「にいがた酒の陣2024」3/10午前の部に再び見参

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「にいがた酒の陣2024」
前日に続いて2日目となる、3月10日午前の部にも参戦いたします
ただこの日のチケットは自由席となるB
前日の教訓と席の確保の観点から、10時開場でしたが8時前から並ぶことといたしました
まぁ並んでいる間も日本酒好きな方々との会話も楽しみました
 

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開場時間となり、いよいよにいがた酒の陣2日目のスタート
Miss SAKE 新潟の3名が会場に華を添えます
なおこのブースは全国的に有名な「越乃寒梅」を醸す石本酒造のブースです
  

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さてこの日も朝から4千名の呑兵衛が朱鷺メッセに集いました
特に最近話題の蔵の前には列をなすところが多く
 

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特に人気だったのが、新潟の新生といえる蔵「阿部酒造」さん
少量生産の蔵ですが、酒蔵立て直した6代目製造責任者・阿部裕太氏の醸す独自路線の日本酒が美味しいと人気を博しており
この日も写真の「あべ」を試飲するため1時間も並んでいるような人気ぶりでした
まさかそんな列に並んで貴重な時間を浪費することもできないことから
開場とともに阿部酒造の販売コーナーに並び即座に「FOMALHAUT( フォーマルハウト)貴醸酒タイプ」を土産に購入いたしました
 

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さて昨日は上越・佐渡エリアを中心に回ったことから
この日は中越エリア・下越エリアを責めることに
乾杯酒はDHC酒造の「嘉山 しぼりたて生酒 無濾過原酒 純米吟醸」と
「酒の陣限定 越の梅里 純米吟醸生原酒」
 

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ここは「長者盛」や「越の寒中梅」を醸す新潟銘醸(小千谷市)
 

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駅のキオスク、コンビニやスーパーなどにもならぶ「菊水ふなぐち」
私も大好きで休日に自宅の風呂で窓を開け解放感を得ながら風情を味わいつつ飲んだりします
ただし今回持ってきたのはふなぐちを超える、ふなぐちを求めて。のキャッチコピーの通りの日本酒
「限定大吟醸生原酒 菊水ふなぐち 一番搾り」
これを瓶詰ではなく缶に詰めて提供してくれました
ちなみに日本酒の試飲で缶から注がれたのは初めてです
 

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「笹パンダ君」の看板が目立っていた
笹祝酒造さん
パンダラベルの「五年熟成 大吟醸&生原酒」と「小龍 五年熟成生原酒」を試飲させてまらいました
  

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にいがた酒の陣では無料の試飲だけではなく
特別なお酒の有料試飲も行われていました
これは八海山を醸す「八海醸造」の唎酒
「唎酒 No.591」「唎酒 No.340」「唎酒 No.290」の3杯で500円


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その昔「越の三梅」と言わしめた「峰乃白梅酒造」も出店
ちなみ『梅』のあと2つは「越乃寒梅」と「雪中梅」
越乃寒梅を醸す「石本酒造」
雪中梅を醸す「丸山酒造場」と越の三梅はこのにいがた酒の陣にそろって出店です


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「越後鶴亀」では「越弌(コシイチ)純米吟醸」のラベルのデザインのステッカーをいただきました
このラベルのデザインはSAKE COMPETITION 2017ラベルデザイン部門1位の副賞として、
デザイナーが利き酒をし、味わいのイメージを元にしているのだそうです
愛用のゼロ・ハリバートンのアタッシュケースにでも貼っておこうかな
 

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越路吹雪や白露を醸す「高野酒造」
ここも有料試飲をやっていましたが、ここも無料試飲の蔵なま酒純米大吟醸をいただくことに
 

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私が行きたかったブースがこの「王紋酒造」
古くから女人禁制と云われた酒造りに昭和30年代からいち早く女性を活用した蔵で
小説「蔵」(宮尾登美子著)のモデルとなったことでも有名です
ちなみに全国で女性杜氏第1号(1975年)となった椎名氏は、当初は市島酒造の炊事当番(お勝手働き)として雇われていたそうです
 

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「宝山酒造」
代表銘柄である宝山は、近隣にある弥彦山のことを指すそうで
その麓には弥彦神社がるそうです
酒蔵見学も人気(年間1万6千人もの人が訪れるのだとか)との事なので次回、新潟に行くときは訪れたい蔵の一つです
 

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「高の井酒造」(小千谷)の主要銘柄は「田友(でんゆう)」
字は違いますが、このラべを見て大人気マンガ「キングダム」の登場人物で飛信隊 千人将の田有(でんゆう)を思い浮かべてしまいました
ちなみに田友は「友が集うところ田友あり」を合言葉に
「参加しよう米づくりから酒づくり」を合言葉に田植えや仕込み体験などを行い、サポーターの皆様と造りあげるお酒の名称なんだそうです
  

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私も何度かお邪魔した滝川市三楽街にある「昭和酒場 酔いしゃんせ」にも置いてある
石塚酒造の「ヒメノイ」も見かけました


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石塚酒造のブースでは酒の陣限定生原酒ver.をいただくことに
ちなみに販売分はすでに売り切れ
やはり購入を考えると初日の午前の部がベストかと
 

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これまた滝川市の「地酒屋 小林酒店」でも取り扱いのある
魚沼市の酒蔵「緑川酒造」のブースでは燗酒(緑川 正宗)を勧めていたので私も一杯いただくことに
 

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長岡の酒造「柏露酒造」では
4月13日(土)に開催する「柏露酒造 蔵まつり 発酵フェス2024」の為に製造した限定酒
「発酵フェス2024限定酒 CHAL-001 雪囲い仕込み」と
「発酵フェス2024限定酒】CHAL-002 超甘口仕立て」の2種を利き酒
 

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長岡市の長谷川酒造(1842年創業)では
「越後雪紅梅」をはじめ6種類の日本酒が氷で冷やされ出番を待っていました
ここはやはり「SAKENO JIN 2024」限定酒でしょうと試飲
この福助のラベルのお酒はかなりの人気のようで購入した日本酒をかなりの方が大事そうに抱えていました


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糸魚川市の酒蔵「田原酒造」では
天然湧水仕込み 純米吟醸 雪鶴をいただくことに
 

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上越市の「小山酒造店」には昨日に次いで今日も訪問
昨日は醸し香(碧)をいただいたので、今日は醸し香(翠)を試飲
 

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次に糸井川市の「加賀の井酒造」にも再訪
ここは以前蔵見学させていただいた蔵なので思い入れも強い蔵です
 

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創業1643年の老舗酒蔵「田中酒造」
上越市にあるそうで、主要銘柄は「能鷹(のうたか)」
これは「能ある鷹は...」からきているそうです
 

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ここでも燗酒を勧められ試飲いたしました
ちなみに広島や神戸(灘)に行ったときに感じたのですが、広島や関西の方は燗酒を好んで飲んでいる姿を多く目にしましたが
新潟をはじめ私ども(札幌在住)のように北に住んでいる人ほど燗酒よりも冷酒を好むように感じます
 

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新潟第一酒造のブースでは「彗星」の文字を見て立ち止まりました
その彗星、北海道産の3種の酒造好適米の一つです
実際に北海道東川町産の酒造好適米「彗星」を全量に用い醸しているそうです
もちろんその「越の白鳥 彗星 純米吟醸」試飲させていただきました

武田社長から聞いた話だと、三千櫻酒造との関係から使い始めたようです
高知の酔鯨酒造や田酒でも彗星は使われていますが、何だか誇らしい

ちなみに新潟第一酒造の山間などは私が今赴任している滝川の酒倶楽部かねよしでも購入可能だとか(すみません勝手にリンク貼らせていただきます)
 
 
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さて次は阿賀野市にある「白龍酒造」
あの日本酒ファンを増やした「上善如水」の白瀧酒造ではありません
ここでは「白龍 純米大吟醸 生酒」を試飲させていただきました
 

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最後に朱鷺の舞う佐渡島の蔵元「尾畑酒造」
銘酒「真野鶴」を醸す蔵です
エールフランス航空など国際線エアラインのファーストクラス、ビジネスクラス機内酒として「真野鶴大吟醸」が採用されていたりもします
ちなみにこの尾畑酒造は新潟で初めて酒蔵見学を始めた蔵としても有名なんだそうです
佐渡の逸見酒造の至や天領盃酒造も今回の旅で私のお気に入りになったことですし
次回新潟に来たときは佐渡島にわたり酒蔵見学をしてみたいものです
私の住む札幌からもトキエアが就航しましたし、そのトキエアは佐渡線の就航に向けた準備もしていることから
だんだんと距離が縮まってくるようなので今後に期待が高まります


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私も今回のにいがた酒の陣で、5本ばかり買わせてもらい
機内に持ち込み札幌まで持って帰りましたが
ヤマト運輸はこの日、通路にブースを構え皆さんの要望に応えるかのように宅配を受け付けていました
ちなみに段ボールまで「にいがた酒の陣」特別バージョンでした
これ記念になりますね
送った方がよかったかもしれません
 

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ということで戦利品(土産)は、
「DHC越の梅里純米吟醸酒の肴限定無濾過生原酒」
佐渡の逸見酒造が2本「至 純米吟醸生酒」
もう一つ天領盃酒造の「ウロボロス 貴醸酒」
そして今新潟で一番熱い阿部酒造の「FOMALHAUT( フォーマルハウト)貴醸酒タイプ」となりました


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こんな感じで「にいがた酒の陣2024」2日目は終了
案内いただいたT教授ありがとうございました
そしてテーブルでは見ず知らぬ方々から購入した日本酒を開けごちそうになったりと
本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました
来年開催されたらまた伺おうかと思います
その時は前泊して初日の朝から伺いたいものです

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2024年4月 6日 19:18に書いた記事です。

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