灼熱の太陽が沈み、あたりは夕暮れの涼しさが包んでき時を待っていたかのように
シェムリアップでの宿ゴールデン・テンプル・ヴィラを出てソック・サン・ロードからパブ・ストリートにかけて、街歩きすることに
空を見上げると、それを邪魔するかのように電柱とそれに掛かる電線が覆っています
発展途上国らしい景色と言えばそれまでですが、私の住む札幌の街も電柱と電線が溢れています
ただその違いはこの節操のなさ
日本の電気設備屋さんが見たら卒倒しそうな景色ですね
でもこれって東南アジアあたりではよく見る景色だったりします
ちなみによくこれでどれがどの線だと判るか、心配になりますが
心配には及びません
勝手に線を引いて盗電していたりもするので、本家本元も判らなくなっているという話も聞くからです
そんなソック・サン・ロードを歩いていると
なにやら美味しそうな匂いが漂ってきました
写真は炭火でソーセージなどを焼く屋台ですが、こんなにたくさん売れるのと思うくらいにたくさんの食材が屋台に積まれていました
これはゆで卵の屋台
玉子の殻が青く見えますが、もしかしてこれがカンボジア名物の「ポンティアコーン」
ちなみにポンティアコーンは孵化直前のアヒルの卵
ゲテモノ好きの私でもあとずさりしそうな逸品
買わなくてよかったかも
さて今回歩いたソック・サン・ロードからパブ・ストリートまでの道路は
レストラン街だったりもします
そんなレストランでよく見かけるのが、この生ビールの樽の数々
実はアジアの国々で樽の生ビールを見かけることが少なく、あってもホテルとか高級レストランがほとんどで
こんな小さなレストランに樽の生ビールを見かけることはまれでした
これってやはり白人の観光客が多いシェムリアップならではという事なのでしょうね
さてこれからが本題です
ここカンボジアのシェムリアップは物価が安いのに加え
イスラム圏のような酒税制度もなく、ビールなどの酒類がとてつもなく安く提供されています
特にシェムリアップのレストランでのハッピーアワーは魅力いっぱい
何といってもそうした樽生ビールが冷え冷えのうえ、なんと1杯$0.5と言った看板を街のあちらこちらで見かけました
このオリジナル・クメールレストランなんぞは
終日$0.5といった大盤振る舞い
そんな大盤振る舞いはビールだけで、食べ物でぼったくるというワケでもありません
このカレー屋さんなんかは食事も1品$1~$2.5と言った格安価格
ビールも安いのですが、モヒートがなんと$1と言った具合
しかもこのシェムリアップのモヒート、後日別にエントリーしますが、これでもかと香草が入った日本では見ることのできないような逸品だったりします
ということで長期滞在したい、そんな候補地NO.1がこのシェムリアップとなりました
そんな街角で見かけた不思議は売り物、一見ジュースか何かを売っているのかとも思いましたが
よく見ると何だか汚そうな瓶やペットボトルに入った、訳の分からない液体
田舎道の屋台にも同じようなものが売られていましたが
もしかしてこれってガソリン?
色からしてもしかしたらガソリンもどきだったのかもしれません
まぁここシェムリアツプではガソリンスタンドをほとんど見かけませんでしたが
車は別としてバイクくらいならこれくらいの販売量で充分ですよね
私自身、ガソリンは、ガソリンスタンドで買うものといった常識にとらわれていたので
これはこれで新鮮な景色の一つでした
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