東京2014の最近の記事

先週金曜日の夜は勤務を終えた後、小樽の職場から直接新千歳空港のJALグローバルカウンターへ
今回は桜の散ってしまった東京へ向かうことにします
エアポートで1時間余り、たどり着いた新千歳空港には、いつの間にかJGC専用の保安検査場に通じるエントランスが出来ていました
ちなみに今年3月まではファーストクラス&ダイヤモンド・プレミア専用のエントランスが使えたのですが、26年度のステータスはJGCとなりましたのでしばらくはこちらを使うことになります
空港は金曜の夜、わりあい混むことが多いのでこういったサービスは嬉しいですね
 

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東京へ向かう便は夜の9時発のJL528便
東京での宿に着いたら12時近くになってしまいますし、羽田空港のレストランも閉まっているでしょうから
晩飯は新千歳空港3階にあるフードコートへ
今回は旭川に本店のある、とんかつのお店「あさひ川井泉」へ

ここ以外に千歳市内にもお店はありますが
旭川のお店にも何度か足を運んだことのある
とんかつの名店です
 

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そんな名店ですとお高めの料金になりがちですが
ここフードコートはわりあいリーズナブルな料金で食べることが出来ます
ちなみに「ロースかつ定食」で824円
ここフードコートで飛行機を眺めつつ食べても良いのですが、今回はテイクアウト
プラスチックの弁当箱に詰めてもらいます
 

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冒頭のJGC専用の保安検査場へ通じるエントランスから制限区画に入り
JALサクララウンジへ向かいます
新千歳空港のJALサクララウンジにはくつろげるソファーやパソコンを使う人用のカウンターの他に
こうしたダイネットスペースがあります
ここであさひ川井泉のロースかつ定食ならぬ弁当を広げようとテイクアウトしたんです
 

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なぜフードコートで食べるのでなく
弁当にしてサクララウンジに持ち込んだのか
そのわけはサクララウンジで提供される生ビールを飲みつつ食べたかったから
ただそれだけでした
 

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それにしてもここのとんかつ
生ビールによく合う

それに旭川の契約している農家から直送されるらしい
キャベツ自信があるのか弁当箱とは別にパック詰めされていました
こいつもシャキシャキしていて美味い
 

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今度は夜食用にかつサンドも一緒に買うことにしよう

はとバスに乗って日光東照宮へ

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設立以来、半世紀以上にわたって便利で楽しいバスツアーを提供してきた「はとバス」
今や東京観光の代名詞となっています
ツアーと聞いて眉をひそめる私ですが、はとバスだけは別格
逆に羨ましく思ったこともあります
それは一昨年前東京タワーに昇った時のこと、スカイツリーの人気は負けますが日曜日だったこともあり東京タワーに昇るのにもかなり並びましたが、はとバスの方々はタワー脇の入口にバスがつけられぞろぞろ降りてきてキップを買うこともなくさっと昇って行かれました
もっともこれははとバスが東京都の出資を受けていることも関連しているかもしれません
 

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今回わざわざ東京まで出てきたことですし
いっちょはとバスにでも乗ってみるかと、探したところ
以前から行ってみたかった日光東照宮を巡るちょっと良さそうなバスツアーがありました
それが

「東照宮壁画と湯元温泉」
専門ガイドがご案内!初公開の日光東照宮「松に巣ごもりの鶴」壁画と奥日光湯元温泉

陽明門工事により217年ぶりに出現した「松に巣ごもりの鶴」の壁画を見学します。
奥日光高原ホテルでは、日毎に色が変わるにごり湯と栃木の軍鶏豆乳湯波鍋の昼食をお楽しみください。(写真・文ともにはとバスホームページから拝借)

このバスツアー一人9,480円と日帰りにしてはちょっと高め
日光東照宮へは東武鉄道を使えば個人でも簡単に行けますが、日光東照宮もガイドとともに回れるとありましたのでこいつにいたしました
 

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朝8時に出発するこのツアー
少し前の7時40分に浜松町のバスターミナルに集合とありました
朝早くだったのにもかかわらずこのターミナルは土曜日だったこともあり大勢のかたでごった返していました
 

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浜松町からは割合近くの品川高輪口のホテルに泊まっていましたので
ホテルから電車で数分で浜松町に到着
はとバスの受付でホームページで申し込んであったものをチケットにしてもらいます

目の前にあるのははとバスカラーの自販機です
 

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8時より少し前でしたがアナウンスがありバスに乗車
残念ながらそのはとバスカラーのバスでは有りません

白地に桜吹雪の絵柄のあるそのバスの側面には
NIKKO*BUSと表示されています
なにやら東京都品川区に本社を置くニッコー観光バスという会社のものらしい

私はてっきり日光へ行くので「日光バス」なんだと思ってしまいました
 

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ちなみにバスのマスコットキャラクターであるこのカンガルー
手塚治虫の手によるものらしい

私どもが乗った、はとバスツアーは都心を離れ一路東北自動車道を北へ
日光東照宮のある栃木をめざします
途中トイレタイムに立ち寄った大谷パーキングエリア
宇都宮インターチェンジが近い場所にあるあるパーキングエリアですから当然のようにあるものが並んでいました
それがこの宇都宮餃子
買ったのはパーキングエリア建物の外のスナックコーナーでしたが頼んでから6分ほどかけ焼いてくれる本格餃子
6個入りで360円でした
 

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そう宇都宮と言えばやはりこの餃子ですよね
戦後満州に駐屯していた宇都宮出身の将兵が本場の餃子の作り方を日本に持ち帰りお店を始めたのがその始まりらしい
現在でも餃子を専門に扱うお店などが宇都宮市内には200店舗はあるんだそうだ
ちなみにこの大谷パーキングエリアで出店しているのは「栃木大信」さんという製造に特化しているお店らしい
 

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ということで焼きたての餃子をパーキングエリアの外にあるテーブルとベンチのある場所でいただきます
ただ残念というか何というか高速道路のパーキングエリアなだけにビールは売っていません
ノンアルコールビールとともにいただきました
 

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そしてもう一つここの名物なのか
「餃子ドック」なるものがありこいつも試してみました
 

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この餃子ドック、ホットドッグ用パンにソーセージではなく宇都宮餃子とレタスをはさみ、マヨネーズを塗ってトースターで焼いたものなんですが、マヨネーズがアクセントになってこれが結構いけました
それにしてもビール、バスに乗る前に買っときゃいかったな

東北自動車道の大谷パーキングエリアで宇都宮餃子を食し
お腹がくちてうとうとしていたら、バスが右に左に曲がり始め目が覚めた
そう日光東照宮と奥日光温泉を巡るはとバスツアーは東北自動車道を下りたあと、いつの間にか「いろは坂」にかかっておりました


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この「いろは坂」
栃木県日光市馬返から、同市中禅寺湖畔間を結ぶ国道120号の坂道
カーブごとに「いろは……」 の48個の文字が順に表示されているので「いろは坂」って言うんだとか
他の峠との大きな違いは上りと下りがそれぞれ一方通行、別な道路となっていることです
上りが第2いろは坂、下りが第1いろは坂となっています

ちなみにこの峠は
しげの秀一氏の描く「頭文字D」の舞台となる場所で
ランエボ軍団(エンペラー)のホームコースとなっている峠道でした
 

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(講談社HPより拝借)
 

エンペラーの仕業ではないでしょうが、コーナーごとにタイヤマークを見ることが出来ます
まあ確かに面白そうなコース
しかも対向車の無い峠道、ですが・・・ですが
ここ公道なんですよね

もっとも公式のラリーとして公道を閉鎖してWRカーが織りなすターマックラリーなんぞ観たい気がします
 

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でもこんな道路はなんといってもバイクで走るのが一番かな
そういや昨年は1回しかバイク乗らなかったな~


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日光の名産品「湯波」
通常は湯葉っていう漢字を当てますが、ここ日光では違うようです
ちなみに湯葉とかかずに湯波と書かれるのにはそれなりの理由があるらようです

京都の湯葉は膜の端に串を入れて引き上げるため一枚なのに対し、日光の湯波は膜の中央に串を入れて二つ折りにするように引き上げるため二枚重ねとなる。このため、京都のものは薄く、日光のものはボリューム感があるものになる。(ウイキペディアより拝借)
 

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そんなこだわりのある日光の湯波を今回のはとバスツアーでいただいた
いただいたのは奥日光高原ホテル
ツアーはここで昼食を食べ温泉で入浴というプランになってます
 


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まずは食事

「栃木の軍鶏豆乳湯波鍋&松花堂弁当」というものを頂きます
 

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栃木の軍鶏も美味しかったけれども、何といってもこの湯波
豆乳鍋に入れて蕩けそうになったところを食べたのですがこれが絶品でした
 
 
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生の湯波も生姜を載せたものにポン酢をかけて頂きましたが、これもまた美味かった
観光バスはこうしたいかにもって感じの名物料理が出てくることが多いのですが、それはそれで結構楽しめますね
 

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さて湯波などをお腹いっぱい食べた後は温泉で一っ風呂
温泉にある2階を歩いていると某掲示板に書かれていた幽霊がでるとの噂のある205号室がありました

ただ個のお話どうやら古いホテルにはありがちの話だったようで、訪れた当日も部屋は使われていたようでした
これって都市伝説か何かなのかな
 

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奥日光高原ホテル「高原の湯」

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奥日光の湯元温泉は歴史は長く、しかも森と湖に抱かれた静かな温泉街です
『日本奥地紀行』にあるように
イギリスの紀行作家であるイザベラ・バードは今から130年以上前に栃木を訪れ日光東照宮をはじめ奥日光の湯治場にも関心を示し宿泊していかれ、その手記にはこう記されている
 
 

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『湯元温泉は当時リウマチや頑固な皮膚病に効能のある温泉として有名で、大勢の湯治客によりごった返していた。また宿屋は内外ともに清潔で畳は白く襖は軽く香気を放っており、宿泊客はお茶やお茶請けの菓子、凍った雪でもてなされていた』

そんな歴史ある温泉は130年どころか1200年前までさかのぼる秘境の温泉だったようだ
今回のはとバスツアーで訪れたのはそんな湯元温泉のひとつ奥日光高原ホテルでした
 

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イザベラ・バードもおそらくはその旅の疲れを癒しただろう
同じ湯元の温泉で私も旅というか普段の疲れを癒します
はとバスツアーではフェイスタオルは付けてくれましたので、バスタオルのみ200円でレンタルし
さっそく高原温泉に向かいます
 

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泉質は硫化水素泉
注意書きをよく読んでいなかったため
私のメガネのフレームはクロームメッキがかかったかのように黒ずんでしまいました
 

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でもここの乳白色の温泉
残雪の残る周りの景色、温泉っていいな~と思わせる
そんな場所でした

世界遺産「日光の社寺」

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鬱蒼 と続く杉林に囲まれた参道を進むと、金色と朱色に彩られた東照宮が見えてきます
ちなみにこの参道、奥に行くほど狭く作ってあり遠近法によりより遠くに見えるのだとか
 
 

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その参道の先には日光東照宮があります
さて今回のはとバスツアーはなんと現地ガイド付き
説明を受けつつ2時間余りめぐります
 

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そう4月のはじめ以前から見に来たかったこともあり、今回の東京上京に際し
はとバスツアーを使って世界遺産である日光山内の二社一寺へやってきました
世界遺産の登録名は「日光の社寺」
世界遺産となったのは日光東照宮だと思っていましたが、それだけではありませんでした
二社一寺というからには神社とお寺が神仏習合という形で共存しています
そう神様・仏様の世界です
もっともこうしたものはアジアの国々でも見られ特に台湾では仏教と道教とが混合したりするのが主流だったりします
ここ日光の社寺も世界遺産登録は
・日光東照宮
・日光二荒山神社
・日光山輪王寺
からなる103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」だったりします
 

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ただ残念なことに神社の中にぽつんとあるお寺、輪王寺本堂三佛堂は補修工事中で見ることはできませんでした
写真はそんな私どものようなもののためか、工事の仮囲いの壁に輪王寺本堂三佛堂が描かれていました
輪王寺創建は奈良時代にさかのぼる由緒あるお寺実はこちらのほうが古くからあり、あとからやってきたのは日光東照宮のほうだったりして、こちらはちょっと見たかったかも
もっとも奥にある輪王寺護摩堂には入ることができ護摩修行の姿も見ることができました
 


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次は最近話題となっている日光東照宮五重塔
五重塔の建つ場所の標高が奇しくも東京スカイツリーとほぼ同じ高さということもありますが、日光東照宮五重塔は、塔の中心に心柱が据えられ、その優れた耐震構造は高く評価されており、東京スカイツリーもこの耐震システムを応用して設計されたものと言われています
こうした豆知識もガイドさんと同行しているならではですね
 

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さて左右に仁王像が安置される仁王門を通り、いよいよ日光東照宮境内
三代将軍徳川家光公が眠る廟所「奥の院」に入ります
 

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大猷院仁王門の金剛力士像が真っ赤な顔で向かいいれてくれました
 

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写真は日光東照宮観光の土産に買ってきた
「三猿」身体健康御守りのキーホルダーです
 

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そう日光東照宮と聞いてまず思いつくのは
「見ざる、聞かざる、言わざる」という猿
いわゆる三猿です
あまりにもゴロがよいので日本発祥と思いきや古代エジプトやアンコールワットにも同様のモチーフがあるのだとか
 

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ここ日光東照宮にある厩舎の壁の彫刻がこの三猿です
「子供のころは悪い事を見たり・言ったり・聞いたりしないで、素直なままに育ちなさい」という教えを説くとばかりに彫られている彫刻ですが、これにも下記のような原型があるようです

『論語』に「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」(礼にあらざれば視るなかれ、礼にあらざれば聴くなかれ、礼にあらざれば言うなかれ、礼にあらざればおこなうなかれ)という一節がある
(ウイクペディアより抜粋)

ちなみに三猿はラーマに仕えたハヌマーンの変形とも言われています
ここ日光東照宮の三猿のコンセプトはインドあたりから中国を経由して入ってきたものかもしれません
 
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さて次に有名なのが「眠り猫」
この彫刻のある廻廊はなんと国宝です

国宝らしくしっかり「眠猫」という表示がありました
 

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この猫、正面から見るとぐっすり寝ているように見えますが
 

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やや左側から見ると
薄目を開け今にも飛び掛からんと前足を踏ん張っているようにも見えます
 

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こうしたことから
奥社入口を護る「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は徳川家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。(ウイキペディアより拝借)
 
こうした話はやはりガイドさんがいてこそ
感謝感謝です

もうひとつガイドさんは変わった彫刻を紹介してくれました
それが「想像の像」
表門すぐのところにある三神庫
流鏑馬や春秋に行われる
衣装装束などが収められているのだとか

そんな三神庫のひとつ上神庫の切妻に
一風かわった彫刻が彫られています


 
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それが2頭の大きな象の彫刻なのですが
当時日本には象はもちろん見られるわけでは有りませんので
作者である狩野探幽が文献などから想像し彫られたものなんだそうです
ゆえに「想像の象」と言われてます

ちょっと変わった象を見ることが出来ました

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こんな感じでガイドさんから説明を受けながら観る観光地も良いものなのですね

日光東照宮で最も神聖な場所とされる
本殿です
その本殿へは陽明門を通って行くのですが
その陽明門は工事の養生のため見ることは出来ませんでした
 

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そう世界遺産「日光の社寺」では現在、約40年ぶりの大規模な修復作業
「平成の大修理」が行われています
これは平成36年まで続くのだそうだ

ということで目玉となる陽明門も残念ながら工事中
観ることは出来ませんでした

といっても悪いことばかりではありません
工事のため観ることが出来ない半面
工事のため外した羽目板の下からとある絵が出てきていて現在その絵画が公開されています

それが修復中の陽明門西側の「松と巣ごもりの鶴」と東側の「梅と錦花鳥」の壁画
今回のはとバスツアーの目玉です
 

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特に西側の「松に巣ごもりの鶴」が見れるようになったのは217年ぶり
次に見れるのはまた50年後なんだとか
 

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クラブツーリズムツアー案内ページにはこう書かれています

1796(寛政8)年の修理ではめ込まれた別の羽目板が、現在の平成の大修理で取り外され、日光東照宮陽明門・西の側壁に幻の壁画「松に巣ごもりの鶴」が出現しました。
巣で口を開けたひな3羽を見守る親鶴や、巣の方を見返して空中を飛ぶ鶴の姿が描かれており、1752(宝暦2)年に装飾されたものですが、今回修理を施す牡丹唐草の彫刻で覆われていたため白や赤の色彩が鮮やかに残っています。
この壁画・桐油蒔絵は、狩野派の絵師、狩野祐清が下絵を描いたと見られ、見守る鶴に子孫繁栄の意味をこめたのではないかと言われています。

ただここまで見に来た価値があるのかと言うと、ちょっと微妙です

はとバスツアーのお話もこれで終了
最後は東北自動車道に乗って東京を目指していたときトイレタイムに寄った
羽生パーキングエリアの上り線にある「鬼平江戸処」
 
 

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故池波正太郎氏の人気小説「鬼平犯科帳」の世界を表現したPAです

ちなみにこうした著名な小説や物語、映画など架空の話は重要な観光資源となります
たとえば赤毛のアンで有名になった、プリンスエドワード島
年間1万2000人もの日本人観光客が訪れる地であるが、そのほとんどが赤毛のアンのファンの女性が多いのだとか
 

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さてここ羽生PAと鬼平犯科帳の関わりはと言うと
江戸の入り口となる「栗橋関所」が設けられていた埼玉県久喜市栗橋北が羽生PAから近いことから、羽生PAを現代の関所に見立てたところから発案されたということです
どちらかというと縁もゆかりもないようにも感じますが、鬼平犯科帳の著作権を管理する「オフィス池波」と提携しているというのがその理由でしょう

中は江戸時代をモチーフにしたフードコートがあったり
土産物屋だったりですが、どこも混雑しておりました

美味しそうなものが満載でしたが、この後行きたい居酒屋があるので
ここは我慢我慢
 

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ということで初めてのはとバスツアーも無事終了
バスは首都高を経由し、終点の東京駅へ
さて思ったよりも早く帰ってこれたので、この後は浜松町の秋田屋を目指します
 

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はとバスツアーも終了、東京駅に舞い戻り
その足で向かったのが浜松町の「秋田屋」でした
写真には大門にあるこのお店、脇に東京タワーも見て取れます
 

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ご存知、昭和4年創業の老舗もつ焼き店。開店前から常連客が並ぶ。初代が秋田県横手市の出身ということから屋号を「秋田屋」に。平成18年に建替えられたが、オープンスペースに10人程度の立ち呑みスタイルは健在。8割は地元サラリーマンだが、羽田空港を利用する地方のビジネスマンにも認知度は高い。豚のナンコツを叩いた特製たたき(肉だんご)は一人1本限りの限定品。(文・下記写真 BS-TBSホームページより拝借)
 

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ふとなにげなくTVを見ていたときにやっていたのがこの吉田類の酒場放浪記
この回は「浜松町 秋田屋」がその舞台だった
昼の3時半からの営業のこのお店、開店前から人が並んでいて
開店とともにお店が満員となり、立ち飲みのお客が出てくるお店です
 

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皆さんのお目当ては
「やきとん」といわれるもつ焼きのお店
店頭ではこうして煙を立てつつ焼いている姿が見られます
 

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そんなお店になんと7時半というゴールデンタイムに飛び込んだのですが
なんとか2階の席を合い席では有りますが確保することが出来ました


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まずは生ビール
キリンの中ジョッキに名物の「煮込み」を頼みます
茶碗に盛られた一味をたっぷりかけて頼むのが、ここ秋田屋流
 

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焼き物はさすがにこの時間
お一人様一本限りの「たたき」は当然ありませんが、他の串ものもほとんどソールドアウト
けれどラッキーなことにレバー串があったのでこいつも頼みます
 

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店内を見渡すとほとんどの方が「そら豆」を頼んでいます
ここの特徴なのか、それとも東京あたりではわりとポピュラーなつまみなのか
この辺はよくわかりません
 

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4月限定の「ほたるいか」
固い嘴と目が除かれています、この辺の仕事が人気の秘密なのでしょう
 

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ビールで喉を潤したら次はここでは定番の日本酒「高清水」
秋田屋の屋号で判る通り、秋田の銘酒です
ちなみにここ秋田屋に焼酎は有りませんでした
 

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軽く一杯二杯
ここ秋田屋で楽しんでましたが
接客ぶりはその人気に奢ることなく丁寧な接客
どちらかと言うとアットホームな雰囲気のお店で
人気のほどがうかがえました

浜松町の秋田屋で一杯やってきたが、ちょっと飲み足りなく感じていましたので
もう一軒
それが東京に行くと定宿となる「東横イン品川高輪口前」の隣
スペインバル「PioBorracho」(ピオボラーチョ)
 
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土曜日のよるということもありお店は会社帰りというよりはいかにもデートと言った感じの若いカップルばかり
タイミングよく入店したようで、かろうじてテーブルが一つ空いていて座ることができました

店内の腰壁にはゴッホっぽい装飾とカウンターの上には黒板にチョークでの手書きのメニュー
このいかにもスペイン居酒屋ってのが物珍しいのかな 

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そのメニューはパエリアを筆頭にコカ(ピザ)、パスタとスペイン風
ビールもスペインはマドリッドのビール
「MAHOU」
魔法(まほう)って読むのかと思っていたら、店の方からマオウっていうのだと教えられました
 
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イベリコの生ハムもいけます
スパークリングワイン(当然カバ)がグラスで飲めるお店でしたが、残念ながらこの日はソールドアウトでした
ここはマオウをもう一本
 

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スペイン風ピザ「コカ」も美味しく
また東横イン品川高輪口に泊まった時に訪れることにしよう
 

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いつものように東京での足はsuicaを利用しての電車や地下鉄
最近では札幌圏で主に使われるkitacaも使えるようになり便利この上ない
そんな電車に乗っていた時、とある天吊広告を見かけた
 

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それが全国の高島屋で開催されている
「Smile浅田真央23年の軌跡展」その先陣を切った日本橋高島屋の車内広告だった
そういやTVのニュースか何かで、パネルや衣装を展示していたところを見た記憶がありました

ところでその高島屋「真央ちゃん効果」で、増税吹き飛ばすほどの人出
この写真展に9悲観で10万人が訪れたんだとか、おかげで増税により鈍っていた客足が戻ってしまったんだとか

この写真展を産経はこう評していた
『高島屋は16日、日本橋店(東京)で8日に始めたフィギュアスケート女子の浅田真央選手の写真展を訪れた客が10万人を突破したと明らかにした。消費税増税で鈍った客足が戻っており、亀岡恒方店長は「普段来ていないお客さまも来店し、婦人服や食料品などの売り場にも効果が出ている」と期待以上の集客に興奮気味だ。』(産経ニュースより)

やはり本物ってすごいでね
どこぞの国のデフォルメされたニセモノとは大違いです
 

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ということで、この電車の天吊り広告を見た私も
朝食もそこそこに日本橋高島屋へ
高島屋地下のホールは真央ちゃん一色
一階もショーウインドウはもっとすごかった
 

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その一階のショーウインドウの写真が撮れなかったのにはわけがあります
この時は4月中旬の日曜日
混雑を回避するためか、この時まだ朝の9時半だというのに
日本橋高島屋はこの写真展のみのために開店時間を繰り上げて
写真展に並ぶ客のみを店内に誘導してくれました

おかげでほとんど並ぶことなく写真展を堪能することができました
 

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ちなみにこの日、日本橋高島屋の写真展には1万8千人が訪れたのだとか
やはり「本物のスター」ってすごいですね

さてGWのキャンプから話を4月に行った東京に戻します
4月中旬の日曜日の朝
日本橋高島屋で「Smile浅田真央23年の軌跡展」を見に行きそのまま向かったのが 


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同じ日本橋にある洋食の老舗「たいめいけん」
以前JALでシンガポールで向かった時に食べた機内食が洋食の老舗である日本橋「たいめんけん」とのコラボレーションによるこだわりの洋食だったことがあります
エコノミークラスの食事にあったのにもかかわらずかなり美味しかった記憶がりました
 

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ということで機会があれば日本橋に出向きたいめいけんで
老舗の洋食の味を確かめたいと長年思いをはせていましたが今回その機会がついにやってきました
とはいえまだ午前10時半とまだ開店する前に向かったのにかかわらず店の前には長蛇の列ができていました
 

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ということで11時の開店とともに入店は出来ませんでしたが、客の回転もそこそこ速く30分ほどで入店できました
そりゃそうでしょう店の外には何十人もまだかまだかと入店待ちしている人がいて店の中を覗いているのですから
 

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メニューはこんな感じ
さすがは洋食の老舗オムライスといえどそこそこのお値段です
 

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まずは生ビールとワインで乾杯
50円メニューの「ボルシチ」と「コールスロー」をつまみにいただきます
 

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さて肝心のオムライスがこちら
これは我が家の奥さんが頼んだもの
 

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私はというとこれまた看板メニューのオムハヤシ
 

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トロトロの半熟卵のオムライスにハヤシルーをかけていただきます
 

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美味しさは写真が物語っているので何も申しません
ただもう少し空いていたら最高なんですが

今回訪れた国立屋内総合競技場
代々木競技場
1964年の東京オリンピックの会場の一つとして建設されました
第一体育館では水泳、第二体育館ではバスケットボールが開催され、現在でも様々なスポーツやイベントに利用されています 
 

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さてこの代々木競技場
丹下健三氏をはじめとした日本建築界を代表する人々によって設計された日本を代表する建築物です
吊屋根方式といった特徴的な建築方法は難易度の高い設計でコンピューターのなかった時代に設計されたなど今では考えられないような苦労があったかと思いますが
その緻密な設計について先般TVで検証されていましたが、手計算だったのにもかかわらず現代のコンピューターで出された数値との差はほとんどなかったのだとか
まさに日本を代表する建築物です

ただ2020年のオリンピック
新国立競技場が話題となっていますが、安心ください
この『国立代々木競技場ではハンドボールが開催される』ことになっています
日本の宝はまだまだ現役で活躍するようです


さて今回この代々木競技場にやってきたわけは
豪華メダリストが共演する世界最高峰のアイスショー

「スターズ・オン・アイス2014」東京ツアーを見るためでした
 

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そう今シーズンで引退するのだと思っている
浅田真央選手の現役最後の舞
ラストダンスが見たいと思っていたからです
 

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もちろん浅田選手のみならず
今回ソチで金メダルに輝いた羽入選手やソトニコア選手の演技も素晴らしかった

けれど私が一番目を引いたのは
なんといっても日本人選手として2人目の世界女王
佐藤由香さんの演技でした
そのなめらかなスケーティングはもちろん
アメリカの現役選手たちジェレミーアボットをはじめとした世界のトップスケーターが我先にとばかりに指導を仰いでいるとのことでした
まるでアメリカを制したければ「由香」を取れとばかりに
そんな謂われを少しばかり感じてまいりました

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