イギリスの料理はあまり評判が良くないというのが定説ですが
一つ例外があります
それが朝食です
「イギリスで美味しい食事がしたければ、1日に3回朝食を取ればいい」
イギリスの作家のウィリアム・サマセット・モームがイギリスの食文化を皮肉りこんな言葉まで残したくらいです
そんなイギリスで唯一美味しいと謳われる
「イングリッシュ・ブレックファースト」
当然食べなければなりませんので
今回宿泊したチャリング・クロス ホテル ロンドンでは朝食付きのプランにいたしました
ロンドン2日目の朝さっそくメインウイング2階の「ザ・テラス・オン・ザ・ストランド」に向かいます
このザ・テラス・オン・ザ・ストランド
アフタヌーティなどで有名なレストランのようで、室内の装飾は豪華
ビクトリア朝ぽい雰囲気の中、朝食を頂くことに
ちなみに奥にはこうしたバーもありました
こんな洒落た場所でスコッチなんぞたしなんでみたいものですね
朝一で伺ったおかげで他にお客さんもなく窓際の席へ案内されます
ただしここイギリスの冬の夜明けは遅く、窓から見えるだろうストランド通りの景色も真っ暗でまったく見えませんでした
席に着いたところで出されたコーヒーをいただいたら
イングリッシュ・ブレックファーストらしくトーストを頼みます
で、出てきたのがカリカリに焼かれた薄い食パンのトースト
本来ならこれにマーマレードあたりを乗せて食べるのがイギリス流なんでしょう
ちなみに朝食はビュッフェスタイル
美味しそうな料理が並びます
皿にとったのは
まずはイギリス料理の定番「白インゲン豆のベイクドビーンズ」
ハッシュドポテトをこのソースに絡めて食べてみました
イギリスで人気のこのベイクドビーンズ、実はアメリカの船員向けの料理でハインツが輸入販売しイギリスに広まったとの事でした
オーブンでしっかり焼かれた「イングリッシュ・ソーセージ」
肉の含有量が少なく何か詰め物をしているようです
まぁ日本人ならこの方が食べやすいかも
ハーブの香りもしましたが、こんなのを食べると朝から美味しいエールが飲みたくなってしまいますね
あとはスモークサーモンにチーズ
半熟の目玉焼きとベーコン
グリルドトマト、マッシュルームソテー
これでイングリッシュ・ブレックファーストが完成
もちろん美味しくいただきました
朝食をしっかり取ったら
まだ薄暗い中ではありますがロンドンの街に繰り出します
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