ウィーン国立歌劇場ガイドツアー(英語)に参加

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世界屈指のオペラ歌劇場のひとつウィーン国立歌劇場(ヴィーナー シュターツオーパー)
ドイツから北イタリアを支配するハプスブルク君主国の首都であったウイーンで威信をかけて発足したこともあり
1862年にハプスブルク家の宮廷オペラ座としてオープン
1869年のこけら落としでは当時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザベートが臨席するなか、モーツァルト作曲のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が上演
その後約150年にもおよんでオペラ、バレーのみならず座席を全て外して舞踏会なども開かれたそうです
そんなわけでこの歌劇場のレパートリーは世界一を誇っています

目の前をトラムが走るウィーンの中心部、ケルントナー通りとリング通りの交点に面して建てられておりました
主要観光施設なんでこの時、乗り降り自由の2階建て観光バス「Vienna Sightseeing Bus Tour」が停まっていました
ちなみにこの裏通りには5つ星ホテル「ホテル・ザッハー(Hotel Sacher)」があり今朝がたオリジナル・ザッハトルテを食してきたばかりでした


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私自身音楽にはさほど興味がないこともありオペラを見る訳では有りませんが
せっかくなのでウィーン国立歌劇場へ行き、ガイドツアー(英語)に参加、割と隅々まで見させてもらいました
ちなみに日本語ツアーもあったのですが、準備不足で予約していなかったこともありこの日は満席でした(まぁお盆休みなんで当然と言えば当然ですね)
 

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ちなみに座席にはモニターが設置されていますが
ウィーン国立歌劇場は各席にモニターが設置されていて、6ヶ国語で翻訳を見る事が出来る様になっていました
ちなみに開演前は翻訳されたあらすじが表示されたり、幕間の飲食のオーダーにも使われるそう
 

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講堂は典型的な馬蹄形をしていて、歌劇場収容人員は2280人
 

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バルコニーは5層にも及びます
 

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そんなバルコーニーのボックス席は思いのほかシンプル
 

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来賓の方が案内される事の多い「玉座」たる
正面2階席「Mittelloge」にもガイドツアーで案内されました


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このオペラ座は建築や内装の評価もすこぶる高く、ファサードや大階段、皇帝の使用していたティーサロンや大理石のホールなど、見どころも盛りだくさん
まずは正面の大階段にはモーツァルトの「魔笛」を描いたフレスコ画


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シュベント・ホワイエには重厚な壁面や天井画に散りばめられた装飾や絵画
そして窓やドアの上に歴史的作曲家14名の彫像が見て取れます
 

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このティーサロンはその当時、皇帝ヨーゼフ一世や皇妃エリザベートが使用した部屋だそうです
今は舞踏会の時のテレビのインタビューなど特別な機会にしか使われていないのだとか
 
 
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最後に「マルモアザール」では大理石で作られた2つの大きなモザイク画、そして梯子を使ってのシャンデリアのメンテナンスと生のウィーン国立歌劇場の裏側も見ることが出来たりと
40分のガイドツアーでウィーン国立歌劇場の雰囲気をたっぷり満喫してきました
ちなみにウィーン国立歌劇場は2002-2010に音楽監督として小澤征爾氏が選ばれたりもしたらしくそんな表記もありました
 

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このページは、r-ohtaniが2024年10月 9日 06:03に書いた記事です。

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