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国内最大級の日本酒イベント「にいがた酒の陣」
酒蔵数日本一を誇る新潟県内の蔵元が、自慢の酒を一堂に持ち寄り開催されるイベント
ドイツのミュンヘンで1810年から開催されている伝統的なビールの祭典「オクトーバーフェスト」をモデルに2004年から行われています
 

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今回は20周年の節目となる年、78もの蔵が500種類を超える新潟のお酒を持ち寄り新潟朱鷺メッセに集うとのことで、
日本酒好きな我が家ということもあり今回参加することとしました
まずは参加への道のりから
 


 

最初の関門は数分で16,000枚のチケットが売れ切れるという人気のチケット
気合を入れて何とか3月9日の午後と10日の午前のチケットと2回分を確保することが出来ました
ということで私どもも3月9日の朝
新潟へ向かうこととなりました
 

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次の関門は新潟へ向かう際、新千歳空港で確認したこの電子掲示板(デジタルサイネージ)
新潟へは航空機で向かいますが、搭乗するはずのJL2872便は
なんと「新潟空港 強風のため引き返すことがあります」との表示
この日、冬型の気圧配置が強まる影響で海上で非常に強い風が吹いていて
海に面する新潟空港もその影響をもろに受けるようです
チケットは確保しているのにこれは大問題
最悪、羽田空港への便に変更し新幹線で向かうという案も浮上しました
 

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こういった時は航空会社の判断に委ねるのが一番
新千歳空港JALファーストクラスカウンターで状況を確認の上
当初確保していた便で向かうこことします
 

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セキュリティを潜ったら
久しぶりのJALダイヤモンドプレミアラウンジで朝食とします
  

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まぁ天候ばかりは気にしてもどうにもならないので
ラウンジで朝飯食べながら朝から生ビールを洒落こむことに
このあと新潟に着いたら、日本酒を浴びるように飲むのですがここでまず前哨戦
「キリン 一番搾りプレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「アサヒ 熟撰」
「サッポロ クラシック」
の4種をそれぞれ1杯ずつ
  

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朝食にするのは
「甘辛ザンギおにぎり」
まぁいわゆる鶏の唐揚なんですが
道産子にはなじみ深い揚げ物料理
北海道の空港という事もありラウンジに地元郷土料理として並べられていました


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もう1種類は
「赤飯おにぎり」
これまた郷土料理といっても良いものなんですが、北海道の赤飯は小豆の代わりに甘納豆を使い作られるんです
   

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てなわけで、駐機する航空機や
飛び立つ航空機を眺めながらの朝食
しかも朝からビールといった、いつものルーティン
ただ残念なのがJALのDPラウンジ名物の「JAL特製焼きカレーパン」が、提供前だったことでしょうか
 

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窓の外には、スカイマークの「ピカチュウジェットBC2」や
 

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北海道だいすき発見隊に任命されたきつねポケモンの「ロコン」が描かれた
AIRDOのボーイング767型の特別塗装機「ロコンジェット北海道」なども見ることが出来ました
そうそうロコンジェットの左奥に見えるのが
次世代半導体の量産を目指すラピダスの半導体工場の建設現場です
 

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ホワイトデーが近いのかラウンジには
ホワイトチョコも並んでいました
 

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ちなみにお酒のコーナーには日本のウイスキーの父と呼ばれるニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の名がついた
人気で希少価値のニッカウヰスキー竹鶴が置かれています
繰り返しますが、新潟に着いたら浴びるほど飲むことになり自重せねばなりませんが
こんなものあったらついつい呑んでしまいますね


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てなわけで酔っぱらってすっかり頭から消えていましたが
強風のため引き返すことがあるとの告知のJL2872便は
まだ雪景色の新千歳空港を飛び立ち新潟空港を目指します
 


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この日「にいがた酒の陣」参加のため乗り込んだJL2872便
掲示板に「新潟空港 強風のため引き返すことがあります」と表示がありましたが
何とか無事、新潟空港に到着いたしました
日本航空さんいつも安全運航ありがとうございます
 

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さてたどり着いた空港からは新潟駅に向かうリムジンバスではなく
会場である朱鷺メッセ付近に直接向かう市内循環バスに乗り込みました
ちなみに「にいがた酒の陣」の入場時間までまだ3時間は有ります
 

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目的は朱鷺メッセ近くで行われている「ミニ!新潟クラフトビールランドin大かま」に行くため
にいがた酒の陣の開場まで、ここと近くのピア万代で昼飯を食べながら時間をつぶすことに

さてそのミニ!新潟クラフトビールランドin大かまといったイベント
ここ新潟は誰もが認める日本酒大国ですが
エチゴビールをはじめクラフトビールのブリューワリーは主なものだけで
沼垂ビール、妻有ビール、カーブドッチビール、新潟麦酒、胎内高原ビール、瓢湖屋敷の杜ブルワリー、弥彦ブリューイング、MITSUKE Local Brewery、STRANGE BREWING、猿倉山ビール醸造所、妙高高原ビールと12蔵あります
そう実は新潟は「クラフトビール大国」だったりもするんです
 

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クラフトビール好きの我が家がそんなイベントを見逃すはずが有りません
参加しているのは
まずは醸造のまち長岡で生まれたブルワリー
「HEISEI BREWING」
 

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上越市の「オタマブルーイング」
 

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燕市の「アオウゼ ブルーイング ツバメ ビール」
と様々なブリューワリーが参加していましたが
残念ながらこのあと新潟酒の陣で日本酒を浴びるほど飲むこととなるのでここは自重
 

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1994年に全国初の地ビール醸造をスタートしたという
エチゴビールのみをいただくことに
 

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いただいたのは
「こしひかり越後ビール」「のんびりふんわり白ビール」「プレミアムレッドエール」「フライング アイピーエー」
の4種飲み比べ
なかでもフライング アイピーエーの苦みが良かったかな~

とこの辺で受付で予約していた「廻転寿司弁慶」の時間となったのでピア万代に向かいます
 


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禁漁期間が解けたばかりの紅ズワイガニが目を引きますが
ここは新潟 みなとのマルシェ ピア万代にある
「万代島鮮魚センター」
日本海側最大級の旬鮮市場です
 

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ピア万代の名の通り
すぐ隣が新潟港の水揚げ場なので、毎朝捕れたての鮮魚が店頭に並んでいます
特に目を引いたのが解体された「アンコウ」や「タラのアラ」
新鮮な魚を扱う店でなければ見られない海産物が並んでいました


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スーパーなどではあまりお目にかかれない出世魚が2種
サワラの幼魚「サゴシ」
ブリの幼魚「イナダ」が並ぶのもこうした鮮魚店ならでは
  

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ただ牡蠣は有りましたが
これは発泡スチロールの箱が示す通り
別海町の丸イ佐藤海産のもの、そう北海道産の牡蠣でした
 

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そしてここの名物が
新鮮な魚や貝を炭火でじっくり焼いた浜焼
アユや赤魚、鯖の塩焼き
 

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それにブリのカマが炭火に炙られていて食欲をそそりますが
そろそろ佐渡廻転寿司弁慶の予約時間なのでここは我慢
 

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続いて「ナチュレ片山ピアBandai店」へ
県内70蔵の日本酒
越後杜氏の技が光る県内酒蔵の日本酒がずらり並ぶ光景は圧巻でした
 

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もちろんここには
「にいがた酒の陣」20周年記念のコーナーもありました
 

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決戦を前に迴転寿司弁慶ピア万代店で腹ごしらえ
佐渡の地魚を中心とした活きのいい四季折々の旬の鮮魚、シャリは佐渡産コシヒカリと佐渡産食材にこだわった廻転寿司をお手頃価格で提供しています
 

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そんなこともあり「食べログBOOKS 回転ずしグランプリ 東日本版(2017年)」で全国グランプリに輝いたこともあるという大人気店(2023年は全国2位)
すぐに着席できるわけもなく受付で電話番号を入力し予約
混んでいるときは最大70分待ちだそうですが、「にいがた酒の陣」が開催されるこの日は60分待ちとの事でした
入店まで新潟クラフトビールランドin大かまでクラフトビール飲みつつ待つことになります


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10分ほど前に携帯電話にそろそろ案内出来ますよと自動音声で伝えてくれ
入店の上、待っていると席に案内されました
 

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頼んだのは
「佐渡産のどぐろ」をはじめ
 

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「佐渡産あじ」
 

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「ふぐの白子」


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「佐渡産かわはぎ肝のせ」
「佐渡産活たこ」
 

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「ほっきサラダ」
 

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「本鮪大トロたたき」
 

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この辺りから回っている寿司ではなくメニューにあるネタを握っていただきます
「黒瀬ブリ」
 

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「生ガキ」
 

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隣に座っているいかにも常連さんっぽい方がいたので、私もこの後は同じものを頼んでみました
「いしもち」
 

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「ほうぼう」
 

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「とろイワシ」
 

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とこんな感じで2人で12皿食べて
会計は3,718円
特に活たことのどぐろは絶品で美味しかったしコスパも良かった
なるほど待つだけの価値はあるようです
次回は是非とも佐渡にわたり本店にお邪魔し食べてみたいものです
 

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国内最大級の日本酒イベント「にいがた酒の陣」
酒蔵数日本一を誇る新潟県内の蔵元が、自慢の酒を一堂に持ち寄り開催されるイベント
ドイツのミュンヘンで1810年から開催されている伝統的なビールの祭典「オクトーバーフェスト」をモデルに2004年から行われています

まずは初日である3月9日の午後に伺いましたが、しょっぱなから20分並んでようやく会場内に入るなど人の数に圧倒されました(ちなみに入場にはチケットが必要ですが、そのチケットは発売とともに売り切れるといった人気のチケットでした)

壇上に上がって乾杯の音頭を取ったのは
2023 Miss SAKE 新潟 佐藤 萌香
2024 Miss SAKE 新潟 準グランプリ 杉本 真望さんと小田 桜生さんの3名
イベントに花を添えてくれました(もっとも来場者にとっての華は日本酒ですが)
  

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78蔵の酒蔵が集結し400種類以上の日本酒が勢揃いするというこのイベント
4,000人に制限したとの事ですが、会場である朱鷺メッセにはパッと見ただけでもこの人数、まだ開催前だというのに会場には人が溢れていました
 

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今回手に入れたチケットは何とか確保した座席指定でAブロックが当てが割れました
すぐ近くに「上越・佐渡エリア」隣には「中越エリア」があるので
初日のこの日はこの辺りを中心に攻めることとします
 

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驚異ともいえる蔵の数たる78もの酒蔵が集うこのイベント
試飲(死因)と言う名の日本酒飲み放題を楽しみますが
とりあえずまずは乾杯酒に選んだのは
全国的にメジャーな銘酒久保田で有名な朝日酒造から始めることに
(やはり人気でかなり並びましたが、来てすぐに並んだのでそれほどでもありませんでした)
 

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朝日酒造ではこの日のために用意したのか
日本酒の瓶に装着するサーバーのようなもので、自動的にお猪口に注いでくれる秘密兵器を今回用意してきたようです
試飲は3杯まで、ということで
「久保田 萬壽 純米大吟醸」
「久保田 萬壽 純米大吟醸 無濾過生原酒」
「朝日山 純米大吟醸 越淡麗」をいただくことに
ちなみに噂に聞いていたのが「久保田 純米吟醸 にごり」と後で気づいたのですが、すでに3杯飲んだばかり
もう一度並ぼうかと思っていたらそんな声が聞こえたのか、サービスで飲ませていただきました
 

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次に伺ったのが、指定座席のAブロック近くの
「佐渡の逸見酒造」
ここは予習としてYoutubeを見ていたら、キャスター一押しの蔵だったんで
事前調査の上、伺いたかった蔵の一つです
「純米大吟醸 真稜」と「純米にごり酒 至」を試飲
フルーティーでふくよかな香り仄かな酒で、冒頭から気にいり
佐渡で一番小さな蔵元ということもあり私の住む札幌ではなかなか手に入らないことから
「純米吟醸 生酒」を土産に買って帰ることに
ちなみにジャニーズⅤ6の坂本君がテレビでお気に入りの酒として「至(いたる)」を紹介したことから注目されるようになったのだとか
 

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続いて逸見酒造の向かいで出品していた新潟県 妙高市にある「君の井酒造」
1842年(天保13年)創業の老舗の酒蔵で
「恵信 越淡麗 純米大吟醸無ろ過生原酒 直汲あらばしり」を試飲させてもらいました
 

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お米をデザインしたラベルが特徴的な越後屋「加藤酒造店」(新潟県 上越市)
 

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同じ上越市の「上越酒造」
ここでは「越後美人 特別本醸造酒」を試飲
そう私は本醸造に眼がなかったりします
 

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次も上越市の酒蔵「丸山酒造場」
雪中梅が全国的に有名ですね
にいがた酒の陣限定の「大吟醸原酒」を試飲
一世を風靡した「淡麗辛口」ではなく「淡麗旨口」が売りを感じました
 

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次は糸井川市にある「加賀の井酒造」
2016年の糸魚川市大規模火災(糸魚川大火)で酒蔵を含め社屋が全焼したが2年後に再建
実は私、今から3年前に加賀の井酒造酒蔵見学に伺った事がありました
銘柄が「越後」ではなく「加賀」なのは、この酒蔵が加賀藩との結びつきが大変強いとその見学の際に伺っていて再度その話を聞くこととなりました


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小山酒造店(上越市大潟区)では
「噂の醸し香BY3」を試飲
これは米を磨かず、発酵技術に磨きをかけた他では味わえない希少酒なんだとか
 

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次は長岡市の「池浦酒造」
和楽互尊と言った銘柄を醸しているよう
 

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荷札を使ったインパクトのあるラベルが貼られた、その名も「荷札酒」が人気の加茂錦酒造(加茂市)
この日は「〇貧」と書かれた生酒(にいがた酒の陣専用酒「マルビン」)が人気で試飲させていただきましたが
この箱を抱えた来場者を帰路たくさん見ることとなりました


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「越乃景虎」で有名な諸橋酒造(長岡市)
越乃景虎 超辛口大吟醸 無濾過生原酒を試飲させていただきました
  

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柏崎市の原酒造
文化11年(1814)創業と言う老舗の酒蔵
「越乃誉」が有名ですが
この日は「あわっしゅ」と言う、スパークリング日本酒を試飲いたしました


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次は下越エリアにショバを移し
「宮尾酒造」へ
鮭が有名な村上市にある」蔵で全国的にも有名な〆張鶴を醸す蔵です
今回「〆張鶴 しぼりたて生原酒」を試飲
 

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スキンケア、ダイエット、サプリメントなどの製品とTVコマーシャルで有名なDHC
実は日本酒も造っていて、しかも美味しいと評判なんだとか
ここは予習の上で伺わせていただきました
嘉山 無濾過生原酒しぼりたて、などを試飲させていただき、私好みのお酒だったこともあり
「越乃梅里 純米吟醸 酒の陣限定 無濾過生原酒」をなんと一升瓶で土産にすることに
 

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この日、ちょっといいな~と思わせたのが
長岡市にある「吉乃川」のステンレスボトル「カヨイ」
飲み終わると有料で「おかわり」ができるという独自サービスが行われているのだとか
 

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「蔵元とお客様がボトルで直接つながる」をコンセプトに、2021年よりスタートした『カヨイ』
Youtubeにありましたので貼らせていただきます
 


 

こんな感じでにいがた酒の陣初日は終了
もう酔っぱらってへろへろ
どこかで夜食を食べたらホテルに帰って寝ることとします

そうそう肝心の戦利品(土産)は、いま密かな人気の「DHC越の梅里純米吟醸酒の肴限定無濾過生原酒」
佐渡の逸見酒造「至 純米吟醸生酒」
もう一つ佐渡の酒蔵 天領盃酒造の「ウロボロス 貴醸酒」と3本買って帰ります
そういやJALファーストクラスに採用された天領盃は当然最初のほうに伺い試飲したけど写真撮り忘れたようです


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新潟県のB級グルメと言うか、新潟市民のソウルフード
昔ながらの黄色いカレーこと「バスセンターカレー」
地元の方が好んで食べていたものが、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」など、多数のメディアで取り上げられたり
著名人のSNSに取り上げられたのがきっかけで全国区になったようです
カレー好きな私の事ですからこれは食べずに新潟から帰るわけにもいかず
「にいがた酒の陣」からの帰り道に万代シテイバスターミナル一階で営業する立ち食いそば店「万代そば」に立ち寄ります
ちなみに営業時間は8時からとありますが、翌朝にまた「にいがた酒の陣」に向かう途中にたまたま乗ったバスが万代シテイバスターミナルに立ち寄ったのですが、また開店前の7時50分ごろでしたが
私と同じような考え方の方がいたのか、立ち食いそば店「万代そば」の前に列を作っていました
  

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そんなバスセンターのカレー
平日で1,000食、休日になると1,200食も出るほどの人気メニューです
サイズは、ミニ、普通、大盛りの3種類
今回はこの券売機でカレーライス(普通)530円をチョイス
券を厨房のあるカウンターに差し出すと2~3分ほどでトレーに載ったカレーが提供されました
この辺りはさすが立ち食いそば店と言ったところでしょうか
   

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肝心のバスセンターカレー、絶滅危惧種の黄色いカレーライスなんですが
これが思いのほかスパイシー
それに普通盛りと言ってもこのボリュームです
なるほど人気なわけです
 

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お土産用レトルトカレーや
オリジナルグッズも売られているようでした
ちなみに立ち食いそばらしく、カウンターテーブルでの立食形式なんですが
周りを見渡すと皆さんカウンターの下などには日本酒が入った袋を抱えている方ばかり
どうやら私と同じように酒の陣のあとにここに寄られたようです
もっともここだけではなく「にいがた酒の陣」の爪痕はあちこちで見ることとなりました
 

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バスセンターかれーを食べに万代シテイバスターミナルに来ましたが
ここにはもう一つの新潟のソウルフードがあります
それが2階にある「Italianみかづき」のイタリアン
もっともイタリアンと言っても、実はちょっと変わった焼きそば
なにが変わっているかと言うと、自家製の中太麺焼きそばをキャベツともやしで炒め、粉チーズで味付けしたものに、特製のトマトソースをかけたもの
ただその歴史は古く、昭和35年のこと。新潟の繁華街古町にあった創業明治45年の「三日月」という甘味処のお店が、フォークで食べられるお洒落なやきそばを作りたいと考案し、誕生したのだそうで
ここ新潟で「イタリアン」といえばスパゲティではなく、このみかづきのイタリアンを真っ先に浮かべるのだそうです
  

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ちなみに先ほどバスセンターカレーを平らげたばかりなので
さすがに梯子は厳しく、持ち帰りとしました
と言うのも、店で食べようがテイクアウトだろうが、持ち帰り容器での提供と聞いて
最初からそのつもりで伺いました
頼んだのはもちろんイタリアン(大盛)490円
 

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さっそくホテルに舞い戻り、シャワーを浴びた後に缶チュウハイとともに
夜食としていただいたところ
伸びてしまったかと思われた焼きそば麺は伸びることもなく
モチモチとした中太麺は、味わいのあるトマトソースと絡んで、絶妙な味でした
ただ大盛にした麺の量に対してミートソースが足りなく感じました
次回新潟に来た時はまた伺うつもりですが、その時はミートソース多めで頼むこととします
 

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「にいがた酒の陣2024」
前日に続いて2日目となる、3月10日午前の部にも参戦いたします
ただこの日のチケットは自由席となるB
前日の教訓と席の確保の観点から、10時開場でしたが8時前から並ぶことといたしました
まぁ並んでいる間も日本酒好きな方々との会話も楽しみました
 

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開場時間となり、いよいよにいがた酒の陣2日目のスタート
Miss SAKE 新潟の3名が会場に華を添えます
なおこのブースは全国的に有名な「越乃寒梅」を醸す石本酒造のブースです
  

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さてこの日も朝から4千名の呑兵衛が朱鷺メッセに集いました
特に最近話題の蔵の前には列をなすところが多く
 

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特に人気だったのが、新潟の新生といえる蔵「阿部酒造」さん
少量生産の蔵ですが、酒蔵立て直した6代目製造責任者・阿部裕太氏の醸す独自路線の日本酒が美味しいと人気を博しており
この日も写真の「あべ」を試飲するため1時間も並んでいるような人気ぶりでした
まさかそんな列に並んで貴重な時間を浪費することもできないことから
開場とともに阿部酒造の販売コーナーに並び即座に「FOMALHAUT( フォーマルハウト)貴醸酒タイプ」を土産に購入いたしました
 

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さて昨日は上越・佐渡エリアを中心に回ったことから
この日は中越エリア・下越エリアを責めることに
乾杯酒はDHC酒造の「嘉山 しぼりたて生酒 無濾過原酒 純米吟醸」と
「酒の陣限定 越の梅里 純米吟醸生原酒」
 

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ここは「長者盛」や「越の寒中梅」を醸す新潟銘醸(小千谷市)
 

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駅のキオスク、コンビニやスーパーなどにもならぶ「菊水ふなぐち」
私も大好きで休日に自宅の風呂で窓を開け解放感を得ながら風情を味わいつつ飲んだりします
ただし今回持ってきたのはふなぐちを超える、ふなぐちを求めて。のキャッチコピーの通りの日本酒
「限定大吟醸生原酒 菊水ふなぐち 一番搾り」
これを瓶詰ではなく缶に詰めて提供してくれました
ちなみに日本酒の試飲で缶から注がれたのは初めてです
 

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「笹パンダ君」の看板が目立っていた
笹祝酒造さん
パンダラベルの「五年熟成 大吟醸&生原酒」と「小龍 五年熟成生原酒」を試飲させてまらいました
  

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にいがた酒の陣では無料の試飲だけではなく
特別なお酒の有料試飲も行われていました
これは八海山を醸す「八海醸造」の唎酒
「唎酒 No.591」「唎酒 No.340」「唎酒 No.290」の3杯で500円


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その昔「越の三梅」と言わしめた「峰乃白梅酒造」も出店
ちなみ『梅』のあと2つは「越乃寒梅」と「雪中梅」
越乃寒梅を醸す「石本酒造」
雪中梅を醸す「丸山酒造場」と越の三梅はこのにいがた酒の陣にそろって出店です


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「越後鶴亀」では「越弌(コシイチ)純米吟醸」のラベルのデザインのステッカーをいただきました
このラベルのデザインはSAKE COMPETITION 2017ラベルデザイン部門1位の副賞として、
デザイナーが利き酒をし、味わいのイメージを元にしているのだそうです
愛用のゼロ・ハリバートンのアタッシュケースにでも貼っておこうかな
 

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越路吹雪や白露を醸す「高野酒造」
ここも有料試飲をやっていましたが、ここも無料試飲の蔵なま酒純米大吟醸をいただくことに
 

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私が行きたかったブースがこの「王紋酒造」
古くから女人禁制と云われた酒造りに昭和30年代からいち早く女性を活用した蔵で
小説「蔵」(宮尾登美子著)のモデルとなったことでも有名です
ちなみに全国で女性杜氏第1号(1975年)となった椎名氏は、当初は市島酒造の炊事当番(お勝手働き)として雇われていたそうです
 

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「宝山酒造」
代表銘柄である宝山は、近隣にある弥彦山のことを指すそうで
その麓には弥彦神社がるそうです
酒蔵見学も人気(年間1万6千人もの人が訪れるのだとか)との事なので次回、新潟に行くときは訪れたい蔵の一つです
 

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「高の井酒造」(小千谷)の主要銘柄は「田友(でんゆう)」
字は違いますが、このラべを見て大人気マンガ「キングダム」の登場人物で飛信隊 千人将の田有(でんゆう)を思い浮かべてしまいました
ちなみに田友は「友が集うところ田友あり」を合言葉に
「参加しよう米づくりから酒づくり」を合言葉に田植えや仕込み体験などを行い、サポーターの皆様と造りあげるお酒の名称なんだそうです
  

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私も何度かお邪魔した滝川市三楽街にある「昭和酒場 酔いしゃんせ」にも置いてある
石塚酒造の「ヒメノイ」も見かけました


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石塚酒造のブースでは酒の陣限定生原酒ver.をいただくことに
ちなみに販売分はすでに売り切れ
やはり購入を考えると初日の午前の部がベストかと
 

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これまた滝川市の「地酒屋 小林酒店」でも取り扱いのある
魚沼市の酒蔵「緑川酒造」のブースでは燗酒(緑川 正宗)を勧めていたので私も一杯いただくことに
 

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長岡の酒造「柏露酒造」では
4月13日(土)に開催する「柏露酒造 蔵まつり 発酵フェス2024」の為に製造した限定酒
「発酵フェス2024限定酒 CHAL-001 雪囲い仕込み」と
「発酵フェス2024限定酒】CHAL-002 超甘口仕立て」の2種を利き酒
 

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長岡市の長谷川酒造(1842年創業)では
「越後雪紅梅」をはじめ6種類の日本酒が氷で冷やされ出番を待っていました
ここはやはり「SAKENO JIN 2024」限定酒でしょうと試飲
この福助のラベルのお酒はかなりの人気のようで購入した日本酒をかなりの方が大事そうに抱えていました


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糸魚川市の酒蔵「田原酒造」では
天然湧水仕込み 純米吟醸 雪鶴をいただくことに
 

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上越市の「小山酒造店」には昨日に次いで今日も訪問
昨日は醸し香(碧)をいただいたので、今日は醸し香(翠)を試飲
 

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次に糸井川市の「加賀の井酒造」にも再訪
ここは以前蔵見学させていただいた蔵なので思い入れも強い蔵です
 

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創業1643年の老舗酒蔵「田中酒造」
上越市にあるそうで、主要銘柄は「能鷹(のうたか)」
これは「能ある鷹は...」からきているそうです
 

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ここでも燗酒を勧められ試飲いたしました
ちなみに広島や神戸(灘)に行ったときに感じたのですが、広島や関西の方は燗酒を好んで飲んでいる姿を多く目にしましたが
新潟をはじめ私ども(札幌在住)のように北に住んでいる人ほど燗酒よりも冷酒を好むように感じます
 

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新潟第一酒造のブースでは「彗星」の文字を見て立ち止まりました
その彗星、北海道産の3種の酒造好適米の一つです
実際に北海道東川町産の酒造好適米「彗星」を全量に用い醸しているそうです
もちろんその「越の白鳥 彗星 純米吟醸」試飲させていただきました

武田社長から聞いた話だと、三千櫻酒造との関係から使い始めたようです
高知の酔鯨酒造や田酒でも彗星は使われていますが、何だか誇らしい

ちなみに新潟第一酒造の山間などは私が今赴任している滝川の酒倶楽部かねよしでも購入可能だとか(すみません勝手にリンク貼らせていただきます)
 
 
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さて次は阿賀野市にある「白龍酒造」
あの日本酒ファンを増やした「上善如水」の白瀧酒造ではありません
ここでは「白龍 純米大吟醸 生酒」を試飲させていただきました
 

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最後に朱鷺の舞う佐渡島の蔵元「尾畑酒造」
銘酒「真野鶴」を醸す蔵です
エールフランス航空など国際線エアラインのファーストクラス、ビジネスクラス機内酒として「真野鶴大吟醸」が採用されていたりもします
ちなみにこの尾畑酒造は新潟で初めて酒蔵見学を始めた蔵としても有名なんだそうです
佐渡の逸見酒造の至や天領盃酒造も今回の旅で私のお気に入りになったことですし
次回新潟に来たときは佐渡島にわたり酒蔵見学をしてみたいものです
私の住む札幌からもトキエアが就航しましたし、そのトキエアは佐渡線の就航に向けた準備もしていることから
だんだんと距離が縮まってくるようなので今後に期待が高まります


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私も今回のにいがた酒の陣で、5本ばかり買わせてもらい
機内に持ち込み札幌まで持って帰りましたが
ヤマト運輸はこの日、通路にブースを構え皆さんの要望に応えるかのように宅配を受け付けていました
ちなみに段ボールまで「にいがた酒の陣」特別バージョンでした
これ記念になりますね
送った方がよかったかもしれません
 

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ということで戦利品(土産)は、
「DHC越の梅里純米吟醸酒の肴限定無濾過生原酒」
佐渡の逸見酒造が2本「至 純米吟醸生酒」
もう一つ天領盃酒造の「ウロボロス 貴醸酒」
そして今新潟で一番熱い阿部酒造の「FOMALHAUT( フォーマルハウト)貴醸酒タイプ」となりました


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こんな感じで「にいがた酒の陣2024」2日目は終了
案内いただいたT教授ありがとうございました
そしてテーブルでは見ず知らぬ方々から購入した日本酒を開けごちそうになったりと
本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました
来年開催されたらまた伺おうかと思います
その時は前泊して初日の朝から伺いたいものです

にいがた酒の陣が開催されている当日
出展者リストにありながらも酒蔵見学を行ってくれる、ありがたい蔵が有りました

 
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それが新潟駅から徒歩圏にある「今代司酒造」
創業1767年の老舗酒蔵です
聳え立つ煙突がこの建物は酒蔵だと主張しています
沼垂(ぬったり)という地区にありますが、味噌蔵、醤油蔵などが隆盛し
発酵産業が活発になったこの沼垂エリアは「発酵の町」とも呼ばれているそうです
そいや「沼垂ビール」なんてのもありましたね
 

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蔵の建屋は明治時代に建てられた歴史ある蔵ですが
店内は改装され奇麗な日本酒ブティック「厨(くりや)」としてリニューアルオープン
ここには今代司酒造の日本酒をはじめ、グッズや土産物などが並んでいます
厨の名の由来はその昔、ここが蔵の厨房だったことからなのだとか
 

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さて予約していた酒蔵見学に時間となりましたが
「酒蔵見学」は予約制しかも参加費は無料です
この日はにいがた酒の陣の開催日にもあたり
多くの観光客が訪れたようで「本日の酒蔵見学はすべて満席です」との表示が有りました
 

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ここ今代司酒造は2006年からアルコール添加をやめて全量純米仕込みで造りが行われる蔵で
実際の製造量は年間550石という小さな蔵なんだそうです
この日蔵にあった酒米は東の横綱と呼ばれる「新潟産 五百万石」
その名の由来は新潟県の米生産量が500万石を突破したことを記念して命名されたのだそうです
こんな話を9代目蔵元である山本吉太郎さん自ら
過去のエピソードなどを交えて面白おかしく案内いただきました
 

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この大きな釜
後程に過去に使われていた釜も見ることが出来ましたが
これは酒米を蒸すのではなく、搾った日本酒の火入れに使われている釜なのだとか
窯の中にあるバイピングされた管「蛇管」を使い日本酒を循環させ指定した温度(65度)で湯煎し火入れするのだそうです


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次に蔵一番のインスタ映えスポットを紹介する蔵元
ホーロータンクがずらりと並ぶ蔵の景色はやはり良いものですね
 

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蔵でひときわ目を引くのがこの「木桶」
酒蔵をはじめとした発酵食品を醸す蔵では木桶職人の後継者不足が問題となっており
現在、大型の木桶を作れるのは大阪・堺市の製桶所である「藤井製桶所」一社のみ
今代司酒造ではそんな「藤井製桶所」の桶職人の手により制作された木桶を使い、平成22年より木桶仕込みによる純米酒を60年ぶりに復活
その後、より多くの木桶仕込みの酒を造るため、クラウドファウンディングを使い平成30年にこの大きな木桶(4,043ℓ)を導入したのだそうです
 

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「江戸蔵」
ここはお酒の良い香りが漂っていました
 

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上槽の工程に使われるのは定番のヤブタ
手前の袋の中には酒粕が詰まっています
これは家畜の飼料として再利用されるそうで、サステナブルな活動も行われているようです
もっとも酒粕にはタンパク質が多く含まれており栄養価が高いほか、輸入に頼りがちな飼料を国内で生産できるといったメリットもあります
 

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酒蔵内には、昔使用していた道具や看板なども展示されており
蔵元がレトロファンに最近人気だという「お燗酒自販機」も説明いただきました
これは昭和40年代に使われていたものでコイン投入口に50円入れると燗をした日本酒が出てくるというものなんだそうです
インテリアとしてではなく「お燗機」としてほしいマシンですね
 

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昔酒米を蒸すのに使われていた大きな釜も展示されていました
 

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酒蔵見学の後は、お楽しみの酒のテイスティング
ツアーに含まれるのは、2種類の試飲ですが
先ほどまでにいがた酒の陣で浴びるほど飲んできたのでここはパス
蔵元自らの酒蔵案内ありがとうございました

ということで次の目的地新潟駅「ぽん酒館」を目指します
ちなみに歩いても15分ですが、市内循環バスが便利でした
 

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駅直結の越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館 新潟驛店」
新潟に来たからには、このお店を外すわけにはいきません
ただ新潟駅が改装中ということもあり、しかも駅の中が複雑すぎてなかなかたどり着けず
しばし彷徨いようやくたどり着いたりもしました
 

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入口の脇には、ライトアップされて輝く一升瓶
その後、店内を物色しようと思いましたが
この日「ぽんしゅ館」 は人で溢れていました
土産を買おうにもレジに並ぶ人の数が尋常ではありませんでした
これもきっと「にいがた酒の陣」の影響なのでしょう
おかげで欲しかった日本酒を入れてサングリアのように楽しむ「ぽんしゅグリア」は新潟空港で購入しました
  

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もっともここに来た目的は
奥にある「ぽんしゅ館 唎き酒番所93」での唎酒
 

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壁にずらりと並ぶ、新潟越後の92蔵もの唎き酒マシン
 

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地酒飲み比べが出来るコーナーでは500円で新潟の唎き酒が5杯楽しめる魅惑の空間でした
人生の3分の1は酔っ払っているという噂の『古典酒場』編集長、倉嶋紀和子さんが
このコーナーを紹介するYoutubeがあったので貼っておきます
 


 

ちなみにこの後、新潟空港までリムジンバスで向かいますが
バス乗り場も人が溢れており、1時間に1本しかないのに乗り切れず次のバスを待つ方も大勢おりました

まだ新潟へ来て、まだ名物のへぎそばとタレカツ丼食べてなかったことから
少し早めに空港に到着
新潟最後の〆に新潟空港の須坂屋そばでいただく事に


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お店の入り口にあるディスプレイの「天もりそば」が看板メニューなのでしょう美味しそうです
 

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あいにく雨が降り始めましたが
滑走路越しに日本海の眺めつついただくことに
 

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店に入ってすぐのところにある冷蔵庫には
酒処新潟らしく冷蔵庫には日本酒の一升瓶が並び
定番の「越乃寒梅」や「麒麟山」「雪男」「景虎」などが出番を待っていました
 

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さてここに来た目的はまずは「へぎそば」
つなぎにふのりが使われ、一口大に丸めたそばをへぎの中に並べて提供されるそばで
別名を「手振りそば」とも呼ぶそう
冷たいおそばが主流のようで
メニューには
「へぎそば 小(1.5人前)」 1,100円からとなっていました
 

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頼んだのは店前にディスプレィされていた
「天もりそば」1,580円と
「タレかつ丼(タレかつ4枚)」1,180円
 

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「へぎ(片木)」と呼ばれる、剥ぎ板で作った四角い器に載せて供された「へぎそば」
海藻の「ふのり」をつなぎに使っているためか、ツルツルシコシコの食感と喉ごしが楽しめました
 

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そしてもう一つの新潟のソウルフードである「タレかつ丼」
カツを甘辛い醤油ダレにくぐらせ、ご飯の上にのせたというシンプルな丼
本来なら発祥の店である「とんかつ太郎」の元祖タレかつ丼を食べたかったのですが
今回の1泊2日の旅ではとても無理
けれど甘辛い醤油ダレに米どころ新潟のご飯が美味しさを引き立てていました
そういやのっぺい汁は食べ損ねたな~
やはり新潟にはまた来なければならないようです
  

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旅の最期の楽しみと言えば空港のラウンジなのですが、残念ながら新潟空港には航空会社のラウンジはありません
替わりと言ってもなんですが、ゴールドのクレジットカード以上で入室できる、クレジットカードラウンジ「エアリアムラウンジ」が保安検査場の外ではありますが有ります
提携ゴールドカードと航空券を提示でお一人2時間無料
一般利用だと利用料金はお一人2時間 1,000円(税別)となっています
国内海外問わず、ラウンジ調査を行ってきたこともあり
今回も新潟空港エアリアムラウンジを調査させていただきます
 
 
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さてこのラウンジの最大の売りは最強の眺望
窓の外には航空機が離発着する滑走路やエプロン
そしてその滑走路の奥には日本海が見ることが出来ます
 

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今回は搭乗時間が18:05ということで、保安検査や搭乗の関係もあり見る事は叶いませんでしたが
きっとこのエアリウムラウンジのカウンター席から日本海に沈む夕日と航空機を眺められる特等席なんでしょうね
 

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ラウンジに置かれているのは
清涼飲料系のサーバーとコーヒー系のサーバー
 

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ちなみにアルコール類は全て有料
ただやはり日本酒王国新潟「越乃寒」「麒麟山」
クラフトビールも「こしひかり越後ビール」があったり
サッポロビールなんですが、アルビレックス新潟のエンブレムとロゴマークとともに、応援歌のフレーズである「俺たちの誇り新潟」を中央にデザインした新潟限定ビールもありました

ただ食べ物の持ち込みは不可
酒のつまみに「鮭とば」や「アルビレックスの応援に♪勝利を願う"勝ち"の種♪」もありました
まぁサッカーのサポーターはアウエィに行くのは航空機が多いでしょうから置いているのでしょう


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18:05と定時に新潟空港を飛び立ったJ-AIR JL2877便は空港から西方面に飛び立ち旋回しましたが
まるでにいがた酒の陣を2日に渡り楽しませていただいた朱鷺メッセのある新潟港を見せてくれるかのようでした
 

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その後、雲海の向こうに沈む素晴らしい夕陽も見せてくれました


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とこんな感じで1泊2日で新潟市と、今回の旅の目的であった「にいがた酒の陣」を堪能
札幌の自宅に戻りましたが
札幌の自宅に到着したのは20:00前、思いのほか新潟は近かった
来年またにいがた酒の陣には伺いたいものです
ついでに佐渡島にも渡ってみたいものです


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