「にいがた酒の陣2025」3/8午後の部に出陣

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What's NiiGATA モニュメントの後方にそびえる「朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター」
高さ140.5mの万代島ビルといった超高層建造物から成る複合一体型コンベンション施設
1万人収容の本格的な展示場があり、今回のにいがた酒の陣2025の会場となりました
  

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そんなにいがた酒の陣2025は3月8~9日に行なわれ、両日ともに
1回目(午前の部)が 10:00~13:00
2回目(午後の部)は14:30~17:30の入れ替え制で
私どもはまず初日である8日午後の部に参加しようと朱鷺メッセにやってきたのですが
2時間も前に来たというのに、会場入り口前には御覧の通り開場を待ち浴びる大勢の方がすでに並んでいました
 

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いよいよ8日目午後の部が開場となりました
ちなみになぜそんなに早くに来ているかと言うと、皆さんお目当ての酒蔵で限定酒などを確保の為だったり長蛇の列となる人気酒蔵(あべなど)の試飲のため並んでいるようです

 
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私どもは指定座席ありのAチケットは取れなかったことから、座席なしのBチケットってことで
立ち席用となる席を確保
人数制限されて何時はいえ、有料の来場者だけで4,500名
他にも招待客などもいらっしゃるでしょうし、かなりの人数が押し寄せていたようです
  

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彼方此方の酒蔵の日本酒を試飲してあるきますが
「Miss SAKE Niigata」の方々が会場を盛り上げたりもしています
  

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まず乾杯酒に選んだのが、昨年佐渡にわたり見学させていただいた
至を醸す逸見酒造
蔵見学の際に丁寧な説明をしてくださった、北海道酪農学園大学出身の方は残念ながらいらっしゃいませんでした
 

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つづいて伺ったのが同じく佐渡で見学させていただいた
「北雪酒造」
152年の歴史をもち、佐渡の自然の恵みに感謝し、米、水、風土にこだわった酒造りがなされている酒蔵です
  

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もう一軒、佐渡で酒蔵見学に訪れた蔵元
日本一の酒蔵数を誇る新潟でも一目置かれる「天領盃酒造」
当時、若干24歳と全国最年少の加登仙一さんが、自力で資金調達をして酒蔵を買収し始めたという
佐渡島の酒蔵「天領盃酒造」

 

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「金鶴」も佐渡の酒蔵ですが、酒蔵見学を行っていないため伺えなかった酒蔵で
佐渡の夜に居酒屋でいただいた酒でした
 

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昨年初めて参加した際に並んだ有名どころ「朝日酒造」
この日も大勢の方が並んでいました
帰り際に少し空いたところで、たっぷり試飲させていただきました
 

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会場で人気NO.1の菊水ふなぐちの着ぐるみ
 

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菊水酒造がこのにいがた酒の陣のため限定醸造した「大吟醸生原酒ふなぐち」を試飲
もちろん土産に買って帰ります
 

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「米百俵」を醸す栃倉酒造
長岡の酒蔵ですが、その代表銘柄となる「米百俵」の名は戊辰戦争で敗れた長岡藩の財政が窮乏した際
窮状を見かねた長岡藩の支藩三根山藩から百俵の米が贈られたが、贈られた米を藩士に分け与えず、売却の上で学校設立の費用としたさい長岡藩の藩士小林虎三郎が、「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と言って政策を押し切った逸話から来ているんだとか


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栃倉酒造のお酒は新潟らしい淡麗な食中酒に定評がありますが
この日は「お燗」でも提供されていました
ちなみにこの燗酒、私の住む北海道ではあまり復旧しておらず、かえって北海道からみたら暖かい灘や東広島で楽しまれる日本酒文化と思えます
 

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「雪中梅」で有名な、丸山酒造場
ここでは様々な酒米を使用して醸された「淡麗旨口」な日本酒を味わってきました


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幟に書かれた「米・水・人・風土」にこだわり続ける
本格的低温環境手造り蔵 越後酒造場
ここでは八文銭ラベルの「越乃八豊」を試飲してきました


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新潟県でも評価の高い村上の地で大洋盛を醸す大洋酒造
 

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竹田酒造店のかたふね
1866年の創業当初から「濃醇旨口」の日本酒を造り続ける酒蔵です
 

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ラベルが特徴的な「サビ猫ロック」(猪又酒造)では
酒の陣限定「吟醸なま酒の陣2025」を試飲させていただきました
 

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「鮎正宗」(鮎正宗酒造)
会場で鮎の塩焼きを頬張っていた方がいましたが、そんな鮎とともにいただいてみたいものです
  

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スキー正宗(武蔵野酒造)
珍しい名前の日本酒ですが、明治44年にオーストリア将校のレルヒ少佐が地元陸軍への越冬軍事訓練の一環としてスキーを日本で最初に武蔵野酒造のある上越で指導したことから名づけられたそうです
 

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想天坊(河忠酒造)
この日本酒もすっとキレのある『淡麗旨口』の味わいでした
 

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魚沼山系の伏流水で醸す「天神囃子」(魚沼酒造)
  

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和楽互尊(池浦酒造)
代表銘柄の名の由来は「互いに尊びあえば和やかで楽し」という言葉で
「この日本酒を酌み交わすことで、和やかで楽しい場を作れるように」という蔵の思いが込めらているそうです
 

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ゆきのまゆ(苗場酒造)
日本百名山「苗場山」の麓で、日本百名水である「龍ヶ窪」を使い醸した
ゆきのまゆ・深然・苗場山を試飲してきました
 

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1673年創業の玉川酒造が醸す「魚沼玉風味」も試飲
350年もの歴史を味わいました
 

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蔵の名となる妙高山の伏流水で醸す妙高酒造の「妙高山」
こんな感じで私の住む北海道ではなかなか手に入らない新潟の地酒を愉しめるのが、このにいがた酒の陣の一番の魅力です
  

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ただこうして吞んでばかりではいられません
というもの昨年は荷物になるやと勘案し初日にはあまり購入していなかった土産にする日本酒
2日目は完売が多く飼い損ねていたことから、初日の今日は土産とする日本酒の購入日に宛てました
まずは「醸し香」を醸す小山酒造
 

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萬壽鏡(マスカガミ)が究極の定番酒をめざし
"F40 = フツウじゃない普通酒" として醸した萬壽鏡の限定醸造F40
高級車であるフェラーリみたいな名前ですが、これを購入するため大勢の方が並んでいて私も真っ先に並ばせていただきました
 

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JALの国内線ダイヤモンド・プレミアムラウンジにも並んだ
加茂錦酒造の有名な荷札酒
今回は純米大吟醸を2,500円でリリースしていました


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そして事前にyoutubeで調査し気になっていた峰乃白梅酒造も伺いました
400年近い歴史を持ち「越後の三梅(越乃寒梅・雪中梅・峰乃白梅)」と謳われ、名の通った酒蔵ですが
会津の「写楽」を造りあげた南部杜氏の井島健司氏を招聘するなど意欲的な蔵元のようです

 

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ということで、結局にいがた酒の陣2025初日
購入した日本酒は4本
「賀茂錦sakeno jin edtion」
「小山酒造 醸し香 純米」
「萬寿鏡  F40 SHIZUKU」
「峰乃白梅 5年熟成 菱湖」
勝ち戦ってわけではありませんが、戦利品は充分確保しました
 

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2025年4月 9日 18:47に書いた記事です。

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