが出来ました
 

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フミチーノ空港からローマ市内までの移動手段はシャトルバスやタクシーって手もありますが
「テツ」な我が家にとってこのレオナルド・エクスプレスは外せません
たいそうな名前ですが空港にも別名レオナルド・ダ・ビンチ空港っていうくらいですから、エアポートエクスプレス(直通電車)にもその名が付けられたのでしょう

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このレオナルド・エクスプレス31分でローマ・テルミエ駅までノンストップで結びます
最近どこの空港にも見られるようになってきた空港と近隣都市を結ぶ直通電車なのですが、ちょっとお高いのもその直通電車の特徴のようです
まあそんなこともあってか全車一等車となっています
切符の値段は€14これは切符を自動販売機で買った時の価格です
このあとイタリア滞在中苦労させられる切符の自動販売機なのですが、このときはたまたま目に入った窓口で買うことに
ちなみに窓口だと€1加算され€15となります
もちろんクレジットカードも利用できました
 

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切符を買ったら早速改札をくぐります
写真はそのフミチーノ空港駅の様子です
周りの方々も旅行者のようで大きなスーツケースを牽いている方が多かった
 

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ほどなく24番線にレオナルド・エクスプレスがやってきました
おっとその前に「刻印」を忘れたなりません
トレニタニアに乗る際の厳しい掟です

赤い流線型の先頭車からして、どうやら新型車両のようです
 

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全てが一等席のレオナルド・エクスプレス
(ある意味ボッタクリ列車)

新型車両の内装はヨーロッパを感じさせるものでした
席はゆったりと配置されスーツケースを抱えた旅行者にはうれしい設計
 

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30分ほどでローマ・テルミニ駅に到着
このあと地下鉄A線でホテルのあるバルベリーニ駅を目指します

ついに疑問は一般紙にまで

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その発端は1月13日に放映されたテレビ番組『フィギュア最強日本勢 新年の誓いSP』TBS系での浅田舞氏の発言によるものでした
放送後、浅田舞氏は日本スケート連盟の関係者からおしかりを受けたと今週の週刊ポストが伝えています 

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(週刊ポスト2013年2月1日号より拝借)


妹を思う姉心からなのか、それとも同じスケーターとしての正直な感想か。浅田真央の姉で、現在はスポーツコメンテーターとしても活躍している浅田舞(24)の発言が波紋を呼んでいる。  
問題の発言が飛び出したのは、1月13日に放映されたテレビ番組『フィギュア最強日本勢 新年の誓いSP』(テレビ東京系)に出演したときのことだった。  
昨年12月に復帰初戦で今シーズン世界最高得点を出したキム・ヨナの演技について聞かれた舞は、苦笑気味にこうコメントしたのだ。  
「いや、もう正直わからないです。何であんなに点数が出てるのか」「審査員が好きなんですかね」
このジャッジ批判ともとれる発言に、視聴者からは「よくいった!」と賞賛の声も上がった。しかし、この発言が問題だと考える人も少なくない。スポーツライターのひとりが語る。
「転倒などのミスは確かにありましたが、他の選手が跳ばない難しいジャンプは跳んでいる。そういう所で転倒分を補っているともいえるので、点数については客観的に論証しなければいけなかったと思います」  
そもそもこの番組は、キム・ヨナの演技を「ジャンプ失敗なんのその、早速飛び出たキム・ヨナクオリティ」「で、今シーズン世界最高得点。不思議な強さはどこまで続く?」と痛烈なナレーションで紹介。舞も“その場の雰囲気”に流されたのだろうか。
さすがにまずいと思ったか、最後は「この問題はノーコメントにしておいたほうが……」とフォローした舞だが、時、既に遅し。
「論拠無しにジャッジへの批判を公言するのはタブーです。後日、本人は日本スケート連盟の関係者からきついお叱りを受けたそうです」(スポーツ紙記者)
 

ところが週を同じにした「週刊新潮」の記事にも
高得点の理由が見えない「キム・ヨナ」のアンダー・ザ・テーブル
と題してそういった疑問を問いかけておりました

アンダー・ザ・テーブルって
「袖の下」「賄賂」「裏金」のことですよね
ちょっと露骨な記事でした
 

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週刊新潮も日本スケート連盟の関係者からおしかりを受けるのでしょうか
ともあれこういった一般紙で疑問が提示されたのは称賛に値します

たしかに過去にもこういった疑惑は6~7年前からネットでは散々流布されていますが、初めて活字として登場したのは2010年の世界選手権後の東スポの記事からでした
 
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「東スポ」2010年3月31日付の記事
 

続いてムック本によるゴシック記事が続きます

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(エンターテイメントDash 2011年2月号より拝借)


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(別冊宝島「マダリスト」スキャンダル事件簿より拝借)


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(ミリオン出版:疑惑の名勝負大全より拝借)


そして内容は違いますがこれまた週刊新潮による記事
【「キム・ヨナ」を日本から締め出す「スケート連盟」忘れえぬ恨み】

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韓国のキム・ヨナ選手が韓国のテレビ(SBS)のインタビューで、公式練習において「ジャンプを跳ぼうとする度に邪魔が入った」と発言したことに端を発した事案でした
ネットでは自分のリンクだと言わんばかりに自由奔放に練習しているキム・ヨナ選手の映像や動画がつぎつぎとUPされていき、日本スケート協会も重い腰を上げます
『日本スケート連盟は真っ向から妨害行為を否定し、韓国の連盟に報道の経緯い説明を求める文書を送った(週刊新潮2011年10月27日号より)』

 

さて今週、ついに一般紙から疑問が提示されました
過去こういった記事はことごとくスルーされてきたのにかかわらずです
あの国の日本のマスコミにおける影響力が薄まってきたのかとも思わせる
そんなターニングポイントのように感じます

それにしてもまるでこれってコレクション?

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ぽかりとこの週末休みが取れることになったので、凝り固まった体をほぐすため、本日JRタワーホテル日航札幌のお風呂にでも入ろうと街に繰り出しました
もっとも風呂の前に腹ごしらえしようと、やってきたのはそのJRタワーホテル日航札幌の35階にあるレストランSKY-J
 

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ここのランチブッフェ、おひとり様2,200円(日航ホテルですからJALグローバル会員の割引が適用されます)と値段も高ければ、レストランの階層も高いという特徴を持つというお店
おかげで札幌市街が眺められる展望も魅力の一つになっている「パノラマブッフェ」が楽しめるレストランです
週末はいつも予約で一杯ですが、こんなチャンスはめったにないと、数日前にお願いして一回目の時間帯に入れてもらうことに
 

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景色も魅力の一つですが、料理も美味しいと評判です
特にこの12~1月は道産の食材をふんだんに使った料理が並ぶのだとか
パンももちろん道産小麦を使用したパン

ただしパンはお腹が膨れそうなのでパスします
 

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ということでまずは前菜
写真右の小さなコロッケのような料理が旨かった
 

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道産の食材ですが、厚岸のアサリが入ったモロヘイヤのペペロンチーノや
歯舞産のソイの蒸し焼きなどシャフのこだわりの料理が並びます
 

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初々しいスタッフの手によるイベリコ豚のワゴンサービス
なにやらインゲン豆のような小さな豆の上にスライスしてサービスしてくれました
 

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洋食が中心ですが、種類が豊富で楽しめました
特に美味しかったのが、写真は撮り忘れましたがビーフシチューそして
 

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やはりカレーです
2種のレンズ豆を使ったインドのダールカレー
さほど辛くはありませんでしたが絶品でした
ナンも置いてありましたが、これまた道産米の「ふっくらりんこ」がありましたので、ここはカレーライスにして頂くことに
 

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最初の一回目はこんな感じ
食べ残さないように注意しながら、数回ブッフェを回りました

ちなみにこのあとこのホテルの風呂に入ったとき体重を測ってびっくり
なんと1.8kg体重が増加しておりました
 

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もっとも料理だけではそんなに増えないでしょう
増えた要因の一つが、ワイン・スパークリングワイン飲み放題+500円にあります
もちろん我が家は追加でワインを頂きます

スパークリングワインにはスペイン産のカバやちょっと変り種というのか、フランス産のスパークリングワインなんてなものも有りました 
そうそう正月に行ったイタリアを思い起こしイタリアワインもずいぶんと頂きました
 

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ワイングラスもいかにもブッフェ(バイキング)に使われそうな安物ではなく、「シュピゲラウ・クリスタルガラス社」のワイングラスが使われています
テーブルウェアーも「TBCL」のシルバーが並べられるなど
これだけでワインや料理も一味違う、こだわりを感じさせるレストランでした
  

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まあこれとは反対にキャンプを趣味とする私としては、実は取り皿としてはこの子供用の皿が一番使いやすいのでは・・・・などとも思ってしまいました
キャンプ用品にこういった皿が流行っているんです
 

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デザートも豊富
私は食べませんでしたが、小ぶりなケーキが美味しいのだとか
 

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コーヒーを飲んでランチ終了
このあと下の22階にあるお風呂
スカイリゾートスパ「PULAU BULAN」にゆったりつかり
いつも静かな休憩室でゴールデンウイークの予定なんぞ考えつつ昼寝と洒落こみました
 

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いや〜今日はホテルで至福の休日を過ごすことができました
満足満足

忙しい朝、新聞を読む暇がなくとも社会面の下にある訃報広告(黒枠広告)だけは目を通す癖がついてしまっています
もっともこれって私だけではないでしょう

そんな癖のおかげか昨日の北海道新聞朝刊の訃報広告に目が止まりました
それは「東千歳バーベキュー」の看板ばーちゃんこと
片桐さとさんが亡くなったことを伝える訃報広告でした
 

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さてその東千歳バーベキュー
お世辞にもきれいな店とは言い難い、けれど訪れる価値のあるお店です
バーベキューを謳っていますが、名物は「鶏の 半身焼き」
それと私は絶妙な塩加減の野菜炒めも好きでした
 

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今から5年前に訪れたときはまだ現役で元気に店で働かれておりました
 

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享年99歳とのことですが
謹んでお悔やみ申しあげます

とともに
またあの塩味の利いた鶏の半身焼きを食べに東千歳バーベキューを訪れることにします

今回の旅で難しかったもの
それがホテル選びでした
何せローマはヨーロッパ随一の観光地
しかもカウントダウンを控えた年末ということもあり、ローマ中のホテルの価格は日本の正月ような高値で推移しておりました
いつものようにWebでちょっと高級感のあるホテルを安くというのははなから無理そうです

そこであれこれ欲張っても仕方がないので、今回ホテル選びはずばり立地条件を重視して探しました
もちろんコストパフォーマンスも重要です
そんな条件を満たしてくれたのが「ホテル・デッレ・ナツィオーニ・ローマ」というホテルでした

ホテルのホームページにも
『トレヴィの泉、スペイン広場、コルソ通りに囲まれたローマ中心地でも最もローマらしいエリアのひとつに位置するホテル・デッレ・ナツィオーニは、あらゆる種類のご滞在に適したエレガントなホテルです。』と謳われているほど立地条件の良いホテルです
 

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ただし宿泊料は年末年始と言う事もあり4泊で98千円、朝食付きとはいえ1泊2人で25千円と結構高く
これに旅行者の足元を見るかのような悪名高き宿泊税が課せられることになっております
税額は1~3つ星ホテルが1泊€2、4~5つ星ホテルが€3
今回宿泊した「ホテル・デッレ・ナツィオーニ・ローマ」は4つ星ですので、4泊で€16(1,600円くらい)が課せられホテルに直接支払うシステムになっておりました
 

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地下鉄のバルベニー駅から10分ほど歩いた場所にあるこのホテル
最初向かった際は場所が判らず苦労いたしました、iPhoneの地図アプリを使い何とか辿り着きチェックイン
フロントはシンプルでこじんまり、ただホールにはゆったりできそうなソファーが置かれていました
共用部でのWi-Fiは無料なのでここでiPhoneなどの機器を使うことも可能です

ちなみに部屋では有料、なんと1日€20も掛ります
 

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部屋にはどうやって入れたんだろうと思うキングサイズのベットがどでんと鎮座しています
 

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あとは小さなテーブルと冷蔵庫が入っているキャビネット
そしてその上にはサムソンのTVが置かれています
残念なのは電気ポットが置かれていない事
お湯はルームサービスに頼めという事なのでしょう
この辺の設備は日本のビジネスホテルにも劣っているのではなどとも思いますが、逆に日本のビジネスホテルの質が高すぎるのかもしれません
 

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洗面所はトイレとシャワールームが同居していますし
風呂桶も有りません
ゆったりお湯に浸かりたい日本人には辛い設備です
まあこれも歴史の重みを感じさせるホテルということなのでしょう
 

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部屋の天井からもそんな伝統と格式が感じられました
 

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キャビネットに恭しく収まった冷蔵庫は有料の飲み物で一杯
そういえば最近のホテルには付きものとも思えていた無料のミネラルウオーターは残念ながら有りませんでした
部屋はさほど広くないにも関わらず、なんとウオークインクローゼットが備えられていました
まあそんなに着るものは持ってきてないんですが
ヨーロッタパこういうスタイルに触れるたびスーツケースはスーツを入れるもの
お土産を詰め込むものではないのだと知らしめてくれます
そんなクローゼットにはセイフティボックスが備えられていました
ここイタリアの治安を考えるとやはり必需品ですね

クローゼットが立派な割にはアイロンやアイロン台もありません
これもクリーニングに出せという事か
 

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ちょっと不満の残る部屋の設備でしたが、冒頭述べた通り
立地条件はこの上なく
新年のカウントダウンは寒い中、歩いて3分の「トレヴィの泉」ですごしましたし
夜半にスペイン広場やコルソ通りなどをぶらついき、疲れた足でそのままホテルまで辿り着く事が出来たのは本当に良かった
 

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それと近くに日本でおなじみのコンビニエンスストア「DESPAR」が徒歩5分くらいの所にありました
このSPAR、コンビニエンスストアというよりもスーパーマケット
次回この話もエントリーしようと思いますがイタリアで大変人気のお店のようです
もっとも気が付いたのは最終日の事だったんですけどね
 

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このホテルを使う際はこのDESPARを上手に使うのがコツのように感じました

今回のローマでの宿
「ホテル・デッレ・ナツィオーニ・ローマ」の部屋にはTVが置かれていました
イタリア語の番組しかやっていないだろうし用無しとも思えましたが
そんなTVをつけチャンネルをいじっていると懐かしいキャラクターが出てきました
それは中学生くらいの時に見たTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザーでした

何作目のヤマトなのかは判りませんが、ここイタリアでもヤマトが放映されていたんですね
お隣の国、フランスでも日本のアニメが人気でしたが、ここイタリアも同様のようです
 

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イタリアでアニメといって最初に思いつくのは「カリメロ」
今から40年ほど前、日本とイタリアの合作として制作されテレ朝系で放送されたテレビアニメです
黒いヒヨコのキャラクターが人気でいろいろなグッズに使われていた記憶があります

そういえば昨年行ったフランスはランスの祭りの屋台でカリメロのキャラクターグッズを見かけました
 

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さてこの宇宙戦艦ヤマト、当初アメリカに輸出された「Star Blazers」が、吹きかえられてイタリアに来たらしいのです
 


 

もっともイタリア語に吹き替えられていますので、TVから聞こえてくる音声も何を言っているのかさっぱりわかりませんでした

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