2019年4月アーカイブ

バイヨン寺院わ探求した後はツアーバスで次の目的地へ
途中「像のテラス」が見えてきましたが、このツアーではここは立ち寄りません
と言うことでいつもの車窓写真家の私の出番となりました
トゥクトゥクの向こうに見える像のタラスの側面にはその名の通り、行進する象のレリーフが垣間見えました


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さてツアーで次に立ち寄るスポットは
アンコール・トムの東側に位置する「タ・プローム」
城壁都市の内側に入るということで、外壁から中に入ることとなりますが、正面入口となる西塔門には、観世音菩薩の顔が絶妙な微笑みで迎えてくれました
この西門から長い参道である森の中をややしばらく歩くことに
 

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日差しがきつくなってきて気温も上がるなか何とか寺院の入り口に到着
ここにも3つ頭の象の石像が「アイラーヴァダ」ありました

ちなみにタ・プローム
クメール王朝ジャヤヴァルマン7世が母の菩提を弔うために仏教寺院として建立
建立は建立は1186年頃というから、鎌倉幕府成立以前のに建てられたことになります
いや~古いですね
 

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当時は、「ラージャヴィハーラ(王の僧院)」と呼ばれていました
往時はかっては五千人もの僧侶が寺院内に暮らしていたと伝えられます
タ・プローム遺跡の全体図の前でガイドさんからそんな話を聞きました
 

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観光している最中、白人系の観光客から「トゥーム・レイダー」という言葉が漏れてくるのをよく聞きました
そのトゥーム・レイダーその名の通りのトレジャーハンター(宝探人)
アンジェリーナ・ジョリー演じるトレジャーハンターであるララ・クロフトが、密林の中の遺跡でライバルと争いつつ目的の宝を探す物語
アンジェリーナ・ジョリーが主演した映画「トゥーム・レイダー」はアンコールワットが舞台になっていますが、実際にはこのタ・プロームが舞台となっていました
 

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アンコールワット周辺の遺跡群として世界遺産にも登録されている遺跡のひとつ
「タ・プローム」
いよいよ探求開始です
 

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西門を抜けて回廊にあるナーガが彫られた参道を進みますが、そのまま正面の回廊を通り抜けることはできません
何故かはわかりませんが、回廊の途中から手前から左に入って行くようにルートは設定されていました
 

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タ・プローム遺跡の建造物の多くは、紅土石(ラテライトで出来ていますが、遺跡はこれでもかというほど崩壊していました
石材の数々が、倒壊したままの姿で修復されることもなく散乱しているんです
 

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タ・プロームの修復前、修復後の比較写真が掲示されていますが
 

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修復された回廊がこれ


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回廊の柱に描かれている壁画の人物の足は複雑な形をしていますが、これは、もともと仏教の座り方で描いたものを、その後ヒンドゥー教の座り方を上から修正して描いたためのもの
何だか摩訶不思議な足の組み方になってしまったようですが、仏教寺院として建立された後にヒンドゥー教寺院に改修された寺院の性が垣間見られます


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当時をしのばせる美しいレリーフがある
門に目が留まりました
 

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壁に掘られたデバター(女神のレリーフ)
ちなみにこのタ・プロームには当時1万2000人もの踊り子がいたそうです

もう一つのレリーフは上下関係の厳しい宗教界を描いたもの
偉い人は高い位置のだそうですが、創建当初は仏教の僧院だったが、のちにヒンドゥー教の寺院に改宗したため、そうした高位にある仏像のレリーフは削り取られているのが見られました
 

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さてこのタ・プロームといえば
樹齢300年にもなるスポアン(ガジュマル)の木との共生?
別名「締め殺しの木」とも言われるガジュマルですが、まるで遺跡を食べているよう
樹の強い破壊力を実感できます
樹木の重さに耐えられないためか、鉄骨でしっかり支えがありました
 

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巨大な樹木が長い年月をかけて寺院そのものを侵食してしまっている遺跡
ガジュマルが寺院を破壊しているのか、それともこのガジュマルは崩れつつある遺跡を支え共存しているのではないかかという議論があり
自然と遺跡の共存を目指し、損壊部分はそのままにする方針
樹が生えている部分は発見当初の様子に近い形で保存されているのだとか

 

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大蛇いやもとい日本神話の八岐大蛇を思わせるように根を這わしている木
 

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観光客が大勢集まる
第2回廊には・・・
 

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木の根に包まれたデバター(女神)像がコチラを 覗いています
2年前に訪れたアユタヤの菩提樹に取り込まれた石仏の仏頭を彷彿とさせます
 

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タ・プロームといえば、この場所の写真
木の根が遺跡に蜘蛛の巣のように絡み付いている
映画トゥームレイダーで使われた場所ということなのでしょう
大勢の方が記念撮影のため並んでいました
 

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それにしても
自然の生命力をまざまざと見せつけられます
 

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王朝の栄華とその後の没落、文明を覆い尽くすカンボジアの自然の生命力
天空の城ラピュタのモデル?と言う方もいらっしゃいますが、何だかかわかる気がします
とはいえ、ここで滅びの呪文「バルス」とは叫べませんね


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さて参道の帰り道
タ・プローム遺跡の参道で音楽を奏でる男たちの姿を見つけました
カンボジア民族音楽で観光客を楽しませてくれる方々は・・・
ガイドさんのガイドが無くてもすぐにそれはわかりました
というのも近づいたところ、すべての人が障害を持っていることに気付くからです
世界で一番コストパフォーマンスの高い兵器は「地雷」と言われていますが
ポルポト政権下設置された地雷は数知れず、放置されたものも多くその被害者たちの楽団です
しかもここで受けた寄付は地雷根絶のために使っているのだとか
こうした寄付にある意味懐疑的な部分もあり、普段は避けている私でさえ自然と募金箱に足が吸い寄せられていました
 

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朝8時に始まった「アンコールワット3大遺跡一日観光ツアー」もそろそろ昼時
ツアーバスは遺跡群を抜け出し、一路シェムリアップ近郊に舞い戻ります
向かった先はレストラン「マホブ クメール クイジーン」
伝統的な本格カンボジア料理(クメール料理)を謳っていますが、クイジーン(日本で「キュイジーヌ」)の名の通りフレンチ風にアレンジした食べやすいカンボジア料理を観光客に提供するお店のようです


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店は2階建といううか
カンボジアの高床式住居を改装したようなレストラン
1階は窓も壁もない、オープンな雰囲気が楽しめるスペースで白人系の外国人が座っていました
 

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階段を上がり2階にも庭を望むオープンなテラス
が・・・・ありましたが、室内に案内されてほっとしました
というのも気温はすでに30度を超えており
エアコンの冷気が恋しくなっていたからでした
 

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ということで希望通り
エアコンが鎮座する室内へ案内されます
 

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まずはメニューを見て飲み物を頼みます
よく知る世界的な銘柄のビールもありますが
ここは私の旅のルールである
その土地のビールを呑むといったルールに乗っ取り
カンボジアビールで乾杯することに
しかもそのカンボジアビールが安い
レストランで飲んでいるのに一本$2.5といった価格でした
(ちなみにここカンボジアの物価は安く、これでも高いといったことに気づくのは翌日の事でした)
 

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最初に出てきたのは「ニョアム・スヴァイ」
マンゴーサラダと言ったほうがわかりゃすいでしょうか?
まだ熟していないマンゴーを中心としたサラダ
それに海老がアクセントきかせています
 

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続いて「ガリークメール」
カンボジアカレーとでもいえばよいのか
ココナッツミルクがたっぷりで甘くマイルドなカレーでした
それに「チャー・トロコーン」
アジアの国々ではどこに行ってもこの空心菜の炒め物が出てきますが、これがカレーなどのソースに絡み美味い
それに御飯も添えられていました
 

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デザートは
「ラパウ・ソンクチャー」
かぼちゃココナッツプリン
カンボジア名物のデザートが用意されていました
 

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さてお腹を満たしたら次はいよいよアンコール・ワット潜入です

カンボジア王国の象徴として国旗にも描かれるアンコール・ワット
 

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クメール王国のスールヤヴァルマン2世が12世紀前半に建立したた寺院で
今では、年間400万人もの観光客が訪れるという人気スポットとなっています
まさかスーリヤヴァルマン2世も自分が建てたこのアンコール・ワットのおかげで国の経済が潤うなど考えもしなかったでしょうね

「アンコールワット3大遺跡一日観光ツアー」は当然ここに立ち寄りますが
食事を挟んで午後の時間帯に訪れたわけは
午前中に写真撮影をしようとすると逆光になってしまうからなんだとか
 

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先ほど乗ったアンコールバルーンからこの景色を上空から眺めていたので、よくわかります
アンコール・ワットの広さは南北に1,300メートル、東西に1,500メートル
そのうえ四周を幅約 190mの水濠で囲われています


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そうアンコール・ワットへ行くためには
ところどころに蓮の花が咲く、この水濠を渡らねばなりません
 
 
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ところが唯一の橋たる全長200メートル西参道は修復中で渡れませんでした
ちなみに修復工事を担当しているのは、アプサラ機構と日本の上智大学のプロジェクト
完成は2020年を予定しています
 

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ということで代わりの橋として設営されたプラスチック製の素材を組み合わせた仮設の浮き橋を利用し西塔門へ
 

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西塔門の前にはアンコールトム南大門でみたようなナーガがどんと横たわっていました
 

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内には16世紀後半に仏教寺院に改修されたため仏像が安置されていました
ただ両腕が壊されているほか、よく見ると首や足に修復跡がありました
クメール・ルージュによって破壊されていたのか、はたまた盗掘行為によるものなのかわかりませんが、信仰心の薄い仏教徒である私にとってはちょっともの悲しいものです
 

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そんな仏像のある西塔門から本殿までは
なんと600mもの参道がありますが、この参道には日本が大きくかかわっているようでした
 

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参道の途中にこの参道の修復に日本のODAが参画していると明示する看板が有りました
そうこの参道の石組みの修復は日本人の石工が指導していて
その昔、NHKのTV番組『プロジェクトX』で取り上げらたりもしたりした日本の誇りでもあります
 

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冒頭の写真は、北の聖池(リフレクティング池)の西側から中央伽藍を臨んだ景色
俗にいう「逆さアンコール・ワット」ですが
ここは絶好の撮影スポットということもあり、周辺には観光客向けの売店が立ち並び
その売店の近くで遊ぶ、ちっちゃい子供の姿をちょくちょくみかけます
子供ずれで毎日ここに通っているのか、はたまたここに住んでいるのか
どちらにせよ毎日ここから世界遺産アンコール・ワットを眺めているんだと思いつつも
現地の人にとっては世界遺産だろうが何だろうが、これが日常なんでしょね
 

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そしていよいよアンコール・ワット潜入
北の聖池を回り第一回廊入口から入ります
 

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第一回廊の門ではデパター(女神)がお出迎え
 

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頭上に目をやると
西塔門の内側の上部には精巧な彫刻が施されています
彫刻は猿の透かし彫り
日光東照宮の彫刻の「三猿」の起源の一つはアンコールワットにもあり、シルクロードを経由し日本に伝来したとも言われていますが、ここでその三猿を見つけることはできませんでした
 

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この第一回廊の壁面はインドの叙事詩
「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」などの図の浮彫が見ることが出来ます
 

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たとえばマハーバーラタ「カウラヴァ族とパーンダヴァ族の戦い」や
 

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ラーマーヤナからは
「ハヌマーンの肩の上に乗るビシュヌの化身ラーマ」
 

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インド神話に登場するヴィシュヌ神の乗り物「ガルーダ」などなど
 

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第二回廊にある沐浴池
現在はここに水が張られることはありません

 
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第二回廊にある760mに及ぶ彫刻はヒンドゥー神話をメインに8つの異なる物語が精緻なレリーフとして全面にわたって施されており、回廊全体が絵巻物となっておりました
 

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ガイドさんが説明しているのは
天国と地獄を分ける閻魔大王
18の手に剣を持ち水牛に乗っていました
 

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あちらこちらに見られるデパター(女神)
デバター像は一つとして同じ表情、ポーズ、髪型や服装のものはなく
実在の女官をモデルに一つ一つ彫り込まれたのだとか
 

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有名な日本人の落書きも、この十字回廊にありました
江戸時代に「祇園精舎」と勘違いして訪れた日本人・森本右近太夫が父の菩提を弔うために仏像を寄進したという内容の落書きです
 

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連子状窓から差し込む日差しの影もよく見るとアンコールワットのシルエット
これも建設に関わられた方々の愛嬌なんでしょうか
 

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須弥山を具現している中央祠堂とそれを取り囲む4つの堂塔をつなく第三回廊は凄い急勾配
転落事故も多かったようで
 

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仮設の階段で第三回廊に登る中央塔のある「第三回廊」
残念ながらこの日はカンボジアの仏教の日「仏足日」にあたり第三回廊に昇ることは叶いませんでした
 

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回廊の東側からアンコールワットの裏側を望み、これでアンコールワットの観光は終了
 

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ツアーバスに乗り、次の目的地プレループへ

昨年、たまたま広島を訪れた際、日本三大酒醸処 酒都 西條の酒蔵を訪ね歩いた時のこと
JR山陽本線の西條駅の連絡橋でこんなポスターを見かけました
 

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それが日本三大酒処の一つとして有名な東広島市・西條を舞台に、伝統文化の象徴である日本酒造りを軸としながら、その土地で暮らす人々の生活、そして幻の日本酒を巡る出会いと別れを繊細に描いた心温まる珠玉の作品
映画「恋のしずく」
 

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この作品、私の住む札幌では何と年末年始の興行、公開期間も短かく
年末年始はカンボジアや香港・マカオを旅していたこともあり見に行くことが出来ませんでした
 


 

ということで、最近の我が家の定番
映画館で見逃してしまったので、DVDのレンタル開始とともにぽすれんでレンタルいたしました
基本容易に想像できる単純なストーリーの恋物語なのですが、日本酒の酒造りの本質をつくシーンが随所に見られ、なかなか面白おかしく見ることが出来ました
 

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そうのうえ映画とともに愉しむのは、映画の舞台となった東広島の日本酒
西條のなかでももっとも気に入った酒蔵「加茂鶴酒造」の純米大吟醸
広島の心で醸す酒『広島錦』
広島錦という優れた酒米を6年の年月掛け復活させ、醸したこのお酒がすごかった
酒に合わせる肴をそろえて、日本酒の映画を鑑賞を美味しい日本酒とともにと言った至極の時を過ごしました
 

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今年秋には吟醸酒を作った男たち「吟ずる者たち」の劇場公開も控えているのだとか
この映画「吟醸酒の父」三浦仙三郎と動力式精米機の開発者でサタケ創業者の佐竹利市の物語
日本酒好きにはたまらない映画、これも見逃せませんね
 

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2019年度のステイタスカード

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新年度となり2019年度のステイタスカードが(先月)届きました
「赤組」である、JALについては私自身がグローバル会員なのでステイタスは本来サファイアなんですが
我が家の奥さんからいただいたパートナー・ステータスのおかげで、なんと最上級?のダイヤモンドスティタスに格上げ
「青組」のANAのスーパー・フライヤーズに至っては、これまた奥さんの家族会員としてのステイタスと、おこぼれの「紫組」となっています
そう私のステイタスは棚ぼたステイタス

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ちなみにパートナー・ステータスは上記の他に
国内線サクララウンジやJAL指定の国際線ラウンジに入れる
・ラウンジクーポンが5枚
・フラワーギフトが1枚
付いてきますが、ラウンジクーポンは夫婦ともにステイタスということで使い道がないのが寂しいところ
 

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まぁどちらにせよ、この2枚のカードのお陰で
2019年度の空の旅は昨年同様、弾丸旅行となるでしょうが優雅に楽しむつもりです

今から25年前
その数年前に買った土地に我が家を建て暮らしている
建てた家は基礎高にして地下には趣味のものを詰め込むガレージと酒蔵(ワインセラーともいうらしい)
家の裏には南フランスの家にあるパティオを見立てたBBQコーナー
Windows95が出たばかりの時代にLANの配線を各部屋に張り巡らしたり、サウナにジェットバス、掘りごたつをはじめ随所に拘りをいれ建てた家としました
ということで住宅ローンは終えましたが、まだまだ住みたい我が家でもあります

けれど流石に25年が経ったため、あちこち傷んでまいりました
とくに外装は12年前に一度塗りましたが、窯業系サイディングだったため
ここ数年劣化のためサイディングボードの一部が剥が始めたりもしてきました
 

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と言うことで、今回サイディングを貼り替えることに
もっとも貼り換えと言うよりは重ね貼りといったほうが正しいかもしれません
現在のサイディングの上に胴縁を張りその上にガルバリウム鋼板である金属サイディングを貼るといったもの
普段から営業がしょっちゅう訪れていましたが、私の勤める職場でも住宅のリフォームを取り扱っており、会社を通じて12年前に自宅を塗装してもらった会社に工事を丸投げさせてもらいました
これには消費税増税前にやってもらおうとのこちらの腹もありましたが
 

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サイデング工事と言うことで本格的な足場も組まれたことから
12年ぶりに本格的な窓ふき
そう私の勤める会社は窓清掃もやっていて道具をお借りして普段はできない高い位置にある窓もきれいさっぱりにさせてもらいました
 

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出来上がりがコレ
いや~家が甦ったという感じです
 

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壁の上に新たなサイディングを貼るということで
以前から計画していた、駐車場を照らすスポットライトと〇〇な防犯設備
あとキャンピングカー充電用のコンセントを壁の中に配線の上、増設してもらい
一段と便利さが増しました
 

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こうしてリフォームした我が家
手直しを繰り返しつつ終の棲家として暮らせる家にしたいものです

あっあと玄関前の階段のタイルの剥がれなんとかしなきゃ

外装のリフォームは無事終了したのだが
我が家の暮らしでずっと不満に思っていたものがあった
それが内玄関を照らすシーリングライト
その構造は来訪者がインターホンを鳴らしてきたときに、リビングや玄関前の廊下から操作するようにスイッチが配置されている
これだと暗くなった時間帯に帰宅した際、スイッチが遠く暗い中靴を脱ぎ家に入ってから照明を付けなければならなかった

そこでこんなものを買ってみた
『OSOYOO(オソヨー)人感センサー光りセンサー赤外線壁自動スイッチ』
何と価格は980円

人感センサーに加え、照度センサーが付いているので
日中に作動することはないが、暗くなってから玄関に人が入ると照明がつくという便利なセンサーです
 

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ちなみに私でも配線工事くらいはできますがここは電気工事士の資格を持つ〇〇さんに手伝ってもらい
センサーを取り付けてみました
 

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取り付けたセンサーの価格が価格だっただけに、恐る恐る試してみたところ
これが思った通りのスイッチング
誰もいない我が家に帰る際も、暖かく迎えてくれる感じがして
また一つ我が家が快適になりました
 

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プレ・ループ遺跡での夕日観賞

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「アンコールワット3大遺跡一日観光ツアー」の最後に訪れるのは
シェムリアップの人気夕日鑑賞スポット「プレ・ループ遺跡」
ピラミッド型の遺跡で建てられたのは961年
アンコール・ワットやアンコール・トムよりもさらに古い時代に建てられたということになります
ここにはデバター像のレリーフやシンハ像が有ることからヒンドゥー教の寺院のようですが
元々王が亡くなった後、火葬の儀式を執り行う結構神聖な場所だったようです
 

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ツアーはここで夕日を鑑賞するプランですが
道路脇には私どもの他にも多くのツアーバスが停まっていましたが、遺跡を登ったところにある鑑賞スポットにはすでに大勢の観光客が場所取りしていました
 

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まだ夕日を見る場所はあるだろうと西側の塔の険しい階段を登りますが、これって結構大変な階段
よく定年になったら、海外などを観光して回るという話を聞きますが
旅にはやはり体力と言うか脚力は欠かせません
いつ行くの?と聞かれればやはり今しかないんだと思わせる階段でした
 

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恐々と急勾配の階段を登ったテラスから眺めると地平線まで続くシェムリアップのジャングルが一望できました
なるほど人気のわけです
ここで待つこと30分くらい
天気が良ければ、そのジャングルに沈む夕日が見えるはずでしたが
残念ながら、生憎夕日は雲に隠れ
かすかに夕焼けが見れた程度で終わってしまいました
昼はこれでもかと晴れていたのに、いあや~残念
乾季と言えど天候ばかりはどうしょうもありません
明後日のアンコールワット寺院のご来光でリベンジすることとします
 

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アンコールワットをはじめとした遺跡を見て歩いてきた後は街に繰り出す元気もなく
晩飯はホテルのレストランでカンボジア料理(クメール料理)をいただくことに
ちなみにいつもそうなのか今回のプランでは1回分夕食がサービスされていました
 

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レストランの朝食時ビュッフェ台になるカウンターにはワインが並んでいます
そうかつてフランスの植民地であったこともあり、ワインも日常的に飲まれているうえ
シェムリアップには欧米人観光客が多いことからここでワインを嗜む方が多いのでしょう
銘柄を見るとフランスのボルドーワイン「シャトー・デ・トゥルテス キュベクラシック」なんてのもなにげなくポンと置かれ並んでいました
ちなみにカンボジア西部のバッタンバンにはワイナリーもあるんだそうです
 

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けれど一日炎天下中を歩いてきたことから、ここは何といってもビール
レストランに生ビールはないので、ビールをいただくことに
さてカンボジアのビールと言えば、何はなくとも「アンコールビール」(カンブリュー・ブルワリー製造)
缶での提供のうえにうやうやしく氷を詰めたワインクラーに入れられ出てきました
ちなみに価格は酒税が安いのかはたまた物価なのか、その両方なのでしょう、レストランで頼んでも1本$2(220円ほど)でした

そうそう付け合わせの煎りピーナッが美味かった
明日オールドマーケットあたりで探してみることにします
 

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さて肝心のカンボジア料理
「ソムロー(スープ)」に「チャー(野菜の炒め物)」、「バーイ(ご飯)」は白米の上に赤米が盛られ、アンコールワットを見立ててか?ピラミッド状にしてありました
そして手前には「ミー・クイティウ」
カンボジア料理には米麵のクイティウが使われることが多いのですが
そのクイティウ炒めにザボンと海老が添えられ斬新な味でした
ちなみにそんな麵料理に加え、ご飯が添えられているのにも関わらず、フランスパンとバターが置かれているのはやはりここを利用する方に欧米の方が多いということなのでしょうね
 

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それに付いてきたカンボジア名物の黒胡椒のソース
これは何に使うのかスタッフに聞いたところ
「エブリスィング」という回答が返ってきました
何にでも合いますよと言いたかったかな

今回カンボジア版ステーキ「ロックラック」につけて食べましたが
このソース、スパイスの香りが新鮮で肉のうまみが引き立ちます
これまた土産に黒胡椒を買わずに帰るわけにはいきませんね
 

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デザートは南国のフルーツととこれまたカンボジア名物の「バナナとタピオカのココナッツミルク煮」
いや~ごちそうさまでした
 

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「アンコールワット3大遺跡一日観光ツアー」で
俗にいうところのアンコール小回りコースをまわったことから
翌日はトゥクトゥクを借り切って大回りしようとホテルのフロントを訪ね
大回りにプラスして郊外まで足を延ばしバンテアイ・スレイにも行きたと告げたところ
それならトゥクトゥクではなく車のほうが良いですよとアドバイスを受けた
こうした専門家のアドバイスは的確であることが多いことから、トゥクトゥクはあきらめ車をチャーターすることにしました
 

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ということでアンコールトム・アンコールワット観光2日目は
ホテルで車をチャーター
車はなんとレクサス、1日$40でしたが、朝7時から昼飯抜きで14時半まで
上記写真通り8カ所を日本でなら労働基準法違反になる6時間超の休憩なし(私たちが寺院を見ている間は暇なんですが)の7時間半の強行軍で走ってもらいました
 

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まずはプラサット・クラヴァン
昨晩夕日を観光しに行ったプレ・ループ遺跡と同じように
921年にハルシャヴァルマン1世によって建てられとされていますが
それは「ヴィシュヌ神に捧げられた」との記述が扉の碑文に残っているからです
ヒンドゥー教のピラミッド型の寺院です
 

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保存状態はたいへん良く内部の凝ったレリーフが素晴らしく
何百もの小さな信者に囲まれ8本腕のヴィシュヌ神のレリーフや


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大きく3歩を踏み出すヴィシュヌ神のレリーフ
ヴィシュヌの化身である矮人ヴァーマナが、アスラ(阿修羅)のバリから世界を取り戻すため、3歩大きく足を踏み出したというヴィシュヌの物語を示している
 

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中央の堂北壁面には聖鳥ガルーダに乗ったヴィシュヌ神が彫られています
  

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ヴィシュヌ神を祀るために建てたヒンドゥー教の小さな寺院ですが
朝一で伺ったためか、私たちの他には1組の観光客の姿を確認しただけ
そんな中、朝日を浴びてレンガ作りの5つの塔が一列に並ぶさまはなかなかのものでした
 

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アンコール遺跡観光大回り2軒目は僧の学校として使われたと言われ「僧坊の砦」という名の「バンティアイ・クディ」
アンコールチケットのチェックポイントではこの観世音菩薩の四面像が迎えてくれました
 

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バンテアイ・クディ寺院が造られたのは鎌倉時代
時が流れ榕樹(スポアン)の根がヘビのように石の上を這っていますが
同時に建物の一部を蝕んでいて、しだいに寺院が崩されていっているのだそうです


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巨大樹とかしたスポアンに蝕まれたというよりは、なにか同居していて自然な感じがしたので
そんな様子を撮ってみました
 

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中には、そのままでは見学出来なく
木組みで支えられている部分もあります
 
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見事なナーガの欄干が見て取れますが
その奥には『踊り子のテラス』と呼ばれたテラスが有ります
 

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踊り子のテラスと言っても、実際にこの上で踊り子が踊ったのではなく
柱に彫られているレリーフのアプサラが壁面で踊ているのでそう呼ばれているのだそうです
 

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そんなアプサラ、妖艶なうえ躍動感がもの凄く
まるでマンガ家と思えそうな構図ですが、本当にこんな感じで踊っていたのでしょうか❓
多少興味が湧いてきました
 

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元々はヒンドゥー教の寺院として建てられたバンティアイ・クディですが
アンコール朝最盛期と言われた12世紀末のジャヤーヴァルマン7世の時代に改築
回廊のなかには仏像が安置されていて
仏様の前には、煙の上がっている線香が何本かありました

ちなみにその後またヒンドゥー教の寺院に改築
仏像の多くは地下に埋められているのだとか
 

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続いて中央祠堂
こちらも今にも崩れそうなためワイヤーで補強されています


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ここでたくさんの艶やかなデバターに出逢いました
中央祠堂のデヴァターは、美しくて清楚な雰囲気のデバター
保存状態がとても良くて、クオリティめっちゃ高い美しいレリーフが多くみられます
まるで美女に囲まれているような錯覚を受けます
 

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豊満で美しいデパターにも出会いました
 

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中央祠堂にはヨニ(梵)も祀られていました
ちなみにその「ヨニ」
ずばり女陰を意味していて
『ヒンズー教で崇拝される女性性器をかたどった図や像。豊穣を象徴する(コトバンクより)」
 

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私が気になったのがこの
ガルーダの石像の片割れ
その辺にポイっと捨てられているのが、いかにもカンボジアと言ったところでしょうか
 

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バンテアイ・クデイの東
歩いてすぐのところに王室が沐浴に使われたという聖池『スラ・スラン』がありました
池の広さは東西700メートル、南北300メートルといった長方形の人口池
王様だけのためのプールといったところでしょうか

ちなみになにか条例が有るのか?それとも神に対して穢を避け身を慎む「忌む」べき神聖な場なのか
現代においても、この池で水浴びする人は居ませんでした
そんなカンボジアの聖池を見守るシンハー像
絵になりますね~
 

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気持ちよさそうに寝ている犬
ただしカンボジア旅行での危険の一つに「野良犬」があります
「狂犬病」は先進国では心配ありませんが、東南アジアの途上国では注意にこしたことはありません
ちょっと遠巻きに犬を見るだけといたしました
 

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ここを訪れたのはまだ朝早かったこともあり
観光客の姿はなく売店も休眠状態で売り子さんもまだ営業前といった状態でした
 

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そんなスラ・スランからバンテアイ・クデイ方面で見かけたバイク
観葉植物をまるで日本の4トン車のごとく運んでいる姿が写っていますが
いや~カンボジアのバイクは実に力強いですね
 

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