大阪関西万博、親日国パビリオン巡り3軒目は微笑みの国タイのパビリオン

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タイ(旧シャム)は東南アジアのなかで、一度も植民地になることなく独立を維持した数少ない国で
そんなタイには王室があり日本の皇室とは親密な関係をもっています
そのうえ国のつながりとしては600年にわたる長い交流の歴史があります
ということで王室を非常に敬うタイの国民性もあり、タイの方々は日本に親しみを感じてくれる方が多く、親日の国として知られています
ということで大阪関西万博、シリーズになってしまった親日国パビリオン巡り
3軒目は微笑みの国タイのパビリオンとなりました
 

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これは入場までの順番待ちなどへの配慮でしょうか
タイパビリオン前に用意された舞台で徳島の阿波踊りが披露されていました
踊っているのは関西在住者を中心とした阿波おどりの連「なにわ連」
昨年タイのバンコクで開催された観光旅行展示会
「ジャパンエキスポ・タイランド2024」で阿波踊りを披露してますので
タイとはそんなつながりもあったのでしょうね
 

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そんな阿波踊りを見ながらの順番待ちのあと入館
会場内のサインには
「100 POTENTIALITIES OF THAI PUBLIC HEALTH SYSTEM(タイの公衆衛生システムの100の可能性)」
「1000 MEDICAL FACILITIES」(1,000の医療施設)
と掲げられていますが
タイパビリオンのコンセプトは
「よい食事、豊かな生活、免疫力の高い国」
医療や公衆衛生、健康文化に焦点を当てたパビリオンです
 

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そんなこともありタイの薬が並んでいますが
そういや今年の正月にタイのラン島を訪れた際にバイクで転倒し救急車で搬送された際に処方された
破傷風に対する感染症の抗生物質を処方されたのを思い出しました
そうタイは熱帯・亜熱帯の気候で、また地域ごとの公衆衛生環境や医療体制の違いがあり
日本と比較して感染症のリスクが高い病気がいくつも存在するんです
  

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タイパビリオンのマスコットキャラクター「プーム・ジャイ」がタイの医療について解説しています
私どもの住む日本は高度な医療で知られていますが、タイは東南アジアではシンガポールと並び医療水準は非常に高い国なんです
しかもタイ伝統医学やウェルネスと融合した独自の医療も進化中だそうです
 

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私にとってタイの医療といえばやはりこの動画
タイの泣ける感動のCM(日本語字幕)【TRUE MOVE】
何度見ても泣けてきます



 

続いて「メドパーク病院」の紹介展示
旅行中のけがや病気、海外移住の際の医療は無論
タイの医療ツーリズムについての宣伝の意味合いを強く感じました
というのもタイの歯科は「デンタルツーリズム」と呼ばれるほど外国人に人気があり、インプラントなどは1本15〜20万円程度で可能
不妊治療についても最先端のIVF(体外受精)センターについての説明がありました
 

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続いての展示ブースでは
タイ古式マッサージが「ヌアット・タイ:無形文化遺産」ユネスコ無形文化遺産に登録されていることを紹介
実際にここでタイ古式マッサージを受けることも可能だそうですが
そのためには朝一でこのタイパビリオンに並ばねばならないとか
 

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タイの伝統的な食文化の紹介ブースでは
日本のお家芸である食品サンプルによる展示がなされていますが
その中には正月に伺ったタイのチェンマイの伝統料理「カオソーイ」もありました
そういやチェンマイ空港の売店で買ったカオソーイの麺とスープまた食品棚で眠っているのを思い出しました
 

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パビリオン内のタイレストランでは
「トムカーガイ」や「ソムタム」などの私好みのタイ料理がテイクアウトできるようでしたが
まだ回りたいパビリオンがあるため後ろ髪をひかれつつもタイ料理は諦めることに


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このページは、r-ohtaniが2025年11月 7日 06:23に書いた記事です。

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