斜里での晩餐は昨年伺ったさい満足度の高い料理のオンパレードで
我が家のお気に入りとなっていた
創作料理の居酒屋『いた吉』
 

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店主は「刺身のない居酒屋」と称しており
手間暇かけたアジアンテイストを交えた創作料理が瓜のお店です
  

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まずH知床五胡をトレッキングしてきたばかりなので
生ビールと酎ハイで乾杯
 

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お通しは野菜と肉の炒め物
 

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で、まず頼むのが前回頼んで美味しかった
いた吉の名物が揃ったお任せ盛りプレート
「牛すじ煮込み」
「いた吉のポテサラ」
「牡蠣のオイル漬け」
「関西風だし巻き卵焼き」
「えびの生春巻き」「揚げ春巻き」にはベトナム風味噌ベースの自家製タレ添え
 

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おでん7種盛りには出汁がよくしみた
大根にこんにゃく、ちくわ、ゆで卵、ウインナー、練り物など
 

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にいがた酒の陣で土産にした
萬寿鏡のF40しずくを持ち込みさせていただき
おでんとともに堪能
 

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多国籍の創作料理ってこともあり
タイ料理のケーンぺッガイ(レッドカレー)があるとのことで、それもオーダー
これがまた辛さのなかにココナッツミルクの甘さが引き立ち美味かった
タケノコも味がしみて美味しい
これまたオーダー必死のメニューが一つ増えました
また来年の舞茸採り・鮭釣りの際は伺わせていただきます
その時はモツ鍋かな
 

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さて9月の連休に伺った大阪・関西万博の話の次は
10月初旬に伺った知床斜里の天然舞茸採り&鮭釣りの話をつづらせていただきます

知床連山を背景に原生林の中にたたずむ5つの神秘的な湖「知床五胡」
天然舞茸採りと鮭釣りを兼ねて例年伺う知床ですが
そんなついでといって何ですが、知床五湖にやってきました
 

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目的は今話題のクマと遭遇するため・・・
ではなく、クマと遭遇しないためにはどうしたらよいか
もし万が一遭遇してしまったらの対処などの方法をここ知床五湖フィールドハウスで受け知床五胡を散策しようというもの
そう地上遊歩道を使って知床五湖を散策するには10分ほどのレクチャーを受けた方のみ散策できるというルールになっているんです
 

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知床五湖フィールドハウスのエントランスには子熊のはく製が展示されていますが
今年、知床五胡からほど近い羅臼岳登山中の20代男性がヒグマに襲われ死亡するといった痛ましい事故がありました
知床は世界有数の高密度のヒグマの生息地で
知床半島には約500〜600頭のヒグマが生息すると推定されています
そんなこともありクマと共存するために真剣に取り組みを見せているのがこの施設でした
 

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これまたエントランスに表示されていたヒグマの出勤状況を確認すると
9月〜10月については毎日出勤(日曜日は休日のようです)しているらしく、同時に毎日のように知床五胡の地上遊歩道は閉鎖されておりました
  

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伺ったのは土曜日でしたがヒグマはたまたまお休みらしく
ラッキーなことに閉鎖されることの多い知床五湖の地上遊歩道はオープンしており
地上遊歩道大ループをこの日は運良くトレッキングすることができました
 

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まさに小春日和といった秋晴れのもと
アカゲラとの遭遇や
 

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遊歩道の上に排泄されたヒグマらしき糞を踏みそうになったり
 

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舞茸の残骸などを観察して周りました
 

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ちなみに知床五胡の水面には、外来種である園芸スイレンが咲き誇っていて
以前は「逆さ知床連山」が、湖面に映し出されず撮影するのが難しかったのですが
市民らがゴムボートに乗り除去する作業が行われ、こうして撮影することが出来るようになったようです
もっともこれは観光客に対するサービスではなく
スイレンなどで水面が覆われると、水中の水草などが光合成を行えなくなり
環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類のネムロコウホネや準絶滅危惧のオオタヌキモへの影響が心配されていたため行われたようです
もっともこうして私も三湖で無事、逆さ知床連山を写すことが出来ました
まぁこの日は小春日和で風もなかったのがその要因でもありましたが
 

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知床五湖パークサービスセンターに戻ったら
こけももソフトクリームを食べて一息つきます
これは知床にも自生する高山植物「こけもも(苔桃)」のエキスを使用した甘酸っぱいオリジナルソフトクリームで
知床が自然遺産となり観光客が追い寄せる以前より
知床のご当地ソフトクリームとして、ひそやかに人気だったんだとか
 


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行きはANAの伊丹便でしたが、帰りはJALの関西空港便
海遊館やジーライオンミュージアムのある天保山から空港リムジンバスで関西空港に帰ってきました
すぐにセキュリティを潜り制限区画へ
そこでビックリ!
なんとそうそう万博会場なら長蛇の列で1時間は並ぶ土産が、なんと関西空港制限区間の臨時のショップで販売しているんです
てなわけで並ばずにバラマキ土産とミャクミャクのステッカーを手に入れることができました
そしてそんな万博土産を購入していると、ボディガードに囲まれた一団がやってきました
それが元石破総理、いやもといこの時はまだ総理大臣で
どうやら大阪・関西万博の視察か何かに来られていたようでした
 

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セキュリティを潜ったら、まず向かったのが
プライオリティパス指定ラウンジのぼでしゅう1946関西空港店
 

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もちろん座って好きなメニューから3,400円まで無料(プライオリティパス使用の場合)で食べることも可能ですが
ここにはテイクアウトは専用のメニューがあり
①ご当地ドリンク(生ビール・角ハイボール・ソフトドリンク)
②選べるメインディッシュ(たこ焼・金賞からあげ ぼてから・元祖中津からあげ もり山)
③サイドディッシュ(みしまコロッケ)
④選べるお土産(塩バターどらやき・京都デニッシュ)
から、それぞれ一つずつ選ぶ仕組み
そんなプライオリティパスセットなるものををテイクアウトします
 

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それらをLOUNG KANSAIに持ち込みますが
 

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LOUNG KANSAIは万博期間とあって思いのほか混雑していましたが
なんなく窓際の一人用ソファーに座り
 

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ここではハイネケンビールやキリン一番搾り
  

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そしてキリン氷結レモン
キリンウイスキー陸が飲み放題
 

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ということで日本のラウンジには珍しいハインケンビールを飲みつつ
大阪粉もの食い倒れ最後となるぼてじゅうのたこ焼きと
三島コロッケをいただき、搭乗時間までまったりします
  

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ちなみにLOUNG KANSAIにも万博土産コーナーがありました
いや~会場で無理して並ばなくて良かった
 

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混雑はしていましたが予定通りJAL2505便は出発
全長約486mの日本最大の前方後円墳である大仙陵古墳(仁徳天皇陵)や
 

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昨日上った
大阪城天守閣と周りに広がるお堀を眺めつつ遊覧飛行といった帰路となりました
 

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にしてもこの3日間歩き回り足が痛くてまともに歩けないほど
けれど2日間の大阪関西万博巡りでは、午後のみ参加でガンダム館をはじめアメリカ館、フランス館、ドイツ館、タイ館、TECH WORD(台湾館)、トルコ館、コモンズAのパラオブース
それにドイツ館とチェコ館、マルタ館でお国自慢のビールをいただき満足な万博巡業となりました
おかげで十数年後には実は大阪関西万博に行ったと自慢できそうです、もっとも上海万博には行ってますが
 

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この翌週は台南は嘉義の阿里山をめざしましたが、TECH WORDでいただいた帽子がコンパクトなのと現地のガイドとの話題性を鑑み持って行くこととしました
 

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こうして2泊3日の大阪・関西万博&大阪食い倒れの旅は終了
ところでその大阪・関西万博、開幕当初のマスコミ関連ニュースでは、「大阪万博は無駄遣い。即刻やめるべきだ」「建築が絶対に間に合わない。見るべきものは無い」「東京の人はわざわざ大阪万博に行かない」
そして終盤大人気となった「ミャクミャクが気持ち悪い」などとネガティブな論調のバッシング報道ばかりでした
けれど私が伺った9月中旬は入場制限が掛けられ来場もままならないうえ、会場内はまともに歩くのも困難なほどの混雑ぶり
これは個人によるSNSの発信による影響が大きかったのでしょう、テレビでは批判しているけど実際行ってみたら面白かった、そんな評判を聞きつけ大勢の来場者が押し寄せたのだと思いますし
私自身もまたこの万博を訪れ大成功した現実を目のあたりにしてきました
今回いわゆるオールドメディアとも呼ばれるようになった新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど、従来型のマスメディアが
SNSを中心とした個人の発信に負けたのでは?と思える出来事となり
ある種メディアの新旧交代の転機ともなったイベントだったのでは?とそんな思いで大阪から帰ってまいりました
 

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