大阪に来て粉物を食べずに帰るわけにもいかず
串カツの次にやって来たのは「お好み焼き ゆかり 曽根崎本店」
昭和25年創業の大阪生まれのお好み焼き店
栄養たっぷりのヨード卵を使用したお好み焼きが特徴で
ほんまもんの大阪の味を堪能しようとやってきました
こちらの予約は4名からってことで予約は出来なかったうえ
人気のお店ってことでこちらも30分ほど並んで入店
 

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アジア系の団体観光客が去った後の2階のテーブル席に案内されました
そういや今年の年末年始にタイを訪れましたが、日本語で「お好み焼き(Okonomiyaki)」と書かれた暖簾を見かけました
日本との交流が深いタイでは、お好み焼きの知名度は高くバンコクなどの都市部では日常的に食べられる料理のひとつなんだそうです
  

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まず飲み物から頼みますが
こちらでは凍結レモンサワーをいただきます
 

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よせば良いのに頼んだのは「なにわ背徳焼き」
通常のお好み焼きにクリームチーズ、豚角煮、もち、青ネギ、温泉玉子、豚バラ、天かす入りとこの日ばかりはカロリーは無視して美味しいものを食べようと言ったメニュー
 

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焼き方も通常のお好み焼きのように目の前の鉄板で焼いていただくと言ったものではなく
厨房のシェフが調理したものをスタッフが持って来てもらうと言うもの
お好み焼き文化に触れる関西人の隣で、自身で焼く自信がなかったのでちょっと助かります
 

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あらかじめトマトをふんだんに使用した特製ソースと素材にトコトンこだわったマヨネーズがかかっておりそれに半熟たまごが乗っていましたが
熱々で青のりと鰹節が踊るお好み焼きは、流石に美味しかった
これが1,528円とは大阪はやはり恐るべし
 

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凍結レモンサワーのお替りには
「追いサワー」(420円)なるものがあり
お安くお替りできました
そんなことでコテコテの大阪の粉もの文化を堪能いたしました
えっまだたこ焼きが残っているって・・・・
それはまた明日に伺う事となっています
 

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くいだおれの地でおなじみ大阪
せっかくそんな大阪に来ていることもあり、万博のみに限らず
たこ焼き、お好み焼き、串カツなど粉もんグルメを楽しまねばと
万博を早めに切り上げやって来たのが駅直結の梅田食堂街にある「串カツだるまホワイティうめだ」
本当なら、ソース二度漬け禁止発祥の店、なんば本店に伺いたかったのですが
私が伺った9月中旬は近隣の建物の火災の影響で休業
ということで宿泊するホテルからもほど近いこのホワイティうめだといたしました
GoogleMapで検索しながら向かったのですが、なかなか店を見つけられず
伺ったときにはすでに10名ほどが並んでいました
 

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まぁ大阪・関西万博の時期ともあり予約は受け付けていなかったので仕方ありません
並ぶことといたします
そんな並んでいる最中に「写真撮ってや~」といってる人形と記念撮影
こうしてblogに載せていただきます


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30分ほど待って入店
壁面には、大阪の街並みや通天閣、ビリケンさんや
梅田のシンボル「大阪マルビル」などが描かれたカラフルな壁紙が貼られているうえ
明るい店内で気持ちよく楽しめそうです
 

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店内は厨房を囲んだカウンター席(19席)とテーブル席(32席)
全部で51席とこじんまりしています
 

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頼んだのが、串カツ14本と一品(どて焼き・特選キムチ・えだまめ)がセットのホワイティセット
 

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一品の中から選んだのはもちろん大阪グルメの王道、土手焼き
キャベツは以前は無料だったそうですが今は有料でした
先ほど万博会場で美味しいビールを飲んできたばかりなので
ここは大阪の粉もんグルメに酎ハイで乾杯
カウンターに串カツ屋独特のソース容器に入れられたソースはなく
ソース皿が置かれていていますが
ソースは漬けて食べるのではなくかけて食べるのがだるま方式のよう
なるほどこれなら二度漬けにはなりませんね
 

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今回はカウンター席に案内されましたが
そこからガラスのショーケース越しに串に刺され出番を待つ具材が並んでいました
 

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さて肝心のホワイティセットの串カツ14本の内容はというと
・元祖串かつ
・天然えび
・アスパラ
・うずら卵
・もち
・とんかつ
・ウインナー
・チーズちくわ
・つくね
・チーズ
・さつまいも
・豚トロ
・鶏からあげ
・季節物のハモ
 

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だるまの串カツを揚げる際には食用油脂、牛脂系が使用されており
揚げ物独特のクセがないのが特徴でいくらでも食べれてしまいます
そのうえみんな揚げたて、美味しく頂かせてもらいました
ちなみに会計は飲み物を入れ全部で3,540円、道理で並ぶはずです
てなわけで並びこそしましたが、その甲斐は充分ありました

ということでコテコテの大阪粉ものグルメはまだ続きます

万博2日目フランスパビリオンを一通り見たあとガンダムパビリオンの予約時間までと思い
イタリアパビリオンも狙いましたが、さすがに人気のパビリオン
そんなこともありミネラルウオーターをサーシスされ、あともう少ししたら入れそうというタイミングでしたが、残念ながらガンダムパビリオンの予約時間が迫っていたこともあり諦めました
 

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さてそんなわけでガンダンムパビリオンを堪能した後は
大阪・関西万博で話題のビールパビリオンを巡ることに
まずはチェコ共和国のビールブランド「ピルスナー・ウルケル」のパビリオン
 

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そんなチェコ・パビリオン前には
「大阪で最高のビール」チェコの冷たいビールという看板が誇らしげに置かれていました
そうピルスナー・ウルケルは、1842年にチェコのプルゼニ(ピルゼン)で誕生した、世界で最も飲まれているビアスタイル「ピルスナー」の元祖
日本のビールといえばもっぱらこのピルスナースタイルを指します
 

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9月中旬でしたが大阪の気温は高くチェコパビリオン
テイクアウトのビールを買い求める来場者で長い列が作られていました
販売カウンターの看板には「TO-GO Pick up」の文字が見られますが
TO-GOはアメリカで持帰り(テイクアウト)のお店でよく使われる文言です
ちなみに)イギリス圏では同様の意味に「take away」がよく使われるようです
   

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ちなみに余談ですがチェコには「ブドヴァイゼル」(Budweiser)という銘柄のビールがあり
アメリカ合衆国のビール会社であるアンハイザー・ブッシュ社のバドワイザーと商標をめぐり世界各国で争っています
このことは10年前にベルリン・テーゲル空港のBAテラスラウンジで「バドワイザー ブドヴァル B・オリジナル」なるものを飲んで
なんでビールの本場ドイツでアメリカの大量生産ビールがあるの?と不思議が気がしましたが
あとで調べて上記の事実を知ることとなりました
 

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ということでチェコパビリオンのチェコと日本の国旗がはためく下で、本場のピルスナー・ウルケル
ヨーロッパの下面発酵(ラガー)ビールですが
暑い日差しの下歩き続けたこともありこれが喉にしみます
 

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続いて隣接するマルタパビリオン
ここはYoutubeで事前に調べて伺ったのですが
残念ながらYoutubeで紹介されていた大阪・関西万博で一番安いタップビールは売り切れとなっていました
多分は安価すぎて客が殺到したのでしょうね
  

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もう一つ看板に謳われる、ユネスコ無形文化遺産に登録されたマルタ伝統的ンパン「イル・フティーラ」には
長蛇の列ができていたので諦め、食べられませんでした
 

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代わりにマルタの隠れた名品である
CISK(チスク)ラガーをオーダー
ちなみにマルタ共和国はイタリアのシチリア島の南に位置する小国
小型犬のマルチーズの発祥の地として有名ですが
私自身は平行に穿たれた2本の溝の遺跡が島内各所に残る「カート・ラッツ(車輪の轍)」と呼ばれる
「オーパーツ(その時代にあるはずのないもの)」がある島という印象があります
 

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グラスに注いでいただきましたが
マルタ共和国を訪れたら、ぜひ試してみたいビール
要塞都市バレッタや聖ヨハネ大聖堂などを見て歩きながら
美味しい地中海料理とともにいただきたいものです
 

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万博の会場から出ると中
灼熱の会場にひとときの涼「いのちパーク」に立ち込めるミストを堪能したり
 

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竹簡を模した壮麗な外観である中国パビリオンは
この行列を見て断念
歩き疲れたことと、まだまだ大阪グルメを堪能したいことから早めに会場を後にしました
 

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今回、大阪・関西万博行きを決めたのはこのガンダム・パビリオン(ガンダム・ネクストフューチャーミュージアム)を訪れたいと言う思いからでした
ちなみにアニメのファースト・ガンダムは私が高校生だったころ
1979年に放送が開始されていてSF好きな私は毎週欠かさず見ておりました
もっとも2作目以降は全く知りませんが
そんなファースト・ガンダム後を題材にしたこのパビリオン
訪れたいと思っていたところ、運よくJALの「FLY JAL X GUNDAMキャンペーン」に当選
おかげでこのガンダム・パビリオンを訪れることとなりました
まずはこのパビリオンの目玉ととなる実物大ガンダム像が迎えてくれました
 

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このガンダム・パビリオンはバンダイナムコグループやサンライズ(ガンダム原作)は当然として
技術協力に東芝、エネルギー提供に大阪ガスなどが参画して運営されており
USJやディズニーランドのアトラクション的な要素が楽しめる施設となっていました
そんなアトラクションは地球側拠点である大阪夢州ターミナルから軌道エレベーターに乗り静止軌道に建設された巨大宇宙ステーション「スタージャブロー」の宇宙駅へ旅立つという設定
ちなみにその軌道エレベーターは地上と宇宙をエレベーターでつなぐ画期的な輸送機関
そうロケットを打ち上げずとも宇宙に行けるという夢のような乗り物です
まるで現代版、いやもとい未来のジャックと豆の木といったところでしょうか
これはアーサー・C・クラークのSF小説「楽園の泉」やチャールズ・シェフィールドの「星ぼしに架ける橋」から始まり、多くのSFやファンタジーにてこの輸送手段が描かれてきました
けれどこれは決して夢物語ではなく、理論的には十分実現可能なものであり、近年の技術発展によって、手の届く域に到達しつつあります
現に日本の建設会社である大林組が建設構想を発表しており、2050年までの完成を目標としているくらいです
完成するまでに生きていたら是非とも乗ってみたいものです
 

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まずはこのガンダム・パビリオンにてその予行演習
順番が来て軌道エレベーターの夢州ターミナルへと向かいます
 

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さて軌道エレベーターに乗る前に搭乗ロビーにて
「機動戦士ガンダム」の物語に登場する人型ロボット「モビルスーツ」が戦争のためではなく平和のために活用
夢洲ターミナルで稼働しているモビルワーカーの映像を見てその世界観に触れます
 

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映像を観終わったところでいよいよ軌道エレベーターに搭乗いたします
搭乗するスペースキャビンはこの「03」でした
 

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動画で撮影しましたが、軌道エレベータで上空36000kmにある巨大宇宙ステーションスタージャブローに上がる(スペースノイドにとっては還る)アトラクションはなかなかのもの
搭乗したスペースキャビンにはハロ型ロボットであるイークスとポーそして「WA-97F06 ザクⅡF型」が同行いたしました
いや〜わざわざ北海道から来た甲斐がありました
 


 

ほんの4分ほどで静止軌道に建設された巨大宇宙ステーション宇宙駅に到着
いよいよ「スタージャブロー」にて宇宙空間を体感いたします
ちなみにどうやって重力を発生させているかはわかりませんが、無重力ではありませんでした
 

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スタージャブローの窓から見える宇宙空間には
宇宙桟橋の近くでペガサス級強襲揚陸艦やGOIC社(GUNDAM OPEN INNOVETION CONSORTIUMの略だそうですが、これはジオン公国の軍需企業だったZEONIC社が一年戦争後にモビルスース製作技術を踏襲するため社名変更したと勝手に解釈)のシャトルが行き来している様子が見て取れます
  

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そんなタイミングで警報が鳴り
スペースデブリが映し出されますが、そのデブリに隠れていたのが
 

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それがスペースデブリに偽装し、接近する船舶・MSを感知して自律制御にて攻撃する重モビルスーツ・ジオング
MSN-X17 ジオング タイプMA
もちろん足なんかはついていません
ここで案内に従ってスタージャブローから地球へ帰還する避難ポッドに乗り移ります
轟音響き渡るなかソニーの触覚提示技術(ハプティクス)による振動により床は揺れっぱなし
そして奥行18m、高さ8m超の映像で窓の外は宇宙空間といった臨場感ある設定を再現されており迫力満点でした
 

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ここで登場するのはもちろん我らがガンダム「RX-78F00/E ガンダム」
搭乗するパイロットは居ず、アムロの記憶を受け継ぐAIが操縦します


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圧巻のバトルの末
もちろんアムロのAIが操縦するガンダムの勝利
 

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おかげで無事、危機を回避することができました
手を帰投するガンダムに
「ありがとうガンダム!」
てなストーリーのアトラクションでした
 

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そして宇宙から往還
夢州ターミナルへと戻ってきました
このアトラクションは50分ほどでしたが、まさにあっという間に過ぎ去りました
そして十代のころ見たファースト・ガンダムの感動がよみがえり
素晴らしい時間を過ごさせていただきました

ターミナルから外に出ると大屋根リングと実物大ガンダムが見て取れます
 

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最後に高さ約17メートルの実物大ガンダム像「RX‑78F00/Eタイプ」を
レアな背面からの角度で撮影(入館したものしか写せない特権ですね)
ガンダム・ネクストフューチャーミュージアムを後にします
ちなみに残念ながら版権の関係もあるのでしょう、ここに散在をもくろんでいた土産売り場はありませんでした


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