新界で田舎料理(圍村菜)専門店を高らかに謳うにお店に「大栄華酒楼」へやってきました
訪れたのは元朗にある本店です
飲茶のお店ですが、中華は大勢で食べたほうが美味しいというとで、正月を香港で過ごされている方に連れられやってきました
ちょっとした香港オフです
ここは昼時や夕食時は随分待たされるようですが、朝8時過ぎということで待たされることなく入店できました
周りを見渡すと早い時間にも関わらず、お店のテーブルの8割ほどは埋まっていました
ちなみに田舎料理といってもこの店の社長「梁文韜氏」は香港では食神と呼ばれる人だとか
どんな料理が食べれるのか楽しみです
テーブルについたらまずは「洗杯」
一流店は別として香港のお約束として茶碗はきちんと洗ってないけど・・・というのがあります
大きなボール(茶碗)が出てきますのでこれに使用する茶碗を入れ、茶葉を洗う1杯めの茶でさっと一洗いします
お茶はプーアール茶、美味しそうですがビールがHK$10(230円くらい)とポスターに書かれていたので、私は朝からビールとなりました
どんな料理があるのか、鍋や蒸籠から美味しそうな匂いがするので釣られて見に行ってしまいました
遠慮なく蒸籠を開けるとそのには、お目当ての「奶黄馬拉糕」が蒸されています
目にも鮮やかな黄色の甜品
ここは1階が甜品店になっており、なるほどこちらが本家かと思わせる一品です
他に頼んだのは「元朗小龍飽」と「焼売」
ここのお店は飲茶基本的にオーダーしたものを持ってくる形式
ワゴンが回ってくる(昼を除く)ことはありません
きっとこれはワゴンだと回っているうちに冷めてしまうからでしょう
それに先ほど一頭丸ごと釣るしてある豚のローストを見たばかりだったので
「吊片肉餅飯」(これはうる覚え)も頼んでもらいます
肉の脂がタレとともにご飯にしみて美味しい
ちなみにここにはご飯にラードと醤油をかけて食べるという、昔懐かしい「バター醤油掛けご飯」のような料理があるとか
「煎醸茄子」に「白灼菜芯」
そして今度香港に来たのなら必ず食べようと心に決めていた鳳爪
鶏の足というか爪の部分を蒸したものですが
「鼓汁蒸鳳爪」というのを頼んでいただきました
これがかなりの絶品でした
最後に「奶黄水晶飽」
(カスタードクリームを葛粉で包んで蒸した饅頭)
なんでこんなに料理の名を覚えてるのかって
それはオーダー用紙を1枚頂いてきたに他なりません
ちなみに3名で伺いましたが、全部で2千円弱でした
これは私のビール2本も入っての値段です
尖沙咀のあたりの香港の中心街のお店と比較するとかなりリーズナブル
「新界」あなどりがたしと言ったところです
馬拉糕、おいしそうですね。
わりと好きなんで、いっぺん本家のを食べてみたいです。
ラードしょう油ご飯はこの店かどうかわからないですが、以前テレビ番組で見たことがあります。
やっぱりバターしょう油ご飯を思い出してしまう北海道人です。
いこう斎さん おはようございます
「梁文韜氏」はよくTVや雑誌にでているようなので、ここの店のものかもしれませんね
バター醤油ご飯なんとなく食べたくなってきました