さてしばらくの間、とある事件が有り中断していましたが、本日からBlog更新を再開します
まだ書いていない話は3年ほど前に行ったカンボジアの話が途中だったので
今は出来ない海外旅行について、また行ける日を夢見て再開いたします
カンボジアシュムリアップの真っ青に澄んだ空
そこを優雅に空からアンコールワット・アンコールトム観光をしているのでしょうか
上空にはヘリコプターが舞っています
さて王が沐浴に使われたという聖池『スラ・スラン』の次にやってきたのは
925年にラジェンドラバルマン2世により造られたヒンドゥー教寺院
「東メボン」
元々は東バライ貯水池の中心にあった人工の島が東メボン
大な貯水池に浮かぶ、神秘的な寺院の景色が見られたんでしょうが
残念ながら現在ではその姿を見ることは叶いません
というのも現在では東西7km×南北2kmの長方形の灌漑用に掘られた人口湖である「東バライ」が干上がってしまったため、平面の寺院が見れるだけとなっていました
入り口が何だか高い位置にありますが、それもそのはず有ったはずの水面の高さが加わった高さになっていました
入口にはここ東メボンには観光者向けの注意書き(英語・中国語)が、ありました
まだまだマナーの悪い観光客が多いというわけですね
沈みつつある陽に照らされている
風化した中央祠堂
内部にはヒンドゥー教の像が安置されていて
その前で線香が焚かれています
第二基壇の四隅には、砂岩でできた高さ2メートルはある象の彫像が置かれていますが
ここ東メボンの守り神でしょうか
そういえば象はヒンズー教の神話に良く登場しますね
各塔の入り口上部にあるレリーフが見事ですが
これは「北東祠堂南面ライオン」
そして「中央塔西面ヴァルナ」
カーラの口から湧き出るナーガやその上に水牛に乗る閻魔大王の姿などほとんどが鮮明に残っていました