知床2016の最近の記事

我が家の秋の恒例行事
知床へ秋の味覚を求めて
鮭釣り&天然舞茸採りの旅に今年も行ってまいりました
 

shintitosedp01.JPG shintitosedp02.JPG
 

ひと昔前は例年我が家の奥さんの実家のある中斜里までは車で往復していましたが、往復800km近い運転も寄る年波にも勝てず、昨今は楽な飛行機+レンタカーでの往復となっています
そんな際、使う航空券はいつものJAL「おともdeマイル割引」
マイルを1万マイル消費しますが、お財布から出ていくお金は2人分往復で21,000円(一人片道5,250円)と超お得なチケットなんです

この秋の味覚を求める旅、当初は天然舞茸の時期を勘案し9月の下旬を考えていました
その週は通常の土日くらいの意識しかなかったのですが、その週は23日に休みを取ればなんと4連休となる準シルバーウイーク
しかも8~9月に北海道に大挙してやってきた台風の影響で道央圏から道東へ向かう公共交通機関や道路は見事に寸断され飛行機の需要が一気に高まってしまう事態となりました
との事でその準シルバーウイーク最終日となる25日の女満別~新千歳便の空席はありませんでした

しかたなくその前週の敬老の日を交えた連休におともde割引を使い航空券を取りました
土曜日は仕事のため日曜・祝日を使い1泊2日の旅
今回もまさに分刻みの弾丸旅行となります
 

pic_mainTtl_mile.jpg
(JAL_HPより拝借)
 

新千歳空港から女満別まではJL2713便を使うことが多いのですが、この便に乗るのは結構大変
というのも出発時刻が朝の7時半
しかもこの便の乗り込みはボーディング・ブリッジが使われることはまれで、ほとんどがバスでの移動
当然搭乗開始時間も早めということになり、出発20分前の7時10分くらいには搭乗口に行っていなければなりません
新札幌から始発の電車で行っても新千歳空港6時51分着ですから、7時10分ですとその間なんと19分しかないんです
その19分で荷物を預けてチェックイン、そのうえセキュリティを潜らねばなりません
しかも時間があればラウンジで朝飯も・・・・と考えていました

この日は土曜ということでセキュリティは混んでいましたが、改装中でしばらく使えなかった「F」のマークも鮮やかな「ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場」が今回から使えることになりました
ファーストクラス・チェックインカウンターで待ち時間なしでチェックイン
この検査場を使い素早くとあるところへ向かいます
 

shintitosedp04.JPG
 

それが今年の6月にオープンした「新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジ」
国内では羽田につで2番目にできたダイヤモンド・プレミアラウンジ(ファーストクラスラウンジ)です
新千歳空港の重要性が如実に表れていますね
ちなみに来年には福岡や大阪にもできるようです

さてこの保安検査場が改装中だったのは、新たに出来たJALダイヤモンド・プレミアラウンジへこの検査場から直接行けるようにするためだったようで
以前はそのまままっすぐ進んでJALサクララウンジへ向かっていましたが、今回からエスカレーターで2階から3階に上がり新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジの受付に向かえるように改装されていました
なるほどこのために時間がかかったのですね

受け付けを済ませ、この人目を引くDPラウンジ(Diamond Premiere Lounge)へ
エントランスにはこんな魚群らしきものをモチーフにした飾りがあります
北海道のイメージが海産物と言う事でしょうか

shintitosedp00.JPG shintitosedp05.JPG

ラウンジに入って気付いたのですが、何故エスカレーターで上がらせてまで3階に導いたのか
そのわけの一つが、窓から見える景色
このラウンジの窓側のカウンター席からは新千歳空港のエプロンに駐機するJALの機材が見て取れます
そう言えば、サクララウンジに窓は有りませんでしたね
何か何時も閉塞感があったのが、これで解消されました

shintitosedp06.JPG
 

ソファーはプライベートを意識した木目のテーブル付き(もちろん電源付き)のものがありましたが
今回は2人できているので電源のないペア席にすわります
 

shintitosedp08.JPG shintitosedp13.JPG
 
 
サクララウンジに追加してこのダイヤモンド・プレミアラウンジが増築され
一番充実したのがこのダイニング・ビバレッジエリア
中央には竃を模したダイニングテーブルがどんと置かれています


shintitosedp07.JPG
 

壁際には飲み物類のカウンター
奥からコーヒー・ウイスキーはなんと山崎(残念ながらニッカではありません)・ソフトドリンク
そして生ビールのサーバーがなんと4台も置かれていました


shintitosedp09.JPG
 

その4台のビールサーバーの内訳は奥から
「キリン 一番搾りプレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「アサヒ スーパードライ・プレミアム熟撰」
「サッポロ クラシック」
といかにも駆けつけ4杯、全種類制覇を目指したいサーバーが並んでいます
ただこの日は女満別に着いたら運転が控えていますので
生ビールは次回のお楽しみとなりました
 

shintitosedp14.JPG
 

サクララウンジには無かったダイニングの食事
ほんと軽食ですが
「もりもとのクロワッサンとパン」
それに「ローソンのおにぎり」が置かれていました

残念ながら噂の「JAL特製焼きカレーパン」は昼食からのようです
他にも昼からは夕方にかけ日本酒や北海道産ワイン
北海道の銘菓や軽食など充実するようですが、今回は朝一なのでまあこんまものでしょう
 

shintitosedp10.JPG shintitosedp11.JPG
 

ということで暖かな味噌汁とおにぎりでちょっとした朝食
飛行機を降りて中斜里に着いたらすぐにキノコ狩りで山を歩くので朝食は欠かせませんでした
(トマトポテトチャウダーは次回のお楽しみにとっておきました)
 

shintitosedp12.JPG
 

ついでに朝のコーヒー
カフェラテで頂きます
 

shintitosedp15.JPG
 

今夏感じで10分少々のラウンジ滞在で朝飯をどたばたととったら
急いで搭乗口へ
CRJに乗り込み女満別を目指します
 

shintitosedp16.JPG

サムスン電子から新しいスマートフォンギャラクシーノート7が発売されひと月
その間にアメリカだけでも下記の動画のような70件以上の爆発・炎上事故が報告された事を踏まえ
サムスン電子は、人命にかかわる事故の報告を受けギャラクシーノート7をリコールとしました


 

このリコールに伴った国道交通省の対応は思いのほか早く
「サムスン電子社製ギャラクシーノート7の航空機への持ち込みについて」と端末名を名指しした文書で、内蔵電池が爆発する不具合の生じているギャラクシーノート7の取り扱いについて航空各社に注意を要請しました
この文章を読むとまるで爆発物を取り扱うかのような表現も見て取れますが、ここまでするのには何かわけがありそう・・・・・・・・
何らかの情報を捉えているのかもしれません
 

001145289.jpg
 

日本航空も国土交通省のこの要請を受け
JALのチェックインカウンターにはこんな掲示がありました
 
「手荷物をお預けのお客さまへ
サムスン電子社製ギャラクシーノート7については、
発火の危険性があるためお預けいただけません。」
とあります
 

shintitosedp03.JPG
 

それじゃ預け入れせずに、機内持ち込みはというと
さすがにそこまでは規制できないようですが

新千歳空港から女満別空港への機内にて
キャビンアテンダントより、ギャラクシーノート7は機内では機内モードではなく電源はお切りください、そのうえ充填は不可と国土交通相が通達を出していると説明がありました

帰りの機内でもこの話がありましたが、JALに乗るかぎり(他の航空会社も同様かと思いますが)
飛行機に乗るたび毎回毎回この話を聞くとなると、ヘビーな使い方をするユーザーにはちょっとウンザリするかもしれません
 

16shiretoko01.JPG
 

そんなおりこんなロイター発のニュースを見かけました
『TDK<6762.T>傘下のバッテリー供給会社、中国のアンペレックス・テクノロジー・リミテッド(ATL)は、サムスン電子と共同で調べたところ、バッテリーが出火の直接原因でなかったと結論付けた。

事情に詳しいある関係者はロイターに、オーブンもしくはファンヒーターの熱が出火につながった可能性があると語った。」
 

GalaxyNote7.jpg
(YAHOOニュースより拝借)
 

オーブンもしくはファンヒーターの熱が出火につながった可能性があるって
オーブンもそうですがこの8~9月にファンヒーターが原因って本気で言っているのでしょうか
まさに「火消し」のニュースのはずですが、
現在の日本ではこんなニュースを日本製品に対して行ったら
まさに大炎上、お祭りとなりそうなんですけど

今年も舞いました天然舞茸採り

| コメント(0)

普段スーパーなどで市販されているパック詰めの小振りな舞茸
森に生える本物の天然舞茸とは味・香りが全く違います
かといってそんなに簡単に見つかるものでもなく
山を数時間歩き回ったかといってもなかなか採れるものでもありません
おかげで国産マツタケよりも高い値段で取引されることもあるとか
ちなみに数少ない市場価格はキロ当たり8,000円~ 10,000円とも言われています

9月の中旬
毎年のように知床を訪れる理由がそんな「天然舞茸」を採るためなんです
舞茸を採った者しか、分らないといわれるその魅力に取りつかれ
もう十数年、知床の山通いは続いているんです
 

16shiretoko02.JPG
 

そんな天然舞茸採りのため1泊2日の日程で知床を訪れましたが
初日着いてすぐに捜しまわり見つけたのがコレです
でもこれなんか変な感じで生えています
 

16shiretoko06.JPG
 

なんとミズナラの切り株の上になっていました
歩き疲れて水でも飲もうとペットボトルを置こうとした先にこいつは有りました
木のうろの奥に天然舞茸の根元は続いているようでした
普段は木の根元ばかりを見るのが癖になっていますから
いや~本当にラッキーでした

 
16shiretoko07.JPG
 

天然舞茸は「白系」「茶系」「黒系」の3種類
しかもその順に天然舞茸は生えるようですから、今回訪れたのは茶系
ちょうど天然舞茸の旬を迎えていた時期に訪れたようでした
 

16shiretoko08.JPG
 

ちなみに舞茸の発生する場所は秘密とされており、「たとえ親兄弟であっても明かさないのが昔からの習わしとなっている」とも言われていますが
おかげで採取する方々がお年を召して舞茸採りに出かけられなくなっているようで
ここ数年私が訪れる山に入る人も減ったのか
こうした少しひなびたり、もう腐ってしまった天然舞茸を見かけることが多くなってしまいました
なにやら完全に腐ってしまうと翌年その場所には生えずらくなるそうなのでそんな話も切実に感じます
 

16shiretoko03.JPG
 

翌朝、再度森を散策
ついに念願の「黒系舞茸」を発見

 

16shiretoko04.JPG
 

とふと横を見るともう一つ生えていました
ついつい踊りだしたくなります
 

16shiretoko05.JPG
 

ということで2日目の収穫はこんな感じ
総重量2.6kgとまずまずの収穫
これで翌週に予定していた舞茸キャンプを行えそう
 

16shiretoko09.JPG
 

採取した舞茸はこうして清掃
いろいろ料理して楽しむことに
 

16shiretoko10.JPG

天然舞茸料理あれこれ

| コメント(0)

さて知床の山を彷徨いつつ
採ってきた天然舞茸
 

16shiretoko04.JPG
 

こうして下処理を行い、1週間ほどあれこれ料理して楽しみました
どうでしょう下記の写真がそうですがスーパーなどで売られている舞茸と違い
太くしっかりした重量感のある茎が見て取れるのではないでしょうか
 

16maitake01.JPG
 

まずは我が家の定番
「天然舞茸の炊き込みご飯」
炊き上がる直前、ガス炊飯器から立ち込める香りの良さったらありませんね
 

16maitake02.JPG
 

続いてこれまた定番の天ぷら
 

16maitake03.JPG
 

翌週はこの天然舞茸をキャンプ場に持ち込み
その場で天ぷらに
う~ん、これが生ビールによく合うんです
 

16maitake04.JPG
 

刻んだ人参も加えてかき揚げも作ってみました
おなかいっぱいでその晩は食べきりませんでしたが
翌朝うどんを茹でて天ぷらうどんに
これが朝の寒さと相まって実に美味い
 

16maitake05.JPG
 

ホイル焼きは旬を迎える秋鮭とともに
もちろんこれは日本酒
「純米大吟醸 獺祭」とともにいただきます

 

16maitake06.JPG
 

変わり種でちょっと洋風にもしてみました
けれどなんだかこれだと食感は楽しめますが香りが味わえずもったいないかも
 

16maitake07.JPG
 

ということでやっぱり和風
鍋料理を旅館風の鍋でやってみることに
 

16maitake08.JPG
 

けれど天然舞茸料理で一番と思えるのは
なんといってもすき焼き
 

16maitake09.JPG
 

このすき焼き主役は牛肉ではなくあくまで主役は天然舞茸
私自身「松坂牛」のすき焼きとどっちを選ぶといわれたら
まよわずこの天然舞茸のすき焼きを選ぶでしょう
そのくらい好きです
来年もまたこうして食べられるかな~
 

16maitake10.JPG

今回も知床で秋の味覚たる
天然舞茸を無事採取
昼からの釣りに備えランチといたします
向かったのは知床斜里駅にほど近い「カフェ・ダイニング・ポラリス」
 

polaris01.JPG
 

観光で脚光を浴びてはいても、どちらかというといかにも田舎町に斜里にあって異色のイタリアンレストラン
観光客目当てのお店といったわけではないようです
ちなみに訪れた当時は欧米の方々が日本人に連れられやってきたようですが、ずいぶん満足して帰られたようでした
 

polaris02.JPG
 

夜はワインを楽しめるお店のようで
スパークリング ワイン フェラーリブリュットをはじめ、ずいぶんたくさんのワインが並んでいます
ソムリエールさんもいらっしゃり今回はランチの給仕をされていました
 

polaris03.JPG
 

さて肝心のランチ
テーブルの上にはランチメニューがあります
なかでも目を引くのが
カツミート スパゲッティ(SPF豚ロースカツ) 1,300円
 

polaris04.JPG
 


『十勝産ホエー豚&十勝ハーブ牛のコラボレーション
じっくり煮込み深い味わいとコクを追求した絶品ミートソース
太めのロングパスタとの相性は抜群です
がっちりと熱した鉄板で熱々を提供します」
とのことでしたが山を歩き回りおなかがすいていたんでついついこのメタボっぽいメニューを頼みました


polaris09.JPG
 

ミートソーススパゲッティに十勝ホエー豚のカツがトッピングされていますが
実は鉄板スパゲティは北海道・道東のB級ご当地グルメだったりもするんです
ロースカツも旨かったけれど
ミートスパゲティが絶品
鉄板で焦げ目のついたパスタもなかなかいけるものです
 

polaris10.JPG
 

付け合わせのシーザー・サラダも美味しい


polaris06.JPG
 

他に同行した方が頼んだのは
「ボンゴレビアンコ」
隣にいてもハーブの香りが漂ってきました
 

polaris07.JPG
 

そして
「サルシッチャのパスタ」
とかなりの本格パスタがそこそこのお値段で食べられるお店のようでした
 

polaris08.JPG
 

黒板にはエゾシカのメニューも豊富
次回はタクシーか何かでビストロに変わる夜に訪れることにします

知床泊漁港で五目釣り

| コメント(0)

知布泊漁港
地元の釣り師からは「日の出漁港」という名称で呼ばれる漁港です
鮭釣りの時期ともなると所狭しと釣り人の車が止められる人気の釣り場ですが、残念ことにマナーやモラルなどが取りざたされる漁港であります
いまのところ釣り人には解放されていますが、予断は許さないといった感のある釣り場でもあります

そんな方々のお目当ては秋鮭
ウキルアーなる釣り具で漁船と漁船のロープのはざまで大勢の太公望たちが、ロープに絡まぬよう苦心して釣りをする姿が見てとることができます
そんない無理して釣らなくとも、斜里の海岸に行けばゆったり釣りができるのにと考えるのは、釣りに対する考え方の違いでしょう
 

16shiretoko11.JPG
 

さてこの日の出漁港
鮭もそうですが、この時期はチカも釣れるとあってファミリーにも人気の漁港です
ということで我々もチカ狙いで竿を振ることに
 

16shiretoko12.JPG
 

今回特段準備もなく斜里の坂本ホーマーで釣り具を準備
まぁ港で海風に吹かれながらのんびり釣り気分といって気持ちで訪れましたが、その割りに釣れました
漁獲高は下記の写真のとおりです
お目当てのチカはもちろん、なんとニシンや黒頭まで
ソイやガヤの稚魚などは釣り放題、まさに五目釣り天国のような釣り場です
 
 
16shiretoko13.jpg
 

さて今日の釣果にまんぞくしつつも日の出漁港からの帰り道
ウナベツ自然休養村管理センター「峰浜温泉」でひとっ風呂
チカ独特のにおいを消します
ちなみにここは入浴料が300円と格安なのがうれしいところです
 

16shiretoko20.JPG
 

で、帰ってから
魚をさばき、揚げ物にしたりして宴会に突入
ちなみに大チカは私の希望でお造りになりました(右下のやつです)
これがコリコリして美味いんです
 

16shiretoko18.JPG
 

小さなチカやソイ・ガヤの稚魚は小骨が多いことから唐揚げして南蛮漬けにしました
これが日本酒によく合うんです
 

16shiretoko16.JPG
 

続いて黒頭、氷下魚の煮付け
生姜とともに煮込みます
 

16shiretoko17.JPG
 

でもなんといってもメインは
天然舞茸の天ぷら
と知床でとったばかりの山の幸、海の幸を使った
まさに地産地消の宴会
 

16shiretoko15.JPG
 

合わせるお酒は網走ビールの知床ドラフトと流氷ドラフトとこちらも地元のものでいただくことになりました
 

16shiretoko19.JPG
 

こんな感じで楽しく宴会させていただきましたが
そういや明日は朝3時半に起きて鮭釣りに行くんだった
明日の朝は起きれるんだろうか

知床オホーツクでの鮭釣り

| コメント(0)

道東では例年この時期になると必ずと言って流れるニュース
それが鮭の密漁です
道東のオホーツク沿岸は秋鮭の沿岸来遊量が全道で一番多いことからか、毎年9月から10月にかけこんなニュースが報道されます
「オホーツク海側の斜里町の川で漁が禁止されているサケやマスおよそ150匹を密漁したとして、山口組系の暴力団組員が逮捕されました」(NHKオンラインより拝借)

鮭の密漁は今に始まった話ではありません
そうしたことからか斜里川の河口には夜間スポットライトが照らされていますが、それはまるで映画などで見る監獄のイメージを彷彿されるくらいです
まぁ逆にとらえるとそれほど沢山の鮭が遡上するということなのでしょう
その斜里川周辺の海岸にはこの時期、その鮭を釣ろうと太公望が押し寄せます


かくいう私もこの時期に知床を訪れる理由がそんな鮭を釣りたいというの理由の一つでした
ということで斜里2日目の朝は午前3時半に起床、斜里の海岸を目指します

16shiretoko21.JPG

まだ薄暗い中から鮭釣りの竿をセット
遠くウナベツ岳から昇る朝日を眺めながらあたりを待ちます
そう私は最近はやりの漁港などのウキルアー釣りよりも
断然このぶっこみ釣りが好みです
釣り人で混雑する漁港よりもこうして海原を望みながらのんびりというのが合っているからでしょう
しかも漁港にやってくる鮭はどちらかというと少し黒くブナが入った状態
こうして海岸のぶっこみ釣りで釣る銀鮭とその姿は全く違うからです


とかっこの良い話をしましたが、実際にこの日は坊主
一回のアタリすらありませんでした
まぁ天然舞茸が採れただけよかったことにしよう

ちなみに下記の写真はその斜里の海岸線で撮影したものです
海流とポリ缶の傷み具合を鑑みると朝鮮半島からやってきたものではなさそう
そう言えばオホーツク海のEEZでは日本、中国、台湾そして韓国がサンマ争奪戦が行われれているといつぞやのNHKの特番で報じられていましたが、このポリ缶もそうした争奪戦の遺産なのかもしれません

16shiretoko22.JPG

その後、来運に立ち寄り
美味しい斜里岳の伏流水を頂きます
この来運の水はその名の通り運が来て、願いごとが叶う水として知られています
 


16shiretoko23.JPG
 

その後レンタカーを返し
帰路は女満別からCRJでひとっとび

16shiretoko25.JPG

昼過ぎの便だったからか新千歳空港へ降りる間際、太陽に照らされた自分がのる飛行機の影を見ながら今回の知床の旅が終わりました

16shiretoko26.JPG

さて今年もボウズでしたが
来年こそ銀鮭釣りあげるぞ!!

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうち知床2016カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは知床2017です。

次のカテゴリは道東周遊2016です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。