日本じゃめったにお目にかかれない
フィフス・ホイールタイプのキャンピングトレーラー
ここフォート・ウィルダネス・リゾートのキャンプグランドには
まさにこれが主役とばかりにこれでもかとサイトに並んでいました
とは言えそのフィフス・ホイールタイプのトレーラー
日本で使われていないわけではありません
もっともそれはキャンピングトレーラーではなく貨物輸送に使われるトラクタータイプの牽引車に牽かれるトレーラーがそれにあたります
そしてそのトラクタとトレーラを連結する装置カプラには
第5輪荷重〇トン(フィフス ホイール カップリング)と明記されていますが
きっとその名の由来なのでしょうね
かといってここアメリカでは、そんな日本で走っているトラクターでキャンピングトレーラーを牽くわけではなく
アメリカでは一般的にピックアップトラックの荷台に装置カプラが備えられ、この巨大なフィフス・ホイールタイプのキャンピングトレーラーを牽いています
そうもともとアメリカは農業大国ということもあり、田舎町ではピックアップトラックは数多く使われていました
それにアメリカ人は「ドーイット・ユア・セルフ」の精神が旺盛で
自宅のリフォームやガーデニングを趣味として行うことが多く、自宅に工作機械や大型の芝刈り機などを所有するケースは珍しくないことからこうしたピックアップトラックが愛用させていることが多いようです
かつて日本でも、ハイラックスダブルキャブ、ダットサントラック、三菱トライトンなどのピックアップトラックが生産されていましたが、現在ではほとんど見かけることはなくなりました
こうした車文化が続いていたら、日本でもフィフス・ホイールタイプのキャンピングトレーラーをもっと見る機会があったでしょうね
ちょっと残念
今回のエントリーはそうしたフィフス・ホイールタイプのキャンピングトレーラーのご紹介
まずはキーストンRV社製の『フュージョン371』38フィート
エントランス側に回ってみると
何とバルコニーが付いていました
ハートランドRV社製の
『ビッグ・カントリー』
外に置かれた頑丈そうなBSアンテナの自立式三脚台
ちょっと興味を持ちました
さすがTV王国アメリカ、何でもありですね
これまたハートランドRV社製の
『ビッグホーン 3160EL』
連結カプラーの下部のスペースにはイスが置かれています
他のトレーラーも同様、キャンプ道具や自転車を置いてありましたが
ここフロリダでは毎日スコールがあるので、これは納得です
こちらの『ビックホーン』では
ウエーバーのBBQコンロが連結カプラーの下に避難していました
エバグリーンRV社製の『ライフスタイル』
キング・オブザロード社製の『ロイヤル・ヴィラ』
連結カプラにレベラーというか支えが装着されていますが
その前にアメリカの国旗が掲揚されていました
ちなみにこの日はアメリカの祝日だったわけではありません
こんなところにもアメリカ人の高い愛国心が見て取れますね
もう一台キング・オブザロード社製の『ロイヤル・ヴィラ』」
ハイランド・レンジ社製の
『オープン レンジ』
手前のGMCのピックアップトラック シエラ
迫力ありますね・・・
こちらも『オープンレンジ』
長く滞在しているのか、移動用のカートも充電していました
グランドデザイン社製の
『ソリチュード S-クラス』
フォレストリバー社製の
『ワイルドキャット』
私のモーターホームと同じコーチメン社製
『シャパラル』
とアメリカに生息する飛ばない鳥の名がついています
続いて日本でもお馴染みのジェイコ社製
『イーグルHT』
ペット用の柵が設置されていました
プライムタイム・マニファクチュリング社製
『クルセイダー』
地上波のアンテナを上げていますが、こんなところでも地上波を楽しめるようです
ハイランド・レンジ社製の
『サンダンス』
アメリカ先住民族の儀式的な踊りの名がついているんですね
フォレストリバー社製
『シーダー クリーク シルバーバック』
ハイランド・レンジ社製の
『サイクロン』
フォレストリバー社製
『ヘリテージ グレン エリート』
キーストンRV社製
『コーガーX-Lite』
これは別の『コーガーX-Lite』
キャンプサイトにはウエーバーのBBQコンロ
プロパンガス仕様はアメリカならではでしたが、最近日本でも見かけるようになりました
グランドデザイン社製の『リフレクション』
DRV Luxury Suites社製
『Elite Suites Luxury』
キーストンRV社製
『アヴァランチ』
ハートランドRV社製の
『FUEL』
フォレストリバー社製
『カージナルス ラグジュアリー』
そのほか数々のフィフス・ホイールタイプのキャンピングトレーラー
現地アメリカでは$5万から$80万と
他のキャンプングカーかみても
別段極端に高いものとは思えません
その設備の内容からして
個人輸入に限らむとも何とか日本にも輸入されないかと切に願っています
そんな未来が有るのなら、私も自走一筋30年の歴史も変わるのかもそれません