2012年5月アーカイブ

パリの次はバリ

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語呂合わせってわけではありませんが正月のフランス・パリ旅行についで、今度はインドネシア・バリ島に行ってきます
機内食が楽しみなんで、朝食は抜き
お腹を空かせて空港に向かいます
 

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今回バリ旅行も今流行りのFIT(個人手配)
航空機とホテルの予約しかやってません
ガイドがいるわけでもなく、何かあったら心配なんで「ニッコー・バリ・リゾート&スパ」を予約しているんですが
このマイJALホテルのゴールドカードを提示すれば部屋のアップグレードがあるんじゃないかと淡い期待を抱いています(過去8割程度アップグレードされています)
そうすればホテルのプールでビンタンビールでも飲みながらまったり
なければタクシーでもチャーターして観光を目論んでいます 
 

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にしてもなんでバリは観光ビザ取得にお金取られるんだ
しかも米ドル($25)ってのが笑わせます
観光の島なんだな〜

今回のゴールデンウイークのバリ旅行
大いなる野望がありました
今年いっぱいで無くなるJALのアップグレードポイントによる、搭乗クラスのアップグレード
我が家も20ポイント貯まっていますが、このままでいくと失効してしまいそうです
そこで今回のバリ旅行、清水の舞台から飛び降りる気持ちで国際線ファーストクラスへアップグレードを目論見ました
路線は成田からジャカルタまでの路線
JALスイートが導入されている路線なので最新のファーストクラスが経験できます
ただゴールデンウィークということもあり空いているか心配でしたが、流石はビジネス路線しかも直前にスマトラ沖で大きな地震があったこともあり割と簡単にアップグレードできました
ちなみにスマトラからバリまで1000km以上あります
ここまで心配していたら何もできませんね

 

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出発の朝、新千歳空港のファーストクラスカウンターでチェックイン
混み合うゴールデンウィークの空港の人込みを尻目にファーストクラスセキュリティをとおりJALサクララウンジへ
 

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サクララウンジでは
ただいま千歳と福岡で限定提供中のレッドブル・シュガーフリーで
旅の安全を祈りつつ乾杯
成田空港を目指します
 

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チケットはファーストクラス
インボラで席だけ国際線ファーストクラスは何回かありますが、今回のような最初からファーストクラスは初めて
しかもゴールデンウイークにこんな贅沢

ファーストクラスで神々の国バリへ
楽しみになってきました
 
 
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ここ10年ゴールデンウイークはタイトルにある日高町沙流川キャンプ場で過ごすのが、毎年の決まりごとになっていました
お目当てはギョウジャニンニク
フレッシュなギョウジャニンニクをキャンプ場の周りで採り
そいつで餃子を作り生樽ビールのつまみにする、例年の春の行事でした
 

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ところが今年は雪解けが遅く
4月中旬その上空を飛ぶ飛行機から見下ろしたときは
これはとても駄目だ、あと2週間じゃ生えてこないだろうとふんでいました
そのうえ今年のゴールデンウイークはバリ島で過ごすことにしましたので
いつもの春の行事は持ち越されました
 

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さてゴールデンウイークも終わり
その翌週、もうそろそろギョウジャニニンクの噂話が聞こえてきましたので
山菜採りを兼ねそろそろ初キャンプ
新しく開通した道東自動車道の「夕張IC~占冠間」を使い日高町の沙流川キャンプ場へとやってきました
そうです昨年10月「夕張IC~占冠間」が開通し北海道横断自動車道の道央自動車道と道東自動車道がつながりました
夕張IC-占冠IC間は樹海ロードの名付けられていますが、その名の通り山間の樹海を抜ける険しい道路です
急峻な日高山系に阻まれていたおかげで長らく未開通でしたが、昨年ようやく開通いたしました
帯広や釧路、道東へのアクセスが飛躍的に向上したのももちろんですが、日高町にある沙流川キャンプ場へのアクセスが一段と便利になったのがとても嬉しい
 

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というのも前述の樹海ロードをキャンピングカーで超えるのは、その走行性能からもかなり厳しいもので、山間部を極力避けるためいつも太平洋側に抜ける富川経由で日高町へと向かっていました
札幌から苫小牧経由で富川まで高速道路を利用していましたが、それでも3時間はかかるコース
それがこの道東自動車道が開通したことにより1時間半、しかも山道特有のアップダウンも少なくストレスなく辿り着くことが出来るようになりました
おかげで周りの風景も楽しむ余裕ができ、今回車窓の山々に「春もみじ」がちらほらと見出すこともできました
 


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目的地の日高町沙流川キャンプ場は日高の山々を望む沙流川沿いにあり、夏休みなどの繁忙期でも満員にはならないんじゃないかと思えるほどキャパが大きく、電源付きサイトがあるなど設備もそこそこ良いことからお気に入りのキャンプ場の一つとなっています
というわけで今後もう少し頻繁に伺うことになりそうです
 


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この日の沙流川キャンプ場、気温が少し低かったせいか
キャンプ場は私を入れて4組の入場者のみと閑散としていました
そんなキャンプ場にはゴールデンウイークにはあまり見られない、二輪草が芝一面、白い絨毯のように咲き誇っているさまも見ることができました
 

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といいつつも花より団子
この時期の魅力はなんといっても山菜です
「ギョウジャニンニク」
「ウド」
「たらの芽」
「三つ葉」
などがキャンプ場内外で採取できます
 

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特にギョウジャニンニクはサイトに生えていて臭いほどです
今回はちょっと時期が遅かったか、完全に葉が開いたものばかりでしたが
1cmはあるのではと思わせる茎の太いものばかり採らせていただきました
(決して乱獲じゃありませんよ)
 


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まだかな~と思わせたウドも採れました
三つ葉もたっぷり
この辺は天ぷらにして頂くことにします
次はギョウジャニンニク三昧のキャンプ飯に続きます

春の恵み

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長い長~い北海道の冬
今年は三寒四温という言葉がぴったりなほど春の訪れは遅かったのですが
やってきた途端、あっという間に過ぎ去るのも北海道の春です
コブシや梅に桜、そして水芭蕉がどの順だったかな~と考える間にあれよあれよと咲き誇り
気がつくと花は落ち、いつの間にか新緑の初夏がやってきます
 


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北海道の山菜も同様です
まだ雪深い中から山菜は準備を始めているのでしょう
雪が解けるとすぐに蕗の薹やギョウジャニンニクが芽を出し
次にタラの芽、ウドと続き
フキやワラビそして山菜の王様「タケノコ」と次々にその季節を迎えます
この間わずか1カ月半といったところでしょうか
のんびりしているとあっという間に旬を逃してしまいます
 

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そんな旬を逃すまいとやってきた沙流川キャンプ場
ギョウジャニンニクはちょっと季節を逃したのか、葉はしっかりと開いていましたが
けれど茎の太さも充分
採りたてを焼き肉のさいトッピング
滋味あふれる香りが溢れる春の恵みです
 

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さてそのギョウジャニンニク
素材としての能力の高さか、いろいろな料理に応用できます
まずはそのニンニクの香りを生かし
「餃子」の具材にしてみました
こいつは石垣島ラー油でいただきます
 

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この日は気温が低く、気化熱でボンベ凍ってしまいまうほどでしたが
流石はUS仕様のガスボンベ火力は落ちませんでした
 

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その他、ピザのトッピングにしたり
野菜炒めや焼きうどんにしても相性ピッタリです
 

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そのほか今回、ウドも採れました
早速キンピラにします
 


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ウド・ギョウジャニンニクの他に三つ葉も採れたので
天ぷらにします
今が旬のアスパラなどを刻んでかき揚げにしてみました
 

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天ぷらは先日バリ島で買ってきたバリの塩で
たくさん揚げておいて冷凍して保存する予定です
冷凍しておけばいつでも山菜うどんが食べられるんです
 
 
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ギョウジャニンニクの餃子、ウドの天ぷらを食べると北海道にも春が来たんだと
しみじみ思います
春の恵みに感謝ですね

JALは2010年の経営再建の一環として経営破綻後に赤字路線からの撤退を進めていましたが、残念ながらそれまであったはずの成田~デンパサール(バリ島)への直行便もそのリストラ路線の対象になってしまいました
ということで今回のバリ島旅行は乗り継ぎの旅
新千歳空港から成田空港そしてジャカルタ空港まではいいとして、その後デンパサールと乗り継ぎにつぐことになります
新千歳空港を飛び立ちバリ島のデンパサール空港にたどり着くまで、なんと16時間の長旅となってしまいました
ちょっと苦痛にも思えますがここで思考を180度変えてみることにします
目的地でリゾートを楽しむのはもちろんですが、飛行機での移動そのものを楽しむ
これを今回の旅のテーマにしたいと思います
 

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JALの上級ステータスやアップグレードポイントを駆使し
目的地に急ぐ旅ではなく
飛行機は国際線はファーストクラスかビジネスクラスで快適に
そして乗り継ぎの際はファーストクラスラウンジやらビジネスクラスラウンジでシャンパンなんぞ飲みながらゆったり過ごそうというものです
 

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千歳空港のJALサクララウンジについでやってきたのは成田空港第2旅客ターミナル のサテライト3階にあるJALファーストクラスラウンジです
ここは経営再建中である2010年12月、という時期にもかかわらずサービスの向上と競争力強化のためオープンしました
当時羽田空港の国際線が脚光を浴びたりもしましたが、やはりここ成田空港が日本の正面玄関なんだと再確信いたしました
 

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さていつもならJALのステータス「プレミア」で入場させてもらっていましたが、今回は正々堂々ファーストクラスのボーディングパスを提示して入場です
JALサクララウンジと同じエントランスから入場
 

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目の前に航空機が望めるラウンジ内はゆったりとと寛げるソファー、空港を見渡せるカウンターなどが、広々と中に配置されています
この日ゴールデンウイークの真っただ中というのにさすがはファーストクラスランジ、しかもサテライト側と言うこともあり、人影も疎ら閑散としていました
 

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ファーストクラスラウンジのお目当てはビュッフェとお酒
特にお酒はシャンパンやエビス・プレミアモルツなどのちゃっと贅沢なビールなど
 


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そして食事
ここサテライトのファーストクラスラウンジはダイニングエリアが別室になっています
ブッフェスタイルの食事ですが、ちょっと美味しいパンやカレーがここにはあります
ただ訪れた時間が早かった
どちらかというと朝食メニュー
それにこのあと国際線ファーストクラスでの食事が待っています
ここは我慢我慢
 

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ということでここファーストクラスラウンジにある
マッサージを受けることに
15分ほどの手もみのマッサージですが搭乗する前に軽く揉んでもらうとぐっすり眠れるんです
順番待ちの札を渡されましたが、次の順のようですぐにまわってきました
 

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さてサテライトのラウンジを出ると、いよいよ国際線ファーストクラスに搭乗です
列に並ぶことのない専用の搭乗ゲートが待っていました
 

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今回搭乗する成田~ジャカルタ線 JL725の機材はボーイング777-300ER
ニューヨーク線で脚光を浴びた、ちょっと豪華なファーストクラス
「空に浮かぶスイートルーム」がキャッチフレーズのJALスイートを擁する機材です


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(上下ともにJALのHPから拝借)
 

ニューヨーク線の他、ロサンゼルス線・シカゴ線に就航しているJALスイート付きの機材はいまだヨーロッパ線にすら使われておりません
そんなJALスイート付きの機材が成田~ジャカルタ線に就航しているわけなんですが
その背景にインドネシアと日本との交流の深さがあるのではと思っています
インドネシアは日本のODA No1の供与先であり、天然ガス・石炭・銅などの日本の総輸入量の2割を供給する重要かつ大変結びつきの強い国です

ということで今年限りとなるJALのアップグレードポイントを使ってのファーストクラス搭乗
その矛先を今回ボーイング777-300ERのJALスイートに向けてみました
なんだかそのためにインドネシアのジャカルタ経由でバリへ向かった・・・とも言えるかもしれません
 
スイートの名の由来となったであろう半個室の造り
周りの視線は気にならずに済みますので思い切り羽をのばして寛げます
 

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搭乗してすぐに座席変更
当初窓側の席を座席指定してたのですが、真ん中の席に移動します
この席だとパテーションを下ろせば会話も可能とのCAさんの心使いです

そうファーストクラスの乗客に対しCAは搭乗から飛行機を降りるまで絶えず気を使い続けてくれるものなんだそうです


離陸までちょっと時間があり、それまでにこのリラクシングウエアに着替えないかと提案がありました

このリラクシングウエア
薄いスウェットのようなもので、機内で過ごす際着るものなんだとか
確かにビジネスユーザーなどスーツで搭乗される方なども想定されているのでしょうか
「F」のロゴが誇らしいですね

ちなみにこのリラクシングウエア、お持ち帰りできます
我が家はキャンピングカーに積み込みキャンプ用の際、就寝用のパジャマとして使おうかと思っています 
 

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続いてコスメティックキット
スイートと言われるだけあってホテルのようにアメニティが充実しています
男性用・女性用とあり共にポーチに入っています
女性用は資生堂のクレドポーのスキンケアキット(洗顔フォーム、化粧水、乳液)
男性用は資生堂メン・スキンケアキットが入っていました

ただこれはその希少価値から人気があり、使わずにお土産として持ち帰る人が多いだとか
我が家も持って帰ることにしました
 

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さて次はこのファーストクラスの装備
まず目に付くのは目の前にある大きなモニター
19インチあるのだとか
 

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「MAGIC」のリモコンは共通のもの
もっともサイドテーブルにきれいに収納されていました
蓋を開けると小さな鏡も付いています

さてこいつでオン・デマンド方式の映画が見ることができます
食事後のあいた時間を使って「ALWAYS 三丁目の夕日」を楽しみました
ちなみにこの映画泣けるシーンがありますたが、個室なんで安心でした
 

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ヘッドホンはボーズのノイズキャンセリング・ヘッドホン クワイアットコンフォート2
雑音を消してくれるスグレモノのヘッドホン
飛行機での旅には必要不可欠とも思える一品です
いつの日かJALの機内販売で購入したいものです
 

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話が長くなってきたんで、このエントリーはここまで
次回に続きます

『ぐっすり眠りながら行く、空の旅
フライトの間、お客様にゆっくりお休みいただける環境をご提供する
JAL Good Sleep Service(JALぐっすりサービス)

「機内でゆっくり眠りたい」「夜中にボリュームのある食事をとりたくない」などといったお客さまのお声にお応えして、
より快適に機内でおくつろぎいただける環境作りをしております。』

というのを今回の成田~ジャカルタの復路となる成田着のジャカルタ路線でやっています
往路はやっていないの?とも思いましたが昼間のフライトですので、さすがにそこまではやってませんでした

とはいえ・・・JALスイートはやはり快適でした
 

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こんな席が、こんな寝室に替わります
一面にひかれたマットと枕はテンピュール
これも我が家に欲しい一品です

ホテルのスイートというのは大げさですが、カプセルホテル辺りよりは快適でした
(もっともカプセルホテルに泊った経験はありませんが)
 

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そうそう小物もなかなかのものでした
まずはテーブル
前後にスライドしTVの前で固定されるというもの
ラップトップのPCくらいなら楽勝

ただせっかくのテーブルも
使ったのは食事の時と入国審査などを書くときだけでしたが・・・
 

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もちろん100Vのコンセントもあります
今回はiPhoneの充電に使用いたしました

毛布もファーストクラス仕様ブランケット
寝るときは布団なんですが、それ以外に使用する際に使うのでしょう
肌触りのよい毛布も積まれています

特に国際線の機内は寒いですからね
この「F」のロゴの入った毛布、欲しいのですが残念ながら現在は売ってはいないようです
 

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さて次のエントリーはいよいよファーストクラスの機内食です 

おっとその前に
ちょっと古いのですがyoutubeで面白い動画を見つけました
『NEW CABIN CM「一番新しいJAL」篇』


 
 

このJALスイートを使って次はニューヨークへ行ってみたいものです

今回の旅のなかで特に楽しみにしていたのが、成田~ジャカルタ線
ファーストクラス「JALスイート」での食事でした
 

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(JALのHPから拝借)


以前にもファーストクラスの設定のない路線でたまたま機材にファーストクラスがあったので乗せてくれたいわゆる席だけファーストクラスというのは過去2度ほどありましたが、今回のように初めからファーストクラスのチケットで搭乗するというのは、はじめての経験です
(もっともアップグレードポイントを使ったファーストクラスなんですけどね)
 
わくわくどきどきの食事の前に先ずは飲み物
いつもならビールというところですが、ここはファーストクラスの乗客らしくシャンパンで
「サロン1999」と「ドンペリ2003」が、ありましたので双方共に頂きました
 

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食事は春の懐石
和食を選んだのですが
折角シャンパンを飲んでいるので、前菜に洋食に付いているキャビアが食べたいとダメ元でのたまったところ、出してくれました

なんとか客の要望に答えたいというのが、ファーストクラスのポリシーのようです 
 

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ちなみに洋食のアペタイザーとして出てくるキャビアは瓶丸ごとのようです
 

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さて食前酒のあとはいよいよ食事

空の上でいただく「春の懐石」です

まずは
【座付】

おかひじきと椎茸の白和え
 

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【かさね前菜】

こういうのって開ける楽しみもありますね

小鉢 三種

筍飛龍頭 若布餡添え・鱒独活巻 黄身酢添え・春アスパラと湯葉の煮浸し
壺;蒸し鶏 山葵和え
強肴:桜鯛寿司
車海老酒盗焼き、飯蛸桜煮
白魚新引き揚げ、空豆、蕨烏賊
向付:天然鯛の芽葱巻

お造りが美味しかったので
このへんでお酒を焼酎にチェンジ
本格芋焼酎「森伊蔵」を頂きます
そうファーストクラスでは幻のシャンパンの他
3Mと謳われる幻の焼酎の一つ「森伊蔵」が飲めるんです
 

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【台の物】

天然油目の蕗味噌焼き
白御飯
(新潟県南魚沼産コシヒカリを使用、機内で炊きあげた炊きたてです)
 

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デザートはというと

グレープフルーツ羹
葛餅 黒蜜ときな粉添え

甘いものは割と苦手な私でもいけました
 

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美味しく頂きお腹一杯になったところで、ぐっすり眠ることになりました

起きがけに頼んだ
「鮪漬け丼」
こういったものはいつでも注文できます
この日ホテルにたどり着いたのは夜の12時ということで、これが夕食代わりです
 

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続いて次のエントリーは洋食となります

前回のエントリーの続き、成田~ジャカルタ線
ファーストクラス「JALスイート」での食事
和食に続いて洋食編です、私は和食の京懐石でしたが我が家の奥さんが洋食を頼みましたので
隣の座席から見たレポートになります

ファーストクラスの洋食は題して
シェフのおすすめメニュー
“新感覚のフレンチキュイジーヌ” 和テイストを忍ばせて
 

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まずはアペタイザー

【食前の小さなお皿 取り合わせ】
柚子でマリネした蕪を巻いたズワイ蟹
雲丹と空豆を添えた豆乳のブランマンジェ
パンチェッタを巻いた黒胡麻のフイユテ
 

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前回紹介したとおり、洋食メニューのキャビアは瓶まるごと出てきます
いや~贅沢ですね
 

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メインディシュは
特選A4黒毛和牛フィレ肉のグリル フルーティーな和風ソース
じゃが芋のバター醤油焼き筍のグリル 紅芯大根のホイル焼き
 
美味しそうなので2切ればかり分けてもらい試食してみたところ
CAに、もしよろしければ焼きましょうかと
和食を食べている私に向けて言われましたが、これ以上食べるとメタボにまっしぐらなので遠慮させてもらうことに
 

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【デザート】
大納言とチョコレートの新感覚オペラケーキ、苺のアイスクリーム
赤ワインソースと苺を秘めたチョコレートボール
フレッシュオレンジのソース
 

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流石はファーストクラスと思わせるものに
シャンパンやワインのつまみとなるチーズ盛り合わせがあります

【お酒・ワインのお供に】
“五種の国産チーズに特製ガーニッシュのディライト”
さくら -共働学舎新得農場- 桜の蜂蜜
フロマージュ・ド・エール つばさのチーズ -チーズ工房アドナイ- グリーンアスパラガス
ブルー 小淵沢産 -小淵沢チーズ工房- 蜂蜜風味の林檎
酪佳 -さらべつチーズ工房- 大根スライス
フェルミエ -るり渓やぎ農園- ドライ無花果

こんな贅沢なチーズの盛り合わせを頂きました
 

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食後のコーヒーは

機内で本当においしいコーヒーを
「JAL CAFÉ LINES」
グラン クリュ カフェ 
サン・セバスティアン農園(グアテマラ)

写真の銀色のフレンチプレス
淹れ立てを楽しむため用意されているものらしく
抽出時間をはかる砂時計もありました
いや~本当に拘っていますね

それにこのコーヒーカップ
なかなかのデザイン、セットで一個欲しいですね

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コーヒーのともにということで
ジャン=ポール・エヴァン氏がJALファーストクラスのお客さまのために作り上げたオリジナルショコラ"アリバ"
をいただきましたが、これはお土産に
 

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そして最近JALの代名詞ともいえるカレー
ひと眠りした後、起きがけに頂いたものです

小山薫堂プロデュース「東京香味カレー」
空港のラウンジもそうですが、JALのカレーって美味いです
 

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ちなみに6月からはチーズの盛り合わせに、話題の江丹別伊勢ファームの青いチーズも加わるんだとか
またいつか国際線ファーストクラスの食事楽しんでみたいものです

本格焼酎「森伊蔵」JAL機内販売

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今回の成田~ジャカルタ線ファースクラスでは機内で森伊蔵が楽しめました
ちなみに焼酎の御三家として
  森伊蔵(森伊蔵酒造)
  村尾(村尾酒造)
  魔王(白玉醸造)
この3つの焼酎は、それぞれの頭文字をとって3M(スリーエム)と呼ばれており、プレミア焼酎の代表格となっております
村尾はコストコなどでも一升瓶が売られていますが、森伊蔵や魔王は焼酎ブームのあおりを受け希少価値の高い焼酎ゆえか入手困難になっています
特に森伊蔵は定価で入手する場合は蔵元が行っている抽選に当選するしかない・・・・
 

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と、思いきや意外なところで売られています
それがJAL国際線、欧米などの長中距離路線
なんとジャカルタ行きの機内でも販売されていました

機内販売のカタログには

伝統のかめ壺仕込み製法「本格焼酎 森伊蔵」

森伊蔵酒造とJALがどういった繋がりや経緯でこうして売られることになったか私には判りませんが、平成10年から3月~4月のJAL国際線、欧米などの長中距離路線のカタログに掲載され売られています
価格は720mlが3,000円で売られています
もっともJGCの会員割引を使えば1割引きの2,700円になってしまいます

720mlがオークションなどで1本 10,000円から15,000円で売られていることを考えると
本当にお買い得です
もちろんオークションで売ったりはしませんよ

 

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以前も国際線の機内で購入した事がありましたが、それは3月の事
4月あたりで終わってしまう森伊蔵、今回は買いえないな~と思っていたところ

「森伊蔵、大好評につき5月初旬完売予定」というのをJALのホームページで確認いたしました
これは何とか手に入れねばなりません

そう売っているからと言って簡単に買えるものでもないんです
カタログには
お一人様1本とさせていただきます。機内スペース等の制約により、搭載数には限りがありますので、売り切れの際はご容赦ください
と書かれています

そう今回CAに聞いたところ、この機材に積んでいるのは10本とのこと
前方の座席から売っていくとのことでしたが、今回はファーストクラス
間違いなく買えちゃうんです

お一人様1本とのことでしたので夫婦で2本行きの機内で購入いたしんなした
(ちなみにインドネシアに持ち込めるのも1人1リットルです)
 

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さて帰りの機内
搭乗の際、CAがステータス会員に対して挨拶にくるのが恒例になっていますが、そんなCAに森伊蔵を購入したい旨、話したところ
ちゃんととっておいてくれました
感謝、感謝です

ということでこんなことになってしまいました
全部で4本
ちょっと変わった海外旅行のお土産になりました

これはどこか水の美味しいキャンプ場で飲んでみたいものです
 

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木漏れ日の下でのキャンプ
キャンプ場ならどこでもと思える風景ですが、実際に楽しめるのはごくわずか
そんなキャンプの楽しめるキャンプ場の一つ「古山貯水池オートキャンプ場」です
この日は月明かりの木漏れ日という贅沢なキャンプを満喫しました


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このキャンプ場、北海道第1号のかんがい用大貯水池「古山貯水池」に隣接した施設ですが、この貯水池、水がたまっているところを今回初めて見ました

北海道も田植えの真っ最中、水田にいきなり雪解け水を流し込んでも幼い稲はびっくりすることでしょう
水田の水の安定供給に加え、温んだ水を 供給することで冷害を防ぐそんな大切な目的のある古山貯水池、訪れた昨日は水鳥が優雅に水面に浮いていました


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ということで今回やってきた古山貯水池オートキャンプ場、例年夏の時期訪れていますが今年は春にやってきました
目的はウドやフキを採ってその場で料理して食べること、それと小鳥の囀りをBGMに読書や昼寝といったところです
 

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まずは夜に備えて薪割り
こちらのキャンプ場の御好意で薪を分けていただきました
ただし自分で使う分は自分で割ります
 

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次に春の山菜採り

今年は春の訪れの遅い北海道でしたが、それでも季節はきちんと合わせてきます
この時期北海道ではどこの里山に行っても採れる「フキ」や「ウド」を目当てに来ましたが、ずいぶんと育ってしまっていたようです
もう道央の平地ではギョウジャニンニク・タラの芽・ウド・フキの旬はすぎてしまったようです
 

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少しだけとって夜の酒の肴に
ウドはキンピラに
 

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そしてフキは先日バリ島で買ってきた「サンバル」で炒めました
これが辛くってフキの苦味とあいまって焼酎によく合いました

 
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昼は読書といいつつ昼寝
そして夜は焼酎のお湯割り片手にたき火です


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札幌でもライラック祭りが行われていたこの日
そうご多分にもれず「リラ冷え」となりました
月明かりが楽しめるほどの晴天、放射冷却とリラの花が咲く5月下旬の一時的な寒さがこの日キャンプ場を襲いました
 

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夜は暖房が欲しいくらい冷え込みました
それにガス暖房を入れたくてもプロパンが残り少ないので断念

春の山菜の旬は過ぎようとしていますが、まだまだ北海道の夏はやってこないようです

我が家のキャンピングカーにも今回ようやく地デジ対応のテレビがつきました
当初、家でもあまり見ないのにキャンプまで行ってテレビとも思いアナログテレビのままにしてありました
なにせ家のテレビを地デジ化したのは昨年のクリスマスだったくらいです
しかし今年はロンドンオリンピックが行われる年
土・日にメジャーな競技が行われる事が多いことから
過去にキャンプ場で見た熱戦も数知れず、なかには日本人選手の金メダルなんてのもありました
それに今年からメジャーに挑戦しているダルビッシュ投手
BSが映ればブラウン管・・・いやもとい液晶画面を通してダルビッシュの快投も見れるかもしれません

価格も19型で2万円少しと手ごろな価格になってきたことから、今回ようやくではありますが取り付けることにしました

 

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さっそく先週行った古山貯水池オートキャンプ場で試したところ
残念ながら地デジの電波は届いてはいませんでした
BSは樹木の多いこの古山貯水池オートサイトでは無理だろうと思っていたところ、何と何としっかりと映ります
ちなみにこれは感度の悪い部類になるだろう自動追尾型のBSアンテナでの映像です
 

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まだ木々が生い茂る前だったからか
それともたまたま場所が良かったからか
判りませんが、オートサイトの6番だったことは、ここに記しておこうと思います

20年ほど前、アメリカからスーツケースに入れ持ち帰った
USガスシステムの中枢となるツリー
ランタンの支柱となる一方、プロパンガスをボンベからツーバーナーやBBQコンロなどに分岐してくれる優れモノです
流石アメリカはアウトドア王国と思わせずにられません
 

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20年もの間、我が家のキャンプを支えてくれましたが、何度も使用しているため
固定部分のネジ山がバカになってしまいました
これではプロパンガスの耳の部分に固定することができません
 

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といいつつ実は昨年ハワイに行った時、スポーツオーソリティにて予備のガスシステムを一式購入してありました
ただアメリカのプロパンガスのボンベは現在「ACME」という大雑把な外ねじの規格です、従来あった日本と同じPOLという規格ではなく
帰ってきて使おうとしてから違うことに気がつきました
これはこれとしてアダプターを使い使用できないわけではありません
 
 
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次にアメリカに行くのはもう少し先の予定
そこで20年使い続けているツリーを修理することにしました

ネジ山のバカになった部分にナットを溶接
これにボルトを差し込んでプロパンガスに固定しようというもの

思ったよりも上手くいきました
 

sentuly02.jpg
 

これであと10年くらいは使えそうです

 

gas32-1.jpg
 

また次回アメリカに行ったとき
アウトドア用品店でガスのBBQコンロやら買ってきたいな~

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