ちょっとしたブランドとなるオホーツク産の鮭
特に斜里沖の定置網で獲れた鮭が人気のようだ
海はつながっているはずなのにオホーツクで獲れたものと太平洋、日本海で獲れたものではその価値が違うようです
何が違うのか、よくわからないがとにかくオホーツクの海は豊かです
例えば斜里あたりの砂浜で波打ち際海水をすくってみると手の中にはたいてい数匹のアミが泳いでいます
そんな豊潤な海で育った鮭は美味しいのでしょう
そんな鮭を求めて道内各地から太公望がやってくる季節となりました
三連休初日となる土曜日、おそらくは札幌・旭川あたりから来られていると思いますが、いったいいつ家を出てきたんだ~
朝の9時頃JR網釧線からの車窓では網走あたりから斜里までは鮭釣りの釣竿が延々と連なっているように見えます
さて私も知床2日目は鮭釣り
釣場も地元の方から穴場を聞いてあります、早朝の4時半実家を出てその釣り場に着いたのは約20分後
割と空いていて周りとの釣り人との距離は左右500mくらいでしょうか
ここならへたくそな私が思い切り投げてもラインが他の人と絡むことはないでしょう
竿を用意したところであたりも明るくなってきました、鮭釣り開始です
まあ写真の通りまわりの釣り人までの距離は充分にありますのでしっかりと遠投
・・・・と思って気持ちよく飛ばしたいのですが、慣れないせいかまったく思ったところまでは飛びません
ところが5分もしないうちにそんな投げ損ねて手前20mくらいのところに着水した竿にあたりが来ました
竿を思い切り振って合わせたところで鮭がパシャリと海面を叩きます
とたんにものすごい引き
さほど遠くに投げ入れていなかったせいかすぐに手元の砂浜近くまで誘導
そこで左右に走られましたが、何とか波に乗せて砂浜にあげることが出来ました
砂浜で暴れますが、流木で頭を叩き気絶させます
ちなみに釣具屋にはこのとき頭を叩く専用の棍棒のようなものが売られています次回のために買っておこう
釣れたのは銀ピカの雄 72cm 3.8kg です
その後20分くらいでしょか、先ほど釣れた鮭の写真を撮っているともう一度あたり
じっくり待ってコチラもしっかりと合わせフィッシュオン
2匹目は雌 70cm 3.3kg
このあとはあたりは有りませんでしたが、海やウナベツ岳、知床半島を眺めてのんびり
周りも片付けはじめましたので6時半には撤収、実家に帰ります
2匹の鮭を携えて、いや~満足満足
ちなみに義父はこの時期、数十年にわたり毎日のように斜里の浜で鮭を釣られていた方で年に100~150匹ほどの水揚げがありました(^^ゞ
私も以前その恩恵を随分受けていたのですが、体力的なものがあるのでしょう今はこの時期山でマイタケ採りに専念されているようです、鮭よりマイタケの方が高いというのがその理由だとか
とかくそんなに沢山釣るとその鮭を捌くことに苦労します
朝の1~2時間で10匹ほど釣ったこともあるとか、そんなときのため実家の家の外には専用の流しがありそこで毎日のように鮭を捌いていたそうです
今回もその流しで2匹ともに3枚に下ろしてもらい、冷凍して持って帰ることに
雄には白子、雌からはイクラ450gが取れました
イクラはその場で醤油づけ
白子は生姜と醤油で味付けし煮込んでもらいました
これが絶品でした
雌のほうは腹を開けるとまさにサーモンピンクの身
こいつは時間がある寒い日にスモークサーモンでも作ることにしよう
さてこれで又来年も来なければならないことになった
■業務連絡:次回のクラブの例会はこの鮭でチャンチャン焼きです
天然のマイタケでマイタケご飯も炊きます