小樽に昔々
花園町のガード下に大王ラーメンというラーメン屋がありました
特筆すべきはエベレストラーメンという、甕壺に麺が11玉も入ったラーメンがあったそうです
今から27年前、あの大食い選手権の元祖とも言える「 第1回全国大食い選手権大会」が行われた店でもあります
そうです小樽は港町で港湾労働者も多くいたり、旧国鉄の要所であったことから
お腹を空かせた肉体労働者の多かった街でもあるのです
現在その大王ラーメンはありませんが、小樽にはそうした大食の伝統を引き継ぐお店が数々あります
そんなお店のひとつが、「中華食堂・龍鳳」
お腹を空かせてからでないと伺えないお店です
店内はいかにもそうした労働者の集う食堂の雰囲気たっぷり
けれど実際この時にお店にいたのは小樽や北海道のガイドブックを抱えた観光客ばかりでした
きっとWEBやらTVによく露出する店なんだろうな〜
ちなみに小樽駅からは結構な距離もありますしどうやってきたのでしょう
こんなおみくじと思えるような昔懐かしい星座おみくじが置かれていました
これ自分の星座の穴に100円入れてレバーを引くと、ルーレットが回って おみくじが出てくるもので
昔喫茶店などによくおかれていたものです
ちなみにメニューはこちら
今回は看板メニューのあんかけ焼きそばをいただくことにします
この店は小樽の稲穂で40年も続く中華料理の老舗
現在は札幌のホテルオークラで修業を積んだ2代目の太田友樹氏が厨房に立っているのだそうだ
もともとは洋食のコックさんで、この店で出すオムライスも絶品との事
そんな太田シェフが中華鍋を振って作るこのあんかけ焼きそば
ご覧のサイズで出てきました
大盛りはなんと麺3玉で作るんだそうです
これは普通盛りなので2玉のみなんだそうですが、それでも食べても食べても麺は減りません
時間をかけてようやく完食いたしました
2回目の訪問で頼んだのが
黒い三連星(3種類の黒いあんかけ焼きそば)
の第一弾
腹黒焼きそば(黒胡椒ソース入り)
黒胡椒が効いて美味かった
こいつはビールと共にいただいてみたいものです
なにやら黒いあんかけ焼きそばシリーズには
「ブラックサバス焼きそば」
というイギリスのロックバンド「Black Sabbath」から名をいただいたあんかけ焼そばがあるらしい
山椒を利かせ中国のたまり醤油「老抽王」で味付けされたその味次回には試してみたいと思います
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