ここ10年ゴールデンウイークはタイトルにある日高町沙流川キャンプ場で過ごすのが、毎年の決まりごとになっていました
お目当てはギョウジャニンニク
フレッシュなギョウジャニンニクをキャンプ場の周りで採り
そいつで餃子を作り生樽ビールのつまみにする、例年の春の行事でした
ところが今年は雪解けが遅く
4月中旬その上空を飛ぶ飛行機から見下ろしたときは
これはとても駄目だ、あと2週間じゃ生えてこないだろうとふんでいました
そのうえ今年のゴールデンウイークはバリ島で過ごすことにしましたので
いつもの春の行事は持ち越されました
さてゴールデンウイークも終わり
その翌週、もうそろそろギョウジャニニンクの噂話が聞こえてきましたので
山菜採りを兼ねそろそろ初キャンプ
新しく開通した道東自動車道の「夕張IC~占冠間」を使い日高町の沙流川キャンプ場へとやってきました
そうです昨年10月「夕張IC~占冠間」が開通し北海道横断自動車道の道央自動車道と道東自動車道がつながりました
夕張IC-占冠IC間は樹海ロードの名付けられていますが、その名の通り山間の樹海を抜ける険しい道路です
急峻な日高山系に阻まれていたおかげで長らく未開通でしたが、昨年ようやく開通いたしました
帯広や釧路、道東へのアクセスが飛躍的に向上したのももちろんですが、日高町にある沙流川キャンプ場へのアクセスが一段と便利になったのがとても嬉しい
というのも前述の樹海ロードをキャンピングカーで超えるのは、その走行性能からもかなり厳しいもので、山間部を極力避けるためいつも太平洋側に抜ける富川経由で日高町へと向かっていました
札幌から苫小牧経由で富川まで高速道路を利用していましたが、それでも3時間はかかるコース
それがこの道東自動車道が開通したことにより1時間半、しかも山道特有のアップダウンも少なくストレスなく辿り着くことが出来るようになりました
おかげで周りの風景も楽しむ余裕ができ、今回車窓の山々に「春もみじ」がちらほらと見出すこともできました
目的地の日高町沙流川キャンプ場は日高の山々を望む沙流川沿いにあり、夏休みなどの繁忙期でも満員にはならないんじゃないかと思えるほどキャパが大きく、電源付きサイトがあるなど設備もそこそこ良いことからお気に入りのキャンプ場の一つとなっています
というわけで今後もう少し頻繁に伺うことになりそうです
この日の沙流川キャンプ場、気温が少し低かったせいか
キャンプ場は私を入れて4組の入場者のみと閑散としていました
そんなキャンプ場にはゴールデンウイークにはあまり見られない、二輪草が芝一面、白い絨毯のように咲き誇っているさまも見ることができました
といいつつも花より団子
この時期の魅力はなんといっても山菜です
「ギョウジャニンニク」
「ウド」
「たらの芽」
「三つ葉」
などがキャンプ場内外で採取できます
特にギョウジャニンニクはサイトに生えていて臭いほどです
今回はちょっと時期が遅かったか、完全に葉が開いたものばかりでしたが
1cmはあるのではと思わせる茎の太いものばかり採らせていただきました
(決して乱獲じゃありませんよ)
まだかな~と思わせたウドも採れました
三つ葉もたっぷり
この辺は天ぷらにして頂くことにします
次はギョウジャニンニク三昧のキャンプ飯に続きます
コメントする