2015年12月アーカイブ

戦争証跡博物館で報道写真家による写真のコーナーを見た後は
2階の枯葉剤による人体影響を記録したコーナー
エントリーしようかするまいか迷ったけれど、枯葉剤による奇形児のホルマリン漬けなどあまりにも、「ありのまま」すぎて私には伝える言葉もありません
何度書こうと思いましたが、ここは筆を停めさせていただき2階のコーナーはパスさせていただくことにします
ということで次は庭に展示されている戦闘機や戦車のお話に移らせていただきます
 

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そんな展示物の中で私の目を引いたのがヘリコプター「UH-1 ヒューイ」
西側陣営で現役で使われる機材だが、日本の自衛隊も採用しています
何で知っているかと言うと私も丘珠自衛隊で搭乗させていただいた経験があるからです
丘珠自衛隊ヘリコプター体験搭乗

 

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映画「地獄の黙示録」で見たことのある方も多いと思いますが
私がこのUH-1 ヒューイについては別なものを思い浮かべてしまいます
それが「フリークエント・ウィンド作戦」
1975年4月30日南ベトナムの首都サイゴンが陥落し、15年間続いたベトナム戦争が終結します
そのときすでにタンソニャット空港は敵の手におち使用不能となっていましたので
アメリカ人ベトナム人合わせて7千人を救出すべくある救出作戦が始まります
その作戦名が『フリークエント・ウィンド作戦』
ヘリコプターでサイゴンを脱出、南シナ海上のアメリカ艦隊に収容されますが、その際、空母の着艦スペースを確保するため、甲板クルーが人力でヘリを押し出して海に捨てていく様はあまりに衝撃的でした
 

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そうです人の命は「ヘリコプター」よりも重いんです
インド洋に次々捨てられていく、当時の新型ヘリコプターUH-1 ヒューイ
当時の様子を記録したyoutubeを見つけたので下にリンクしておきます
 


タンデムローター式の大型輸送用ヘリコプター「CH-47 チヌーク」も展示
こいつもフリークエント・ウィンド作戦でアメリカ人ベトナム人を大量に乗せ洋上に脱出
インド洋に捨てられたのもあったんだろうな〜

もちろんこの機材も日本の自衛隊も採用、現在でも運用されています

 

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他に航空機では
F-5戦闘機
ノースロップ社の傑作といっても過言ではない機材で2千機以上が生産され
スイス・韓国をはじめ今でも現役で運用されています
そういやこのベトナム戦争時代に作られた航空機にはこうしたベストセラーが多いようです

ちなみにマンガのエリア88で風間真の乗る戦闘機F-20はこいつの改良型の派生機です
なんだか尾翼にユニコーンが描かれていてもよさげな雰囲気です
 

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続いて戦車
M.48 A3 TANKが展示されています
愛称のパットン戦車のほうが名が知れているかもしれません
 

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兵員輸送車M113も展示されていました
 

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それにしてもこうしてほぼ無傷のヘリコプターや戦闘機、戦車が敵の手に落ちているということは
よっぽど撤退するさいあわてて逃げ延びたということなのでしょう

しかもこれらのヘリコプター・戦闘機・戦車などは当時の最先端のものであり、その後の西側陣営の軍事を支えてきたものばかり
でもそのころ軍事顧問だったソビエトはこうした情報はまちがえなくここでデータを取り持ち帰ったんだろうな
西側の先進技術を駆使してもこの後、しばらく東側の陣営を圧倒できなかったのはもしかしたらこの時の情報流出が原因だったのかもしれません

そんな思いを胸に戦争証跡博物館を後に
ベトナム市場の王様でありボッタクリの総本山「ベンタイン・マーケット」へ向かうことにします

2015年なまらer忘年会「三海の華」

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いよいよ年の瀬
ってことで忘年会の季節がやってきました
まず最初の忘年会はもう20年以上のお付き合いのあるパソコン通信時代のキャンプ仲間との忘年会
開催場所はススキノの富士会館にある「活魚 海鮮 鮨処 三海の華」
どうやら50年の歴史を誇るススキノの老舗居酒屋 グランド居酒屋富士の系列店
というかグランド居酒屋富士の上級バージョンのようだ
ちなみに富士会館の3階にあるので「 三海の華」なのでしょうか?
 

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京風を意識しているのでしょうか、ちょっと入り組んだ隠れ家空間を意識したこ洒落た入り口を潜り抜け入店します

メニューボードの下に「本日は活イカの入荷はありません」の残念なメッセージが・・・
ちょっと楽しみにしていたのでこれは残念

さらに下には「パーフェクト クラシック」と「パーフェクト ヱビス」が飲めるお店とあります
さすが上級バージョン、ビール好きにはたまりません
 

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入り口を潜り抜けると活魚の水槽と美味しいそうな日本酒の並ぶ冷蔵庫が
期待が高まりますね
 

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席は個室、十数名で楽しめそうな炬燵式の和室でした
この時期こうしたお店やこうした部屋を確保するのは大変難しいと思いますが、幹事のノンさんいつもありがとうございます
 

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さてパーフェクトヱビスで乾杯したら
いよいよお楽しみの料理
「三海コース」というのをいただきました

まずは
【前菜】

たらこ旨煮
穴子の白正油焼き
海鮮湯葉巻き
あん肝
石狩産 小松菜と赤貝の酢味噌和え
あん肝は久々でしたが、大ぶりなうえうま味があってちょっと日本酒が飲みたくなります
 

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【造里】
本まぐろ赤身・そい

そいは北海道のタイとも言われ太公望が羨望の的とする魚です
この時期の黒そいは本当に美味しい
やっぱり日本酒にしようか、この時点でも悩んでいます
 

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【姿盛】
ここでなんと
活イカ踊り刺が登場

予約客分は確保してくれていたようです
あん肝も美味いがイカの肝も美味い
 

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げそは動け動けと突っつかれ、最後は焼き物になるという悲惨な運命となりました
いや〜日本人って魚介類に対しはなんでこんなに残酷になれるんでしょう
まぁこのげそ焼きも美味しかったんですけどね
 

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【焼き物】
焼き物じゃありませんが、海鮮寄せ鍋でした
まあ写真はなしってことで

替りに写真はメニューにはないサービスしていただいた生牡蠣
昆布森産「仙鳳趾」の牡蠣です
北海道には厚岸の牡蠣、サロマの牡蠣、寿都の寿牡蠣と牡蠣の養殖が盛んに行われるようになりましたが、私自身はこの昆布森産「仙鳳趾」の牡蠣が一番好きです
 

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【揚げ物】

季節の天ぷら
海老・真たち
まいたけ・春菊

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【食事】【止椀】
ここのメインは何と言っても握り鮨、あら汁付です

握り鮨 5貫
まぐろ・えんがわ・サーモン・しめさば・イクラ
えんがわが美味かった
 

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【デザート】
杏仁豆腐黒蜜かけ
 

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楽し時間はあっという間に過ぎ1次会は終了
記念撮影を済ませると2次会に向かいます 
 

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それにしても活イカは美味かった
また閑散期にイカの活造りでも食べに伺おうと思います

さて1次会の三海の華で和食を堪能した後は
サルヴァトーレ・クオモ&バールすすきの店での2次会
 

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ダイワロイネットホテルの1階に店を構えるイタリアンレストラン
「サルヴァトーレ・クオモ&バール」は世界No.1ピッツァ職人のお店なんだとか
 

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イタリアのスポーツバーを意識してか、広々としたバール風の店内には数台の大型モニターが配置されています
そんな大型ミニターにはこの日、長野で行われていたフィギュアスケートのISUグランプリシリーズ第6戦であるNHK杯が放映されていました
しかもそのNHK杯の目玉、女子シングルのフリースケーティングで浅田真央選手の演技が始まったまさにその時でした
乾杯の後はしばしそのモニターに目を奪われることに
 

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もうこのとき結構酔っぱらっていたので、ワインか何かを飲んで乾杯したかも忘れましたが
料理はしっかり写真を撮ってました
まずは「プロシュートコット」

いつかキャンプのメニューにしたいと考える逸品です
もちろんキャンプ場で削りたてを
 

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さてここにきたらピザを食べねばはじまりませんが
ここの一番のお気に入りがこの
「クアトロフォルマッジ」
4種類のチーズもそうですが、なぜかこの蜂蜜とよく合うんです

ピッツァには薪で焼き上げた感がありますが、この日のメンバーはキャンプ仲間いわゆる焚火マニア
ちょっとばかり薪の香りにはうるさい人ばかりでしたが、このピッツァにはそんな香りを漂わせていました
 

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続いて
「ズッパディペッシェ」
ブイヤベースのイタリアン鍋ですが、カニやエビの他、ムール貝、ホタテ、アサリにオリーブ、ブロッコリーと魚介たっぷりの鍋です


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魚介をピッツァの生地で包み焼き上げた「ピッツァッチョ」
 

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中に入っていたのは、北海道のタイことソイがパイ生地に囲われオーブンで焼かれていますが、さすがにそろそろおなか一杯
まあこのほかにも料理はあったようですが、この辺で打ち止め
帰宅することにします
 

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ちなみにここサルヴァトーレ・クオモ&バールはランチビュッフェもやっているそうなので今度は昼にでも伺うことにします

さてしばしblogの更新をさぼっていましたが、またお盆休みに行ったベトナム観光に話を戻します
ところでベトナムといえば「ぼったくり」
これさえなきゃ良い国なんだけどと思っているのは私だけではないはずです
まぁ観光地にはある程度つきものとは思いますが、その「ぼったくり」に対する熱意は並々ならぬものがあるのがここベトナム
その熱意は露店やタクシーなどで特筆しているようですが、その総本山と言えるのがタイトルにある「ベンタイン・マーケット」でしょう
ホーチミン観光では定番観光スポットであるこの場所に行かないわけにもいかないことから
私どももついにその「ベイタイン・マーケット」に足を踏み入れることといたします
 

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東口エリアから潜入しましたが、場内は地元ベトナムの人々に交じり、いかにも白人系の観光客って感じの人が多かった

 

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約1万平方メートルの場内に2000軒を超えるお店が所狭しと並ぶさまは、超巨大なドンキホーテといった面持ちでした
 

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ベトナム土産で人気の雑貨を売る店に目が留まります
中でも「ベトナム扇子」にはちょっと心が引かれます
けれど前述のようにここはぼったくりが当たり前の市場、値段交渉する元気もないんでここは手に取るわけにもいきません(日本人とみると店の方のしつこさは半端でないんです)
 

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ベトナム雑貨の店に加え、ベトナム名産のコーヒーいかにもコピー商品を売る店が並びますが、ここはそれだけではありません
 

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ホーチミン市街にある大型の市場である「ベンタイン・マーケット」はホーチミンの台所でもあるのです
ということでベトナム中各地から名産物の数々が集められ売られています
当然のように観光客相手ではない地元の方々が利用するお店も軒を並べていました
たとえばこうした魚介類やら肉類の塩漬けや、ビン詰されたもの
よっぽど通でもない限り観光客には縁遠い商品も並んでいます
 


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食品コーナーで私の目に留まったのは、南国のフルーツ
なんといってもドリアンに目が行ってしまいます
これ食べたいのはやまやまですがホテルには持って帰れないだろうな〜
 

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食堂エリアもありますが、ここも売り子がしつこい
チェーなど食べてみたいものもありましたが、ここもパスさせてもらいました
 

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もう少しゆったり買い物や食事を楽しめれば素晴らしいところなのですが
残念なことにちょっと私にはここ「ベンタイン・マーケット」には馴染めませんでした

ちなみにベトナムはそんな悪い所ばかりではないんです
ベンタイン・マーケットをでたところで写真の看板に出会いました
現在ホーチミンでは交通渋滞解消に向け地下鉄の工事が進められていますが
この地下鉄は日本の清水建設と前田建設のJVにより施工されています
総工費約2300億円の大半はアジア開発銀行経由の日本の支援
それをこの国はきちんと看板に掲げてくれているんです
どこぞの国のように地下鉄が日本のODAで作られている事をひた隠しにするのと比べると大違いですね
 

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2020年この地下鉄一号線は開通予定とのことですが、次回ホーチミンを訪れた時にはぜひとも乗ってみたいものです
その時には再度ベンタイン・マーケットを訪れ、しつこい売り子さんたちと値切り交渉してみたいと思います

ベトナム、ホーチミンでの宿は「ホテルマジェスティック・サイゴン」にいたしました
東洋のパリと称されたサイゴンの面影を残すホテルですが、真後ろに現在の最先端の建築物であるサイゴン スカイデッキが望めます

 
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観光の中心ドンコイ通りの端に位置するこのホテル
高い天井のある格調あるホールからして期待が持てます
建てられたのは1925年ということですから大変歴史あるホテルで、白いコロニアル様式の気品のある外観が特徴のホテルです


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さてこのホテルマジェスティック・サイゴン
タイトルにあるように開高健が愛したホテルとして有名なようで
ベトナム戦争の従軍記者として取材にあたった1964年から1965年に約100日間定宿にしたのはこのホテルでした
開高健の本は結構読んでいてファンの一人ですが
今回私がこのマジェスティック・サイゴンを選んだのもそんな理由です

デラックスツインである103号室の部屋の前に行くとその事実を証明するかのようにプレートが掲げられていました
日本人に人気の部屋だそうですが、残念ながら今回この部屋には泊まれませんでした
 

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早朝にチェックインを済ませてありましたが、その時点ではまだ部屋には入れなかったので荷物を預け市内観光して時間をつぶしていました
ということで午後1時くらいにホテルに戻ったところようやく部屋に入ることに
 

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予約した部屋はコロニアルデラックスツインのプールビュー
せっかくなのでコロニアル様式を基調とした部屋に泊まりたかったので天井が高い旧館の方にいたしました
気になる宿泊料は朝食付きで2人3泊4万円くらい(1人1泊だいたい7千円弱でした)
やはりアジアに来たのならこうした高級ホテルがお値打ちですね~
 

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プールビューということでベランダへの扉を開けると眼下にプールが見えます
部屋は中庭にあるプールに面した部屋になりました
ここだとなんとなく涼しげですし、なにより交通量の多い外の喧騒から逃れられます
 

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ウエルカムフルーツはこんな感じ
リンゴにバナナにランブータン
もちろんこの後いただくことに
(こうしたものは我が家では飾りではないんです)
 

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旧館ということでバスやシャワーそして洗面台の雰囲気もレトロで良いですね
ただし古いのも考え物で風呂の蛇口が壊れていてバスタブとシャワーの切り替えに難儀してしまいました
 

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冷蔵庫にはサイゴンビールと333
あとソフトドリンクが数本
まだ隙間があるので、このあとスーパーへ立ち寄り
ビールを買ってきて冷やしておくことにします
 

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ミニバーにはグラスやワイングラス
コーヒカップや電気ポットが備えられています
ちなみにこの辺からは次回来た時のための覚書です
 

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フランスの植民地時代からの伝統なのかミニバーにはワインもありました
 

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コンセントにはマルチプラグ コンセントもあります
有線のLAN端子もありましたが、無線インターネット アクセスを無料で使えるのも嬉しいサービスでした
 

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そうそうベッドのターンダウンのあとこんなものがサービスされていました
そうですここベトナムはチョコレートの産地でもあるんです
 

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さて部屋の中を確認したら次は昼食用のバインミーを買いに屋台へ向かいます

フランス統治時代の名残を残した
ベトナム風バゲットサンド「バインミー」
ベトナムに来たのなら必ず食べたいB級グルメです
そんなバインミーの有名店がホテルマジェスティック・サイゴンのあるドンコイ通りから少し歩いてグエンフエ通りへいったところにあるということで、ちょっと遅めの昼食を買いに出かけました
 

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お店「「バインミー・バーラック」は何とカメラ屋さんの店先
中華風の提灯が見て取れることから、ここは華僑のお店なんでしょうか
一番目立ち、一番良い場所にありますが、もしかしたらカメラ屋よりもこちらの方が本業だったりするんじゃないかな~
 

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少し柔らかめのフランスパンに特製マヨネーズやレパーペーストをたっぷり塗り、パクチーなどの香草に加えや大根・ニンジンのベトナム風ナマスにキュウリなどの野菜、それにチャーシューやハムをはさみ、なにやらヌックマムらしいソースをかけ出来上がり
これだけのものが1個15,000ドンで売られています
日本円で80円くらいでしょうか、激安ですね
 

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スーパーで買ってきたサイゴンビールとともにホテルに戻りエアコンの効いた部屋でいただくことに
 

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バランスのとれた美味しさは柔らかなフランスパンとたっぷりのレバーペーストの相性でしょうか
側面を見るため切ってみましたがたっぷり塗られたレバーペーストが見て取れます
このバインミー
B級グルメと言うにはあまりにも完成されたバケットのサンドイッチでした
 

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今月18日の公開になったスターウォーズ・エピソードⅦ「フォースの覚醒」
公開当日から見たくて見たくてたまらい映画でした
天皇誕生日ということで祝日だった昨日、仕事が入ってしまいましたが午前中に無理やり仕事を片付け職場のある小樽から札幌に舞い戻り「ユナイテッド・シネマ札幌」という映画館へと駆け込みました
小樽はもちろん自宅近くの江別の映画館でもこの映画は公開されてはいますが、どうしてもこれはIMAX・3Dで観たかったんです
 

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そうそう最初にIMAX・3D方式で映画を見たのはワシントンにある
スミソニアン「国立航空宇宙博物館IMAXシアター」
でした
ハップル望遠鏡やスペースシャトルの映像が3Dのうえ鮮明に見たのを今でも覚えています
 

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もともと6作目でスターウォーズは終了
見ることはないと思っていたこのスターウォーズの第7作目
できることならこのIMAX・3Dで見なければと上映が決まった時から思っていました

あらかじめ勤務へ向かう朝早くに上映をチケットを席を含めて予約しておきました
これが功を奏したようで、かなりの人で混雑するシネマフロンティアでしたが、すんなり見ることができました
 

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思い起こせば最初にスター・ウォーズを見たのは私がまだ高校生の頃でした
私が高校時代過ごした名寄の映画館で見るには半年近く遅れて公開になるため、わざわざ旭川まで出向いて見に行った記憶があります

その時見た印象は
ミレミアムファルコン号を代表とする薄汚れた宇宙船
主人公たちのコスチュームもどことなくボロでそんなので本当に宇宙にいけるのってかっこう
宇宙人たちの容貌などどれも新鮮で今まで見てきたSF映画とは一線を画した映画でした


それに加えライトセンバーでの殺陣などのシーンは日本のチャンバラを髣髴させますが、主人公たちがジェダイと呼ばれていることから
これは「時代劇(ジェダイ劇)」なんていう人もいました
あとになり製作・監督のジョージルーカスが日本の黒沢明監督を師と仰いでいたなんてな話を聞いてなるほどと納得した記憶があります

さてここでこのスターウォーズ・エピソードⅦ「フォースの覚醒」の話を書いてしまうとネタバレになってしまうので遠慮いたしますが・・・
まぁ一つだけ、おぉ~と私を唸らせたのは、このフォースの覚醒にエピソードⅣ~Ⅵのヒロインを演じた「キャリー・フィッシャー」が出ていた事でしょうか
名作でヒーロー・ヒロインを演ずるとその後の出演に影響があるのがこの世界の常識
その掟通り第3作目であるエピソードⅥ「ジェダイの復讐」以降私自身彼女を映像で見たことはありませんでした
ドラックの話などらいろいろ噂は絶えませんでしたが、今回まさかと思えるスクリーンへのカムバック
ダイエットがかなり大変だったようですが、やはりこのスターウォーズ「フォースの覚醒」には彼女がいなければ始まらなかったようです
そんな感じでこの「フォースの覚醒」ただひたすら懐かしい~という、ただそんな映画でした


そうそう、スターウォーズ作品の冒頭にはまず
「a long time ago in a galaxy far far away」の字幕があがりますが、そこから想像するに

私自身ならスターウォーズのラストシーンはこうなるだろうと思うことがあります
それは話が完結しエピローグとして何千年も宇宙を放浪した宇宙船から人型のドロイドが発見される
それがC3POで、生き返ったかのように再起動したC3POがこの宇宙戦争の叙事詩を話し始める語り部となる
エピソードⅥのラストがそんな感じでしたが
そんなシーンで終るんだろうな~と私自身勝手に思っています
どちらにせよあと2作ありますからいまから楽しみにしたいものです

先週映画スターウオーズをIMAXで見ようと
サッポロファクトリーへ足を運びましたが、ちょうどクリスマスのイブ・イブとあって
ファクトリーはクリスマスを感じさせる様相を呈していました
まず目に付いたのがサッポロビールと書かれた煙突を登るサンタ
トナカイはどこかに行ってしまっていたようでしたが、私が伺った時はサンタが高い高い煙突を登っている真っ最中
どことなく動きが鈍かったようですがクリスマスには間に合ったんでしょうか?
 

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そして恒例となっているサッポロファクトリー
アトリウムにある高さ15メートルのクリスマスツリー
約35.000球の電飾に彩られているそうです
初めて見ましたがなかなか幻想的ですね
 

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そうそうクリスマスツリーといえばここ数年、正月休みを使って世界各国のクルスマスツリーを見て回っています
(私が行くのは年末年始・クリスマスはとっくに過ぎているんでしょうが欧米ではまだクリスアスツリーは飾ってるんです)


クリスマスツリーと言えばまずはドイツから紹介させていただきます
クリスマスツリー発祥の地とも言われ世界で一番クリスマスマーケットが盛んなお国柄
そんなお国柄を代表するクリスマスツリーと言えば「ドイツ連邦議会議事堂」のクリスマスツリーでしょう
議事堂屋上のガラスドームやドイツ連邦の3色旗も見て取れます
 

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ポツダムプラッツ劇場前にはこんなLEDで作られたクリスマスツリーも
ベルリンのシンボルである熊が周りを囲んでいます
 

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そしてソニーセンター内のクリスマスマルクトには巨大なクリスマスツリーが天井からつるさてていますが、こいつは何と100,000球のLEDライトで作られているそうです

 

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続いて映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べるシーンで有名になった
スペイン広場のクリスマスツリー
大晦日のコンサートも行われていました
 

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ヨーロッパから場所を移しアメリカはワシントンのクリスマスツリー
まずはホワイトハウスのクリスマスツリーから
これは恒例行事として歴代大統領も点灯式に参加するそうですが
オバマ大統領も同様のようでした
 

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俗に「人民のツリー」ともいわれるクリスマスツリー
アメリカ合衆国議会議事堂前に鎮座していました
このツリーは高さ約27メートルあり、世界中に点在する有名なクリスマスツリー10選にも選ばれているそうです
 
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ニューヨークはロックフェラーセンター
映画でよく見るアイススケートリンク前にあるクリスマスツリーです
 
 
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そしてウォールストリート
ニューヨーク証券取引所のクリスマスツリー

 

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ボストンのクイーンシー マーケットプレイスのクリスマスツリー
雪景色とあいまって、なんかいい風情を醸し出していました
 

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場所をアジアに映し香港へ
そう香港はついこないだまで英国領
クリスマスの伝統がありますが、私が見たことのあるのは一つだけ
コンラッド香港のクリスマスツリーこと「ベアツリー」です

お持ち帰りしたくなるコンラッドベアーで作られていますが、実は泊まれば土産にもらえるんです
 

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そんなこんなで伝統あるクルスマスツリーを世界各国で見てきましたが
まだまだ見たりない感もあります
それに加えこのサッポロファクトリーのクリスマスツリーもそうした伝統あるクリスマスツリーになってもらいたいものです


 

トルコの親日ぶりを知ったのは今から13年前
2002年日韓ワールドカップの時
TVで見たちょっと違和感のあるインタビューが発端でした
トルコのレプリカユニフォームを着てトルコの応援に向かう日本人の一団を捕えインタビューするのですが
インタビューされたのは串本町の方々で、その代表の方が(町長だったような?)インタビューワーに向かって
「今日私日本国民皆から袋叩きに遭ってでもトルコの応援する」といったことをマイクに向かって話していました
TVではなぜ日本人なの日本を応援しないんだとばかりに非難していましたが、その言葉には何か信念に満ちたものが感じられました・・・・これは何かあるな〜と感じ、いろいる調べることからすべては始まりました

そしてなるほどと言わせる事実にぶち当たったんです
調べれば調べるほど涙腺がもろくなるそんなお話でした
なぜ日本のマスコミはこういった事実をきちんと伝え解説しないのか
ちょっと憤慨した記憶があります

そしてそれが2008年に本にまでなった
"東の太陽、西の新月 日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件"
 

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本になっただけでも、すごいと思っていましたが
何と今年、映画にまでなってしまいました
「海難1890」
早速見に行って泣いてきました
見にったのは札幌シネマフロンティア


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ここも席はWeb予約が効くので大変助かります
見に来られた感じもどちらかと言うと年輩の方が多かったように感じました
この映画はハンカチ必衰
前述の本の通りやってしまうと週一のTVドラマくらいになってしまうのでかなり端折ってましたがなかなかの感動モノでした
これまたネタバレしたくはないので映画の話はこれぐらいにて

ただ映画のテロップが終わった後
トルコ大統領レジェップ・タイイップ・エルドアンの一言がありますのでこれは聞き漏らさないように
 

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ちなみにこの2002日韓ワールドカップ日本対トルコの試合後、トルコのプレイヤーたちは突然整列しましたそしてスタンドを埋め尽くす日本人サポーターたちに深々とお辞儀をします
そのうえトルコから来られたサポーターたちも日本ありがとうの横断幕を掲げてたんです(写真の日本大好きもありましたね)
これは1999年に起きたトルコ大地震の復興援助もありますがそれだけではないようです

今から思えばいろいろな感情が渦巻いた2002年日韓ワールドカゥプ
2chを代表とするネット社会でサイレントマジョリティが動き出し始めた
そんな何かの起点になった大会のように感じます
当時私はこんな大会いらなかったのではと思っていましたが、この大会で目覚めた方も多かったように感じます
 

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私もそんなトルコ
カッパドキアの遺跡もあることですしいつか訪れたいものです

12月はいつも慌ただしくなかなか休みが取れませんが、先週末は完全休養
せっかく休みが取れたので我が家の忘年会をかね街に繰り出しました
でも・・・ちょっと疲れがたまり身体が今一つ怠いということで一杯やる前に、「りらく」でマッサージを受けることにしました

この「りらく」最近やたらと出店しているようで新道など走っていると富岡や発寒辺りで見かけます
これは一度行って試してみなければ、と常々思っていました
と言ううことで今回、狸小路のお店に飲みに行くついでに立ち寄ろうと狸小路に近い「りらくの南2条店」へ予約を入れたうえで伺いました


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今回受けたのはもみほぐし60分コース 2,980円(税別)
コストパフォーマンスがいいのが魅力
ただ問題のマッサージはというのが問題ですが、これもなかなかのもの
力の入ったマッサージですっかり疲れも吹き飛びました
やっている間、肩のあたりを揉んでもらうとポキポキ音がするほど
かなりコリが溜まっていたようです
ちなみに揉んでくれたスタッフの話だと、肩から肩甲骨あたりがかなり凝っていたそうで、この部分は腰に繋がっているので
私の腰の痛みはその辺りから来ているものじゃないですかとの事
肩のストレッチの方法も教えてもらったので早速翌日から試しています

普段仕事でビル関連のメンテナンスは承り毎日のようにやっておりましたが、肝心の自分の身体のメンテナンスはかなり怠っていたようです
我が家の近くにも「りらく平和通店」があるので、今度は車で出向きそのお店近くの銭湯で一っ風呂浴びてから伺い身体もしっかりメンテナンスしようかと思っています

今年もあとわずか、年末も押し迫ったことですし
我が家の忘年会と言うことで街に繰り出しました
途中「りらく」でマッサージも受け身体は軽々、翌日も休みと言うことでこれはたっぷり飲めそうです

伺ったのは今回が2回目となる「焼き鳥キッチン晴れ晴れ」
狸小路三条美松ビルの4階に店舗を構えるお店です
ちなみに今回も前回に続いてポンパレのチケットを使っての訪問になりました
 

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コースは
「濃厚鶏スープ鍋コース」
~2時間飲み放題付き~
 

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こうした共同クーポンでの訪問はちょっとこのお店興味あるんだけど腰が引けて行けないな〜と思った時に随分と敷居を低くしてくれる値段設定でついつい行ってしまいます
しかもこのとき限定の千円のクーポンやポイントも利用したのでむちゃくちゃ安かった

ちなみに飲み放題のコースといえど生ビールは付いていませんでしたので、これは追加で頼みます
そうそうここは角ハイボールが多いようですが、サントリーのお店と言うことで飲み放題のビールは何とサントリー・ザ・プレミアムモルツ
頼まないわけにはいきませんね
 

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しかも夫婦2人で伺いましたが、ビールを飲むのは私だけ
こうした飲み放題のルールには大抵テーブルを囲むメンバーはみな同じ条件というのが通常で、お店の方に我が家の奥さんはビール飲みませんが2人分払いますよと言ったところ
いえ一人分で結構ですとのこと
私のみのビール料金追加で済んでしまいました
ケースバイケースでしょうが、こうしたちょっとした配慮が嬉しいですね
 

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さて料理ですが

鮮魚3種盛り合わせ
ソイにしめさば、サーモンの3種
 

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農園野菜のバーニャカウダには辛み大根まで
 

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博多豚骨スープ濃厚鶏スープ鍋
具材の鶏はさすが焼き鳥屋を看板にするお店と言うことで鶏に味があり歯ごたえもよく絶品でした


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店主がセレクトする焼き鳥2種
鶏皮と豚室蘭やきとり風豚串
ここは何といっても焼き鳥が美味しい
 

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牛肉のサイコロステーキ
 

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鍋の〆(ラーメン)は先ほどの博多豚骨スープ濃厚鶏スープ鍋を濾してラーメンを入れたもの
 

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デザートは
シャーベット
 

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お店の雰囲気もいいですし
次回は飲み放題だけ頼んで焼き鳥を堪能しに行きたいものです

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