夜明け前のテムズ川を通勤客用高速フェリーで観光

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ロンドンはテムズ川を使った水運(海運)で発達した港町?ですから当然、観光名所はロンドンの中心を東西に流れるテムズ川沿いにあります
ということで船でそうした観光名所を見て回るのが、一番効率的とエンバークメント埠頭へやってきました
といっても乗るのは観光に使われるクルーズ用の遊覧船ではなく
普通に通勤客用に使われる高速フェリー
オイスターカードを使い£5弱(日本円で900円くらい)で乗れますし、朝早くから運行していて便利なんです

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そうそうエンバークメント埠頭にはこんなディナークルーズ用の遊覧船も停泊しておりました
この日の晩ここテムズ川沿いでカウントダウンの花火大会が行われることから、この船はカウントダウン用の遊覧船なのでしょう
船内にはディナーを演出するよう
テーブルクロスの上ににグラス、ナイフ・フォーク・スプーン類が配置され
ちょっと高級そうな香りのするテーブルコーディネートがなされていました

ちなみに私はこの晩はテムズ川沿いのカウントダウン会場で凍えつつもカップ蕎麦すすってました
 

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そうこうしている間にエンバークメント埠頭に高速フェリー「 MBNAテムズ・クリッパー 」がやってきました
 

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乗り込んでみると私どもの他に乗客はいませんでした
すでに午前7時半を回っているのにかかわらずです
まぁこの日は大晦日、ほとんどの方が休みだったのかもしれません
 

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船は本来下流に向かうのですが、ダイヤの関係なのかエンバークメント埠頭から上流のロンドンアイ埠頭へ立ち寄ってからグリニッジ方面に向かう航路になっているようです
おかげでエンバークメント埠頭からそのまま下流に下りてしまっては高速フェリーからは見えないはずのビッグベンやロンドン・アイを望むことができました
 

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途中でこんなゼブラ模様の艦船も見かけましたが、あちこちに船が係留されている姿を見ると
ここロンドンが18世紀には世界最大の船の交通量を誇る港湾だったことを思い起こします
 

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橋脚の間からブラックフライアーズ橋が見えます
その手前に見える鉄橋、後日トイレに伺いましたが、サークル線・ディストリクト線の列車が発着する駅、ブラックフライアーズ駅のある鉄橋です
 

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続いて見えてきたのが故ダイアナ元妃が結婚式を挙げた教会「セント・ポール大聖堂」
大聖堂へ続く参道のような歩行者用の吊り橋はミレミアムブリッジです
 

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天辺が赤く光っているのが
95階建ての高層ビル「ザ・シャード」
現在建築中ですが、完成すればヨーロッパでもっとも高いビルになるのだそうです
 

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ザ・シャードのある反対側
シティ・オブ・ロンドン(通称シティ)もそうですが、この辺りはイギリスいやもといニューヨークと並び世界の金融の中心をなすところ
ここに勤まる方の中には年収何千万のしくはそれ以上なんてかたもいらっしゃるんだろうな~
そんな方々が出社されているのか朝早いのにもかかわらず、ビル室内の照明は灯っており眩しいくらいでした
 

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『ロンド橋落ちる♪落ちる♪落ちる♪
ロンド橋落ちる♪さぁ~落ちた♪』
の民謡で知られるロンドンブリッジも潜り抜けました

もともとここロンドンのテムズ川にかかっていたのはこのロンドンブリッジだけだったんだとか
そんな橋は民謡に歌われるように落ちてばかりではたまりませんね
 

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第二次世界大戦中に活躍したHMS巡洋艦ベルファスト号が見えてきましたが
その向こうにはタワーブリッジが見えてきました
 

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その巡洋艦ベルファスト号はここテムズ河岸に係留されたうえ陳列艦として大英帝国戦争博物館分館になってます
入場もできるようですが入場料が一人£15(日本円で2,800円くらい)と高価で、残念ながら眺めるだけとなりました
奥には先ほど見た高層ビル「ザ・シャード」がそびえ立っています
 

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と、こんな感じで夜明け前のテムズ川を通勤客用高速フェリーで安価に観光
ロンドン・タワー埠頭で下船したのちタワーブリッジへ向かうテムズ・クリッパーを見送り
 

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この後、タワーブリッジ周辺を散策することにします

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このページは、r-ohtaniが2016年2月 8日 19:40に書いた記事です。

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