バスの行き先を表示する
バス側面の電光表示
『回送車 NOT IN SERVICE』と言った表示はよく見ることがありますが
旭川で見た旭川電気軌道のそれは一味違いました
『すみません回送車です・・・
「すみません」の文言に、申し訳ございません残念ながらこのバスには乗れませんって言ったバス会社の姿勢が見て取れ、会社のポリシーがひしひしと伝わってきます・・・
そしてさらにその後には
・・・バス乗務員 募集中です』といった表示がなされていました
先日NHKの特番で放送されましたが、バスの乗務員不足は切実のようで
道内の乗務員(運転手)数は1993年の8024人をピークに下がり続け、2022年は5496人と3割以上も減少しているのだとか
乗務員の待遇(収入面)なども問題があり平均年収など番組では述べられていました
この表示はバスの運行に携わる方、もしかして整備員あたりからの提案でしょうか?
人材不足の中、テレビのコマーシャルでさえ求人媒体の宣伝を見ることが多くなる世の中、求人にはとてつもなくコストがかかる現在にあってなかなか面白い発想に思えました
さてそんなバスの表示を見たのは旭川の繁華街
この日はとある会合があり旭川に伺っていました
会合とその後の2次会で飲んだ後(このときはすでに夜の11時くらい)は、やはり〆にはラーメンが食べたい
ところが旭川名物の「旭川ラーメン」の老舗店のほとんどは閉店時間が早く、夜遅くまではやっていませんが
そんな夜遅くに訪れてもやっている、呑兵衛が重宝するお店
それが「一蔵旭川本店」(翌朝4時までやってます)
その暖簾をくぐることにします
入居するビルの壁には煌々とした「酒は男山」の看板が見て取れますが迫力ありますね
カウンター席をあてがわれ、まずはメニューを開きます
通常メニューもありますが、ここはせっかくなのでこだわりのメニューから
その一つが店の名を冠した「一蔵らーめん」
実は同じような会合が7年前にありその時も一蔵旭川本店を訪れその際に頼んだメニューです
ということで今回はもう一つのメニューである「ネギらーめん」をオーダー
メニューにはネギ油で炒め、シャキシャキしたネギの食感、ネギ好きなかたにお勧め。とありますが
カウンター越しに厨房を眺めていると、メニューにある通り小気味良い鍋さばきでネギを炒めています
さほど待つことなく着丼
味はしょう油をチョイス
あっさりめのスープは飲んだ後の〆にぴったり
ほんのり魚介出汁が効いてます
麺は中細ちぢれ麺でスープに良く絡みました
てなわけでスープもすべて飲み干し
ごちそうさまでした
ちなみにこのお店、ミシュランガイド北海道2012特別版にビグルマンとして紹介された店だったりもします
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