毎年の秋の恒例行事となる知床舞茸採り&鮭釣りでの宿は
ここ数年は定宿としている「ルートイングランディア知床斜里」
ビジネスホテルチェーンのルートイングループが展開するリゾートホテルラインで
JR知床斜里駅前にあり居酒屋など飲食店のアクセスが良いのが魅力の宿です
  

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宿泊した部屋はコンフォートツイン(19 m2)
宿泊費は税込1泊17,000円でした
残念ながら毎年値上がりしているようです
ただ我が家の希望である製氷機があったり、ロビーにはコーヒーサービスがあり重宝しています
 

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場所は斜里駅前ですが、そんなことよりも
このホテルの上層階からは知床斜里の海岸線の波の状態が見て取れ
鮭釣りに来ている私としては海岸に行ってみなければわからないはずの
海の状況がある程度見られるのも魅力だったりします


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そしてモール泉のような色の
源泉100%かけ流しナトリウム塩化物泉の天然温泉「知床の湯」があるのも嬉しい
舞茸採りで山に入りますがやぶ蚊などに刺されても、この温泉につかれば解消されたりもします
  

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(楽天トラベルHPより拝借)


そのうえここルートイングランディア知床斜里の朝食が美味しい
公式サイトから予約すると朝食バイキングが無料となるのですが
レストラン花茶屋でのバイキング朝食がなかなか充実しているんです
北海道を意識してか
鮭の水揚げ日本一の斜里町ですから
焼き鮭は当然として
 

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名寄名物の「煮込みジンギスカン」
 

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揚げ物はものまねタレントのコロッケさんの「コロッケのころっ家」
 

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かぼちゃもちは甘醤油たれで
 

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バイキングには珍しい汲み出し豆腐もありました


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そして私の好きなイカの塩辛が食べ放題
朝食前に知床斜里の海岸で寒い中、鮭釣りをしていたのでお腹が空いておりついつい食べ過ぎてしまいましたが
朝食をしっかりとって昼飯抜きが我が家の定番だったりします
 

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斜里での晩餐は昨年伺ったさい満足度の高い料理のオンパレードで
我が家のお気に入りとなっていた
創作料理の居酒屋『いた吉』
 

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店主は「刺身のない居酒屋」と称しており
手間暇かけたアジアンテイストを交えた創作料理が瓜のお店です
  

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まずH知床五胡をトレッキングしてきたばかりなので
生ビールと酎ハイで乾杯
 

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お通しは野菜と肉の炒め物
 

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で、まず頼むのが前回頼んで美味しかった
いた吉の名物が揃ったお任せ盛りプレート
「牛すじ煮込み」
「いた吉のポテサラ」
「牡蠣のオイル漬け」
「関西風だし巻き卵焼き」
「えびの生春巻き」「揚げ春巻き」にはベトナム風味噌ベースの自家製タレ添え
 

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おでん7種盛りには出汁がよくしみた
大根にこんにゃく、ちくわ、ゆで卵、ウインナー、練り物など
 

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にいがた酒の陣で土産にした
萬寿鏡のF40しずくを持ち込みさせていただき
おでんとともに堪能
 

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多国籍の創作料理ってこともあり
タイ料理のケーンぺッガイ(レッドカレー)があるとのことで、それもオーダー
これがまた辛さのなかにココナッツミルクの甘さが引き立ち美味かった
タケノコも味がしみて美味しい
これまたオーダー必死のメニューが一つ増えました
また来年の舞茸採り・鮭釣りの際は伺わせていただきます
その時はモツ鍋かな
 

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さて9月の連休に伺った大阪・関西万博の話の次は
10月初旬に伺った知床斜里の天然舞茸採り&鮭釣りの話をつづらせていただきます

知床連山を背景に原生林の中にたたずむ5つの神秘的な湖「知床五胡」
天然舞茸採りと鮭釣りを兼ねて例年伺う知床ですが
そんなついでといって何ですが、知床五湖にやってきました
 

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目的は今話題のクマと遭遇するため・・・
ではなく、クマと遭遇しないためにはどうしたらよいか
もし万が一遭遇してしまったらの対処などの方法をここ知床五湖フィールドハウスで受け知床五胡を散策しようというもの
そう地上遊歩道を使って知床五湖を散策するには10分ほどのレクチャーを受けた方のみ散策できるというルールになっているんです
 

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知床五湖フィールドハウスのエントランスには子熊のはく製が展示されていますが
今年、知床五胡からほど近い羅臼岳登山中の20代男性がヒグマに襲われ死亡するといった痛ましい事故がありました
知床は世界有数の高密度のヒグマの生息地で
知床半島には約500〜600頭のヒグマが生息すると推定されています
そんなこともありクマと共存するために真剣に取り組みを見せているのがこの施設でした
 

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これまたエントランスに表示されていたヒグマの出勤状況を確認すると
9月〜10月については毎日出勤(日曜日は休日のようです)しているらしく、同時に毎日のように知床五胡の地上遊歩道は閉鎖されておりました
  

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伺ったのは土曜日でしたがヒグマはたまたまお休みらしく
ラッキーなことに閉鎖されることの多い知床五湖の地上遊歩道はオープンしており
地上遊歩道大ループをこの日は運良くトレッキングすることができました
 

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まさに小春日和といった秋晴れのもと
アカゲラとの遭遇や
 

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遊歩道の上に排泄されたヒグマらしき糞を踏みそうになったり
 

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舞茸の残骸などを観察して周りました
 

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ちなみに知床五胡の水面には、外来種である園芸スイレンが咲き誇っていて
以前は「逆さ知床連山」が、湖面に映し出されず撮影するのが難しかったのですが
市民らがゴムボートに乗り除去する作業が行われ、こうして撮影することが出来るようになったようです
もっともこれは観光客に対するサービスではなく
スイレンなどで水面が覆われると、水中の水草などが光合成を行えなくなり
環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類のネムロコウホネや準絶滅危惧のオオタヌキモへの影響が心配されていたため行われたようです
もっともこうして私も三湖で無事、逆さ知床連山を写すことが出来ました
まぁこの日は小春日和で風もなかったのがその要因でもありましたが
 

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知床五湖パークサービスセンターに戻ったら
こけももソフトクリームを食べて一息つきます
これは知床にも自生する高山植物「こけもも(苔桃)」のエキスを使用した甘酸っぱいオリジナルソフトクリームで
知床が自然遺産となり観光客が追い寄せる以前より
知床のご当地ソフトクリームとして、ひそやかに人気だったんだとか
 


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