ザ・ウインザーホテル洞爺2016の最近の記事

海外、特にアジアではいわゆる高級ホテルに泊まることが多い我が家ですが
国内の宿泊先ではビジネスホテルを中心としたリーズナブルなホテルがほとんど
まぁいわゆる高級トイワレルホテルに泊まったのは先般石垣の小浜島へ行った際に「星野リゾート」に泊まったときか
 

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沖縄で「琉球温泉 瀬長島ホテル」に泊まったくらいでしょうか
 

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もっとも国内ではビジネスホテルでも泊まるだけならそこそこ満足できるホテルが多いのもその理由ですが
ホテルに泊まることだけを目的とした旅もいいな~などと思っていたら
職場関係でちょっとした案内が送られてきました
それがタイトルの「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ特別宿泊プラン」
というもの

このホテルは平成24年に発刊された『ミシュランガイド北海道 2012 特別版』宿泊施設部門において北海道では唯一最高ランクの「5」を獲得したホテルということもあり宿泊料金は北海道人が頭に描く料金をはるかに飛び越えていています
それが今回のプランでは高いことは高いのですが
湖側のスーペリアルーム(40㎡)が2名1室で15,500円と土曜日に利用でき朝食が付いているプランとしては格安のものでした
この時期は土日の両方を休むのは仕事柄なかなか難しい時期ではありますが
多少頑張ってもたまにはまったりしようには余りあるとばかりに
何とか休みを確保しやってきました
 

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車を走らせ自宅から2時間半、中山峠に積雪もなく順調に洞爺湖町に入り
標高約625mのポロモイ山の頂にザ・ウィンザーホテル洞爺が見えてきました

エントランスで荷物を下ろしたら、車は地下の駐車場へ
その道すがら撮った写真ですが、よく見る写真はここからとられたものなんですね
 

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そうそうそんな宿泊者用駐車場にはロールルロイスのファントムは満を辞して待機しておりました
こんな車で一度迎えに来てもらいたいものです 
 

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さっそくチェックインしますが、駐車場からのロビー裏側からは噴火湾の風景
手前にはカマクラも作られています
そうここは北海道人よりも道外そして海外からの観光客で成り立っておるホテルなんです
ちなみに先般タイの王室の方(王女さま?)がホテルに宿泊されたとき
スタッフ総出で出迎えられたんだとか
 

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ロビーからは洞爺湖が望めます
そんなロビーではピアノとフルートの生演奏も行われていました 


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チェックインし
通された部屋は6階湖側のスーペリアツイン
窓からはこんな風景、やはりどうせザ・ウィンザーホテル洞爺に泊まるならその名となった洞爺湖が望める部屋がいいですね
 

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まぁ次があるかわかりませんがいつもの覚書
部屋にはテレビとデスク
バーカウンターには冷蔵庫に湯沸ポットなどなど
 

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バスルームはトイレと一緒
まぁこのあたりは設計が古いんで仕方ありませんね
クローゼットにはセーフティボックス
とごくごく一般的なホテルの形式を周到しています
 

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にもかかわらずなぜ利用料金が高いのか
そのあたりはまたおちおち
少なくともこの景色だけではないようです
 

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今回のザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ
宿泊の目的の一つがプールと温泉でまったりすることでした
ということでチェックインを済ませ、部屋で水着に着替えガウンを羽織ったらさっそく
屋内プールへ
この時期ザ・ウィンザーホテル洞爺は閑散期になるのか
リラクゼーション・プールは写真の通りほぼ貸切状態でした
 

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そうそうインバウンドの影響はここザ・ウィンザーホテル洞爺にもあります
最近は中国・台湾・韓国そしてタイなどからの団体客も受け入れているようで
お風呂には入浴マナーがハングルや簡体文字で掲示されていましたし
売店のあるコーナーにはこんな看板もありました
 

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さてそうしたアジアの国々の水泳事情はと言いますと
日本とは大きく違った側面を見せてくれます
特に小中学校での水泳授業は日本とは比べ物にならないくらい乏しいようです
韓国であったセマウル号の沈没の際にも話題になっていましたが、韓国の小中学校のほとんどにはプールがなく、泳ぐことのできない子供がほとんどだったこともあの悲劇の一因だったようです
日本の小中学校にはよほどのことがないかぎり小中学校にはプールが設置され水泳の授業がある国とは違うということですね
そういった側面もありアジアからの韓国客が多く訪れるようになった
ここザ・ウィンザーホテル洞爺ではありましたが、ここでインバウンドの観光客を見かけることはありませんでした

そんな貸切状態の中、リラクゼーション・プールのプールサイドでまったりしつつ読んだのはこの
「ダーリンは70歳」西原理恵子著のマンガでした
ここにはプールの他にサウナやジャグジなどもありましたが
ついついこの「ダーリンは70歳」に読み行ってしまい
2時間ばかりまったりすることに
そうこうしている間に他にお客さんがやってきたこともあり
早々に退散いたします
 

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で、次にやってきたのが
お風呂いやもとい「温泉」です
もともとエイペックス時代にはここに温泉施設はなかったと聞いていましたが
やはりここ洞爺湖温泉街に来て温泉に浸かれないのもちょっと・・・ということで新設されたようです
その名も「洞爺温泉 山泉」
和を基調とした日本情緒溢れる温泉

 

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檜風呂あり


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石造りの露天風呂ありとなかなか良い温泉でした
 

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温泉でまったりしたら
次は湯上りリラクゼーションでしっかり体をもみほぐします
いや〜極楽極楽とはこのことですね
 

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さてザ・ウインザーホテル洞爺でプール・温泉・マッサージを堪能し
お腹もすいてきたところで11階のレストラン「アウトオブアフリカ」に向かいます
実はこで食事することが、このホテルを選んだ理由なんです
ザ・ウインザーホテル洞爺にはミシュランの星付きレストランが3軒あるのですが
過去にそのうちの2軒
「ミシェル・ブラス・トーヤジャポン」でちょっと贅沢なランチ
 

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あらし山吉兆_洞爺湖店でミニ懐石「野々宮」
を堪能したことがありました
 

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どちらもこのホテルのちょうど真下にあるオートリゾート洞爺というキャンプ場に泊まり、ゴンドラサミットを使ってキャンプ場のある月浦地区からホテルまで行き来して、ホテルには泊まらずにランチだけを味わうというものでした

ザ・ウインザーホテル洞爺に残された最後の一軒
これはなんとかこのホテルに泊まって、晩飯としていただきたいというのが以前から望んでいたことであり
今回ついに実現したというしだいです
 
ちなみに今回向かった「アウトウブアフリカ」
なんでこの店名なのと聞いたところ
以前のオーナーが映画の「愛と哀しみの果て」
原題は「アウトオブアフリカ」が好きでこの名を付けたのだとか
鉄板焼きと言えど別段、シマウマとか象のステーキが出てくるわけではないとの事でした
そういえばその愛と哀しみの果て
私も大好きな映画で
メリル・ ストリープが主演しとても強い女性を演じましたが、ロバート・レッドフォードがなかなかいい役でアウトドアが好きになり始めたころ、本物のアウトドアを見せつけられた気がして何度か見たことがあります
そんな名を冠したこの「アウトオブアフリカ」
まずはこの豹に出迎えられました
 

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席は当然のごとくカウンター
4〜6名が座れる席の造りになっています
 

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それに加え窓の外には暮れゆく洞爺湖が眺望できる場所にありました
 

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さて今回予約してあったのは
その名も「Lake Toya」というもの
最初に今日焼いてくれる食材を見せてくれました
 

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さてまずは
「最初の一口」
海老やらブロッリー、ピーマンの入ったサラダ
もちろんビールもいただきます
 

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続いて前菜
北海道産 毟り毛蟹と白蕪、舞茸
シェリー酒風味のコンソメ スープ仕立て

シリコンフィルムに入れられて鉄板の上で直に料理するのにはちょっとびっくり
ちなみにTVの「グルナイのゴチになります」でこのシリコンフィルムが紹介されているんだとか
TVはあまり見ない我が家ですから全く知りませんでした
 

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お魚は
鱈のムニエル
椎茸の焼き物が美味かった
 

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口直しなのか、続いて焼き野菜
赤い芋とえんどう豆、もう一つは忘れました
 

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鉄板焼きが他の料理と違うのは
シェフがお客の目の前で調理しそのまま提供すること
当然それには調理自体をエンターテイメントとして見せることにあります
昔ニューヨークで人気の鉄板焼き店
「紅花」やSYOGUN」では過度のパフォーマンスによって流行らせたようですが
ここでは職人技を見せるそんな感じにとどまっていました
 

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で焼いてもらったのは
黒毛和牛ですが

ヒレとサーロインの2種類ありますがどちらにしますと聞かれ
両方をシェアしてもらえますかと答えたところ
もちろんとばかりに応じてくれました
焼き方はミディアムレア
肉汁が滴ってきます
たしかに少し置いてから切ったほうが美味いのでしょうが
鉄板焼きはこれでなければなりませんね
両方ともに柔らかくて美味かった
 

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そうそう写真はあらかじめ許可を取ってありましたが
その辺もよくわかっているようで、シャッターチャンスですよと教えてくれたのが
このファイヤー・パフォーマンス
3・2・1と合図までして撮らせていただきました
 


 

最後に名物の
ガーリックライス
これが美味いが、半分ほど食べああと
シェフ特製のスープをかけていただいたのがこれまた美味かった
 

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デザートは別室のソファーでいただきます
本来なら内浦湾が見える場所なのですが真っ暗で何も見えませんでした
 

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なんだかんだでお腹いっぱい
ウインザー最後のミシュランを堪能いたしました
次はまたキャンプ場にキャンピンカーでやってきてランチで伺うことにしよう

ザ・ウインザーホテル洞爺のミシュラン「アウトオブアフリカ」で鉄板焼きを堪能した後はバーで一杯とも思いましたが、ちょっと疲れ気味だったので
部屋で寝酒といたしました
 

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さてそのザ・ウインザーホテル洞爺のスーペリアツインルーム
部屋のミニバーにはポットの他にウイスキーやらグラスそしてアイスペールなども置かれています
冷蔵庫にはビールも冷やされていました
 

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とはいえ品揃いはいまいち
ということでここはホテルでは反則技かもしれませんが、
カークランドシャンパンに焼酎「森伊蔵」、最近嵌まっている「ヒューガルデンホワイト・ビール」を持ち込ませていただきました
 

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酒の肴というか夜食はさすがにこれは持ち込まずにルームサービスにいたします
頼んだのは「ギリガンズアイランド風サンドイッチ(北海道産のチーズ、特製ハム、野菜)」
いかにもフランスパンの歯ごたえがほとんどない日本人には親しみやすい柔らかなパンで作ったサンドイッチでした
 

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ついでにホテルの土産物屋で買った
「北の国の家族 カマンベールチーズ入り 真いか のチーズいか」これが絶品
焼酎「森伊蔵」によく合うんです
函館で作られているようですが、今度探してみることにします
 

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いや〜さすがはザ・ウインザー
土産物もいいもの置いてますね

今回のザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ特別宿泊プラン
そのプランにはなんと朝食もついておりました
単純に頼むと朝食は3千円もするのでこれは素直にうれしい
「割烹 杜氏賛歌」での和朝食とギリガンズアイランドのブレックファストが選べますが、我が家の奥さんのとある希望でギリガンズアイランドで頂くことにいたします
 

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なぜギリガンズアイランドなのか、そのわけは
何と朝食なのに・・・・朝なのに・・・・シャンパン(スパークリングワイン)が付くんです
「窓一面に広がる自然を眺めながらお目覚めのスパークリング・ワインと共にお楽しみいただくブレックファスト」と銘打ってますが、朝からシャンパン
まさに「朝シャン」です
 

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ちなみにギリガンズアイランドのブレックファストは2種類
私は「アメリカンスタイル」
卵料理にオムレツ
それにウィンナーソーセージ、自家製ベーコン
カブなどの季節の温野菜、グリーンサラダ、フルーツ、ヨーグルト
それとコーヒーと山中牧場の牛乳をいただきました
 

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我が家の奥さんはというと「ジャンボンスタイル」
運転で飲めない私に代わってシャンパン2杯に
美瑛産豚のハムのサラダ仕立て 温玉添え
温野菜、グリーンサラダ、フルーツ、ヨーグルト
そして紅茶を頼んでおりました


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ビュッフェスタイルのパンは道産小麦で作られたこのホテルの自家製
このパンが美味かった
 

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先般ロンドンで毎朝トーストを食べたのを思い出しここでもトースト
バターも美味しい
きっとこれも道産のバターなんだよな
パンの上で溶けやすいようにスプーンか何かで掬われ巻かれていました
ということで私のアメリカンスタイルの全容はこんな感じ
 

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パンがあまりにも美味しかったので
朝食から出たその足で
ホテル1階にある
ブーランジュリー ウィンザーで
お土産のパンを買っていくこととなりました
 

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それにしてもザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ
良かったな〜
また特別プランしてくれないかな〜

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