天領佐渡を管理した国史跡佐渡奉行所跡

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「天領」江戸幕府の直轄領のことを指し
以前九州の小京都「天領日田」「天領飛騨高山」を訪ねたことがありましたが、それぞれが江戸幕府にとって重要な領地でした
金銀山のある佐渡は、もちろん天領
金銀山と佐渡一国を治めるために相川に佐渡奉行所を置き統治いたしました
今回そんな国史跡佐渡奉行所跡を訪問いたします
まずは葵の御紋の玄関幕をくぐり入所いたします


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入所のため案内所で切符を買おうとしたところそこに「撮影に関してのお願いなるものがありました」
そこに書かれた内容はと言うと
「個人的な撮影(旅の思い出・個人SNSの投稿等)は届出不要ですが、YouTube等、動画撮影・配信は、プライバシー及び個人情報保護のため、ご遠慮くださいますようお願いいたします。史跡佐渡奉行所跡」とありました
まぁ私のblogは個人的な撮影(旅の思い出・個人SNSの投稿等)に当たるかと思われますのでUPさせていただきます
 

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恭しく展示されているのは佐渡奉行所跡出土品の一つ「鉛板」
表中央には目方と検査印、生産者と思われる印があり
国の重要文化財の指定を受けているそうです
 

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そして奉行所と言えばやはりこの「白洲」
時代劇などでよく登場する場所ですが、無宿人などが多かったここ相川ですから
さど訴訟のたぐいも多かったのだろうと想像いたしました
 

sado121.JPG


そうそうトイレも復元されていましたが、利用不可でした

あと実は金や銀を選鉱する工場「勝場」が隣接していて、なかなか良い展示があったのだそうですが
私自身はそんな案内を見ることもなく、今回見過ごしてしまったのが残念でたまりません
この後の予定がたてこんでおり、先を急いだのもその要因でした
まぁ弾丸旅行も考え物ですね
 

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このページは、r-ohtaniが2024年8月 5日 06:05に書いた記事です。

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