2009年8月アーカイブ
「駅弁ひとり旅」というマンガで紹介された駅弁
「母恋めし」ちょっと変わった名前ですが
名前の由来はJR室蘭本線・母恋駅で売られているからでしょう
肝心の駅弁の中身はホッキ貝の炊き込みご飯で作ったおにぎりと、燻製チーズ・燻玉、漬物、飴玉でした
このホッキ貝の出汁の利いたおにぎりがなかなかいけます
1日15~40個限定だそうです
今回は夕方に行ったからか買ったのは最後の1個でした
もっとも買ったのはJR母恋駅ではなく「道の駅みたら室蘭」
温泉と屋台村を携え、正面には白鳥大橋を望むなどキャンピングカー乗りには好条件の道の駅です
ただこの道の駅にたどり着くためには、白鳥大橋を渡るのが高速道などからの近道ですが、風の強い日は注意が必要です
特に風には弱いキャンピングカーは怖い橋です
先週不幸があり、通夜の帰りにちょっと立ち寄った酒菜「夷屋(えびすや)」
半年振りの訪問です
まずはお造り、知床産地鶏セセリ
銀あんかけ玉子焼きと
キノコと魚介のふわふわ蒸し、こいつが旨かった
店名にもなっているエビスビールを飲みつつ頂きましたが
こじんまりとしたお店ですが居酒屋のチェーン店に慣れ親しんでしまっていた舌にもやさしく感じられるお店です
モバイルSuica・Kitacaに加えアジア各国の交通機関で利用できる非接触型カードたち
再渡航したさい使おうとデポジットもそのままもって帰ってきてしまってます
ちなみにアジアの非接触型カードはオランダはフィリップス社の技術であるMifareを利用することが多いようですが、この香港の公共交通機関で使えるオクトパスはモバイルSuicaやKitaca同様ソニーが開発した「FeliCa」が採用されております
日本が絡んでいるせいなのか、改札の際、地下鉄などの改札機のセンサーに「置くとパス」できるカードなのでオクトパスカードって言われているのは都市伝説でしょうか?
八達通の名のとおりMTR地下鉄網が八方に伸びた蛸の足ってのが定説ですが、個人的にはこちらと思いたいものです
さて、近々再使用できそうです
8月に入り札幌にもようやく夏がやってきました
久々の真夏日です
おかげでいつもは閑散としている土曜日なのに札幌大通納涼ビヤガーデン会場は大賑わい
そんな日に埼玉から来札された方と「さっぽろ納涼ビヤガーデンツアー」となりました
まずはサントリー ザ・プレミアム・モルツガーデンへ
売り子さんのコスチュームもここが一番派手でした
続いて早めの時間帯に一番混みそうなキリンへ
そろそろ暗くなってきて混み始めた頃、アサヒへ
「北の職人」を頂きます
ビールそしてグラスともにここが一番冷えてて旨かった
でも何といっても一番美味しかったのが、サッポロの「エビス スタウトクリーミートップ」
いつまでも消えない泡はこのビールの持ち味、いえいえこの方たちの匠の技です
午後4時くらいから飲み始めましたが、帰る頃の8時にはご覧の人・人・人
写真に写っているのは会場ではなく会場席からあぶれた方がビニールシートをひいて花見のように飲んでいる方達です
ちなみに年々若い女性の比率が高くなっているような気がします
これは若い女性の親父化かそれとも草食系男子の宅飲みの影響か
そんなことよりも一番の気がかりは
まだ関西弁を聞くことやハングルのメニューを見かけることはありませんが、ここが観光化されJ○Bなどの予約席が並んだりと北海道観光に表題のようなオプショナルツアーができること
楽しいことはすぐに広まってしまいますが、いま少し札幌人のいこいの場であって欲しいものです
さて荷造りです
といっても出かけるのはまだちょっと先です
我が家の旅行はJT○などの旅行会社のツアーではなく、いつも「ODT(おおたに・弾丸・ツアー)」
といっても単なる個人旅行ですが、休みの関係でその行程がかなりタイト
今回も13日からのお盆休みにあわせ旅程を組んでいますが、12日の夜職場から新千歳空港に向かい羽田に飛んで成田のホテルで前泊、翌朝早くに成田空港というスケジュールです
関東・関西あたりならまだしも、札幌発着でこんな旅程のツアーはないですよね
ちなみに13日の成田空港はお盆ということもありかなりの混雑・・・とういうか激混みでしょう
そこで朝一番に空いているであろうFカウンター・専用セキュリティを頼りにして一番混む場所をすり抜け一刻も早く出国してしまい搭乗まではしばしFラウンジでシャワー・マッサージ・朝食とゆったりと過ごし時間になったら搭乗口にという定番のコースを目論んでおります
会社から直接JRで新千歳空港へと向かいますが、そのためには朝のラッシュ時に大きなスーツケースを持って満員電車に乗り込まなくてはなりません
はっきりいってこれは無理
そこでいつも利用しているのが、「JALフライトキャディサービス」
宅配便で国内の空港に(今回はJALのホテルに前泊するのでそのホテルまで)届けてくれます
JALグローバルクラブの無料枠は1人1個なので夫婦で往路復路1個づつを担当すれば、指定の宅配便で自宅から発送、帰路も成田から自宅に宅配できスーツケースを持って歩くわずらわしさから開放されます
ただし2日前に指定業者が取りに来ますので、それまでにと準備してます
大変便利だったのですが、JALの経営状況の悪さからでしょうか
このサービスも今年度までとなってしまいました
あと利用できるのも数回でしょう
まことに残念でなりません
(有料ならあるんですけどね)
このエントリーは自分への覚書もありますが、もしも何かあった場合のためという意味合いもあります^^;
海外に渡航の際、付保することの多い海外旅行傷害保険
私が普段使うJALカードでは、そのカードの特性から保険が自動付帯されている
JALのHPにも「海外にお出かけの会員の方の万一の事故をはじめ、病気、ケガ、携行品の盗難・破損などの保険を自動的にお付けしております。」と謳われております
その海外旅行保険の付保内容はというと
(JALグローバルクラブ・ゴールドカードの場合)
・傷害死亡、傷害後遺障害:最高1億円(チケットやツアーをこのカードで落とした場合なので我が家はこれにあたります)
・傷害治療費用:300万円限度
・疾病治療費用:300万円限度
・賠償責任:1億円限度
・携行品損害:1旅行につき50万円限度
・救援者費用:400万円限度
これだけの保険をその都度かけると結構な保険料となるような、かなり濃い内容となってます
ちなみにショッピング保険はいいとして、私はゴルフはまったくしないのですがゴルフ保険まで付保されていたりもします
新千歳空港に来ています
まあ今日は仕事でしたのでしかたありません
20時の便で羽田まで飛びそのあと直通のチャーターバスで成田のホテルまで行きます
ホテルは日航成田ですが、着くのは23時すぎ
明日が早いので着いたらそのまま就寝です
ちなみに夜遅くになると羽田のレストランはほとんど閉まってますので、新千歳空港で晩飯にします
今回は「サンドウィッチハウス グルメ」でエビフライサンドセット
ホットコーヒーはお替り可でした
メニューにはSINCE1964とありますので、このチェーン店かなり古そうです
食事後、DP専用セキュリティを抜けその先にあるサクララウンジへ
明日からの渡航を祝し生ビール
これって今年○○杯目になるんだろうな~
JGCカードの年会費分は、間違いなくラウンジのビールで元を取っちゃってます
さて成田国際空港です
夏休みのまっ最中ですが、めったやたらと混んでいるわけではありません
もっとも専用セキュリティを午前7時30分に抜けたのが良かったのかな
出国は並ぶことなく抜けました
早速JALファーストクラスラウンジへ
まずマッサージの予約です
ここのマッサージ無料なのは良いのですが、1人でやっている事が多く1時間に4人しか受け付けません
なんとか時間内に2人分GET
長旅の途中のこのサービスは嬉しいです
予約が取れほっとしたところで朝食
ブッフェでスープストックトーキョウのスープをメインにしっかりとした朝食をいただきます
メンタイコが旨かった
もちろんビールにシャンパンも・・・
今日も朝からシャンパン「朝シャン」です
さて香港に来ています
今回の旅は八達通ことオクトパスカードをフルに使った旅となる予定です
まずは香港国際空港(チェク・ラップ・コック)にてオクトパスカードを購入
先日のエントリーにも書きましたが、公共交通機関に乗る際、キップの替わりに置くとパス出来るカードです
AEL(エアポートエクスプレス)にて預入分の100HKDは使い切ってしまったので、自動預入機にてリロード
高そうに感じますが、速くて快適な上、これにはホテルまでのバス回送料も含まれます
さてホテルからのお出かけはMTR
金鐘から旺角までを使用しましたが、丁度夕方のラッシュにぶつかってしまいました
ただ乗り降りは本土とは違いスムーズです
つづいてネイザンロードを2階建てバスで巡ります
当然のように2階に乗り込みましたが、派手なネオンが迫ってきます
ちなみにバスももちろんオクトパスカードで支払い
支払機は運転席の脇に付いてます
よくバスにこの非接触型カードを付けるには膨大な設備費がと言われますが
香港のバスや古いトラムに付いているのは日本企業であるのソニーの技術者が開発したフェリカなんですが・・・
スターフェリーもオクトパスが便利
なんたっていまや観光客が多いせいか、皆さんキップ売り場でもたついてます
最後に香港市民の足
2階建てトラムでホテルに戻ります
駅で行き先がわからなくて困っていたら、通りかかった方が教えてくれようとしたり
(英語で尋ねても相手は広東語なのでまったく通じませんでした)
座るところが無く困っていたら席を詰めてもらったりと親切さがしみた1日となりました
それにしてもこのオクトパスカード
本当に便利です
ああ~いいお湯です
香港は連日気温が35℃~39℃ということもあり汗をかきっぱなし
そんな中、香港のビジネス街で露天風呂を楽しんでます
といってもタイトルの温泉や銭湯に入っているわけではありません
ホテルのプールに付属したジャグジーで温泉気分を味わっているところです
泊まったのがコンラッドなので「コンラッドの湯」といったところでしょうか
プールで一泳ぎしてジャグジーでまったり、そしてプールサイドでビール・シャンパンカクテルという至高の時を過ごしております
朝風呂が良かった~
今回宿は九龍側ではなく香港島側をぶらぶらしようと香港島のクイーンズロード沿い
パシフィック・プレイスに隣接するホテル郡の一つに宿泊しました
シンガポールについで2度目のコンラッド
コンラッド香港ホテルです
海外のホテルをタイトルにエントリーするといつも沢山のアクセスをいただくので、今回泊まった感想を含めちょっとご紹介
プールから空を見上げた風景にはシャングリラホテル・JWマリオットホテルそして今回宿泊したコンラッドホテルが3本と高く聳え立っております
こうして見ると香港の空は狭っ苦しいです
この3つのホテルのうち宿泊先をコンラッドホテルにしたわけは、コンラッドベアーがほしかったのもありますが、なによりも値段!(^^)!
この時期はオフシーズンなのかWebで半額セールをやってたのが大きいです
日本ではお盆や夏休みの時期なんですがね~
利用者は日本人よりアメリカ人ぽい人のほうが圧倒的に多いようです
コンラッドはヒルホンホテルの最上級ブランドなのですが、セールのおかげで1人1泊10kで泊まれました
ヒルトン系列ということで、アメリカンなホテルらしく部屋は広々、風呂やシャワーなどの設備が大きく充実しているうえ、ビジネス客が多いのかパソコン利用できるよう有線・無線LANに加え各種プラグに対応した電源があります
そうそうよく通販で見かけるBOSEのCDプレーヤーもありましたので次回はCDも持参したいと思います
アメニティやガウンも申し分ないのですが、面白いのはコンラッドには「浴衣」があるというところです
ターンダウンサービスの際はウエルカムフルーツ・ウエルカムチョコレート
そしてベッドにはコンラットベアー(テディ・ベアー)
ちなみにチップを奮発したためか2頭
風呂にあるアヒルのダッキーも2羽ありました
これがスタンダードなのかもしれませんが、やっぱり嬉しい
持ち帰り可なので日本につれて帰りました
そうそうエレベーターでお会いしたアメリカ風の若いビジネスマンがこのコンラッドベアーを大事に胸に抱えていたのですが、持ち帰り可を知らなかったのか見られたのが恥ずかしかったのかそそくさとスーツのポケットに無理しゃり隠しておりました
子供への土産かな
ちなみに日本にはコンラッドベアーコレクターが居るようです
最後にこのホテル日本語は通じません
香港スイーツで有名な「糖朝(スィートダイナスティ)」に来ています
あのマンゴープリンの火付け役となったお店といったほうがわかりやすいですね
日本にも支店があるようですが今回訪れたのは九龍の尖沙咀にある本店です
スイーツだけではなく粥や麺も充実しているとの事なので、香港での最初の夕食はここにしました
予約は入れてませんが、店内は広いのでさほど待たなくとも大丈夫でしょう
これだけガイドブックに謳われていたら日本人だらけと思いきや現地の家族連れらしき方が来られるお店でした
まずはプーアル茶で乾杯
久々に飲んだ本場のお茶はビールばかり飲んでいた胃にやさしいです
注文はメニューを見ながらオーダー表に書き込んでお店の方に「唔該(ムコイ)」と声をかけ渡します
粥と麺を1つずつ頼んでシェアーすることにしました
とり皿(碗)も余計に持ってきてもらいますが、このあたりはボディランゲージで・・・
粥は流石に美味しいですが、麺は今一歩
まあ嗜好が違うだけかもしれませんので参考にはならないかもしれません
ただスープは美味しいのですが麺に腰がないんです
このあと他の店でも麺類を頼みましたが期待していたものは食べられませんでした
いやもとい最後に美味しいワンタン麺食べれました、それは後日UPしますネ
日清のインスタントラーメン「出前一丁」が香港の家庭には必ず備蓄されていると言われてますが、お店で食べるのがこれだと・・・と何となく判るような気がします
そしてここのお約束の楊枝金露(マンゴーとポメロのスイーツ)を頼みます
やはりビールが飲みたくなり追加しましたが、それでも1,500円ほど
ただしカードは使えません、支払いはHKDのみです
まあ安いのでしかたないですね
話が前後いたしますが
ホテルで一息ついたら、さっそく香港探検
MTR(地下鉄)を使い九龍へ向かいます
旺角(モンコック)で下車し、「女人街」をぶらつくことに
この「女人街」狭い路地に小物入れなどの雑貨やTシャツなどの衣料アクセサリーなどが並びます
100円ショップの屋台村といったところでしょうか
もちろんお約束の食べ物の屋台もあります
おいしそうですがこのあと粥と麺を食べに行くのでここは我慢
回ってみるとすぐにわかるのですが、扱っている商品は同種の店舗はほぼ同じものばかり
このへんも100円ショップと一緒のようです
今回は雰囲気を味わいに来たのに加え、買いたい商品もあります
赤が好きな母にいかにも中国っぽい手提げ袋を買うのと
自分の土産にクッションカバーを買うことにあります
なんだか売る気のなさそうな店舗で定石どおり言い値の半額にと値切交渉
買ったのはこのクッションカバー
このクッションカバーに平たいクッションを詰めて座布団にして使います
キャンプクラブの方が使ってましたが、これがキャンプ用の椅子にぴったりはまるようです
これからの時期、北海道でのキャンプは寒く椅子に座布団をひくだけで結構快適になります
それに札幌ドームでの野球観戦には堅いシートに座布団はとても重宝します
2枚入が2セットで80HKD(1,000円位)でした、きっとこれでも吹っかけられてるんだろうな~
さあ買い物が済んだら尖沙咀へ向かう2階建バスに乗り込みます
車窓は買物天国「ネイザンロード」の夕暮れの風景
ここは香港だなとしみじみ感傷にふけってます
「シンフォニー・オブ・ライツ Symphony of Lights 幻彩詠香江」
香港がイギリスから中国へ返還されたことを記念してこのイベントは始まったそうです
ヴィクトリア湾を挟み香港島側と九龍島側のビル33 棟がミュージックに同調しサーチライトやレーザーを夜空に放ち行われているもの
香港の夜景が100万ドルなら1000万ドルくらいの価値があるかもしれません
おそらくは米国$で
(香港新発見HPより拝借)
アヴェニュー・オブ・スターズでちょうど空いているベンチを見つけそこから観覧
世界最大の光と音楽のショーを堪能しました
特にバンク・オブ・チャイナ・タワー(中銀大廈)のライティングが見事で龍がビルを駆け上るようにも見えます
今回は安物のデジカメなので写真は旨く撮れませんでした
ただ動画もとったのでUPしますね
(画像をクリックすると動画が再生します)
さて2日目はマカオ観光
朝早くのフェリーなので早めに朝食を済ませてしまいます
STAYするコンラッド香港周辺はビジネス街にあたり、ちょっと出かけてお粥でもって場所ではありません
朝食つきのプランということもありホテルのLL階にある「ガーデンカフェ」へ
ちなみにこのガーデンカフェ
結構な人気のようで、朝はそうでもありませんが夜はいつも満席でした
さて受付でルームナンバーを聞かれ席に案内されます
コーヒーを頼みブッフェを物色
まずはオムレツステーションでオムレツを焼いていただき
お目当ての中華を皿に盛ります
ちなみにここコンラッド香港には広東料理の美味しいお店である
ゴールデンリーフ「金葉庭」があります
そちらの料理が並んでいたらラッキーとおもってたのですが・・・・
結構美味しくてついつい食べ過ぎてしまいました
このあと高速フェリーで揺られることすっかり忘れてた(^^ゞ
ふと隣を見ると食事していたご婦人方が財布からお金を取り出しています
食事なしのプランだったのか、近くから食べにこられたのかは不明ですが
100HKDを何枚もと結構な金額・・・・・あとで調べたら、この朝食1人260HKDでした
サービス料・チップも入れたら1人4,000円+α
我が家は1人1泊朝食つきで10,000のプランでしたが、安かったようです
「マレー半島すちゃらか紀行」(若竹七海・加門七海・高野宣李著)
という3人の女性が書いた紀行文が本になってます
旅での不幸を楽しむその姿勢が楽しい紀行文です
そしてその中に「ネコブル」という摩訶不思議な言葉が登場します
その紀行文から解説させていただくと
「ネコブルというのは、要するにトラブルの軽度のやつだと思っていただきたい。
・・・・・(中略)・・・しかしながら誰だって、ツーリストではなくトラベラーになりたいと願えば、この程度の出来事の40や50、体験しているに違いない。そう、この程度の軽いトラブル。これを私たちはネコブルと呼んでいるのだ。そして、トラブルこそ願い下げであるが、ネコブルなら束になってかかってきても大丈夫。いや、かかってきてくれなければ旅にならぬと思いを定めているのだ。」
造語のようですが、旅行していると思い当たるふしのある不思議な言葉です
ちなみに今回のマカオ旅行でもその「ネコブル」に見舞われました
そしてこれだけなら良かったのですがその後本物のトラブルにも見舞われてしまいした
まずは「ネコブル」から
今回のマカオは現地で日本語バスツアーを頼みました
なんでかってそれは値段、マカオへの往復フェリー代+3,500円位でツアーが募集されていたからです
それにマカオで遺産をみても何だか判らないんでは話になりません
今回はガイドの話にも聞き耳をたてることにします
その名も「モーニングマカオ」
ツアー代金は600HKD
夜のマカオはカジノを楽しむのがメインでしょうが、このモーニングマカオは午前中に世界遺産を見て廻るもの
催行はパンダバスというアジアに拠点のある現地ツアー会社がやってました
さて同行される方は日本人、ガイドも日本人ということで、ここで今回香港国際空港のイミグレーションから持ち続けていた緊張感がプッツリ切れてしまったようです
それは朝ホテルに迎えに来たバスでの出来事です
このバスの仕事はフェリーターミナルに我々を届けるだけのものでしたが、そのバスの中にデジカメを忘れてしまいました
マカオのフェリーの中で気がつきましたが、時すで遅し
もう乗ってきたバスに戻ることはありません
だめもとと、ついたらすぐに現地ガイドから連絡をいれてもらったところ
バスの中にあるとのこと
夜ホテルにデジカメを届けていただきましたが、パンダバスのスタッフにお礼と+α はいうまでもありません
本当にありがとうございました
アジアの国で忘れ物が戻ってくるってこと自体ラッキー以外なにものでもないと思ってます
パンダバスは香港、タイ、シンガポール、インドネシアで各種現地ツアーをやっているとのことなので
また次回利用させていただきます
以上まずはネコブルから
これで気をよくしてしまい次はいよいよトラブルです
モーニングマカオ
日本語バスツーです
バスで世界遺産を見て廻ります
まずは「媽閣廟(マァコッミュウ)」
航海の女神「阿媽(アマ)」を祀ったマカオ最古の中国寺院だそうです
ラッキーなことに行った時にちょうど中国獅子舞の奉納が行われていました
ここで売られている4万円の線香の話はガイドさんが必ずする話なのであろう
そういえば香港は香木の積み出し港だったので、昔は港一帯が香木の匂いに包まれていたという話です。
香港の名の由来だそうです。
続いてマカオのシンポルとして圧倒的な存在感を誇る、「聖ポール天主堂跡」へ
イエズス会記念広場からの撮影と天主堂裏からカジノ(グランドリスボア)が顔を出す風景です
ここは日本(キリシタン難民)との関係も深く特に島津家との関係を熱っぽく語っていました
今回私が見たかった「聖ドミニコ教会」
特に見たかったのが祭壇にある「バラの聖母」
1917年5月13日、ファティマの3人の子供たちの前に謎の婦人が現れ、毎月13日に同じ場所へ会いに来るように命じた。子供たちは様々な妨害にあいながらも聖母マリアと名乗る婦人に会い続け、婦人から様々なメッセージを託された。(wikipediaより)
「ファティマの奇跡」として有名なこの事件
第一次世界大戦終結や第二次世界大戦の始まりそして第三次世界大戦について予言したとも言われてますが
ファティマの聖母と呼ばれこの教会に置かれています
最後に「セナド広場」
ポルトガル本国から敷石職人を呼び、ポルトガルの石を使って現在のモザイク模様のカルサーダス(石畳)が敷設されたそうです
セナド広場でバスの待ち合わせ
広場周辺には美味しそうな屋台
このあと昼食が控えているのでジュースで我慢
マンゴーの実のたっぷり入ったジュースを太いストローで頂きます
このセナド広場でトラブルが発生してしまいました・・・続く
さて今回はネコブルではなく本物のトラブルです
マカオでスッたと言えばカジノですが
私はカジノには行きませんでした
代わりにというと何ですが今回マカオでスリの被害に遭いました
このセナド広場からバスへ乗り込むまでの道すがら背中に背負ったデイバックから財布を掏られてしまいました
被害は現金で1万円くらいとカードが2枚そして財布です
幸いパスポートはデイバックの奥深くちょっと取り出せない場所に、財布もメインはホテルの金庫、その他マネークリップに挟んだものと盗まれた財布と3個に分けてあったのでさほど大きな被害にはなりませんでした
3個に分けてあったのは、やはり日本ではなく海外
こういった事態を想定してのことでしたが、助かりました
さてここで肝心なのはカード会社に盗難届けを出すことです
何せ盗まれたカードの利用限度額は2枚で200万円超あります
しかも肝心の連絡先電話番号は盗まれたカードに記載されていて判りません
マカオから3G携帯電話でWebにアクセス
カード会社の盗難連絡先をググッて即連絡
携帯電話はどこまで便利になるんだと思わせた事件でした
幸いにも被害はそれだけで済みましたので、このあとも通常通り旅は続けられました
今回の盗難の一番の原因は気の緩み、日本語での観光バスということでバスへ向かう道すがら同乗の日本人の方との話しが熱中したところを狙われスラれたのだと思います
やはり海外は危険が一杯
もう治安の悪いところはデイバックはやめ首からバックを掛けもって歩くことにします
帰国後、職場近くの警察署に被害届けを出し
先般このBlogにて紹介した、JALグローバルクラブカードに付帯する海外旅行傷害保険の保険請求書を書いているところです
さてスリというトラブルに見舞われましたが、幸い盗まれたカードは無事停止でき被害は最小限ですみました
ここで気を取り直して昼食に向かいます
向かった場所はマカオで一番高い建物「マカオタワー」
アジアはこうした高さを競う建物が多いですね
地震が無いのがその理由と言われてますが、それだけでは無いようです
ちなみにこのマカオタワーの高さは338m東京タワーより5m高いとか(^^ゞ
そのマカオタワーの60階にあるレストラン「360°カフェ」で食事です
おそらくこれが一番高い建物で食べた食事になるでしょう
目の前にはグランドリスボアをはじめとしたマカオの景色
それから中国本土まで見渡せます
快晴の日には55km先の香港まで見えるとか
その上たまに人も落ちてくるのが見れます
そうですこの上でバンジージャンプをやってます
ここはコンラッド香港にチェックインしたさい、コンセルジュにお願いして予約してもらってました
パンダバスのツアーにも食事付がありましたが、食事付のツアーであまり良い思いをしたことが無いのと、ここで食事がしたかったのでツアーと別れタクシーで向かいます
食事の形式はブッフェ
中華とマカオ料理などのアジア料理を中心としたブッフェです
和食も何故か人気です
というのも周りのお客さんはほぼ中国の大陸からこられた方のようです
さてここで一つ気になる点が
このブッフェ飲み物がフリードリンクとして1杯付いています、それはソフトドリンクやビールでも良いのですが、飲み物は誰一人として頼みません
皆さん食べるのに夢中のようです
もしかしたら有料にでもなったんだろうか、だから頼まないのかとも思いましたが、やはり頼んだビールは料金に加算されませんでした
ここ数年アジアを旅していて一番思うのが、食事の際のビールに関しての疑問です
まずは何でこんなお店でサーバーで注ぐ生ビールが無いんだろうという事です
ちょっとこじゃれたレストランでもビールは大抵は瓶で出てきます
生樽のビールサーバーを見かけることはほとんどありません
(ホテルのバーなどには有るようですしまったく無いわけではないんです)
その上、周りのテーブルを見渡してもビールを飲んでいる姿をあまり見かけません
瓶ビールですらの話です
私の嗜好かもしれませんが、大体中華や点心、韓国の焼肉やアジア特有の辛い料理には絶対に生ビールが合うように思えます
「まずはビール」っていう言葉が日本にはありますが、アジアではあまり通用しないようです
それが証拠ってわけではありませんが、香港国際空港のJALサクララウンジには「生ビールあります」のポスターが貼られています
生ビールに飢えた喉にはこのポスターがたまりません
なぜかビールサーバーを見ると郷愁を感じるアジアの旅だったりします
マカオ政府などが1993年にマカオグランプリ40周年を記念して作られた博物館です
10パタカ(130円くらい)と大変安い料金で見学できる割には見ごたえがあった
マカオは東洋のモナコとも言われていますが、モナコ同様に公道を使ったレースが行われます
そのマカオF3グランプリはF1への登竜門とも言われ、後にモナコ・マイスターとなるアイルトン・セナやミハイル・シューマッハもこのグランプリで優勝しF1のシートを掴んでおります
下の写真はそんな2人のマシン(レプリカ?)です
セナのマシンにはトヨタのエンジンが・・・
他にも実物かレプリカかはわかりませんが、沢山のマシンが手に触れる距離に並べられております
(ちなみにお触り禁止のようで、係員に制止されている方もいらっしゃいました)
佐藤琢磨がが駆ったカーリーンモータースポーツのダラーラ・無限ホンダも展示されていました
この隣には葡萄酒博物館もありました
フェリーの時間が迫ってきたので足早に見学
というか試飲のみ楽しみます
そうここはポルトガルワインが有名です
世界三大夜景といえば、ここ「香港のヴィクトリアピーク」「ナポリのポジリポの丘」「函館の函館山」からの夜景などとも言われてます
函館は私の住む北海道にありますし、いまここでヴィクトリアピークからこうして眺めていますので、あとはナポリのみ
「三大がっかり」とならぶ制覇したい風景です
ヴィクトリアピークへの交通手段はピークトラム
もちろんオクトパスが使えます
ただ皆さんキップを買われてます
これは往復割引が利くからだと思いますが、帰りもこのトラムにするといつ帰ってこられるか判りません
なにせ行きだけで1時間近くは並ばされることに
帰りはホテルまでタクシーにしました
山頂にある「ババ・ガンプ」でビールを飲みながら
薄暮時からとっぷり暮れるまでじっくり観賞できました
ババ・ガンプ特製のエビ料理が食いたいのは山々ですが、このあとミシュランが待ってます
夜はコンラッド香港ロビーラウンジにある「ゴールデンリーフ(金葉庭)」で豪華ディナーです
ここはミシュランの星を一ついただいた広東料理のお店だそうです
☆付きはワイキキにあるハレクラニのダイニング「ラ・メール」以来4年ぶりです
この日は朝からマカオ観光で疲れてるだろうし、ヴィクトリアピークでの夜景を見た後の食事ということで、夜遅くなるのを鑑みスティするホテルの看板レストランをチェックイン時にコンシェルジュを通し予約しておきました
レストラン内部はさほど広くはなく、席数も限られております
早めに予約しておいてよかった
調度品も派手なものもなくシンプルそのものですが趣があります
そういえば数ヶ月前TVで、タレントの叶美香さんが好きな中華レストランとして紹介していていたのを思い出しました
TVだったのですが国内のレストランの紹介ではないので、これはヒモ付きの話じゃないだろうな~と思いながら見てました
しかも香港の夜だというのに夜景も見れないレストラン
何だか期待がもてます
2人で中華なのでコースで頼みました
480HKDのコースです
日本円で6,300円ですからそれほどでもないですね
飲み物は老酒が飲みたかったのですが、無いとのことでまたビールです
周りはほとんどワイン&シャンパン
この日は花金(香港でこう言うのかどうか判りませんが)
コンラツドはビジネス街にあるせいか、金曜の夜ということか個室で現地らしき方々が宴会をやってました
一応高級レストランを謳っているこのお店、ドレスコードはありませんが皆さんそれなりの服装です
そんな中Tシャツに半ズボン、ワイン片手によたよた歩いていたり、ところかまわず携帯電話で電話したりとやりたい放題の団体客がおりました
スタッフもかなり困っているようで私たちに挨拶にこられました
「エクスキュズミー・・・・・・」いかにも申し訳なさそうに
その返答の際、マンガ「大使閣下の料理人」で読んだ一言を思い出し披露させていただきました
「無問題(モーマンタイ)」です
その一言でホットされたようで、笑っておりました
その後対応が良かったのは言うまでもありません
もうお腹一杯でデザートが食べれないと思ったら、テイクアウト用に包んでくれたり
帰り際、カメラで写真を撮っていただいたりと
まあこれがここのスタンダードかもしれませんが・・・・
さて今回の旅はお盆休みの休暇を使ったおかげで、3泊4日(正確には成田で前泊してますので4泊4日)の旅です
いつもなら帰路につくころですが、今回の旅は1日余裕があります
そこでこの日は予定を立てないで気のまかせるまま香港をトラム・MTRで巡ることに
まずはトラムでクィーンズロードを北へ向かい北角をめざします
北角はTVの「なるほど!ザ・ワールド」でトラムがテント屋台のため立ち往生するのが映し出された場所
なるほど!トラムの路線ぎりぎりまでテントが張り出しています
トラムも人の歩みにあわせのんびりと進みます
有名なトラムの折り返し地点はこの先にありました
朝一でトラムの2階に乗り込み香港の町並みを眺めながら向かいましたが
お目当ての竹で編んだビル工事用の足場や土曜日の朝早くだというのに路地を忙しなく行きかう人々の姿が見られました
さすがは華橋と思いましたが、いまやここは中国でした
北角は日本人居留者が多く学校までありますが、そいった日本人の姿は香港に溶け込まれてしまっているのか
私の目には留まりませんでした
そういや昔々Niftyのパソコン通信に「北角物語」ってのがあったな~
北角の露天市場には精肉や海産物、果物や野菜が並べられております
パックされた食材に慣れ親しんだ我々には
豚の足が切り落とされた状態のままぶら下がっていたり
生きた蟹がうろちょろしたり
などの光景が新鮮に映ります
そうそう南国らしくドリアンとドラゴンフルーツもありました
特にドリアンはホテルは持ち込み禁止とあきらめましたが
切り分けてもらい、行きかう人のように歩いて食べれば良かったんだ
広東語はまだまだですが、ボディランゲージで何とかなったでしょう
この大きなドリアン1個6元とありますので80円くらいか
まだ旅なれないと・・・ちょっと後悔
香港といえば真っ先に思い浮かぶのが飲茶
飲茶は「蒸篭に入った様々な点心をつまみながら、中国茶を愉しむ」と言われており
点心はもちろんですが、この中国茶を楽しむことに重点がおかれております
日本の懐石料理も「茶懐石」と呼ばれ、最後に飲むお茶を美味しく飲むための料理とも言われてますが、何か通じるところがあるやも知れません
ということで昼飯は飲茶です
スティするコンラッドのある金鐘に舞い戻り名都酒樓へ
あの横浜中華街にある聘珍樓(へいちんろう)のチェーン店です
金鐘駅からほど近い統一中心というビルの4階にそのお店はありました
ビルの中なのでさほど広くないと思いきやごらんの風景
1,000名は入れるとか(HPのフロアプランを見ると98テーブル並ぶようなので可能かもしれません)
昼になると時間に正確に食堂に駆け込む日本とは違い、香港の昼飯はちょっと遅めのようです
正午に入りましたが、予約なしですぐに座れました
まずはお茶を頼みます
今日は「鉄観音茶」です
つづいて点心のワゴンを探しますが、まだ早かったようで行き交ってません
中心の屋台(ブッフェ)に点心の蒸篭やら煮物の鍋・デザートがありましたので
注文票を持って貰いに行きます
蒸篭が随分と並んでますが、その中は何かな・・・と、思っていると
現地の方でしょうか蒸している蒸篭を何の躊躇もなくあれこれ空けていきます
郷に入れば郷に従え
蒸篭の中をあれこれ覗いて蟹の身たっぷりの焼売・饅頭を頂くことに
そうこうしているうちにお目当てのワゴンが廻り始めました
点心は無論、カリカリに焼かれた豚の皮?やデザートなどもガラス貼りのワゴンに載せられ廻ってきます
ちなみにワゴンを押す方の掛け声は良く聞こえるのですが、何を言ってるのかさっぱり判りません
ここ香港は英国領だったとは言え広東語が飛び交う漢字文化の都市
ワゴンに書かれた漢字の札が頼りです
それでも何品かGET
というのも丁度ワゴンが厨房から出てくる場所に座ったようで、すべて見ることが出来ました
しかも小龍包にチマキなど熱々です
いや~これがビール(サンミゲル)にあいます
カレー味の春巻き(これ流行っているようで最近アジア各国で似たような料理をよく見かけます)
それに蒸篭で蒸した海老餃子これがが絶品でした
最後にマンゴープリンで締め
唔該(ムコイ)
埋單(マイタン)です