史跡佐渡金山_江戸時代の佐渡金山を忠実に再現した模型や純金延べ棒を展示した展示室

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写真の光り輝く純金延べ棒
今年4月まで佐渡金山の金塊チャレンジに使われていて重さはなんと約12.5kg
三菱の刻印がなされているこの延べ棒の時価総額は約6,000万円なんだそうです
ちなみに残念ながらこの金塊チャレンジというイベント、今年のGW以降中止されているようでした
  

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そんな金の延べ棒があるのは史跡佐渡金山の第2展示室
本物の金塊に触れる体験との触れ込みで置かれているようです
私も触れて本物の金の重さを実感してみましたが、さすがに12.5kgは重く外に出すことはかないませんでした
 

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第2展示室では希少な佐渡小判も展示されています
佐渡小判は江戸時代の小判の中でも人気が高く、買取価格は上品だと650万円にもなるそうです
 

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他にも一分金が展示されていましたが
当時はこちらのほうが流通していたのは、まぁ当然かな
  

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第1展示室手前にある展示物では
「佐渡金山絵巻」に描かれた江戸時代の佐渡金山の仕事の様子を500体のミニチュアや模型で忠実に再現
これを見ると坑道がまるでアリの巣のように見えます
 

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第1展示室には、江戸時代の相川のジオラマ
当時の銭湯や宗太夫抗で再現されていた坑夫が「早く外に出て酒を飲みてぇ。馴染の女にも会いてぇなぁ。」とぼやいていましたが、そんな女とともに酒を飲んでいたのはこうだったんだな~と思わせる様子も見ることが出来ました
 

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他にも模型で見る佐渡小判を作るまでを
「鉱石を細かく砕く工程」 
「鉱石を選別する工程」
「鉱石を水で流して選別する工程(ねこ流し)」にわけ、模型で説明
  

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出来た佐渡小判などの御用金は厳重な警備の元
徳川幕府の船で江戸に輸送されたのだとか
 

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こうして江戸時代の佐渡金山を忠実に再現した模型などを見た後は
中庭カフェで金箔ソフトをいただき史跡佐渡金山を後にします
 
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このページは、r-ohtaniが2024年8月 4日 06:49に書いた記事です。

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