2012年12月アーカイブ

今台湾の食を表す言葉に「QQ」という言葉があります
このQQ「もちもちとした食感」という意味なのですが
世界一とも思える漢字文化圏でなんでまた英語(いやもとい美語)なんぞを使わないといけないの?とも思いましたが
キューキューといった発音がその食感を表すのに適しているのでしょう

そしてこのQQな食感の代表格が
「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」
ブラックタピオカの噛みごたえに加えもちもちした食感が楽しめるドリンクです

今回の台湾訪問で一度は体験したいと思い
どうせならってことでやってきたのは春水堂

ここはその珍珠奶茶(タピオカミルクティー)の生みの親こと劉漢介氏のお店とのことです

 

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春水堂は松山空港出発ゲート近くにあり
帰国時にそこで飲めば体験できるのですが、まあ松山空港では空港ラウンジも楽しみたいことから
この日、春水堂南京店までわざわざ足を運びました

シックな店内で居心地良さそうですが
台湾っ子がそうするように外帯(テイクアウト)でぶらぶら歩きながらいただくことにします
テイクアウトですが作り置きではなくきちんと注文を受けてから淹れてくれました
 

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お茶の国、ここ台湾で新たなお茶文化「QQ」を体験です

我が家を新築してはや18年が経過した
そしてそれはイコールこの「食器洗い乾燥機」も18年使い続けたということになる
どうりで壊れて動かなくなるはずだ
思えば我が家は共働きということもあり、この食器洗い乾燥機には随分と世話になった
引っ越してからというもの18年のうち8~9割の日はお世話になったのではないだろうか

今週、大型ゴミとして札幌市に回収願うことになるが、最後に感謝の言葉とお別れを言っ た
 

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食器洗い乾燥機が抜けてしまったキッチンの状態はこんな感じである
 

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そこに某所から手にいれた食器洗い乾燥機を弟に苦労して取り付けてもらった
18年もたつとこういったものの規格が随分と変るものらしい
私には無理だったようだ
(工賃は「森伊蔵」で手をうった、さてどちらが得をしたのだろうか)


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で取り付け終わったのがこれ
正面のカバーはキッチンに合わせるため古いパネルの部材をを使い加工したものを取り付けることにした
 

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さて今日から早速活躍してもらうことにしよう

JALグローバル・クラブ
ビジネスなどで年がら年中飛行機に乗っているようなお得意さんを相手にサービスや特典の差別化をはかり顧客ロイヤルティを高めることにより、その顧客を囲い込む手法として1970年から採用されたマイレージサービスの上級会員組織です
 

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この顧客ロイヤリティにはチケットのキャンセル待ちや空席待ちが一般客より優先されるので、チケットの取りやすさは半端なく、思いついたら旅行に行ける便利さがあったり
クレジットカードラウンジとは一味違う、JAL上級会員専用の空港ラウンジが利用できたり(私は年間50杯は生ビールをここで飲みます)
専用チェックインカウンターや専用セキュリティが利用できるのでGWなどの繁忙期も空港で待たされることはありません
手荷物の個数制限が+20kg(+1個)になったり、到着後さっさと出てくるなどの差別化されたサービスも魅力です
ちょっと脱線しますがファーストクラスでは手もみのマッサージなんてサービスもあります


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それに加え多くのボーナスマイルをゲットすることも可能でマイルも一段と貯まりやすくなります
こういったサービス・特典で他社便を使わせないようJALに乗るのではなくJALの計略に乗せられているプログラムであったりもします

もっとも過去に数回エコノミーからビジネス、ビジネスからファーストクラス(席だけ)などというのがあったりしましたので、素直に乗せられておくことにします
 

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JGCは一度入会するとほぼ永久に会員資格を持っていられるため
「お金と時間をかけてでも入会資格を得る価値はある」とされていて、そのためだけに飛行機に乗るいわゆるマイル修行の総本山ともいえるものです

今回私もその資格であるJALサファイヤステータスを今年取得
招待状を待っていたのですが・・・・・・・・来ません
 

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そう考えてみれば、私は現在我が家の奥さんが持っているJALグローバル会員の家族会員に登録されているからでした
上記のゴールドのカードがそれです

そこで先週JMBダイヤモンド・サファイヤ事務局に連絡、今入っているJGCの家族会員は退会するから新たな入会の招待状を頼み送っていただいたのがこれです
このblogの冒頭の説明文にも書かせていただいていたが、今年1年の修行の成果とあって、これはすなおに嬉しい
 

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現在の家族会員の年会費が切れるころ(40日ほどかかるとのことなので7月下旬から8月10日まで)に家族会員を退会して新たに新規会員になられたほうが良いですよ、とのアドバイスもいただきました
この辺もいかにも上級会員組織ってのを感じさせました

問題はダイナースにしようかマスターそれともビザ
悩むところです

台北の茶芸館「徳也茶喫」

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台湾と言えばお茶
台湾に来たのなら茶芸館のひとつも行ってみたくなります
ところがここ台北には星の数ほどたくさんの茶芸館があり、どこに行こうか迷ってしまいます

そこで今回も「菊さんの食い倒れ漫遊記!」を参考にさせていただき、とある茶芸館に足を運びました
 

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訪れたのはMRT善導寺駅から近くの
「徳也茶喫(ドゥーイエチャーチー)」
シックな店内でしたが、どことなく日本の喫茶店風の雰囲気
中国風カフェといったところでしょうか
 

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訪れる日本人が多いのか、メニューを見るとこんな日本語表記が
店員さんも日本語が通じました
日本人に人気のシェラトンホテルの真裏にある茶芸館ってこともあるのかな
 

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朝から寺や朝市をまわり少し歩き疲れていたので、このちょっとくつろげる雰囲気に浸ることにします
いただいたのは「高山烏龍茶」
九分の阿妹茶酒館 もそうでしたが、まず火鉢に載った薬缶に一杯のお湯
そしてセンスのよい茶器に入れられたお茶が出てきました

砂糖が入っているわけではありませんが、甘くて美味しい

 
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「坪林茶葉博物館」の初代館長がはじめられた店とあって
店内にはオーナーの鐘が厳選した茶葉が売られていました

お茶セットなどの茶器も豊富です
 

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ところでここは宮廷菓子が有名なんだそうですが、このあとフカヒレを食べに行く予定なので
ここは我慢、我慢

けどちょっと心残りな茶芸館となりました

台湾に来て以来、太魯閣峡谷のツアーで昼食をとった以外は屋台料理ばかり食べ歩いています
せっかくなんでちょっと高級料理が食べようとやって来たのは
台北松江路地区にあるフカヒレの専門店
「龍鮑翅魚翅専売店」
 

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店の前のショケースにはモニュメントとして飾られる、フカヒレ
映画「ジョーズ」に出てきたようなサメのヒレって思えるほどの大きなフカヒレでした
 

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ランチタイムの時間ですが割合お店は空いていました
テーブルにひかれた紙製のランチョンマットには
「龍蝦(伊勢海老)」「鮑魚(アワビ)」「魚翅(フカヒレ)「燕窩(ツバメの巣)」と書かれています
 

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行ったのはちょうど昼時
お得なランチセットが目当てでしたが、残念ながらランチセットは平日のみ
そうこの日はついていないことに土曜日だったのです
他のセットメニューは品数が多く量が多すぎるって感じです
朝から食べ歩きさほどおなかは空いていないことから、ここは単品で頼むことにします

頼んだのは鮑魚(アワビ)・魚翅(フカヒレ)それと台湾ビール
まずはフカヒレ「小排翅(890元)」
 

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そしてアワビ「智利鮑魚(390元)」
 

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これが台湾ビールとよく合います
美味しくて、ついつい2本目をオーダー
 

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単品と言えど、こんな前菜をいただきました
日本でいうところのお通しみたいなもののあれこれ
写真撮り損ねましたがピーナッツも旨かった
 

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それとチャーハンもつけてくれました
そこでさっそくフカヒレをチャーハンに載せ「魚翅チャーハン」
どうです美味しそうでしょう

オーナーの童さんは台湾にフカヒレの加工工場を持つほどの方だとか
あちこちのレストランにフカヒレを卸しているようですが、ここでも購入は可能なんだとか
まあ買ったところでどうにかなる代物ではありませんが
 

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さて最後はデザート
『どうして私どもの店を知ったの?』
と席に着くなり聞かれ、「台北ナビ」を見てきたといっておいたおかげか
デザートに珈琲布丁とコーヒーを出してくれました
 

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これで2人合わせて全部で1,782元、もちろん2本飲んだビールも入っての値段です
(日本円にすると5千円弱)
日本でこういった高級料理を食べた事が無いので比較出来ませんが、台湾に来たのなら高級料理は外せないと言ったところでしょうか

台北からMRT木柵線で終点の動物園駅までやってきました
別段これは動物園にいこうというものではありません
 

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目指すは台北の奥座敷「猫空」(マオコン)
夜景の観れる一大スポットですがここはもともと鉄観音茶の産地として有名
そしてその茶畑を経営する方々のやっている茶芸館が狭い山間の路地に並ぶところでもあります
 

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山麓である動物園駅から猫空駅までは全長で4kmの猫空ゴンドラが開通していて
約30分程の行程で茶畑などの風景が楽しめます
料金は片道50元、悠遊カードで乗ることもかのうですが、切符が欲しくて券売機で購入いたしました
(ちなみに残念ながら頂上の猫空駅で切符は回収されてしまいましたが)
 

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さてこの日は天気はさほど良くない中でありますが、土曜日とあって猫空ゴンドラに乗る人の列は写真のように長く、長~く続いています
けれど私どもはこの列に並ぶことはありませんでした

というのもたまたまですが、整理券をとっているのを見かけ私も並びましたが
その整理券には「歓迎搭乗猫空纜車水晶車廂進站時段」
と書かれています
どうやらこれは水晶車(クリスタルゴンドラ)専用の整理券だったようです
動物園駅で時間までブラブラと待ちましたが、おかげでさきほどの列に並ぶことなく搭乗することができました

 

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さてこの猫空ゴンドラですが普通の他に水晶(クリスタル)ゴンドラがあります
水晶ゴンドラは床部分が強化ガラスで作られているのでキャビンは迫力満点
たまたまこのクリスタルゴンドラの整理券を手にしてしまったわけです
 

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しばらくして私が高所恐怖症だった事に気づかされます
 

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30分間なんとか耐え頂上の猫空駅へ
手違えで、このクリスタルキャビンのゴンドラに乗ることとなりましたが
存分に楽しむことができました
ラッキーですね
 

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さてお茶でも飲みに行きますか

台北は猫カフェの発祥の地とされています
ところでその「猫カフェ」
飲食店の一種であるが、猫と同じ空間でくつろげ、猫に癒されることを主な目的とする。殺処分される予定の猫を保護し、里親を見つける活動を行う場合もある。一般的には、通常のカフェに数匹の猫が放し飼いにされており、利用者はそこで飲食したり猫とふれあって時間を過ごす。猫との接触が可能な場所と飲食スペースが分離されている店舗もある。
台湾・台北市で1998年に開店した「猫花園(貓花園)」が世界初の猫カフェとされ、日本では2004年に開店した大阪市北区の「猫の時間」が国内初であるとされる。
(ウィキペディアより)

ところで台湾で猫といえば「猫空」(マオコン)
その猫空には狭い路地を挟んで
あちらこちらに茶芸館と呼ばれるお店があります

そんな茶芸館の一軒になんだか変わったカフェを見つけ入ってみました
その名は「猫空間Cafe」
 

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目を引く店舗は
トラックを屋台風にアレンジしたもの
荷台はキッチン&カウンターになっていました
 

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このパラソルの下でお茶しても良いのですが、道路の向かいに
もう一つ「猫空間Cafe」の看板を見つけることができました
道路向こうの階段を昇ったところにもう一つ別館のような居心地のよさそうな場所があります
 

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そしてその看板をよく見ると
「Cat's got nothing to do Caf'e」の文言が書かれています
猫カフェではないと謳われているわけですね
なるほどこんな文言をしたためねばならぬほど「猫カフェ」が浸透しているということなのかも知れません
 

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ただ眺めのよいカフェ『猫空間』であることは間違いなさそうです
そこはパラソルの並ぶオープンテラスカフェ
遠くに台北101や台北市内を望むことができます
ここで見る夜景は綺麗なんだろうな
 

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さてここ猫空間Cafeは茶芸館ではナク」カフェですから、お茶ではなく紅茶かコーヒーを頼むことになります
 

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もちろんここで頼むのは台湾紅茶
そうここ台湾は台湾茶飲みならず
「紅玉」「森林紅茶」などの高級紅茶の一大産地でもあります

MRT木柵線の動物園駅から台北に舞いもどり、そのまま淡水線と
1時間ほどMRTを乗りついでやってきたのは淡水
かつての中国との貿易の拠点であり「台湾のベニス」と呼ばれる美しい町なんだそうです
お目当ての一つに夕日がありましたが、残念ながらこの日は曇っていて見ることができませんでした
夕日は見れませんでしたが代わりに帰り際に見た夜景はなかなかのものでした
なるほどここは台北近郊のデートスポットなんだそうだ
 

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さてそんな淡水ですが、私どもの主目的はやはり夜市
今回は「淡水老街」を散策です
ここでも夜市に集う台湾の人々のパワーはものすごいものでした
狭い路地には大勢の人が溢れ、自由に歩くことすらできません
 

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河岸近くまできてようやく、屋台を見て歩ける余裕が出てきました
港が近いだけあって海鮮の屋台を数多く見かけます
 

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そんな夜市の屋台で台湾(淡水)名物の蝦捲の屋台を発見
早速揚げたてのアツアツでいただきます
これって串に刺した揚げ春巻?
 

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続いてこれまた名物の
巨無覇霜淇淋(ジャンボソフトクリーム)
奇しくもアツアツの次は冷たいものになってしまいました

頼んだのはこれでも「小」サイズ
15元(日本円で42円くらい)
マンゴー(芒果)味を試してみましたが、低脂低糖と謳われているだけあって
飽きのこないあっさりとしたソフトクリーム、ちょっと昔懐かしい味がしました
 

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お土産用に鉄蛋も購入
この「鉄蛋」読んで字のごとく固くなるまで煮詰めた煮卵で
これがビールによく合うんです
【阿婆鐵蛋】という鐵蛋を発明した陽さんのお店を探すのに苦労しましたが、ようやく見つけ
真空パックと今晩ホテルに戻ってからの晩酌のつまみ用に詰め売りも買うことにしました
 

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さてこのあと淡水の夜はまだまだ続きますが、今回のエントリーはこの辺で
それにしてもどこにいっても台湾はスクーターだらけ
こういったところでは駐輪場はあっという間に埋まってしまうようです
 

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淡水「金太陽炭烤」の孔雀蛤

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淡水老街の河岸沿いを歩いていると一軒のレストランの前で足が止まりました
手書きの看板に書かれた文字とその下に並べられた、貝に興味がそそられたからです
看板には「名産名醤」とか「台湾野生当店採用(活)」の文字に囲われ
でかでかと『孔雀蛤』という文字が書かれています
(この辺が漢字文化圏の素晴らしいところ、文字を見れば大体のところが判ります)
 

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上を見ると「孔雀蛤 180元」なんてネオンもあります
どうやらこの店の名物料理のようです
店の前には魚介類の生簀、そして厨房
その奥で食べることができるようになっているよう

こういったところで悩んでいても始まりません、意を決っして飛び込んでみました
 

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中は結構広く、そして大勢の方が食事を楽しんでいました
席に着いたらまずは台湾ビール(金牌)を頼みます
 

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そして頼んだのは「孔雀蛤」
180元ですから日本円で500円くらい、ちなみにビールは80元ですから220円くらい
700円の食事となりますから、ここ台湾ではちょっと高級かな

活気のある厨房では若いスタッフが次々に出されるオーダーをさばいていきます
 

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出てきた孔雀蛤は唐辛子とニンニクそれに八角?でたっぷり味付けされた
スパイシーな料理でした
これが台湾ビールによく合います
すぐに2本目をオーダーすることに
 

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ところでこの孔雀蛤、ムール貝だとばかり思っていましたが
どうやらカラス貝の仲間のようです
20~30個くらい盛り付けられていますが、貝の殻はこちらのトレーに捨てるようです
やはり人気メニューだったようで、このトレー店中のテーブルに置かれていました
 

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調べもせずに入った店なので覚書のため、住所も記しておきます
住所:新北市淡水區中正路
店名:金太陽炭烤って店に掲げられていました

ちなみに店の前に置かれた水槽にはなにやら美味しそうな魚とともにこんなものまでありました
 

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さすが台湾は中華文化圏

「担仔麺」
天秤棒で食材と器具一式を担いで売り歩いたことからこの名がついたそうだ
台南いやもとい、いまでは台湾を代表する麺料理といえますね
豚骨と鰹節といった日本のラーメンの元祖ともいえるスープに、エビの頭の煮汁を加え作られています
日本人好みの、あっさりしてて、とっても食べやすい麺料理です
ここ淡水にも「台南小調擔仔麵」と台南の名の入ったお店が淡水老街にあったので、ちょっと立ち寄ることにします
ちなみに閉店間際に入ったようで、出るときには店の看板の照明は落とされていました
 

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店内はさほど広くはありません
厨房もオーナーの奥さんらしき方が一人で切り盛りしているくらいのお店でした
 

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メニューから我が家の奥さんが頼んだのは担仔麺に煮卵をトッピングしたもの
 

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私は同じく担仔麺に、ここ淡水名物の魚のすり身団子をトッピング
 

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双方ともに60元(日本円で170円くらい)ですが、エビの頭の出汁が効いていていて旨い
日本人好みの味でした
飛び込みで入りましたが、これまた正解でした

孔雀蛤など食したということもあり、さほど大きくないどんぶりで出されているのもうれしいですね
まさに「食巧不食飽」
飽きずに美味しく食べれるサイズでした

「金太陽炭烤」同様気に入りましたが、日本向けのWebで見たことのないお店なのでこれまた住所を記しておきますね

「台南小調擔仔麵」」
住所:新北市淡水區中正路

さてそろそろ淡水を後にし、台北へ戻るとしますか

台北「鬍鬚張(ヒゲ張)」魯肉飯

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MRT淡水線に揺られ台北へ戻ってきました
「民権西路」駅で降りて、すぐのところに大きな目立った看板のお店がありました
それが「鬍鬚張(ヒゲ張)」魯肉飯のお店です
 

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その「鬍鬚張」
チェーン店で日本にも出店しているようですが、まさに魯肉飯の老舗といったお店
日本のHPから拝借させてもらうとこんなことが書かれています

WHAT'S魯肉飯?
台湾伝統の庶民料理で、豚肉のかけご飯のこと。1960年ヒゲの張さん(当店のマークのモデル)が、コラーゲンたっぷりの豚のほほ肉と秘伝のタレを使い「ひげ張魯肉飯」として売り出すや一度食べたら癖になる味だと大人気に。今では屋台街やお弁当には欠かせないメニューです。

ちょっと興味もあり、試しに入ってみることに
 

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メニューを見ると
持ち帰りもできるようです
ということで今晩の晩酌の肴に買っていくことにしました
 

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買ったのはもちろん「魯肉飯」
小サイズ33元ですから日本円で90円といったところでしょうか
実はこの店でこの日ちょうど10軒目の訪問
フカヒレなど結構な高級料理も食べましたが、2人で1万円くらいだったのではないでしょうか
やはり台湾の物価は安いですね
それに美味しい
 

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淡水の「阿婆鐵蛋」で買った鐵蛋をトッピング、台湾ビールとともに台湾最後の食事を堪能いたしました
 

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そういよいよ帰国
明日は早くに起きて、台北松山空港へと向かうことになります

さて10月の体育の日の3連休を利用し行ってきた台湾旅行もいよいよ帰国の日を迎えます
ということで、まだ朝の6時ではありますが台北松山空港へと戻ってきました
それにしてもこの松山空港、今回宿泊した台北のサンルートホテルからタクシーで僅か10分、魯太峡観光の際も利用しましたが、台北市街から近く大変便利な空港でした
 

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朝早くにやって来たわけは、今回初めて訪れることとなった
台北松山空港の共同ラウンジ「航空公司貴賓室」に立ち寄るためでした
ただチェックインの時間は朝の6時半から、早く着すぎてしまったようです
そこでいつものように「悠遊カード」の使いきれなかった残額を空港内のローソン・セブンイレブンで土産を買うことにより消費する事にしました
といってもこんな「関東炊」なんかは買っても持って帰れませんが・・・
 

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そうこうしている間にチェックイン
連休ということもあり、結構混雑していました
そこでJALのステータス会員の特典でエコノミー席なのにも関わらず、エグゼクティブクラスのカウンターでチェックインすることに

と・・・そこで、同じように考えたのか
エコノミークラスの列からこちらに並び替える方が
どこかで会ったような・・・・・・そう依然上海でご一緒したKさんでした
やはり考えることは一緒のようです
カウンターでこれまたステータスの特典で空港VIPラウンジのクーポンをいただきホクホクしてセキュリティを抜けます
 

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共同のラウンジは出国審査後の制限区域内にあり
そのp出国審査を抜けてすぐのところにありました
小さな空港ということもあり各航空キャリアの指定ラウンジとなっていました
なかにJALの名も覗かせています
 

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ラウンジの入ったらまずはビール
そう朝ビーです
冷蔵庫にはこれでもかとばかりに台湾ビールが詰められていました
 

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さて次に食べ物はというと
中華圏のラウンジだけあって饅頭やら焼売などの点心が入った蒸篭が数種並んでいます
 

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朝早くに来たこともあり「粥」も並んでいました
これが旨かった
トッピングをこれでもかってほどたくさん載せていただきます
 

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サンドイッチにデザートとフードは朝一だというのに豊富に並べられています
さすがは食の国「台湾」といったところでしょうか

台北の松山空港から羽田空港までは風向きが良かったのか2時間あまりで到着、予定より早く着いたため千歳空港までの便を一つ早めようとも思いましたが、やめることにしました
というのも以前から狙っていた、出入国の自動化ゲート通過のための登録をこの羽田空港で済ませておこうといもの
国内線乗り継ぎの手続きが終わったら、3F出国エリアにある自動化ゲート登録カウンターへ
 

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ここで書類に記入し、パスポートを提出
写真と指紋を登録して自動化ゲート登録終了

次回から自動化ゲートが使える事となりました
 

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我が家の海外旅行の日程は基本的に、年末年始・ゴールデンウイーク・お盆休みとなります
サラリーマンが長く休めるのはこの期間だけなので、致し方ありません
(もっともこの期間休むための努力も忘れることはできませんが・・・)

今回の台湾ように近場だと3連休を使えば行けますが、どこか遠くへ行くためにはやはり4日程度の休みは必要です
そんな時期の空港は大変混雑したりもしていますが、この自動化ゲートはいつも空いているイメージがあるので
そんなときに活躍するかと思い今回の登録となりました

ちなみに香港国際空港にも「フリークエンドビジターeチャンネル」なんてシステムがありますが、選択肢は広ければ広いほど良い
そんな思いで登録です
 

次回は羽田か成田はたまた関空かわかりませんが、次回は試しに使ってみようかと今から楽しみにしています
 

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この「自動化ゲート」で世界との扉が開かれたのか・・・
まあ使い方次第といったところでしょうか

羽田空港国際線ターミナル
新たに作られたターミナルなだけに、以前と一味違った便利なサービス「羽田活用術!」が数多くあります

そんな羽田活用術!の一つが海外から帰国後、国内線に乗り換える際のチェックインカウンター
羽田は国際線と国内線はターミナルが離れていますので、国際線ターミナルで受け取った荷物は人間と一緒にシャトルバスなどで運んだうえ国内線のチェックインカウンターで預けるわけですが、これが結構大変でした
そんな不便を解消するため作られた
羽田空港国際線ターミナル内につくられた「国内線乗り継ぎチェックイン」
ここで荷物を預けチェックインを済ませて身ひとつで国内線ターミナルに向かうことが可能です
 

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しかもこのすぐ脇に「国内線乗り継ぎ」と書かれた看板があり
その先を進むとセキュリティがあり
抜けた先が制限区画となっています

そうです国内線から国際線の乗り継ぎの際、制限区画を出ることなく
国内線ターミナルから国際線ターミナルに来たときの、逆ルートで国内線に乗ることのできるサービスです
 

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来たとき同様、制限区画内を走るJALスカイシャトルに乗り
航空機を眺めつつ国内線ターミナルへ


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しかも国内線ターミナルのJALサクララウンジのすぐそばまで
JALスカイシャトルは着けてくれます
 

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早速JALサクララウンジに入り
シャワーを浴びて生ビール
 

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さて、これで今回の台湾修行の旅は終了
何度訪れても台湾は新しい発見がいっぱい、しかも普段着で楽しめる海外といった趣のある国でした

それにしてもポツポツ寄り道してしまったため全38のエントリーに2か月費やしてしまいました
お付き合いくださいました方々には感謝です
さて次のエントリーからは途中で話が止まってしまった、「客船クルーズ」に話を戻します

台湾旅行の話をしばらくの間エントリーしていましたが、実はその前のお盆休みに楽しんだマレーシア・タイの客船クルーズの話が途中で停まっていました
今日から再開です
 
話はどこまでだったか過去のblogを確認してみると
タイのクラビでのアクティビティ
アンダマン海沖に浮かぶ130もの島々を観光するいわゆる「アイランドホッピング」の途中、ジェイムスボンド島へ行った所まででした
気分をすこしずつ南の島へ切り替えつつblogを更新することにします
 

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さてそのアンダマン海
この波一つない静かな海を荒らすかのように
高らかなエンジン音を響かせ走り回る舟があります
それがタイの海のタクシーとして活躍する「ロングテイル・ボート」です

観光ツアーにも好評のようで、ジェイムズボンド島では十数隻のロングティル・ボートを見かけました
ここでは観光客の落としていく船賃は重要な収入源のようです
 

 
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さてこのロングティル・ボートの特徴はと言うと
10mほどの木造船に自動車のエンジンを積んでいることでしょうか
それに船を操舵するはずの舵が見当たりません
 

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どうやって舟を操っているのか
舟につけられているのはエンジンに直結されたシャフトの先のプロペラのみ
炎天下の中、じーと見ていると
このエンジンごとプロペラの位置を替え操舵しているようです
止まる時はプロペラをシャフトごと、水面から出して駆動を停めます
見ていても飽きないほどその操舵方法は単純で面白かった
 


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ところでこのロングティルボートに備えられ、ピカピカに磨かれたエンジンのヘッドカバーにはイスズやらスズキのロゴが見られます
もちろんこれは船舶用のものではありません
おそらくは廃車となった車のエンジンが流用されているのでしょう
(もっとも彼らにとって商売の大切なアイテム、宝物なのかもしれません)
 

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ちなみに海でエンジンの故障は死と直面する問題です
信頼が有るものしか使われないというのが、海の掟のようで
「エンジンの中で一番信頼性が必要なのは船外機である」と言われるほど信頼性が求められます

たとえ途上国であろうとも、船外機にはたいてい日本のメーカーである「ヤマハ」や「ホンダ」のロゴが入っているのが証拠ですね
専用の船外機ばかりではなく、こんな特殊な用途に使われるエンジンもメイドイン・ジャパンというのが誇らしい限りでした

そんな日本製のエンジンを積んだのだろうロングテイル・ボートがまた一台
けたたましくアンマダン海を駆け抜けていきます
 

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タイ南部の町「クラビ」でのハンガー湾ツアーから
「パンガーベイリゾート」へと舞いもどったあとは、ちょっと遅めの昼食となります
 

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緑深いマングローブが茂る川沿いを見渡せる
リバーサイドレストランでのビュッフェランチ
 

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テーブル中央にはなぜか天ぷらが鎮座しています
日本人目当てのお店ってわけでもなさそうですし、これってタイ風天ぷら
タイ風ピリ辛ソースを醤油代わりにいただきましたが
タイ米との相性も抜群でした
 

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ビュッフェは南国らしく果物が豊富です
モンキーバナナにライチー、甘さ控えめの西瓜(日本の西瓜が甘すぎるのかも)、ちょっと芯の残る感じのパイナップルなどなど
 

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こんな感じで皿に盛り
初めてとなるタイ飯を頂きます
スープが辛くて旨かった
 

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もちろんビールも頂きます
銘柄は「シンハー」
タイといえばシンハーですね
タイ王室にも認められた由緒あるプレミアムビールです

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昼食を終え、ハンガー湾ツアーは終了
テンダーボートでスーパースター・リブラへと戻ります

さて今晩は「ガラ・ディナー」です 
 

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なまらer忘年会in居酒屋_美農家

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いまはもう知る人も少なくなったパソコン通信
1990年代前半まで、楽しませて頂いたがその後のインターネットの普及により衰退しほとんど消滅してしまいました
そんなパソコン通信で隆盛を極めたNIFTYにキャンピング&アウトドアフォーラム『FCAMP』というものがあり、その時代随分と楽しませてもらいました
ちなみに私のキャンピングカーには今でもその時作られた「FCAMP」のステッカーが貼られています
 

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インターネットとは違い閉ざされた空間と言うのが良かったのか、有る程度のスキルを持った似たような年代の人々が多かったためか、パソコン通信が終わったいまでも年に1~2回はキャンプでご一緒させていただいています

とくにそのFCAMPの中にあったパティオ「なまらer」
今回はそんななまらerな方々とキャンプではなく忘年会での再会となりました
 

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場所は時計台近くのビルの地下にある「居酒屋 美農家」
少しは景気も上向いてきたのか、今年の暮は忘年会会場も簡単には取れなくなってきましたが、早めに予約を入れていたようで
樹齢100年の屋久杉をはめこんだ半個室を押さえてくれていました
 

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さてこの美農家、旨かったのはホッケの刺身
 

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サロマの牡蠣
かわったところで刺身に出てきた牡丹海老の頭揚げ
レモンをぎゅっと絞っていただきます 
 


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そして特大の羅臼産縞ホッケ炭焼
ほんとうに特大で40cmちかくありました
プライスも1,500円とちょっと高め
 

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美味しい料理ともう20年以上のお付き合いの方がととの会話も楽しく
ついつい飲み過ぎてしまいました
ちなみにこの忘年会が開かれたのは土曜日、仕事帰りの参加でしたが
翌日は残ったお酒がちょっと堪えた日曜の出勤となりました

来年は是非ともキャンプでまたご一緒したいものです

なまらer忘年会、二次会はススキノにあるイタリアン
「サルバトーレ・クオモ&BARすすきの店.」
 

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最近こういったお店ではいつものと言った感じの泡(スパークリングワイン)の乾杯で始まりました
 

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イタリアンとのことでしたのでピザを頂きます
まずは定番のマルゲリータ
 


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プロシュート&ルーコラ 
ルーコラのゴマの風味とちょっと苦い味がピザによく合うようです
 

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さて今回の忘年会二次会には15年前くらい前に一親と緒にキャンプしていた、当時小学生になるかならないくらいの「なまらer」キッズも参加
 

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現在は当然成人となっていてお酒も飲める年齢に・・・・
どうりで年をとったはずだ
 

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「クラビ」でのハンガー湾ツアーから
スーパースター・リブラに舞いもどり、そそくさと着替(おめかしして)えて
スターダストラウンジへ
 

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この日の晩飯はガラ・ディナーでしたが、その前に
プレ・カラディナーパーティがこのスターダストラウンジで行われていました
ここではクルーズスタッフの紹介とショーバンドによるエンターティナーショーが楽しめます

ちなみにクルーズスタッフの紹介での一番人気はキャプテンではなくショフ長だったようです 
 

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さていよいよ楽しみにしていたガラ・ディナーです 
ところでそのガラ・ディナーとは
日本の携帯電話で言われるところの「ガラ系」
ガラパゴス諸島に例えられ世界標準とは異なる進化をした日本の晩飯のことではありません
もっともそんなものがあれば食べても見たいものですが

特別な催しであるフランス語の「ガラ」に晩飯のディナーを合わせた文言のようで
クリスマスやら大晦日の夜など特別な日の晩餐に供されるようです
ホテルなどでガラ・パーティの名のもとに多く半ば強制的に供されるちょっとお高い食事ってこともありますが
今回のスーパースター・リブラでの客船クルーズはオールインクルーシブ
食事はすべて含まれているので安心です
 

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この日フォーシーズンレストランで夜の9時からの第2回目のガラ・ディナーを予約してありましたがこれが大正解
クラビでのアクティビティから戻ったのはすでに午後6時
しかも昼食を食べ終わったのが午後の3時でしたから、午後6時45分からの第1回目のガラ・ディナーではちょっと早すぎたようです
それにこのガラ・ディナー予約時にスペシャルシートと言われていたので気になっていたのですが
席は主催するキャプテンの真後ろの壁際の席があてがわれました
200人近くいる客席の中ではちょっとうれしい配慮です
 

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さてこれまた予約時に頼んでおいたワインです
なんとこのワイン、ボトルキープができます
この予約券を見せればここで飲みきらなくとも次の日に好きなレストランで出してもらえるという優れものです
 

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ただしこの日というかいつもそうだと思いますが、クラビは暑くのどがカラカラだったので私はビール
愛想の良いスタッフに給仕され乾杯です

愛想の良い理由の一つにこのスーパースター・リブラに乗船している客のほとんどが中国系の人々というところにあるようです
彼らは食事を取る際、ほとんどの方は一緒にお酒を頼むことがありません
もちろん宗教上飲まない方もいるでしょう(もっとも中華家の方はあまりそういった意識はないようですが)
お酒がオールインクルーシブに含まれないいわゆる別料金ってところにもあるでしょう
けれど一番の理由は基本冷たいものは体に悪いと言われていることにあるのかもしれません
あちらこちらで「お湯」が頼まれていました
 
こうしたところでも日本人はお金を落としていく、良い客のようです

 

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さて肝心の食事
フレンチレストランでしたのでコースで供されます
まずは前菜
うちの奥さんが「海老のムースを巻いたスモークサーモン」
私が「チキンカツ」なんと日式とメニューには書かれています
 

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次にスープは
「マッシュルームスープ」と「雲呑スープ?」
 

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さてメインは私が「牛肉のグリル」
なかなか肉厚で旨かった
 

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それに奥さんが「家鴨オレンジソース」
 
 
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デザートは昔懐かしいティラミス
それに加えホールごとケーキを持ってきたスタッフがいました
 

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どうやら誕生日を迎えた方がいたようです
クルーズスタッフ総出でお祝いです
 

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ガラ・ディナーでお腹いっぱい食べてしまった事もあり、すこし散歩でもしょうと船上デッキへやってきました
もう12時近くだというのにドアを開け室外へでるといくぶん穏やかでありますがムッとした熱気がおそってきます
けれど海からの風は心地よく
ここでまた海風をかんじつつ一杯、飲みたくなりました
 

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さてこのスーパースター・リブラの船上デッキにはスポーツバー風の「プールバー」
 

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そして海とプールを見下ろせるバー「ココナッツウィリーズ」があります
今晩は海とプールが眺められるココナッツウィリーズで、シンガポールスリングをいただく事に
 

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360度どこを見渡しても海、クラビ沖の漁火をながめながら
シンガポールの夕日では無く、おだやかなアンマダン海の漁火を呑み干すことにします
  

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下のデッキを見ると先ほどプレ・ガラパーティの舞台で歌っていた女性が生バンドをバックに歌っています
リクエストを求めているとだれかが「タイタニック」とリクエスト
沈没のイメージがあり、おいおいとも思いましたが、よくリクエストされるようで任せろとばかりに
即バンドが音を奏ではじめ、歌声を響かせていました
 

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するとどうでしょう、インド系らしき方がデッキ中央へ出てきて踊り始めました
インド映画の印象通りやはりインド系の方々は踊りが堪能なようです

アジアンクルーズ3日目の朝
日課となったジョギングトラックで汗を流していると、「早起きは三文の得」の言葉通り
こんな素晴らしい朝日を見せてくれました
まるで旭日旗のような景色です
 

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さて汗を流した後は部屋でシャワーといきたいところですが・・・・
今回乗ったスーパースター・リブラが就航したのは1988年
24年前の船ですからこうした設備は最近就航した船と比べるとどうしても見劣りしてしまいます
 

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シャンプーやシャワーなどはなんだかビジネスホテル風ですが、日本のそれよりも少し手狭です
スタークルーズのロゴの入ったアメニティは記念に持って帰りました
 

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部屋でシャワーを浴びるのはあきらめ、船上デッキにあるジャグジーを風呂代わりとすることにします
真っ青なアンマダン海上空の空を眺めつつ
「いい湯だな♪」
いや~気持ちよかった
 

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おっと失礼いたしました

エントリーに揚げさせていただいた「エスケープ」
いわゆるマジックの脱出物ですが、脱出物で私が最初に思い浮かべるのは
なんといってもアメリカのプロマジシャン『ハリー・フーディーニ』です
 

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この漫画「栄光なき天才たち」の中にも「中国の水牢」の話が出ています
手錠をかけられ、足枷をはめられ、逆さ吊りにされ、水が一杯詰まっている箱に沈められた後、上のふたには厳重に鍵がかけられます。これを実演する前には、観客数名を舞台に上げて、手錠、鎖、足枷、水牢、その他、舞台の床まで徹底的に調べさせて、観客がすべての疑念を取り払ってから始めていました。
数分して、フーディーニが突然、びしょぬれの姿で、息も絶え絶えに現れたときは、観客は総立ちで拍手したものと思われます。
 

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客船クルーズはお客を退屈させるわけにはいきませんから
さまざまなショーが行われます
そんなスーパースター・リブラで行われたショーのなかで
いかにも客船クルーズらしかったものに「アンダーウオーター エスケイプ」
ハリー・フーディーニの中国の水牢同様
鎖にかけられたCharles Bachは船上のプールの中でそれを見せてくれました
 


 

水中での脱出物
まれに失敗もあるようでハラハラドキドキ見させてもらいました


 

「師走」
師匠の僧すら、お経をあげるために馳せる月
まあどんな人も忙しい月とされていますが、ご多忙にもれず私も走り回っております
ちなみに先日の連休もとある老健施設の宿日直の仕事で初めての24時間勤務も経験させてもらいました
そんな宿直明けの朝、そういやクリスマスイブだよな~とケーキでも買って帰らなきゃと思い
立ち寄ったのが「ケーキショップあかね」
辿り着いたのはちょうど開店時間の数分前でした
普段ですら混んでいるこのお店
祝日とクリスマスイブが重なり、どこのケーキ屋さんも一年で一番忙しい日
たまたまですが、朝一で行けたので待つことなく目的のケーキを購入することが出来ました
 

 
 

目的のケーキっていうのは、このあかねで一番人気のケーキであるだろう
「羊のケーキ」
生クリームを上手に使い羊毛のフワフワ感を表現しています
 


 

さてその羊つながりですが、羊と言って私が最初に思い起こすのが
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック著のSF小説です
このSF小説は映画の原作と言った方が判りやすいかもしれません
そう30年くらい前に監督リドリー・スコット、主演ハリソン・フォードで映画化され
『ブレードランナー』という邦題がつけられ上映されました
今でもファンの多いSF映画です

この映画のはやったその昔、SFファンだった私はこのディックのSF小説をむさぼり読んだ記憶があります
我が家にはP・K・ディックをはじめ今や廃刊となったサンリオSF小説が本棚にずらりと並んでいます
ハヤカワSF文庫や創元社SF文庫で大御所のSF小説が発刊されるなか、このサンリオSF文庫はちょっとマイナーなSF小説を紹介してくれていました

と、こんなエントリーを綴っているとしばらくぶりに映画「ブレードランナー」がみたくなりました
ところで我が家にはディレクターズカット版のLD「ブレードランナー」があるにはあるのですが
確か家のLDプレーイヤー壊れてるんだったんだ
今度レンタルDVD借りてくることにしよう
 

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ところで今宵はクリスマス、どこかでアンドロイドも聖夜を楽しんでいるのでしょうか?

永遠に続く、たった一日の恋
ちょっとした理由も有り『ローマの休日』を製作50周年記念デジタル・ニューマスター 版をレンタルDVDで見ることになった

さてこの映画で名声を得たオードーリー・ヘプバーンが演じたのはヨーロッパきっての古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンとあるが
英国はエリザベス2世の長女に「アン王女」という人物がいます
まあこの映画の主人公はそのモデルではないとは思いますが、古い歴史と伝統を持つ某国というのはこれはどう考えても英国のことのように思えました

「パパラッチ」の先駆け映画だったのかもしれません
 

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さてこの映画でオードーリー・ヘプバーンがローマの街をベスパにまたがり二人乗りで駆け抜けるシーンがありますが、この映画のためにどれほどのベスパが売れたことでしょうなんて余計なことを考えつつ観てしまいました
そのほかにもローマの美容院で髪の毛をショートカットにし、スペイン広場でジェラートを食べる
、真実の口を訪れたり、サンタンジェロ城前のテヴェレ川でのダンスパーティーに参加したりと
現在の世なら、観光関連の企業から沢山の協賛がつきそうな
そんなローマ観光奨励の映画とも思える作品でした

というのもこの映画のDVDを借りてきたのには冒頭で述べた通り理由があります
そうこの正月の連休を利用して
「ローマの休日」してこようかなってことで、観光案内そんな見方で見た映画になりました
もっとも映画自体は脚本や演出もすばらしく、特に話にちりばめられた言葉ひとつとっても洗練されていて思わせぶりで、今見ていても飽きない魅力ある作品です

ベスパをレンタルしてローマの石畳をめぐってみたい、そんな気になってきました

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JALのマイルが結構たまったので、正月は特典航空券でローマを目指す事としました
ツアーは信じられないほど高いのですが、マイルだとそんなことを気にする必要は有りません
といっても流石に正月しかも申し込んだのが遅くJALのステータスを使っても席をとる事が出来ませんでした
そこで今回特典航空券ワンワールドでもないのに、何故か仲の良いエールフランスの便を使う事に
しかもマイルに余裕があるので席はエールフランスのビジネスクラス「アフェール」という贅沢ぶり

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(エールフランスhpより拝借)

13時間半ものフライト
定評ある機内食とシャンパンを楽しみつつ
180度フラットになるシートでグッスリ寝て行く事にします

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