小樽の夜は早い
早いというのは小樽の街中にある食堂の閉店時間
私の通勤路に都通りというアーケード街がありますが、もちろんその辺りは小樽で一番賑わう場所
ところが夜の7時を過ぎると大概のお店は閉まっていてまさにシャッター通り商店街状態
私の住む札幌ではちょっと考えられません
もちろん花園などの歓楽街や寿司屋・居酒屋それに車で行くような場所の飲食チェーン店などはやっているんですが、いかにも大衆食堂って店は閉店時間が早く
夜遅くなる日などは晩飯難民になることもあったりします
小樽の景気が悪いとよく聞きますが、こういうのを見ると、う~んと唸ってしまいます
お客が来なくなったからお店を閉めるのが早くなったのか
それともお店が閉まっているからお客が来なくなったのか
会社近くの飲食チェーン店の夜の混雑ぶりを見ると明確にわかるような気がします
そんなおりシルバーウイークがスタートした先週の土曜日
夜の9時から仕事が入ってしまったため、仕事の前に晩飯を済ますかとお店を探しましたがどのお店も閉まっていて見当たりません
そんなときあそこならと、ふと思い返し通勤路の都通りにやってきました
それが「中華食堂 桂苑」でした
この桂苑は夜8時半までやっているうえ、なかなか評判もいいとのこと
夜の6時半ころにお邪魔しましたが、店内は食事を終えたお客さんのみでした
さて頼んだのは店先ののぼりにある小樽名物のあんかけ焼きそば
まずは頼んでから出てくるのが早かった
店の中からもキッチンで炒める音が聞こえますからかなり豪快に炒められたと推測されます
皿はそれほど大ぶりではありませんでしたがこの日はこれで充分
添えられたスープも美味しかった
大ぶりのエビに豚肉、キクラゲ、玉ねぎ、もやし、ピーマン、人参、たけのこ、白菜と豊富な具材
もちろん美味しかったです
ちなみに添えられた辛子は結構辛い
食べるときには少しずつ味見して足されるのが賢明かと
ところでこのあんかけ焼きそば
過去にも「中華料理 好」や「中華食堂 龍鳳」でもいただきましたが、小樽にはまだまだ沢山のそのお店自慢のあんかけ焼きそばがあります
ちなみに小樽での会合の際、宴会メニューの最後にあんかけ焼きそばが出ることがあります
そんな時はその宴会に力が入っている時なのだとか
B級グルメでは小樽を代表するメニューとしてかなり有名ですが、小樽に根付いたこの料理
まだまだ奥は深そうです
コメントする