アルファロメオ歴史博物館「Beauty(美しさ)」のフロア
最後は映画に登場したアルファロメオ
カーテンで隔てられた特設コーナーにスパイダー2台が展示されていました
まずは「Alfa Romeo nel cinema(映画に登場したアルファ ロメオ)」
ちょっと薄暗い部屋に展示されているのは映画を意識しているのでしょうね
『1600スパイダー・デュエット 1966年製』
後継の1300スパイダー・ジュニアはダスティン・ホフマン主演の映画「 卒業」(1967年)で主人公の愛車として使われました
写真を見ているだけであのサイモン&ガーファンクルの名曲が流れてくる感じがします
ちなみにこの映画の影響と2ドア・オープンカーの魅力からかアルファロメオ・スバイダーはアメリカで爆発的に売れたんだそうです
1950-60年代の経済成長と当時のイタリアのスタイルを表現した「Il Fenomeno Giulietta(ジュリエッタ現象)」と「Giulia: disegnata dal vento(風がデザインしたジュリア)」と題したコーナーには
映画『ジャッカルの日』でシャルル・ド・ゴール大統領の暗殺を請け負った主人公がパリを目指しフランスへの国境を越えるために山道を走らせた、その車であるジュリエッタ・スパイダーが展示されています
そうそうこの車は映画「NINE」にも登場
映画監督役の主人公が乗って登場する薄いブルーの
『ジュリエッタ・スパイダー プロトタイプ 1955年製』
総アルミ合金製直列4気筒DOHC1290ccエンジンは65ps/6000rpm
この功績によりそれまでの主役だった英国製ロードスターを一気に時代遅れなものしたモデルです
さて次はいよいよ
アルファ ロメオの歴史の中で最も重要なレースシーンを象徴する「Speed(スピード)」の展示フロアです
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