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香港逃避行

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写真のキャセイ・パシフィック航空の機体を象ったグッズは今年の春ペナンに行った際、その機内で買ったお土産です
 

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久々にJAL以外のキャリアに搭乗しましたが、そのサービスは素晴らしいものでした

「キャセイパシフィック航空は、2005年、2006年と続けて2年連続、さらには2009年にもイギリスのスカイトラックス社のランキングで最高賞であるエアライン・オブ・ザ・イヤー賞を獲得するなど世界でもシンガポール航空と並びトップクラスのサービスで定評がある。(ウィキペデアより)」 

乗ってみてなるほどと思わせるサービスでした

それに最新の機材ですと、全てが通路に面しコンパートメント化されフルフラットとなるビジネスシートが利用できるというのも嬉しい
そうそう香港をベースとする航空会社らしく機内食も美味しかった
 

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そんなキャセイでまた旅がしたいな~と思っていたところ
いいのが有りました

「香港逃避行」
ビジネスクラスで行く、セレブな香港
優雅な旅、そしてひときわ豪華な旅・・・・・
 

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・・・というもの
海外の航空会社が作ったツアーというのもあるのか、空の旅やホテルライフを楽むという一風変わったツアーで、ホテルもエグゼクティブラウンジでアフタヌーティやカクテルタイムを楽しむというもの
単に香港旅行を楽しむという意味合いのものではなさそうです
しかも正月の割りにめちゃくちゃ割高ってわけでもありません

いつもなら航空券をとりホテルを予約して出かけていましたが、今回はその2つがパッケージになったいわゆる「ツアー」
とわいえ別段ガイドがつくわけでは有りません
ホテルのチェックインや搭乗手続きは自分で、しかも席の割り振りなどは予めHP上で行うなど、個人旅行とまったく変わりはありません

さて香港へは直行便となります
ということは新千歳空港に新しく出来た国際線のロイヤル・ラウンジ(航空会社専用)に立ち寄れますし
香港国際空港に新たに出来たキャセイパシフィックのラウンジ「ザ・キャビン」にも寄れそうです

正月はちょっと香港へ逃避行を決め込みます

香港旅行に使える便利なグッズ

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昨年のお盆休み、今年の旧正月と香港を訪れ、その混沌とした猥雑さが心地よいのか、今年の正月も香港で過ごそうと画策しております

そんな香港旅行の強い味方
まず一つ目は「フリークエンドビジターeチャンネル」
香港国際空港での入出国の際、自動化されたゲートを通るためのツールです

中国は一国二制度を謳っています
本来中国本土から香港に入る中国人はパスポートこそ必要ありませんが、そこは中国しっかり入境審査されます
しかもその中国人、通行証なるものを提示し審査されますが、これにものすごい時間がかかります
かえって日本人旅行者のほうがフリーパスって感じです
ツアーガイドなどは香港国際空港の入国の際は中国人の後ろに並ぶなと言うくらいです

 

 

そんな方を含め大勢の方が入国・入境審査をするため1時間ちかく待たされることがあります

そんな不便を解消しようと「e道」というレーンが作られました
これは年に3回以上香港を訪れるような旅行者・ビジネスマン等のためできたシステムです
さきほどのビジター用レーンと違いパスポート裏に貼られたバーコードを機械にかざしたあと指紋認証により入国審査を行うというもの
並ばなくてよいうえ2~3分で審査が完了するのはやはり嬉しい
年に3回も香港を訪れることはありませんが、JALのステータス会員にもその範疇を広げてくれたため、今年の春に申請、今度も便利に使えそうです
 

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そして2つめが「オクトパスカード」
suicaのようなICカードです
エアポートエクスプレス・地下鉄であるMTR・バスにスターフェリー、トラムと交通機関はほとんどこれ一枚でOKという便利なカードです
デボジットもしそのままに日本に持ち帰り2年越しで使っています
 

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さて正月の香港は何もせずにホテルなどでのんびりすごす予定
この2つのグッズを使いこなして楽しんできます

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2011年元旦
昨年新装オープンした新千歳空港国際線旅客ターミナルへとやってきました
以前の国際線ターミナル?はターミナルなどと呼べるようなものではなく国内線の片隅に申し訳程度にあったものでしたが、昨今の中国・台湾などの観光客の増加にこたえる為か新たに国際線ターミナルを建設し昨年3月から利用可能になりました
ただ利用可能というだけで実際に使うことはほとんど無いと思っていました
というのも我が家の旅は安い航空券やマイルを航空券に替える特典航空券が多く、そういった便は成田・関空などを経由し海外に渡航するのがほとんどで、千歳から直接海外に向かう高価な直行便は縁が無いと考えていたからです

そんなとき見つけたのが、先般話題にしたキャセイパシフィック航空
キャセイホリディの「香港逃避行
キャッチコピーが『ビジネスクラスで行く、セレブな香港、優雅な旅、そしてひときわ豪華な旅・・・・・』
このツアーで今回「新千歳空港国際線ターミナル」を訪れここから渡航することができました
 

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まず先日宅配で送っておいたスーツケースを受け取り、キャセイのビジネスカウンターでチェックイン
ここ新千歳空港はまだ発着便が少ないため、さほど混む事がなく出国し制限区画へ
このスムーズさもこの新千歳空港を使うメリットですね
 

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国際線らしく制限区画には免税店があります
買い物客は明らかに中国や台湾って方たちばかり
ちなみに北海道を訪れる中国人は九州などを訪れる中国人と違い金持ちが多いとか
 

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私の聞いたところでは2月の中旬「さっぽろ雪まつり」が行われるころは、ちょうど中国では春節の時期
中国や香港からここ新千歳空港へは増便につぐ増便となりますが、そのチケットの高価なことっていったら半端ではありません
同じチケット代でヨーロッパ行けるんじゃない・・・と思うほどです
 

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そんな方々は買い物に夢中でその上の休憩エリアには人がほとんど居ませんでした
趣をこらした椅子の数々は主がおらず
北海道をPRするシネマルームにも閑古鳥が鳴いていました
 

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そうそうここ国際線旅客ターミナルで欧米の方に人気のスポットがあります
それがこの和式トイレ
珍しいのか結構な方が覗いていきます
椅子は残念ながら外れのようですが、和式トイレが狙っての設置ならセンスありますね
 

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新千歳空港国際線ターミナルに来たのならどうしても立ち寄りたかったのが
「ロイヤルラウンジ」です
 

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国際線旅客ターミナルといっても、そんなに広くはないターミナルですから各航空会社が独自にラウンジは設置出来ず、各航空会社共通のラウンジとして「ロイヤルラウンジ」の名でビジネスラウンジが設けられていました
ちなみにファーストクラスラウンジはありません


JALのステータスでも入れますが、今回キャセイパシフィック航空のビジネスクラスでの旅ということで
チェックインの際、頂いたラウンジクーポンを使い入場します
 

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ゆったり待ち時間を過ごせそうなソファーがずらり
もちろんパソコン使用を念頭に置いたようなカウンターやら仮眠室・そして喫煙エリア
それと滑走路を見渡せるように設置されたソファーが並びます
もっともここと滑走路の間に免税店などのショップが並ぶエリアがあるので、残念ながら飛行機はあまり良く見えませんでした
 

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パソコンはWi-Fineは電波が強く新千歳空港のポータルサイトには良くつながるのですが、インターネットはお試しの10分くらいしか繋がらないのね(-_-;)

ここって無料のWi-Fiって有りませんでしたっけ
 

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さてここに来てまず気になるのが「フード&ドリンク」ですが、随分北海道を意識した品揃えとなっておりました
生ビールはもちろん「サッポロクラシック」
ワインも北海道ワイン、小樽ワインそしてウイスキーはニッカといった具合です
 

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ただフードのほうは少し寂しく
私が訪れたのは元日だったのにかかわらず特別なものは何もなく、おにぎりに「ミネストローネ」でしょうか暖かいスープ
ナッツやクッキーなどが並ぶ程度で食事と呼べるほどのものではありませんでした
 

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さてここでいかにも中国や台湾の観光客が多いんだな~と思わせる、あるものを発見しました
それがこの給茶器、お湯の出るサーバーです
上海でよく見かけましたが、中国や台湾の方はいつもお茶を入れるマイポット(密封できる透明なプラスチックか何かの入れ物)を抱えていて、こういった給茶器でお湯を入れて旅の途中で飲むようです
お茶の葉もこだわりの1品なのでしょう大抵は自分用のものを持ち歩いています
興味があって覗いてみると一葉というのか一枚の葉を丸めたものが多いようでした
 

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さてそんな給茶器があるくらいですから、中国や台湾の観光客やビジネスで訪れる方は後を絶ちません
それに今回乗る香港行きの他に台湾への便があるせいか、ロイヤルラウンジは中国やら香港、台湾の方たちだと思われる方で混雑しておりました

上空1万mの寝床

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新千歳空港から香港国際空港へ向かう機材はボーイング747-400
747はJALではもうじき乗れなくなる機材ですが、名機と謳われる機材とあって世界各国の航空会社で使われています
キャセイパシフィック航空の例外ではなく主に長距離便に利用されています
今回は新千歳空港~香港国際空港という中途半端な距離ですがこの機材が使われていました
 

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さて、この機材の魅力はなんといっても写真のビジネスシート
完全に床面に対し平行にまで形の変わる、フルフラットになるシートが備えられています

 

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747には2階席があるので、どうせならと言うことで2階席をアサインします
2階は床が狭くなっているので左右に1席づつ列になっていて、すべての席が通路側でありまた窓側の席になります
席は前方からハの字型に斜めに配置され隣とはパティショーンでしっかり区切られているので、周りの客の視線が気になることはなくプライバシーは保たれています
 

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椅子は微調整が利くうえオットマンがついているのでかなりリラックスできます
ここでオンデマンドで映画を見ることも可能
 

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搭乗するとすぐにウエルカムドリンクが運ばれてきました
シャンパンで喉を潤します

今回は2泊3日とハードスケジュールなので
食事をとったらゆっくり横になってぐっすり寝ていくことにします
窓の外は雲しか見えませんが
上空1万m、雲海の上の寝床で昼寝をしゃれこむこととします
 

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もちろんエコノミーでも旅は楽しめますが、行き帰りのフライトはどうしても疲れます
我が家の旅は当日仕事帰りに搭乗したり、旅行から帰った次の日が仕事がデフォルトです
そんな日程だとこんなビジネスシートは嬉しいですね

飛行機に乗ったらず~っと寝るのが楽しみという人もいるかも知れませんが、私の密かな楽しみは機内食、特に今回搭乗しているキャセイパシフィック航空は食事やサービスには定評があり
「エアライン・オブ・ザ・イヤー」の受賞の常連となっている航空会社です
ちょっとだけ期待しております

メニュー&ワインリストが配られ、ここでチョイスしても良いのですが後のお楽しみに
 

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さてまずはドリンクサービスが回ってきました
このあと食事が配られる時間なので食前酒といったところでしょうか
意気揚々と勇ましい名のついたキャセイオリジナルカクテル?「クラウド・ナイン」を頂きます
 

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もたもた写真なんか撮りつつ飲んでいると食事が配られてきました
まずは前菜となります
そうキャセイのビジネスクラスでの食事はワンプレートではなく、フルコースのようにその都度サービスされます
ちなみに皿は日本が誇るあの「ノリタケ」なんだそうです
 

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鴨のローストとアスパラガス、サラダに蓬蕎麦など

選び抜かれたであろうワインリストには目も通さず、ビール好きの私が選んだのは今回香港便ということで「サンミゲル」を頂きます

食べ終わったころを見計らって、メインディッシュの載ったワゴンが回ってきました
キャセイではこの実物を見てチョイスするわけです
 

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今回は「香港風チキンカレー、ジャスミンライス」を選びました
機内だというのにカレーのスパイスが漂ってきたのが決め手になりました
ちなみにこれが正解だったようです
 

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チーズやら果物を頂いたところでギブアップ
お腹にはもう入りません
 

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最後に頂いた
キャセイオリジナルのチョコレートはお土産になりました

ベアツリー

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コンラッド香港のクリスマスツリーこと「ベアツリー」です
正月だというのにまだ飾ってありました
ちなみにこのツリーはコンラッドベアーを一面に並べてあります
 

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このコンラッドベアーはコンラッドに宿泊するといただけるもので、日本にもコレクターがいるそうです(ちなみに我が家には香港とシンガポールの2体があります)
 

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(コンラッドホテル地下通路の工事箇所に貼られたポスター)


 

この時期ホテルに工事中の箇所があった関係か宿泊客には工事作業員スタイルの物がいただけたとか
といっても今回宿泊したのはこのコンラッドではなく
お隣のアイランド・シャングリ・ラ香港
残念ながらレアもののコンラッドベアーを手にすることは出来ませんでした
 

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替わりにと言ってはなんですが、シャングリ・ラホテルもコンラッドに模してか、部屋にはベアーが置かれています
いろいろなホテルマンに模したものだそうで、今回部屋にあったのはベルボーイスタイル?
ただしこいつはコンラッドとは違いHKD130(1,500円くらい)が必要です
なにやら中国孤児への寄付に使われているとか
 

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もちろん寄付させていただきお持ち帰りさせていただきました
ホテルのベアーコレクションに1体追加です

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香港での宿は「アイランド・シャングリ・ラ 香港」
香港島のビジネス街にあるホテルです
九龍側は20年ほど前に泊まった事があるのでこれで香港のシャングリ・ラ ホテル制覇となります(^^ゞ
今回はキャセイホリディ「セレブな香港」での申し込み
ホライゾンクラブが使えるとあって楽しみにしていました
 

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部屋は宿泊客の最上階である55階
クイーンサイズのベッドに大きなテレビとライティングデスクが備えられています
インターネット接続は無料(これもホライゾンクラブだからでしょうか)FAX兼プリンター、各種プラグに対応した電源、それにiPod専用Bose SoundDockが置かれていました
 

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風呂は残念ながらバスタブとシャワー一体のもの
アメニティにはロクシタンが置かれていました
そうそうこんなところに「浴衣」が・・・
 

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部屋のテーブルにはウエルカムフルーツ・ウエルカムチョコレート・ウエルカムクッキーなどが所狭しと並びますが、香港らしくウエルカム茶がありました
急須ごと保温できるバックに入っているのでいつでも熱々を楽しめます
ちなみに今回お土産に買ってこようともくろんでいましたがこのバック買ってくるのを忘れてしまいました
 

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コーヒーメーカーはネスプレッソが置かれカプセルは無料でした
もっともコーヒーは上のクラブラウンジに行けば飲めるんですけど

ということで次はホライゾンクラブラウンジです

石ノ森章太郎の晩年の名作に「ホテル」というマンガがあり、その中で繰り広げられる人間ドラマには快適に過ごすホテルライフをもその背景に描かれていました

私自身も高級ホテルでホテルライフを楽しんでみたい
けれど「プラトンホテル」のようなホテルは日本に数々あれど「えっ嘘でしょう」というような宿泊料金で贅沢したくともちょっとためらわれます

ところがアジアの国々など人件費の関係でしょう宿泊料金が極端に安くなるような地域もあります
そんな海外でのホテルではいつもほんのちょっと贅沢をしたりします
 

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今回宿泊したアイランド・シャングリ・ラ香港ホテルではちょっと背伸びして
「ホライゾンクラブ」というプランにしました

ちなみにその内容はというと(シャングリ・ラ ホテルHPより抜粋)

『クラブフロアでのチェック・イン、チェック・アウト』
 ホテルにご到着された際、ゲストリレーション係がクラブラウンジへとご案内いたし、クラブラウンジにてチェック・インの手続きを行います。
 
『ゲストルーム』
 ホライゾンクラブフロアのゲストルームでは、各ゲストルームにファックス、ブロードバンドインターネット接続(無料)、パーソナルボイスメールと大型のライティングデスクをご用意しております。
 
『クラブラウンジ』
 ビジネスサービス、ブロードバンドインターネット接続(無料)、プライベートミーティングルームのほか、クラブラウンジでは各国の新聞、雑誌、書籍やボードゲームなどもご利用いただけます。クラブラウンジをご利用の際には、ドレスコード(スマートカジュアル)がございますのでご注意ください。
 
『朝食』
 ホライゾンクラブラウンジでは、毎朝7~10時までコンチネンタルブレックファーストを用意しております。また、ミシュラン星獲得レストラン ぺトリュスでも朝食をお楽しみいただけます。
 
『モーニングコール』
 モーニングコールと共に、紅茶、コーヒーまたは他の温かいドリンクをゲストルームへお届けいたします。
 
『新聞とフルーツ』
 毎日新鮮なトロピカルフルーツと新聞をゲストルームまでお届けいたします。
 
『スーツプレスと靴磨き』
 クラブスタッフがスーツプレスと靴磨きを承ります(スーツプレスは各ご滞在につき1着分のみ)。
 
『コンシェルジュサービス』
 ご滞在中は、コンシェルジュがホテルの予約、ショッピングや観光のアレンジなどの手配を承ります。
 
『リフレッシュメント』
 クラブラウンジでは、ジュース、ソフトドリンク、紅茶やコーヒーなどのリフレッシュメントをご用意しております。また、18~20時にはカナッペを含むイブニングカクテルもお楽しみいただけます。

とあります
 

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この中で一番のお目当てはエグゼクティブラウンジともいえる
「ホライゾン・クラブラウンジ」
 

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カクテルタイムには最上階である56階から香港の夜景であるビクトリアハーバーをながめつつシャンパンやらカクテルがたっぷり飲めます
 

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朝食は朝6時半から開いていることから毎朝ここにきてブッフェで搾りたての生ジュースと粥を食べました
 

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アフタヌーティも楽しみました
お茶は中国茶だけではなく紅茶もいけます
ビッフェも豪華でした
 

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豪華でついつい食べてしまいますが、ここ香港は美食の街
これから美味しいものを食べに行くにはここで我慢しなければなりません
 

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判ってはいてもついつい皿によそってしまいます
 

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あちこち観光したあと部屋で一杯というのはやはり少し寂しい
そんなときにこういったクラブラウンジでコーヒーを飲んだりビールやシャンパンを楽しめるのはやはり嬉しい

美味しいお酒と美味しい料理
良質なサービスで
今年の正月はちっとだけ贅沢なホテルライフを満喫してきました

昨年9月「F1シンガポールGP」を観戦
そこで日本人ドラーバー小林可夢偉選手の劇走を目のあたりにしました
あのM・シューマッハの背後から退けと言わんばかりに走る様は、サーキットのMCが「KOBAYASHI・KOBAYASHI」と叫ぶほどの走りでした
 

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さてそんな小林選手の操るザウバーを思いがけず「香港」で見かけました
それは香港を代表する交通機関「トラム」
その背面に描かれていました
いわゆるラッピングなのですが、残念ながら側面は見ることはできませんでした
 

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前を走るトラムがそうですが、近寄ったところで2階から再度写してみました
どうです、やはり小林選手のザウバーですよね(違うかな?)
なんでこんなところに?と思って調べましたが手がかりは何もありません
 

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さてこのトラム
100年以上の歴史を持ち今も香港島の街並みをゆっくり走っています
香港市民もちろん私のような旅行者にも手軽にヒョイと乗れる便利な乗り物です

その2階から眺める風景はそのゆっくりとした走りとあいまって
香港の街並みや人々の活気さえも見渡すことができるかのようです
私もトラムの2階から眺める景色が好きで、ここに乗るとああ香港に来たんだな~などと感傷にふけったりもします
 

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料金が安さもトラムの魅力
1乗車でどこまで乗ってもHK$2(23円くらい)しかかかりません
しかもICカードであるオクトパスカードが使えるので、使い慣れない小銭を要する必要もありません
 

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そうそうこんなラッピング・トラムも見かけました
香港っ子の自宅には必ず数袋あるとまで言われる「出前一丁」
そのラッピング
真っ赤なトラムにその文字が印象深く浮き出ていました
 

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香港新界(朗屏)散策

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香港2日目は滞在するアイランド・シャングリラからMTR荃湾線と西鉄線を乗り継ぎ1時間ほどかけ新界にある朗屏駅までやってきました
目的は元朗にある「大栄華酒楼」でやはり正月を香港で過ごされている方と待ち合わせ飲茶オフしようというものです
もっとも香港人の4割が暮らすという新界、香港に来るのなら訪れたかったところでもあります
 

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ここでちょっと道を間違え商店街路地に入り込んでしまいました
そんな路地では、まだ朝の8時だったと思いますが、すでに生鮮食料品を扱う商店は開いて、今日も売るぞ~という気迫が伝わってきます
 

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中華圏にくると良く見かける鶏や子豚などのローストも美味しそうに店先に並べられています
中にはいったいどうやって焼いたんだろうと思うものまで吊るされていました
 

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見慣れた野菜が所狭(歩道にはみ出して)しと並べられています
冬瓜でしょうか馬鹿でかい野菜が目を引きますが、いったい買った方はどうやって持って帰るんだろうと考えてしまいます
 

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大勢で作業をしていますが、冬のこの時期ですから漬物でも作っているのでしょうか?
 

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ちょっと迷ったおかげで、朝からよく働く香港人そして謎に満ちた路地を歩くことが出来ました

そうそうここから中国本土に向けミニバスが運行して、割と気軽に本土へ行けるそうです
今回は滞在時間の関係で無理ですが、次回は何とか行ってみたいものです
バスで向かった先はいきなり物価が変わり足ツボマッサージなどは破格の価格になるとか

逆に中国本土から来られる方が多いのか、街にはこんな両替の看板をあちこちに見かけることが出来ますした
女人街でも見かけましたが、それだけ人民元の通貨としての価値が上がって来たと言うことでしょうか
以前は見向きもされなかった通貨だった記憶があるのですが
 

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さて次はいよいよ大栄華酒楼で飲茶オフです

新界で田舎料理(圍村菜)専門店を高らかに謳うにお店に「大栄華酒楼」へやってきました
訪れたのは元朗にある本店です
飲茶のお店ですが、中華は大勢で食べたほうが美味しいというとで、正月を香港で過ごされている方に連れられやってきました
ちょっとした香港オフです
 

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ここは昼時や夕食時は随分待たされるようですが、朝8時過ぎということで待たされることなく入店できました
周りを見渡すと早い時間にも関わらず、お店のテーブルの8割ほどは埋まっていました

ちなみに田舎料理といってもこの店の社長「梁文韜氏」は香港では食神と呼ばれる人だとか
どんな料理が食べれるのか楽しみです
 

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テーブルについたらまずは「洗杯」
一流店は別として香港のお約束として茶碗はきちんと洗ってないけど・・・というのがあります
大きなボール(茶碗)が出てきますのでこれに使用する茶碗を入れ、茶葉を洗う1杯めの茶でさっと一洗いします
お茶はプーアール茶、美味しそうですがビールがHK$10(230円くらい)とポスターに書かれていたので、私は朝からビールとなりました
 

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どんな料理があるのか、鍋や蒸籠から美味しそうな匂いがするので釣られて見に行ってしまいました
遠慮なく蒸籠を開けるとそのには、お目当ての「奶黄馬拉糕」が蒸されています


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目にも鮮やかな黄色の甜品
ここは1階が甜品店になっており、なるほどこちらが本家かと思わせる一品です


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他に頼んだのは「元朗小龍飽」と「焼売」
ここのお店は飲茶基本的にオーダーしたものを持ってくる形式
ワゴンが回ってくる(昼を除く)ことはありません
きっとこれはワゴンだと回っているうちに冷めてしまうからでしょう

それに先ほど一頭丸ごと釣るしてある豚のローストを見たばかりだったので
「吊片肉餅飯」(これはうる覚え)も頼んでもらいます
肉の脂がタレとともにご飯にしみて美味しい

ちなみにここにはご飯にラードと醤油をかけて食べるという、昔懐かしい「バター醤油掛けご飯」のような料理があるとか
 

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「煎醸茄子」に「白灼菜芯」
 

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そして今度香港に来たのなら必ず食べようと心に決めていた鳳爪
鶏の足というか爪の部分を蒸したものですが
「鼓汁蒸鳳爪」というのを頼んでいただきました
これがかなりの絶品でした
 

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最後に「奶黄水晶飽」
(カスタードクリームを葛粉で包んで蒸した饅頭)
 

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なんでこんなに料理の名を覚えてるのかって
それはオーダー用紙を1枚頂いてきたに他なりません
 

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ちなみに3名で伺いましたが、全部で2千円弱でした
これは私のビール2本も入っての値段です

尖沙咀のあたりの香港の中心街のお店と比較するとかなりリーズナブル
「新界」あなどりがたしと言ったところです

新界に行ったときのこと、中国本土へはバスですぐだよ
物価が安いので「足ツボマッサージ」でもどお~と言われていたのでなんとなくマッサージに行きたい症候群にかかっていました
かといって広東語で「そこもっと」とか「痛~い」とか、指示できるわけもなく
片言でもいいから日本語で話のできるマッサージのお店へ行くことにしました
 

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そこで新界からはMTR西鉄線で尖沙咀へ舞い戻り
昨年宿泊したホテル日航香港へとやってきました
 


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ここの地下にテナントとして入っている「ABC足保健中心」はホテル日航の中とあって日本語が通じます
多少高いのは目をつぶってここでマッサージしてもらうことに
 

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私は45分の全身マッサージ、奥さんが足ツボマッサージ
痛いのなんて半端ではありませんでした
心配して「大丈夫ですか」と何度声を掛けてもらったことか

けれどその後の体の軽いことったらありません
いや~リラックスしました

普段パソコンに向かって仕事しているからなんだろうな~
札幌にもどってもたまにマッサージ受けることにしよう

スター・フェリー

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ホテル日航香港からスター・フェリーの尖沙咀ターミナルまで
「アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)」という海沿の通りを散策
ここにはジャッキー・チェンやブルース・リーなど香港映画のスターの手形や銅像が展示されています
ブルース・リーの手形はありませんが・・・
 

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日本から来ているのでしょう
スター・フェリー乗り場近くのオーシャン・ターミナルには
豪華客船が2隻係留されていました
こんな旅もいいな~と思いつつも船酔いしやすい私には無理そうです
 

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さて尖沙咀フェリーターミナルからはスター・フェリーでセントラルに渡ります
オクトパスカードで改札機を通過
今回は2等を選択しました
 

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2等は下層にあり、こちらのほうが趣きがありますね
それに機関室(エンジンルーム)も覗けました
 

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尖沙咀と中環を100年以上結んでいるスター・フェリー
MTR(地下鉄)に乗ればそこに海がある事すら忘れてしまいますが
ビクトリア・ハーバーを7分間揺られて渡るこのフェリーも香港の風物詩です
 

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漢の時代、香木の産地であり多くの香木がこの港から中国本土へ出荷されたそうです
香る港と書いて香港、香木の香り漂う港だったのでしょう

そういえばこの港のある九龍の英語名は「カオルーン」っていいますがこれは違うか

香港セントラルに集う人々

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スター・フェリーで香港島に渡り
セントラル駅まで歩いているとそこには大勢の人が歩道の脇にたむろしていた
遠めに見るとまるでホームレスのようである

香港といえど今は冬、寒いのか周りをダンボールで囲んでいたりもする
風が防げる階段通路は完全に占領されていた
 

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どうやらこれが噂に聞く日曜日に香港島のセントラルに集まる出稼ぎフィリピン家政婦たちの憩いの一時のようです
香港に住むお金持ちは家政婦を雇う方が多いようだが、その給金は薄給であり
行ける所が限られるのか、こうして休日である日曜日にこういった場所に集まり同郷の仲間と会話をし過ごすようです
ホームレスのようにも見えようが、きっとこれがこの人たちにとっては他国である香港で羽を伸ばせ心の和む唯一の場所であり楽しい一時なのだと思われます
このあと見た近くの公園には信じられないくらいの人々が同様にたむろしていました
数千からもしかしたら1万人くらいはいたのではないでしょうか
 

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日本は経済難民を受けない国なのでこういった光景を目にすることは少ないのですが、日本の人口は2%程度にすぎないのに世界の富の18%をも占有するお金持ち
人口減少や介護や看護など3Kなどと言われる職場に人が集まらない現状を考えると、日本も将来こんな光景が見られる日が来るのかもしれない

経済格差、資本主義といってはそれまでだが、なにか考えさせられることがありました
 

そうそうそんなフィリピン人たちの人気のお店
牛肉飯専門店「吉野家」
店に入れないくらい繁盛していました
 

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「うまい」「やすい」「はやい」は美食の街香港でも人気のようです

香港市民の台所

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出稼ぎのフィリピン人でごったがえすセントラルを抜け出しホテルで一息ついたら
銅鑼灣街市(コーズウェイベイ・マーケット)へとやってきました
日曜日とあってこちらもすごい人の数、人をかきわけないと何処にもいけません

特にタイムズスクエア周辺は家電製品やら貴金属専門店、時計屋、携帯ショップなどが軒を並べていまて、どこのお店も人々・・・と活気が溢れています

 

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海外特にアジアに行くとその町に住む方々の行く市場に足を運ぶことが多くなりました
どこの国に行っても同じような光景なのですが、珍しい魚や見たことのないような食材があったりと終始目を楽しませてくれます
 

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大きなシャコやカキそして大きな魚が並びます
大きな魚は草魚?に見えますが、新鮮な海の魚が手に入るここ香港でも淡水魚は人気があるのでしょうか


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肉屋さんも店先で肉を裁いて売っています
マンガ「大使閣下の料理人」で香港の市場を回る場面がありますが、ちょうどこんな感じでした
 

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おいしそうな「肝」が吊るされています
 

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乾物専門店でしょうか、検疫の関係で残念ながら買っても持って帰れません
 

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ここ数年訪れるアジアの新興国はどこにいっても元気そのもの
不景気・不景気とわめいているのは日本だけじゃないかと思えるほどです

香港でジャグジー露天風呂

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アイランド・シャングリ・ラ ホテル香港のヘルスクラブへやってきました
香港に来てから食べてばかりで少し運動しようと思い立ち
プールで一泳ぎです
 

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プールには温水のジャグジーもありました
湯加減もちょうど良く水着を着ているのを除けばお風呂に入っているようです
部屋の風呂も結構広いのですが、日本人はやはり手足の伸ばせる風呂が一番
ホテルの外にあるのも露天風呂風で風情があります
 

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ただし目の前には「中国銀行タワー」がそびえ立ってます
そうこのアイランド・シャングリ・ラ香港がある金鐘は香港の金融の中心
ビジネス街のど真ん中
風情があるかどうかは本人しだいですが
 

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ちなみに室内にもサウナやジャグジーバスがありました
 

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さてここまでしてお腹をへらしたのには理由があります
このあと行くのがこのホテルのメインダイニング
ミシュランの星付きレストランだからです

夏宮(サマーパレス)

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折角レストランの充実した「アイランド・シャングリ・ラ ホテル香港」に泊っているのですから
晩飯はメインダニングの広東料理を食べることに
 

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そうここにはミシュラン1ッ星レストランの「夏宮(サマーパレス)」があります
お店に入ると豪華なシャンデリアが迎えてくれました

ちなみに2年前には星が2つ付いていたそうだが、その星が災いしたのか増加するお客を裁ききれなかったようで接客で評判を落とし星が1つに落としたとの噂でした

とはいえ私の住む北海道ですと例のサミットをやったザ・ウインザーホテルのメインダイニング「ミシェル・ブラス」くらいしか星付きのレストランはなく、週末は予約も取れない有様です
香港なら星付のレストランは石を投げれば当たるくらい沢山ありますし
他店との競争があるのか思ったよりもリーズナブル
今回も隣のコンラッドホテルにある「ゴールデンリーフ(金葉庭)」に対抗してか、HK$400(4,500円くらい)のディナーセットがありました
 

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いくらプールでお腹を空かせて来たといってももう完全に正月腹+中華の食べ続け状態でしたので一番安いセットディナーメニューにいたしました
そうこういったところはよほどフカヒレとか干アワビなどの高級食材を頼まない限り料金と料理の量は比例するからです

まずは「化皮乳豚件」
子豚丸焼き肉のスライス

パリッパリで美味かった 
 

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続いて「碧緑蝦皇羹」
大正海老入りホウレン草と卵白のスープ
 

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「焼醸鮮蟹蓋」
蟹の詰物焼
 

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「鵝肝醤煎牛仔骨」
牛肉のフォアグラペースト焼き
 

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「乾焼伊府麺」
イーフー麺と椎茸入餡かけ

最後に「香芒凍布旬」
マンゴープディング
 

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1930年ごろのオールド上海をモチーフにした店内はまさにノスタルジックそのもの
満足の中華ディナーでした
 

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そうそう人気メニューの「北京ダック」
店のあちこちのテーブルで捌かれていました
もし次回訪れる機会があれば食べてみたい一品です

出来る事なら、もう少し大勢で訪れ一羽丸ごと頼んでみたいものです
 

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爾雅堂(ザ・キャビン)

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さて2泊3日の香港旅行もあっという間に終了
香港国際空港へ舞い戻ってまいりました
空港は混雑、特にセキュリティからイミグレは長蛇の列でしたが、自動化されたゲート「eチャンネル」のおかげでイミグレを難なく出国することが出来ました
と・・・いうくらいここのイミグレは通常のゲートは時間がかかります
浮いた時間はラウンジでまったりすることにします
 

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香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空のラウンジ
「爾雅堂(ザ・キャビン)」は昨年10月に出来たばかりとあってどうしても訪れたかった場所でもあります
場所は中央コンコース23番ゲート近くにありました
 

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まずは「ザ・デリ」
新しく出来たラウンジ「キャビン」はここのブッフェにかなり力を入れているようです
もちろん点心があるのもデフォです
 

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セルフサービスであるビッフェの他にコックさんが常駐
フレッシュジースやサラダにサンドイッチのオーダメイドが可能です
 

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今回はこのあと機内食もあることですし
チーズをみつくろって盛ってもらうくらいにしておきます
 

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でも私のここの一番のお気に入りはこの出来合いのサンドイッチ(クロワッサンの隣にある袋に包まれたやつです)
これが美味い上にビールにあいます
今回はこれに加え点心(焼売・餃子)をつまみに一杯頂きます
 

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腰を落ち着けいただいた場所は「ザ・ヘルシー・バー」
といってもソフトドリンクはあまり用がないので、CXのラウンジらしく「ロング・バー」の方が名が通ってますね
ここでシャンパンとカールスバーグの樽生ビールをいただきます
ワインリストにはザ・ペニンシュラの名が見れます
そうここはザ・ペンのスタンダードの称号を持ったスタッフがサービスしてくれています
 

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このカウンターから眺める景色は飛行機おたくにはちょっとたまらない光景です
 

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「ITゾーン」には何とiMacがずらり
Macの復権でしょうか
 

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そうそうITゾーンには「キャセイ・ソーラス・チェア」が並んでいました
ビジネスマンは一人で動くことが多いでしょうから、そんな方にはこんなパーソナルな空間は魅力がありそうです
 

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さてまったりしすぎたせいか搭乗時間が迫ってきました
登場口ははるか彼方
ここでとあるものを使うことにします

香港国際空港の電動カート

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CXのラウンジ「キャビン」でまったりしすぎたせいか、すでに搭乗時間になっていました
今回搭乗するゲートはこのラウンジからはるか彼方
歩いていくには遠いし、シャトルに乗りに行くのは面倒
そんなときふと振り向くとそこには電動カートが停まっていました
 

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とてつもなく広いこの香港国際空港(日本の空港を見た後だと本当に羨ましくなります)
ファーストクラスの乗客はこのカートで送り迎えしてくれるようですが、お金を払えば乗せてくれます
HK$40とちょっと高めですが、以前から乗ってみたかったこともあり搭乗することにします
 


 

5分くらいの空港内ドライブはなかなか新鮮な経験でした
最後に登場口でスタッフに写真を撮ってもらい満足々々
 

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搭乗はすでにはじまっていました
ゲートには長蛇の列
これに並ぶの・・・と思いましたが、脇にはCクラスゲートがありすんなりゲートイン
流石は女王様の国の航空会社、メリハリがあります

帰りの機材である747(ジャンボ)が頼もしく見えてきました
 

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帰りの機材は行き同様747-400
いわゆるハイテクジャンボ、その2階席にいたしました
席はフルフラットになりパティションのあるタイプです
ウエルカムドリンクを飲んでいると嬉しいお誘いが・・・
 

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そうですコクピットに招待されました
しかも写真を撮ってもいいとのこと

日本でも今年4月から乗り降りしている間に限って携帯電話や電子機器の利用が認められることになったが、今までは絶対使ってはダメと言われていただけに、撮るこちらにも抵抗がありちょっとびっくり 

今はもう古臭い部類の機材となりましたが、それでもハイテク機と言われていた片鱗が随所に見られます
スイッチやメーターが所狭しと並んでいました
 

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座席の後ろにはファイルを納めた棚が、機長が言うには
マニアルやチャート・・・・・・と言ってたように聞こえました
 

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一番新鮮だったのがこの買い物袋
生活感があってとても良いです


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コクピットに招いてもらった上
たくさん撮らせてもらったり色々教えてくれたりと感謝です

國泰中華美食篇

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2泊3日の香港逃避行も終了
香港国際空港から新千歳空港へ向かいます

ここでのお楽しみは機内食
美食の街「香港」から積載される機内食ですから期待が持てます
 

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しかも現在キャセイでは「國泰中華美食篇」と題し有名レストラン、シェフ、食専門家らとの協力のもとキャセイパシフィック航空のファーストクラス・ビジネスクラスで本場香港の味を堪能できる機内食を提供しています
 

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ピンクの蕎麦をまじえた前菜のあとゴンドラに載ってやってきたのは
香港の人気シェフによる創作料理
 

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今回の機内食はシェラトン香港内の中華料理店「セレッシャルコート(天宝閣)」
そこのシェフ「チャン・スイケイ氏」による
「鴨肉の煮込み、梅ソース ジャスミンライス添え」
 

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と書いていればこいつを食べたんだろうなと思いますが、実はなんとなく魚が食べたくなり同じゴンドラに載せられた
「白身魚のトマトソース」
を頼んでしまいました
もちろんこいつも旨かった
 

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食後は「クラウド・ナイン」を頂きながら映画を観て千歳を目指します
観た映画は「ウォールストリート」
マイケル・J・フォックスは出演していませんでしたが、その分「マイケル・ダグラス」が魅せてくれました

でもこのとき日本ではまだ未公開の映画だったようです
 

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