大阪・関西万博2025の最近の記事

さて先月閉幕した大阪関西万博2025
マスコミの報道とは裏腹にSNSでその噂を聞きつけ伺う方が続出し
入場予約すら出来ないほど凄まじい人気
来場者は2900万人突破と大成功で終えたようです
 
 
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さてそんな大阪・関西万博2025ですが、古いメールをチェックしていた時の事
JALの「FLY JAL X GUNDAMキャンペーン」
万博賞 大阪・関西万博入場チケット+GUNDAM NEXT FUTUREパビリオンチケット』に当選していたことに気づきました
わずか250組500名様分が当選と聞いていたので、これは無理だと思っていただけに嬉しい
実は9月の連休にそんな大阪・関西万博2025に行きたいと、大阪梅田の東横インは半年前に予約してあったので、これはガンダムパビリオンを観に行かねばなくなりました
そんななりゆきで万博のチケットを携え敬老の日を交えた連休に出かけることにいたしました
ただWEBではパビリオンの予約はまったくとれず、いただいたガンダム ネクスト フューチャーパビリオンのみしか予約は取れていません
 

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とにもかくにも私自身としては2010年の上海万博に続いて2回目の万国博覧会
それにあわせ大阪呑み食い倒れの旅に
「行きま〜す!!」


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てなわけで、やってきた新千歳空港
連休初日ということもあり多くの旅行者でごった返しておりました
昨年度2482万人が利用したとの事で開港以来の最多を更新しておりますが
今年度はさらに多くの旅客数になるとの事で、コロナ禍は過ぎ去ったんだと実感します
 

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さてこうした混雑時に役に立つのが、航空会社のステータス
今回はANA便を利用したので、スタアラ・ゴールドのステータスを使い
ANAのプレミアムチェックインカウンターに隣接するセキュリティを利用し
スムーズに制限区画へ
 

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制限区画ではANAラウンジに入室しますが、ラウンジは思いのほか空いておりました
そうラウンジの利用者となるステータス保持者は普段からよく航空機に搭乗するビジネスマンが多く
平日はそんなビジネスマンでごった返しますが、こうした休日は逆に空いているのが特徴だったりするんです
 

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さてラウンジといえば樽生サーバーから注ぐビール
キリン一番搾り、アサヒスーパードライ、サッポロクラシックと駆けつけで軽く3杯いただきます


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大阪に着いたら即万博会場入り
昼飯を食べている時間はなさそうなことから
コンビニで購入した
うまいもん!つめあわせ石川北陸甲信越フェアのハンバーガー・おにぎりなどでビールとともに昼食といたします
 

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窓の外にはスター・ウォーズ特別塗装機第4弾「C-3PO ANA JET」
ボーイング777-200ER型機
通称スターウオーズ・ジェットが駐機していました
 

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この日の朝札幌を出発し新千歳から伊丹経由で12時30分に大阪の夢州駅に到着いたしましたが
夢州駅で電車を降りたら早速、大阪・関西万博の名物となる渋滞にはまりました
それはそうでしょう
私の伺った9月13日(土)の来場者は一般来場者数が21万8130人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約23万7426人
1日あたりの来場者が過去最多を更新したのだそうです
 

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メインゲートたる東ゲートから入場しますが、入場するためのセキュリティチェックには90分はかかるとの事で
朝から開門待ちの列ができるほど混雑
そこで今回は「優先入場口 Priority」から入場、それでも15分ほどかかりました
 

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入場すると公式キャラクターである「ミャクミャク」が正座で迎えてくれますが
このミャクミャク、発表当初こそ「気持ち悪い」「怖い」といった否定的な声が多く、「人気ない」と言われてきましたが
私が伺った万博終盤の9月には「社会現象」になるほどの人気のキャラクターとなっていました
なにやらこういったものはオールドメディアの「反万博」ネガティブキャンペーンを感じましたが
最終的にはSNSなどの口コミによりミャクミャクの可愛さが勝利したようです
 

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パビリオンの予約は有りませんでしたが、アメリカ館を訪問
運というかとある理由で、すぐに入場することが出来ました
 

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アメリカ(舘)パビリオンのテーマは
「Imagine What We Can Create Together(共に創出できることを想像しよう)」
入り口には例の方のパネルが貼られています
 

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そうトランプ大統領夫妻(のパネル)に迎えられ入館いたします
 

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アメリカ各州の紹介の映像では、カルフォルニア州の場面で
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手もアップで紹介されていました
観戦している方々もOHTANI選手のユニフォームのレプリカを着て観戦
大谷選手はもはやアメリカの象徴ともいえる選手になったんですね
 

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宇宙探査のコーナー「イノベーション・レルム」
宇宙分野で常に世界をリードしてきたアメリカならではの展示ですが
手前にはイージス艦から上にU2偵察機や偵察気球、偵察衛星に宇宙ステーション
こらでみんな見てきましたよと言った偵察してきましたと言わんばかりの展示
そして奥には月面長期滞在を目指す「アルテミス計画」で使われる高さ約3メートルのSLSロケットの模型が展示されています
 

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ここにはハッブル宇宙望遠鏡の後継機「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」について紹介コーナーもありました
これはハップル宇宙望遠鏡とは違い遠方宇宙の銀河を赤外線で観測できる大型望遠鏡
しかもラグランジュ・ポイントの1つ(L2)の周りを周回するハロー軌道上に設置されています
ラグランジュ・ポイントと言えばアニメ「機動戦士ガンダム」でスペースコロニーが配置されている場所でもありますね
  

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宇宙飛行士の映像が映し出された大型スクリーンでは
今度はアルテミス計画という、人類を再び月へ、そして火星まで送る壮大な計画の一環として紹介


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そしてクライマックスとなるアメリカ館の目玉展示
映像で魅せる「打ち上げ:月へ!そしてその先へ」では
NASAのロケットがケネディ宇宙センターから月へと打ち上げられる様子を体感



 

アメリカ館の最後に見たのは
アポロ17号が1972年に持ち帰った「月の石」
1970年の大阪万博でもこの月の石が目玉で、この石を一目見るため最大5時間並んだそうです
スタッフから混雑を避けるため写真ではなく動画にて撮影してくださいとの事なので動画で撮ってきました
さて大阪・関西万博パビリオンめぐりはまだまだ続きます
 

大阪関西万博アメリカパビリオンを堪能した後は
ドイツパビリオン 「わ!ドイツ」を訪れます
ちなみにこの「わ!」には循環の「環(わ)」、調和の「和(わ)」、感嘆の「わ!」という3つの意味が込められいます
 

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そんなドイツパビリオンは
「循環経済(サーキュラーエコノミー)」をテーマに、持続可能な社会を楽しく学べる空間
もっともこのドイツパビリオンに関わらず
今回の大阪関西万博自体が、いわゆるSDGsを意識して運営されていたように感じました
 

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案内役として活躍する手のひらサイズの球体マスコット「サーキュラー」
これにはオーディオガイド機能(ドイツ語・日本語・英語)があり
展示物付近にある展示スポットをタッチすると展示内容を多言語で解説
お土産ショップではそんなサーキュラーのぬいぐるみや関連グッズも人気
 

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映像は「Dream Machines」と呼ばれる次世代都市のモデル
 

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天井から吊るされた展示物は、循環型経済のさまざまな要素を表現しているのだとか
 

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そしてドイツの文化といえば、ビールとソーセージ
レストラン「Oishii! Germany」にも立ち寄りたかったのですが2時間待ちとのことで諦めます
かわりに伺ったのがこの看板にあるホフブロイハウスのビール


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ただ、さすがはビール好きの国ドイツ
レストランに入れなくともステージ横にあったテイクアウトのお店でドイツビールを飲めるような配慮があり
ステージのダンスショーを見ながらビール1杯1500円のホフブロイハウスのビールを愉しみます
  

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ビールのつまみにはセルフサービスでパンに挟むソーセージなども売られていました
 

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複数の国や地域が一緒に出展する合同パビリオン「コモンズ館」
A~Fまで6棟あり、基本的に予約なしで入館可能
まぁパビリオン一つ建てるのにも多額の資金が必要なうえ半年したら壊すんでしょうから
資金力はないが是非とも大阪関西万博には参加したいという国にとっては濡れ手で粟のパビリオンなのでしょう
それと客目線でも人気のパビリオンは予約が取れないうえ4~5時間並ぶといった状況ですから
混んではいるがすぐには入れて海外を実感できるコモンズ館は成功だったのではと思えました
  

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大阪関西万博では親日国のパビリオンを巡ろうと心に決めていましたが
まず最初に訪れたのがそんなコモンズ館Aに構えるミクロネシア地域の西部に位置する、約340の島々からなる国「パラオ」のブース
「未来に力を与える。文化遺産を守る。」 友好の歴史を紹介 世界遺産「ロックアイランド」といったテーマが掲げられていました
 

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さてそんな親日国パラオですが
第一次大戦において連合国として参戦した日本はドイツ領であったパラオをパリ講和会議に措いて委任統治を認められ統治下におきます
そんな日本統治下において、パラオは漁業、農業、鉱業の分野で目覚ましい発展を遂げることとなりました
学校を作るなどインフラも整備され、パラオの方々はしだいに日本に信頼を寄せるようになり
太平洋戦争終結でその日本統治が終わった後も日本を慕ってくれる、いわゆる親日国の一つとなりました

そんなパラオ共和国は1994年に独立、上下の写真にある海を表す青地に月を表す黄色い丸が配置されたまるで日の丸を思わせる国旗がデザインされました
そんな日本統治の影響もありシャシン(写真)やデンキ(電気)などの日本語がパラオ語にもなっているそうです
以前はJALの直行便があったそうですが廃止され、伺うには一苦労しそうですが最近ユナイテットの日本からの直行便が開設されたとの事なので訪問したい国NO1の国となっています
 

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そんなパネルの写真には、パラオに行ったら是非とも見てみたい
日本・パラオ友好の橋(Japan-Palau Friendship Bridge)の写真がありました
この橋はパラオ国際空港のあるバベルダオブ島と、人口が最多で経済の中心地であるコロール島を結ぶ、全長412.7m、主塔高さ41m、幅10mの橋で、2002年1月に開通して以来パラオの最も重要な交通インフラとして利用されています
というのも1977年に韓国の建設会社であるSOCIOにより架橋された旧コロール・バベルダオブ橋でしたが、1996年にが突然崩壊し、交通・水・電気・通信が寸断され、パラオの経済社会に著しい影響が生じたことから
日本の政府開発援助 (ODA) によって2002年1月に鹿島建設により再建しています
ちなみに崩壊した旧コロール・バベルダオブ橋の当時の入札には鹿島建設が参加入札しましたが、韓国のSOCIOは鹿島の半額で落札していたのだとか
こうした背景もありこの橋は日本のパラオに対する支援のシンボルとなっていることから
一度伺ってこの目で見たいと思っています
 

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そんな経緯がYoutubeにありましたのでここに貼っておきます
【ゆっくり解説】パラオとの友情の証「日本・パラオ友好の橋」
  


 

さてパラオといえば太平洋戦争における激戦の地
特に飛行場のあったペリリュー島ではアメリカ軍の絶対的な軍事力で島を制圧にきたのですが
当初の計画では4日で攻略する予定を、500以上の洞窟・地下壕を坑道で連結するなど日本軍の組織的なゲリラ戦で対抗
最終的にアメリカ軍は追加の軍を派兵せざるをえなくなりました
そんな軍を追加派兵してもなお制圧に2ヶ月半を要することとなったそうです
ペリリューや硫黄島でのこうした末期日本軍の「地下陣地」戦術マニアルは戦後アメリカ軍が入手
なぜかそれが冷戦時代にソビエト連邦にわたり、フルシチョフと親密な関係にあったベトナムのホーチミンが手にしてアメリカとの戦いに備えたという噂が流布しています
たしかにベトナム・ホーチミン軍はベトナム戦争においてそんなアメリカが一番嫌がる戦い方をしましたね

ここパラオのブースに貼られていた『ペリリュー 楽園のゲルニカ』のポスター
アニメ映画公開を記念して貼られているようですが
原作は私の愛読マンガ『ペリリュー 楽園のゲルニカ』武田一義著
親しみやすい三頭身のキャラクターが前述の戦いにおいて戦場の悲惨な現実に直面していくさまが描かれている名著です
    

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映画の公開は終戦80年の節目である今年12月5日
今から楽しみにしています
 


 

パラオのブースには
こんなパラオ諸島の本島に関する「兵要地誌資料図」も展示されていました
よく見ると←で上陸適地と指定されている海岸線の記載があり、当時の機密性がうかがい知れますね
(そしてそんな機密文書をパラオが手にしているのも興味があります)
 

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大阪関西万博、親日国パビリオン巡り2軒目は台湾
そう台湾は親日の国として知られています
そんな台湾は1895年に日清戦争の結果、下関条約によって台湾が中国(当時の清朝)から割譲されます
その後日本は台湾全土において、八田与一の陣頭指揮による烏山頭ダム建設に代表される水利事業や、鉄道網、港湾、衛生的な水道システムといった大規模なインフラ整備を行い、さらに近代的な教育制度を導入したという歴史があります
さらには戦後、日本統治が終わった後に続いた国民党政権による厳しい独裁時代と比較して日本統治時代が良かったといったことが親日につながっているようです
私自身も幾度となく台湾を訪れていますが、そのたびごとにそうした思いに触れてきた感があります
てなわけでコモンズ館Aのパラオブースを訪れた後に向かったのがTECH WORD館と言う名の台湾の最先端技術を集結させたパビリオンでした
 

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入館してすぐの冒頭の生命のゾーンでは
560台もの圧巻のタブレットたちの群舞
奥の円柱状のスクリーンとともに大地と生命を生き生きと描いた映像が流れました
これは世界トップクラスの直動・メカトロ機器メーカー「HIWIN」のものなんだそうです
 


 

続いて湾曲スクリーンによる「自然」をテーマとした海抜3,000メートル、高山地帯をイメージした映像が流れます
そう台湾島の中央部には玉山という山がありますがその標高は3,952mで富士山より高いんです
そんな玉山の麓に位置する阿里山をメインとして映し出しているよう
ちなみにこの翌週には台湾に渡り、阿里山鉄路に乗る予定だったことから
真剣なまなざしで見つめることに
  

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次は台湾の花である胡蝶蘭のコーナー
世界の1/3を栽培する台湾の蘭の花の話を聞かせていただきました
 

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欄の花びらには「EXPO2025」のロゴが描かれていますが
これにはナノスプレー技術が使われているとの事


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続いて自慢の半導体産業の紹介
映像で流れるのは集積回路(IC)のウェハを思わせるデザイン
 

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12インチウエーハが展示されていますが
そう台湾は世界最大の半導体生産拠点の一つ
特にTSMCは世界シェアのトップを独占しています


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最後にパビリオンの出口で日替わりのお土産をいただきますが
この日の土産はこのアウトドア用のコンパクトな帽子
これは是非とも次週に控えた台湾は阿里山に持参することになりそう
 

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タイ(旧シャム)は東南アジアのなかで、一度も植民地になることなく独立を維持した数少ない国で
そんなタイには王室があり日本の皇室とは親密な関係をもっています
そのうえ国のつながりとしては600年にわたる長い交流の歴史があります
ということで王室を非常に敬うタイの国民性もあり、タイの方々は日本に親しみを感じてくれる方が多く、親日の国として知られています
ということで大阪関西万博、シリーズになってしまった親日国パビリオン巡り
3軒目は微笑みの国タイのパビリオンとなりました
 

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これは入場までの順番待ちなどへの配慮でしょうか
タイパビリオン前に用意された舞台で徳島の阿波踊りが披露されていました
踊っているのは関西在住者を中心とした阿波おどりの連「なにわ連」
昨年タイのバンコクで開催された観光旅行展示会
「ジャパンエキスポ・タイランド2024」で阿波踊りを披露してますので
タイとはそんなつながりもあったのでしょうね
 

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そんな阿波踊りを見ながらの順番待ちのあと入館
会場内のサインには
「100 POTENTIALITIES OF THAI PUBLIC HEALTH SYSTEM(タイの公衆衛生システムの100の可能性)」
「1000 MEDICAL FACILITIES」(1,000の医療施設)
と掲げられていますが
タイパビリオンのコンセプトは
「よい食事、豊かな生活、免疫力の高い国」
医療や公衆衛生、健康文化に焦点を当てたパビリオンです
 

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そんなこともありタイの薬が並んでいますが
そういや今年の正月にタイのラン島を訪れた際にバイクで転倒し救急車で搬送された際に処方された
破傷風に対する感染症の抗生物質を処方されたのを思い出しました
そうタイは熱帯・亜熱帯の気候で、また地域ごとの公衆衛生環境や医療体制の違いがあり
日本と比較して感染症のリスクが高い病気がいくつも存在するんです
  

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タイパビリオンのマスコットキャラクター「プーム・ジャイ」がタイの医療について解説しています
私どもの住む日本は高度な医療で知られていますが、タイは東南アジアではシンガポールと並び医療水準は非常に高い国なんです
しかもタイ伝統医学やウェルネスと融合した独自の医療も進化中だそうです
 

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私にとってタイの医療といえばやはりこの動画
タイの泣ける感動のCM(日本語字幕)【TRUE MOVE】
何度見ても泣けてきます



 

続いて「メドパーク病院」の紹介展示
旅行中のけがや病気、海外移住の際の医療は無論
タイの医療ツーリズムについての宣伝の意味合いを強く感じました
というのもタイの歯科は「デンタルツーリズム」と呼ばれるほど外国人に人気があり、インプラントなどは1本15〜20万円程度で可能
不妊治療についても最先端のIVF(体外受精)センターについての説明がありました
 

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続いての展示ブースでは
タイ古式マッサージが「ヌアット・タイ:無形文化遺産」ユネスコ無形文化遺産に登録されていることを紹介
実際にここでタイ古式マッサージを受けることも可能だそうですが
そのためには朝一でこのタイパビリオンに並ばねばならないとか
 

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タイの伝統的な食文化の紹介ブースでは
日本のお家芸である食品サンプルによる展示がなされていますが
その中には正月に伺ったタイのチェンマイの伝統料理「カオソーイ」もありました
そういやチェンマイ空港の売店で買ったカオソーイの麺とスープまた食品棚で眠っているのを思い出しました
 

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パビリオン内のタイレストランでは
「トムカーガイ」や「ソムタム」などの私好みのタイ料理がテイクアウトできるようでしたが
まだ回りたいパビリオンがあるため後ろ髪をひかれつつもタイ料理は諦めることに


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万博のシンボルとなる建築物、大屋根リング
1周約2km、直径約675mの世界最大級の木造建築物として、ギネス世界記録に認定されました
そんな大屋根リングの屋根の上は「スカイウォーク」と呼ばれる屋上デッキとなっておりますが
屋上デッキに上がるには長い列に並んでエスカレーターに乗らねばなりませんでした
 

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そんなスカイウォークからはトルコパビリオンを眺めることになりました
ということで大阪関西万博での親日国のパビリオン巡り最後はそんな親日国トルコのパビリオン

さてトルコの親日ぶりを知ったのは今から23年前
2002年日韓ワールドカップの時の日本対トルコの試合
TVで見たちょっと違和感のあるインタビューが発端でした
トルコのレプリカユニフォームを着てトルコの応援に向かう日本人の一団を捕えインタビューするのですが
インタビューされたのは串本町の方々で、その代表の方が(町長だったような?)インタビューワーに向かって
「今日私日本国民皆から袋叩きに遭ってでもトルコの応援する」といったことをマイクに向かって話していました
TVではなぜ日本人なの日本を応援しないんだとばかりに非難していましたが、その言葉には何か信念に満ちたものが感じられました・・・・これは何かあるな〜と感じ、いろいる調べることからすべては始まりました
それが東の太陽、西の新月 日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件でした
これが今から10年前に映画公開「海難1890」として公開され早速見に行き泣いてきました

そんな事件があったことにより強い絆ができたトルコ
たいへんな親日国として知られております
 

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やってきたトルコパビリオンの前に出店している
渡すフリをして渡さないというユニークなパフォーマンスのトルコアイスの屋台には長蛇の列ができていました
  

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パビリオンのテーマは「文明の黄金時代」
トルコはオスマン帝国という史上最も強大な帝国の一つとして知られる帝国を築き600年以上も繫栄させました
そんなこともありトプカプ宮殿など、現在でもオスマン帝国のかつての栄華に触れられる観光スポットが数多くあるそうなので、今年の年末年始に伺おうと計画を立てているところです

そんな意味もあり伺ったトルコパビリオンですが
入館してすぐにトルコ国旗の三日月と日本国旗の太陽がまず迎えてくれますが
ここは東の太陽、西の新月 日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件をメインに展示されているようです
 

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「エルトゥールル号」を模した展示もされています
ちなみに舌を噛みそうな名前の船ですが、このエルトゥールルという名の由来は
オスマン1世の父親がエルトゥールルという名だったそうなのできっとそうなのでしょう
そんな名がつけられた軍艦で1890年明治天皇に謁見したトルコ使節団一行は帰路に台風に遭遇
和歌山県串本沖でそのエルトゥールル号が沈没した時、自らの危険を顧みず、どこの国の人か分からない外国人を助けてくれたのが串本の住民で、最終的にその生存者たちを日本の軍艦でトルコに送り届けるといった話がありました
こうした話がきっかけで日本がという国がトルコ国民に知れ渡り今の親日になったのだとか
ちなみにそんな串本にはトルコ軍艦遭難慰霊碑があるとのことで、4年ほど前に訪れたこともありました
  

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エルトゥールル号の話はこれでは終わりません
事故から100年近くたった1985年に、その恩返しといえる事件が起きるんです
それがイラン・イラク戦争においてサダム・フセインが48時間後にイラン上空を飛ぶ全ての飛行機を撃墜するという声明を発表
イラン在住の日本人はかなりの人数がいたのですが、その救出劇で残念なことに日本の航空会社は救助に伺えず
そんな時、助けてくれたのがトルコ共和国のトルコ航空(現ターキッシュエアラインズ)で、トルコから駆けつけた救援機2機により日本人215名をイランからトルコに脱出させてくれたそうです、前述のタイムリミットのわずか1時間前のというからまさにギリギリの救出劇だったんですね


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奥に配置されたカッパドキアを表現したコーナーには
奇岩が立ち並ぶ中に気球が浮かぶ光景が再現されていますが
この気球搭乗ツアーは高額なのですが、ぜひともチャレンジしてみたいものです
 

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さて大阪関西万博パビリオン巡りを一通りすませたあと帰路につきますが
大勢の方が大屋根リングの展望スペースにたむろっていました
このあと花火が打ちあがるんでその場所とりとして座られているのかと思われます
ただ花火を見てしまうとまたその後は会場を出たりするのに混雑が予想され電車もなかなか乗れないでしょうから
食事の予約もしていることですし早めに帰ることとしました
ということで大阪関西万博の初日は終了
満足の親日国のパビリオン巡りとなりました
明日も昼から出撃です
  

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大阪呑み食い倒れの1軒目は、俳優の故・森繁久彌氏が「かんさいだき」と命名したことでも知られる
老舗のおでん屋「常夜燈」


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「ここのスタッフは大阪弁しかしゃべれまへん。」と書かれた看板が店先に出ていますが
日本語以外の言語での対応が難しい旨の注意書きが
英語・中国語・韓国語併記で伝えています
ここの大将との話のなかにも外国人客の話があり、そんな客が多いことを物語っていますね
 

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このおでん屋さんはミシュランの常連で
しかもマンガ「美味しんぼ」(原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ)に
2回も登場(79巻「おでんの真髄」と「106巻「偉大なる名人・名店 常夜燈」)しています
カウンターに、建築家・安藤忠雄氏の名前が書かれた冊子「TADAO ANDO FOO.」が置かれていますが
何気に安藤忠雄氏も常連さんのようです
美味しんぼのポスターの脇にはそんな安藤忠雄氏がデザインした「常夜燈ビルディング(2025OPEN)」の完成予定図?も掲げられていました
大将の話ではもちろんそんな計画はないそうですが
 

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メニューにあるのは
「かんさいだきセット(5,100円)なるものがあり
これには厳選の14品(大根・エビ天・がんもどき・玉子・ごぼ天・ロールキャベツ・ふくろ・すまき・シュウマイ・とうふ・こんにゃく・タコ・いも・糸こん)
  

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マンガ「美味しんぼ」に2回も登場しているそのわけは
おでんダネをほぼすべて自作しているというのが理由でしょう
 

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えび天などの練り物、がんもどき(ひろうす)、ロールキャベツといった具材を
自家製でつくるこだわりのおでん屋さん
ビールもサッポロビールの
「プレミアム・ヱビス」が置かれていました
 

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手前にある焼売は淡路島産玉ねぎの甘さが引き立ちますし
薄揚げの中にごぼう、人参、しいたけがぎっしりつまった「ふくろ」
味のしみた大根、コンニャク
  
 
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写真真ん中にある「すまき」は
ハモのすり身を、卵白とわらび粉をつなぎにして蒸し上げたもの
 

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ごぼ天にじゃがいもや味のしっかり染みた玉子を
セットを2人で食べられるように切って出してくれました
 

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合わせる日本酒は泉正宗、灘御影郷の酒蔵で
これが出汁をたっぷり吸わせたおでんによく合います
美味しかったご馳走様、大阪に来たらまた伺います
 

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大阪関西万博は昼から伺う事として(丸一日万博会場にいるのが体力的に辛い)
午前中は宿泊する梅田のホテルから程近い大阪城に赴きます
ちなみに大阪城天守閣は初代天守は兵火で、徳川幕府が築いた2代目天守は落雷によって姿を消したが
現在の再建されたの3代目天守閣は1931年(昭和6年)に豊臣秀吉期の天守を模して鉄骨鉄筋コンクリート (SRC) 構造で再建されたものです
しかもそれが大阪市民などからの寄付で賄われたというから驚きです
当時の大阪市長から天守閣復興が掲げられると市民から寄付の申し込みが殺到し、わずか半年で目標額150万円に達したそうです
だからこそこの大阪城は大阪のシンボルなんですね
なんでも『まけて〜』『値引きして〜』などといった値切るのがあたりまえの関西人文化にあって
大阪市民はただのケチではないのが証明された事案ですね(そうお金は使うときに使わねば意味がないんです)
  

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そんな復興された天守閣から太閤秀吉にならい大阪の街を展望
大阪城の天守を守る金の鯱のその先に城の水堀や大阪城公園、そして奥には大阪のビル群が見て取れます
 

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大阪城は博物館施設にもなっていて
豊臣秀吉や戦国時代、大阪城の歴史にかかわる豊富な文化財が収蔵されています
まずは「大坂夏の陣図屏風」の大坂夏の陣での幸村の神がかり的な戦いぶりを再現したジオラマ
手前が「真田幸村隊」
真田幸村率いる真田軍5,000は真田丸で敵の攻撃を防ぎ、徳川家康を自害寸前まで追い詰めたのだそうです
 

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伏虎(ふくこ)と鯱(しゃちほこ)の金色の飾りのレプリカ
なんと原寸大だそうです
 

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大阪城への入口にあたる千貫櫓
大手門を北から防御する二層の隅櫓がお堀の景観にマッチしています
ちなみにこうした櫓が「千貫櫓」と言われるようになったわけは
織田信長が石山本願寺を攻めた際、櫓からの攻撃に苦戦した兵士たちが「銭千貫文出しても取りたい櫓だ」と話したことに由来するそうで、その後の築城の際に同様のものが作られたようです
 

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大阪城を訪れたこの日
たまたまやっていた「大阪城の櫓」特別公開が行われており
そんな1620年建造の千貫櫓内部と大手口多聞櫓内部を見学
大阪城の外敵に対する優れた防御機能を覗いてまいりました
 

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まずは重要文化財「大手口多聞櫓」
これは1848年に再建されたもの
もとは大手口だけではなく京橋口や玉造口などにもあったそうです
大手門の真上に渡る「渡櫓」と、そこから続く「続櫓」が桝形に配置構成されており
侵入した敵を一斉に迎え撃つ造りになっているそうです
   

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大手口多聞櫓内部の内部の屋根などの重量を支える梁は図太く
江戸時代の木造建築の素晴らしさが見て取れます


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多聞櫓の内部には敵を狙うための鉄砲狭間と呼ばれる鉄砲を撃つためのスペースがあり
 

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足軽の服装を再現した火縄銃を持ったマネキンが当時の様子を再現していました
 

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外から見た櫓の続櫓の石垣下部に設けられた鉄砲狭間のある
笠石銃眼の説明書きがありましたが、確かにこんな風に狙われるとしたら攻めずらいですね
  

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最後に西の丸庭園から眺める大阪城天守閣
青い芝が白壁と青い瓦の天守閣を引き立てていますが
ここは春には桜の名所でもあるそうです
 

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大阪城に隣接するミライザ大阪城にも立ち寄りました
 

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理由はそんなミライザ大阪城で開催しれている
「海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城」
 

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3,000点を超える海洋堂フィギュアが大阪城に集結!
フィギュア造形集団 海洋堂が魅せる想像の世界
 

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海洋堂フィギュアは高知の山奥にある「フィギュアの聖地「海洋堂ホビー館四万十」」にも行ってますが
1964年、大阪府守口市に1坪半のプラモ屋として開業した海洋堂
1981年からは「ガレージキット」と呼ばれる少量生産の組立模型の製造販売を開始し、フィギュアメーカーとしての道を歩き始めました
このミュージアムでは海洋堂が40年以上に渡り制作した3,000点を超える作品を、そのモチーフごとに10のいエリアに分けて展示しています
特撮やアニメのキャラクター、生物や文化芸術などの様々なフィギュアや、海洋堂フィギュアミュージアム制作のボックスジオラマなど、海洋堂の造形の世界を存分にお楽しみください
とのことした 
 

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ミュージアムには入館料1,000円支払い入館
その際いただいたコインで缶バッチかフィギュアがプレゼントされます
そういや高知のミュージアムも同様でした


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まずはこの等身大の人型決戦兵器ヱヴァンゲリヲン初号機が迎えてくれましたが
海洋堂ホビー館四万十を訪れた際にやっていたのも「シン・海洋堂ヱヴァンゲリヲンフィギュア展」でした

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当たり前と言っては何ですが
1970年の大阪万博のシンボルである岡本太郎の「太陽の塔」を1/200スケールで再現したモデルキット
「ARTPLA 太陽の塔 1/200スケール」展示されていました
塔の内部にある「生命の樹」や、両腕内部のトラス構造まで精密に再現されているのがわかります
 

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あさひやま動物園のガチャポン用の動物のフィギュアがありましたが
海洋堂の名を不動としたのもこのカプセルトイだった記憶があります
 

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映画『2001年宇宙の旅』に登場する木製探査宇宙船「ディスカバリー号」の模型
現在2025年ですが、時代はこの映画には追い付けなかったようです


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そして目を見張る海洋堂のジオラマの数々
海洋堂が展開する可動フィギュアのブランド「リボルテック」
これは鉄人28号 対 ブラックオックス


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これは海洋堂への門を守護する金剛力士像をモチーフにしたフィギュア
特撮やアニメだけではなくこうした日本文化なども題材とし、さまざまなジャンルのフィギュアを制作する海洋堂らしいジオラマ


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新設定と新ストーリーで再構成された映画シリーズ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の一場面
赤い地球を衛星軌道から見下ろすヱヴァンゲリヲン8号機
ボックスジオラマならではの照明効果がありますね
 

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特撮ものフィギュアもまた海洋堂の天下
1954年の映画『ゴジラ』の初代ゴジラや
1962年の映画『キングコング対ゴジラ』に登場する「キンゴジ」
2016年の映画『シン・ゴジラ』のゴジラ
とゴジラの歴史が一目でわかる展示
 

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手前が1967年から放送された円谷プロダクション制作の特撮「ウルトラ・セブン」
奥が1966年放送当時のウルトラマンのスーツ(Cタイプ)を忠実に再現したフィギュア
 

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仮面ライダー1号(本郷猛)と仮面ライダー2号(一文字隼人)の等身大フィギュア
私自身はこうした特撮ブームの先駆けを小学生時代にリアルタイムで経験できたのが良かったと感じています
 

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映画『スター・ウォーズ』エピソードⅣに登場する
C-3PO、R2-D2、レイア姫、ハンソロ、およびダースベーダーとストームトルーパー
忘れちゃいけない主人公のルーク・スカイウオーカーですが、海洋堂にしてはなんか雑な造りの感じがいたします


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映画『アイアンマン』シリーズに登場するアイアンマン マーク42などの様々なアイアンマンのスーツ
右下のアイアンマン マーク1が欲しかったりします
 

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スパイダーマン、ヴェノム、カーネイジ、グウェン・ステイシーなどのスパイダーマンシリーズのフィギュア
 

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ヤシマ作戦でポジトロンライフルを構える
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に登場するヱヴァンゲリヲン初号機
知る人ぞ知る「海洋堂 EVANGELION Movie Scene STATUE 新劇場版:序(初号機) EMSS0101」といった逸品


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フィギュアには私の好きなSFロボットアニメ「トップをねらえⅠ・Ⅱ」に登場するガンバスターやバスターマシンなどもありました
 

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1963年にテレビアニメ化された「鉄人28号」
今思えばあんな程度のリモコンでなんであんな人間ポイ動きができるか不思議でしたが
現代のAIが進化すれば可能なのかもしれません
 

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今でも熱烈なファンが多い
アニメ『ゲッターロボ』のフィギュア
そして『マジンガーZ』もありますが、この作品をリアルタイムで見てきた私にはマジンガーZとえばフィギュアではなく超合金モデルですね


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海洋堂が制作したハウディインターナショナルの食玩フィギュア
サイボーグ009 ヴィネット
そう海洋堂といえばこうしたお菓子のおまけ(いわゆる「食玩」)として発信
その造形の質の高さから食玩ブームを起こし名を知らしめました
 

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高橋留美子氏の漫画『うる星やつら』と『めぞん一刻』『犬夜叉』のキャラクターのフィギュア
特にめぞん一刻は当時美味しんぼやYAWARAなども同時に連載されており
ビックコミックスピリッツを毎週買って読んだ記憶があります
 

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大友克洋氏による日本のSF漫画の金字塔『AKIRA』のフィギュア
特に金田のバイクは購入したいと思える逸品ですね
 

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最後に漫画『ああっ女神さまっ』藤島康介著の登場人物である「ベルダンディー」「ウルド」「スクルド」の等身大フィギュア
こんな感じで限られた時間の中、20分ほどかけオタクの殿堂を見て歩きましたがなかなか満足な展示物でした
 

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大阪・関西万博2日目も昼からの入場
この日9月14日(日)の来場者は一般が20万7千人、関係者1万9千人、合計で22万6千人が訪れ
大勢の来場者で通路もまともに歩けないほどごった返しておりました
  

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ということで2日目さいしぃ訪れたのは
フランス・パリを拠点とする世界最大級の多業種複合企業体(コングロマリット)である、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)がメインスポンサーを務めるフランスパビリオン
テーマは「愛の讃歌」と記されていました」
意味合い的に違うと思いますが、フランスを訪れた際に現地に根を押す日本の方から
フランス人は自国をたたえる意味を込めて「神に愛された国」という事がるそうです
まぁ確かに日本のような地震や火山、台風といった大災害はほとんどなく
温暖な地中海気候のおかげでオリーブやブドウ、小麦がたわわに実るうえ
北は北海・大西洋、南は地中海の海の幸と恵まれているうえ
文化・芸術が花咲く素晴らしい国であることは間違いありません

そんなフランスのパビリオンにてルイヴィトンやらアルザスワイン
ディオールや蜂蜜について学んで来ました
 

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フランスパビリオンに入館してすぐにあるのは
ジブリ映画もののけ姫の一場面「森にたたずむヤックルとアシタカ」の織物タピスリー
そうフランス人は大の日本アニメ好きとして知られ、世界最大級のアニメフェス「ジャパンエキスポ」が毎年パリで開催されるほどです
マンガやアニメは「8つ目の芸術」とまで呼ぶフランス人ですから
日本よりも日本アニメを芸術として捉えてくれるからだそうです
手前にはノートルダム大聖堂 キマイラ像
2019年の大規模火災でも被災を免れ生き延びています
 

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続いてメインの展示となるのでしょう
ルイ・ヴィトンの技を伝える空間
壁一面にある85個のトランクを用い、開かれたトランク中にものづくりの過程を紹介しています
なんだか日本の職人気質を意識している展示に思えました

というのも日本のことわざに「井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る」というのがあります
もともとは中国の古典である壮子に由来するらしいのですが
後半の「・・・・されど空の青さを知る」というのは日本で創作されたものようで
狭い世界にいるからこそ、深い知識や知見を得られるといった日本人気質の現れが表現されており
職人技は極めれば同じ、日本人のみならずフランス人にも通じるところがあると言っているように感じました
 


 

球状のルイ・ヴィトンのトランクの展示「トランクのスフィア」
「L」と「V」の字だけで、デザインされたそのルイ・ビトン柄のロゴ「モノグラム・キャンバス」は誰もが一度は目にしたことがあるのではないかと思えるデザインですね
そんなルイビトンにはモノグラム・キャンバスより古い「ダミエ・パターン」と呼ばれる、デザインがあります
それが人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎の羽織に描かれた市松模様と似ていると訴訟を起こされたこともありましたね
もっともそんな日本の伝統模様である「市松模様」は、江戸時代から使用されてきた文化的遺産であり、その起源をさらに遡ると平安時代にも見られることから取り下げられたようですが
  

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ポンピドゥー・センター屋上からパリを捉えた360度ビュー映像
 

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天井からぶら下がる
ぶどうのオブジェ
 

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オーギュスト・ロダンの作品に着想を得て
ディオールが制作した彫刻作品「ザ・カテドラル」
 

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ディオールの「バー」ジャケット展示
フランス国旗を思わせるブルー・ホワイト・レッドの3色
 

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色や柄を省くことでディオールの繊細な仕立てを表す
約400体もの白いトワルのコーナー
隣には高木由利子がモデルを撮影した写真が映し出されています


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「光の箱」とも呼ばれる
約10万本の光ファイバーが吊り下げられた空間
 

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フランスのモン・サン・ミシェル
そして日本の厳島神社の鳥居
双方一度訪れたことがありますが、そんな海に浮かぶ二つの世界遺産がしめ縄で結ばれていました
  

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フランスの人々はかなりのはちみつ好きで、その消費量は年間4万トンとヨーロッパでも最多ランク
国民一人あたりのハチミツ年間消費量は、欧州トップの600グラムと言われているそうです
てなわけでフランスパビリオン最後の展示は
ハニカム(蜂の巣)をモチーフにした展示「ショーメ、自然美への賛歌」でした
 

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今回、大阪・関西万博行きを決めたのはこのガンダム・パビリオン(ガンダム・ネクストフューチャーミュージアム)を訪れたいと言う思いからでした
ちなみにアニメのファースト・ガンダムは私が高校生だったころ
1979年に放送が開始されていてSF好きな私は毎週欠かさず見ておりました
もっとも2作目以降は全く知りませんが
そんなファースト・ガンダム後を題材にしたこのパビリオン
訪れたいと思っていたところ、運よくJALの「FLY JAL X GUNDAMキャンペーン」に当選
おかげでこのガンダム・パビリオンを訪れることとなりました
まずはこのパビリオンの目玉ととなる実物大ガンダム像が迎えてくれました
 

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このガンダム・パビリオンはバンダイナムコグループやサンライズ(ガンダム原作)は当然として
技術協力に東芝、エネルギー提供に大阪ガスなどが参画して運営されており
USJやディズニーランドのアトラクション的な要素が楽しめる施設となっていました
そんなアトラクションは地球側拠点である大阪夢州ターミナルから軌道エレベーターに乗り静止軌道に建設された巨大宇宙ステーション「スタージャブロー」の宇宙駅へ旅立つという設定
ちなみにその軌道エレベーターは地上と宇宙をエレベーターでつなぐ画期的な輸送機関
そうロケットを打ち上げずとも宇宙に行けるという夢のような乗り物です
まるで現代版、いやもとい未来のジャックと豆の木といったところでしょうか
これはアーサー・C・クラークのSF小説「楽園の泉」やチャールズ・シェフィールドの「星ぼしに架ける橋」から始まり、多くのSFやファンタジーにてこの輸送手段が描かれてきました
けれどこれは決して夢物語ではなく、理論的には十分実現可能なものであり、近年の技術発展によって、手の届く域に到達しつつあります
現に日本の建設会社である大林組が建設構想を発表しており、2050年までの完成を目標としているくらいです
完成するまでに生きていたら是非とも乗ってみたいものです
 

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まずはこのガンダム・パビリオンにてその予行演習
順番が来て軌道エレベーターの夢州ターミナルへと向かいます
 

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さて軌道エレベーターに乗る前に搭乗ロビーにて
「機動戦士ガンダム」の物語に登場する人型ロボット「モビルスーツ」が戦争のためではなく平和のために活用
夢洲ターミナルで稼働しているモビルワーカーの映像を見てその世界観に触れます
 

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映像を観終わったところでいよいよ軌道エレベーターに搭乗いたします
搭乗するスペースキャビンはこの「03」でした
 

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動画で撮影しましたが、軌道エレベータで上空36000kmにある巨大宇宙ステーションスタージャブローに上がる(スペースノイドにとっては還る)アトラクションはなかなかのもの
搭乗したスペースキャビンにはハロ型ロボットであるイークスとポーそして「WA-97F06 ザクⅡF型」が同行いたしました
いや〜わざわざ北海道から来た甲斐がありました
 


 

ほんの4分ほどで静止軌道に建設された巨大宇宙ステーション宇宙駅に到着
いよいよ「スタージャブロー」にて宇宙空間を体感いたします
ちなみにどうやって重力を発生させているかはわかりませんが、無重力ではありませんでした
 

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スタージャブローの窓から見える宇宙空間には
宇宙桟橋の近くでペガサス級強襲揚陸艦やGOIC社(GUNDAM OPEN INNOVETION CONSORTIUMの略だそうですが、これはジオン公国の軍需企業だったZEONIC社が一年戦争後にモビルスース製作技術を踏襲するため社名変更したと勝手に解釈)のシャトルが行き来している様子が見て取れます
  

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そんなタイミングで警報が鳴り
スペースデブリが映し出されますが、そのデブリに隠れていたのが
 

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それがスペースデブリに偽装し、接近する船舶・MSを感知して自律制御にて攻撃する重モビルスーツ・ジオング
MSN-X17 ジオング タイプMA
もちろん足なんかはついていません
ここで案内に従ってスタージャブローから地球へ帰還する避難ポッドに乗り移ります
轟音響き渡るなかソニーの触覚提示技術(ハプティクス)による振動により床は揺れっぱなし
そして奥行18m、高さ8m超の映像で窓の外は宇宙空間といった臨場感ある設定を再現されており迫力満点でした
 

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ここで登場するのはもちろん我らがガンダム「RX-78F00/E ガンダム」
搭乗するパイロットは居ず、アムロの記憶を受け継ぐAIが操縦します


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圧巻のバトルの末
もちろんアムロのAIが操縦するガンダムの勝利
 

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おかげで無事、危機を回避することができました
手を帰投するガンダムに
「ありがとうガンダム!」
てなストーリーのアトラクションでした
 

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そして宇宙から往還
夢州ターミナルへと戻ってきました
このアトラクションは50分ほどでしたが、まさにあっという間に過ぎ去りました
そして十代のころ見たファースト・ガンダムの感動がよみがえり
素晴らしい時間を過ごさせていただきました

ターミナルから外に出ると大屋根リングと実物大ガンダムが見て取れます
 

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最後に高さ約17メートルの実物大ガンダム像「RX‑78F00/Eタイプ」を
レアな背面からの角度で撮影(入館したものしか写せない特権ですね)
ガンダム・ネクストフューチャーミュージアムを後にします
ちなみに残念ながら版権の関係もあるのでしょう、ここに散在をもくろんでいた土産売り場はありませんでした


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万博2日目フランスパビリオンを一通り見たあとガンダムパビリオンの予約時間までと思い
イタリアパビリオンも狙いましたが、さすがに人気のパビリオン
そんなこともありミネラルウオーターをサーシスされ、あともう少ししたら入れそうというタイミングでしたが、残念ながらガンダムパビリオンの予約時間が迫っていたこともあり諦めました
 

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さてそんなわけでガンダンムパビリオンを堪能した後は
大阪・関西万博で話題のビールパビリオンを巡ることに
まずはチェコ共和国のビールブランド「ピルスナー・ウルケル」のパビリオン
 

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そんなチェコ・パビリオン前には
「大阪で最高のビール」チェコの冷たいビールという看板が誇らしげに置かれていました
そうピルスナー・ウルケルは、1842年にチェコのプルゼニ(ピルゼン)で誕生した、世界で最も飲まれているビアスタイル「ピルスナー」の元祖
日本のビールといえばもっぱらこのピルスナースタイルを指します
 

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9月中旬でしたが大阪の気温は高くチェコパビリオン
テイクアウトのビールを買い求める来場者で長い列が作られていました
販売カウンターの看板には「TO-GO Pick up」の文字が見られますが
TO-GOはアメリカで持帰り(テイクアウト)のお店でよく使われる文言です
ちなみに)イギリス圏では同様の意味に「take away」がよく使われるようです
   

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ちなみに余談ですがチェコには「ブドヴァイゼル」(Budweiser)という銘柄のビールがあり
アメリカ合衆国のビール会社であるアンハイザー・ブッシュ社のバドワイザーと商標をめぐり世界各国で争っています
このことは10年前にベルリン・テーゲル空港のBAテラスラウンジで「バドワイザー ブドヴァル B・オリジナル」なるものを飲んで
なんでビールの本場ドイツでアメリカの大量生産ビールがあるの?と不思議が気がしましたが
あとで調べて上記の事実を知ることとなりました
 

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ということでチェコパビリオンのチェコと日本の国旗がはためく下で、本場のピルスナー・ウルケル
ヨーロッパの下面発酵(ラガー)ビールですが
暑い日差しの下歩き続けたこともありこれが喉にしみます
 

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続いて隣接するマルタパビリオン
ここはYoutubeで事前に調べて伺ったのですが
残念ながらYoutubeで紹介されていた大阪・関西万博で一番安いタップビールは売り切れとなっていました
多分は安価すぎて客が殺到したのでしょうね
  

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もう一つ看板に謳われる、ユネスコ無形文化遺産に登録されたマルタ伝統的ンパン「イル・フティーラ」には
長蛇の列ができていたので諦め、食べられませんでした
 

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代わりにマルタの隠れた名品である
CISK(チスク)ラガーをオーダー
ちなみにマルタ共和国はイタリアのシチリア島の南に位置する小国
小型犬のマルチーズの発祥の地として有名ですが
私自身は平行に穿たれた2本の溝の遺跡が島内各所に残る「カート・ラッツ(車輪の轍)」と呼ばれる
「オーパーツ(その時代にあるはずのないもの)」がある島という印象があります
 

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グラスに注いでいただきましたが
マルタ共和国を訪れたら、ぜひ試してみたいビール
要塞都市バレッタや聖ヨハネ大聖堂などを見て歩きながら
美味しい地中海料理とともにいただきたいものです
 

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万博の会場から出ると中
灼熱の会場にひとときの涼「いのちパーク」に立ち込めるミストを堪能したり
 

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竹簡を模した壮麗な外観である中国パビリオンは
この行列を見て断念
歩き疲れたことと、まだまだ大阪グルメを堪能したいことから早めに会場を後にしました
 

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くいだおれの地でおなじみ大阪
せっかくそんな大阪に来ていることもあり、万博のみに限らず
たこ焼き、お好み焼き、串カツなど粉もんグルメを楽しまねばと
万博を早めに切り上げやって来たのが駅直結の梅田食堂街にある「串カツだるまホワイティうめだ」
本当なら、ソース二度漬け禁止発祥の店、なんば本店に伺いたかったのですが
私が伺った9月中旬は近隣の建物の火災の影響で休業
ということで宿泊するホテルからもほど近いこのホワイティうめだといたしました
GoogleMapで検索しながら向かったのですが、なかなか店を見つけられず
伺ったときにはすでに10名ほどが並んでいました
 

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まぁ大阪・関西万博の時期ともあり予約は受け付けていなかったので仕方ありません
並ぶことといたします
そんな並んでいる最中に「写真撮ってや~」といってる人形と記念撮影
こうしてblogに載せていただきます


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30分ほど待って入店
壁面には、大阪の街並みや通天閣、ビリケンさんや
梅田のシンボル「大阪マルビル」などが描かれたカラフルな壁紙が貼られているうえ
明るい店内で気持ちよく楽しめそうです
 

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店内は厨房を囲んだカウンター席(19席)とテーブル席(32席)
全部で51席とこじんまりしています
 

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頼んだのが、串カツ14本と一品(どて焼き・特選キムチ・えだまめ)がセットのホワイティセット
 

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一品の中から選んだのはもちろん大阪グルメの王道、土手焼き
キャベツは以前は無料だったそうですが今は有料でした
先ほど万博会場で美味しいビールを飲んできたばかりなので
ここは大阪の粉もんグルメに酎ハイで乾杯
カウンターに串カツ屋独特のソース容器に入れられたソースはなく
ソース皿が置かれていていますが
ソースは漬けて食べるのではなくかけて食べるのがだるま方式のよう
なるほどこれなら二度漬けにはなりませんね
 

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今回はカウンター席に案内されましたが
そこからガラスのショーケース越しに串に刺され出番を待つ具材が並んでいました
 

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さて肝心のホワイティセットの串カツ14本の内容はというと
・元祖串かつ
・天然えび
・アスパラ
・うずら卵
・もち
・とんかつ
・ウインナー
・チーズちくわ
・つくね
・チーズ
・さつまいも
・豚トロ
・鶏からあげ
・季節物のハモ
 

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だるまの串カツを揚げる際には食用油脂、牛脂系が使用されており
揚げ物独特のクセがないのが特徴でいくらでも食べれてしまいます
そのうえみんな揚げたて、美味しく頂かせてもらいました
ちなみに会計は飲み物を入れ全部で3,540円、道理で並ぶはずです
てなわけで並びこそしましたが、その甲斐は充分ありました

ということでコテコテの大阪粉ものグルメはまだ続きます

大阪に来て粉物を食べずに帰るわけにもいかず
串カツの次にやって来たのは「お好み焼き ゆかり 曽根崎本店」
昭和25年創業の大阪生まれのお好み焼き店
栄養たっぷりのヨード卵を使用したお好み焼きが特徴で
ほんまもんの大阪の味を堪能しようとやってきました
こちらの予約は4名からってことで予約は出来なかったうえ
人気のお店ってことでこちらも30分ほど並んで入店
 

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アジア系の団体観光客が去った後の2階のテーブル席に案内されました
そういや今年の年末年始にタイを訪れましたが、日本語で「お好み焼き(Okonomiyaki)」と書かれた暖簾を見かけました
日本との交流が深いタイでは、お好み焼きの知名度は高くバンコクなどの都市部では日常的に食べられる料理のひとつなんだそうです
  

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まず飲み物から頼みますが
こちらでは凍結レモンサワーをいただきます
 

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よせば良いのに頼んだのは「なにわ背徳焼き」
通常のお好み焼きにクリームチーズ、豚角煮、もち、青ネギ、温泉玉子、豚バラ、天かす入りとこの日ばかりはカロリーは無視して美味しいものを食べようと言ったメニュー
 

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焼き方も通常のお好み焼きのように目の前の鉄板で焼いていただくと言ったものではなく
厨房のシェフが調理したものをスタッフが持って来てもらうと言うもの
お好み焼き文化に触れる関西人の隣で、自身で焼く自信がなかったのでちょっと助かります
 

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あらかじめトマトをふんだんに使用した特製ソースと素材にトコトンこだわったマヨネーズがかかっておりそれに半熟たまごが乗っていましたが
熱々で青のりと鰹節が踊るお好み焼きは、流石に美味しかった
これが1,528円とは大阪はやはり恐るべし
 

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凍結レモンサワーのお替りには
「追いサワー」(420円)なるものがあり
お安くお替りできました
そんなことでコテコテの大阪の粉もの文化を堪能いたしました
えっまだたこ焼きが残っているって・・・・
それはまた明日に伺う事となっています
 

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大阪・関西万博への旅ですが往路はANAの伊丹便としましたが、帰りも伊丹便だと高額なのでJALの安価な関空便にいたしました
大阪最終日ですが万博はもう二日間見て回ったこともあり、この日は涼みと癒しを求めて海遊舘へ伺うことに
そう関西国際空港への交通機関はリムジンバスが天保山(海遊館)から直行便が出ていることもあり帰りやすいんです
もっとも午前中くらいしか遊ぶ時間もないことから開店時間に併せうかがいますが
9月中旬の朝早い時間だというのに日差しが強く暑い大阪です
 

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朝一で伺ったことからか
水槽の中ではダイバーが潜水してバキューム清掃をする作業が行われており
レアな映像を見ることに
 

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「日本の森」という展示エリアでは
泳ぎを得意とするコツメカワウソが流線形の体を使ってまるで弾丸のように泳ぐ姿が見れたり


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今回特に見たかった「エクアドル 熱帯雨林」では
鋭い歯を持ち、集団でエサに食いつく非常に凶暴なイメージのレッドピラニアの上を
オオヨコクビガメが優雅に泳いでいたり

 
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生きた化石とも呼ばれる淡水の古代魚アロワナ
石川県では約1億3000万年前の最古のアロワナの化石が発見されることがあったそうです


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世界最大級の淡水魚と言われる
ピラルクは残念ながら後ろを向いたままで顔を見せてはくれませんでした


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水中を泳ぐ2羽のペンギン
水上に頭を出しているのがキングペンギンで
水中を泳いでいるのが、ジェンツーペンギン
 

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「瀬戸内海」水槽のコブダイ
 

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「太平洋」水槽で飼育展示されている2頭のジンベエザメ
メスの「遊(ゆう)ちゃん」とオスの「海(かい)くん」が寄り添いながら優雅に泳いでいました
 


 


同じ水槽の中を露出した鋭い歯を見せる威圧的な風貌のシロワニが見て取れます
映画「ジョーズ」を彷彿とさせますが、実はおとなしいサメなんだとか
 

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「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカ
水槽上部で慣れない泳ぎを見せているのは今年生まれた赤ちゃんのようです
 


 

「日本海溝エリア」の思想には高級魚として知られるキンメダイやイズカサゴ、アカイサキ
そしてタカアシガニなど美味しそうな魚介類がそこにいて帰りに寿司でも食べようかと思わせます
 

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最後に「新体感エリア」にある北極圏の氷上と海中を再現したゾーン
ここにはワモンアザラシが飼育展示されており
涼みと癒しをたくさんいただいてきました
さて天保山エリアには以前から伺いたかった施設が有るのでこのくらいで海遊館を後にします
 

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海遊舘のある大阪ベイエリアまで来たついでと言っては何ですが
元大阪・築港赤レンガ倉庫に世界中から集めた希少なヴィンテージ車を展示しているという
ジーライオンミュージアムにやって来ました
ちなみに海遊館のある天保山からバスに乗りすぐのところにありました
 

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ここは築100年近い歴史を持つ元大阪・築港赤レンガ倉庫の建物を生かし
往時のロンドンやニューヨークの街並みのような空間が演出された大人の空間で
展示場には車好きの人にはたまらない名車を敷地六千坪の博物館に120台余り展示しています
 

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そんな倉庫の前には何気に停められている
ポルシェ 718 ボクスター 2.0リッター水平対向4気筒ターボ スタイルエディション
純エンジン搭載のポルシェのミッドシップ・オープン2シーターで
次期型ボクスターについてはピュアEVとする方針とされていることもあり現行モデルはかえって魅惑的です
 

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隣にあるのは
シボレー・コルベット C8世代
コルベット史上初のミッドシップエンジンレイアウトを採用したモデルです
赤いボディがさえますが


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青色のシボレー・コルベット C8世代も置かれていました
 

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入館してすぐの展示室には
シボレー・コルベットC3(1968年)が展示されていました
まわりを見渡すといかにもビンテージなアメリカ車がずらり
どうやら展示室1はアメリカ車に特化した展示のようです


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2シーターオープンのプレミアムスポーツとして誕生したコルベット
コークボトルシェイプと呼ばれるC3のスタイルはどことなくセクシーです
 

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オールズモビル(後のGM)・カーブドダッシュ(1905年)
移送手段が馬車から自動車へとシフトしていったアメリカ
マンガ「栄光なき天才たち7」原作:伊藤智義・画:森田信吾で
世界最大の自動車会社ゼネラル・モータース(GM)の創立者、W・C・デュラントが自動車を初めて目にし
運転して「自由だ」と言うシーンがありましたが、まさにそんな転換期の車なのでしょうね
 

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GMとくれば次はフォード
1908年に生産が開始され、1927年まで基本的なモデルチェンジがないまま1,500万台以上が製造された大ベストセラーカー
T型フォード
 

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T型フォード(1926年)
1927年12月にモデルTの後継車であるモデルAが発表されていますから
これはモデルTのほぼ最終モデルですね
 

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内装は白で統一され木製ホイールまで白く塗られた
ビュイック・ロードスター(1912年)
奥に見えるのもまたビュイックですが
ビュイックはゼネラルモーターズでは
シボレー、キャデラック、GMC、ビュイックの4ブランドの一つに数えられます
  

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スチュードベーカー・アースキンモデル50(1928年)
シボレー・クーペ
ダッジ・クーペ
 

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フォード モデルA(1927年)
 

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フォード・モデルA(1931年)
 

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アメリカで最も古いオートバイのブランド
インディアン・モーターサイクルの
インディアン・チーフ1200のサイドカー(1947年)
 

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映画「ゴットファーザー」にも用いれられた
キャデラックシリーズ61
 

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フォード スタンダード チューダーストリートロッド セダン(1939年)


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初代シボレー・ベルエア(1953年)
ちなみに私の好きな映画「アメリカン グラフィティ」には
ハリソン・フォード演じるボブの乗った55年型シボレーベルエアの2ドアが登場し
黄色の1932年式フォード・デュース・クーペとレースを繰り広げ、溝に突っ込んでしまいます
 

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アメリカンマッスルカーのシンボル的な一台
シボレー・ノヴァ(1966年)
映画「ワイルド・スピード」にはシボレー ノヴァ SS(1970年)が
シリーズで人気キャラクター・レティの愛機として登場していました
 

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ビュイック エレクトラ 225コンバーチブル(1961年)
  

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ジーライオンミュージアムの展示場1にはキッチンカーとイートインのスペースがあり
上記の貴重なクラシックカーを眺めつつ軽食や飲み物が愉しめるようでした
さて次は展示場2「欧州車」に続きます
 


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ジーライオンミュージアム展示場1のアメリカ車の展示車を見たあとは
展示場2の建物へ
ここにはどうやら欧州車の展示がなされているようで、ロールス・ロイスが何台も並んでいます
ロールス・ロイスと言えばザ・ペニンシュラ香港にて、送迎にも使われることでも有名ですね
まずはロールス・ロイス・ファントム II コンチネンタル スポーツ(1934年)
 

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続いてベイビー・ロールスとも呼ばれる
ロールス・ロイス 20/25 HP(1933年)
 

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ロールス・ロイス・シルバーレイス(1947年)
 

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ロールス・ロイス・ファントムV(1966年)
 

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ロールスロイス ファントムⅣ(1975年)
 

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これまたイギリスのスポーツカーメーカーMGの
MG-TD(1952年)
  

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ジャガー XK140S FHC クーペ(1957年)
神戸で開催されたLIAISON CLASSIC CAR RALLY FESTIVALで優勝した車だそうです
 

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ジャガーXK120(1954年)
公称最高速度120マイルが車名になったスポーツカーで
ジャガーの名前を一流のモーターカーブランドとして不動の地位に確立させたモデルです
奥にあるクリーム色と赤色の車は、ロールス・ロイス・ファントムII(1929年)


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今は無きイギリスの大衆車メーカー・モーリス社の
モーリス・マイナー・カブリオレ(1952年)
 

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手前の車はバンデンプラ・プリンセス 4ℓ R
イギリスのコーチビルダーであるバンデンプラス社が、モーリスADO16をベースに製造したシリーズの最上級モデルで
こんな車体ですが、ロールスロイス製の直列6気筒4000ccエンジンを搭載しているだけでなく
実はショーファー・ドリブン
そう専属の運転手が運転する高級車だったりします
エンスーマンガの金字塔「GTロマン」西風著のマンガに
ホテルのドアマンが、ベンツより先にこのバンデンプラ・プリンセスの後部ドアを開けに行くシーンがありました

奥にある赤い車は、ヴァンデン・プラ プリンセス
これまた「ベビーロールス」や「スモール・ロールスロイス」とも言われていたそうで
知る人ぞ知るレアな2台の車をここで見ることとなりました
 

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英国を代表するスポーツカーメーカーであるトライアンフ社の2シーターロードスターモデル
トライアンフ TR4(1964年)
イタリアのデザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティによってデザインされたモダンなスタイルが目を引きます
 

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続いてイタリアのフェラーリが製造した初のミッドシップ2シータースポーツカー
Dino246T TipeE(1972年)
エンツオ・フェラーリの長男の愛称である「ディーノ」を冠したモデルです
 

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マンガ「MFゴースト」で沢渡光輝が駆る事により一躍脚光を浴びたアルピーヌA110
展示しているのは、かつてフランスに存在した「アルピーヌ」と呼ばれるメーカーのモデルで、WRCでも大活躍した車でした
 

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アルファロメオ ジュリエッタ スパイダー(1959年)
ピニンファリーナによって描かれたその美しいボディが魅惑的なことに変え
スポーティーカーとしては無理をすれば手が届くその価格のおかげで大成功を収め
映画『卒業』に登場しダスティン・ホフマンが乗ったアルファ・ロメオ・デュエットの人気もあやかり
アルファロメオの経営基盤を確立したモデルです

こんなところで展示場2見学は終了、次は展示場3に向かいます
 

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元大阪・築港赤レンガ倉庫ジーライオンミュージアム
最後に伺ったのが展示室3
ここはどうやら希少な日本車の展示がなされているようです
 

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まず目を引くのが日本が高度経済成長期の真っただ中にぽつんと生まれた
「トヨタ2000GT」
トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発し、1967年から1970年まで生産されたスポーツカー
販売したトヨタでは「1台売るごとに赤字だった」とも言われていて
生産台数はわずか337台となってしまい「幻の名車」と言われていますが
なんとここジーライオンミュージアムには2台展示されていました
一緒に撮影したのがオリジナルで
  

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もう一台はカスタムされたものです
サイドミラーがドアミラーに変更されたりフロントフェンダー後方にダクトが設置されたり
マフラーも純正ではなさそうですし、タイヤもオリジナルよりも幅広のものが履かれていました
 

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この車が有名になったきっかけが、映画『007は二度死ぬ』で、ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドの愛車として使われたことでしょう
耐久レースなどでも活躍しましたが、このトヨタ2000GTは
伝説のレーシングドライバー浮谷東次郎の為に作ったとも言われています
 

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あと私がどうしても見たかったのが「2000GT」のエンブレム
なんと日本の伝統工芸品である「七宝焼」で作られているのだそうです
近寄ってみたところまるで工芸品のような美しさでした
 

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日本初のロータリーエンジン搭載車
「マツダ・コスモスポーツ」(1970年)
私自身は特撮の帰ってきたウルトラマンで怪獣攻撃隊の特別チームMATの専用車両マットビハイクルとしてのイメージが強すぎる一台です
 

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1964年の鈴鹿サーキットを舞台に展開された第2回日本グランプリで生沢徹選手が操りポルシェを抜くと言った「スカイライン伝説」を生み出した
プリンス自動車の「スカイライン 2000GT (S54型)」
元のスカイライン1500(S40型)のホイールベースを200cm延長し
グロリアの2LのG7型直列6気筒SOHCユニットを強引に押し込んだうえ
ウェーバー製のキャブレターを3連装
当時としては図抜けた125psのパワーを誇り最高速度も180km/hに達したそうです
そんなわけでシックなセダンボディと内に秘める高性能の組合せは「羊の皮を被った狼」と言わせしました
 

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こちらもスカイライン
プリンス・スカイラインスポーツ コンバーチブル(1963年)
イタリアのデザイナー、ジョバンニ・ミケロッティがスタイリングを手がけたもので
価格も195万円と、現在の貨幣価値換算で2000万円以上に相当する高価格車だったそうです
 

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ホンダが自動車メーカーとして本格進出した初期のモデル「S600」もありました


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初代「トヨタ・セリカ(TA22型)」(1970年くらいかな)
トヨタのWRC(世界ラリー選手権)挑戦の始まりとなった車両
今のWRCでのトヨタGRヤリスの活躍もこの車から始まったんですね


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いすゞ・ベレット1600GT(1971年)
フロントにあるDOHCのエンブレムが誇らしげですが
幾多のモータースポーツに参戦して勝利を重ね、「ベレG」の名を不動のものにしたそうです
  

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最後に
オースチンA50セダン(1957年)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」
何故日本車の展示室に英国車とも思いましたが
日産が英国オースチン社と技術提携し、国内生産されたA50ケンブリッジといった車種があり
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」に出演した車輌だからなのですね

さてまだゆっくりしたいのはやまやまですが、残念ながら帰りの飛行機の時間も迫っていたので後ろ髪を引かれつつ帰ることに


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行きはANAの伊丹便でしたが、帰りはJALの関西空港便
海遊館やジーライオンミュージアムのある天保山から空港リムジンバスで関西空港に帰ってきました
すぐにセキュリティを潜り制限区画へ
そこでビックリ!
なんとそうそう万博会場なら長蛇の列で1時間は並ぶ土産が、なんと関西空港制限区間の臨時のショップで販売しているんです
てなわけで並ばずにバラマキ土産とミャクミャクのステッカーを手に入れることができました
そしてそんな万博土産を購入していると、ボディガードに囲まれた一団がやってきました
それが元石破総理、いやもといこの時はまだ総理大臣で
どうやら大阪・関西万博の視察か何かに来られていたようでした
 

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セキュリティを潜ったら、まず向かったのが
プライオリティパス指定ラウンジのぼでしゅう1946関西空港店
 

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もちろん座って好きなメニューから3,400円まで無料(プライオリティパス使用の場合)で食べることも可能ですが
ここにはテイクアウトは専用のメニューがあり
①ご当地ドリンク(生ビール・角ハイボール・ソフトドリンク)
②選べるメインディッシュ(たこ焼・金賞からあげ ぼてから・元祖中津からあげ もり山)
③サイドディッシュ(みしまコロッケ)
④選べるお土産(塩バターどらやき・京都デニッシュ)
から、それぞれ一つずつ選ぶ仕組み
そんなプライオリティパスセットなるものををテイクアウトします
 

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それらをLOUNG KANSAIに持ち込みますが
 

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LOUNG KANSAIは万博期間とあって思いのほか混雑していましたが
なんなく窓際の一人用ソファーに座り
 

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ここではハイネケンビールやキリン一番搾り
  

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そしてキリン氷結レモン
キリンウイスキー陸が飲み放題
 

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ということで日本のラウンジには珍しいハインケンビールを飲みつつ
大阪粉もの食い倒れ最後となるぼてじゅうのたこ焼きと
三島コロッケをいただき、搭乗時間までまったりします
  

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ちなみにLOUNG KANSAIにも万博土産コーナーがありました
いや~会場で無理して並ばなくて良かった
 

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混雑はしていましたが予定通りJAL2505便は出発
全長約486mの日本最大の前方後円墳である大仙陵古墳(仁徳天皇陵)や
 

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昨日上った
大阪城天守閣と周りに広がるお堀を眺めつつ遊覧飛行といった帰路となりました
 

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にしてもこの3日間歩き回り足が痛くてまともに歩けないほど
けれど2日間の大阪関西万博巡りでは、午後のみ参加でガンダム館をはじめアメリカ館、フランス館、ドイツ館、タイ館、TECH WORD(台湾館)、トルコ館、コモンズAのパラオブース
それにドイツ館とチェコ館、マルタ館でお国自慢のビールをいただき満足な万博巡業となりました
おかげで十数年後には実は大阪関西万博に行ったと自慢できそうです、もっとも上海万博には行ってますが
 

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この翌週は台南は嘉義の阿里山をめざしましたが、TECH WORDでいただいた帽子がコンパクトなのと現地のガイドとの話題性を鑑み持って行くこととしました
 

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こうして2泊3日の大阪・関西万博&大阪食い倒れの旅は終了
ところでその大阪・関西万博、開幕当初のマスコミ関連ニュースでは、「大阪万博は無駄遣い。即刻やめるべきだ」「建築が絶対に間に合わない。見るべきものは無い」「東京の人はわざわざ大阪万博に行かない」
そして終盤大人気となった「ミャクミャクが気持ち悪い」などとネガティブな論調のバッシング報道ばかりでした
けれど私が伺った9月中旬は入場制限が掛けられ来場もままならないうえ、会場内はまともに歩くのも困難なほどの混雑ぶり
これは個人によるSNSの発信による影響が大きかったのでしょう、テレビでは批判しているけど実際行ってみたら面白かった、そんな評判を聞きつけ大勢の来場者が押し寄せたのだと思いますし
私自身もまたこの万博を訪れ大成功した現実を目のあたりにしてきました
今回いわゆるオールドメディアとも呼ばれるようになった新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど、従来型のマスメディアが
SNSを中心とした個人の発信に負けたのでは?と思える出来事となり
ある種メディアの新旧交代の転機ともなったイベントだったのでは?とそんな思いで大阪から帰ってまいりました
 

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