2021年4月アーカイブ

ペトロナス・ツインタワー近くに位置するマンダリン オリエンタル クアラルンプール
そう今回の旅のテーマである五つ星ホテルでのホテルライフの後半戦
世界一格安で泊まることのできると言われるここクアラルンプールならではの贅沢をマンダリン・オリエンタルで堪能します
  

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ちなみに宿泊費は3泊4日で7万円程
えっそこそこのお値段と思われる方もいるかもしれませんが、この宿泊費はクラブラウンジ付きのお値段
朝食や昼食、アフタヌーティそしてイブニングカクテルでの飲み放題といったものがラウンジで楽しめてのお値段となるので、一人1泊1万円強はやはりお得です

ということでまずは朝食
そのペトロナス・ツインタワーとKLCC公園を見下ろすことのできる
クラブラウンジにてゆっくりいただきます
 

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朝食はビュッフェ形式
様々なホットミールが並んでいますし
 

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パンの種類も豊富
 

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朝食の定番、エッグステーションで作ってくれるオムレツも堪能できます
 

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そんな定番朝食に加え、マレーシア料理がありましたそれがカレー
そうマレーシア人はみんなカレーが大好き、365日カレーを食べているというカレー天国
ということで当然朝食にもカレーが登場いたします
ここでは火にかけられた土鍋での提供でした
 

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まずは「鯖」カレー
 

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そしてマレー料理に欠かせない「イカンビリス(煮干し)」のカレーなど
 

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マレーシア人にとって一番大事な主食である「米」にかけていただきますが
インド系の多いここマレーシアのカレーですが、インドのようにナンとともにいただくのとは少し違うようです
カレーの味自体もココナッツミルクを使っているのか少し甘く感じました

ちなみにそんなご飯はブラウンライスのようでした
 

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さてこの後、昼食やアフタヌーティもあることですし
私には珍しく少し抑え気味に朝食をいただきますが
いただいたのはもちろんマレーシアカレーとなりました
 

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クアラルンプール6日目
こちらに来てからというもののバトゥ洞窟やマラッカ、イポーとあちこち歩き回ったこともあり少々疲れが溜まってまいりました
午前中に行ったロイヤルセレンゴールでのピューター工場見学の他はホテルから出ずに、五つ星高級ホテルのホテルライフを楽しむことにします
 
ここマンダリン・オリエンタルのクラブラウンジでは、朝食とアフタヌーンティー、夜のイブニング・カクテルに加えて昼食と一日に4回も食事が提供されています
まるで豪華客船で言うところのオールインクルーシブってな感じです


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この日はすでに1月2日でしたが、ラウンジにはまだクリスマスツリーが飾られていました
イスラム圏であるマレーシアでは、日本と同様、クリスマスは商業的・イベント的意味合いが強くこのようにクリスマスツリーは1月上旬まで飾られているのだとか
 

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今回はKLCC公園が望める席に陣取ります


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と・・・・・・窓の外に何かいると思ったらそれは窓拭きのゴンドラでした
でも確かこのラウンジって26階(24階+Gフロア+α)なんだよなぁ
この高さ自分なら絶対無理と思いつつ、軽快なスクイージー捌きも見ることが出来ました
 

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さて昼食のビュッフェはと言うと
 

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今朝がたエッグステーションでオムレツを焼いてもらったシェフズ・キッチンでは
パスタをソースと絡めて出来立てを提供していました
 

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ということで私はシェフにボロネーゼパスタを作ってもらい
これが昼食となりました
 

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他にはパンや
 

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南国らしくフルーツ
 

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野菜サラダにハム
 

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こうした場所では珍しいイチゴジャムのサンドイッチ
まぁマレーシア名物のカヤトーストも甘いですが・・・


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そんなマレーシアの一人当たり年間砂糖消費量は主要国で最多
世界が認める甘いもの大好き民族
ということでデザートコーナーもこんな感じ
ちなみにここマレーシアは糖尿病大国としても有名なんだとか


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私もクアラルンプール滞在中、2kgは太ってしまったこともあり
この後は少し体を動かしにプールにでも行くことにします

クアラルンプールに来てすでに6日
毎日毎日飲んでは食べを繰り返し、2kgほど太ってしまいました
これはいけないとプールで少し体を動かすこととします
そんなマンダリン・オリエンタルホテルのプールからはKLCCパークと周囲の高層ビルが望めました
 

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ちなみにこうしたリゾートホテルのプールは滞在時間が長い為か、チェアの争奪戦が有ったりしますが
流石はマンダリンオリエンタルホテル
椅子に座って待っていたら順番にスタッフが、空いた席を見つけタオルをセッティングして案内してくれました


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さてこちらは本物のプールバー
プールの脇にあるのは初めて見ました
 

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こっちはプールサイドのバー
これも一種の「プールバー?」
 

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他にプールサイドで食事もできる、リソート感満載のレストランもあり
 

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炭を使うBBQコンロもありましたので
夕食時にでもプールに遊びに来ても良かったかもしれません
 

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そして何故かマンダリン・オリエンタルホテルでインドアゴルフ
酒浸りなので、足元がヘロヘロなスイングですが、たまにいい汗かいてます


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マンダリン・オリエンタルホテルで提供される、4個目の食事のために
プールでひと泳ぎした後、またまたクラブラウンジへやってきました
何気なく飾られている花瓶がピューター製だと気づいたのはこの時
ロイヤルセランゴール社でピューターの工場見学をしたおかげです

さてクラブラウンジにやってきたわけは、イギリス発のノーブルな時間の過ごし方である
「アフタヌーン・ティ」を楽しむためでした
イポーでしっかりと勉強してきた通り、マレーシアもイギリスの統治時代があったことから
イギリスの文化の一つとして、アフタヌーンティは深く根付いています
もっとも最近の高級ホテルではこうしたラウンジでアフタヌーンティをやっていないところの方が少ないようですが


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アフタヌーンティで提供される紅茶はシンガポール発祥の紅茶メーカー「TWG」
いまや日本でもおなじみの高級紅茶ブランド
シンガポールに伺った際は必ずお土産にする紅茶でもあります
 

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イギリスの伝統文化に乗っ取り、紅茶のほかに、サンドイッチなどの軽食や、スコーン、ケーキ類といった菓子が供されます
 

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特にこのスコーン(プレーン)が美味い
ジャムも数種類あり
色々な味で楽しめます
 

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という事でイギリス統治時代のマレーシアを想像しつつ優雅にティータイム
ていうか1日に4回もホテルで食事を摂っていた、太らずにはいられません
そんなわけで前回のエントリーの通り、インドアゴルフでひと汗かいたという次第です
 

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ところが部屋に戻るとチョコレートのプレゼントが・・・
そうマレーシアは甘いもの大好き民族という事に加え
マレーシア自体が、アジアではインドネシアに次ぐカカオ原産国だったりするんです
にしてもクアラルンプールに来て以来、常にお腹いっぱいでこれは食べる機会はなさそうです
 

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1993年に建設されたクアラルンプールのランドマーク「ペトロナスツインタワー」
452メートルの超高層ビルで、台北101の建った2003年までは世界一のタワーの高さを誇りました
もっともツインタワーとしては今でも世界一の建物です
 

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高いビルがあると登りたくなるのが、人間の常
しかもこのペトロナスタワーに登りたいと思う人はかなり多いようです
ということで、夜景が見られる時間に合わせ
あらかじめペイトロナスツインタワー見学ツアーを予約してありました
そうオンラインでの予約は2日前までに済ませておかねばなりませんでした
ということでショッピングモール「スリアKLCC」にあるペトロナス・ツインタワー展望台見学ツアー入口へ


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これが大正解、この日ペトロナスツインタワーの展望台チケットは予約でソールドアウト
やはりここは夜間かなりの人気のようで、ここは事前予約が必須だったんですね
 

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見学ツアーの時間となり、まずはエレベーターに乗り41階のスカイブリッジへ
これはツインタワーをつなぐ通路となっている部分
写真は真っ先にエレベーターから降りて撮った映像です
  

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実際には他にもツアー客であふれていたので、そうしたスカイブリッジはこんな感じでした
ちなみにこの時、ツアーでは他に日本人の客はいなかったようです
 

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このスカイブリッジからは
タワーに隣接するKLCCパークで毎晩開催されるでレイクシンフォニー(噴水ショー)が望めます

 

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そんな高さ約42メートルの噴水に光と音が加わった迫力のあるショーを
ペイトロナスツインタワー170mの高さにあるスカイブリッジから動画にとってみました
上からだと噴水ショーの全体像がしっかりと見て取れました



 

スカイブリッジからはペイトロナスツインタワーの正面に聳える
「メナラ パブリック バンク」が黄金色に輝いて見えます
もっともこうした夜景が見たくて、人気の午後7時の展望台見学ツアーにしたんですけどね
 

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続いて41階から次にエレベータを乗り換えタワー2最上階である86階へ
ここからはツインのもう片割れであるタワー1が望めました
よく見ると奥にKLタワーも望めますが、実は9年前にそのKLタワーの展望台からペイトロナスタワーを眺望したことがありました
実はその時もペイトロナスタワーに登りたかったのですが、チケットが取れずに断念し
KLタワーからペイトロナスタワーを眺めたというわけです
今回はその時のリベンジとなりました

 

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370mの高さからクアラルンプールの景色を楽しむことができますが
さすがにこの高さとなると
高所恐怖症の私としては足がすくみます
 

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展望台オブザベーションデッキ
 

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ここにはペトロナスツインタワーに関する展示
中央にあるのはもちろんペトロナスツインタワーの模型
 

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ここにはマハティール元首相のコメントが掲げられていますが、このマハティール元首相
1981年~2003年の在任期間中に日本を手本に国の開発を進める「ルック・イースト政策」を採用し主導して整備されたアジアを代表する近代都市しましたが
自身も自分の子供を日本の大学に留学させるなどの日本通で知られる方です
 

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ということでタワーの86階からクアラルンプールの夜景を満喫
 

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超高層ビル群を上から望むという経験が出来ました
 

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最後にいつものようにマーキングを済ませ
タワー最上階から降りることに


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イギリスの統治時代の1888年に建てられ市場として利用されていた「セントラルマーケット」
今では雑貨やお土産物、衣類などの他にグルメも楽しめるショッピングセンターとなっています
 

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コロニア調の建築物にパステルカラーの塗装が映えるうえ、マレーシアのお土産を買うならここと言われるほどの商品が揃っており、人気の観光スポットとなっています
そう五つ星高級ホテルの滞在費が安いばかりではなく
「買い物に最適な都市」ともいわれるのがここクアラルンプールなんです
 

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店の中は吹き抜けになっていたりして結構広いのですが
350店もの店舗がひしめき合い、東南アジアを彷彿させる雰囲気が楽しめます


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2階に上がると衣類を扱うお店が多く
特に「リトルインディア」のコーナーにはインドの伝統織物パシュミナが並べられていました
 

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日本人観光客が多いのか、日本語で「ナマコせっけん」と掲示され売られている店が多数
ちなみにこのなまこ石鹸、海にいるナマコから作られた石鹸で、ランカウイ島名産でお土産の定番商品なんです


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招き猫もたくさん売られていました
ただし日本のそれとは違い、両手で招くのがここマレーシア流のようです
 

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ぬいぐるみのお店のショーケースにはこうした、ドラえもん、ポケモン、クレヨンしんちゃんなどのキャラクターものがずらり
日本が世界に誇るアニメ文化は、ここクアラルンプールでも感じることが出来ました
ちなみにドラえもんはマレーシアのアニメ文化大使に就任しているんだそうです

 

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フードコートでは「HOKKAIDO」と書かれた看板に目が留まりました
私の住む北海道は乳製品をはじめとした食品のブランドで、なにも関係がなくても使われることが多いのだとか(この店のことではありませんが)
 

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マレーシアは国土面積の6割近くを森林が占めており
当然豊富に採れる木材を用い様々な木製家具や雑貨が作られていて
木製家具の輸出では世界十指に数えられる家具大国なんです
ということで、こうした木製の家具や木工品の店をいくつも見かけました
 

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特にに有名なのが、木製の工芸品を扱うブランド「アーチ」
まぁ私にはあまり需要は有りません
 
 
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私が気になったのが、皿などのハンドメイドの木工品のテーブルウエア
そう最近日本で流行っているキャンプで使えそうな洒落た木の皿が多数売られていました
そう一昔前とは違い最近のおしゃれなキャンプではプラ製品はおろか
鉄製の食器なども使われなくなり、こうした木製の食器が人気なんだとか


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特に目を引いたのが、このバナナ用の皿
流石は南国マレーシアらしい食器です
 

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私が気に入ったのが「Paradese Craft」というハンドメイド製品のお店

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一度目は見ただけで通り過ぎましたが、何だか気になって訪れたときには
クリスマスを過ぎたからか、なんと20%~30%offセール
これは買わないわけにはいきません
 

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ということで木目の美しい肉厚で重厚感のある、木皿とカッティングボードを購入してしまいました
2個で80.5リンギット(日本円で2,100円くらい)はこちらでは高価かと思いますが
昨今のキャンプグッズブームにおいての日本では激安かと
まぁ作った人もまさかキャンプで使うとは思って無いでしょう
次回キャンプで使うのが待ち遠しいです


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セントラルマーケットのマレーストリートでちょっとした人だかりを見かけました
看板には「Cute Fish Spa」とあります
このCute Fish Spa、ようは巷で言われるところの「ドクターフィッシュ」なんですが
東南アジアの国々でかなりの頻度でやっている所をよく見かけていましたが、いつも気になってはいるものの挑戦できずにいました

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料金は15分で10リンギット
15分って短そうに思えますが、後程これが結構長いことに気づきました

さてそのドクターフィッシュ
皮膚の角質を食べてくれる魚のいる水槽に足を入れ
足の古くなった角質を取ってもらうとともに、その刺激がとても気持ち良いのだそうです


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ということで一大決心をし、ドクターフィッシュに挑戦することとします
料金を支払うと、時間がかかれた腕にはめる紙のリストバンドをもらい
 

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浴槽のような水槽に足を入れます
これがとてもこちょばしい
15分の間、我慢比べとなりました
  

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何故かそれなりに人はいるのに魚は私のところに集中して喰いついてきます
私の足には古い角質が多いのでしょうか?

にしても、この魚、ちょっとデカい
大きいのになると12cmほどあるよう
何だか本当に足を食べられそうな勢いで喰いついてくるものだから
こちょばしいだけでなく何だか怖かった


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セントラルマーケットを出て周辺のチャイナタウンをウロウロしていましたが、灼熱のクアラルンプール
どうしてもビールが飲みたくなってしまいました
とは言えそう簡単にビールが飲めるお店が見つからないのも
イスラム圏である、ここクアラルンプール
何せコンビニの冷蔵庫には、アルコール飲料のところには鍵がかけられているくらいなんです
 

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けれどチャイナタウンということもあるのでしょう
シャンパン・ワイン・ビールズとお店の庇屋根に書かれたお店を見つけました
何だか少し怪しめなお店ですが、屋外屋台ばかりにチャイナタウンで、暑い日に最適なエアコンの効いた店内の魅力に誘われ店内へ

店内には頭上に神棚ならぬ「関羽帝棚」を祀っています
どうやら経営者は中華系のかたのようです
 

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店の名前には「レゲエバー・チャイナタウン・クアラルンプール」とありますし
レゲエの先駆者の一人「ボブ・マーリーの肖像画」があることから、どうやらここがレゲエ・バーであるようです
ちなみに私としては、レゲエバーに初入店となりました


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店の奥にはビリヤードの台
ここはレゲエバーであるとともにプールバーでもあるようです
 

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壁には髑髏の絵が飾られていました
 

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店のカウンターにはビールのタップも並んでおり
カールスバーグの樽生ビールが楽しめるようです
他に瓶ではヒューガルデンなども提供しておりました
 

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ということで昼からカールスバーグの樽生をオーダー
ハッピーアワーで一杯RM13(360円くらい)
ここマレーシアでは格安のビールを喉に流し込むこととなりました
 

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あとで調べたところこの「レゲエバー・チャイナタウン・クアラルンプール」
結構な人気店で夜はナイトライフを楽しむ人たちが集まるお店のよう
そんな方々が残したのでしょう、レンガの壁にはこんないたずら書きをあちこちで見かけました


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多民族国家マレーシア
マレー系、中華系、インド系などの民族に加え先住民族も数多く暮らしています
数的にはイスラム教を信仰するマレー民族が大多数を占めることから、イスラム圏と思われがちですが、少数ではあるものの中華系移民やインド系移民などはそれぞれの宗教に帰依しながら暮らしています
今回訪れたクアラルンプールのチャイナタウンには、そんな中華系の方が建てた道教寺院「関帝廟」がありますが、ビルの合間にひっそりと鮮やかな紅色の寺院が佇んでいました
 

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朱門をくぐると線香の香りと煙が立ち込めた中庭があり
奥にりっぱな廟があります
まぁ横浜の関帝廟あたりと比べると質素なんでしょけどね
 

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ここには三国志で有名な関羽が祀られています
関羽は武将として有名な他
商売繁盛の神様ということなので、中華系の人は関羽が大好き
篤い信仰を集めているようです
 

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「桃園結義」と言う絵が飾られています
これがきっと「桃園の誓い」をあらわしたものなんでしょうが、
ちなみに歴史書『三国志』陳寿著には、そんな話は書かれていないので
おそらくは後で作られた創作なんでしょうね


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「忠義春秋」という絵もありその下には
天后聖母はたまた観音菩薩らしき像が飾られていました
 

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チャイナタウンの一角には、クアラルンプール最古のヒンドゥー教寺院「スリ・マハ・マリアマン寺院」もありました
この辺りはさすが多民族国家
入口にそびえるゴプラム(門塔)の彫刻は、何と228体もの神や従者の姿が刻まれていて、これだけで見てもここに来る価値がありました
ちなみにクアラルンプール初日にヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」へ行きましたが
インドの奇祭「タイプーサム」の出発地がこのスリ・マハ・マリアマン寺院で
終着地がバトゥ洞窟という事になります
 

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こんな感じで毎日々々歩き回っていたので、かなり疲れが溜まっていたことから
このチャイナタウンでマッサージを受けることに
 

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お店は「COLOME」という怪しげなマッサージ屋さん
たっぷり揉んでもらい、身体が軽くなったところで
次はチャイナタウンのメインストリート「ペタリン通り」を散策することに
 

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クアラルンプールのチャイナタウン
そこにひときわ目立つ門がありました
それがチャイナタウンを南北に横断するプタリン通り茨廠街(ペタリンストリート)の入口となる門でした
 

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このペタリンストリートには露店がひしめき店が軒を連ねていて、ここを訪れた当時(2020年1月)写真のような喧騒が見られましたが、いまはどうなっているのかな~
このころはまだ新型コロナが中国で騒がれだしたくらいで、日本ではまだ一人の感染者も居なかったとき
まさかこんな事態になるとは到底考えられなかったときの風景です


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何かいい匂いがするな~と、匂いのする方向に行ってみると
焼き栗の屋台がありました
灼熱の国で熱い焼き栗、見ているだけで汗がほとばしります
 

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そんなペタリンストリートから、一歩路地裏の奥に迷い込んでいったところに
「李霖泰菜市場」なる看板のある市場にたどり着きました
この李霖泰菜市場チャイナタウンによくあるタイプの小さな市場で、入口が狭くてなかは混沌としており入るのにちょっとためらいましたが、ここまできて市場を見ずに帰るわけにもいきません
 

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市場の中はいちおう舗装がひかれていますが、通路は狭いうえ排水状態も悪く常に湿っていて
生臭い臭気が漂っています
そんなことはお構いなしに魚や野菜などの生鮮品の店が並んでいますが、これが現地の方々の普通の日常を垣間見れる市場なのでしょうね
 

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魚好きのマレーシアだけあって市場には魚を売る屋台が多いのが特徴
日本ではあまり見ることのない魚が並んでいます
 

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そんな中マレーシアの「安い魚」の代表魚、ティラピアらしき魚も見かけました
ちなみにこのティラピア、肉質は臭みもなく非常に美味なんだそうです
 

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野菜は形もまばらですが、いかにも新鮮そうな野菜が並びます
 

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肉を売り屋台ではかなりグロテスクな光景に遭遇
ここは本当にイスラム国家なのかと思わせる豚肉を扱う店もあります
 

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鶏の専門店にも新鮮な鶏肉が売られていましたが、それもそのはず
 

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鶏肉を捌くまな板の下には
今か今かと出番を待つ生きたままの鶏がうごめいていました
 

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