2016年2月アーカイブ

今回のロンドンへの旅の重要な目的の一つ
大晦日に行われるロンドンのテムズ川沿いの年越しカウントダウン花火大会
日本でもおなじみのテレビ中継の定番とも言えるこのカウントダウン花火
観客も膨大で有料入場者だけでも50万人を数えるほどです
当然のようにその行き帰り交通機関はマヒしますし、道路も歩けないほど混雑いたします
 

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そこで今回ちょっと高めではありましたが、そのテムズ川沿いの年越しカウントダウン花火大会の会場の一つであるトラファルガー広場近くのホテルを予約しておきました
ホテルをカウントダウンの会場近くにしておくと、交通機関を使わずとも歩いてすぐ行けますし、なによりも歩いてすぐ帰れるのは何よりです
 

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ということで今回の旅の宿はチャリング・クロス ホテル ロンドン
地下鉄のチャリング・クロス駅真上という立地のホテルで、カウントダウン花火大会の会場となるテムズ川まで歩いて10分と掛からない場所にありました
 

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19世紀のエレガントさを残す建物を改装したこのホテル
4つ星ホテルなんだそうですが、英国王朝風のとても威厳のある建物でイギリスの第2種指定建造物として登録されているんだそうです

チャリング・クロス ホテルの入ってすぐのエントランスに置かれた
王冠をかぶり髭をたくわえた王様らしき人形に出迎えられました
 

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すぐにチェックインを済ませ部屋へ
泊まる部屋はこのチェックインしたメインウイングの隣の建物
エンバンクメント駅へ続く道路にかかる渡り廊下を渡ったバッキンガムウイングに部屋はありました
 

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部屋はデラックス・ ツイン ルーム
ちなみに宿泊費は2名1室で1泊35,000円程度
もともとロンドンのこうしたホテルは高いうえ、大晦日のカウントダウン価格が上乗せさせられていたのかもしれません
まぁ朝食付きだったのでこのくらいが妥当かもしれませんが


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広々としたトイレ・洗面・シャワールーム
それもそのはずここにバスタブはありません
おかげで広々していますが、日本人にはちょっと辛いところ
でもこれがロンドンのホテルの標準なのでしょう


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さて部屋の設備ですが
壁には大きな液晶テレビ
そしてデスクにはiPadが置かれていました
もちろんフリーWi-Fiです
 
 
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さてこの辺りから次回また訪れた時の私個人の覚書となります
デスクやベット脇の電源には、240Vのコンセントの他に
最近増えてきたUSB電源が設置されているのは嬉しいですね
 

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冷蔵庫には水が毎日足されていますが、ミニバーのスナックやソフトドリンクは無料となっていました


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紅茶の国らしく
ティポットに湯沸しのポット
このポットが後日、非常に役立つことになります

コーヒーメーカー(ネスプレッソ)もありますが、このカートリッジも無料
冷蔵庫の牛乳と合わせ毎日カフェオレを楽しめました
 

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クローゼットにはセーフティボックス
アイロンにアイロン台
ドライヤーは机の引き出しにありました
バスローブが吊り下げられていますが、部屋のどこにも引出式のタンスが無いのでちょっと不便を感じました
 

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写真は階段下の広間に置かれていたクリスマスツリー
そうもう正月だというのにまだ飾られているんです
 

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さて部屋で一息ついたら
夜のロンドン
テムズ川あたりに出かけることにします

私は基本的に高いところが苦手です
けれど高いビルや塔があるとどうしても登ってみたくなってしまいます
今回登るのはヨーロッパ一高い観覧車「ロンドン・アイ」
テムズ川南岸のサウスバンクにある直径135メートルの開業当時(1999年)は世界一の大観覧車でした
 

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ちなみに現在はシンガポールにあるシンガポール・フライヤーがその座にあるのだとか
私も5年ほど前にシンガポールGPを見に行った際、乗ってきました
 

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と言うことで世界一の座は明け渡しましたが、いまだヨーロッパ一の高さを誇るのが、このロンドン・アイと言う事となります
 

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ロンドンのホテルにたどり着いたのはもうすでに夕暮れでしたので遠出はできそうにありません
そこでホテルから歩いて行けるところにある「ロンドン・アイ」を真っ先に訪れることにします
そうロンドン初日はこの観覧車に乗り、明日から巡るロンドンの街並みを高いところから眺めてみようと思ったからです
 

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ところがそのロンドン・アイのあるサウスバンクに来てびっくり
このロンドン・アイに乗ろうとする人が列をなしていますが、どうみてもそのゲートに並ぶ列を見ると千人近くいるようなんです
通常でも週末などはチケットを買うのに1時間、並んでから乗るのにさらに2時間と言われるほどの超人気のスポットだったうえに、ここに伺ったのが年末である12月30日と混雑する要素はたんまりありました
 

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ちなみに今回、英国政府観光庁オンラインショップのホームページから予めチケットを取ってありました
しかもその日本からWebを使って取ったチケットは「ファストトラック」というもの
実はこれ、当初わけもわからず買ってありましたが、実はこのファストトラック
この列に並ばずともすぐに乗れる優れもののチケットでした
そういや£19(日本円で3,700円くらい)と通常のチケットの倍くらいする高いものでした
けれどこれが正直大正解

チケットの交換もファストトラック専用売り場でほとんど並ばずに交換できるうえ
そして写真のファストトラックと書かれた入り口を通りすぐに入場
着いたとたんにロンドン・アイに乗り込むことができました
ここに着いた時間も遅かったことから通常のチケットだと乗れなかったかもしれません
 

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と言うことでゲートを潜るとすぐにゴンドラに乗り込みます


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さてこのファストトラック
列に並ばなくとも乗れるだけでは有りませんでした
ゴンドラに乗るさいも、最初に案内されますので、通常のチケットの方に先んじてゴンドラに入れます
おかげでゴンドラの中の一番気にいった場所を確保する事が出来ました
 

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因みに私どもが陣取ったのが、入り口から一番おくのテムズ川側
こちらからはビッグベンが目前に望めるんです
 

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ゴンドラは結構大きく
30名ほどが入れる大きさがありましたが、実際に入ってきたのは20名ほど
かなり余流を持ってゴンドラからの眺めを堪能できます
1周するのに30分ほどかかりますので、こうして座って外を眺めている方もおりました
 

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一番頂上付近で動画を撮ってみました
昼は昼で街並みがくっきり見えるようですが、ロンドンの夜景の見えるロンドン・アイも格別です
特にバッキンガム宮殿辺りは高い建築物もないのも魅力の一つですね
 


 

さてこの辺でお腹もすいてきたことですし
名物のフィッシュアンドチップスとエールビールを飲みにロンドンのパブに潜入することとします

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英国の小説家アーサー・コナン・ドイルの不朽の名作「シャーロックホームズシリーズ」
19世紀の英国はロンドンを舞台に活躍する探偵の推理小説(冒険小説?)なのだが、私も小学生くらいの時に図書館で本を借りて読んだ記憶があります
 

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このシャーロックホームズシリーズには熱狂的なファンが多く、シャーロキアンなどと呼ばれているそうです
そうしたシャーロキアンには著名人も多く、たとえばフランクリン・ルーズベルト元大統領にSFの大御所アイザック・アシモフそして開高健がそこの名を連ねるほどファンは多いようです
下の写真はそんなシャーロキアンが一度は訪れたいと思うロンドンのパブ

「シャーロック・ホームズパブ」の2階に展示されているホームズの書斎が小説どおりに再現されている部屋が上の写真です
 

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シャーロック・ホームズパブがあるのは、ベーカー・ストリートではなくなんと今回宿泊するチャリング・クロス ホテル ロンドンから歩いて10分と掛からないところにあることから、ロンドン・アイを堪能した後はこのシャーロック・ホームズパブでロンドン初日の晩飯を食べることにします

さてそのシャーロック・ホームズパブ
1階は名前の通りパブになっていました
皆さんビターやエールを楽しんでおりましたが、こちらにはシャーロキアンがどれほどいるのでしょうか
もっともお店の雰囲気も古めかしく良い感じです
シャーロックの所縁がなくとも楽しめそうなところです
 

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どうやら1階のパブは満席のようです
階段を上るとレストランになっているので、上がってみました
予約はしていないが食事は出来るかと尋ねたところ15分ほどお待ちくださいとのこと
スタッフの愛想も良いしちょっと待ってここで晩飯といたします
 

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席に着いたらまずはビールを頼みます
一杯目は「イングリッシュペールエールOLD Speckled Hen」
英国のエールやビターは温いと聞いてましたが、ギンギンに冷えてはいませんでしたが温いってほどではなく美味しかった
もしかすると外人向けの観光地サービスとも取れましたが、翌日行ったパブのエールもそこそこ冷えていましたのできっとこんなものなのでしょう
 

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で頼んだのが英国料理の定番「フィッシュアンドチップス(The Retired Colourman’s Fish & Chips )」
大ぶりなタラのフライにフライドポテトそれにえんどう豆のマッシーピーズが添えられています
ロンドンまでの機内の中でちょっと食べすぎだったことから
1人前を2人で分けて食べることにします
 

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ここ英国は世界の30%のタラを食べるといわれるほどタラ好きで知られていて
おかげでお隣の国とは仲が悪くしかも一時は乱獲で数が激減したらしいのですが、最近だいぶ個体数も回復し質の良いタラが採れているのだそうです
そうしたタラのフライは大きいうえに身が柔らかく、フォークよりも普段使慣れたお箸を使いたいところですがここはロンドン、ナイフとフォークで頂くことに
味付けはあまりなされていないので塩とレモン、タルタルソースをお好みで
そしてこのモルトビネガーをかけていただくのが本場の味
まあこのあたりは『基本だよワトソン君』と言ったところでしょうか
 

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2杯目はIPAをいただいてみました
食事は少し高めに感じましたが、エール類は£4〜5程度とそこそこのお値段
ついつい長居してしまいそうですが、旅の疲れもありますしこの辺でお暇します
 

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そうそう昼に立ち寄った時に撮ったのがこの写真
12月の寒い時期だったのでそんな気になりませんでしたが、外にテーブルや椅子があることから
ここで飲むことも可能なようです
 

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さてロンドンにいる間、何杯こうしたエールが飲めるかな〜

イギリスの料理はあまり評判が良くないというのが定説ですが
一つ例外があります
それが朝食です
「イギリスで美味しい食事がしたければ、1日に3回朝食を取ればいい」
イギリスの作家のウィリアム・サマセット・モームがイギリスの食文化を皮肉りこんな言葉まで残したくらいです

そんなイギリスで唯一美味しいと謳われる
「イングリッシュ・ブレックファースト」
当然食べなければなりませんので
今回宿泊したチャリング・クロス ホテル ロンドンでは朝食付きのプランにいたしました

ロンドン2日目の朝さっそくメインウイング2階の「ザ・テラス・オン・ザ・ストランド」に向かいます
 

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このザ・テラス・オン・ザ・ストランド
アフタヌーティなどで有名なレストランのようで、室内の装飾は豪華
ビクトリア朝ぽい雰囲気の中、朝食を頂くことに
 

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ちなみに奥にはこうしたバーもありました
こんな洒落た場所でスコッチなんぞたしなんでみたいものですね
 

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朝一で伺ったおかげで他にお客さんもなく窓際の席へ案内されます
ただしここイギリスの冬の夜明けは遅く、窓から見えるだろうストランド通りの景色も真っ暗でまったく見えませんでした
席に着いたところで出されたコーヒーをいただいたら
イングリッシュ・ブレックファーストらしくトーストを頼みます
で、出てきたのがカリカリに焼かれた薄い食パンのトースト
本来ならこれにマーマレードあたりを乗せて食べるのがイギリス流なんでしょう
 

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ちなみに朝食はビュッフェスタイル


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美味しそうな料理が並びます
 

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皿にとったのは
まずはイギリス料理の定番「白インゲン豆のベイクドビーンズ」
ハッシュドポテトをこのソースに絡めて食べてみました
イギリスで人気のこのベイクドビーンズ、実はアメリカの船員向けの料理でハインツが輸入販売しイギリスに広まったとの事でした

オーブンでしっかり焼かれた「イングリッシュ・ソーセージ」
肉の含有量が少なく何か詰め物をしているようです
まぁ日本人ならこの方が食べやすいかも
ハーブの香りもしましたが、こんなのを食べると朝から美味しいエールが飲みたくなってしまいますね

あとはスモークサーモンにチーズ
半熟の目玉焼きとベーコン
グリルドトマト、マッシュルームソテー
これでイングリッシュ・ブレックファーストが完成
もちろん美味しくいただきました
 

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朝食をしっかり取ったら
まだ薄暗い中ではありますがロンドンの街に繰り出します

ロンドンはテムズ川を使った水運(海運)で発達した港町?ですから当然、観光名所はロンドンの中心を東西に流れるテムズ川沿いにあります
ということで船でそうした観光名所を見て回るのが、一番効率的とエンバークメント埠頭へやってきました
といっても乗るのは観光に使われるクルーズ用の遊覧船ではなく
普通に通勤客用に使われる高速フェリー
オイスターカードを使い£5弱(日本円で900円くらい)で乗れますし、朝早くから運行していて便利なんです

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そうそうエンバークメント埠頭にはこんなディナークルーズ用の遊覧船も停泊しておりました
この日の晩ここテムズ川沿いでカウントダウンの花火大会が行われることから、この船はカウントダウン用の遊覧船なのでしょう
船内にはディナーを演出するよう
テーブルクロスの上ににグラス、ナイフ・フォーク・スプーン類が配置され
ちょっと高級そうな香りのするテーブルコーディネートがなされていました

ちなみに私はこの晩はテムズ川沿いのカウントダウン会場で凍えつつもカップ蕎麦すすってました
 

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そうこうしている間にエンバークメント埠頭に高速フェリー「 MBNAテムズ・クリッパー 」がやってきました
 

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乗り込んでみると私どもの他に乗客はいませんでした
すでに午前7時半を回っているのにかかわらずです
まぁこの日は大晦日、ほとんどの方が休みだったのかもしれません
 

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船は本来下流に向かうのですが、ダイヤの関係なのかエンバークメント埠頭から上流のロンドンアイ埠頭へ立ち寄ってからグリニッジ方面に向かう航路になっているようです
おかげでエンバークメント埠頭からそのまま下流に下りてしまっては高速フェリーからは見えないはずのビッグベンやロンドン・アイを望むことができました
 

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途中でこんなゼブラ模様の艦船も見かけましたが、あちこちに船が係留されている姿を見ると
ここロンドンが18世紀には世界最大の船の交通量を誇る港湾だったことを思い起こします
 

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橋脚の間からブラックフライアーズ橋が見えます
その手前に見える鉄橋、後日トイレに伺いましたが、サークル線・ディストリクト線の列車が発着する駅、ブラックフライアーズ駅のある鉄橋です
 

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続いて見えてきたのが故ダイアナ元妃が結婚式を挙げた教会「セント・ポール大聖堂」
大聖堂へ続く参道のような歩行者用の吊り橋はミレミアムブリッジです
 

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天辺が赤く光っているのが
95階建ての高層ビル「ザ・シャード」
現在建築中ですが、完成すればヨーロッパでもっとも高いビルになるのだそうです
 

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ザ・シャードのある反対側
シティ・オブ・ロンドン(通称シティ)もそうですが、この辺りはイギリスいやもといニューヨークと並び世界の金融の中心をなすところ
ここに勤まる方の中には年収何千万のしくはそれ以上なんてかたもいらっしゃるんだろうな~
そんな方々が出社されているのか朝早いのにもかかわらず、ビル室内の照明は灯っており眩しいくらいでした
 

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『ロンド橋落ちる♪落ちる♪落ちる♪
ロンド橋落ちる♪さぁ~落ちた♪』
の民謡で知られるロンドンブリッジも潜り抜けました

もともとここロンドンのテムズ川にかかっていたのはこのロンドンブリッジだけだったんだとか
そんな橋は民謡に歌われるように落ちてばかりではたまりませんね
 

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第二次世界大戦中に活躍したHMS巡洋艦ベルファスト号が見えてきましたが
その向こうにはタワーブリッジが見えてきました
 

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その巡洋艦ベルファスト号はここテムズ河岸に係留されたうえ陳列艦として大英帝国戦争博物館分館になってます
入場もできるようですが入場料が一人£15(日本円で2,800円くらい)と高価で、残念ながら眺めるだけとなりました
奥には先ほど見た高層ビル「ザ・シャード」がそびえ立っています
 

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と、こんな感じで夜明け前のテムズ川を通勤客用高速フェリーで安価に観光
ロンドン・タワー埠頭で下船したのちタワーブリッジへ向かうテムズ・クリッパーを見送り
 

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この後、タワーブリッジ周辺を散策することにします

私が小樽に転機となり3年
そんな小樽では今年も小樽雪あかりの路が開催されていますが、回を重ねるごとに雪あかりの路の為小樽を訪問される方が増えているようです
もちろん最近話題の中国人を始めとしたアジアの方々が目立つて多いのも事実ですが
そんな中、欧米系の外国人の姿をちょくちょく見かけ流ようになったと感じているのは私ばかりでは無いはずです
 

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さてそんな雪あかりの路のイベントに一つにこんな物があります
それが小樽『雪あかりの路』限定 食い倒れ+体験特別チケット
おたべるトクトク体験きっぷ
このキップ3,000円分で小樽の寿司と他の飲食店での食事それに何らかの体験が出来ると言うものです
2年前にも体験しましたが、今年再チャレンジです
 

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まずは「すし処 中善」
カウンターでいただきましたが、そのカウンターに醤油皿はありません
ここでかなり本格派である江戸前の職人さんの作るお寿司をいただいてきました
 

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続いて訪れたのが
『小樽 酒商たかの』
一階はこだわりの日本酒を扱う酒屋で美味しそうなお酒がずらり並びますが
店内から続く階段を上がるとそこには「立飲みバー隠れ蔵」があります

 

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今回はその立飲みバー隠れ蔵ではおたべるの体験チケットを使い
小樽にかかわる地酒の飲み比べをしようというもの
 

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飲み比べるお酒は
山二わたなべ酒造 の「北海熊古露里 超辛口」
同じく山二わたなべ酒造 の「純米酒 小樽の女」
雪の花酒造の「大吟醸 出世坂」
でした

これをお通しで出てきた水餃子とともにいただきます
 

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せっかくなのでここでチケットを追加で買い
土井酒造場(静岡県)の「開運 山田錦純米無濾過生原酒」
土佐の酔鯨酒造の「酔鯨 純米酒 八反錦60%」
をいただきほろ酔い気分で店を後にします
 

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おたべるトクトク体験きっぷの最後は
小樽ジンギスカン倶楽部「北とうがらし本店」の生ラムジンギスカン&ライスセット


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ジンギスカンは七輪とともに出されかなりの本格派
当然のようにビールも頼みます
 

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そうそう写真では分かりずらいのですが、名物の「長ネギ一本焼き」も追加でいただきました
ここ考えてたよりも良さそうなお店だったのと、生ラムステーキが美味しいとの事なのでまた訪れることします
 

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さてこれでおたべるトクトク体験きっぷは使い切りましたが
せっかくの小樽の夜なので、もう一軒
小樽倉庫NO.1で小樽ビールを飲むことにします

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頼むビールはヴァイス
ドイツで白ビールを飲んで以来、この白ビールに凝っているんです


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合わせるツマミは
カリーブリスト
これもドイツで味わって以来、病み付きなんです

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さて今回の小樽雪あかりの路は小樽のホテルがとれなかったことから、JRで帰宅
列車の中で4次会となりましたが、北海道ワインに小樽雪あかりの路限定小樽ビール、ツマミは小樽かま栄のちくわと小樽尽くしとなりました

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それにしてもこの「おたべるトクトク体験きっぷ」
名前の通りなかなかお得なチケットでした

先週末、斜里で法事があることから
飛行機で向かおうと朝早くに新千歳空港へとやってきました
写真はこれから乗り込む機材であるCRJです
 

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さて新千歳空港へ来たのならまずは
サクララウンジでまったりしたいところですが、残念ながらラウンジは現在リニューアル工事中
写真はラウンジが使えない代替としていただいたお食事券です
食事券を頂いた、といっても今回乗る飛行機の搭乗時間は7時15分
お店もまだやっていないことから、空弁を買って機内で食べながら向かうことにします
さてその空弁はというと写真の「井泉のカツサンド」
これが美味いんです
 

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その「カツサンド」由来は結構古く
『昭和10年に井泉の女将(当時)である石坂登喜の発案だとされ、正式には「かつサンド」と呼ぶものであった。当時の井泉は花柳界の芸者衆がよく利用していたため、口紅がとれずに食べられるよう小さなパンを特注して作っており、また箸で切ることのできる、肉を丁寧に叩いた柔らかいカツを売り物にしていた。』(ウィキペディアより拝借)

その上野井泉の流れをくむ「あさひ川井泉」のカツサンド
上野井泉同様のパッケージで新千歳空港でも売られています
 

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箸でちぎれるほど柔らかなトンカツに絶妙なソースと相まって
まさにサンドイッチの王様
二口ぐらいで食べられるサイズに切られており
空弁としても人気の一品です

でもこれって朝からでもビール飲みたくなっちゃうんだよな~

斜里での法事を済ませたら
天気も良いことですし、せっかく女満別空港でレンタカーも借りたこともあり
ちょっとドライブへ出かけます

向かったのは弟子屈方面
冬の摩周湖もおつなものと聞いていたので2月だというのに乾燥した路面をドライブ
まず立ち寄ったのが摩周観光文化センターです
ここにあるレストラン摩周のお蕎麦が美味しいとの事だったので
ちょうど昼飯時ということもあり、ちょっと寄ってみました
 

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その「レストラン摩周」
摩周観光文化センターの中にあることから
いかにも町の公民館の中にある食堂と言ったところですが、本当に美味しいのでしょうか
入り口には雪庇除けなのかこんな簡易バリケード?を潜り中に入ります
 


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店の中もいかにも公共の食堂
対応してくれるスタッフもいかにもパートさんと言った印象でした
ということでここがそばの名店とはとても思えない雰囲気でした
 

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ちなみにタイトルの摩周そば
摩周の気候と風土を取り入れた、新品種「キタノマシュウ」という作付面積の少ない
希少なそば粉で作ったそば
レストラン摩周ではこの希少な摩周そばを使った
本格手打ちそばがいただけるのだとか(手打ちなので売り切りごめんなんだそうです)

ということで我が家の奥さんは「ざるそばのミニ豚丼セット」
 

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私は暖かい蕎麦が食べたかったので「かしわそばの豚丼セット」をいただきました
 

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これがお店の雰囲気とは違い
本格的なおそば
なかなか絶品でした
今度来たときは、もりで頼むことにします

そうそう精算を済ませにレジに行ったところ
あの「吉田類」のサインが掲げてありました
吉田類が出演するTVで紹介されたわけではないところを見ると本当におそばの名店のようでした

冬の摩周湖

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アイヌ語で「カムイ・トー(神の湖)」と呼ばれる摩周湖
先週末に斜里に法事で伺った際、もしかすると神秘的と謳われる摩周湖の結氷した様子が見えるかもしれないと思い
レンタカーを駆って摩周湖までやってきました

写真は摩周湖第一展望台からの眺めです
例年なら湖は凍りついているはずでしたが、残念ながら今年私が伺った時、湖は結氷してはいませんでした
 

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ただし夏場ならいつも混雑していている、この摩周湖第一展望台は観光バスこそ来ているものの
人はまばらなうえ、夏なら眺めを阻害する木々の葉の生い茂りもないことから
絶景を独り占めしてきました
そうそうこの時期なら駐車料金もかかりませんし
いいことずくめだったかもしれません
 

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それにしても今年はこの時期に網走に流氷も来ないですし
摩周湖も結氷しない

中標津町
人口2万4千人に対し飼養乳牛頭数は4万頭以上という酪農業中心の町
特筆するのは過疎化の進む北海道に有って、人口が増え続ける町ということでしょう
近隣の根室市の人口が減り続けていることから、あと10年もすると人口が逆転するとも言われています
中標津町はなぜに人口が増え続けているのか
単純にインフラをあげると中標津には空港があることでしょう
酪農家が多いことに加え空港があることで札幌や東京にアクセスが容易なためか
大手乳業メーカーである「雪印メグミルク」が中標津に工場を構えたり
隣町である別海には「森永乳業」の工場があったりとしています
生乳は工場の近くであればあるほど良いので、中標津や別海あたりの酪農家の収入もそこそこ安定的に確保されていることでしょう
それに加え工場で働く労働者の数も相当数いるはずです
そうしたことが町の魅力になっていて過疎化どころか人口が増える要因になっているのではと思えます

そんな方々の消費を支えるためか
ここ中標津には近隣市町村が羨望する「東武サウスヒルズ中標津店」が店を構えます
まあこんな大きな店があるということは、近隣の方々の収入がそこそこあるという証拠ですね
 

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さてその東武サウスヒルズ中標津店
目の肥えたお客さんのため
関東で人気のスーパー「成城石井コーナー」が有ったりします
実は今回この成城石井コーナーに立ち寄りたくて、摩周湖から遠回りになりますが
中標津経由で帰ることにしました
 

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その成城石井
都市部を中心に展開するスーパーマーケット
特段高級スーパ-マーケットというわけではないが
ワイン、チーズ、生ハム、紅茶、コーヒー、オリーブオイル、ジャム、味噌、牛乳、納豆、昆布、鰹節、ダシ、チーズケーキなど成城石井にしか置いていない商品が人気で
多少高くても買いたいと思わせる商品が目白押しだ
特に酒の肴となる商品にそういった傾向があるようだ
ということで今回ハモンセラーノとモッツァレラチーズを購入
札幌へ戻る列車の中で酒の肴とした
 

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さけと言えばこんな高級酒を扱う冷蔵庫も店の中に鎮座していた
獺祭純米大吟醸が5千円はまだいいとして
何と「森伊蔵」の四合瓶が2万3千5百円
こんなの買う人がいるのという商品まで並んでいました
 

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そうそう先般YVでやっていた
東武サウスヒルズ中標津店でのコストコ直送セール
私が訪れた日にもやってましたが、どうやらこれ好評で毎週末やっているのだとか
そういや東武もコストコもOMCカードが使えますが、何か関係があるのかな〜
 

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今も昔も変わらない、ファイト!一発〜!でおなじみのリポビタンDのCM
その撮影が行われたことのある滝がこの「オシンコシンの滝」です
「双美の滝」とも言われ、水量の多い豪快な滝で「日本の滝100選」にも選ばる滝で
天気の良い夏に涼を求めてやってくるイメージがありますが

厳寒の冬期間しかも日の沈んだ夜に訪れると
こうして雪景色の上にライトアップされた
ちょっと幻想的な滝の姿を見ることができます
 

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今回、ウトロで行われる知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」の会場に向かう際
その道すがらだったこともあり、ちょっと寄ってみました


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こんな時期にしかも夜中にこのオシンコシンの滝を訪れる観光客もほとんどいませんでした
おかげで滝へと続く階段は雪が積もったままの状態、しかも真っ暗ですのでちょっと登りづらいのですが、苦労して上るとそこには普段見れない景色が見ることができます
下の動画がその時に撮影したものです
 


 

どうですか夏のしれとこも良いですが、冬も見ごたえがありますよ
ということで次のエントリーは
知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」

2月〜3月知床の夜空を飾る
知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」
今年道東の観光の目玉である流氷が網走あたりにまでなかなか押し寄せてこないこともあり
これが知床に観光客を引き寄せる大事なイベントになっているようです
そんなわけで会場にはJALやANA、クラブツーリズム、近畿日本ツーリストなどのスポンサーらしき看板も見ることができました
 

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そんなオーロラファンタジー
麦ワラを焚き燻した煙をスクリーンに、そこにレーザー光線を当てオーロラを表現するというもの
8年ほど前にも訪れ感動した経験があります
知床オーロラファンタジー
 

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今回法事で知床を訪れたわけですが、なんとこのイベント今年で最後なんだそうです
そういや以前伺った時は亡き義理の母と一緒でした
そんなことを考えつつ、夜半この無料チケットを抱えウトロの会場を目指します
 

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ウトロに臨時で作られたオーロラ番屋では無料の甘酒もいただきます
 

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ちょっと早く着きすぎたこともあり
ウトロの漁港であり夏季の知床観光船の乗場ともなる港をぶらり
そこにはこのゴジラ岩もライトアップされていました
なんだか今にも動き出してきそうですね
 

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これまた臨時で作られ
この時期しかお参りできまい「流氷神社」で祈願をしつつ時を待ちます
ちなみにこの流氷神社
道東の護りの要「陸上自衛隊第六普通科連隊」が造ったものなのだとか
第六普通科連隊と言うと3年前のこの時期道東を襲った暴風雪で国道39号線(美幌町~大空町間)が閉ざされた際、高橋知事の要請により人命救助の災害派遣を行った部隊です
この暴風雪により死者9名という大惨事となりましたが、その時無くなった方のご冥福を祈るとともに今後こうした災害が起きないことを祈ります
 

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さてこの北極公園?会場には1時間ほど前に到着
スタッフに中央の一番高いところが見やすいですよと言われ
そこで待ちつつもちょっと早く来すぎたと思っていましたが
そうこうしている間にこの会場には次々人が押し寄せてきます
間違いなく2千人あまりが来られたかと思います
ちなみにこのイベント
宿泊客も限りのあるウトロで夜中の8時から行われるイベントです
なんでこんなに来られているのか帰りの駐車場で判明いたしました
そう観光バスが数十台駐車場で列をなしていたんです
今年で最後と言うのがどうも悔やまれますね
 

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ピーク時にはこのイベント開催中、参加者は6万人を数えたそうですが
昨年あたりは1万5千人と大きく減少
今年30周年と言う節目を迎え今年で最後となったとの記事を目にしました
ただ会場でスタッフが話していた
「このイベントはボランティアの手によるもの、30年続けてこれたがもう体力の限界」
これがおそらくは本音じゃないかと聞いていました


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今回の知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」には土曜日だったこともあり
オホーツク観光大使ラウフェンが公式テーマソング「幻想花」をオーロラの元で歌ってくれました
ラウフェンは「ながら族」の私がよく聞くAIR-Gのパーソナリティをしている事から、以前からこの歌よく聞いていました
どうやらかなりラッキーな日に当たったようです
ちなみにその時の映像が下のyoutubeです
今から8年前に観た時よりは技術的にも視聴覚的にも大きく進歩していました
 


 

それにしても知床ファンタジア実行委員会の皆さん
30年という長い樹間、本当にお疲れ様でした
もちろん帰路「ひらひら〜」と募金してきましたよ

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