天売島雑魚釣行の最近の記事

滝川駅に停車中の「ザ・ロイヤルエクスプレス」
我が家の奥さんを滝川駅に向かいに来た際に出会いました
3泊4日がなんと一人88万円という豪華列車の旅
「HOKKAIDO 日本最北端の旅」の旅の途中だったようです


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その後訪れたのは、久しぶりとなるびっくりドンキー
もう10年ぶりくらいでしょうか
小樽勤務時代に夜の仕事があった時など利用(小樽の飲食店は夜閉まるのが異常に早くチェーン店くらいしかやっていないんです)させてもらったのを覚えています
 

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ちなみにここにやってきたのには訳があります
それはこの日の午後2時に船に乗ることになっていましたが
私は人一倍、いや人の三倍くらい船酔いしやすい体質
お昼を食べてすぐに船になんか乗ったら大変
ちょっとの揺れですぐに酔い、吐きそうになることがあることから
昼は抜きにしてそのかわりに昼飯兼の朝食を食べようと
朝8時から朝の新モーニングメニューがちょっとお高めと(990円)話題の、びっくりドンキー滝川店にやってきたというわけです
  

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頼んだのは我が家の奥さんが
「ドンキースペシャルブレックファースト」(880円)のプレーントストをスクランブルエッグ
価格もそれなりですが、なんだかホテルメイドのモーニングセットに思えてしまいます
 

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私はというと・・・やはりドンキーと言えばハンバーグ
ミニマムチーズディッシュセットを朝から豪快にやることに
ちなみにびっくりドンキーのハンバーグソースが私の好みという事もあり
その旨を話し追加で頼んじゃいましたが、スタッフも嫌な顔をすることもなく小さな容器に入れ持ってきてくれました
 

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双セットともに、おかわり自由のコーヒーが頼めたので
美味しいホットコーヒーと共にいただいてます
 

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ちなみに卓上にある、びっくりドンキーで乾杯!キャンペーンのビールのポップ
小樽ビールは小樽勤務時代に帰りの電車で、営業が上手くいった時など自らへのご褒美とばかりに、良く飲んだな〜と懐かしくなりました
今度はそんな小樽ビール飲みに来なくては
 

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とままえ温泉ふわっとから日本海の向こうに見えているのは
夫婦島「天売島」「焼尻島」
残念ながら利尻富士を望む事は叶いませんでしたが
これから伺う天売島を見ることが出来ました


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そう敬老の日の祝日を交えた連休は天売島にわたることに
ということでやって来たのが羽幌フェリーターミナル
焼尻島のサフォークを食べる為、わざわざフェリーに乗って食べに行って以来17年ぶりに伺いました
 

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ターミナル内の乗船券売り場の壁には
そんな焼尻島のサフォークの美味しそうに草を食む写真が天売島の海岸で翼を休める海鳥の写真とともに飾られていました
(自然写真家・寺沢孝毅氏の作品)
ちなみに生産量の少なさから「幻」とも呼ばれる焼尻島サフォークですが、飼育員が確保できないとして8月末をもって閉鎖されるという悲しいニュースあり、最後にフランスの「プレサレ」にも匹敵するという焼尻島サフォークを食べつつ天売島に渡航しようとも思いましたが、下川町で「あべ養鶏場」を経営する東郷啓祐社長が継承するというニュースを聞き、焼尻島サフォークはまた別の機会にすることといたしました
そうもしかしたら下川町でも食べれるようになるかもしれません
 

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そんな羽幌沿岸フェリーですが、天売島・焼尻島に空港はなく
船でなければ渡れません、そうこのフェリーは島民にとっての唯一の足でありますが
島に物資を運ぶ唯一の輸送手段でもあります
そんなわけでフェリーターミナルからは島に運ぶ食料や飲料水
宿で提供されるのでしょう、生ビールの樽も運ばれるようでした
 

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乗船するフェリーは「おろろん2」
そう高速船が稼働しているのは「ウニ」の季節である8月末まで
9月からはこのおろろん2の1日2往復のみの運行となります
しかも9月から4月までの旅客定員は100名
そう天売島・焼尻島は9月から閑散期となるわけです
まぁだからこそ島でのんびりするため天売島に渡ろうと思ったんですけどね
  

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もっとも人一倍、いや人の三倍くらい船酔いしやすい体質の私
その昔、長崎港から軍艦島(端島)上陸ツアーに参加しましたが、その時のは立っていられないくらい酔ってしまい
ツアー終了後での料亭御宿坂本屋「卓袱料理」もほとんど箸が進みませんでした
酔い止めの薬「トラベルミン」を飲むのを忘れません
ちなみに乗船券売り場で売っているとは聞きましたが
しっかり医薬品販売許可をしっかり取得していました
 

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酔い止めの薬を飲まなきゃ船にも乗れない船酔い体質のわたしですが、これに乗らなきゃ天売島には行けません
フェリーとはいっても489トンしかない小船
そのうえ乗客は少ないだろうから乗船券は2等とし
このカーペット敷の床に寝そべって1時間40分の航海に耐えることに
 

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この日の波は1~1.5mと島民に言わせれば「凪」
それでも私は多少の船酔いがあり、島に着いたところでフラフラしていました
まぁ何とか天売島にわたることが出来、一安心
 

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てなわけで、何とか今回の旅の目的地「海鳥の楽園 天売島」に到着
天売フェリーターミナル島での宿とする「萬谷旅館」さんに向かいに来てもらい宿に向かいます
 

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天売島での宿は萬谷旅館
古くから旅館業に力を注いできたようで
現在のご主人が5代目となる老舗の宿です
 

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ということでいかにも昔懐かしい感のある旅館
通された部屋にはテレビがかろうじてある程度で、トイレや風呂は共同
しかも部屋に冷蔵庫すらなく通路に共用のものがある程度
システムバス・トイレ、冷蔵庫が当たり前といったシティホテル、ビジネスホテルとは一味違う宿となります
しかも宿にエアコンは有りません
涼しい北海道と言えど今年の夏は暑かった
いくら天売島といえど今年の8月の最盛期(ウニの季節)は辛かったでしょうね
そんなこともあり私どもはさほどウニにはこだわらないので9月下旬にしたんですけどね
 

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部屋にベットもなく、布団が敷かれていました
宿のすぐ目の前が海ということもあり、毎夜さざ波の音を聞きながら眠りにつくことに
 

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ということで窓を開けた風景はまさに絶景
すぐ近くに前浜港や日本海


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朝には部屋の窓から焼尻島あたりから昇る朝日が望めました


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お風呂は共用
ただ宿泊していたのは4部屋程度(部屋は全部で13室)
中には1人で宿泊していた方も多く、さほど待つことなく入浴出来ました
 

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これは廊下に貼りだされていたポスター
『女医・優〜青空クリニック〜』
軽部潤子氏の漫画「青空クリニック」を昼ドラにしたもので
天売島の診療所のストーリーを実写化したもののよう
宿のご主人が主演の木内晶子さんと一緒に呑んでいる写真も飾られていましたが
この宿も撮影の際に宿舎か何かで使われたのでしょうね


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そしてこの宿の一番のメリットが
歩いて5分ほどのところにある前浜港
港から萬谷旅館が見えるほど近いんです
今日明日とこの港で釣り糸を垂れることとなりました
 

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天売島前浜漁港での雑魚釣り

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今回の天売島での旅はいつものような弾丸旅行ではなく、なにをするでもない旅
ガイドツアーなども申し込まず、空いた時間は釣りでもしてのんびり過ごすことにしました
ということで宿泊する萬谷旅館から歩いて5分ほどの前浜漁港で釣り糸を垂れ現代の太公望を気取ります
 

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港内でサビキ釣りをするとよく掛かってくるのが
「ふぐ」
まさに入れ食いです
 

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他に漁港内では
ガヤ、ハチガラなどに遊んでもらいました
 

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これは穴釣りで釣りあげた小さなメバル
何度か大きなあたりもあったのですが、アタリがあったとたん
岩場の中に逃げられ仕掛けごと持っていかれてしまいました
宿の御主人の話だと、そうして逃げたおもりを付けたままの魚もまた釣れることがあるのだとか
 

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夕まずめに朝まずめとこの漁港に通いましたが、釣りあげたのはリリースサイズばかり
釣れたら宿で料理してあげると言われてましたが、残念ながらそんなサイズには出会いませんでした
 

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昼間は宿前で道具をお借りしカニ釣りも楽しみました
このカニ釣り岩場でタコの身を針金の先につけカニを誘うのですが
カニは一心不乱にタコの身に食らいつき放さないことから、簡単にバケツへと誘われます
ただし、少し大きなカニは警戒心もありなかなかバケツまで持っていくことが出来ないなど
カニとの駆け引きが楽しめました
 

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1時間ほどで100匹以上の釣果
このカニもまた岩場にリリースさせていただきました
にしてもまだ9月の昼間だというのに、やはり離島だけあってそこそこ楽しめました
次回は夜釣りにも挑戦しようかな(宿から近いですし)
  

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テーブルに並ぶウニ・・・ウニ・・・ウニ・・・
夏の北海道の味覚を代表するのがこのウニです
濃厚でクリーミー、口の中で甘くとろける美味しさは、北海道の海の恵みそのもの
北海道を訪れる観光客はおろか、私たち道産子も夏のシーズンになると
ウニ丼などのウニ料理を求めて目の色を変えて走り回るそんな食材です
写真のウニは今回宿泊した萬谷旅館の初日の晩餐にて提供されました
ちなみに天売では本来なら8月末までが漁期ということで、今回9月に伺った際は食べられないと当初聞いていましたが
宿の御主人んが何らかの手段で用意してくれたようでした
しかもこれウニの殻1個当たりに2~3個分詰めているそうです
にしても~ラッキーでした
 

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そんなウニの他にもテーブルにはこれでもかと豪華な海鮮料理が並んでいますが
今宵は天売島の萬谷旅館で豪華な晩餐となりました
萬谷旅館のような食事が看板の旅館は、どことなく郊外のレストランでシェフがその土地の食材を使って腕を振るう延長線上に滞在に関するおもてなしを備えた欧米のレストラン「オーベルジュ」を彷彿させます
ようは食べたらすぐ寝られるっていう横着な人が好むレストランですね
今回は単身赴任中で遅れてしまった我が家の奥さんの誕生祝の意味合いもあり、この萬谷旅館を選択しました
まぁススキノのちょっとした飲み屋で飲んでも同様のお金がかかりますしね

 

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しかも萬谷旅館では、BYO(お酒の持ち込み)が可能という事で
我が家からとっておきの秘蔵っ子「上川大雪 緑丘蔵仕込み純米大吟醸 35%精米」を持参し
料理とともに冷でやることに
まぁ形は違えど、和風のオーベルジュでBYOってことで


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料理はそんな日本酒に合うものばかり
お造りは、甘エビとソイ、イカ
特に甘エビ、先ほどフェリーに乗った羽幌は日本国内で甘えびの水揚量日本一を誇る港だったりしてこの辺りは美味しい甘えびが獲れることで有名ですし
他の海鮮料理を含め、この萬谷旅館の御主人が漁業権を持っていることもあり、新鮮な魚介類がこれでもかと出てきました
   

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ソイは刺身にとどまらずあら汁でもいただきました
ワカメの磯の香りも手伝っていい味を出しています
  

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タコの味噌和え
そう甘エビのみならず羽幌港あたりは道内でも有数の水揚量を誇る「ミズダコ」の産地
下茹ででさっと茹でられただけの新鮮なタコは私の好物でもあります
  

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青ツブの壺煮
 

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さて今宵のメイン料理である
天売島のウニは日本酒のおともにもしましたが
ウニ丼でもいただきます
いや~日本人に生まれてよかったと思える瞬間ですね
 

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そのほかもテーブルに海鮮料理が並びますが、右から
「カレーの煮付け」
「イカの塩辛」
「琉球(マグロの胡麻漬け)」
「ホタテとアイヌネギ」
「ナマコ酢」
 

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ご飯はおひつに入れられて出されていたので、遠慮なくお代わりを
ということで2杯目は琉球とイカの塩辛も海鮮丼にしていただくことに
 

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こんなことで肉はおろか野菜もわずかな
海鮮オンリーと言った晩餐を美味しい日本酒とともに堪能いたしました

萬谷旅館ではさざ波の音を聞きながらぐっすり眠り
朝、近くの漁港で釣りを楽しんだ後、シャワーを浴びてすっきりしたら
朝食の時間
初日は焼き鮭、目玉焼き、長芋の千切り、ニシンの切り込みのおろし和えなど
日本の正しい和朝食オーラが漂っていましたが、何よりもみそ汁が美味い
朝から動き回っていたこともあり元気よくご飯を3杯くらいお代わりすることに
 

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2泊目の朝はスクランブルエッグと納豆、野菜の佃煮
そして中央に置かれた何かの魚の煮付け
これが美味い
 

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おそらくこれはシマホッケの煮付けでしょうか
胴回りのサイズからして結構な大物のようです
さて「ホッケの煮付け」で思い起こすのが、その昔(2008年11月)麻生総理が料亭政治に批判があるなか、庶民派をアピールしようと居酒屋懇談を話題にした際「(料理は)ホッケの煮付けとか、そんなもんでしたよ」と発言をし
その発言に対して北国出身の大島理森国対委員長は「ホッケに煮付けはありません。ホッケは焼くしかないんです」と突っ込みをいれた事がありましたが
これにマスコミが即座に反応、庶民感覚の薄さを露呈したと叩かれていたのを思い出しました
大島理森国対委員長の意図するところは察しますが、北海道では普通にホッケの煮付けありますよと、その時は再突っ込みしたくなったのを覚えています
 

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ただこの日は午前10時半にフェリーへの乗船が待っています
船酔いしやすい体質の私は2泊目の朝は少し抑えめにいただきました

天売島2日目
この日はおろろんレンタルで自転車を借りて島内を一周することに
料金は1台 ゆったりコース(4時間まで)1,000円 超過料金200円/1時間ということで
ママチャリを2台お借りし、のんびり天売島をサイクリング
 

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おろろんレンタルのあるスタート地点の天売港から時計回りに回る「ぶらりぐるっと1周コース」を巡ります
走り始めてまず目についたのが「元 天売島海鳥研究室」
昔郵便局だった建物を利用した研究室だったようですが、今は看板も外されていました
4月から8月にかけて 海鳥を研究する大学院生や研究者が共同生活する場所という事なので
私が伺った9月は空き家になったようです
 

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次に道中、鳥居を見かけたました
ということは奥に神社があるようなので参拝
でその神社の名をみると・・・・なんと厳島神社
ちなみに天売島と夫婦島と言われる焼尻島にも厳島神社があります
宮島にある本家たる厳島神社は瀬戸内海に浮かぶように立つ朱塗りの大鳥居が有名ですが
ご祭神は、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命の宗像三女神と
航海の安全や交通安全などを祈願する神様であることから、この離島に祭られているのでしょう
私も明日はフェリーが揺れないようここでお祈りすることに
 

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自転車は快適に黒崎海岸へ
そんな海岸の岩場で見た「ウミウ」
お日様に照らされ翼を休めておりました
 

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島の南側に近づくにつれ道は細くなりますが
道端には大きく育ったわらびの群生が続き、まるでわらびロートと言ってよいくらい
宿の御主人も言っていましたが、春は山菜の宝庫になるのだとか
 

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「国指定天売島鳥獣保護区案内図」にあるように、いよいよ海鳥の楽園エリアに近づいてきました
ここから少しづつ傾斜もきつくなっていきます
島の西側海岸線は切り立った断崖絶壁、海岸線に道路は作れないため壁の上に道は造られています
自転車で登るにはかなりきつい道路、自転車を押しつつ登ります


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まずは島の南側にある赤岩展望台から望む天売島のシンボル「赤岩」
海から直立した48mの垂直の岩は圧巻でした
 

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赤岩展望台のある赤岩園地では
周辺に生えているイタドリの陰などに無数の巣穴が広がっていましたが
これが「ウトウ」の巣穴
5~7月には約80万羽と言われるウトウの帰巣が見られるそうです
それに加え「オロロン鳥」と呼ばれる絶滅危惧種ウミガラスもこの赤岩対岸で生息
残念なことに現在その個体数は約30羽ほどなんだそうです
 

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自転車をさらに押しつつ
天売島の一番標高の高い当たりである千鳥ヶ浦へ
ここから望む焼尻島が絶景でした 
さらにその奥には鳥の名が付いたオロロンラインの海岸線も見て取れました
 

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千鳥ヶ浦にある海鳥観察舎から望む景色
まさに断崖絶壁
まぁだから海鳥にとっては絶好の繁殖地になったのでしょう
 

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海鳥観察舎付近から海鳥の繁殖地らしき方角をみると
なにやら白い海鳥のような物が見て取れます
 

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写真を拡大してみると
「ウミガラス(オロロン鳥)のデコイ」が確認できました
ということはこれが屏風岩
にしてもデコイの色が落ちて大部分が白いオロロン鳥になっているようです
 

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千鳥ヶ浦からは下りが続き快適に「観音崎展望台」へ
かつてはウミネコの一大繁殖地と知られ、今も数多くの海鳥が生息する百数十メートルの断崖絶壁を見ることが出来ました


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最後に天売港を見学
釣りをしている人の姿はなく、何の情報も得られませんでした
ここで自転車を返却
そんなおろろんレンタルでは釣り具もレンタルしているという頃で
釣り餌はないかと確認したところ、サンマはないがサバならあるということで
1袋200円で購入、このあと少し休んで萬谷旅館近くの前浜でまた釣りに興じようかと思います
 

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天売島の萬谷旅館で、2日目の夕食
この日も上川大雪の純米大吟醸(緑丘蔵)を持ち込み豪華絢爛な晩餐となりました
 

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まずはお造り(ソイ、甘エビ、中トロ)から
 

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そして今なにかと話題のホタテ料理
科学的根拠に基づかない中国による日本産水産物の輸入停止措置により突然大きな販路を失ってしまった北海道産のホタテ
そんな道産水産物の販売促進のため、いま北海道では官民挙げて「食べて応援!北海道」キャンペーン運動が展開されています
そんなキャンペーンの一環か?この日はホタテ三昧の海鮮料理
まずは固形燃料のいろりを使ったホタテ貝焼き


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これには味をまろやかにと上川大雪をちょっと加えていただきました
もちろんこれは上川大雪の純米大吟醸によくあいます
 

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水菜とホタテのわさび醤油カルパッチョ
ホタテの稚貝の味噌汁などホタテづくし

そのほかタコの酢の物
ソイ焼き
タコの頭のウニ和え
と天売島近海の海鮮が並びます

いや~にしても私も港でこんなソイ釣りたかった
 

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ウニとならぶ天売島の目玉となる海鮮料理「水貝(アワビ)」
こいつも少しばかり日本酒の肴としましたが
 

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まだ固形燃料のいろりの火が残っていたので
このアワビも醤油をたらし貝焼きにしていただきます


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生ウニとニラの卵とじというちょっと贅沢な一皿
奥尻島でも味わいましたが、ウニは火を加えると甘さがまし美味しさが倍増します
 

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これは生ウニの卵とじ丼にして豪快にかきこみます
ということで初日同様、海鮮料理と日本酒の満足な晩餐となりました
 

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2泊させていただき美味しい料理を堪能させていただいた天売島萬谷旅館を後にし
羽幌沿岸フェリーで羽幌フェリーターミナルを目指します
  

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おかげさまで帰りのフェリーはほぼ揺れを感じづ、船酔いはいっさいなし
私には珍しい船旅でした
ということで昼は留萌でランチといたします
向かったのは留萌市にある丸喜寿司
52年もの歴史を持つ老舗の寿司屋です
 

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このミシュランガイド北海道2017特別版の「羽幌・留萌エリア」で「ミシュランプレート」に選ばれた老舗のお寿司屋さんで
カウンターも何だか老舗の風格が漂っています
 

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伺った日は祝日でしたが、ランチメニューをやっていて
 

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私が頼んだのが
昼チラシ膳(これも味噌汁サラダ付き)1,590円
味噌汁も甘海老の出汁がよく出ていて美味しい
 

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昼チラシ膳は留萌らしく数の子入り
他のネタは甘海老、いくら、ホッキ、サーモン、ホタテ、イカ、ブリ、マグロ、玉子焼きなど
コスパ抜群の海鮮丼でした
 

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我が家の奥さんは
ランチ寿司(海老の頭入り味噌汁とサラダ付き)1,000円
千円でこれだけ食べられるお寿司屋さんはそうそうありません
双方美味しく頂かせてもらい、ごちそうさまでした
ここ留萌は仕事でもしょっちゅう伺わせてもらうのでまた伺わせていただきます
 

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さて次はデザートを食べにわざわざ増毛の國希酒造へ
熊のはく製が迎えてくれましたが
このはく製、増毛産なんだそうです(ご想像通りの意味かと)
 

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最北の蔵 国稀酒造ギャラリーを見学したり
私は飲めませんが、我が家の奥さんが利き酒したり


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最後にお目当ての酒粕アイスで〆
こんな感じで敬老の日を交えた連休は天売島、留萌、増毛を旅し
増毛稲田線を快適にドライブ(軽自動車ですが)帰路につきました
  

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