国際観艦式フリートウィーク木更津新港「護衛艦もがみ」

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国際観艦式フリートウィーク初日となった10月29は海上自衛隊艦艇の一般公開会場だった横須賀を見学
一通り見たこともあり2日目の10月30日は宿泊する横浜から羽田空港に向かい荷物を預け合あとは
バスでアクアラインを渡り木更津へ向かいました
にしても羽田空港から木更津までわずか35分と言うのはある意味驚きでした
 

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木更津に向かったわけが木更津新港が横須賀同様に国際観艦式フリートウィークの会場となっており
こちらにも海上自衛隊艦艇の一般公開が行われていたからでした
 

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こちらも入場には体温測定や手荷物検査があり1時間ほど並びましたが
待っている間もラッパ吹奏の展示で間を持たせるなどの粋なサービスがあったりもしました
 

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さてここ木更津での海上自衛隊艦艇の一般公開の目玉は新世代ステルス艦である、もがみ型護衛艦「もがみ」と「くまの」の展示
この2艦が見たいがためにわざわざ横浜から東京湾を渡り木更津へとやってきたと言うわけです
ちなみにその「もがみ」、形状を見て分かる通りレーダーで発見されにくい「ステルス性」を備えているうえ
Mk45 5インチ砲や17式艦対艦誘導弾を装備し、対空、対艦、対潜水艦能力が高く
しかも対機雷戦機能を持つ多機能艦
この新型艦の艦種記号は「FFM」
「フリゲイト(Frigate)」を示すFF、これに機雷戦(Mine warfare)が加わっていると言うわけです
  

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間近で見ると艦はふだん見慣れた船の形とは異なる、直線を多用したシンプルなフォルムでとなっており徹底的にステルス化されています
それと艦橋頂部にユニコーンとも呼ばれる複合通信空中線
ただこの艦の一番の特徴は「自動化」
周辺への監視要員を配置をカメラで代用したりして200人前後で運用していた護衛艦の乗組員を90人くらいで済むようにしているのだとか
自衛隊と言えど人員不足の今の時代に必要な機能を追い求めた護衛艦という事になるのだとか


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さて護衛艦もがみと護衛艦くまのの見学ですが、1時間ほど並んでようやく乗艦
けれど乗艦できるのはどちらかとの事でした
しかもどちらに乗れるか決める事もままならず、言われるがままに護衛艦もがみに乗艦することとなりました
そのうえ乗艦したものの護衛艦もがみはやはり最新鋭艦
機密の塊のようで艦内内部は撮影禁止でした


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こちらは護衛艦くまのの艦橋、もがみからの撮影です
 

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この62口径5インチ砲(127mm単装砲)はくまのの主砲です
 

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満艦飾がはためく艦首の向こうにはイージス護衛艦あたごの姿も見て取れます
とても頼もしい景色に見えるのは私だけではないかと
 

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護衛艦もがみとくまのの並んでいる姿は滅多に見られないと思い
艦艇の背後からも撮ってみました
自衛隊機がはためいていますが、後ろから見てもシンプルな直線でデザインされているのが分かります
 

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FFMは今後 22 隻までの建造が予定されており、海上自衛隊では最も建造数の多いタイプとなるのだそうです
まさに日本の海の防人となる艦ですね

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このページは、r-ohtaniが2022年11月18日 05:41に書いた記事です。

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