小樽中国料理レストラン好の五目あんかけ焼きそば

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「あんかけ焼きそば」
実は小樽の隠れた名物で小樽のソウルフードとして広く知られています
ブームの火付け役となったのは小樽駅近くで営業していた「中華料理 梅月」
昭和30年代にその味が評判となり、市内のホテルや喫茶店でも次々にあんかけ焼そばがメニューに並ぶようになっていったそうです
現在そんな梅月は営業していませんが、その流れを汲むように小樽都通り商店街にある「中華食堂 桂苑」や梁川通りにある「中華食堂 龍鳳」が人気のあんかけ焼そばを提供しており
12年程前の小樽勤務時代に良く食べに伺いました
さて今回小樽に宿泊することとなり、そんなあんかけ焼きそばのことを思い出し
あんかけ焼きそばつまみに一杯呑まなきゃととある店に向かいます


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やってきたのは小樽運河前にある
小樽中国料理レストラン好(ハオ)
昭和モダンを現代に醸し出す昭和8年に建てられた小樽の歴史的建造物を利用した中華レストランです
えっ小樽に来て中華かぁと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、1988年(昭和63年)にオープンといった
小樽に観光客が押し寄せる前からある老舗中華料理屋で、観光地のど真ん中にありながらもとてもリーズナブルなお店だったりします
 

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レトロな空間で落ち着いた雰囲気の店内
1階だけでもこうした部屋が2つあるうえ
2階や3階にも個室があるのだとか


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さてまず頼んだのが日本酒
冷でいただくのいが京都伏見にある山本本家の「京伝来 生貯蔵酒」
山本本家といえば日本酒神聖の製造元で酒蔵のそばで営む焼き鳥屋『鳥せい』が有名で、あまりの人気で焼き鳥屋の経営のついでに、日本酒を造っているとも比喩されるほどの人気店だったりします
そんな鳥せいでは蔵直送の「蔵だし原酒」が飲め、その味を思い起こしつついただくことに
それと我が家の奥さんは白ワインのチリソーヴィニヨンブランをオーダー
 

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合わせるのは「冷菜三種盛合わせ」
蒸し鶏とくらげの冷菜、白菜の甘酢唐辛子漬けのセットですが
白菜の甘酢唐辛子漬けといえば、本場中国や台湾ではラーパーツァイ(辣白菜)と言う中国四川料理の定番として知られており
そんなラーパーツァイが美味い
 

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大海老の柚子マヨネーズソース和え
これも海老が柔らかく美味しい


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そしてレストラン好 一押しの「土鍋入り陳麻婆豆富」
花椒が効いていて痺れる辛さのうえ
固形燃料で温められ熱々で提供される麻婆豆腐は絶品
そういや滝川の中国料理松野で提供される看板メニューの麻婆豆富も土鍋に入れられ提供されますが
オーナーシェフの松野光雄さんはここ小樽にあった小樽グランドホテルで修行されたとの事でしたが
なにか関係あるのかな


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レストラン好自慢の亀壺紹興酒に干し梅を入れていただきましまたが
やはり中華には紹興酒がよく合います
美味しかったごちそうさま
また小樽にきたら訪れます
 

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このページは、r-ohtaniが2025年12月20日 06:10に書いた記事です。

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