仁木町ワイン旅2024の最近の記事

先週末ですが名鉄観光催行のバスツアーなるものに参加してきました
パンフレットには
札幌駅からのバスの旅「はじめての仁木町~ワイン旅 in 仁木」
~注目のワイン産地仁木の魅力を探る旅~
『仁木町で触れる北海道産ワインの魅力』
世界コンクール受賞歴を持つワイナリー見学や、ワインに合うお食事、"ワイン神社"として親しまれる仁木神社へ・・・ワインの町、仁木町の魅力を満喫!というもの
しかもなんとこれが札幌発着で一人3,000円というから驚きです
  

niki00.jpg
 

ツアーに使うバスはこのトヨタ・コースター
マイクロバスと言われる小型のバスで定員も25名程度と
さほど告知もしていないのでそんなにも集まらないだろうと踏んでいたのでしょう
今回私どもが参加したときも私どもを入れても7名の参加者でした
 

niki01.jpg
 

さてこの日の朝は前回のエントリーの通り朝に自宅の除雪作業を2時間ほど行ったこともあり
お腹が空いていたので、出発前にローソンで朝飯にとサンドイッチとカフェラテを購入しておきました
最近のコンビニ飯はブランドづいているようで
あの「箸で切れるやわらかなとんかつ」で知られるとんかつまい泉が監修した
「三元豚の厚切りロースカツサンド」を購入、仁木までの道のりに美味しく頂きました
 

niki02.JPG
 

ツアーバスは「にきiセンター」に立ち寄った後
余市ワイナリーに伺います
ちなみにこの日は日中+3℃にもなる暖気
余市ワイナリーレストランの屋根の雪はまさに落ちようとしているところでした
  

niki03.JPG
 

そう昼食会場となるのは
「余市ワイナリーレストラン」
余市ワイナリーとともに日本清酒が経営しているレストランです
 

niki04.JPG
 

落ち着いた雰囲気のレストラン
まだ午前11時のオープン直後という事もあり空いていました
 

niki05.JPG
 

ここ余市ワイナリーレストラン一押しは
近隣のニセコ町、共和町産のチーズなどから取り揃えたチーズをふんだんに使い
本格的な石窯で焼くこだわりのピッツァ
ただ残念ながら今回のバスツアーの食事には含まれていませんでした
 

niki06.JPG
 

今回のバスツアーで提供されたのは
「余市ワイナリースペシャル」
ハンバーグ、ベーコン、ソーセージのミックスグリル、ライス付き
それにワインに合う「チーズ盛り合わせ」
北海道クレイル 老古美(おいこみ)、ニセコ 裂けるチーズスパイシー、イチジク
ショートパスタ(フジッリ)たっぷりの「グリーンサラダ」
 

niki09.JPG
 

合わせるワインはもちろん余市ワイン(これはツアー料金とは別途)
当初グラスワインを頼もうとしましたが、メニューを見ると
どうやらレストラン価格ではなく、小売価格で提供されて入りるよう
 

niki07.JPG
 

もっともこのあと仁木ヒルズでのワインの試飲も控えていることから
ワインはハーフボトルで、余市ツバイゲルトレーベ1,435円を別途頼みました
 

niki08.JPG
 

道産牛100%のオリジナルのハンバーグを白ワインソースでいただきましたが
これが赤ワインによく合います
ボリュームもたっぷりで満腹
 

niki10.JPG
 

食後のコーヒーも付いていたので
次の出発時間までコーヒーを飲みつつまったり
 

niki11.JPG
 

そうそうレジの壁には、余市町出身で日本人初のスペースシャトル搭乗宇宙飛行士の毛利 衛さんの色紙が誇らしげに飾られていました

何度も申し訳ございませんが、このツアー参加費は一人3,000円だったりします
 

niki12.JPG

バスツアーでは仁木神社を参拝
ワイン旅でなぜ神社?とも思いましたが
2015年に仁木町に開設したニキ・ヒルズ・ワイナリーの石川代表が、この神社を訪れて、気に入ったことが始まりで、「ワイン神社」と親しまれるようになったんだそうです
 

niki13.JPG
 

そんなこともあり境内のあちこちにはワインにちなんだ奉納品が置かれるようになりました
例えば写真の「はつゆき」のワインボトルの形をした手水舎は、2019年に日本ソムリエ協会名誉顧問の熱田貴さんが奉納したです
 

niki21.JPG
 

ワインボトルやグラスの形が彫刻された石灯籠では
ワインボトルからワイングラスにワインを注ぐ様子を表現していたりします
 

niki14.JPG
 

それと境内に奉られたワイン樽も含めニキ・ヒルズ・ワイナリーから奉納されたもの
  

niki15.JPG


そんなワイン神社と呼ばれる仁木神社で参拝
これから先も健康で美味しい酒が飲めますようにと祈願いたします

ちなみにこの仁木神社には必勝祈願で栗山監督も訪れるようで、神社の傍にある白梅は栗山監督が献木(令和元年十一月一日豊祝)がありました
日本ハム監督の時代に白星の花を満開にしたいとの思いから白梅を献木したのだとか


niki16.JPG
 

今回のツアーでは特別に本殿内にも案内され
宮司の息子さんから仁木神社について説明いただきました
本殿の天井には矢が刺さっていますが、これは国の重要無形民俗文化財の「松前神楽」にかかわるもの
松前神楽が好きで神職になられた、神恵内村出身の仁木神社の宮司さんならではのものですね
 

niki17.JPG
 

社務所にも
日ハム時代やWBCの際にも祈願した栗山監督にまつわるものがたくさん展示されています
 

niki19.JPG
 

特に昨年9月には世界一になった御礼参りにも来られ色紙を書かれていったそうで
その色紙の複製が神社の中に額に入れ飾ってありましたが、そこには
「仁木神社様 感謝 大願成就 世界一 信 夢は正夢
 令和五年九月十九日 栗山英樹」と記されていました
ワインの神様のみならずここには野球の神様もいるようです
そんなわけで少年野球をやっている方も必勝祈願に訪れるそんな神社だそうです
 

niki18.JPG
 

社務所ではもちろん
御朱印帳に直書の御朱印も賜りましたが
そこにはワイン瓶をかたどった捺印もされていました
 

niki20.JPG

「はじめての仁木町~ワイン旅in仁木」はいよいよメイインイベントの
仁木ヒルズのワイナリーツアー(3種のテイスティング付き)
樽がずらりならぶいかにもワイナリーらしい地下貯蔵庫で記念撮影
 

niki22.JPG
 

2019年7月にグランドオープンした北海道仁木町の「仁木ヒルズ・ワイナリー」
醸造所や地下貯蔵庫を備えた建物は丘の上にあり
マイクロバスとはいえスタックしては大変と、途中でスタッフの車に乗り換えワイナリまで送っていただきました
 

niki23.JPG
 

オシャレなたたずまいのワイナリーで
33haの敷地内にはブドウ畑にナチュラルガーデン、醸造所はもとより
レストランや宿泊棟があります
  

niki24.JPG
 

奥には暖炉
間引きしたカラマツがくべられていました
 

niki25.JPG
 

さまざまなワインコンテストで獲得した賞状に加え
ここに来られた方がサインしたボトルなども展示
 

niki26.JPG
 

なかにはWBC日本代表監督 栗山英樹氏の物もありました
ラベルには「夢は正夢」と書かれています
 

niki27.JPG
 

試飲コーナーのバーカウンターには
リーデルのワイングラスがずらり
これって全部で幾らになるのと、へんな勘定をしてしまう私がいます
  

niki28.JPG
 

「世界に通用する」ワイン造りを目指す仁木ワイナリーでの見学
醸造工程などをスタッフの解説を交え案内してくれます
まずは搾汁施設から
WOTTLEのブドウ用破砕機が見て取れますが、クレーンで上げたブドウを上から機械に入れる様な造りになっていました
  

niki29.JPG
 

他にも新しいワイナリーとあって設備も最新の物が多く
たとえばこの搾汁器「Europress P34」も先進の設備
宮崎の都農ワイナリーで同様の物を見ました
古くは人の手や足を使って行われていたワイン造りに欠かせない「プレス(圧搾)」を行う空気圧式の機械
ここでは主に白ワインに使われるそうです
 

niki30.JPG
 

瓶詰作業に使われるのは
イタリアCIME CAREDDU社の充填機
 

niki31.JPG
 

これは瓶内二次発酵のスパークリングワインのボトル中の澱を瓶口に集めていくための工程
古くは人の手で逆さにしたボトルを回していた作業「ルミュアージュ」がいまやこの
自動ルミアージュ機「ジャイロパレット(イタリア製)」で通常6週間かかっていた、澱を瓶口に集める作業が1週間に短縮できるのだとか
 

niki32.JPG
 

瓶口に集めたボトル中の澱を取り除く作業「デゴルジュマン」
まずはこのネックフリーザーという―27℃前後の冷媒が入っている専用機械にボトルの首の部分のみ漬けてる瓶口部分を凍らせます
次に奥の機械で瓶口が凍ったボトルの王冠を開け、ボトル内で生じたガスの勢いを使い瓶口部分に集まった澱を飛び出たせさせるもの
そして飛び出したワイン分を元の容量に戻すべくワインを補填し抜栓するという作業が行われるそうです
  

niki33.JPG
 

醸造用のステンレスタンクがずらりと並んでいますが
ここは年間約2万本のワインが製造されるのだとか
 

niki34.JPG
 

そうしたワインはこの地下トンネルで寝かされ出荷されます
 

niki35.JPG
 

これは日本ソムリエ協会名誉顧問・熱田貴氏をイメージした部屋?
そんな熱田氏は、仁木ヒルズ・ワイナリーの監査役として、ワイン造りを監修しているそうです
 

niki36.JPG
 

見学の後は
テラス席でぶどう畑を眺めながらのテイスティング
窓の外にはワイン用のぶどう畑が広がっているそうですが
先般の後志地方を襲った大雪で窓の外には大きな雪の壁が築かれていました
 

niki37.JPG
 

本来ならこうした28ヘクタールの広い敷地を見渡せるそうです
  

niki38.JPG
 

そんなわけで仁木ヒルズ・ワイナリーのテイスティングルームで記念撮影
 

niki39.JPG
 

ここでは
仁木ヒルズワイナリーのフラッグシップワイン「はつゆき 2022」や
貴腐の香味を感じる「はつゆき LATE HARVEST 2019」
バッカス種を使った「NEIRO 2022」の3種をテイスティング

 

niki40.JPG
 

この暖炉前は人気席
スタッフも気前よく薪をくべてくれ
ツアー参加者は順番に暖炉の前で撮影することに

ちなみに本来ならこの3種のテイスティング付きワイナリーツアー(75分)の料金は一人3,300円
いや~この「はじめての仁木町~ワイン旅in仁木」一人3,000円はお得感満載でした


niki41.JPG

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうち仁木町ワイン旅2024カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは余市2024です。

次のカテゴリは小樽雪あかりの路2016です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。