2021年9月アーカイブ

さてしばらくの間、とある事件が有り中断していましたが、本日からBlog更新を再開します
まだ書いていない話は3年ほど前に行ったカンボジアの話が途中だったので
今は出来ない海外旅行について、また行ける日を夢見て再開いたします

カンボジアシュムリアップの真っ青に澄んだ空
そこを優雅に空からアンコールワット・アンコールトム観光をしているのでしょうか
上空にはヘリコプターが舞っています
 

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さて王が沐浴に使われたという聖池『スラ・スラン』の次にやってきたのは
925年にラジェンドラバルマン2世により造られたヒンドゥー教寺院
「東メボン」
元々は東バライ貯水池の中心にあった人工の島が東メボン
大な貯水池に浮かぶ、神秘的な寺院の景色が見られたんでしょうが
残念ながら現在ではその姿を見ることは叶いません
というのも現在では東西7km×南北2kmの長方形の灌漑用に掘られた人口湖である「東バライ」が干上がってしまったため、平面の寺院が見れるだけとなっていました

入り口が何だか高い位置にありますが、それもそのはず有ったはずの水面の高さが加わった高さになっていました
 

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入口にはここ東メボンには観光者向けの注意書き(英語・中国語)が、ありました
まだまだマナーの悪い観光客が多いというわけですね
 

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沈みつつある陽に照らされている
風化した中央祠堂
 

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内部にはヒンドゥー教の像が安置されていて
その前で線香が焚かれています 
 

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第二基壇の四隅には、砂岩でできた高さ2メートルはある象の彫像が置かれていますが
ここ東メボンの守り神でしょうか
そういえば象はヒンズー教の神話に良く登場しますね
 

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各塔の入り口上部にあるレリーフが見事ですが
これは「北東祠堂南面ライオン」
 

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そして「中央塔西面ヴァルナ」
カーラの口から湧き出るナーガやその上に水牛に乗る閻魔大王の姿などほとんどが鮮明に残っていました
 

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アンコール遺跡観光次ぎにやってきたのは
ヒンドゥーの宗教色を濃くするアンコール・トム遺跡にあって
ちょっと珍しい仏教寺院『タ・ソム』
元々は僧院だったそうです
塔門はバイヨン様式の観世音菩薩の四面塔でした
 

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ここにはデバターの姿(レリーフ)があちらこちらに見られました
 

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そうしたデバター(レリーフ)の保存状態もよく
天女の舞を舞うアプサラも見て取れますが、ここは仏教寺院
しかも日本と同様の仏教を信仰する国ですが
日本の大乗仏教とここカンボイジアの上座部仏教ではかなり違うのか、ちょっとその妖艶さは日本では考えられないほどでした
 

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長い髪を縛る女性のレリーフがありますが
耳を見ると福耳、しかも耳飾りが見て取れます
これはここを支配していたクメール王国はクメール人の特徴なんだそうです
 

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さてここタ・ソムの特徴はなんといってもこの東塔門
そのわけはリエップと言う高い木の根に完全に侵食されている姿が痛々しいからです


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根は棟の中にまでしっかりと浸食されていました
 

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こうして組みなおされたレリーフを見ることが出来ますが
もともとは搭門の上に載っていたのでしょうね
 

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今もなお、こうしてバラバラになった遺跡が多いアンコール遺跡
アンコール遺跡は、1970年以降の長い内戦やポルポトによる知識人や職人の大量虐殺、内戦後も遺跡周辺に残された大量の地雷などの影響で、長い間修復されることがありませんでした
そうアンコール遺跡はユネスコの世界遺産であると同時に「危機にされされている遺跡」でもあるんだそうです
そんなこともあり我が国、日本においては、ユネスコ文化遺産保存日本信託基金によるプロジェクトとして、1994年、日本国政府アンコール遺跡救済チームを結成、遺跡の保存修復を支援しているんだそうです
 

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巨大な貯水池に架かる木で出来た真っすぐな橋
これは遺跡へと向かう参道だったりします
こんな橋に手すりが無いのがカンボジア流だったりします
ここは池に落ちないよう注意して進みます
 

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そんな参道を進んだ先に有るのは「ニャック・ポアン」
傷を治すヒマラヤの神泉「アナヴァタプタ」を模した治療池と言われているんだそうです
池の中央には円形の基壇が築かれ、その上に中央祠堂が立っていました
 

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その中央祠堂のあるその島を二匹の蛇(ナーガ)が取り囲み、迎えられているのは・・・
 

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これが、神馬ヴァラーハ(観世音菩薩の化身)
何だか首に人がしがみついているように見えます
  

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四方にある祠のような場所に水が流れ出す仕掛けになっていますが
その水の入水口だろう祠のような所に祭壇が置かれていました
 

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祭壇の奥にある祠の中には、人、ライオン、ウマ、ゾウの頭部をかたどった物があり、その口から水が流れる仕組みになっているのだそうですが
今回、池は満水でそこまでたどり着くことはかないませんでした
 

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こうした祠の天井にあたる部分が歩道に突き出していました
 

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そうそう仏教が国教として定められているカンボジアには臙脂の袈裟を着たお坊さんをよく見かけますが
ここニャック・ポアンではそうしたお坊さんがアナヴターブタを模した中央祠塔を背景に記念撮影をしていました
 

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ニャック・ポアンのあるプリヤ・カーン・バライの湖畔に置かれた小舟
観光用ではないようなのでこれは漁にでも使われるのでしょうか


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そんなバライから参道を進んだところに
「聖なる剣」という意味を持つ仏教寺院「プリア・カーン」が有りました
12世紀後半クメール王朝初の仏教徒の国王ジャヤーヴァルマン7世が父の菩提寺として創建したんだそうです
その巨大さは異様とも思えるほどで、先日見て回ったアンコール・ワットやアンコール・トムと勝るとも劣らない建造物でした
それもそのはず敷地も大変広く、周囲を囲む環濠は、東西800m×南北700mもあり、外周壁内の敷地は、56haもあり寺院として最大
当時は僧侶、奉公人、踊り子を含め10万人近くの人が住んでたと言われています
ちなみにその名の由来となった聖なる剣は、プノンペンの国立博物館にあるんだそうです
 

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見事なナーガに乗るガルーダの欄干
 

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そしてガルーダの彫刻が迎えてくれました
 

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ナーガを引く神々と阿修羅の欄干です
 

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こちらの欄干にはは5つの頭を持つナーガの姿が
 

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中央祠堂入り口を守る頭のなくなった像
 

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クメール王朝は王様によって信仰している宗教が異なることから、同じ寺院でもある時は仏教寺院だったり、ある時はヒンドゥー教寺院なったりとしている
こちらプリヤ・カーンもジャヤヴァルマン7世の没後にヒンドゥーに改宗した国王は、仏教的要素を排除
仏像などの頭は排除されていたり
 

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仏陀のレリーフが剥ぎとられていたりもしますが
 

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ところどころにその痕跡は残っていました

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そしてこの中央祠堂にあるストゥーパ
これは後世に持ち込まれたもので、当時のものではありません
 

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宗教的な排除だけではなく
遺跡は倒壊が進んでいて
 

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特に南国だけあって植物の繁殖がものすごく
タ・プロームほどではありませんが、ガジュマルが遺跡をかなり侵食していたりもしました
 

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ちなみに最後の写真は今流行っている『窓』と言った技巧で撮る写真
彼等は白人系の観光客ですが、中華圏のかたはこれだけが目的できているようです
 

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この日、車をチャーターしてアンコール遺跡観光大回りを行いましたが、次の目的地はその大回りからさらに外側の遠く離れた場所までちょっと遠出
郊外へ1時間ほど車を走らせたところにある、バンテアイ・スレイを目指します

そんな道中なんと途中パンクに見舞われてしまいました
悪路を暴走する彼等にはパンクは日時茶飯のようで、スペアタイヤが荷室に置かれていましたが、それはテンパータイヤではなく通常のタイヤでした
ただそのスペアタイヤに空気が入っていなくていたらしく、近くの修理屋さんに立ち寄っていく事になり
さして時間に余裕はありませんが、旅にトラブルいやもとい、ネコブル(虎と言うには大袈裟なので代わりに猫)は旅の基本
昔の日本の田舎もきっとこうだったんだろう修理屋さんでパンクを直しますが、私にはこうした場は格好の撮影ポイント、手伝うフリして楽しんでました
 

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伺ったのは「女の砦」という意味を持つバンテアイ・スレイ遺跡
 

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赤い砂岩により建造されているうえ、状態も良く「クメール美術の至宝」と呼ばれています

 

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フランスの作家・冒険家であるアンドレ・マルローが、その後『東洋モナリザ』と評されるデパダー像のあまりの美しさに魅了され、盗掘し国外に持ち出そうとした事件で一躍有名となった遺跡です
おかげでシェムリアップから遠い小寺院であるにもかかわらず、観光客でごった返す人気スポットとなっていました
 

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ここにはヒンドゥー教の神話世界をモチーフにしたレリーフが程度よく残されており
インドの叙事詩「ラーマーヤナ」から、魔王ラヴァナによるラーマ王子の妃シータ誘拐の場面
 

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これはライオンの獣人「ナラシンハ」
 

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象の聖水で身を清めるヴィシュヌ神の妃「ラクシュミー」
 

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猿王の兄弟ヴァリンとスグリヴァの戦い
などなどインド神話におけるラーマナヤのエピソードがあちこちの描かれていました
 

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ただし、私がここに来たわけは、何といっても『東洋モナリザ』を一目見るために他なりません
 

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南北の祠堂には「東洋のモナリザ」と評されるデヴァターの像
これはアンドレ・マルローが盗掘しようとした事件で有名になった女神像デヴァターですが・・・・
 

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さて肝心のバンテアイ・スレイで見た東洋のモナリザ
いまひとつ妖艶さにかけていましたが、実は本物はプノンペンのミュージアムにあるのだとか
 

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せっかく車をチャーターしているのだからと、アンコール遺跡大回りをしたあと
街に戻ってきたところで、さして時間も有りませんでしたが、シェムリアップのスーパー「アンコール・マーケット」に立ち寄ってもらいました
  

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ここを伺ったのは大晦日でしたが、まだクリスマスツリーが展示されています


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ちなみに市場や安価な屋台が並ぶここシェムリアップでスーパーマーケットの価値は低いようで、生鮮食料品や惣菜コーナーはいまひとつ
地元の方より外国人の方が多かったかもしれません
 

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果物のコーナーには
パインやマンゴー、スイカなどが並んでいましたが
どれも$1以上と結構なお値段でした
 

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生鮮食料品はと言うと、予想に反してパック詰め
氷の棚に並べられた魚介類を考えていただけに残念
 

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けれど中には見たこともないような魚や
巨大な骨付き肉なども並んでいました
 

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そうそう総菜コーナーにはなんと海苔巻きなどの寿しが並んでいました
 

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さて今回のお目当てはスパイス、というか黒胡椒
そうですカンボジアといえば胡椒!
実は、カンボジアの胡椒は世界一美味しいと評されるほどの品質なんです
本当なら生の黒胡椒が欲しかったのですが、残念ながらスーパーマーケットにはありませんでした
 

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いかにも天然素材&地元産品のコーナーには
目的の黒コショウが竹かごに入れられ売られていたので、こいつをお土産に買っていくことにします
 

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そうそうこのスーパーの品ぞろえで一番と思えたのは
虫除けスプレーなどの虫除けグッズの数々
ここカンボジアは「マラリア」の心配もある国だと思い起こさせてくれました
 

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シェムリアップでの宿は「ゴールデン・テンプル・ヴィラ」
1日19組だけのこじんまりとしたホテルです
客が少ない分、スタッフの対応は濃密で良いホテルでした
そのうえコスパに優れた宿で、今回の年末年始の宿泊費は1泊1人が5千円くらいでしたが、サービスがとてつもなく良かったのが特徴でした
そんな滞在中のサービスは
・朝食ビュッフェが無料
・往復の空港送迎が無料
・ホテルでのディナーが1回分無料
・そしてなんとホテル内のSPAでマッサージが1時間無料(メニューを見たら$16でした) という太っ腹なサービス
 

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ということでチャーターした車でアンコール遺跡を大回り+バンテアイ・スレイで東洋のモナリザを見るなど半日以上にわたり歩き回り疲れ切って戻ってきた後は、ホテルに併設するマッサージの受付カウンターにやってきました

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ここでは前述の通り個室でボディッマッサージやアロママッサージ、ハーバルコンプレスマッサージなど(各1時間)、本格的なスパを受けることが出来ます
 

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お隣の国、タイの国の様な強烈なマッサージでは有りませんが、太腿やふくらはぎなどを中心に揉んでもらい、疲れた脚もすっかり元どおり


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マッサージを受けた後はプールでひと泳ぎ
炎天下の中歩き回り、火照った体を冷やすこともできました
 

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ちなみにホテルのあるソック・サン・ロードにはマッサージ屋さんも多く激安の価格の看板を多く見ましたが、肝心のマッサージ屋さんの腕も今一つとのことでした
もっともちゃんとしたお店でも、1時間$12でマッサージが受けられるようなので
次回来たときはこんなお店にも行ってみようかな
 

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さて次のエントリーはそんなソック・サン・ロードからパブ・ストリートにかけての街歩きです

灼熱の太陽が沈み、あたりは夕暮れの涼しさが包んでき時を待っていたかのように
シェムリアップでの宿ゴールデン・テンプル・ヴィラを出てソック・サン・ロードからパブ・ストリートにかけて、街歩きすることに
空を見上げると、それを邪魔するかのように電柱とそれに掛かる電線が覆っています


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発展途上国らしい景色と言えばそれまでですが、私の住む札幌の街も電柱と電線が溢れています
ただその違いはこの節操のなさ
日本の電気設備屋さんが見たら卒倒しそうな景色ですね
でもこれって東南アジアあたりではよく見る景色だったりします
ちなみによくこれでどれがどの線だと判るか、心配になりますが
心配には及びません
勝手に線を引いて盗電していたりもするので、本家本元も判らなくなっているという話も聞くからです
 

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そんなソック・サン・ロードを歩いていると
なにやら美味しそうな匂いが漂ってきました
写真は炭火でソーセージなどを焼く屋台ですが、こんなにたくさん売れるのと思うくらいにたくさんの食材が屋台に積まれていました
 

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これはゆで卵の屋台
玉子の殻が青く見えますが、もしかしてこれがカンボジア名物の「ポンティアコーン」
ちなみにポンティアコーンは孵化直前のアヒルの卵
ゲテモノ好きの私でもあとずさりしそうな逸品
買わなくてよかったかも
 

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さて今回歩いたソック・サン・ロードからパブ・ストリートまでの道路は
レストラン街だったりもします
そんなレストランでよく見かけるのが、この生ビールの樽の数々
実はアジアの国々で樽の生ビールを見かけることが少なく、あってもホテルとか高級レストランがほとんどで
 

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こんな小さなレストランに樽の生ビールを見かけることはまれでした
これってやはり白人の観光客が多いシェムリアップならではという事なのでしょうね
 

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さてこれからが本題です
ここカンボジアのシェムリアップは物価が安いのに加え
イスラム圏のような酒税制度もなく、ビールなどの酒類がとてつもなく安く提供されています
特にシェムリアップのレストランでのハッピーアワーは魅力いっぱい
何といってもそうした樽生ビールが冷え冷えのうえ、なんと1杯$0.5と言った看板を街のあちらこちらで見かけました
 

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このオリジナル・クメールレストランなんぞは
終日$0.5といった大盤振る舞い
 

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そんな大盤振る舞いはビールだけで、食べ物でぼったくるというワケでもありません
このカレー屋さんなんかは食事も1品$1~$2.5と言った格安価格
 

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ビールも安いのですが、モヒートがなんと$1と言った具合
しかもこのシェムリアップのモヒート、後日別にエントリーしますが、これでもかと香草が入った日本では見ることのできないような逸品だったりします
ということで長期滞在したい、そんな候補地NO.1がこのシェムリアップとなりました
 

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そんな街角で見かけた不思議は売り物、一見ジュースか何かを売っているのかとも思いましたが
よく見ると何だか汚そうな瓶やペットボトルに入った、訳の分からない液体
田舎道の屋台にも同じようなものが売られていましたが
もしかしてこれってガソリン?
色からしてもしかしたらガソリンもどきだったのかもしれません
まぁここシェムリアツプではガソリンスタンドをほとんど見かけませんでしたが
車は別としてバイクくらいならこれくらいの販売量で充分ですよね

私自身、ガソリンは、ガソリンスタンドで買うものといった常識にとらわれていたので
これはこれで新鮮な景色の一つでした 
 

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日本では滅多に手に入らないカンボジア産のフレッシュグリーンペッパー(生胡椒)
土産にするのは難しいのだけど、現地でいただくことは可能です
ということでシェムリアップにあるスーパー「アンコール・マーケット」で探しましたが見つかりません
ということで、ここならあるだろうと、いかにも現地の方々の台所「オールドマーケット」にやってきました
 

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建物の中に入ってみると野菜や果物が雑然と並べられている八百屋や、見たことも無いような魚介類が並ぶ魚屋が、いかにも南アジアの混とんとした様相を示しています
ここは地元の人が普段の買い物に利用する生活市場なんでしょうね

 

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そんな野菜売り場で目的であった生のグリーンペッパーを見つけました
通常はkg単位の販売なんだそうですが、必要なのは現地で食べる分だけ
無理を承知で交渉をします
そのうえ価格も観光客相手とぼったくられそうだったので、これくらいなのだろうと紙幣を差し出した上、それじゃ足りないと言われたように感じましたがここは押しとおしました
 

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買ったのはこの3房で100リエル
日本円で言ったら13円くらいでしょうか
 

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続いて魚介類のコーナー
ここシェムリアップは海からは一番近いところでも200kmほど有るのですが
シェムリアップの南にはトンレサップ湖と言う湖があり、淡水湖であるものの漁業が大変盛んで、そこから運ばれてきたのでしょうか、エビやカニ、貝をはじめ種類豊富な鮮魚が並んでいました
 

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でもよく見たらイカも並んでいたので、湖ではなく海でとられたものも運ばれているのでしょうね
 

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売買の方法はと言うと
価格は有って無いようなもので、会計はザルに入れた食材の重さをを秤ではかり価格を決めているようですが
主導権を握っているのは店の主人のようでした
 

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日本では高級食材として知られる手長海老もここではなんとグラム売り
買っていっても食べる手段は有りませんが、この後行った屋台で探してありつくことに
ちなみにこの話はまた後日エントリーいたします
 

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そうそう生きのよさそうな「うなぎ」も樽のなかでのたうち回っていました
 

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他にはいかにも自家製の魚の開きなどが売られていました
 

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こうしたマーケットにつきもののレストランはもちろんありました
ただ衛生面を気にしてか観光客の姿はまばらです
 

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といっても観光客の姿は全くないわけではないようで
こうした土産屋さんや
 

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旅行用品を売る店もあり、私のような観光客もこのオールドマーケットをうろうろしているようです
 

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あと、ここで初めて見た景色といって良いでしょう
オールドマーケット内にはこうしたミシンをかる縫子さんがいて
店内で売られている布地をマーケット内で衣類に仕上げてくれるのだとか
よく見ると後ろに日本製の「JUKI」のミシンが備えられていました
 

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このミシンの縫製所の奥には眉毛サロン
何でもありのオールドマーケットでした
 

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土産に何か買っていきたいのですが
こうした肉製品は残念ながら検疫の関係で持って帰れません
 

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替わりにかっえ帰ったのが、ガーリック&ミックススパイス仕立てのピーナッツ
ホテルのレストランで食べたのですが、あまりに美味しくいーるに合うと購入
一袋$2のところ4袋で$5+α(余ったリエル)って、これでもボラれてるんだろな〜
それにしても市場には物凄いパワーを感じます
 

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そうそうANA Global Channelにここしぇむりアップのオールドマーケットを題材とした「スピリチュアル&パワー カンボジア(びっくり!こんな光景も?マーケットの奥をのぞいてみました)」を見つけたので貼っておきますね
 


 

さてお腹も空いて来た事ですしそろそろ屋台街のほうに移動することにします

夕暮れ時、2018~2019年カウントダウンパーティが行われる
大晦日のナイトマーケット周辺の繁華街にやってきました
 

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ここで年越しも良いかもしれませんが、明日はご来光をおがみにアンコールワットへ行くつもりなので、晩飯を食べたらホテルに戻る予定です
 

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シュリムアップ最後の夜はパブストリート近くの B B Qの名店「Real khmer Cook BBQ」で屋台飯
店先の厨房では大きな炎をあげたパフォーマンスが見られました
 

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そんな厨房には黒衣のコックコートを纏いシェフハットを被ったシェフがずらり
 

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そして厨房の周りに並べられた食材もいかにもBBQしてくれと言わんばかりの食材
なんだか期待が持てます
 

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結構な人気店のようで席が埋まっていましたが、スタッフに導かれ着席
 

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まずは何はともあれ樽生ビールと
相変わらず一杯$1のアンカービールで2018年に別れを告げます
 

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頼んだのは
「Stir-Fried Calamari With Green Peppercorns」
烏賊のグリーンペッパー炒め
そうあのオールドマーケットで見かけたイカにフレッシュなグリーンペッパーをたっぷり使った料理

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それにこれまたオールドマーケットで見かけた手長海老のBBQ
「Fresh Water Prawn」手長海老の炭焼き
 

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この手長海老が味噌たっぷりの上、プリっぷりで美味しい
アンカービールが進みます
このあと部屋でもお節料理を肴に飲むつもりなのでこの辺でホテルに帰宅
 

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途中怪しげな屋台を見かけましたが
屋台には蛇やサソリなどのゲテモノがずらりと並んでいました
さすがにこれはパスさせてもらうことに
 

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カンボジア・シェムリアップ最大の繁華街であるパブストリートに寄り添うように広がる観光名所
「ナイトマーケット」
ここを訪れたのは大晦日という事もあり、ナイトマーケットは夜な夜な年越しカウントダウンが行われるよう
もっとも私どもは明日の早朝、夜明け前にアンコールワットに赴き
ご来光を眺めようと画策していましたので、残念ながらこのパブストリーで行われるカウントダウンには参加できません
 

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雰囲気だけでも味わおうと彷徨いましたが
夜が更けパブストリートにも次第に人が集まりつつあるようです
 

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そんなパブストリーで見かけたDr.フィッシュ
以前から興味津々ですが、やはり今回も怖くて足を突っ込めずじまいです
 

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ところで昨今、アジアの国々でよく見かけるルーフトップバー
バンコクやホーチミンでも興味本位で訪れました

たとえばバンコクではこんな高層階にあるバー
バンコク一の夜景を望む天空のBAR「Distilディスティル」で
 

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という事で、さっさとホテルに戻り寝てしまえばよいのですが
ホテルまであとわずかという所で、気になるルーフトップバーが有りついつい立ち寄ってしまいました
もっとも今回伺ったのは、そんな高層階のルーフトップバーではありません
たしか5~6階くらいだったかと思います
ナチュラルハウスホテルの屋上にあるルーフトップバー「SkyBar&Restaurant」
 

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ここはホテルのレストランも兼用しているようで
食事をしているファミリーも見かけました
 

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さて肝心のバーですが
店の奥、そうスコールが降っても大丈夫そうなところにバーカウンターが有り
 

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魅惑的なビールのいタップが並んでいます
 

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まぁ多少は洒落ているので、メニューは高いのだろうと思いきや
なんと、メニューはすべて$2と言った低価格
もしかしたらこれでもカンボジアではぼったくり価格だったのかもしれません
 

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さて今回さすがに樽生ビールも飽きてきたところなので、モヒートをオーダー
香草がたっぷり入り香り一杯のモヒートがつまみ付きで一杯$2
しばらくシェムリアップに滞在したいのですが、残念ながら今晩が最後の夜
またこの街で飲み明かしたいものです
 

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ということでカンボジア・シェムリアップでの最後の夜に乾杯です
 

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ナイトマーケットをうろつき、ルーフトップバーで一杯やりほろ酔い気分で部屋に戻ってきたところ
部屋になにやら届いておりました
それが客室料金に含まれるサービス一式の中の一品
アンコールワットへの早期訪問のためのスナックボックスでした
 

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内容はと言うと、チーズとハムのサンドイッチになにやらもち米を使った料理
それにリンゴとオレンジが入れられミネラルウオーターとともに袋に入れられていました
翌朝は朝飯が付いていますし、人込みでごった返している中食べるものいやなので
夜食としていただくことに
 

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合わせるお酒は東広島西條土産
山陽鶴酒造の『おり酒限定生原酒』
海外であっても、やはり年を締めくくるのは日本酒でありたいものです
 

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そしてこれまた日本の伝統である年越蕎麦は神田まつやの鶏南ばんそば
カップ麺ですが割といけました
 

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アンコールワットでの初日の出

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写真は2020年の年賀状に使用したアンコールワットでの初日の出です
実はこれが撮りたくてわざわざカンボジアのシェムリアップまでやってきました
 

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2019年の元旦は朝の3時半に起床
まずはスマホで天気を確かめますが、曇り空でピーカンとはいきませんが雨では無そうです
日の出は6時26分
とはいえアンコールワット周辺は私同様に元旦ご来光を拝む観光客で道は混雑してそうですし
撮影ポジションも確保せねばなりません
 

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4時半にはホテルを出ようとトゥクトゥクを予約していましたが
時間になっても約束のロビーには向かいが来ません
早朝でしたが、何とかホテルのスタッフを見つけその旨を話したところ
すぐにトゥクトゥクを予約、やってきたのが笑顔で迎えに来た写真の彼でした


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かなり出遅れてしまいましたが、目的地である定番撮影スポット「聖池」には6時前には到着
ちなみにここからだと池にアンコールワットが逆さに写る、逆さ富士ならぬ逆さアンコールワット
プラスご来光も池に写り込む絶好のポジションなんです
 

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もっともその時「聖池」はかなりの数の観光客で目指すスポットは埋まっていました
 

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ご来光は6時40分くらい
アンコールワットの建物の高さ分、天気予報の時間よりも遅れて出てきました
 

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日が昇るにしたがい、順次観光客は帰っていきます
 

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私どもも乗ってきたトゥクトゥクと待ち合わせの場所へ
あまりの観光客の数にもしかしたら会えないかもと思いましたが
トゥクトゥクの運転手は私どもをしっかりと覚えてくれていました
 

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ちなみに今回はホテルで頼みましたが、このトゥクトゥク、大きく車体の看板に記載されていたとおり、東南アジアでメジャーな配車アプリ「Grab(グラブ)」でも予約できるよう
配車アプリでの予約ならぼられる心配がないので安心ですね
 

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しかもトゥクトゥクは狭い路地でもまったく問題なく進める
まさに東南アジアの「足」だと実感いたしました
 

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そうそう今回利用したトゥクトゥクはRemorque(リモーク)と言うタイプ
馬車みたいな客車をバイクに引かせるものですが
まさに客車、前の席は倒してあり4人掛けの際は対面座席になるようです
 

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