日高くるみちゃんハウスの最近の記事

我が家の庭に群生するギョウジャニンニク(ただしこれは4月下旬の生育状況です)
10年ほど前に日高の某所でギョジャニンニクのネギ坊主を見つけその種を持ち帰り庭に植えたものが
もう隙間がないくらいに群生して生えるようになりました
またこれは同じ遺伝子を持つ日高某所のギョウジャニンニクの生育状況を示す目安ともなっています
(もちろん平地と山間部の生育状況は違うのでしょうが、1週間はズレてはいないようです)
ちなみにこのギョウジャニンニクは畑で育てたものと野生のものでは全くの別物
残念ながらあの独特の香りと味わいは野生のものにかなり劣ってしまいます


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我が家の庭の状態が上の写真といった生育状況でしたので
案の定、日高の山間部でもギョウジャニンニクはすでに終盤でした
  

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愛用のオピネルで太い物を探して採取します
 

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ちなみにギョウジャニンニクはすでに終盤でしたが、タラの芽の旬はまだ少し先でした
写真はピンボケですね
 

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山菜を抱えて持ち帰ったのが、日高町にある
「ひだかくるみちゃんハウス」という名の一棟貸しのペンション
例年ゴールデンウィークは近くの沙流川キャンプ場でキャンプをして過ごしていましたが
今年は趣向をかえ、民泊っぽい宿泊所
これは将来、時間が出来た時にやりたい長期滞在の予行演習と言ったところでしょうか
大人2人で宿泊料金が1万円というのも嬉しいところ
 

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宿泊する一軒家はもとはご両親の住んでいた自宅と思える、第一ハウス
平屋の一軒家でホテル泊のような手狭感はなく、しかも静かでまるで自宅のように過ごせました
まぁ朝はアカゲラか何かのドラミングの音で起こされましたが
それにリビングなどの家具や家電、ストーブも以前の時のままのようです
それに夜、BBQで宿のご主人と奥様とご一緒しましたが、とても人柄の良い方で安心感がありました
 

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さてここからは私の覚書となりますが
就寝はベッドではなく、和室に布団が敷かれていました
ちなみにもう一つの第2ハウスには欧米の観光客らしきかたが宿泊していましたが
最近そうした外国人観光客にもこの日本の布団、人気だそうですね
しかもそんな和室にはピアノも置かれていました
  

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もう一つ床の間のある和室もありましたが、さすがにここまでは使いませんでした
子ども連れなどなら使えそうですけどね
 

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風呂も家庭用のお風呂
近くに日帰り温泉もありますが、いつでも入浴できるので我が家はこのほうが使い勝手が良いです
洗濯機もありましたので長期滞在には便利そうですね
 

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食卓カウンターには湯沸かしポット
Wi-Fiも完備されていました
 

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さて肝心のキッチンの設備は
炊飯器
スチームオーブンレンジ
トースター
大型の冷蔵庫
ガスコンロ
 

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食器棚にはこれでもかと食器が揃っていて大抵のものはありました
棚の上にはホットプレート
 

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フライパンに雪平鍋
 

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各種サイズの鍋
 

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ザルなどのキッチン用品をはじめ
包丁や温玉、フライ返しなども揃っていて
あとは食材と調味料があれば何でもできそうです
 

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そして私が気に入ったのが、林を望むテラスにあるテーブルセット
2泊しましたがここで毎朝、朝食をいただくなど快適に過ごさせていただきました
 

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ちなみに一つ話をはさんで、このひだかくるみちゃんハウスでのBBQに続きます

ギョウジャニンニクを採ったあとは、宿である「ひだかくるみちゃんはうす」のチェックイン時間まで時間がることから
日高の釣り堀「乗田養魚場」に食材調達に伺いました
 

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乗田養魚場の看板には
「当釣り堀は、釣り上げた魚の重さと調理代のみとなっており、入場料・エサ代・竿レンタル代等は無料です。」
となっております
ちなみにその料金は(100gあたり)
ヤマベ 300円
ニジマス 230円
チップ 500円

調理方法による調理代は
唐揚げ 1匹 110円
塩焼き 炭代 500円
刺身については無料(ニジマス)のみ
となっていました
 

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この日は宿でBBQも出来ますが、日本酒も持ってきたので刺身の文字に心が動き
ヤマメの塩焼きも良いのですが、大物のニジマスを狙うことに
延べ竿を2本借りて久しぶりの釣りとなります
 

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とはいえ釣り堀なんですぐに釣れてしまいます
ただ1匹が1kgはある大きなニジマス
引きが強く取り込みには苦労いたしました
 

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釣れたのは丸々と太った40cm程度のニジマス
本来なら1匹で良かったのですが、最初のニジマスがかかった際にもう一つの竿を置き竿にしてしまい
その竿にもニジマスがかかってしまいました
こんな大きなニジマス、2匹も食べられないでしょうし、釣り堀なんで230円/gとのことで1匹が2千円強
まぁこうした観光地はある程度、お金を落としていくのもセオリーでしょうから2匹捌いていただきます
(一度掛かった魚は放流不可がルールです)
ちなみに釣った魚を乗田養魚場でいただくのがここの魅力のようですが今回はテイクアウト

 

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ということで日本酒のあてにしようと、一匹は刺身にしてもらいましたが
結構大量な量の刺身となりました
ちなみに刺身だけだと飽きるのでカルパッチョにしたりしていただきましたが、コリッコリで美味しかった
 

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もっとも1kg近いニジマスでしたから、1日で食べきらず
翌日もニジマスの刺身
宿のオーナーからいただいた天然の山わさびでいただきましたが、これが日本酒に良くあいました
 

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さてもう一匹は3枚に下ろしていただき、片身はマヨネーズたっぷりで味付けし焚き火でホイル焼きや
  

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もう片身は燻製にと釣ったニジマスは様々な料理に対応してくれました
  

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そうそう乗田養魚場はギョウジャニンイクも販売しており
なにやらよさげなサイズのギョウジャニンニクが250円/gで販売されており
採りに行くのが面倒なら、ここで買っても良いな~なんて思ってしまいました
 

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ゴールデンウィーク前半の宿とした「ひだかくるみちゃんハウス」
 

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もともと一軒家で広い庭があり
そこには手作りのテーブルや椅子があることから、今宵の晩餐はこの庭で行うことに
まぁこれが目的でこの宿にしたんですけどね

庭でBBQしながら、持参したサーバーでサッポロクラシックの生樽ビールと洒落込みます
ちなみに最初の晩は宿の御主人夫妻もお招きして一緒にいただきました
 

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このひだかくるみちゃんハウスではBBQコンロをレンタルしてくれるようですが
久しぶりにスノーピークの焚火台を持参
こいつで2日間ともBBQを楽しむことに
  

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炭火で炙るのは
米澤佐藤畜産から取り寄せした個体認識番号付き米沢牛(牛串焼き・牛モモ、牛バラ)
採取したギョウジャニンニクも共に炭火て炙ります
 

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霜降りがたまりません
 

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先程釣り堀で釣ったコリコリの虹鱒と共にまんさくの花やってます


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樽生ビールに合わせよう
先ほど山で採取したギョウジャニンニクで餃子を作り
 

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これは宿のガスレンジで焼いて樽生ビールで流し込みます
 

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ギョウジャニンニクの玉子とじもいい感じです
 

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晩餐の〆は周りに人もいないことから
久しぶりの焚き火
いや~癒されました
もしかしたら近くのキャンプ場より快適だったかもしれません
 

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ゴールデンウィーク前半はひだかくるみちゃんはうすに2泊したのですが
例年行っていたキャンプではないので、日中は暇を持て余します
そんなことでちょっと足を伸ばし狩勝峠を超えて、新得そばを食べにいことに
そう新得は、全国でも有数のそばの生産地
 

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これからの時期、新得を貫く国道38号線の両側一面にそばの白い花が咲き乱れ、通称「そばロード」と呼ばれる景色が広がるんだそうです
 

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(新得町観光協会HPより拝借)
 

けれど私が好きなそば畑の景色には別のものがあります
それが秋にそばを刈り取った後の赤い茎のみが広がる真っ赤なそば畑の風景
その昔、幌加内にある大きなそば畑で刈り取った後の鮮やかに染まったそば畑を見たことが有ります

「安曇野の丘村山ブルーベリー園 カブトムシ捕りひまわり迷路がある自然農園」のホームページに写真が有ったので拝借しました
 

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ちなみにそばの茎が赤いのは、アントシアニンの色だそうですが
昔からこの鮮やかな赤い色が血の色として語られてきたようで
マンガ「宗像教授伝奇考」星野之宣著の瓜子姫殺人事件の話で
瓜子姫になりすまして嫁入りしたアマノジャクの化けの皮が剥がれ捕らえられたアマノジャクが三つに切られ山野に捨てられた
粟や蕎麦の根が赤いのはその時の血のせいだといった伝承が語られていましたが
似たような伝承は日本全国にあるようです
そうそう宗像教授伝奇考ではそんな瓜子姫の伝承の元となったのはグリム童話のシンデレレラにあるとも語られていましたね
 

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さてかなり脱線しましたが
肝心の新得そばを食べにやってきたのが、新得そばの館「そばレストラン玄穣」
ここでは「三立て(挽きたて・打ちたて・ゆでたて)」で味わせてくれる贅沢なそばが味わえ、休日の昼飯時にはいつも行列ができるお店です
  

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そんなこともあり開店前に到着
記名台があったのでそれに記入し開店時間を待ちます
ほどなく通されたので、1巡目の客となりました
 

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入り口の記名台付近にはメニューがあり、客の回転をよくしたいのか
予め頼むそばを決めてほしいようです
メニューには温かいそば6種類と冷たいそばが5種となっていました


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てなわけで席に着いたらすぐにオーダー
私が「せいろそばミニ天丼セット」
せいろそばは安定の美味しさでした
 

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我が家の奥さんは「つけとろ」をオーダー
これはメニューに十勝産長芋を使った喉ごしの良さが絶品ですと特記されていました
そう十勝の川西も長芋の一大ブランド
これまた美味しそうですね
 

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帰りに「そばの館天かす」が自由にお持ち帰りくださいとのことなので1個土産にします
  

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そうそうこの日は暑かったんで、帰りぎわ蕎麦ペーストを練り込んでつくったという
「そばソフトクリーム」を購入
  

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帰りは日勝峠を使って日高に戻りますが
これは狩勝峠か日勝峠のどちらかで雲海が望めないかと算段してこんなルートにいたしましたが
双方ダメでした
これはまた次回の楽しみといたします
そうそう刈り取った後の鮮やかに染まったそば畑もまた見てみたいものです
 

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