道の駅 厚岸グルメパーク コンキリエに立ち寄るまえ
厚岸駅に隣接する氏家待合所にも足を運びました
お目当てはそんな氏家待合所で販売される「氏家かきめし」
全国の百貨店で行なう催事で、常に駅弁部門のトップの人気を争うほど有名な逸品で
今回はテイクアウトし夜食にしようとやってきたわけです
 

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厚岸駅前にある氏家待合所は根室本線厚岸駅の開業と同時である1917年創業
108年もの歴史をもつ駅弁屋さん
当初は厚岸駅ホームで駅弁として立ち売りされていたそうですが、列車本数が少ないことから2011年に営業を終了
ただ現在は事前に電話し乗車する列車を伝えることで、ホームまで駅弁を届けて販売するサービスを行っているとのこと
お店はお持ち帰りのテイクアウトのみの販売で
テイクアウトのみの営業でメニューは
・氏家かきめし 1,480円
・道産帆立 ホタテめし 1,480円
・かきめしスペシャル 1,890円
・豪華!盛り盛りかきめし 2,300円
・ほたてかきめし 1,680円
といったところ(2025年10月現在)
  

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もうひとつ夜食にしたのが釧路発祥と言われるザンキ
甘辛いタレに漬け込まれ揚げられたザンギはソウルフードで
ザンギ発祥の店「鳥松」は日曜日という事もありお休みでしたが
釧路にはザンギが楽しめる名店が多く存在し、今回は老舗ザンギ専門店「鳥善」がたまたま連休ということで営業していることから正統派ザンギをテイクアウト
 

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レストラン泉屋総本店でスパカツを堪能した後、ホテルに舞い戻り
氏家かきめしで購入した「牡蠣めしスペシャル」と鳥善のザンキといった夜食に
これまた鶴居土産のブラッスリーノットの「Yuki shiro」と共に豪華な晩餐となりました


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氏家かきめしは、牡蠣等の煮汁とひじきでご飯を炊き上げ
牡蠣・ツブ・アサリといった海の幸と、フキ・シイタケ等の山の幸を盛り付けた昔ながらのこだわり弁当
こいつはさすがに百貨店の催事で売れるというのがわかりました
 

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しかも温めてもおいしく食べられるような味に仕上げているとのことで
ホテルのレストランにある電子レンジをお借りし「チン」
美味しく頂かせてもらいました
  

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今回宿泊したのは
「ビジネスホテル フロンティア」
旅を決めたのが数日前で釧路駅周辺のホテルは空いてなく、急遽決めたホテルで
連休にもかかわらず2名2泊で17,000円と大変お安く泊まることが出来ました
駐車料金がかからないのもまた良かった
最近こうした老舗というか少し前に建てられたホテルを利用することが増えてきましたが
そうした老舗ホテルは古くても立地がよかったり、今風のビジネスホテルよりも部屋が広かったりするのが特徴で
まぁ古い分お安く泊まることが出来ることから好んで泊まるようになっています
 


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釧路のローカルフード「スパカツ」
熱した鉄板皿にミートソーススパゲッティとポークカツレツが乗った料理で
釧路市の洋食屋「レストラン泉屋」で1960年ころから提供されていて
正式名称は「スパゲティミートソースカツレツ」で、略して「スパカツ」と呼ばれています
釧路と言えばレストラン泉屋総本店の元祖スパカツってことで釧路市立美術館にて「描く人、安彦良和」を鑑賞した後やってきました
 

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有名店の為行列必死のお店ですが、私どもが4時ころ伺った際は店の前には誰も並んでいなくラッキーと思えたのですが、玄関をくぐると残念ながら2階までの階段には30名ほどが並んでいました
結局のところ40分待ち
待っている間、店頭ショーウインドウを飾る食品サンプルを眺めることとなりましたが
札幌のホテルで修行していた創業者の小泉俊一氏が故郷の釧路に戻り、ここ泉屋にて洋食文化を伝えてきた証がここにありました
  

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レストラン泉屋総本店は1950年代から続く歴史ある老舗レストラン
店内の内装には古き良きレストランの雰囲気がぷんぷんと漂っていました
 

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そんなレストラン泉屋総本店のスパゲティ(パスタ)のメニューがこちら
「スパカツ(トンカツのせ)」昭和35年総本店考案・・・・1,320円(税込み)
「泉屋風」(泉屋総本店考案 炒り卵・塩味)・・・・1,150円(税込み)
(2025年10月現在)
大盛は300円プラス
となっています
  

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いただくのは無論スパカツ
提供されたものを動画に撮ってみましたが、最後まで熱々で食べられるように鉄板に盛られてきましたが
ジュージューという音と立ちのぼる香りが食欲をかき立てます
 


 

ミートソースは約280gとかなりの大盛り
たっぷりの玉ねぎが使われているソースそのものに、独特のコクと奥深さが感じられ
それに揚げたてのカツが乗っていますが、結構な分厚さでボリューム満点
 

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それと店名を冠した「泉屋風」もオーダー
キャベツ、にんじん、ピーマン、玉ねぎなどの彩り豊かな野菜とハム、そして炒り卵が入り
素朴な塩味のスパゲティは、実は隠れた名品
スパカツ同様に美味しかった、ごちそうさま
釧路に来たらまた並んでいただくこととします
 

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そうそう根室から釧路へ向かう途中、道の駅 厚岸グルメパーク コンキリエにも立ち寄りましたが
さすがは道の駅満足度ランキングで11年連続1位に輝いている人気スポット
連休中日という事もあり駐車場は空車待ちとなるほど
私はGoogleMapに導かれるまま、真下にある階段で登らねばならぬ駐車場に入れたので空車待ちとはなりませんでした
 

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イタリア語で貝の形をした食べ物を意味するコンキリエ
その貝殻をイメージした外観の厚岸グルメパークは、北の海のまち「厚岸」でなければ食べられない牡蠣を中心としたメニューが盛りだくさん
ということでここコンキリエでの目的はオイスターバール ピトレスクで食する牡蠣
ここでも空席待ちポケベルを持たされ入店を待ちます
 

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20分ほどの待ち時間で入店
店の入り口では厚岸産の「マルえもん」が迎えてくれました
そのマルえもん、三陸で生まれた牡蠣の稚貝を、漁師の手間と工夫、愛情をかけ、厚岸の海でじっくりと育て上げられた逸品です
 

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メニューには新鮮な生牡蠣マルえもんは無論
厚岸ウイスキーが見て取れます
そんな厚岸ウイスキー
ジャパニーズアイラとも呼ばれ、歴史が浅いながらウイスキー業界において際立つ存在になった厚岸蒸留所が醸すウイスキーで
いまやなかなか入手困難なウイスキーの一つです
  

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頼んだのは「生牡蠣三点厚岸ウイスキーセット」
生牡蠣とともにいただくのは町内限定厚岸ウイスキー『牡蠣の子守唄』
なんと厚岸町内の飲食店様でのみ提供されるという貴重なウイスキーです
ちなみにドライバーである私は無論飲めません


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蒸し牡蠣もいただきました
厚岸産のマルえもんは生は無論、蒸しても焼いても美味しいオールマイティな牡蠣なんです
 

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帰りに駐車場へ向かう階段わきの厚岸グルメパーク コンキリエ周辺の草地は
鹿のサファリパークとなっておりました
いや~道東はやはり自然が濃いですね
 

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