仕事で訪れることの多い余市ですが、たまに酒の肴を買って帰ることがあります
それが写真にある余市で有名な燻製屋「南保留太郎商店」の燻製です
余市と言うと「ニッカ」の名がまず頭に浮かびますが、このお店もその「ニッカ」と深いかかわりあいのあるお店です
tsunaguホームページより抜粋しますが、南保留太郎商店の店の由来は
『元々魚にうるさかった「竹鶴政孝」が「ウイスキーに合うつまみを作れないだろうか?」と提案したことが発端です。
竹鶴さんの妻「ジェシー・ロバータ」はスコットランド出身で故郷では鰊の燻製を「熱燻」という高熱で一気に燻す方法で作っていたので試してはどうか?という提案をされたようですが、「それでは面白くない」と、自分が楽しむために研究し、北海道の気候を活かした冷燻という製法を研究し、漁師に作らせたのが余市町町の燻製が発展したのだと子供の時からそう伝えられてきました。』
ここにもニッカウイスキーのシンボル的な人物である「リタ」が絡んでくるのですね
現在は2代目の南保敬二氏がそのあとをついでいますが
特異な燻製はこのヘラ蟹
4個で980円と買いやすいというのもありますが、燻製にすると蟹のうまみが凝縮されているようで美味いんです
ちなみにそのヘラ蟹は細身で身も多くないため、市場には出ることは滅多になく漁師さんが家で食べるような蟹だったのですが、それを燻製にすることで、余市の名物にまでなっているというものです
このヘラ蟹の燻製をちまちまとむしりながら飲む純米酒が、これまたまた美味い
すっきりとした飲み口の加賀の銘酒「福光屋の加賀鳶 純米 勢」とともにいただきました
「燻玉」「サーモンリング(輪切りサーモンの燻製)」「蛸とんび」など北海道のならやとブナ材をブレンドしたおが屑を使用し、冷燻した燻製も試しましたが
これらは美味しいお酒とともに、前述の話に合ったニッカウイスキーとともにまた愉しみたいものです
そうそうここで買ってきた「えだまめ」の燻製が非常に美味しかったので
今度自己流で試してみよう
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