仁木と余市のワイナリー巡りを終えた後は
「おたる水族館」へ
北と南にすむ魚たちの水槽に展示される
日本最大の淡水魚「イトウ」
こいつを見るとどうしてもマンガ「釣りキチ三平」(矢口高雄著)の話にある釧路湿原で「幻の魚」イトウ釣りに挑戦する話と
開高健のドキュメンタリーでまだルアーフィッシング黎明期だった時代にそんなルアーでイトウを釣りにモンゴルへ行く話を思い起こしてしまいます
本館のチョウザメ水槽で泳ぐチョウザメ
カルーガ(ダウリアチョウザメ)でしょうか
これまた開高健のドキュメントでカナダに行き生きた化石とも呼ばれているチョウザメを釣る話もありましたが
かつてチョウザメは北海道の石狩川や十勝川などの河川にも生息していたんだそうです
世界最大級の淡水魚であるピラルク
開高健のアマゾン河水系の釣り紀行『オーパ!』で知った巨大魚です
オホーツク海・ベーリング海水槽の「オヒョウ」
中には150歳を超える寿命をもつものもいるそうで、そんなオヒョウのサイズは「ドアサイズ」といった比喩が当てはまるほど
これまた開高健の小説「オーパ、オーパ!!」
アラスカのセント・ジョージ島でそんなドアサイズの巨大オヒョウ釣りに挑んだ話が印象的でした
南の魚たち水槽にいるサビウツボ
塩ビ管の中に隠れていますが
どうやらウツボたちは狭い方が落ち着くようです
そして水族館の人気者
チンアナゴ&ニシキアナゴ
何かが近づくとすぐに砂の中に隠れるのですが
いなくなるとすぐ砂底から体を出してくる臆病もの
所作を見ているとなんだか癒されます
ただ実際チンアナゴの実は全長は長く、身体のほとんどが砂の中にあるのだそうです
オオカミのような鋭い犬歯状の歯が特徴的な「オオカミウオ」
その鋭い歯で、ウニやカニを噛み砕くグルメでもあります
羽を伸ばすジェンツーペンギン
冬季営業では「ペンギンの雪中さんぽ」も見られるんだとか
アザラシのショーで癒されたあとは
今回おたる水族館に来た目的の海獣公園 トドイベントプールへ
元野生のトド「キタロー」が迎えてくれますが
この日行われていた秋の恒例行事「鮭は飲み物 2025」
怪獣公園のイベント「とどのじかん」の最後に重さ約3㎏のサケを丸ごと1本まるごとトドに給餌
それを豪快に丸呑みする姿をこの目に焼き付けてきました
動画に撮ってみましたが
まさに「鮭は飲み物」でした

コメントする