昨晩釧路港に、もがみ型のフリゲート護衛艦が停泊していたのでスマホで検索してみると
なにやらそれは海上自衛隊 護衛艦もがみ型8番艦『ゆうべつ』
もがみ型はユニコーンアンテナが特徴的なのですぐにそれと分かりました
北海道は道東を流れる『湧別川』の名が由来の護衛艦で
三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で起工、2025年6月19日に就役したばかりというわりと真新しい護衛艦です
しかも釧路を訪れていたまさにその日に海上自衛隊 護衛艦「ゆうべつ」一般公開 in 釧路港が行われているとの事
てなわけで翌日の予定を変更し、釧路港 耐震岸壁 旅客船ターミナルに向かいました
ちなみにこの手の自衛隊の展示には、いわゆるミリタリーマニアが大勢押し寄せたりもするのですが
今回はまったく違い目の前の駐車場に余裕で停められたほか(札幌近郊ではありえませんね)
訪れる見学者も少なくゆったり最新のフリゲート護衛艦FFMゆうべつにに乗艦しての見学
おかげでスタッフの丁寧な説明を受け海の護りの一端を覗かせていただきました
もがみ型は海自の最新ステルス護衛艦で、敵のレーダーに探知されないよう、レーダー反射を抑えた凹凸のない滑らかな外観形状が特徴でこうしてみるとそれが見て取れます
そしてこの護衛艦ゆうべつをはじめとしたもがみ型の凄いところは排水量が3,900tもあるのに、乗艦しているのは90名ほど、これは今までの護衛艦が200名を超える乗員がいた事を考えると驚異的なコスパの船と言えます
そんな話を乗船前に河野大輔館長からじかに聞けて光栄でした
前甲板に構える62口径5インチ砲
アメリカ製だそうです
就役時から装備されている
Mk.41 垂直発射システムが計16セル装備
ここに国産新アスロックと呼ばれる三菱重工製の07式垂直発射魚雷投射ロケットを搭載するそうです
艦内部の装備である魚雷発射装置や装備後部ヘリ甲板の前方は撮影制限がかかっていましたが
艦後方の自衛隊機の前では乗員が率先して記念撮影までしてくれました
他に陸上自衛隊の中距離多目的誘導弾を搭載した、「和製ハマー」と言われたトヨタ・メガクルーザーをベースにした高機動車の展示や
海上自衛隊による水中での活動や爆発物処理に関する体験・広報ブースがあり
ボンベ装着体験などができるようでした
まぁこれは世界でも類が無いほど高い掃海能力を持つ日本の海上自衛隊において
最後の手段となる水中処分員による機雷処理をアピールしたかったんでしょうね
ちなみにアニメ「宇宙戦艦ヤマト」でも宇宙空間においてですがデスラー機雷を「手」で排除するシーンが有りそれを思い起こしました
(うわさの水中ドローンこと海底無人探査機「OZZ-5」はこの艦にも配備されているとのことでした)
こうして1時間余り混雑をよそにじっくり見学することが出来、満足
海上自衛隊の皆様、ありがとうございました

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